JP4915841B2 - 階調電圧発生回路、ドライバic、及び液晶表示装置 - Google Patents

階調電圧発生回路、ドライバic、及び液晶表示装置 Download PDF

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Description

本発明は、階調電圧発生回路、ドライバIC、及び液晶表示装置に関し、特に、複数のLCDドライバICが設けられたドライバによって、画素が駆動される液晶表示装置に関する。
近年、カラー液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)は多階調化が進み、6ビットの26万色から、8ビットの1670万色表示に移行している。更には10ビットの10億色の製品が開発されている。そうした中で、γ特性を決定する階調電源回路(階調電圧発生回路)は、液晶パネル毎の特性に合わせた電圧を発生させるために重要な基盤回路の一つである。従来は、液晶用ドライバ(以下、LCDドライバと称す)のγ特性を調整するため、LCDドライバ用ICの外部に設けられた階調電源用ICを使っていた。
しかし、昨今、価格低減のため、この外部に設けられていた階調電源回路は、液晶パネルを駆動する複数の液晶用ドライバICのそれぞれに内蔵されて用いられている。この場合、階調電源回路を構成するアンプによるオフセット電圧により、各液晶ドライバICから出力される階調電圧はそれぞれ異なる値を示す。このため、いわゆるブロックムラという不具合が発生するという問題があった。特に、COG(Chip On Glass)にLCDドライバを貼り付けて配線する場合はその配線抵抗は大きい。このため、γ特性を決定するγ抵抗に流れる電流によって、LCDドライバIC毎にγ特性が変わってしまい、ブロックムラを引き起こす大きな要因となる。
階調電源回路用の演算増幅器は、一般的には6ビット品で正側5個、負側5個のアンプをもち、また8ビット品では正側9個、負側9個のアンプを持つ。そして、これらのアンプは、電源効率が考慮され、電源電位またはグランド電位(GND)近辺まで出力することが可能なアンプである。又、階調電源回路は、専用ICとしてLCDドライバICの外部に設けられることも多いが、LCDドライバICに内蔵される場合もある。この場合、CMOSでアンプを構成しなければならないため、ドライバの駆動能力は制限される。
図1は、従来技術によるLCDソースドライバ1100A及びLCDパネル1300の構成を示すブロック図である。図1を参照して、従来技術によるLCDソースドライバ1100Aは、それぞれがディジタル表示信号R、G、B(例えば6ビットディジタル信号)を外部より取り込むデータレジスタ11と、ストローブ信号STに同期してディジタル表示信号をラッチするラッチ回路12と、並列n段のディジタル/アナログ変換器よりなるD/Aコンバータ13と、液晶の特性に応じたガンマ変換特性をもつ階調電圧発生回路14と、D/Aコンバータ13から出力される電圧をバッファする出力アンプ部15とを備えている。ここで出力アンプ部15は、n個の電圧フォロワ15〜15を備えている。
LCDパネル1300は、データ線と走査線との交差領域に設けられる薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)16〜16を備える。又、TFT16〜16に接続される画素容量17〜17を備える。ここで、TFT16〜16のゲートは走査線に接続され、ソースはデータ線に接続されている。又、画素17〜17の一端は、TFT16〜16のドレインに接続され、他端はCOM端子に接続されている。図1では、走査線1本に接続されるTFT16〜16及び画素容量17〜17が模式的に示されている。通常、LCDパネル1300は複数本の走査線を有し、この走査線とデータ線に接続されたTFT16〜16及び画素容量17〜17がアレイ状に設けられる。不図示のLCDゲートドライバは、走査線に接続されたTFT16〜16のゲートを走査線毎に順次駆動していく。D/Aコンバータ13は、ラッチ回路12の6ビットディジタル表示信号を、D/A変換して、N個の電圧フォロワ15〜15に供給し、TFT16〜16を介して画素容量17〜17として動作する液晶素子(画素)にデータ信号を供給する。
ここで、階調電圧発生回路14はデータ線を駆動するデータ信号の基準電圧となる階調電圧を発生する。D/Aコンバータ13では、不図示のROMスイッチ等によって構成されるデコーダによって階調電圧の選択が行われる。従来技術、例えば特許第2590456号に記載の階調電圧発生回路は、抵抗ラダー回路を備えている(特許文献1参照)。この抵抗ラダー回路は、各階調電圧の出力点におけるインピーダンスを下げるため、かつ階調電圧の電圧値を微調整するため電圧フォロワで駆動される。
