JP4916413B2 - 断熱パネルを備えたウイング車のシール装置 - Google Patents

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本発明は、跳ね上げ式に開閉するウイングを備え、断熱パネルで囲まれた荷室内を冷凍装置により冷却するウイング車の箱型荷台に関し、ことに、ウイングの閉鎖時におけるウイング周縁部等のシール装置に関するものである。
貨物輸送用の車両であるトラックの荷台には、上方が開放された無蓋の荷台や、屋根を備え周囲が密閉された箱型荷台等がある。近年では、風雨などによる貨物の損傷が防止可能であって貨物の梱包を簡易化できるとともに、荷くずれ防止も容易な箱型荷台が広く普及しており、迅速な貨物の積み降ろし等荷役作業の合理化を目的として、跳ね上げ式の屋根を備えたウイングボディと呼ばれる箱型荷台も多用されている。
ウイングボディにおいては、中心線に沿って左右に分割された屋根パネルが荷台の側面パネルと一体となってウイングを構成しており、左右のウイングは、荷台の屋根のセンタービームに取り付けられたヒンジを中心として油圧シリンダ等のアクチュエータにより跳ね上げ式に開閉される。貨物の積み降ろし時には、アクチュエータを作動させてウイングを開き、さらに、荷台の下方側面に配置される煽り板を開くと、荷台の側面が全面に亘り開放されるから、ウイングボディを搭載する車両では荷役作業が大幅に合理化される。比較的特殊な例ではあるが、側面パネルを荷台の床部まで延長し、煽り板を省略したウイングボディも存在する。
また、トラック等による貨物輸送の分野では、消費生活の多様化あるいは利便性の追求に伴って、野菜、果物、魚介類等の生鮮食料品あるいは冷凍食品などの輸送の需要が増加している。生鮮食料品又は冷凍食品等の輸送には、断熱パネルにより囲まれた密閉式の箱型荷台を搭載し、その荷室内の温度を、冷凍装置等を用いて一定温度に保つ定温輸送車が使用され、こうした車両は、荷室内の温度領域に応じて冷蔵車又は冷凍車とも呼ばれている。最近では、食品の安全性に対する要求が厳しくなり、輸送中の荷室内の温度が積載する貨物に応じた適正な範囲から外れないよう厳格に管理する必要が生じており、いわゆる温度管理車の需要が高まっている。定温輸送用車における荷役作業の合理化のため、断熱パネルにより囲まれた箱型荷台をウイングボディとする定温輸送用ウイング車も多く使用される。
定温輸送用ウイング車の一般的な箱型荷台の構造について図6により説明する。荷台の前部には前部フレームを備えた前面パネル1が、後部には後部フレーム2が配置され、後部フレーム2には観音開き式の後部ドア3が取り付けてある。箱型荷台の上部には2枚のウイング4が配置されており、これらは、中央で分割された屋根パネル41と側面パネル42とが一体となった断面L字状のものである。荷台の側面の下部には、煽り板5がヒンジ51によって下側に回動可能に設けられている。荷室内を外気から断熱して低温に保つよう、ウイング4の両方のパネルを含め、箱型荷台の周囲の面には断熱パネルが取り付けられ、前面パネル1の上部には、車両の外側に冷凍装置のエバポレータが装着されるとともに、冷却空気を吹き出す冷気吹出口6が設けられている。
ウイング4を開閉するためのアクチュエータとして、後部フレーム2と左右のウイングの屋根パネル41との間をそれぞれ連結する2個の油圧シリンダ7が設置され、同様な油圧シリンダ7は、前面パネル1の上部にも設置されている。油圧シリンダ7のロッドを伸長すると、図の実線に示すように、ウイング4が上方に移動して荷台の側面の上部が開放され、このときに煽り板5を下側に回動することにより荷台の側面の全面が開放されて、貨物の積み降ろしの作業性が格段に向上する。一方、車両の走行時には、煽り板5を図示の立てた状態で油圧シリンダ7のロッドを短縮すると、図の2点鎖線に示すように、ウイング4が降下してウイング4の側面パネル42の下端部が煽り板5の上端部に当接し、荷台は閉鎖される。
