JP5398102B2 - 口腔又は咽喉用殺菌組成物 - Google Patents

口腔又は咽喉用殺菌組成物 Download PDF

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本発明は、カチオン性抗菌剤に特有の苦味が低減された、高い抗菌作用を有する口腔又は咽喉用殺菌組成物に関する。
従来から、カチオン性抗菌剤は強い殺菌、抗菌効果を有することが知られている。このため、該抗菌剤を口腔用組成物へ配合することが試みられていた。歯周病やう蝕の歯科疾患の予防を目的とする場合、口腔用組成物中のカチオン性抗菌剤の濃度は低濃度であっても十分な効果を有する。しかし、歯科疾患リスクの高い者や、疾患の罹患者に対する高度予防や治療を目的とする場合、より高いプラークコントロール力が求められ、カチオン性抗菌剤を高濃度に配合することが必要となる。一方、口腔内の細菌、特に咽喉に付着した細菌は、全身に対して悪影響を及ぼすことが知られている。例えば、嚥下機能と抵抗力が低下すると、嚥下にともない口腔内の菌が気管より肺に流れ込み、日和見感染をおこし、肺炎にかかることが報告されている。このような場合、咽喉部の的確な殺菌が効果があり、そのためには、抗菌剤が高濃度で配合された咽喉用の組成物が必要となる。しかしながら、この抗菌剤は独特な苦味を有し、特にこの抗菌剤を高濃度で口腔用組成物に配合すると非常に呈味が悪いものとなる。そこで、カチオン性抗菌剤を配合した口腔用組成物の呈味を改善するため、様々な成分の配合が試みられていた。
例えば、サッカリン、グリチルリチン酸ジカリウム等の甘味剤、グリセリン、ソルビット等の甘味性多価アルコールを多量に配合した口腔用組成物が知られている。また、トラネキサム酸及び/又はε−アミノカプロン酸とステビア系甘味剤とを配合した口腔用組成物が知られている(特許文献1参照)。
特開平5−931号公報
しかしながら、サッカリンはカチオン性抗菌剤の抗菌活性を低下させる傾向がある。また、ステビア系甘味剤はそれ自身が特有の苦味を有するため、その配合量を多くすると呈味が悪化する問題があった。
したがって、本発明は、カチオン性抗菌剤が高濃度に配合された場合であっても、その独特の苦味がマスキングされた呈味の良い、またカチオン性抗菌剤の抗菌活性を損なうことのない、口腔又は咽喉用殺菌組成物を提供することを目的とする。
本発明者は、上記従来技術の問題点に鑑み鋭意検討を重ねた結果、トレハロース、エリスリトール、パラチニットのいずれかを配合した口腔又は咽喉用殺菌組成物が、カチオン性抗菌剤独特の苦味がマスキングされた呈味の良い、またカチオン性抗菌剤の抗菌活性を損なうことのないものであることを見出し本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、下記の口腔又は咽喉用殺菌組成物を提供するものである。
項1.トレハロース、エリスリトール及びパラチニットからなる群から選択される少なくとも1種とカチオン性抗菌剤を含有する口腔又は咽喉用殺菌組成物。
項2.カチオン性抗菌剤が塩化セチルピリジニウムである項1に記載の口腔又は咽喉用殺菌組成物。
項3.組成物全体に対する塩化セチルピリジニウムの配合量が0.2〜0.6重量%である項2に記載の口腔又は咽喉用殺菌組成物。
項4.さらに、ステビア系甘味料を含有する項1〜3のいずれかに記載の口腔又は咽喉用殺菌組成物。
項5.液体又は液状である項1〜4のいずれかに記載の口腔又は咽喉用殺菌組成物。
項6.液体歯磨用、液状歯磨用、洗口剤用、マウススプレー用、のどスプレー用、含嗽剤用のいずれかである項5に記載の口腔又は咽喉用殺菌組成物。
項7.スプレー用である項5に記載の口腔又は咽喉用殺菌組成物。