図2は、従来技術による階調電圧発生回路14の構成を示すブロック図である。図2を参照して、階調電圧発生回路14は、LCDソースドライバ1100Aに内蔵される内蔵抵抗ラダー回路1102と、LCDソースドライバ1100Aの外部に設けられる外部抵抗ラダー回路1401と、電圧フォロワとして機能する複数のオペアンプ(オペレーショナルアンプ;演算増幅器)OP〜OPを備えるバッファアンプ1101と、基準供給電圧Vを出力する定電圧発生回路とを備えている。ここで、内蔵抵抗ラダー回路1102はオペアンプOP〜OPの出力端に接続され、相互に直列接続している抵抗R〜Rn−1を備えている。又、外部抵抗ラダー回路1401は、定電圧発生回路と直列接続された抵抗R’〜Rn−1’を備える。抵抗R’〜Rn−1’はオペアンプOP〜OPの正転端子に接続されている。
オペアンプOP〜OPは、外部抵抗ラダー回路1401内の抵抗R’〜Rn−1’におけるタップ電圧に応答して階調電圧Vg1〜Vgnを出力する。ここで、外部抵抗ラダー回路1401内の抵抗R’〜Rn−1’は可変抵抗であり、この抵抗値を変化させることでオペアンプOP〜OPに与えるタップ電圧は調整される。この際、外部抵抗ラダー回路1401から出力される階調電圧Vg1〜VgnがLCDパネル1300の特性に対して最適な電圧となるように、オペアンプOP〜OPに与える電圧は調整される。
階調電圧発生回路14に供給される基準供給電圧Vrは、グランド電位GNDと電源電位Vrとの電位差である。基準供給電圧Vrは、例えばバンドギャップリファレンス等の安定した外部の定電圧発生回路によって与えられる。階調電圧Vgn、Vgn−1、Vgn−2、・・・、Vg2、Vg1はそれぞれ、ラダー抵抗R’、R’、R’、・・・、Rn−2’、Rn−1’によって、最終的に決定される。すなわち、階調電圧Vgn、Vgn−1、Vgn−2、・・・、Vg2、Vg1は、以下のように求められる。
gn=V
gn−1=V{(Rn−2’+Rn−3’+・・・+R’)/(Rn−1’+Rn−2’+Rn−3’+・・・+R’)}
・・・
g1=V{R’/(Rn−1’+Rn−2’+Rn−3’+・・・+R’)}
ここで、LCDソースドライバ10内部で階調電圧Vg1〜Vgnを決定する抵抗R〜Rn−1の各抵抗比と、外部において階調電圧Vg1〜Vgnを決定する抵抗R’〜Rn−1’の各抵抗比とが同一であれば、オペアンプOP〜OPn−1の出力電流は零となる。
しかしながら、GND側から数えてn番目のオペアンプOP(最高電圧の階調電圧Vgnを出力するオペアンプ)の出力電流Iは吐き出し方向で、次式(1)で与えられる。
=(Vgn―Vg1)/(R+R+・・・+Rn−1) (1)
又、GND側から数えて1番目のオペアンプOP1(最低電圧の階調電圧Vg1を出力するオペアンプ)の出力電流Iは、吸い込み方向で、次式(2)で与えられる。
=(Vgn―Vg1)/(R+R+・・・+Rn−1) (2)
従って、オペアンプOPとオペアンプOPの各アンプは、出力電流I、Iをそれぞれ駆動できる出力段として設計しなければならない。特に、MOSトランジスタで設計する場合は、駆動能力を決めるトランジスタの相互コンダクタンスgmがバイポーラトランジスタと比較して小さいので、注意が必要である。
又、特開平10−142582号公報に、液晶階調電圧発生回路におけるオペアンプの出力ダイナミックレンジの縮小を改善する技術が開示されている(特許文献2参照)。
一方、複数のLCDドライバICを並列接続して液晶に表示する階調を増加するLCDドライバが特開平5−119744号に記載されている(特許文献3参照)。図3は、階調電圧発生回路が内蔵されたLCDソースドライバICを2個用いたLCDソースドライバ1100Bの構成を示すブロック図である。図3を参照して、LCDソースドライバ1100Bは、第1LCDソースドライバIC110−1と第2LCDソースドライバIC110−2とを備える。第1LCDソースドライバIC110−1は、階調電圧発生回路14’−1、データレジスタ11−1、ラッチ回路12−1、D/Aコンバータ13−1、出力アンプ部15−1とを具備する。階調電圧発生回路14’−1は、ラダー抵抗R−1〜R(n/2)−1−1で構成される負側階調抵抗群142−1と、ラダー抵抗R(n/2)+1−1〜Rn−1−1で構成される正側階調抵抗群141−1と、負側階調抵抗群142−1に接続され、電圧フォロワとして機能するオペアンプ143−1及び143−1と、正側階調抵抗群141−1に接続され、電圧フォロワとして機能するオペアンプ143−1及び143−1とを備えている。第2LCDソースドライバIC110−2の構成は、第1LCDソースドライバIC110−1と同様な構成であり、各構成の符号は第1LCDソースドライバIC110−1の構成に付された符号の追い番を2に換えた符号が付される。