このような定温輸送用ウイング車では、ウイングの閉鎖時において、箱型荷台の周囲部分や煽り板等との隙間から、荷室内の低温空気が漏出したり温度の高い外気が侵入することにより、荷室内の温度が上昇するのを防ぐ必要がある。また、雨水の侵入やほこり等の侵入などにより荷室内の貨物が損傷を起こすことを防止しなければならない。このため、ウイング閉鎖時において、前面パネル及び後部フレーム等の周囲部分あるいは煽り板と対向するウイング周縁部には、気密及び水密を目的とする連続したガスケットがシール装置として設けられ、このガスケットを対向面に当接するようにしている。以下では、ウイング閉鎖時にその周縁部と箱型荷台の固定部分とが対向し、シール装置が置かれる部位を「ウイング当り部」という。
ガスケットを有する定温輸送用ウイング車のウイング当り部の構造については、例えば実公平7−23341号公報、特開2001−260663号公報等に開示されており、このうち実公平7−23341号公報に開示された構造を図7に示す。ウイングの屋根パネル42においては、図7(b)に示すとおり、断熱パネルの前方及び後方に金属製の枠部材が固定されており、ウイングの閉鎖時に、前方の枠部材が前面パネルの上部レール11に当接し、後方の枠部材が後部フレームの上部レール21に当接する。それぞれのウイング当り部には、外側にガスケットg1が設置されるとともに荷室側にリップ状のガスケットg2が設置されている。外側のガスケットg1は、主に雨水、ほこり等の侵入を防止する水密の役割を果たし、荷室側のガスケットg2は、前面パネルの上部レール11等の対向面に当接して、主に荷室内外の空気の流通を防ぐ気密の役割を担っている。ウイングの側面パネル42にも、図7(c)に示すとおり、前面パネルのコーナーポスト12及び後部フレームの側部ポスト22に当接するウイング当り部に、外側のガスケットg1及び荷室側のリップ状ガスケットg2によるシール装置が設けてある。
実公平7−23341号公報 特開2001−260663号公報
生鮮食料品あるいは冷凍食品等の冷凍品の輸送には、温度上昇による傷みを防止するため、輸送中の厳密な温度の保持が要求される。例えば冷凍食品を輸送するときは、荷室内の温度を−20℃以下の低温に常時保持しなければならず、そのためには、周囲の外気からの熱の流入を極力防止する必要がある。定温輸送用ウイング車は、開閉するウイングが断熱パネルで構成され、周縁部のウイング当り部にはガスケットが配置されているものの、ウイングが箱型荷台の他の部分とは分離している関係上、その隙間から荷室内外の空気の流通が生じ易い。ことに、異なる方向に延びるガスケットが交差するコーナー部では、空気の流通の確実な遮断が難しい。こうしたことから、−20℃以下という非常に低い温度に常時保持することは困難な面があり、冷凍食品の輸送には、ウイングを備えておらず、貨物積み降ろし用の後部ドア以外は固定された断熱パネルよりなる六面体の箱型荷台を使用するケースが大部分を占める。
また、定温輸送用ウイング車の箱型荷台には、走行中の車両の振動や加速減速に起因して種々の荷重が作用する。ウイングは、箱型荷台の固定部分である荷台前面や後面の周囲部分等から分離しており、これらの荷重によって箱型荷台の固定部分と相対的に移動したり撓んだりするから、ウイング当り部に配置したガスケットが接触した対向面から離れることがある。ウイングの側面パネルの下端はウイングロックと称する締結具によって煽り板と連結されているものの、煽り板自体も箱型荷台の固定部分とは分離しているので相対的な移動等を完全に抑えることはできない。車両の振動や加速減速によりガスケットが離れた場合には、その隙間を通過して荷室内の低温空気が漏洩するとともに、温度の高い外気が荷室内に侵入し、荷室内の温度を上昇させる。
本発明は、定温輸送用等のウイング車において、ウイング当り部のシール構造を改善して荷室の気密性を高め、荷室内を非常に低い温度に確実に保持することを可能とし、併せて冷凍装置の熱負荷を軽減することを課題とする。
上記の課題に鑑み、本発明は、断熱パネルにより構成され跳ね上げ式に開閉されるウイングを備えたウイング車において、ウイングの周縁部にガスケットを設置するとともに、周縁部のガスケットが当接する箱型荷台の固定部分にも近接してガスケットを設置して、ウイングの周縁部の全長に亘り、並行する2重のガスケットによるシール機構を設け、かつ、両方のガスケットが、ウイングの閉鎖によって変形し互いに接触するよう構成したものである。すなわち、本発明は、
