JP4930661B1 - タイヤ用ゴム組成物および空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

本発明の目的は、シリカの凝集や粘度上昇を抑制し、ウェット性能および転がり抵抗に優れたタイヤを作製することができるタイヤ用ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤを提供することである。本発明のゴム組成物は、ジエン系ゴム、シリカ、硫黄含有シランカップリング剤および所定炭素数のアルキル基を有するトリエトキシシランを含有し、前記ジエン系ゴムの50質量%以上がスチレン−ブタジエン共重合体ゴムであり、前記硫黄含有シランカップリング剤がメルカプト基を有し、前記シリカの含有量が前記ジエン系ゴム100質量部に対して5〜150質量部であり、前記硫黄含有シランカップリング剤の含有量が前記シリカの含有量に対して3〜15質量%であり、前記アルキルトリエトキシシランの含有量が前記シリカの含有量に対して0.1〜20質量%であるタイヤ用のゴム組成物である。
【選択図】図1

Description

本発明は、タイヤ用ゴム組成物および空気入りタイヤに関する。
タイヤのウェット性能を向上させ、転がり抵抗を低減させる手法としてシリカを配合したゴム組成物を用いることが知られており、更なる性能向上の観点から、シリカとともにシランカップリング剤を併用したゴム組成物も知られている。
例えば、特許文献1には、本出願人により、「シリカを配合したゴム組成物において、式(I):で表わされるアルコキシシラン(I)および硫黄含有シランカップリング剤を含んでなるシリカ含有ゴム組成物。

(式中、R1はメチル、ビニル又はフェニル基を示し、R2は炭素数1〜6の炭化水素基又はエーテル結合含有炭化水素基を示し、nは1〜6である。)」が提案されている([請求項1])。
特開平10−182885号公報
しかしながら、本発明者が特許文献1に記載のゴム組成物について更に検討を重ねたところ、配合するジエン系ゴム、シリカおよびシランカップリング剤の種類や組み合わせによっては、シリカが凝集したり、未加硫時のゴム組成物の粘度が上昇したりすることにより、タイヤのウェット性能や転がり抵抗の改善効果が十分に図れない場合があることが明らかとなった。
そこで、本発明は、シリカの凝集や粘度上昇を抑制し、ウェット性能および転がり抵抗に優れたタイヤを作製することができるタイヤ用ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤを提供することを目的とする。
本発明者は、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、所定のジエン系ゴムおよびシリカに対して、メルカプト基を有するシランカップリング剤と特定のアルキルトリエトキシシランとを配合することにより、シリカの凝集や粘度上昇を抑制し、ウェット性能および転がり抵抗に優れたタイヤを作製できることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、以下の(1)〜(4)を提供する。
(1)ジエン系ゴム、シリカ、硫黄含有シランカップリング剤および下記式(I)で表されるアルキルトリエトキシシランを含有し、
上記ジエン系ゴムの50質量%以上が、スチレン−ブタジエン共重合体ゴムであり、
上記硫黄含有シランカップリング剤が、メルカプト基を有し、
上記シリカの含有量が、上記ジエン系ゴム100質量部に対して5〜150質量部であり、
上記硫黄含有シランカップリング剤の含有量が、上記シリカの含有量に対して3〜15質量%であり、
上記アルキルトリエトキシシランの含有量が、上記シリカの含有量に対して0.1〜20質量%であるタイヤ用ゴム組成物。

(式中、R1は、炭素数7〜20のアルキル基を表す。)
(2)上記シリカのCTAB吸着比表面積が、160m2/gより大きい上記(1)に記載のタイヤ用ゴム組成物。
(3)上記スチレン−ブタジエンゴムの重量平均分子量が、90万〜200万である上記(1)または(2)に記載のタイヤ用ゴム組成物。
(4)上記(1)〜(3)のいずれかに記載のゴム組成物を用いた空気入りタイヤ。
