JP6922391B2 - タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤに関する。
近年、自動車に対する安全性及び低燃費性への要求に伴い、タイヤ用ゴム材料に対する機械特性、耐摩耗性、低燃費性等の同時改良が望まれている。このような課題の解決方法として、低発熱性のジエン系重合体を適用する方法、低発熱化充填剤としてシリカを適用する方法、高い補強性と優れた耐摩耗性とを有する微粒子カーボンブラックを適用する方法、これらを組み合わせる手法、等が提案されている。
例えば、高分子量化したゴム成分と充填剤を組み合わせて親和性を高めることで、ゴム組成物の低発熱性と耐摩耗性をより向上できると考えられるが、一般に、高分子量化されたゴム成分は加工性が悪く、これらを単純に組み合わせて適用しても、ゴム組成物の粘度上昇による加工性の悪化を招く。そのため、シリカや微粒子カーボンブラックの分散性が悪化し、充分な諸性能をバランス良く獲得することは難しい。
本発明は、上記課題を解決し、良好な加工性を得つつ、低燃費性、破壊強度、耐摩耗性等の諸物性をバランス良く改善できるタイヤ用ゴム組成物、及び該ゴム組成物を用いて作製した空気入りタイヤを提供することを目的とする。
本発明は、イソプレン系ゴムと、シス含量95質量%以上、ピークトップ分子量Mp55万以上の高分子量ブタジエンゴム、及びシス含量95質量%以上、ピークトップ分子量Mp50万以下の低分子量ブタジエンゴムからなる混合ブタジエンゴムとを含み、ゴム成分100質量%中、前記イソプレン系ゴムの含有量が60〜90質量%、前記混合ブタジエンゴムの含有量が10〜40質量%であるタイヤ用ゴム組成物に関する。
ゴム成分100質量部に対するカーボンブラックの含有量は、20〜80質量部であることが好ましい。
本発明はまた、前記ゴム組成物を用いて作製したトレッドを有する空気入りタイヤに関する。
本発明によれば、イソプレン系ゴムと、シス含量95質量%以上、ピークトップ分子量Mp55万以上の高分子量ブタジエンゴム、及びシス含量95質量%以上、ピークトップ分子量Mp50万以下の低分子量ブタジエンゴムからなる混合ブタジエンゴムとを含み、ゴム成分100質量%中、前記イソプレン系ゴムの含有量が60〜90質量%、前記混合ブタジエンゴムの含有量が10〜40質量%であるタイヤ用ゴム組成物であるので、良好な加工性を得つつ、低燃費性、破壊強度、耐摩耗性等の諸物性をバランス良く改善できる。
本発明のタイヤ用ゴム組成物は、イソプレン系ゴムと、所定のハイシス高分子量ブタジエンゴム及びハイシス低分子量ブタジエンゴムからなる混合ブタジエンゴムとを、所定配合で含む。
耐摩耗性や低燃費性を向上させる方法として高分子量BRを使用するという方法が一般的に用いられる(日本ゴム協会誌第80巻第4号(2007)、140−146、ジエン系ポリマーの耐摩耗性の改良 服部岩和・但木稔弘)。しかし、高分子量BRを使用すると、粘度(ML1+4)などの加工性が悪化するという問題がある。そこで、加工性を確保するために、ピークトップ分子量Mpが50万以下のBR単体のみで使用しているのが現状である。
本発明では、ゴム成分としてイソプレン系ゴム及びブタジエンゴムを用いた配合において、特にブタジエンゴム成分として、所定のハイシス高分子量ブタジエンゴム及びハイシス低分子量ブタジエンゴムからなる混合ブタジエンゴムを用いることで、材料のポテンシャルを充分に引き出すことができ、低燃費性、破壊強度、耐摩耗性等の諸物性を両立、更には向上することができる。
このような作用効果が得られるメカニズムは必ずしも明らかではないが、高シスでかつピークトップ分子量Mpが50万以下の低分子量ブタジエンゴムを用いることで、良好な加工性が得られてフィラー分散性が確保できると同時に、このような状態で、高シスでかつピークトップ分子量Mpが55万以上の高分子量ブタジエンゴムを用いると、そのゴムのポテンシャルを充分に引き出すことができ、低燃費性、破壊強度、耐摩耗性等の諸物性をバランス良く改善できたものと推察される。
従って、本発明によれば、従来法では加工性低下のために充分に混練できずポテンシャルを引き出すことが出来なかった材料(高分子量ブタジエンゴム等)の性能を充分に発現させ、良好な加工性が得られると共に、低燃費性、破壊強度、耐摩耗性等の諸物性の性能バランスを顕著に(相乗的に)改善できる。
