JP5862714B2 - ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ - Google Patents

ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ Download PDF

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本発明は、ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤに関する。
近年、地球環境を保護する観点から、空気入りタイヤにも環境への配慮が求められ、具体的には高い強度を維持しながら燃費を向上させる性能が望まれている。
燃費を改善するためには、走行時の発熱を抑制可能なゴム組成物を用いて空気入りタイヤを製作すればよく、特に、走行時に路面に接するキャップトレッドや走行時の繰り返し変形が大きいサイドウォールの発熱を低減することにより、燃費を改善することができると考えられる。
そして、特許文献1において、本出願人は、硬度およびモジュラスを維持しながら低発熱性を達成し、高い破断伸びを付与すること等を目的として、「天然ゴム、ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエン共重合体ゴム、イソプレンゴムおよびエチレン−プロピレン−ジエンターポリマーからなる群から選択された少なくとも1種のジエン系ゴム100質量部に対し、再生ポリエチレンテレフタレート粉末を1〜80質量部配合してなることを特徴とするタイヤ用ゴム組成物。」を提供しており([請求項1][0005])、また、上記目的(効果)を更に高める観点から、「ジエン系ゴム100質量部に対してカルボキシル基または無水カルボキシル基含有ポリエチレンを1〜30質量部配合すること」を提案している([請求項2][0007])。
特開2011−153168号公報
本発明者らは、特許文献1に記載されたタイヤ用ゴム組成物について検討したところ、再生ポリエチレンテレフタレート粉末を配合しない系においては、硬度、モジュラスおよび破断伸びなどの加硫物性と、低発熱化との両立が図れない場合があることを明らかとした。
そこで、本発明は、優れた加硫物性と低発熱化の両立を図ることができるゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤを提供することを課題とする。
本発明者は、上記課題を解決するため鋭意検討した結果、ジエン系ゴムに対して酸変性ポリオレフィンおよびシリカを特定の質量比で予め混合した混合物を所定量配合したゴム組成物が、優れた加硫物性と低発熱化の両立を図ることができることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明者は、以下の構成により上記課題が解決できることを見出した。
[1] ジエン系ゴム(A)と、酸変性ポリオレフィン(b1)およびシリカ(b2)を予め混合した混合物(B)と、を含有し、
上記混合物(B)における上記酸変性ポリオレフィン(b1)と上記シリカ(b2)との質量比が、100:5〜100:60であり、
上記混合物(B)の含有量が、上記ジエン系ゴム(A)100質量部に対して3〜30質量部である、ゴム組成物。
[2] 上記混合物(B)における上記シリカ(b2)の少なくとも一部が、上記酸変性ポリオレフィン(b1)の酸変性部位に結合している、[1]に記載のゴム組成物。
[3] 上記酸変性ポリオレフィン(b1)が、エチレン、プロピレン、1−ブテン、および、1−オクテンからなる群から選択される少なくとも1種の繰り返し単位を有するポリオレフィンである、[1]または[2]に記載のゴム組成物。
[4] 上記酸変性ポリオレフィン(b1)が、無水マレイン酸で変性されたポリオレフィンである、[1]〜[3]のいずれかに記載のゴム組成物。
[5] [1]〜[4]のいずれかに記載のゴム組成物を構成部材に用いた空気入りタイヤ。
本発明によれば、優れた加硫物性と低発熱化の両立を図ることができるゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤを提供することができる。