「箱型荷台の固定部分とは分離して跳ね上げ式に開閉されるウイングを備え、前記ウイング及び前記箱型荷台の周囲の面には断熱パネルが取り付けられた車両用ウイングボディのシール装置であって、
前記ウイングの周縁部には、断面が中空形状の管状のウイング側ガスケットが連続して設置されるとともに、前記ウイングの閉鎖時において前記ウイングの周縁部が対向する前記箱型荷台の固定部分である、前記箱型荷台の前面及び後面の周囲部分と、屋根の中央に前後方向に延びるセンタービームとには、断面が中空形状の管状の固定側ガスケットが連続して設置されており
前記ウイング側ガスケット及び前記固定側ガスケットは、前記ウイングの閉鎖時においてそれぞれ対向面に当接して変形し、かつ、変形により両ガスケットが互いに接触するように設置されている」
ことを特徴とする車両用ウイングボディのシール装置となっている。
請求項2に記載のように、前記ウイングには、前記ウイング側ガスケットよりも外側に、縁部ガスケットが設置されていることが好ましい。
また、請求項3に記載のように、前記ウイングの閉鎖時において前記ウイング側ガスケット及び前記固定側ガスケットが当接する部位には、合成樹脂の断熱材が配置されていることが好ましい。
請求項4に記載のように、前記箱型荷台がその側面の下部に開閉可能な煽り板を備えているときは、前記ウイングの側面パネルの下部に、前記ウイング側ガスケットと連続するウイング下端ガスケットを設置し、前記ウイング及び前記煽り板の閉鎖時において、前記ウイング下端ガスケットが前記煽り板の上面に当接するように構成することができる。
車両用ウイングボディは、箱型荷台の固定部分とは分離して跳ね上げ式に開閉されるウイングを備えており、本発明のウイングボディでは、荷室内を一定温度に維持するよう、跳ね上げ式のウイング及び箱型荷台の周囲の面には断熱パネルが取り付けられている。そして、荷室内を外気から遮断するため、ウイングの閉鎖時において箱型荷台の固定部分と対向するウイングの周縁部、すなわちウイング当り部のウイング周縁部には、ウイング側ガスケットが設置されるとともに、ウイング当り部の固定部分には固定側ガスケットが設置されており、両ガスケットは、ウイングの閉鎖により対向面に当接して変形し、互いに接触するように設置されている。つまり、両ガスケットは、可動のウイングと固定部分とに近接して配置され、ウイングの閉鎖時に対向面に押圧されて変形すると両ガスケットが互いに接触する。
このような2個のガスケットの配置によって、ウイングの閉鎖時には、ウイング側ガスケットの先端部分と対向面との当接部、固定側ガスケットの先端部分と対向面との当接部の外に、両ガスケットの接触部分にもシール面が形成される。これら3個のシール面を屈曲しながら通過するような空気の流通は殆ど生じることはなく、ウイング当り部の気密性が格段に向上する。
また、ウイング側ガスケットは可動のウイングに装着される一方、固定側ガスケットは箱型荷台の固定部分に装着されているため、両ガスケットの接触によって、可動のウイングと箱型荷台との相対的な移動が拘束されることとなる。つまり、ウイングボディを架装した車両の走行中における加減速に伴う慣性力あるいは振動による荷重等が、箱型荷台の固定部分とは分離したウイングに作用しウイングが相対的に移動しようとしても、互いに接触するウイング側ガスケットと固定側ガスケットとが相対的な動きに抵抗し、ウイングの過大な変位を抑制する。これにより、輸送中の車両の加減速等に起因して、両ガスケットの先端部が対向面から離れ、荷室内の低温空気が漏出する等の事態を回避することができる。輸送中等における気密性の向上は、荷室内の温度を−20℃以下の低温に常時保持して冷凍食品等の品質の保全を可能とし、さらに、冷凍装置の熱負荷が軽減されることから、冷凍装置の駆動に要する動力の節減も可能とする。