本発明の口腔又は咽喉用殺菌組成物はカチオン性抗菌剤を含有する。カチオン性抗菌剤としては、例えば、塩化セチルピリジニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化デカリニウムなどの第4級アンモニウム塩型カチオン抗菌剤;塩酸クロルヘキシジン、グルコン酸クロルヘキシジンなどのピグアニド系抗菌剤;ヘキセチジン、メタロニダゾールなどが挙げられ、これらの1種を単独又は2種以上を併用して配合できる。好ましい抗菌剤は第4級アンモニウム塩型カチオン抗菌剤であり、より好ましい抗菌剤は塩化セチルピリジニウムである。抗菌剤の配合量は口腔又は咽喉用殺菌組成物全体に対して通常、0.001〜5重量%、好ましくは0.05〜1重量%、より好ましくは0.2〜0.6重量%である。
本発明の口腔又は咽喉用殺菌組成物は、カチオン性抗菌剤に加え、トレハロース、エリスリトール及びパラチニットからなる群から選択される少なくとも1種を含有する。口腔又は咽喉用殺菌組成物は、この甘味剤を配合することによって、カチオン性抗菌剤由来の苦味がマスキングされた呈味の良いものとなる。好ましい甘味剤はトレハロースである。甘味剤の配合量は口腔用組成物全体に対して通常1〜20重量%、好ましくは5〜15重量%である。
また、本発明の口腔又は咽喉用殺菌組成物に、通常歯磨剤などに用いられるステビア系甘味料を配合することによって、マスキング効果をより増強できる。ステビア系甘味料としては、ステビアエキス(エキス中に含まれる甘味成分のうち、ステビオサイドが最も多量に含まれるエキス、レバウディオサイドを最も多量に含まれるエキスなどを包含する。)、ステビオサイド、レバウディオサイド、ズルコサイド、ステビア末、糖転移ステビア、酵素処理ステビアなどが挙げられ、これらの1種を単独又は2種以上を併用して配合できる。好ましいのはステビアエキスである。ステビア系甘味料の配合量は口腔又は咽喉用殺菌組成物全体に対して通常0〜0.3重量%、好ましくは0.0005〜0.3重量%、さらに好ましくは0.001〜0.1重量%である。ステビア系甘味料の配合量がこれら範囲内であれば、抗菌剤の苦味をマスキングしつつ、ステビア系甘味料特有の苦味が感じられにくくなり、口腔又は咽喉用殺菌組成物の呈味がより良いものとなる。
本発明の口腔又は咽喉用殺菌組成物は、練歯磨、粉歯磨、液状歯磨、液体歯磨、洗口剤、マウススプレー、のどスプレー、プロフィーペースト、パスタ、ドロップ、チューインガム、タブレット、含嗽剤、口腔用軟膏等の形態に調製することができる。これらの形態の中でも、液体の形態が好ましく、特に、液体歯磨、液状歯磨、洗口剤、マウススプレー、のどスプレー、含嗽剤の形態が好ましい。
これらの形態の組成物は、上記した成分に加えて各々の形態に応じた各種の公知成分を配合し、常法に従って調製できる。
なお、本発明の口腔又は咽喉用殺菌組成物には、界面活性剤を配合することも可能であるが、アニオン性界面活性剤はカチオン性抗菌剤の抗菌性を低下させることがあるため、アニオン性界面活性剤は配合しても少量とし、配合しないことが好ましい。界面活性剤の配合量は組成物全体に対して通常0〜2.0重量%、好ましくは0〜0.5重量%である。