以下に示すように、本発明によれば、シリカの凝集や粘度上昇を抑制し、ウェット性能および転がり抵抗に優れたタイヤを作製することができるタイヤ用ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤを提供することができる。
本発明の空気入りタイヤの実施態様の一例を表すタイヤの部分断面概略図である。
〔タイヤ用ゴム組成物〕
本発明のタイヤ用ゴム組成物(以下、単に「本発明のゴム組成物」ともいう。)は、ジエン系ゴム、シリカ、硫黄含有シランカップリング剤および上記式(I)で表されるアルキルトリエトキシシランを含有し、上記ジエン系ゴムの50質量%以上がスチレン−ブタジエン共重合体ゴムであり、上記硫黄含有シランカップリング剤がメルカプト基を有し、上記シリカの含有量が上記ジエン系ゴム100質量部に対して5〜150質量部であり、上記硫黄含有シランカップリング剤の含有量が上記シリカの含有量に対して3〜15質量%であり、上記アルキルトリエトキシシランの含有量が上記シリカの含有量に対して0.1〜20質量%であるタイヤ用ゴム組成物タイヤ用のゴム組成物である。
以下に、本発明のゴム組成物が含有する各成分について詳細に説明する。
<ジエン系ゴム>
本発明のゴム組成物に含有するジエン系ゴムは、その50質量%以上がスチレン−ブタジエン共重合体ゴム(SBR)である。
ここで、上記SBRは、末端がヒドロキシ基、ポリオルガノシロキサン基、カルボニル基、アミノ基等で変性されていてもよい。
また、上記SBRの重量平均分子量は特に限定されないが、粘度上昇を抑制する効果が高くなる理由から、90万〜200万であるのが好ましく、100万〜180万であるのがより好ましい。
更に、上記SBRの含有量(割合)は、ウェット性能および転がり抵抗により優れたタイヤを作製することができる理由から、上記ジエン系ゴムの50〜90質量%であるのが好ましく、60〜80質量%であるのがより好ましい。
本発明においては、上記SBRは、ウェット性能および転がり抵抗に更に優れたタイヤを作製することができる理由から、芳香族ビニル(以下、「スチレン量」という。)を30〜50質量%含み、共役ジエン中のビニル結合量(以下、「ブタジエン量」という。)を30〜65質量%含むことが好ましい。
本発明においては、上記SBR以外のジエン系ゴムを含有する場合、そのジエン系ゴムは、主鎖に二重結合を有するものであれば特に限定されず、その具体例としては、天然ゴム(NR)、イソプレンゴム(IR)、ブタジエンゴム(BR)、クロロプレンゴム(CR)、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体ゴム(EPDM)、スチレン−イソプレンゴム、イソプレン−ブタジエンゴム、ニトリルゴム、水添ニトリルゴム等が挙げられ、これらを1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
これらのうち、耐摩耗性が良好となり、転がり抵抗により優れたタイヤを作製することができる理由から、BRを用いるのが好ましい。
<シリカ>
本発明のゴム組成物に含有するシリカは特に限定されず、タイヤ等の用途でゴム組成物に配合されている従来公知の任意のシリカを用いることができる。
上記シリカとしては、具体的には、例えば、ヒュームドシリカ、焼成シリカ、沈降シリカ、粉砕シリカ、溶融シリカ、コロイダルシリカ等が挙げられ、これらを1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
本発明においては、上記シリカのCTAB吸着比表面積は、シリカの凝集を抑制する効果が高くなる理由から、160m2/gより大きいのが好ましく、170〜230m2/gであるのがより好ましい、
ここで、CTAB吸着比表面積は、JIS K6217−3:2001に記載されたCTAB吸着法に従って測定したものである。
本発明においては、上記シリカの含有量は、上記ジエン系ゴム100質量部に対してシリカを5〜150質量部であり、得られるタイヤのウェット性能および転がり抵抗がより良好となり、耐摩耗性および強度も向上する理由から、40〜100質量部であるのがより好ましい。
<硫黄含有シランカップリング剤>