本発明のウイング側ガスケット及び固定側ガスケットは、ウイングの閉鎖時に、ウイングの周縁部と箱型荷台の固定部分とが接しウイング当り部となる、箱型荷台の前面及び後面の周囲部分と屋根中央のセンタービームとに、連続して設置されている。これらのウイング当り部にそれぞれ両ガスケットを設置しているので、箱型荷台の前面及び後面の周囲部分では、両ガスケットが車両の前後方向に重なって配置され、屋根中央のセンタービームのウイング当り部では上下方向に重なって配置される。そのため、車両の加減速等による外力がどの方向から作用したとしてもウイングの動きが抑えられ、確実な気密の保持が可能となる。
そして、ウイング側ガスケット及び固定側ガスケットとして、断面が中空形状の管状ガスケット用いられる。中空の管状ガスケットは、断面が中心線について対称形状になっており、例えばリップ状ガスケットと比較して肉厚を薄くすることが可能であって、寸法変化に対する追随性が良好である。そのため、ウイング閉鎖時において両方のガスケットが接触したときに、ガスケットは接触部で局部的に変形し、対向面に当接するガスケットの先端部分のシール性が低下することはない。また、中空の管状ガスケットは、これに適した「継手ガスケット」を用いることによって、交差する方向に延びる2個のガスケットの接点となるコーナー部のシール性を、容易に確保することができる。
請求項2の発明は、ウイングに設けられるウイング側ガスケットよりも外側に、縁部ガスケットを設置するものである。この縁部ガスケットは、主に雨水等の荷室内への浸入を防ぐ水密の機能を有するものであるが、縁部ガスケットによって空気の流通も阻止されるから、ウイング側ガスケット及び固定側ガスケットを補助することとなり、気密性もより一層向上する。
また、請求項3の発明のように、ウイングの閉鎖時においてウイング側ガスケット及び固定側ガスケットが当接する部位に、合成樹脂の断熱部材を配置したときは、ウイング当り部の周辺における熱の流れを遮断することができる。ウイング当り部には、例えばセンタービームや断熱パネル周縁部の枠部材のように、熱の良導体である金属製の部材が設けられているが、冷凍食品の輸送等において荷室内の温度が−20℃以下の低温になると、外気との温度差が増大するため、ウイング当り部の金属製の部材を介した熱伝達量が増加する。ガスケットが当接する部位に断熱部材を置くことは、金属製の部材から荷室内に伝達される熱量を減少させることとなるから、荷室内の温度を低温に維持するうえで有効な手段となる。
請求項4の発明は、煽り板を備えた箱型荷台において、ウイングの側面パネルの下部に、ウイング側ガスケットと連続するウイング下端ガスケットを設置し、ウイングの閉鎖時に、ウイング下端ガスケットが煽り板の上面に当接するように構成したものである。これにより、ウイングの周縁部の全周に亘って連続的にガスケットが設置され、ウイングと箱型荷台の固定部分との間の気密とともに、煽り板との間の気密が確保される。
以下、図面に基づいて、本発明のウイングボディのシール装置について説明するが、本発明が適用されるウイングボディの基本的な構成及び作動は、図6に示す従来のものと格別変わるものではない。つまり、本発明のウイングボディは、屋根パネルと側面パネルとが一体となった断面L字状のウイングを両側に備えており、ウイングは、油圧シリンダにより跳ね上げ式に開閉される。荷室内を外気から断熱して低温に保持するよう、屋根パネル及び側面パネルの主体部は断熱パネルとなっている。この断熱パネルは、断熱材を挟んで両側に金属の薄板を積層したサンドイッチパネルと呼ばれるもので、例えば、断熱材には発泡ポリスチレンが、薄板の金属には表面処理を施したアルミ板が使用される。
図1乃至図3は、ウイング当り部となるそれぞれの部分に置かれた、本発明のシール装置の構造を断面図で示すものである。図1は、ウイングボディの、図7(a)におけるZ−Z矢視断面図であり、ウイングの屋根パネルとセンタービームとの間のシール装置を拡大図で示している。図2には、図7(a)におけるX−X矢視断面図を、屋根パネルと箱型荷台の前面パネルとの間に設置されたシール装置の拡大図とともに示し、また、図3には、図7(a)におけるY−Y矢視断面図を、ウイングの側面パネルと前面パネルとの間のシール装置の拡大図とともに示す。これらの図面においては、図6に示す従来のものと対応する部品等には同一の符号を付している。