本発明の空気入りタイヤの実施態様の一例を表すタイヤの模式的な部分断面図である。
[ゴム組成物]
本発明のゴム組成物は、ジエン系ゴム(A)と、酸変性ポリオレフィン(b1)およびシリカ(b2)を予め混合した混合物(B)と、を含有するゴム組成物である。
また、上記混合物(B)における上記酸変性ポリオレフィン(b1)と上記シリカ(b2)との質量比(b1:b2)が、100:5〜100:60である。
更に、上記混合物(B)の含有量が、上記ジエン系ゴム(A)100質量部に対して3〜30質量部である。
本発明においては、ジエン系ゴムに対して、酸変性ポリオレフィンおよびシリカを特定の質量比で予め混合した混合物(B)を所定量配合することにより、優れた加硫物性と低発熱化の両立を図ることができる。
これは、詳細には明らかではないが、およそ以下のとおりと推測される。
すなわち、酸変性ポリオレフィンは、酸変性基(例えば、無水マレイン酸基)の存在によりシリカとの親和性が高くなると考えられるが、これらを予め混合することにより、全部または大部分の酸変性基がシリカ表面と結合できると考えられる。
以下に、本発明のゴム組成物が含有する各成分について詳細に説明する。
〔ジエン系ゴム(A)〕
本発明のゴム組成物が含有するジエン系ゴム(A)は、主鎖に二重結合を有するものであれば特に限定されず、その具体例としては、天然ゴム(NR)、イソプレンゴム(IR)、ブタジエンゴム(BR)、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)、芳香族ビニル−共役ジエン共重合ゴム〔例えば、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、スチレン−イソプレンゴム、スチレン−ブタジエン−イソプレンゴム(SBIR)〕、スチレン−イソプレンゴム(SIR)、スチレン−イソプレン−ブタジエンゴム(SIBR)等が挙げられる。これらは、1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
また、上記ジエン系ゴム(A)は、上述した各ゴムの末端や側鎖がアミノ基、アミド基、シリル基、アルコキシ基、カルボキシ基、ヒドロキシ基、エポキシ基等で変成(変性)された誘導体であってもよい。
本発明においては、低発熱性とウェットグリップ性能のバランスの観点から、ジエン系ゴム(A)として芳香族ビニル−共役ジエン共重合ゴム(特に、SBR)を10質量%以上含むのが好ましい。
ここで、上記芳香族ビニル−共役ジエン共重合ゴムの重量平均分子量は特に限定されないが、上述した観点に加えて、耐摩耗性の観点から、90万〜200万であるのが好ましく、100万〜180万であるのがより好ましい。なお、重量平均分子量(Mw)は、テトラヒドロフランを溶媒とするゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)により標準ポリスチレン換算により測定するものとする。
また、本発明においては、上記芳香族ビニル−共役ジエン共重合ゴムは、低発熱化を更に図ることができ、また、低発熱性とウェットグリップ性能のバランスの観点から、ジエン系ゴムに10〜100質量%含まれていることが好ましく、20〜90質量%含まれていることがより好ましい。
また、本発明においては、上記芳香族ビニル−共役ジエン共重合ゴムは、低発熱性とウェットグリップ性能のバランスの観点から、芳香族ビニルを20〜50質量%含み、共役ジエン中のビニル結合量を10〜65質量%含むことが好ましい。
〔混合物(B)〕
本発明のゴム組成物が含有する混合物(B)は、酸変性ポリオレフィン(b1)とシリカ(b2)とを、質量比(b1:b2)100:5〜100:60で混合した混合物である。
以下に、混合物(B)を構成する酸変性ポリオレフィン(b1)とシリカ(b2)について詳述する。
<酸変性ポリオレフィン(b1)>
上記酸変性ポリオレフィン(b1)は、ポリオレフィン系樹脂を不飽和カルボン酸で変性した変性重合体である。