本発明のゴム組成物に含有する硫黄含有シランカップリング剤は、メルカプト基を有するものであれば特に限定されず、タイヤ等の用途でゴム組成物に配合されている従来公知の任意のシランカップリング剤を用いることができる。
上記硫黄含有シランカップリング剤としては、具体的には、例えば、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、3−メルカプトプロピルトリエトキシシラン、トリメトキシシリルプロピル−メルカプトベンゾチアゾールテトラスルフィド等が挙げられ、これらを1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
本発明においては、上記硫黄含有シランカップリング剤の含有量は、上記シリカの含有量に対して3〜15質量%であり、本発明のゴム組成物の加硫後の引張強さ、切断時伸び等の物性が向上する理由から、5〜10質量%であるのがより好ましい。
<アルキルトリエトキシシラン>
本発明のゴム組成物に含有するアルキルトリエトキシシランは、下記式(I)で表されるシラン化合物である。

(式中、R1は、炭素数7〜20のアルキル基を表す。)
ここで、R1の炭素数7〜20のアルキル基としては、具体的には、例えば、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基等が挙げられる。
これらのうち、ジエン系ゴムとの相溶性の観点から、炭素数8〜10のアルキル基が好ましく、オクチル基、ノニル基であるのがより好ましい。
本発明においては、上記アルキルトリエトキシシランを配合したゴム組成物を用いることにより、シリカの凝集や粘度上昇を抑制し、ウェット性能および転がり抵抗に優れたタイヤを作製することができる。
これは、詳細には明らかでないが、上記アルキルトリエトキシシランが、上記シリカと上記シランカップリング剤との反応(シラニゼーション)を促進して上記シリカの分散性を向上させるとともに、上記ジエン系ゴム(特に、SBR)と上記シランカップリング剤との反応を緩和させることができるためと考えられる。
また、本発明においては、上記アルキルトリエトキシシランの含有量は、上記シリカの含有量に対して0.1〜20質量%であり、本発明のゴム組成物の加硫速度と硬度および加工性とのバランスの観点から、0.5〜10質量%であるのがより好ましく、1〜6質量%であるのがさらに好ましい。
本発明のゴム組成物には、上述した成分の他に、シリカ以外のフィラー(例えば、カーボンブラック等)、加硫または架橋剤、加硫または架橋促進剤、酸化亜鉛、オイル、老化防止剤、可塑剤等のタイヤ用ゴム組成物に一般的に用いられている各種の添加剤を配合することができる。これらの添加剤の配合量は本発明の目的に反しない限り、従来の一般的な配合量とすることができる。
本発明のゴム組成物の製造方法は、特に限定されず、例えば、上述した各成分を、公知の方法、装置(例えば、バンバリーミキサー、ニーダー、ロール等)を用いて、混練する方法等が挙げられる。
また、本発明のゴム組成物は、従来公知の加硫または架橋条件で加硫または架橋することができる。
〔タイヤ〕
本発明の空気入りタイヤ(以下、単に「本発明タイヤ」ともいう。)は、上述した本発明のゴム組成物を用いた空気入りタイヤである。
図1に、本発明のタイヤの実施態様の一例を表すタイヤの部分断面概略図を示すが、本発明のタイヤは図1に示す態様に限定されるものではない。
図1において、符号1はビード部を表し、符号2はサイドウォール部を表し、符号3はタイヤトレッド部を表す。
また、左右一対のビード部1間においては、繊維コードが埋設されたカーカス層4が装架されており、このカーカス層4の端部はビードコア5およびビードフィラー6の廻りにタイヤ内側から外側に折り返されて巻き上げられている。
また、タイヤトレッド3においては、カーカス層4の外側に、ベルト層7がタイヤ1周に亘って配置されている。
また、ビード部1においては、リムに接する部分にリムクッション8が配置されている。
本発明のタイヤは、例えば、本発明のゴム組成物が含有するジエン系ゴム、加硫剤または架橋剤、加硫促進剤または架橋促進剤の種類およびその配合割合に応じた温度で加硫または架橋し、トレッド部やサイドウォール部等を形成することにより製造することができる。