図1の断面図に示されるとおり、ウイング4は、箱型荷台の屋根となる屋根パネル41と、箱型荷台の側面となる側面パネル42とを直角に配置した断面L字状のものである。両方のパネルは、ともに断熱パネルであって、この実施例では、屋根パネル41の厚さが側面パネル42の厚さよりも大きく、両方のパネルの接合部に接続金具をリベット(ブラインドリベット)で固定して組立てられている。ウイング4は、箱型荷台の屋根の中央を前後方向に延びるセンタービーム8にヒンジ81によって連結され、貨物の積み降ろし時にはヒンジ81を中心にして跳ね上げ式に開閉する。図示は省略するが、センタービーム8及びヒンジ81の上方は防水用のキャンバスシートで覆われている。
箱型荷台の固定部分であるセンタービーム8と、開閉するウイング4との接合部分はウイング当り部であって、ここに本発明のシール装置が設置されている。すなわち、ウイング4側には、センタービーム8に沿って車両の前後方向に延びるウイング側ガスケットGW1が装着され、その先端部がセンタービーム8側の対向面に当接するとともに、センタービーム8側には固定側ガスケットGF1が装着され、その先端部がウイング4の周縁部端面の対向面に当接する。ウイング側ガスケットGW1と固定側ガスケットGF1とは近接した位置に配置してあり、両ガスケットがウイングの閉鎖時に対向面に押圧されて変形すると、拡大図(b)に示すように、両ガスケットの側面同士が互いに接触することとなる。なお、拡大図(a)では、両ガスケットを自由状態で表している。
このように、ウイング側ガスケットGW1と固定側ガスケットGF1との側面同士を互いに接触させると、両ガスケットの接触部分にもシール面が形成される。ウイングの閉鎖時において、例えば荷室内の低温空気が外部に流出するときは、固定側ガスケットGF1の先端部分のシール面、両ガスケットの接触部分のシール面及びウイング側ガスケットGW1の先端部分のシール面を屈曲しながら順次通過しなければならず、圧力降下が極めて大きいから、実質的にこうした流出は生じない。シール面が3個形成されることにより、ウイング当り部の気密性は格段に向上する。
ウイング側ガスケットGW1は可動のウイング4の周縁部端面に装着され、かつ、固定側ガスケットGF1はセンタービーム8側に装着される。車両の走行中には振動等に起因する荷重が、箱型荷台の固定部分とは分割されたウイング4に作用して、ウイング4が固定部分と相対的に移動するが、本発明では両方のガスケットが互いに接触しているため、このときに両方のガスケットには相対的な移動に抵抗する反力や摩擦力が働く。したがって、ウイング4の相対的な動きが抑えられるから、車両の走行中の振動等により両ガスケットの先端部が対向面から離れ、ウイング当り部で空気の流通が起こる事態を防止ることができる。センタービーム8に沿ったウイング側ガスケットGW1と固定側ガスケットGF1とは断面で上下に重なっており、この部分では、ウイングの下方への移動が反力で抑制され、前後方向の移動が摩擦力で抑制される。
この実施例では、図1の拡大図(a)に示されるとおり、ウイング側ガスケットGW1及び固定側ガスケットGF1には、断面が中空形状の管状ガスケットが使用される。中空の管状ガスケットは、断面が中心線について対称形状で肉厚が比較的薄く、リップ状ガスケット等と比べて寸法変化を容易に吸収できるため、両方のガスケットが接触したときにも、対向面に当接するガスケットの先端部分のシール性が低下することはない。