本発明においては、低発熱化を更に図ることができ、加工性も優れる理由から、エチレン、プロピレン、1−ブテン、および、1−オクテンからなる群から選択される少なくとも1種の繰り返し単位を有するポリオレフィンであるのが好ましく、プロピレン、1−ブテン、および、1−オクテンからなる群から選択される少なくとも1種の繰り返し単位を有するポリオレフィンであるのがより好ましい。なお、ポリオレフィンは、これらの繰り返し単位を有する単独重合体(ホモポリマー)であっても共重合体であってもよい。
(ポリオレフィン)
上記酸変性ポリオレフィン(b1)の骨格を構成するポリオレフィンとしては、例えば、
ポリプロピレン、ポリブテン、ポリオクテンなどの単独重合体(ホモポリマー);
プロピレン・エチレン共重合体、プロピレン・1−ブテン共重合体、プロピレン・1−ヘキセン共重合体、プロピレン・4−メチル−1−ペンテン共重合体、プロピレン・1−オクテン共重合体、プロピレン・1−デセン共重合体、プロピレン・1,4−ヘキサジエン共重合体、プロピレン・ジシクロペンタジエン共重合体、プロピレン・5−エチリデン−2−ノルボルネン共重合体、プロピレン・2、5−ノルボルナジエン共重合体、プロピレン・5−エチリデン−2−ノルボルネン共重合体、1−オクテン・エチレン共重合体、1−ブテン・エチレン共重合体、1−ブテン・プロピレン共重合体、1−ブテン・1−ヘキセン共重合体、1−ブテン・4−メチル−1−ペンテン共重合体、1−ブテン・1−オクテン共重合体、1−ブテン・1−デセン共重合体、1−ブテン・1,4−ヘキサジエン共重合体、1−ブテン・ジシクロペンタジエン共重合体、1−ブテン・5−エチリデン−2−ノルボルネン共重合体、1−ブテン・2、5−ノルボルナジエン共重合体、1−ブテン・5−エチリデン−2−ノルボルネン共重合体などの2成分系の共重合体;
エチレン・プロピレン・1−ブテン共重合体、エチレン・プロピレン・1−ヘキセン共重合体、エチレン・プロピレン・1−オクテン共重合体、エチレン・プロピレン・1−オクテン共重合体、エチレン・プロピレン・1,4−ヘキサジエン共重合体、エチレン・プロピレン・1,4−ヘキサジエン共重合体、エチレン・プロピレン・ジシクロペンタジエン共重合体、エチレン・プロピレン・ジシクロペンタジエン共重合体、エチレン・プロピレン・5−エチリデン−2−ノルボルネン共重合体、エチレン・プロピレン・5−エチリデン−2−ノルボルネン共重合体、エチレン・プロピレン・2、5−ノルボルナジエン共重合体、エチレン・プロピレン・2、5−ノルボルナジエン共重合体、エチレン・プロピレン・5−エチリデン−2−ノルボルネン共重合体、エチレン・プロピレン・5−エチリデン−2−ノルボルネン共重合体、1−ブテン・エチレン・プロピレン共重合体、1−ブテン・エチレン・1−ヘキセン共重合体、1−ブテン・エチレン・1−オクテン共重合体、1−ブテン・プロピレン・1−オクテン共重合体、1−ブテン・エチレン・1,4−ヘキサジエン共重合体、1−ブテン・プロピレン・1,4−ヘキサジエン共重合体、1−ブテン・エチレン・ジシクロペンタジエン共重合体、1−ブテン・プロピレン・ジシクロペンタジエン共重合体、1−ブテン・エチレン・5−エチリデン−2−ノルボルネン共重合体、1−ブテン・プロピレン・5−エチリデン−2−ノルボルネン共重合体、1−ブテン・エチレン・2、5−ノルボルナジエン共重合体、1−ブテン・プロピレン・2、5−ノルボルナジエン共重合体、1−ブテン・エチレン・5−エチリデン−2−ノルボルネン共重合体、1−ブテン・プロピレン・5−エチリデン−2−ノルボルネン共重合体のような多成分系の共重合体;などが挙げられる。
これらのうち、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリオクテン、プロピレン・エチレン共重合体、1−ブテン・エチレン共重合体、1−ブテン・プロピレン共重合体、エチレン・プロピレン・1−ブテン共重合体、1−オクテン・エチレン共重合体を用いるのが好ましい。
(不飽和カルボン酸)
一方、上述したポリオレフィンを変性する不飽和カルボン酸としては、例えば、マレイン酸、フマル酸、アクリル酸、クロトン酸、メタアクリル酸、イタコン酸、または、これらの各酸の酸無水物などが挙げられる。
これらのうち、無水マレイン酸、マレイン酸、アクリル酸を用いるのが好ましい。