界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート等のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル等のポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ひまし油、ポリオキシエチレン高級アルコールエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン脂肪酸エステルアルキルグリコシド(例えばアルキル鎖:C8〜C16程度)、ポリグリセリン脂肪酸エステル(例えば脂肪酸部分の炭素数が8〜16程度)、ショ糖脂肪酸エステル(例えば脂肪酸部分の炭素数が8〜16程度)等の非イオン性界面活性剤;N−アルキルジアミノエチルグリシン、アルキルベタイン、アルキルスルホベタイン、アルキルベタイン、イミダゾニウムベタインなどの両性界面活性剤;塩化アルキルトリメチルアンモニウム、臭化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化アルキルジメチルアンモニウムなどのカチオン性界面活性剤などを例示することができ、これらは1種単独でも2種以上併用しても用いることができる。
本発明の口腔又は咽喉用殺菌組成物には本発明の効果を損なわない範囲で任意の成分を配合できる。例えば、塩化カルシウム、乳酸カルシウム、グルコン酸カルシウム、グリセリロン酸カルシウムなどのカルシウム塩、塩化マグネシウム、硫酸マグネシウムなどのマグネシウム塩、メントール、カルボン、アネトール、オイゲノール、サリチル酸メチル、リモネン、オシメン、n−デシルアルコール、シトロネール、α−テルピネオール、メチルアセタート、シトロネニルアセタート、メチルオイゲノール、シネオール、リナロール、エチルリナロール、チモール、スペアミント油、ペパーミント油、レモン油、オレンジ油、セージ油、ローズマリー油、珪皮油、シソ油、冬緑油、丁子油、ユーカリ油、ピメント油などの香料、サッカリン、サッカリンナトリウム、アセスルファームカリウム、ネオヘスペリジルジヒドロカルコン、グリチルリチン、ペリラルチン、タウマチン、アスパラチルフェニルアラニルメチルエステル、ρ−メトキシシンナミックアルデヒド、キシリトール、ラクチトール、マルチトールなどの甘味剤、ソルビット、グリセリン、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3―ブチレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコールなどの湿潤剤、酢酸dl−α−トコフェロール、コハク酸トコフェロール、またはニコチン酸トコフェロールなどのビタミンE類、ドデシルジアミノエチルグリシンなどの両性殺菌剤、トリクロサン、イソプロピルメチルフェノールなどの非イオン性殺菌剤、デキストラナーゼ、アミラーゼ、プロテアーゼ、ムタナーゼ、リゾチーム、溶菌酵素(リテックエンザイム)などの酵素、モノフルオロリン酸ナトリウム、モノフルオロリン酸カリウムなどのアルカリ金属モノフルオロフォスフェート、フッ化ナトリウム、フッ化第一錫などのフッ素化合物、カルボキシメチルセルロースナトリウム、カラギーナン、アルギン酸ナトリウム、ビーガム、ヒドロキシエチルセルロース、キサンタンガム、ポリアクリル酸ナトリウム等の結合剤、第2リン酸カルシウム、第1リン酸カルシウム、第3リン酸カルシウム、シリカ、不溶性メタリン酸ナトリウムなどの研磨剤、アルミニウムクロルヒドロキシルアラントイン、ジヒドロコレステロール、グリチルリチン塩類、グリチルレチン酸、ヒノキチオール、グリセロフォスフェート、クロロフィル、アズレン、ポリリン酸塩、塩化ナトリウム、カロペプタイド、水溶性無機リン酸化合物などが挙げられ、これらを1種単独でまたは2種以上併用して配合することができる。
本発明によれば、カチオン性抗菌剤特有の苦味がマスキングされた呈味の良い、また、カチオン性抗菌剤の効果を損なうことなく、かつ口腔内のプラーク形成抑制、歯周病の予防、全身疾患に繋がる感染症予防に有用な、口腔又は咽喉用殺菌組成物が提供される。