本発明においては、シリカの凝集や粘度上昇を抑制し、ウェット性能および転がり抵抗に優れるという本発明の効果を活かす観点から、他の部材よりもシリカの配合量が多いタイヤトレッド部を本発明のゴム組成物で形成することが好ましい。
以下に、実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。本発明はこれらに限定されるものではない。
(実施例1〜6および比較例1〜9)
下記第1表に示す成分を、下記第1表に示す割合(質量部)で配合した。
具体的には、まず、下記第1表に示す成分のうち硫黄および加硫促進剤を除く成分を、1.5リットルの密閉型ミキサーで3〜5分間混練し、150±5℃に達したときに放出してマスターバッチを得た。
次に、得られたマスターバッチに硫黄および加硫促進剤をオープンロールで混練し、ゴム組成物を得た。
<ムーニー粘度>
調製したゴム組成物(未加硫)について、JIS K6300−1:2001に準じて、L形ロータを使用し、予熱時間1分、ロータの回転時間4分、試験温度100℃の条件で、ムーニー粘度を測定した。
測定した値は、比較例1の値を100とする指数で表し、下記第1表に示した。この指数が小さいほど粘度が低く、加工性が良好であることを意味する。
<ペイン効果(シリカの分散性の指標)>
調製したゴム組成物(未加硫)について、歪せん断応力測定機(RPA2000、α−テクノロジー社製)を用い、160℃で20分間加硫した後、歪0.28%の歪せん断応力G′と歪30.0%の歪せん断応力G′とを測定し、その差G′0.28(MPa)−G′30.0(MPa)をペイン効果として算出した。
算出した結果は、比較例1を100とする指数として表し、下記第1表に示した。この指数が小さいほどペイン効果が小さくシリカの分散性が優れることを意味する。
<硬度>
調製したゴム組成物(未加硫)を金型(15cm×15cm×0.2cm)中で、160℃で30分間加硫して加硫ゴムシートを作製した。
作製した加硫ゴムシートについて、JIS K−6253:2006に準じて硬度(Hs,20℃)を測定して評価した。
測定した値は、比較例1の値を100とする指数で表し、下記第1表に示した。この指数が高いほど硬度が高く良好であることを意味する。
<tanδ(0℃)(ウェット性能の指標)>
硬度の測定で作製した加硫ゴムシートについて、JIS K6394:2007に準拠し、粘弾性スペクトロメーター(東洋精機製作所社製)を用いて、初期歪み10%、振幅±2%、周波数20Hz、温度0℃の条件におけるtanδを測定した。
得られた結果は、比較例1の値を100とする指数で表し、下記第1表に示した。この指数が大きいほどtanδが大きく、ウェットグリップ性能が優れることを意味する。
<tanδ(60℃)(転がり抵抗の指標)>
硬度の測定で作製した加硫ゴムシートについて、JIS K6394:2007に準拠し、粘弾性スペクトロメーター(東洋精機製作所社製)を用いて、初期歪み10%、振幅±2%、周波数20Hz、温度60℃の条件におけるtanδを測定した。
得られた結果は、比較例1の値を100とする指数で表し、下記第1表に示した。この指数が小さいほどtanδが小さく、転がり抵抗が優れる(小さい)ことを意味する。
上記第1表中の各成分は、以下のものを使用した。
・スチレン−ブタジエンゴム1:Nippol NS460〔ゴム分100質量部に対する油展量:37.5質量部(96.3質量部中のゴム分は70質量部)、重量平均分子量:780,000、スチレン量:25質量%、ブタジエン量:63質量%、日本ゼオン社製〕
・スチレン−ブタジエンゴム2:E581〔ゴム分100質量部に対する油展量:37.5質量部(96.3質量部中のゴム分は70質量部,110質量部中のゴム分は80質量部)、重量平均分子量:1,260,000、スチレン量:40質量%、ブタジエン量:44質量%、旭化成社製〕
・ブタジエンゴム:Nippol BR 1220(日本ゼオン社製)
・シリカ1:Zeosil 115GR(CTAB吸着比表面積:125m2/g、ローディア社製)
・シリカ2:Zeosil Premium 200MP(CTAB吸着比表面積:200m2/g、ローディア社製)