イソプレン系ゴムとしては、天然ゴム(NR)、イソプレンゴム(IR)、改質NR、変性NR、変性IR等が挙げられる。NRは、SIR20、RSS♯3、TSR20等、IRは、IR2200等、タイヤ工業で一般的なものを使用できる。改質NRは、脱タンパク質天然ゴム(DPNR)、高純度天然ゴム(UPNR)等、変性NRは、エポキシ化天然ゴム(ENR)、水素添加天然ゴム(HNR)、グラフト化天然ゴム等、変性IRは、エポキシ化イソプレンゴム、水素添加イソプレンゴム、グラフト化イソプレンゴム等、が挙げられる。これらは、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
ゴム成分100質量%中のイソプレン系ゴムの含有量の下限は、60質量%以上、好ましくは70質量%以上である。上限は、90質量%以下、好ましくは80質量%以下である。上記範囲内に調整することで、低燃費性、破壊強度、耐摩耗性等の諸物性をバランス良く改善できる。
前記ゴム組成物は、シス含量95質量%以上、ピークトップ分子量Mp55万以上の高分子量ブタジエンゴム、及びシス含量95質量%以上、ピークトップ分子量Mp50万以下の低分子量ブタジエンゴムからなる混合ブタジエンゴムを含む。
高分子量BR(前記高分子量ブタジエンゴム)は、低燃費性、破壊強度、耐摩耗性の性能バランスの点から、ピークトップ分子量Mpが55万以上、好ましくは65万以上、より好ましくは70万以上である。ピークトップ分子量Mpの上限は特に限定されないが、加工性の点から、100万以下が好ましく、90万以下がより好ましい。
高分子量BRの分子量分布Mw(重量平均分子量)/Mn(数平均分子量)は、加工性の点から、好ましくは2.0以上、より好ましくは2.2以上である。該Mw/Mnは、低燃費性、破壊強度、耐摩耗性の性能バランスの点から、好ましくは4.0以下、より好ましくは3.5以下である。
低分子量BR(前記低分子量ブタジエンゴム)は、加工性の点から、ピークトップ分子量Mpが50万以下、好ましくは47万以下、より好ましくは45万以下である。ピークトップ分子量Mpの下限は特に限定されないが、低燃費性、破壊強度、耐摩耗性の性能バランスの点から、30万以上が好ましく、35万以上がより好ましい。
低分子量BRの分子量分布Mw(重量平均分子量)/Mn(数平均分子量)は、加工性の点から、好ましくは2.0以上、より好ましくは2.2以上である。該Mw/Mnは、低燃費性、破壊強度、耐摩耗性の性能バランスの点から、好ましくは4.0以下、より好ましくは3.5以下である。
なお、高分子量BR、低分子量BR等のポリマーのMp、Mw、Mnは、後述の実施例の方法で測定できる。
高分子量BR、低分子量BRのシス含量は、耐摩耗性が向上するという理由から、95質量%以上、好ましくは97質量%以上である。
なお、シス含量は、赤外吸収スペクトル分析法によって測定できる。
高分子量BR、低分子量BRは、前記高シス含量、Mpを持つBRを特に制限されず使用できる。BRは、非変性BR、変性BRのいずれでもよい。市販品としては、例えば、宇部興産(株)、JSR(株)、旭化成(株)、日本ゼオン(株)等の製品を使用できる。高分子量BR、低分子量BRは、それぞれ単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
ゴム成分100質量%中の前記混合ブタジエンゴム(混合BR)の含有量(高分子量BR及び低分子量BRの合計量)の下限は、10質量%以上、好ましくは20質量%以上である。上限は、40質量%以下、好ましくは30質量%以下である。上記範囲内に調整することで、低燃費性、破壊強度、耐摩耗性等の諸物性をバランス良く改善できる。
ゴム成分100質量%中の高分子量BRの含有量は、低燃費性、破壊強度、耐摩耗性等の諸物性の点から、好ましくは5質量%以上、より好ましくは10質量%以上である。該含有量は、加工性の点から、好ましくは30質量%以下、より好ましくは20質量%以下である。
ゴム成分100質量%中の低分子量BRの含有量は、加工性の点から、好ましくは5質量%以上、より好ましくは10質量%以上である。該含有量は、低燃費性、破壊強度、耐摩耗性等の諸物性の点から、好ましくは30質量%以下、より好ましくは20質量%以下である。
イソプレン系ゴム、高分子量BR、低分子量BR以外に使用可能なゴム成分としては、他のBR、スチレンブタジエンゴム(SBR)、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)、クロロプレンゴム(CR)、ブチルゴム(IIR)、スチレン−イソプレン−ブタジエン共重合ゴム(SIBR)等のジエン系ゴムが挙げられる。
前記ゴム組成物は、前記性能バランスの観点から、カーボンブラックを含むことが好ましい。