以下、実施例により本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
試験例1:苦味及び刺激抑制効果1
表1に示す実施例1〜3及び比較例1〜5の組成で常法によりスプレー剤を調製した。調製されたスプレー剤をのべ3名のモニターにのど及び口腔内に数回噴霧し、苦味、刺激及び甘味を評価してもらった。なお、甘味剤(表1中のステビアエキス〜エリスリトール)の使用量は、なるべく甘味剤の甘味度が4650程度となる量とした。甘味度=Σ(甘味剤の甘味度×組成物の配合率)
苦味評価 0:苦味なし
1:ほとんど苦味なし
2:やや苦味あり
3:苦味あり
4:非常に苦味あり
刺激評価 0:刺激なし
1:ほとんど刺激なし
2:やや刺激あり
3:刺激あり
4:非常に刺激あり
総合評価 ◎:苦味評価及び刺激評価の合計が2未満
○:苦味評価及び刺激評価の合計が2以上4未満
△:苦味評価及び刺激評価の合計が4以上6未満
×:苦味評価及び刺激評価の合計が6以上
Figure 0005398102
試験の結果、甘味度が同等の場合において、トレハロースが苦味評価、刺激評価及び甘味評価において最も優れていた。また、エリスリトール及びパラチニットも十分な苦味及び刺激抑制効果効果を有していた。
試験例2:苦味及び刺激抑制効果2
表2の実施例4〜6及び比較例6〜8に示すように、塩化セチルピリジニウム濃度を変化させてスプレー剤を調製し、苦味評価、刺激評価を行った。なお、評価の基準は試験例1と同じである。
Figure 0005398102
試験の結果、塩化セチルピリジニウムの量が多くなるとステビアエキスのマスキング効果は低下する。これに対し、トレハロースは塩化セチルピリジニウムの配合量が高い領域でも、その苦味を十分に抑制する効果を有する。
試験例3:苦味及び刺激抑制効果3
表3の実施例7〜16でスプレー剤を調製し、苦味評価、刺激評価、甘味を行った。なお、評価の基準は試験例1と同じである。
Figure 0005398102
試験例4:殺菌効果、苦味及び刺激抑制効果4
表4の試験液1〜6を調製し、下記試験方法により殺菌効果を評価した。
試験方法:ブレイン・ハート・インヒュージョン(BHI)液体培地に37℃嫌気条件下で24時間培養したStreptococcus mutansを約10cfu/mLに調整し、調整した菌液100μLと試験液900μLを加え、30秒間接触させる。この混合試験液をPBSで10倍段階希釈し、各希釈液100μL をトリプティケース・ソイ・アガー(TSA)培地にそれぞれ塗抹し、37℃にて、48〜72時間培養後、コロニーの数を計測し、下記評価基準により殺菌効果を評価した。また、試験例1と同様にして苦味及び刺激を評価した。
評価基準:殺菌効果をネガティブコントロール(PBS水溶液)に比べた生存菌数に応じて下記のように表した。
−:1/10未満
+:1/10以上1/10未満
++:1/10以上
Figure 0005398102
トレハロースを配合しても塩化セチルピリジニウムの殺菌効果は損なわれなかった。また、界面活性剤(ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油)の配合量の少ない方が殺菌効果が高かった。
処方例
下記の成分を用いて常法により口腔又は咽喉用殺菌組成物を製造した。なお、単位は質量%である。
<のどスプレー>
グリセリン 35.0
ソルビット液 10.0
プロピレングリコール 5.0
エタノール 2.0
塩化セチルピリジニウム 0.3
トレハロース 10.0
ステビアエキス 0.1
クエン酸 適量
クエン酸ナトリウム 適量
l−メントール 0.2
香料 0.1
水 残部
合計 100