上記酸変性ポリオレフィン(b1)は、通常行われる方法、例えば、上記ポリオレフィンに、通常行われる条件、例えば、加熱下での撹拌等により不飽和カルボン酸をグラフト重合させる方法で製造してもよく、また市販品を用いてもよい。
市販品としては、例えば、タフマーMA8510(三井化学社製)、MP0620(三井化学社製)などの無水マレイン酸変性プロピレン・エチレン共重合体;タフマーMH7020(三井化学社製)などの無水マレイン酸変性エチレン・1−ブテン共重合体;アドマーQE060(三井化学社製)などの無水マレイン酸変性ポリプロピレン;等が挙げられる。
<シリカ(b2)>
上記シリカ(b2)は特に限定されず、タイヤ等の用途でゴム組成物に配合されている従来公知の任意のシリカを用いることができる。
上記シリカ(b2)としては、具体的には、例えば、ヒュームドシリカ、焼成シリカ、沈降シリカ、粉砕シリカ、溶融シリカ、コロイダルシリカ等が挙げられ、これらを1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
また、上記シリカ(b2)は、シリカの凝集を抑制する観点から、CTAB吸着比表面積が50〜300m2/gであるのが好ましく、80〜250m2/gであるのがより好ましい。
ここで、CTAB吸着比表面積は、シリカ表面への臭化n−ヘキサデシルトリメチルアンモニウムの吸着量をJIS K6217−3:2001「第3部:比表面積の求め方−CTAB吸着法」にしたがって測定した値である。
上述した酸変性ポリオレフィン(b1)とシリカ(b2)との混合方法は特に限定されず、これらを、公知の方法、装置(例えば、バンバリーミキサー、ニーダー、ロール等)を用いて、混練する方法等が挙げられる。
本発明においては、低発熱化を更に図ることができ、強靭性にも優れる理由から、上記混合物(B)における上記シリカ(b2)の少なくとも一部が、上記酸変性ポリオレフィン(b1)の酸変性部位に結合しているのが好ましい。
ここで、「結合」とは、例えば、シリカ(b2)の表面に存在している水酸基と、酸変性ポリオレフィン(b1)の酸変性部位(例えば、無水マレイン酸基や開環したマレイン酸カルボキシ基など)とが反応して生起するシリルエステル結合などの共有結合の他、水素結合やイオン結合を含む概念をいう。
また、この結合は、例えば、混合前後の酸変性ポリオレフィン(b1)のC=O伸縮振動ピークの赤外分光法(IR)によるスペクトル分析により、確認することができる。
また、本発明においては、上述した酸変性ポリオレフィン(b1)とシリカ(b2)と質量比(b1:b2)は、100:10〜100:50であるのが好ましく、100:20〜100:40であるのがより好ましい。
更に、本発明においては、上記混合物(B)の含有量は、上記ジエン系ゴム(A)100質量部に対して3〜30質量部であり、4〜27質量部であるのがより好ましく、5〜24質量部であるのが更に好ましい。
〔シリカ〕
本発明のゴム組成物は、上記混合物(B)中のシリカ(b2)とは別に、更にシリカ(以下、「他のシリカ」とも略す。)を含有してもよい。
ここで、他のシリカとしては、例えば、上述したシリカ(b2)と同じものを挙げることができる。
また、他のシリカを含有する場合の含有量は、上述したシリカ(b2)と合計して、上記ジエン系ゴム(A)100質量部に対して5〜150質量部であるのが好ましく、10〜125質量部であるのがより好ましく、15〜100質量部であるのが更に好ましい。
〔シランカップリング剤〕
本発明のゴム組成物は、上述した他のシリカを含有する場合、タイヤの補強性能を向上させる理由から、シランカップリング剤を含有するのが好ましい。