また、ウイング側ガスケットGW1の根元部及び固定側ガスケットGF1の根元部は、塩化ビニール樹脂等の合成樹脂からなる断熱部材PW1、PF1のレール部にそれぞれ嵌め込まれており、ガスケットの先端部分は、互いに他方の断熱部材の対向面に当接している。ウイング側ガスケットGW1が装着される断熱部材PW1は、屋根パネル41の端部に固着された型材(アルミ押出し成形品)にリベットで固定され、固定側ガスケットGF1が装着される断熱部材PF1は、その二股状の端部がセンタービーム8に嵌め込まれている。つまり、箱型荷台の外側に位置する金属製の型材及びセンタービーム8は、断熱部材PW1、PF1を介して荷室内と接続されているため、センタービーム8等から荷室内に伝達される熱が遮断され、荷室内の温度を低温に維持することができる。この実施例では、センタービーム8の下方に断熱材が置かれており、断熱部材PW1、PF1は上下方向の距離が大きいので、金属製のセンタービーム8等からの熱伝達は極めて小さいものなる。合成樹脂の断熱部材PW1、PF1は、それぞれ、屋根パネル41の断熱パネルの端面、センタービーム8の下方に置かれた断熱材の端面を保護する機能も果たしている。
ウイング4の側面パネル42の下方に設置される煽り板5は、側面パネル42と同じように断熱パネルによって構成される。煽り板5は、ヒンジ51(図6)によって箱型荷台の底部フレーム9に連結され、貨物の積み降ろし時に下方に回動される。底部フレーム9の上方には箱型荷台の床部分が置かれており、この床部分は、断熱パネルの上面にリブを備えた床面パネルを積層したものであって、床面パネルのリブの間に形成される通路により、積載貨物に遮られることなく冷却空気の循環が促進される。煽り板5の下部の気密及び水密を図るため、煽り板5が当接する床部分の側面には、上下に2個並んだガスケットGF5が装着されるとともに、煽り板5の下面にもガスケットGM5が装着される。さらに、ウイング4の閉鎖時に煽り板5と側面パネル42との間をシールするよう、側面パネル42の下方端面には、煽り板5の上面に当接するウイング下端ガスケットGW5と、その外側側面に当接するガスケットGW6とが設置される(分かり易いように、図1にはウイングと煽り板とを離して記載してある)。煽り板5の上面とウイング下端ガスケットGW5の取り付け部等を経由する熱伝達を遮断するため、煽り板5の上面には、内部に空洞を有する厚板の断熱部材P5が固着されるとともに、ウイング下端ガスケットGW5の取り付け部にも、断熱部材PW5が固着されている。
次いで、図2及び図3に示す、ウイングと前面パネル及び後部フレームの周囲部分との間におけるシール装置について述べる。
図2は、ウイングの屋根パネル41の前部と後部のウイング当り部に置かれるシール装置を断面図で表すものであり、このうち、屋根パネル41の前部のシール装置を拡大図に示している。箱型荷台の前面パネル1(図6)は、ウイングを開閉する油圧シリンダが取り付けられる上部レール11を備え、また、屋根パネル41の前部には、車両の横方向に延びる断面コ字状の補強部材RFが取り付けてあり、これに油圧シリンダのロッドが連結される。屋根パネル41の断熱パネルの前方端部には、矩形断面部を有する型材43がリベットにより固定され、補強部材RFが溶接されたステンレス等の縁部材44と型材43とが、やはりリベットを用いて固定されている。縁部材44の端部は型材43の凹所に差し込まれて保持されており、これらは、図7の枠部材に対応するものである。また、後部ドア3が嵌め込まれる後部フレームも、油圧シリンダが取り付けられる上部レール21を備え、屋根パネル41の後部は、その前部と同様の構造となっている。
図2の拡大図に示すとおり、型材44の矩形断面部にはウイング側ガスケットGW2が装着され、これは、型材44に形成されたレール部に嵌め込まれて装着される。一方、ウイング側ガスケットGW2が対向する前面パネルの上部レール11には、合成樹脂製の板状の断熱部材PF2がねじで固定されており、ウイング側ガスケットGW2の先端部分は断熱部材PF2の上面に当接する。さらに、断熱部材PF2の側面にはレール部の形成された小型の型材が固定され、ここに固定側ガスケットGF2が嵌め込まれるとともに、固定側ガスケットGF2の先端部分は、型材43の表面を覆う断熱部材PW2に当接する。屋根パネル41の後方端部と後部フレームの上部レール21との間にも、同様のシール装置が配置されている。屋根パネル41の前部と後部に固定された縁部材44の端縁には、主に雨水等の侵入を防止する縁部ガスケットGEが設置してあり、それぞれ上部レール11、21の上端に押圧される。