カーボンブラックの含有量は、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは20質量部以上、より好ましくは35質量部以上である。下限以上にすることで、十分な補強性を得ることができ、良好な耐摩耗性が得られる傾向がある。また、上記含有量は、好ましくは100質量部以下、より好ましくは80質量部以下である。上限以下にすることで、良好な転がり抵抗が得られる傾向がある。
カーボンブラックの窒素吸着比表面積(NSA)は、耐摩耗性等の観点から、好ましくは80m/g以上、より好ましくは100m/g以上である。該NSAは、カーボンブラックの分散性、低燃費性等の観点から、好ましくは200m/g以下、より好ましくは150m/g以下である。
なお、カーボンブラックのNSAは、JIS K 6217−2:2001に準拠して測定できる。
カーボンブラックとしては、特に限定されないが、N134、N110、N220、N234、N219、N339、N330、N326、N351、N550、N762等が挙げられる。市販品としては、旭カーボン(株)、キャボットジャパン(株)、東海カーボン(株)、三菱化学(株)、ライオン(株)、新日化カーボン(株)、コロンビアカーボン社等の製品を使用できる。
前記ゴム組成物は、シリカを含んでもよい。シリカとしては、例えば、乾式法シリカ(無水シリカ)、湿式法シリカ(含水シリカ)などが挙げられる。なかでも、シラノール基が多いという理由から、湿式法シリカが好ましい。
シリカの含有量は、ゴム成分100質量部に対して、加工性等の観点から、好ましくは80質量部以下であることが好ましく、より好ましくは30質量部以下、更に好ましくは20質量部以下である。シリカを配合する場合は、ゴム成分100質量部に対して、5質量部以上が好ましい。
シリカの窒素吸着比表面積(NSA)は、好ましくは80m/g以上、より好ましくは100m/g以上である。下限以上にすることで、良好な補強効果が得られ、優れた破壊強度、耐摩耗性等が得られる傾向がある。また、シリカのNSAは、好ましくは300m/g以下、より好ましくは200m/g以下である。上限以下にすることで、良好な分散性が得られる傾向がある。
なお、シリカのNSAは、ASTM D3037−93に準じてBET法で測定される値である。
シリカとしては、例えば、デグッサ社、ローディア社、東ソー・シリカ(株)、ソルベイジャパン(株)、(株)トクヤマ等の製品を使用できる。
前記ゴム組成物では、カーボンブラック及びシリカの合計含有量は、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは20質量部以上、より好ましくは50質量部以上であり、また、好ましくは150質量部以下、より好ましくは100質量部以下、更に好ましくは80質量部以下である。上記範囲内であれば、良好な耐摩耗性が得られるとともに、優れた低燃費性も得られ、本発明の効果が充分に発揮される。
前記ゴム組成物がシリカを含む場合、シランカップリング剤を含むことが好ましい。
シランカップリング剤としては、特に限定されず、例えば、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、ビス(2−トリエトキシシリルエチル)テトラスルフィド、ビス(4−トリエトキシシリルブチル)テトラスルフィド、ビス(3−トリメトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、ビス(2−トリメトキシシリルエチル)テトラスルフィド、ビス(2−トリエトキシシリルエチル)トリスルフィド、ビス(4−トリメトキシシリルブチル)トリスルフィド、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィド、ビス(2−トリエトキシシリルエチル)ジスルフィド、ビス(4−トリエトキシシリルブチル)ジスルフィド、ビス(3−トリメトキシシリルプロピル)ジスルフィド、ビス(2−トリメトキシシリルエチル)ジスルフィド、ビス(4−トリメトキシシリルブチル)ジスルフィド、3−トリメトキシシリルプロピル−N,N−ジメチルチオカルバモイルテトラスルフィド、2−トリエトキシシリルエチル−N,N−ジメチルチオカルバモイルテトラスルフィド、3−トリエトキシシリルプロピルメタクリレートモノスルフィド、などのスルフィド系、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、2−メルカプトエチルトリエトキシシラン、Momentive社製のNXT、NXT−Zなどのメルカプト系、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシランなどのビニル系、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、3−アミノプロピルトリメトキシシランなどのアミノ系、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、などのグリシドキシ系、3−ニトロプロピルトリメトキシシラン、3−ニトロプロピルトリエトキシシランなどのニトロ系、3−クロロプロピルトリメトキシシラン、3−クロロプロピルトリエトキシシランなどのクロロ系などが挙げられる。