ここで、オペアンプ143−1及びオペアンプ143−2の正転入力端子は、第1の定電圧源VH+に接続され、オペアンプ143−1及びオペアンプ143−2の正転入力端子は、第1の定電圧源VH+よりも低い電圧を供給する第2の定電圧源VL+に接続されている。このため、オペアンプ143−1は、正側階調抵抗群141−1における最も高い電圧を正側階調抵抗群141−1に供給する。同様に、オペアンプ143−2は、正側階調抵抗群141−2における最も高い電圧を正側階調抵抗群141−2に供給する。又、オペアンプ143−1は正側階調抵抗群141−1における最も低い電圧を正側階調抵抗群141−1に供給する。同様に、オペアンプ143−2は、正側階調抵抗群141−2における最も低い電圧を正側階調抵抗群141−2に供給する。更に、オペアンプ143−1及びオペアンプ143−2の正転入力端子は、第3の定電圧源VH−に接続され、オペアンプ143−1及びオペアンプ143−2の正転入力端子は第3の定電圧源VH−よりも低い電圧を供給する第4の定電圧源VL−に接続されている。このため、オペアンプ143−1は負側階調抵抗群142−1における最も高い電圧を負側階調抵抗群142−1に供給する。同様に、オペアンプ143−2は、負側階調抵抗群142−2における最も高い電圧を負側階調抵抗群142−2に供給する。又、オペアンプ143−1は負側階調抵抗群142−1における最も低い電圧を負側階調抵抗群142−1に供給する。同様に、オペアンプ143−2は、負側階調抵抗群142−2における最も低い電圧を負側階調抵抗群142−2に供給する。又、2つ以上のLCDソースドライバICが用いられる時には、それぞれに設けられたオペアンプ143の正転入力端子は各々電源に共通接続されている。
第1〜第4の定電圧源VH+、VL+、VH−、VL−では通常、抵抗分割で構成されるためインピーダンスが高い。このためにバッファアンプが必要となる。ここでは、オペアンプ143〜143がバッファアンプの役割を果たす。LCDパネルは、このような構成によるLCDソースドライバ1100Bからの出力に応答して輝度を変更する。例えば、ノーマリーホワイトタイプのLCDパネルにおいては、正側階調の高電圧側が黒レベルに、低電圧側が白レベルに相当し、負側階調の低電圧側が黒レベルに、高電圧側が白レベルに相当するように第1〜第4の電圧VH+、VL+、VH−、VL−の値が設定される。
特許第2590456号 特開平10−142582号公報 特開平5−119744号公報
上述のように従来技術では、LCDソースドライバが複数のLCDソースドライバICを備えることで、各LCDソースドライバIC内のラダー抵抗のバラツキにより、各抵抗の精度にバラツキが生じる。このため各ドライバIC間で階調特性が異なり、ブロックムラという表示異常が発生してしまう。更にはLCDドライバに内蔵されている階調電源用演算増幅器のオフセット電圧の相違により、各LCDドライバIC間で異なった階調電圧を発生し、これが原因でブロックムラの表示異常を起こす可能性がある。
詳細には、階調電圧は各LCDソースドライバICに内蔵される抵抗分割で決定される。当然のことながらこの分割抵抗比はLCDソースドライバIC毎にばらつく。その結果、LCDソースドライバIC毎に階調特性が異なる。このため、第1LCDソースドライバIC110−1の階調特性と第2LCDドライバIC110−2の階調特性が異なったものとなる。この場合、2つのドライバICを並べて接続し、それぞれからの階調電圧に基づいたデータ信号によって液晶パネルを駆動すると、各ドライバICが駆動するLCDパネルの境目を人間の目で認識可能となってしまう。尚、人間の目は液晶の電圧で10mV差があると異なった階調として認識すると言われている。
これらの問題を解決するために階調電源用演算増幅器の出力同士を共通接続することが求められている。しかしながら、従来技術では、階調電源用演算増幅器を構成する演算増幅器の各々におけるオフセット電圧は異なるため、出力がショートされると電源用演算増幅器は異常動作する。このため、階調電源用演算増幅器の出力同士を接続することは難しい。従って、従来技術では、階調電圧発生回路を内蔵したLCDドライバIC同士を共通接続することは困難となっている。
上記の課題を解決するために、本発明は、以下に述べられる手段を採用する。その手段を構成する技術的事項の記述には、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]の記載との対応関係を明らかにするために、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号・符号が付加されている。但し、付加された番号・符号は、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲を限定的に解釈するために用いてはならない。