屋根パネル41の前部及び後部のウイング当り部に置かれたウイング側ガスケットGW2と固定側ガスケットGF2とは互いに近接して配置され、両ガスケットがウイングの閉鎖時に対向面に押圧されて変形すると、拡大図(b)に示すとおり、両ガスケットの側面同士が互いに接触する。そのため、図1に示す2個のガスケットの場合と同じように、ウイング当り部の気密性が大幅に向上する。また、両ガスケットの接触によって、ウイングと、前面パネル及び後部フレームの周囲部分との相対的変位が抑制されるが、この個所では両ガスケットが車両の前後方向に重なっているため、車両の加速減速の慣性力に起因する前後方向の変位が、両ガスケット間に働く反力により抑制され、振動等に起因する上下方向の変位が摩擦力により抑制される。
図3は、ウイングの側面パネル42の前部と後部のウイング当り部に置かれるシール装置を断面図で表すものであり、このうち、側面パネル42の前部のシール装置を拡大図に示している。箱型荷台の前面パネルの側方にはコーナーポスト12が上下方向に延びており、側面パネル42の前部には、ウイング閉鎖時にコーナーポスト12と接する位置に型材45が取り付けてある。型材45は、前方端縁まで一体となったものであるが、断熱パネルの端面と当接するように矩形断面部が形成され、ここにウイング側ガスケットGW3が装着される。図2に示す屋根パネルの前部のシール装置と同様に、コーナーポスト12にはウイング側ガスケットGW3の対向面となる合成樹脂製の断熱部材PF3が固定され、この断熱部材PF3に固定側ガスケットGF3が装着されており、固定側ガスケットGF3の対向面にも断熱部材PW3が設けてある。ウイング側ガスケットGW3と固定側ガスケットGF3とは、拡大図(b)に示すとおり、ウイングの閉鎖時にガスケット側面同士が互いに接触する。側面パネル42の後方のシール装置、つまり、後部ドア3を嵌め込む後部フレームの側部ポスト22とウイングの側面パネル42との間のシール装置も同様な構成となっている。
このような側面パネル42の前部及び後部のシール装置によって、図2に示す2個のガスケットと同じように、ウイング当り部の気密性が向上するとともに、ウイングと、箱型荷台の固定部分である前面パネル及び後部フレームとの相対的変位が抑制される。側面パネル42の前部と後部に取り付けられた型材45の端縁にも、縁部ガスケットGEが設置されており、雨水等の侵入防止が図られている。
上述したとおり、ウイングの周縁部には、箱型荷台の固定部分に対するウイング当り部にウイング側ガスケットGW1、GW2、GW3が設置され、煽り板5に対するウイング当り部にはウイング下端ガスケットGW5が設置されているが、これらは、継手ガスケットによって互いに接続されている。例えば、センタービーム8に対するウイング当り部に設けられるウイング側ガスケットGW1と、屋根パネル41の前部及び後部に設けられるウイング側ガスケットGW2とを接続する継手ガスケットには、図4(ウイングを開放したときの前面パネルとセンタービームとの接合部を表す斜視図)に示されるように、中空の管状ガスケットと略同一断面を備えた曲がり管形状のガスケットが使用される。こうした継手ガスケットを用いることによって、異なる方向のウイング側ガスケットが交差するコーナー部のシール性能を高めることができる。
屋根パネル41のウイング側ガスケットGW2と、側面パネル42のウイング側ガスケットGW3とは、図4の曲がり管形状の継手ガスケットと同様な継手ガスケットで接続され、また、側面パネル42のウイング側ガスケットGW3とウイング下端側ガスケットGW5とは、図5(側面パネル42の前方下端の斜視図)に示すように、角型形状の継手ガスケットによって接続される。つまり、ウイングに設置されるガスケットは、ウイングの断熱パネルの端面を全周に亘り連続して取り巻くよう設置される。ウイング側ガスケットと近接する箱型荷台の固定部分には、それぞれ固定側ガスケットが設けてあるから、ウイング当り部は相互に接触する2重のガスケットで確実にシールされることとなる。