シランカップリング剤としては、例えば、デグッサ社、Momentive社、信越シリコーン(株)、東京化成工業(株)、アヅマックス(株)、東レ・ダウコーニング(株)等の製品を使用できる。
シランカップリング剤の含有量は、シリカ100質量部に対して、3質量部以上が好ましく、5質量部以上がより好ましい。3質量部以上であると、添加による効果が得られる傾向がある。また、上記含有量は、20質量部以下が好ましく、15質量部以下がより好ましい。20質量部以下であると、配合量に見合った効果が得られ、良好な混練時の加工性が得られる傾向がある。
前記ゴム組成物には、カーボンブラック、シリカ以外の無機充填剤や有機充填剤を配合してもよい。前記無機充填剤としては、タルク、水酸化アルミニウム、酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、酸化マグネシウム、硫酸マグネシウム、チタン白、チタン黒、酸化カルシウム、水酸化カルシウム、酸化アルミニウムマグネシウム、クレー、パイロフィライト、ベントナイト、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸アルミニウムカルシウム、ケイ酸マグネシウム、炭化ケイ素、ジルコニウム、酸化ジルコニウム等が挙げられる。前記有機充填剤としては、セルロースナノファイバー等が挙げられる。
前記ゴム組成物には、オイル、液状ジエン系重合体を配合してもよい。
オイルとしては、例えば、プロセスオイル、植物油脂、又はその混合物が挙げられる。プロセスオイルとしては、例えば、パラフィン系プロセスオイル、アロマ系プロセスオイル、ナフテン系プロセスオイルなどを用いることができる。植物油脂としては、ひまし油、綿実油、あまに油、なたね油、大豆油、パーム油、やし油、落花生湯、ロジン、パインオイル、パインタール、トール油、コーン油、こめ油、べに花油、ごま油、オリーブ油、ひまわり油、パーム核油、椿油、ホホバ油、マカデミアナッツ油、桐油等が挙げられる。
オイルとしては、例えば、出光興産(株)、三共油化工業(株)、(株)ジャパンエナジー、オリソイ社、H&R社、豊国製油(株)、昭和シェル石油(株)、富士興産(株)等の製品を使用できる。
液状ジエン系重合体は、常温(25℃)で液体状態のジエン系重合体である。液状ジエン系重合体は、ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)で測定したポリスチレン換算の重量平均分子量(Mw)が、1.0×10〜2.0×10であることが好ましく、3.0×10〜1.5×10であることがより好ましい。液状ジエン系重合体としては、液状スチレンブタジエン共重合体、液状ブタジエン重合体、液状イソプレン重合体、液状スチレンイソプレン共重合体などが挙げられる。
前記ゴム組成物において、オイル及び液状ジエン系重合体の合計含有量は、破壊強度、耐摩耗性、低燃費性等の点から、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは5質量部以下、より好ましくは2質量部以下で、0質量部でもよい。
前記ゴム組成物には、ワックスを配合してもよい。
ワックスとしては、特に限定されず、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス等の石油系ワックス;植物系ワックス、動物系ワックス等の天然系ワックス;エチレン、プロピレン等の重合物等の合成ワックスなどが挙げられる。なかでも、石油系ワックスが好ましく、パラフィンワックスがより好ましい。
ワックスの含有量は、前記性能バランスの観点から、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは0.3〜20質量部、より好ましくは0.5〜10質量部である。
なお、ワックスとしては、例えば、大内新興化学工業(株)、日本精蝋(株)、精工化学(株)等の製品を使用できる。
前記ゴム組成物は、老化防止剤を含むことが好ましい。