本発明による第1の態様に係る階調電圧発生回路(4A)は、ドライバIC(10A)に設けられ、データ線(X)を駆動するための階調電圧(Vg1〜Vgn)を供給する。階調電圧発生回路(4A)は、ノード(N〜N(n/2)−1、N(n/2)+2〜Nn−1)を介して直列接続された複数の抵抗(R〜Rn−1)を備える階調抵抗回路(41、42)と、出力端が階調抵抗回路(41、42)の一端(N、N(n/2)、N(n/2)+1、N)に接続され、正転入力端子(44〜44)が電源(400A)に接続される第1の電圧バッファ(43〜43)とを具備する。第1の電圧バッファ(43〜43)は、電源(400A)の基準供給電圧(VH+、VL+、VH−、V)に応じた基準電圧を階調抵抗回路(41、42)の一端(N、N(n/2)、N(n/2)+1、N)に供給する。階調電圧発生回路(4A)は、この基準電圧に応じて、ノード(N〜N(n/2)−1、N(n/2)+2〜Nn−1)からデータ線(X)を駆動するための階調電圧(Vg2〜Vg(n/2)−1、Vg(n/2)+2〜Vgn−1)を供給する。ここで、ドライバIC(10A)が複数提供される場合、複数の第1の電圧バッファ(43〜43)の正転入力端子(44〜44)は、電源(400A)に共通接続される。例えば、第1LCDソースドライバIC(10A−1)の正転入力端子(44−1〜44−1)と、第2LCDソースドライバIC(10A−2)の正転入力端子(44−2〜44−2)とは電源(400A)に共通接続される。又、複数のドライバIC(10A)において同じ階調電圧(Vg2〜Vg(n/2)−1、Vg(n/2)+2〜Vgn−1)を供給するノード(N〜N(n/2)−1、N(n/2)+2〜Nn−1)は、相互に接続される。例えば、第1LCDソースドライバIC(10A−1)のノード(N−1〜N(n/2)−1−1、N(n/2)+2−1〜Nn−1−1)と、第2LCDソースドライバIC(10A−2)のノード(N−2〜N(n/2)−1−2、N(n/2)+2−2〜Nn−1−2)とは相互に接続される。ノード(N〜N(n/2)−1、N(n/2)+2〜Nn−1)及び階調抵抗回路(41、42)の一端(N、N(n/2)、N(n/2)+1、N)は、D/Aコンバータ(3)に接続され、基準供給電圧(VH+、VL+、VH−、VL−)に基づく階調電圧(Vg1〜Vgn)をD/Aコンバータ(3)に供給する。D/Aコンバータ(3)は、入力される表示データに基づき階調電圧(Vg1〜Vgn)を選択し、アナログ変換する。
又、第1の態様に係る階調電圧発生回路(4A)は、階調抵抗回路(41、42)の一端(N、N(n/2)、N(n/2)+1、N)と第1の電圧バッファ(43〜43)の出力端との間に設けられる抵抗(Ra1〜Ra4)を更に具備する。又、ドライバIC(10A)が複数提供される場合、複数の階調抵抗回路(41、42)の一端(N、Nn/2、N(n/2)+1、N)は、相互に接続される。例えば、第1LCDソースドライバIC(10A−1)の階調抵抗回路(41−1、42−1)の一端(N−1、N(n/2)−1、N(n/2)+1−1、N−1)は、第2LCDソースドライバIC(10A−2)の階調抵抗回路(41−2、42−2)の一端(N−2、N(n/2)−2、N(n/2)+1−2、N−2)と、相互に接続される。このように、階調電源(400A)用の電圧バッファ(43)の出力端と階調電圧決定用の階調抵抗回路(41、42)との間に電流制限用の抵抗(R)を挿入することで、電圧バッファ(43)の出力端同士が短絡しないように各階調電圧(Vg1〜Vgn)の供給ノード(N〜N)を接続することができる。このため、電圧バッファ間の不要な電流の発生を防ぐことができる。又、各ドライバIC(10A)間における階調電圧(Vg1〜Vgn)のばらつきを抑制することができる。
本発明による第2の態様に係る階調電圧発生回路(4B)は、ドライバIC(10B)に設けられ、データ線(X)を駆動するための階調電圧(Vg1〜Vgn)を供給する。階調電圧発生回路(4B)は、ノード(N〜N(n/2)−1、N(n/2)+2〜Nn−1)を介して直列接続された複数の抵抗(R〜Rn−1)を備える階調抵抗回路(41、42)と、出力端が階調抵抗回路(41、42)の一端(N、N(n/2)、N(n/2)+1、N)に接続され、正転入力端子(46、46(m/2)、46(m/2)+1、46)が電源に接続される第1の電圧バッファ(45、45(m/2)、45(m/2)+1、45)とを具備する。第1の電圧バッファ(45、45(m/2)、45(m/2)+1、45)は、電源の基準供給電圧(V、V(m/2)、V(m/2)+1、V)に応じた基準電圧を階調抵抗回路(41、42)の一端(N、N(n/2)、N(n/2)+1、N)に供給する。階調電圧発生回路(4B)は、この基準電圧に応じて、ノード(N〜N(n/2)−1、N(n/2)+2〜Nn−1)からデータ線(X)を駆動するための階調電圧(Vg2〜Vg(n/2)−1、Vg(n/2)+2〜Vgn−1)を供給する。ここで、ドライバIC(10B)が複数提供される場合、複数の第1の電圧バッファ(45、45(m/2)、45(m/2)+1、45)の正転入力端子(46、46(m/2)、46(m/2)+1、46)は、電源(400B)に共通接続される。