上記シランカップリング剤としては、具体的には、例えば、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)トリスルフィド、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィド、ビス(2−トリエトキシシリルエチル)テトラスルフィド、ビス(3−トリメトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、ビス(2−トリメトキシシリルエチル)テトラスルフィド、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、3−メルカプトプロピルトリエトキシシラン、2−メルカプトエチルトリメトキシシラン、2−メルカプトエチルトリエトキシシラン、3−トリメトキシシリルプロピル−N,N−ジメチルチオカルバモイルテトラスルフィド、3−トリエトキシシリルプロピル−N,N−ジメチルチオカルバモイルテトラスルフィド、2−トリエトキシシリルエチル−N,N−ジメチルチオカルバモイルテトラスルフィド、3−トリメトキシシリルプロピルベンゾチアゾールテトラスルフィド、3−トリエトキシシリルプロピルベンゾチアゾールテトラスルフィド、3−トリエトキシシリルプロピルメタクリレートモノスルフィド、3−トリメトキシシリルプロピルメタクリレートモノスルフィド、ビス(3−ジエトキシメチルシリルプロピル)テトラスルフィド、ジメトキシメチルシリルプロピル−N,N−ジメチルチオカルバモイルテトラスルフィド、ジメトキシメチルシリルプロピルベンゾチアゾールテトラスルフィド等が挙げられ、これらを1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。また、これらの1種または2種以上を事前にオリゴマー化させたものを用いてもよい。
また、上記以外のシランカップリング剤としては、具体的には、例えば、γ−メルカプトプロピルトリエトキシシラン、3−[エトキシビス(3,6,9,12,15−ペンタオキサオクタコサン−1−イルオキシ)シリル]−1−プロパンチオールなどのメルカプト系シランカップリング剤;3−オクタノイルチオプロピルトリエトキシシランなどのチオカルボキシレート系シランカップリング剤;3−チオシアネートプロピルトリエトキシシランなどのチオシアネート系シランカップリング剤;等が挙げられ、これらを1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。また、これらの1種または2種以上を事前にオリゴマー化させたものを用いてもよい。
これらのうち、補強性改善効果の観点から、ビス−(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィドおよび/またはビス−(3−トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィドを使用することが好ましく、具体的には、例えば、Si69[ビス−(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド;エボニック・デグッサ社製]、Si75[ビス−(3−トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィド;エボニック・デグッサ社製]等が挙げられる。
本発明においては、上記シランカップリング剤を含有する場合の含有量は、上記シリカ(b2)および他のシリカの合計100質量部に対して0.1〜20質量部であるのが好ましく、0.5〜15質量部であるのがより好ましい。
〔カーボンブラック〕
本発明のゴム組成物は、カーボンブラックを含有しているのが好ましい。
上記カーボンブラックとしては、具体的には、例えば、SAF、ISAF、HAF、FEF、GPE、SRF等のファーネスカーボンブラックが挙げられ、これらを1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
また、上記カーボンブラックは、ゴム組成物の混合時の加工性等の観点から、窒素吸着比表面積(N2SA)が10〜300m2/gであるのが好ましく、20〜200m2/gであるのがより好ましい。
ここで、N2SAは、カーボンブラック表面への窒素吸着量をJIS K 6217−2:2001「第2部:比表面積の求め方−窒素吸着法−単点法」にしたがって測定した値である。
上記カーボンブラックを含有する場合の含有量は、上記ジエン系ゴム(A)100質量部に対して、5〜80質量部であるのが好ましく、10〜75質量部であるのがより好ましい。
〔その他の成分〕