老化防止剤としては、例えば、フェニル−α−ナフチルアミン等のナフチルアミン系老化防止剤;オクチル化ジフェニルアミン、4,4′−ビス(α,α′−ジメチルベンジル)ジフェニルアミン等のジフェニルアミン系老化防止剤;N−イソプロピル−N′−フェニル−p−フェニレンジアミン、N−(1,3−ジメチルブチル)−N′−フェニル−p−フェニレンジアミン、N,N′−ジ−2−ナフチル−p−フェニレンジアミン等のp−フェニレンジアミン系老化防止剤;2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリンの重合物等のキノリン系老化防止剤;2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール、スチレン化フェノール等のモノフェノール系老化防止剤;テトラキス−[メチレン−3−(3′,5′−ジ−t−ブチル−4′−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン等のビス、トリス、ポリフェノール系老化防止剤などが挙げられる。なかでも、p−フェニレンジアミン系老化防止剤、キノリン系老化防止剤が好ましく、N−(1,3−ジメチルブチル)−N′−フェニル−p−フェニレンジアミン、2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリンの重合物がより好ましい。
老化防止剤の含有量は、前記性能バランスの観点から、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは0.3〜10質量部以上、より好ましくは0.5〜7質量部以上である。
なお、老化防止剤としては、例えば、精工化学(株)、住友化学(株)、大内新興化学工業(株)、フレクシス社等の製品を使用できる。
前記ゴム組成物は、ステアリン酸を含むことが好ましい。ステアリン酸の含有量は、前記性能バランスの観点から、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは0.5〜10質量部以上、より好ましくは1〜5質量部以上である。
なお、ステアリン酸としては、従来公知のものを使用でき、例えば、日油(株)、NOF社、花王(株)、和光純薬工業(株)、千葉脂肪酸(株)等の製品を使用できる。
前記ゴム組成物は、酸化亜鉛を含むことが好ましい。酸化亜鉛の含有量は、前記性能バランスの観点から、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは0.5〜10質量部以上、より好ましくは1〜5質量部以上である。
なお、酸化亜鉛としては、従来公知のものを使用でき、例えば、三井金属鉱業(株)、東邦亜鉛(株)、ハクスイテック(株)、正同化学工業(株)、堺化学工業(株)等の製品を使用できる。
前記ゴム組成物は、硫黄を含むことが好ましい。
硫黄の含有量は、前記性能バランスの観点から、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは0.5〜10質量部、より好ましくは1〜5質量部、更に好ましくは1〜3質量部である。
硫黄としては、ゴム工業において一般的に用いられる粉末硫黄、沈降硫黄、コロイド硫黄、不溶性硫黄、高分散性硫黄、可溶性硫黄などが挙げられる。これらは、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
なお、硫黄としては、例えば、鶴見化学工業(株)、軽井沢硫黄(株)、四国化成工業(株)、フレクシス社、日本乾溜工業(株)、細井化学工業(株)等の製品を使用できる。
前記ゴム組成物は、加硫促進剤を含むことが好ましい。
加硫促進剤の含有量は、前記性能バランスの観点から、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは1〜10質量部、より好ましくは3〜7質量部である。