例えば、第1LCDソースドライバIC(10B−1)の正転入力端子(46−1、46(m/2)−1、46(m/2)+1−1、46−1)と、第2LCDソースドライバIC(10B−2)の正転入力端子(46−2、46(m/2)−2、46(m/2)+1−2、46−2)とは電源に共通接続される。又、複数のドライバIC(10B)において同じ階調電圧(Vg2〜Vg(n/2)−1、Vg(n/2)+2〜Vgn−1)を供給するノード(N〜N(n/2)−1、N(n/2)+2〜Nn−1)は、相互に接続される。例えば、第1LCDソースドライバIC(10B−1)のノード(N−1〜N(n/2)−1−1、N(n/2)+2−1〜Nn−1−1)と、第2LCDソースドライバIC(10B−2)のノード(N−2〜N(n/2)−1−2、N(n/2)+2−2〜Nn−1−2)とは相互に接続される。ノード(N〜N(n/2)−1、N(n/2)+2〜Nn−1)及び階調抵抗回路(41、42)の一端(N、N(n/2)、N(n/2)+1、N)は、D/Aコンバータ(3)に接続され、基準供給電圧(V〜V)に基づく階調電圧(Vg1〜Vgn)をD/Aコンバータ(3)に供給する。D/Aコンバータ(3)は、入力される表示データに基づき階調電圧(Vg1〜Vgn)を選択しアナログ変換する。
又、第2の態様に係る階調電圧発生回路(4B)は、階調抵抗回路(41、42)の一端(N、N(n/2)、N(n/2)+1、N)と第1の電圧バッファ(45、45(m/2)、45(m/2)+1、45)との間に設けられる抵抗(Ra1、Ra(m/2)、Ra(m/2)+1、Ram)を更に具備する。又、ドライバIC(10B)が複数提供される場合、複数の階調抵抗回路(41、42)の一端(N、N(n/2)、N(n/2)+1、N)は、相互に接続される。例えば、第1LCDソースドライバIC(10B−1)の階調抵抗回路(41−1、42−1)の一端(N−1、N(n/2)−1、N(n/2)+1−1、N−1)は、第2LCDソースドライバIC(10B−2)の階調抵抗回路(41−2、42−2)の一端(N−2、N(n/2)−2、N(n/2)+1−2、N−2)と相互に接続される。このように、階調電源用の電圧バッファ(45)の出力端と階調電圧決定用の階調抵抗回路(41、42)との間に電流制限用の抵抗(R)を挿入することで、電圧バッファ(45)の出力端同士が短絡しないように各階調電圧(Vg1〜Vgn)の供給ノード(N〜N)を接続することができる。このため、電圧バッファ間の不要な電流の発生を防ぐことができる。又、各ドライバIC(10B)間における階調電圧(Vg1〜Vgn)のばらつきを抑制することができる。
更に、第2の態様に係る階調電圧発生回路(10B)は、出力端がノード(N〜N(n/2)−i+1、N(n/2)+i〜N(n−i)+1)に接続され、正転入力端子(46〜46(m/2)−1、46(m/2)+2〜46m−1)が電源(400B)に接続され、電源(400B)から供給される基準供給電圧(V〜V(m/2)−1、V(m/2)+2〜Vm−1)に応じた基準電圧をノード(N〜N(n/2)−i+1、N(n/2)+i〜N(n−i)+1)に供給する第2の電圧バッファ(45〜45(m/2)−1、45(m/2)+2〜45m−1)と、ノード(N〜N(n/2)−i+1、N(n/2)+i〜N(n−i)+1)と第2の電圧バッファ(45〜45(m/2)−1、45(m/2)+2〜45m−1)の出力端との間に設けられた抵抗(Ra2〜Ra(m/2)−1、Ra(m/2)+2〜Ram−1)とを具備する。第2の態様に係るドライバIC(10B)が複数提供される場合、複数の第2の電圧バッファ(45〜45(m/2)−1、45(m/2)+2〜45m−1)の正転入力端子(46〜46(m/2)−1、46(m/2)+2〜46m−1)は、電源(400B)に共通接続される。例えば、第1LCDソースドライバIC(10B−1)の第2の電圧バッファ(45−1〜45(m/2)−1−1、45(m/2)+2−1〜45m−1−1)の正転入力端子(46−1〜46(m/2)−1−1、46(m/2)+2−1〜46m−1−1)と、第2LCDソースドライバIC(10B−2)の第2の電圧バッファ(45−2〜45(m/2)−1−2、45(m/2)+2−2〜45m−1−2)の正転入力端子(46−2〜46(m/2)−1−2、46(m/2)+2−2〜46m−1−2)とは、電源(400B)に共通接続される。