本発明のゴム組成物は、上述した成分以外に、炭酸カルシウムなどのフィラー;中空ポリマーなどの化学発泡剤;硫黄等の加硫剤;スルフェンアミド系、グアニジン系、チアゾール系、チオウレア系、チウラム系などの加硫促進剤;酸化亜鉛、ステアリン酸などの加硫促進助剤;ワックス;アロマオイル;パラフェニレンジアミン類(例えば、N,N′−ジ−2−ナフチル−p−フェニレンジアミン、N−1,3−ジメチルブチル−N′−フェニル−p−フェニレンジアミン等)、ケトン−アミン縮合物(例えば、2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン等)などのアミン系老化防止剤;可塑剤;等のタイヤ用のゴム組成物に一般的に用いられている各種のその他添加剤を配合することができる。
これらの添加剤の配合量は本発明の目的に反しない限り、従来の一般的な配合量とすることができる。例えば、ジエン系ゴム(A)100質量部に対して、硫黄は0.5〜5質量部、加硫促進剤は0.1〜5質量部、加硫促進助剤は0.1〜10質量部、老化防止剤は0.5〜5質量部、ワックスは1〜10質量部、アロマオイルは5〜30質量部、それぞれ配合してもよい。
〔ゴム組成物の製造方法〕
本発明のゴム組成物の製造方法は、特に限定されず、例えば、上述した各成分を、公知の方法、装置(例えば、バンバリーミキサー、ニーダー、ロール等)を用いて、混練する方法等が挙げられる。
また、本発明のゴム組成物は、従来公知の加硫または架橋条件で加硫または架橋することができる。
[空気入りタイヤ]
本発明の空気入りタイヤ(以下、単に「本発明のタイヤ」ともいう。)は、上述した本発明のゴム組成物を構成(ゴム)部材に用いた空気入りタイヤである。
ここで、本発明のゴム組成物を用いる構成部材は特に限定されないが、例えば、タイヤトレッド部、サイドウォール部、ビード部、ベルト層被覆用、カーカス層被覆用、インナーライナー等が挙げられ、中でも、タイヤトレッド部が好ましい。
図1に、本発明のタイヤの実施態様の一例を表すタイヤの模式的な部分断面図を示すが、本発明のタイヤは図1に示す態様に限定されるものではない。
図1において、符号1はビード部を表し、符号2はサイドウォール部を表し、符号3は本発明のゴム組成物から構成されるトレッド部を表す。
また、左右一対のビード部1間においては、繊維コードが埋設されたカーカス層4が装架されており、このカーカス層4の端部はビードコア5およびビードフィラー6の廻りにタイヤ内側から外側に折り返されて巻き上げられている。
また、タイヤトレッド3においては、カーカス層4の外側に、ベルト層7がタイヤ1周に亘って配置されている。
また、ビード部1においては、リムに接する部分にリムクッション8が配置されている。
また、タイヤの内面には、タイヤ内部に充填された空気がタイヤ外部に漏れるのを防止するために、インナーライナー9が配置されている。
本発明のタイヤは、例えば、本発明のゴム組成物をタイヤトレッド部に用いた場合、優れた加硫物性と低発熱化の両立を図ることができる。
また、本発明のタイヤは、例えば、本発明のゴム組成物に用いられたジエン系ゴム、加硫または架橋剤、加硫または架橋促進剤の種類およびその配合割合に応じた温度で加硫または架橋し、タイヤトレッド部を形成することにより製造することができる。
以下、実施例を示して、本発明を具体的に説明する。ただし、本発明はこれらに限定されるものではない。
<混合物X1(b1:b2=100:1)の調製>
0.6リットル密閉式バンバリーミキサーに、無水マレイン酸変性エチレン・1−ブテン共重合体(タフマーMH7020、三井化学社製)を366.7g、シリカ(日本シリカ ニップシールAQ)を3.7g投入し、170℃で5分間混練した後、ミキサー外に放出させて室温冷却した。
次いで、冷却後の放出物を所定の金型中で180℃で10分間プレス加硫して、シート状の混合物X1を調製した。
<混合物B1(b1:b2=100:5)の調製>
0.6リットル密閉式バンバリーミキサーに、無水マレイン酸変性エチレン・1−ブテン共重合体(タフマーMH7020、三井化学社製)を360.4g、シリカ(日本シリカ ニップシールAQ)を18.0g投入し、170℃で5分間混練した後、ミキサー外に放出させて室温冷却した。