加硫促進剤としては、2−メルカプトベンゾチアゾール、ジ−2−ベンゾチアゾリルジスルフィド、N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアジルスルフェンアミド等のチアゾール系加硫促進剤;テトラメチルチウラムジスルフィド(TMTD)、テトラベンジルチウラムジスルフィド(TBzTD)、テトラキス(2−エチルヘキシル)チウラムジスルフィド(TOT−N)等のチウラム系加硫促進剤;N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド、N−t−ブチル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド、N−オキシエチレン−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド、N−オキシエチレン−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド、N,N’−ジイソプロピル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド等のスルフェンアミド系加硫促進剤;ジフェニルグアニジン、ジオルトトリルグアニジン、オルトトリルビグアニジン等のグアニジン系加硫促進剤を挙げることができる。これらは、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。なかでも、前記性能バランスの観点から、スルフェンアミド系加硫促進剤、グアニジン系加硫促進剤が好ましい。
本発明のゴム組成物は、一般的な方法で製造される。すなわち、バンバリーミキサーやニーダー、オープンロールなどで前記各成分を混練りし、その後加硫する方法等により製造できる。
混練条件としては、加硫剤及び加硫促進剤以外の添加剤を混練するベース練り工程では、混練温度は、通常50〜200℃、好ましくは80〜190℃であり、混練時間は、通常30秒〜30分、好ましくは1分〜30分である。加硫剤、加硫促進剤を混練する仕上げ練り工程では、混練温度は、通常100℃以下、好ましくは室温〜80℃である。また、加硫剤、加硫促進剤を混練した組成物は、通常、プレス加硫などの加硫処理が施される。加硫温度としては、通常120〜200℃、好ましくは140〜180℃である。
本発明のゴム組成物は、トレッド(キャップトレッド)に好適に用いられるが、トレッド以外の部材、例えば、サイドウォール、ベーストレッド、アンダートレッド、クリンチエイペックス、ビードエイペックス、ブレーカークッションゴム、カーカスコード被覆用ゴム、インスレーション、チェーファー、インナーライナー等や、ランフラットタイヤのサイド補強層に用いてもよい。
本発明の空気入りタイヤは、上記ゴム組成物を用いて通常の方法で製造される。
すなわち、前記成分を配合したゴム組成物を、未加硫の段階でトレッドなどの各タイヤ部材の形状にあわせて押出し加工し、他のタイヤ部材とともに、タイヤ成型機上にて通常の方法で成形することにより、未加硫タイヤを形成する。この未加硫タイヤを加硫機中で加熱加圧することによりタイヤを得る。
本発明の空気入りタイヤは、乗用車用タイヤ、重荷重用タイヤなどに使用でき、なかでも、イソプレン系ゴムを多量に配合する重荷重用タイヤ(トラック・バス用タイヤ)に好適に使用できる。
実施例に基づいて、本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらのみに限定されるものではない。
以下に、実施例で用いた各種薬品について説明する。
IR:日本ゼオン(株)製ニッポールIR2200
低分子量BR1:宇部興産(株)製のBR360B(シス含量98質量%、Mp42万、Mw/Mn2.4)
低分子量BR2:宇部興産(株)製のBR150B(シス含量97質量%、Mp33万、Mw/Mn3.3)
高分子量BR1:LANXESS社製のBuna CB21(シス含量98質量%、Mp77万、Mw/Mn2.4)
高分子量BR2:JSR社製のBR730(シス含量97質量%、Mp58万、Mw/Mn2.39)
カーボンブラックN220:キャボットジャパン(株)製のショウブラックN220(NSA:114m/g)
シリカ:ローディアジャパン(株)製のシリカ115Gr(NSA:110m/g)
シランカップリング剤:デグッサ社製のSi266(ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィド)
ワックス:大内新興化学(株)製のサンノックワックス
酸化亜鉛:三井金属鉱業(株)製の亜鉛華2種
ステアリン酸:日本油脂(株)製の「椿」
老化防止剤6C:FLEXSYS(株)製老化防止剤6C(SANTOFLEX 6PPD)
硫黄:鶴見化学(株)製の粉末硫黄
加硫促進剤NS:大内新興化学工業(株)製のノクセラーNS(N−tert−ブチル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド)
<重合体の分析>
各BRの分析は以下の方法で行った。
(分子量分布Mw/Mn及びピークトップ分子量Mpの測定)