本発明による第3の態様に係る階調電圧発生回路(4C)は、ドライバIC(10C)に設けられ、データ線(X)を駆動するための階調電圧(Vg1〜Vgn)を供給する。階調電圧発生回路(4C)は、ノード(N〜N(n/2)−1、N(n/2)+2〜Nn−1)を介して直列接続された複数の抵抗(R〜Rn−1)を備える階調抵抗回路(41、42)と、出力端が階調抵抗回路(41、42)の一端(N、N(n/2)、N(n/2)+1、N)に接続され、正転入力端子(44、〜44)が電源(400A)に接続される第1の電圧バッファ(43〜43)とを具備する。第1の電圧バッファ(43〜43)は、電源(400A)の基準供給電圧(VH+、VL+、VH−、VL−)に応じた基準電圧を階調抵抗回路(41、42)の一端(N、N(n/2)、N(n/2)+1、N)に供給する。階調電圧発生回路(4C)は、この基準電圧に応じて、ノード(N〜N(n/2)−1、N(n/2)+2〜Nn−1)からデータ線(X)を駆動するための階調電圧(Vg2〜Vg(n/2)−1、Vg(n/2)+2〜Vgn−1)を供給する。ここで、ドライバIC(10C)が複数提供される場合、複数の第1の電圧バッファ(43〜43)の正転入力端子(44〜44)は、電源(400A)に共通接続される。例えば、第1LCDソースドライバIC(10C−1)の正転入力端子(44−1〜44−1)と、第2LCDソースドライバIC(10C−2)の正転入力端子(44−2〜44−2)とは電源に共通接続される。又、複数のドライバIC(10C)において同じ階調電圧(Vg2〜Vg(n/2)−1、Vg(n/2)+2〜Vgn−1)を供給するノード(N〜N(n/2)−1、N(n/2)+2〜Nn−1)は、相互に接続される。例えば、第1LCDソースドライバIC(10C−1)のノード(N−1〜N(n/2)−1−1、N(n/2)+2−1〜Nn−1−1)と、第2LCDソースドライバIC(10C−2)のノード(N−2〜N(n/2)−1−2、N(n/2)+2−2〜Nn−1−2)とは相互に接続される。ノード(N〜N(n/2)−1、N(n/2)+2〜Nn−1)及び階調抵抗回路(41、42)の一端(N、N(n/2)、N(n/2)+1、N)は、D/Aコンバータ(3)に接続され、基準供給電圧(VH+、VL+、VH−、VL−)に基づく階調電圧(Vg1〜Vgn)をD/Aコンバータ(3)に供給する。D/Aコンバータ(3)は、入力される表示データに基づき階調電圧(Vg1〜Vgn)を選択しアナログ変換する。
又、複数のドライバIC(10C)が提供される場合、第3の態様の階調電圧発生回路(4C)の複数の第1の電圧バッファ(43〜43)の出力端同士は開放される。例えば、第1ソースドライバIC(10C−1)のノード(N−1、N(n/2)−1、N(n/2)+1−1、N−1)と第2ソースドライバIC(10C−2)のノード(N−2、N(n/2)−2、N(n/2)+1−2、N−2)は開放される。すなわち、第3の態様の階調電圧発生回路(4C)では、第1の態様の階調電圧発生回路(4A)における抵抗Ra1〜Ra4を0Ωにした構成である。第3の態様の階調電圧発生回路(4C)では、電圧バッファ(43)の出力端に抵抗を設ける事ができない場合に有効である。第3の態様の階調電圧発生回路(4C)では、電圧バッファ43の出力同士がショート状態になって異常電流が流れることを防止する効果がある。
以上のように本発明による第1及び第2の態様の階調電圧発生回路(10A、10B)、及びそれを用いた液晶表示装置は、階調抵抗回路(41、42)と電圧バッファ(43、45)の出力端との間に抵抗(R)を設けて、複数個のドライバIC(10A、10B)間でこの抵抗(R)と階調抵抗回路(41、42)とのノード(N〜N)を含むすべてのノード同士を共通接続して異常電流の低減をすることができる。又、本発明による第3の態様の階調電圧発生回路(4C)、及びそれを用いた液晶表示装置では、階調抵抗回路(41、42)と電圧バッファ(43)の出力端との間に抵抗を設けず、複数個のドライバIC(10C)間で電圧バッファ(43)の出力端に接続されるノード(N、N(n/2)、N(n/2)+1、N)以外のノード(N〜N(n/2)−1、N(n/2)+2〜Nn−1)を共通接続することで電圧バッファ(43)の出力端間における異常電流の発生を防止することができる。更に、複数個のドライバIC間でノード(N〜N(n/2)−1、N(n/2)+2〜Nn−1)同士を共通接続することで、複数個のドライバICでの階調電圧のばらつきが抑制されるという特徴を有する。
本発明によれば、複数のドライバICを用いて駆動される液晶表示パネルの画質を向上することができる。又、液晶表示パネルにおける表示異常(ブロックムラ)を改善できる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態を詳細に説明する。図面において同一、又は類似の参照符号は、同一、類似、又は等価な構成要素を示している。
(構成)
(液晶表示装置の全体構成)
図4は、本発明の実施形態に係る液晶表示装置の構成を示すブロック図である。図4を参照して、本発明による液晶表示装置は、LCD(Liquid cell Display)ソースドライバ100、LCDゲートドライバ200、LCDパネル300、基準供給電圧発生回路400とを具備している。LCDパネル300上には、列方向に配列された複数のデータ線X〜X2p(pは2以上の自然数)、行方向に配列された複数の走査線Y〜Y(qは2以上の自然数)、データ線X〜X2pと走査線Y〜Yとの交差する領域に設けられた画素P11〜P2pqとを備えている。ここで、画素P11〜P2pqは、TFT(Thin Film Transistor)611〜62pqと画素容量711〜72pqとを備えている。TFT611〜62pqのゲートは走査線Y〜Yに接続され、ソースはデータ線X〜X2pに接続されている。又、画素711〜72pqの一端は、TFT611〜62pqのドレインに接続され、他端はCOM端子を介してコモン電極に接続されている。以下において、例えば、データ線Xと走査線Yとが交差する位置に設けられた画素は、画素Ppqと記載される。