次いで、冷却後の放出物を所定の金型中で180℃で10分間プレス加硫して、シート状の混合物B1を調製した。IR測定(透過)で1627cm-1に新しいピークを観測した。
<混合物B2(b1:b2=100:10)の調製>
0.6リットル密閉式バンバリーミキサーに、無水マレイン酸変性エチレン・1−ブテン共重合体(タフマーMH7020、三井化学社製)を352.9g、シリカ(日本シリカ ニップシールAQ)を35.3g投入し、170℃で5分間混練した後、ミキサー外に放出させて室温冷却した。
次いで、冷却後の放出物を所定の金型中で180℃で10分間プレス加硫して、シート状の混合物B1を調製した。IR測定(透過)で1627cm-1に新しいピークを観測した。
<混合物B3(b1:b2=100:30)の調製>
0.6リットル密閉式バンバリーミキサーに、無水マレイン酸変性エチレン・1−ブテン共重合体(タフマーMH7020、三井化学社製)を325.6g、シリカ(日本シリカ ニップシールAQ)を97.7g投入し、170℃で5分間混練した後、ミキサー外に放出させて室温冷却した。
次いで、冷却後の放出物を所定の金型中で180℃で10分間プレス加硫して、シート状の混合物B1を調製した。IR測定(透過)で1627cm-1に新しいピークを観測した。
<混合物B4(b1:b2=100:60)の調製>
0.6リットル密閉式バンバリーミキサーに、無水マレイン酸変性エチレン・1−ブテン共重合体(タフマーMH7020、三井化学社製)を292.1g、シリカ(日本シリカ ニップシールAQ)を175.2g投入し、170℃で5分間混練した後、ミキサー外に放出させて室温冷却した。
次いで、冷却後の放出物を所定の金型中で180℃で10分間プレス加硫して、シート状の混合物B1を調製した。IR測定(透過)で1627cm-1に新しいピークを観測した。
<混合物X2(b1:b2=100:80)の調製>
0.6リットル密閉式バンバリーミキサーに、無水マレイン酸変性エチレン・1−ブテン共重合体(タフマーMH7020、三井化学社製)を273.3g、シリカ(日本シリカ ニップシールAQ)を218.6g投入し、170℃で5分間混練した後、ミキサー外に放出させて室温冷却した。
次いで、冷却後の放出物を所定の金型中で180℃で10分間プレス加硫して、シート状の混合物B1を調製した。
<実施例1〜6および比較例1〜6>
下記第1表に示す成分を、下記第1表に示す割合(質量部)で配合した。
具体的には、まず、下記第1表に示す成分のうち硫黄および加硫促進剤を除く成分を、1.7リットルの密閉型ミキサーで5分間混練し、150℃に達したときに放出してマスターバッチを得た。
次に、得られたマスターバッチに硫黄および加硫促進剤をオープンロールで混練し、ゴム組成物を得た。
次に、得られたゴム組成物をランボーン摩耗用金型(直径63.5mm、厚さ5mmの円板状)中で、160℃で20分間加硫して加硫ゴムシートを作製した。
<硬度>
作製した加硫ゴムシートについて、JIS K6253−3:2012に準じて、デュロメータ硬さ(タイプA)を20℃で測定して評価した。
測定結果は、比較例1の値を100とする指数で表し、下記第1表に示した。
<所定伸び引張応力(Se):(モジュラスの指標)>
作製した加硫ゴムシートからJIS3号ダンベル状の試験片を打ち抜き、引張速度500mm/分での引張試験をJIS K6251:2010に準拠して行い、切断時伸び(EB)[%]を室温にて測定した。
100%伸び時における引張応力(100%モジュラス,以下「M100」と略す。)および300%伸び時における引張応力(300%モジュラス,以下「M300」と略す。)を測定した。
測定結果は、比較例1の値を100とする指数で表し、下記第1表に示した。この指数が大きいほど応力が大きく、モジュラスが高いことを意味する。
<切断時伸び(EB):(破断伸びの指標)>
作製した加硫ゴムシートからJIS3号ダンベル状の試験片を打ち抜き、引張速度500mm/分での引張試験をJIS K6251:2010に準拠して行い、切断時伸び(EB)を室温にて測定した。
測定結果は、比較例1の値を100とする指数で表し、下記第1表に示した。この指数が大きいほど破断伸びに優れることを意味する。