・シランカップリング剤1:Si69(エボニックデグッサ社製)
・シランカップリング剤2:3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン(KBM−803、信越化学工業社製)
・アルキルシラン1:ジメチルジエトキシシラン(KBE−22、信越化学工業社製)
・アルキルシラン2:オクチルトリエトキシシラン(KBE−3083、信越化学工業社製)
・カーボンブラック:シースト6(N2SA:119m2/g、東海カーボン社製)
・酸化亜鉛:亜鉛華3種(正同化学工業社製)
・ステアリン酸:ビーズステアリン酸(日本油脂社製)
・老化防止剤:N−フェニル−N′−(1,3−ジメチルブチル)−p−フェニレンジアミン(サントフレックス6PPD、フレキシス社製)
・アロマオイル:エキストラクト4号S(昭和シェル石油社製)
・硫黄:金華印油入微粉硫黄(鶴見化学工業社製)
・加硫促進剤1:N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド(ノクセラーCZ−G、大内新興化学工業社製)
・加硫促進剤2:1,3−ジフェニルグアニジン(ソクシノールD−G、住友化学工業社製)
上記第1表に示す結果から、メルカプト基を有しない硫黄含有シランカップリング剤を配合した系(比較例1〜7)においては、所定のアルキルトリエトキシシランを配合しなかった場合やジメチルジエトキシシランを配合した場合は粘度が高くなることが分かり(比較例1、4、5および7)、また、所定のアルキルトリエトキシシランを配合した場合であってもシリカの凝集と粘度上昇の両方を抑制できるものではないことが分かった(比較例2、3および6)。
また、メルカプト基を有する硫黄含有シランカップリング剤を配合した系(比較例8および9)においても、所定のアルキルトリエトキシシランを配合しなかった場合(比較例8)や、ジメチルジエトキシシランを配合した場合(比較例9)は、粘度上昇を十分に抑制できるものではないことが分かった。
これに対し、メルカプト基を有する硫黄含有シランカップリング剤と所定のアルキルトリエトキシシランを配合した実施例1〜6のゴム組成物は、シリカの凝集と粘度上昇を抑制できることが分かり、ウェット性能および転がり抵抗に優れたタイヤを作製することができることが分かった。
特に、重量平均分子量が大きく、スチレン量が30〜50質量%の範囲にあり、ブタジエン量が30〜65質量%の範囲にあるスチレン−ブタジエンゴム2を用い、CTAB吸着比表面積が160m2/gより大きいシリカ2を用いて調製した実施例1および2ならびに実施例5および6のゴム組成物は、シリカの凝集と粘度上昇がより抑制できることが分かり、ウェット性能および転がり抵抗もより良好となることが分かった。
1 ビード部
2 サイドウォール部
3 タイヤトレッド部
4 カーカス層
5 ビードコア
6 ビードフィラー
7 ベルト層
8 リムクッション

Claims (4)

  1. ジエン系ゴム、シリカ、硫黄含有シランカップリング剤および下記式(I)で表されるアルキルトリエトキシシランを含有し、
    前記ジエン系ゴムの50質量%以上が、スチレン−ブタジエン共重合体ゴムであり、
    前記硫黄含有シランカップリング剤が、メルカプト基を有し、
    前記シリカの含有量が、前記ジエン系ゴム100質量部に対して5〜150質量部であり、
    前記硫黄含有シランカップリング剤の含有量が、前記シリカの含有量に対して3〜15質量%であり、
    前記アルキルトリエトキシシランの含有量が、前記シリカの含有量に対して0.1〜20質量%であるタイヤ用ゴム組成物。
    (式中、R1は、炭素数7〜20のアルキル基を表す。)
  2. 前記シリカのCTAB吸着比表面積が、160m2/gより大きい請求項1に記載のタイヤ用ゴム組成物。
  3. 前記スチレン−ブタジエンゴムの重量平均分子量が、90万〜200万である請求項1または2に記載のタイヤ用ゴム組成物。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のゴム組成物を用いた空気入りタイヤ。
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