LCDソースドライバ100は複数のLCDソースドライバIC10を備え、LCDパネル300におけるデータ線Xを駆動する。本実施の形態におけるLCDソースドライバ100は、一例として2つのLCDソースドライバIC10−1、10−2を備える。LCDソースドライバIC10−1は、データ信号を出力してデータ線X〜Xを駆動し、LCDソースドライバIC10−2は、データ信号を出力してデータ線Xp+1〜X2pを駆動する。以下、LCDソースドライバIC10−1、10−2に設けられた構成等には、それぞれ追い番として“−1”、“−2”が付されて説明される。又、LCDソースドライバIC10−1とLCDソースドライバIC10−2の区別をしない場合は、追い番が付されないで説明される。
各LCDソースドライバIC10は、ディジタル表示信号R、G、Bを外部より取り込むデータレジスタ1と、ストローブ信号STに同期してディジタル表示信号をラッチするラッチ回路2と、並列p段のディジタル/アナログ変換器よりなるD/Aコンバータ3と、液晶の特性に応じたガンマ変換特性をもつ階調電圧発生回路4と、D/Aコンバータ3から出力される電圧をバッファする出力アンプ部5とを備えている。
階調電圧発生回路4は各画素Pの階調を指示するデータ信号の基準電圧となる階調電圧Vg1〜Vgnを発生する。階調電圧発生回路4は、LCDソースドライバ100の外部に設けられた基準供給電圧発生回路400から供給される基準供給電圧に基づいて階調電圧Vg1〜VgnをD/Aコンバータ3に印加する。階調電圧Vg1〜Vgnの数nは任意であるが、6ビット製品の場合、例えばn=10の階調電圧Vg1〜Vg10が出力される。ここでは省略されるが階調電圧Vは抵抗分割されてD/Aコンバータ3に出力される。6ビット製品の場合、抵抗分割により64階調分の階調電圧がD/Aコンバータ3に印加される。D/Aコンバータ3では、不図示のROMスイッチ等によって構成されるデコーダによって階調電圧の選択が行われる。又、選択した階調電圧をアナログ信号である表示信号に変換し、出力アンプ部5で増幅して各データ線Xに出力して各画素Pを駆動する。
後述するように、本発明による階調電圧回路4において階調電圧を発生するノードNの一部又は全部は、他の階調電圧回路4の階調電圧を発生するノードNの一部又は全部に共通接続され、同電位となる。このため、隣接するLCDドライバIC10−1、10−2から出力される同じ階調電圧に基づく表示信号の大きさを均等化し、ブロックムラを改善することができる。すなわち、本発明の特徴は、複数個のドライバIC間で分割抵抗で定まる階調電圧のノード同士を共通接続し同電位とするところである。以下、本発明を第1〜第3の実施の形態で詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図4及び図5を参照して、本発明による液晶表示装置の第1の実施の形態が説明される。第1の実施の形態における液晶表示装置は、図4に示されるLCDソースドライバ100をLCDソースドライバ100Aとし、基準供給電圧発生回路400を基準供給電圧発生回路400Aとする構成である。
(第1の実施の形態におけるLCDソースドライバ100Aの構成)
図5は、第1の実施の形態におけるLCDソースドライバ100Aの構成を示すブロック図である。図5を参照して、LCDソースドライバ100Aは、第1LCDソースドライバIC10A−1と第2LCDソースドライバIC10A−2とを備える。LCDソースドライバIC10Aは、階調電圧発生回路4A、データレジスタ1、ラッチ回路2、D/Aコンバータ3、出力アンプ部5を具備する。
階調電圧発生回路4Aは、正側階調抵抗群41、負側階調抵抗群42、電圧フォロワを形成する演算増幅回路である4個のオペアンプ43〜43、及び4個の抵抗Ra1〜Ra4を備えている。負側階調抵抗群42は、抵抗R〜R(n/2)−1で構成される。抵抗R〜R(n/2)−1は順にノードN〜N(n/2)−1を介して直列に接続される。又、抵抗Rに接続されていないRの一端は、ノードNを介して抵抗Ra1に接続され、抵抗R(n/2)−2に接続されていないR(n/2)−1の一端は、ノードN(n/2)を介して抵抗Ra2に接続される。正側階調抵抗群41は、抵抗R(n/2)+1〜Rn−1で構成される。抵抗R(n/2)+1〜Rn−1は順にノードN(n/2)+2〜Nn−1を介して直列に接続される。又、抵抗R(n/2)+2に接続されていないR(n/2)+1の一端は、ノードN(n/2)+1を介して抵抗Ra3に接続され、抵抗Rn−2に接続されていないRn−1の一端は、ノードNを介して抵抗Ra4に接続される。