<反発弾性(60℃)>
作製した加硫ゴムシートについて、JIS K6255:2013に準じて、温度60℃における反発弾性を測定した。
測定結果は、比較例1の値を100とする指数で表し、下記第1表に示した。この指数が大きいほど反発弾性に優れることを意味する。
<tanδ(60℃)>
作製した加硫ゴムシートについて、粘弾性スペクトロメーター(岩本製作所社製)を用いて、伸張変形歪率10±2%、振動数20Hz、温度60℃の条件で、損失正接tanδ(60℃)を測定した。
測定結果は、比較例1の値を100とする指数で表し、下記第1表に示した。この指数が小さいほど、低発熱性に優れることを意味する。
第1表に示す各成分は下記のとおりである。
・SBR:Nipol 1502(日本ゼオン社製)
・BR:Nipol BR 1220(日本ゼオン社製)
・酸変性ポリオレフィン:無水マレイン酸変性エチレン・1−ブテン共重合体(タフマーMH7020、三井化学社製)
・混合物X1〜X2:上述した方法で調製した混合物
・混合物B1〜B4:上述した方法で調製した混合物
・シランカップリング剤:Si69(エボニックデグッサ社製)
・シリカ:湿式シリカ(ニップシールAQ、CTAB吸着比表面積170m2/g、日本シリカ社製)
・カーボンブラック:ショウブラックN339M(昭和キャボット社製)
・酸化亜鉛:亜鉛華3種(正同化学工業社製)
・ステアリン酸:ビーズステアリン酸(日本油脂社製)
・老化防止剤:N−(1,3−ジメチルブチル)−N′−フェニル−p−フェニレンジアミン(アンチゲン6C、住友化学社製)
・オイル:エクストラクト4号S(昭和シェル石油社製)
・イオウ:油処理硫黄(軽井沢精錬所社製)
・含硫黄加硫促進剤(CZ):N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド(サンセラー CM−PO、三新化学工業社製)
・加硫促進剤(DPG):1,3−ジフェニルグアニジン(サンセラー D−G、三新化学工業社製)
上記第1表(その1)に示す結果から、酸変性ポリオレフィン(b1)およびシリカ(b2)を特定の質量比(100:5〜100:60)で予め混合した混合物(B)を配合した実施例1〜4は、いずれも、基準例となる比較例1と比較して、硬度、モジュラスおよび破断伸びなどの加硫物性が向上するとともに、低発熱化が図れることが分かった。
また、上記第1表(その2)に示す結果から、混合物(B)の配合量が上記ジエン系ゴム(A)100質量部に対して所定の配合量(3〜30質量部)である実施例3、5および6は、基準例となる比較例や、配合量が外れた比較例5および6と比較して、硬度、モジュラスおよび破断伸びなどの加硫物性がすべて向上するとともに、低発熱化が図れることが分かった。
1 ビード部
2 サイドウォール部
3 タイヤトレッド部
4 カーカス層
5 ビードコア
6 ビードフィラー
7 ベルト層
8 リムクッション
9 インナーライナー

Claims (4)

  1. ジエン系ゴム(A)と、酸変性ポリオレフィン(b1)およびシリカ(b2)混合物(B)と、を含有し、
    前記混合物(B)における前記酸変性ポリオレフィン(b1)と前記シリカ(b2)との質量比が、100:5〜100:60であり、
    前記混合物(B)における前記シリカ(b2)の少なくとも一部が、前記酸変性ポリオレフィン(b1)の酸変性部位に結合しており、
    前記混合物(B)の含有量が、前記ジエン系ゴム(A)100質量部に対して3〜30質量部である、ゴム組成物。
  2. 前記酸変性ポリオレフィン(b1)が、エチレン、プロピレン、1−ブテン、および、1−オクテンからなる群から選択される少なくとも1種の繰り返し単位を有するポリオレフィンである、請求項1に記載のゴム組成物。
  3. 前記酸変性ポリオレフィン(b1)が、無水マレイン酸で変性されたポリオレフィンである、請求項1または2に記載のゴム組成物。
  4. 請求項1〜のいずれかに記載のゴム組成物を構成部材に用いた空気入りタイヤ。
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