重合体の分子量分布Mw/Mn及びピークトップ分子量Mpは、ゲルパーミエーションクロマトグラフ(GPC)(東ソー(株)製GPC−8000シリーズ、検出器:示差屈折計、カラム:東ソー(株)製のTSKGEL SUPERMALTPORE HZ−M)による測定値を基に標準ポリスチレン換算により求めた。
<実施例及び比較例>
表1〜3に示す配合内容に従い、(株)神戸製鋼所製の1.7Lバンバリーミキサーを用いて、硫黄及び加硫促進剤以外の材料を150℃の条件下で5分間混練りし、混練り物を得た。次に、得られた混練り物に硫黄及び加硫促進剤を添加し、オープンロールを用いて、80℃の条件下で3分間練り込み、未加硫ゴム組成物を得た。得られた未加硫ゴム組成物を170℃で20分間プレス加硫し、加硫ゴム組成物を得た。
得られた未加硫ゴム組成物及び加硫ゴム組成物について、以下に示す試験方法により、加工性、破壊強度、低燃費性、耐摩耗性を評価し、結果を表1〜3に示した。なお、表1〜2の基準比較例は比較例1−1、表3の基準比較例は比較例3−1である。
(加工性)
JIS K 6300−1「未加硫ゴム−物理特性−第1部:ムーニー粘度計による粘度及びスコーチタイムの求め方」に準じて、ムーニー粘度試験機を用いて、1分間の予熱によって熱せられた130℃の温度条件にて、小ローターを回転させ、4分間経過した時点での上記未加硫ゴム組成物のムーニー粘度(ML1+4/130℃)を測定した。基準比較例のムーニー粘度を100として下記計算式により指数表示した。指数が大きいほどムーニー粘度が低く加工性が良好である。
(加工性指数)=(基準比較例のムーニー粘度)/(各配合のムーニー粘度)×100
(破壊強度)
得られた加硫ゴム組成物について、JIS K6251に準じて3号ダンベルを用いて引張り試験を実施し、破断強度(TB)及び破断時伸び(EB)(%)を測定した。そして、TB×EB/2の数値を破壊強度とし、各配合の破壊強度を、基準比較例の破壊強度を100として下記計算式により指数表示した。指数が大きいほど破壊強度に優れる。指数が95以上であれば、実用的に問題ない。
(破壊強度指数)=(各配合のTB×EB/2)/(基準比較例のTB×EB/2)×100
(耐摩耗性)
ランボーン型摩耗試験機を用いて、室温、負荷荷重1.0kgf、スリップ率30%の条件で上記加硫ゴム組成物の摩耗量を測定し、下記計算式により指数表示した。
数値が大きいほど耐摩耗性に優れることを示す。
(耐摩耗性指数)=(基準比較例の摩耗量)/(各配合の摩耗量)×100
(低燃費性(転がり抵抗))
(株)上島製作所製スペクトロメーターを用いて、動的歪振幅1%、周波数10Hz、温度60℃で上記加硫ゴム組成物のtanδを測定し、下記計算式により指数表示した。数値が大きいほど転がり抵抗が小さく、低燃費性に優れることを示す。
(低燃費性指数)=(基準比較例のtanδ)/(各配合のtanδ)×100
Figure 0006922391
Figure 0006922391
Figure 0006922391
表1〜3から、イソプレン系ゴムと、所定のハイシス高分子量ブタジエンゴム及びハイシス低分子量ブタジエンゴムからなる混合ブタジエンゴムとを所定配合で含む実施例では、良好な加工性、破壊強度、耐摩耗性、低燃費性がバランス良く得られた。加えて、例えば、比較例1−1、1−3と実施例1−1の対比から、高分子量BR、低分子量BRを併用することで、良好な加工性を得つつ、破壊強度、耐摩耗性、低燃費性の性能バランスが相乗的に改善されることも明らかになった。

Claims (3)

  1. イソプレン系ゴムと、
    シス含量95質量%以上、ピークトップ分子量Mp55万以上の高分子量ブタジエンゴム、及びシス含量95質量%以上、ピークトップ分子量Mp50万以下の低分子量ブタジエンゴムからなる混合ブタジエンゴム(但し、重量平均分子量が47×10 〜67×10 、分子量分布が2.5〜3.0、25℃におけるトルエン溶液粘度が50〜100cps、かつ、シス−1,4ブタジエン単位量が96%以上であって、分子量の異なる2種以上のポリブタジエンを溶液重合段階でブレンドして得られたポリブタジエンゴムを除く)とを含み、
    ゴム成分100質量%中、前記イソプレン系ゴムの含有量が60〜90質量%、前記混合ブタジエンゴムの含有量が10〜40質量%であるタイヤ用ゴム組成物。
  2. ゴム成分100質量部に対するカーボンブラックの含有量が20〜80質量部である請求項1記載のタイヤ用ゴム組成物。
  3. 請求項1又は2記載のゴム組成物を用いて作製したトレッドを有する空気入りタイヤ。

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