<練歯磨>
リン酸水素カルシウム 30.0
無水ケイ酸 5.0
ソルビット液 10.0
プロピレングリコール 5.0
ヒドロキシエチルセルロース 2.0
塩化セチルピリジニウム 0.3
酢酸トコフェロール 0.05
トレハロース 15.0
ステビアエキス 0.1
アルキルグルコシド 0.5
香料 1.0
水 残部
合計 100

<液状歯磨>
無水ケイ酸 5.0
グリセリン 25.0
プロピレングリコール 5.0
ヒドロキシエチルセルロース 0.5
グルコン酸クロルヘキシジン 0.2
トレハロース 10.0
ステビアエキス 0.1
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.5
香料 1.0
水 残部
合計 100

<液体歯磨>
グリセリン 20.0
塩化ベンゼトニウム 0.3
トリクロサン 0.05
トレハロース 15.0
クエン酸 適量
クエン酸ナトリウム 適量
ステビアエキス 0.02
香料 1.0
ポリオオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.1
水 残部
合計 100

<液体歯磨>
グリセリン 15.0
エタノール 5.0
塩化セチルピリジニウム 0.3
トラネキサム酸 0.05
トレハロース 10.0
クエン酸 適量
クエン酸ナトリウム 適量
ステビアエキス 0.02
香料 1.0
水 残部
合計 100

<洗口剤>
グリセリン 20.0
プロピレングリコール 5.0
塩化セチルピリジニウム 0.2
トレハロース 5.0
ステビアエキス 0.05
クエン酸 適量
クエン酸ナトリウム 適量
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.2
香料 1.0
水 残部
合計 100

<洗口剤>
グリセリン 15.0
エタノール 5.0
プロピレングリコール 5.0
塩化セチルピリジニウム 0.2
トレハロース 10.0
ステビアエキス 0.05
クエン酸 適量
クエン酸ナトリウム 適量
香料 1.0
水 残部
合計 100

<マウススプレー>
グリセリン 15.0
エタノール 10.0
塩化セチルピリジニウム 0.3
トレハロース 5.0
ステビアエキス 0.10
クエン酸 適量
クエン酸ナトリウム 適量
l−メントール 2.0
香料 0.1
水 残部
合計 100

<チューインガム>
ガムベース 25.0
炭酸カルシウム 2.5
水飴 10.0
粉糖 50.0
塩化セチルピリジニウム 0.3
トレハロース 10.0
ステビアエキス 0.1
アネトール 0.1
l−メントール 2.0
合計 100

<ドロップ>
水アメ 65.0
トレハロース 30.0
銅クロロフィリンナトリウム 0.01
塩化セチルピリジニウム 0.3
レバウディオサイド 0.1
l−メントール 0.1
クエン酸ナトリウム 0.1
水 残部
合計 100

<含嗽剤(希釈タイプ)>
エタノール 50.0
トレハロース 5.0
塩化セチルピリジニウム 0.3
l−メントール 2.0
ステビオサイド 0.05
チョウジ油 0.05
水 残部
合計 100

<口腔用パスタ>
グリセリン 10.0
トレハロース 5.0
ヒドロキシエチルセルロース 5.0
塩化セチルピリジニウム 0.3
酢酸トコフェロール 0.05
セタノール 5.0
白色ワセリン 0.5
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.5
グリセリンモノステアレート 10.0
ステビアエキス 0.1
香料 0.5
水 残部
合計 100
本発明の口腔又は咽喉用殺菌液体組成物はカチオン性抗菌剤特有の苦味がマスキングされ呈味の良いものであるため、練歯磨、粉歯磨、液状歯磨、液体歯磨、洗口剤、マウスウオッシュ、マウススプレー、のどスプレー、プロフィーペースト、パスタ、ドロップ、チューインガム、タブレット、含嗽剤、口腔用軟膏等として有用である。

Claims (5)

  1. トレハロース、塩化セチルピリジニウム、及びステビア系甘味料を含有する口腔又は咽喉用殺菌組成物。
  2. 組成物全体に対する塩化セチルピリジニウムの配合量が0.2〜0.6重量%である請求項1に記載の口腔又は咽喉用殺菌組成物。
  3. 液体又は液状である請求項1又は2に記載の口腔又は咽喉用殺菌組成物。
  4. 液体歯磨用、液状歯磨用、洗口剤用、マウススプレー用、のどスプレー用、含嗽剤用のいずれかである請求項3に記載の口腔又は咽喉用殺菌組成物。
  5. マウススプレー用又はのどスプレー用である請求項3に記載の口腔又は咽喉用殺菌組成物。
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