以上詳述したように、本発明は、断熱パネルで囲まれたウイングボディにおいて、ウイングの周縁部にウイング側ガスケットを設置するとともに、ウイング側ガスケットが当接する箱型荷台の固定部分にも近接して固定側ガスケットを設置し、両方のガスケットが、ウイングの閉鎖によって変形し互いに接触するよう構成したものである。これにより、本発明のウイングボディでは、ウイングの周縁部のシール性を格段に向上させるとともに、車両の振動等によりシール性が損なわれることを防止して室内の温度上昇を防ぎ、冷凍装置の熱負荷を軽減することができる。
上述の実施例では、荷室内を極めて低温に保持する冷凍車に適用する場合について説明したが、本発明はいわゆる冷蔵車等に適用可能であることはいうまでもない。また、上述の実施例のウイング側ガスケットは、固定側ガスケットよりも荷室の外側に配置されているが、これを内側に配置してもよく、また、ウイング側ガスケット又は固定側ガスケットを多重に配置する、両ガスケットの取り付け部の細部構造を変更するなど、実施例に対し種々の変形が可能であることは明らかである。
本発明のウイングボディのZ−Z断面図及びセンタービーム部分におけるシール装置を示す拡大図である。 本発明のウイングボディのX−X断面図及びウイングの屋根パネルにおけるシール装置を示す拡大図である。 本発明のウイングボディのY−Y断面図及びウイングの側面パネルにおけるシール装置を示す拡大図である。 ウイングを開放したときの前面パネルとセンタービームとの接合部を表す斜視図である。 ウイングの側面パネルの前方下端を表す斜視図である。 定温輸送用の一般的なウイング車を示す斜視図である。 ウイングボディの切断面及び従来のシール装置を示す図である。
符号の説明
1 前面パネル
11 上部レール
12 コーナーポスト
2 後部フレーム
21 上部レール
22 側部ポスト
4 ウイング
41 屋根パネル
42 側面パネル
5 煽り板
8 センタービーム
GW1、GW2、GW3 ウイング側ガスケット
GF1、GF2、GF3 固定側ガスケット
GW5 ウイング下端ガスケット
GE 縁部ガスケット
PW1、PW2、PW3 断熱部材(ウイング側)
PF1、PF2、PF3 断熱部材(固定側)

Claims (4)

  1. 箱型荷台の固定部分とは分離して跳ね上げ式に開閉されるウイングを備え、前記ウイング及び前記箱型荷台の周囲の面には断熱パネルが取り付けられた車両用ウイングボディのシール装置であって、
    前記ウイングの周縁部には、断面が中空形状の管状のウイング側ガスケットが連続して設置されるとともに、前記ウイングの閉鎖時において前記ウイングの周縁部が対向する前記箱型荷台の固定部分である、前記箱型荷台の前面及び後面の周囲部分と、屋根の中央に前後方向に延びるセンタービームとには、断面が中空形状の管状の固定側ガスケットが連続して設置されており
    前記ウイング側ガスケット及び前記固定側ガスケットは、前記ウイングの閉鎖時においてそれぞれ対向面に当接して変形し、かつ、変形により両ガスケットが互いに接触するように設置されていることを特徴とする車両用ウイングボディのシール装置。
  2. 前記ウイングには、前記ウイング側ガスケットよりも外側に、縁部ガスケットが設置されている請求項1に記載の車両用ウイングボディのシール装置。
  3. 前記ウイングの閉鎖時において前記ウイング側ガスケット及び前記固定側ガスケットが当接する部位には、合成樹脂の断熱部材が配置されている請求項1又は請求項2に記載の車両用ウイングボディのシール装置。
  4. 前記箱型荷台がその側面の下部に開閉可能な煽り板を備え、かつ、前記ウイングの側面パネルの下部には、前記ウイング側ガスケットと連続するウイング下端ガスケットが設置されており、前記ウイング及び前記煽り板の閉鎖時において、前記ウイング下端ガスケットが前記煽り板の上面に当接する請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の車両用ウイングボディのシール装置。
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