オペアンプ43及び43の出力端は、それぞれ抵抗Ra1及びRa2を介して負側階調抵抗群のノードN及びN(n/2)に接続される。又、オペアンプ43及び43の出力端は、それぞれ抵抗Ra3及びRa4を介して正側階調抵抗群のノードN(n/2)+1及びNに接続される。
ここで、基準供給電圧発生回路400Aは、定電圧源VH+、VL+、VH−、VL−を備えている。オペアンプ43の正転入力端子44は、定電圧源VH+に接続され、オペアンプ43の正転入力端子44は、第1の定電圧源VH+よりも低い電圧を供給する定電圧源VL+に接続される。このため、オペアンプ43は、正側階調抵抗群41において最も高い電圧をノードNに供給する。同様にオペアンプ43は正側階調抵抗群41において最も低い電圧をノードN(n/2)+1に供給する。更に、オペアンプ43の正転入力端子44は、第3の定電圧源VH−に接続され、オペアンプ43の正転入力端子44は第3の定電圧源VH−よりも低い電圧を供給する第4の定電圧源VL−に接続される。このため、オペアンプ43は負側階調抵抗群42において最も高い電圧をノードN(n/2)に供給する。同様に、オペアンプ43は負側階調抵抗群42において最も低い電圧をノードNに供給する。定電圧源VH+、VL+、VH−、VL−から供給される基準供給電圧の大きさは、例えば、ノーマリーホワイトタイプのLCDパネルにおいては、正側階調抵抗群41の高電圧側が白レベルに、低電圧側が黒レベルに相当し、負側階調抵抗群42の低電圧側が黒レベルに、高電圧側が白レベルに相当するように第1〜第4の電圧VH+、VL+、VH−、VL−の値が設定される。
負側階調抵抗群42及び正側階調抵抗群41は、ノードN〜Nを介してD/Aコンバータ3に接続されている。各ノードN〜Nは、オペアンプ43〜43から供給された電圧に基づく階調電圧Vg1〜VgnをD/Aコンバータ3に供給する。一方、第1LCDソースドライバIC10A−1におけるノードN−1〜N−1と、対応する第2LCDソースドライバIC10A−2におけるノードN−2〜N−2とは共通接続されている。このため、第1LCDソースドライバIC10A−1における階調電圧Vg1−1〜Vgn−1と、下付番号が対応する第2LCDソースドライバIC10A−2のVg1−2〜Vgn−2とはそれぞれ同電圧となる。
以上のように、本発明によるLCDソースドライバ100Aでは、2つのLCDソースドライバIC10A−1、10A−2における各オペアンプ43−1、43−2の正転入力端子44−1、44−2は、基準供給電圧発生回路400Aに共通接続され、且つ、2つのLCDソースドライバIC10A−1、10A−2間は、階調電圧Vg1〜Vgnを供給するノードN−1〜N−1とノードN−2〜N−2で並列接続されている。又、各LCDソースドライバ10A内では、オペアンプ43と正側階調抵抗群41及び負側階調抵抗群42との間に、オペアンプ43−1とオペアンプ43−2の出力端同士がショート状態になって異常電流が流れることを防止するための抵抗Rが設けられている。
(第1の実施の形態におけるLCDソースドライバ100Aの動作)
図5を参照して、抵抗Raの抵抗値の設計例が示される。ここでは、ノードNにおける階調電圧Vgnに注目して抵抗Rの抵抗値の設計例が示される。ここで、階調電圧Vgnの電圧値をV+1とする。すなわち、LCDソースドライバIC10の共通接続点であるノードN−1及びN−2における電圧値をV+1とする。又、第1LCDソースドライバIC10A−1におけるオペアンプ43−1のオフセット電圧をVIO1、第2LCDソースドライバIC10A−2おけるオペアンプ43−2のオフセット電圧をVIO2、オペアンプ43の出力に付加された抵抗Ra4の抵抗値をR、正側階調抵抗群41における全ての抵抗R(n/2)+1〜Rn−1の総抵抗値をR+1とする。更に、オペアンプ43のオフセット電圧と、オペアンプ43の出力に接続されている付加抵抗Ra3とによる影響を無視すると、ノードN(n/2)+1における電圧値はVL+となる。ここで、「重ねの理」の法則を用いるとV+1は、以下のように計算される。
Figure 0004915841
ここで、実際の設計ではR<<R+1/2なのでR//(R+1/2)≒Rとなり、上記のV+1は近似的に、
Figure 0004915841
となる。数2は、ノードNからD/Aコンバータ3に供給される階調電圧Vの値V+1が、基準供給電圧VH+に、2つのオペアンプ43−1、43−2におけるオフセット電圧の平均値(VIO1+VIO2)/2を加えた値であることを示す。すなわち、LCDソースドライバIC10A−1、10A−2の各々における階調電源用のオペアンプ43のオフセット電圧は平均化され、共通の階調電圧で表示階調が決められる。このため、異なるLCDソースドライバIC10A−1、10A−2が、同じ基準供給電源に基づく階調電圧に応答してデータ線Xを駆動しても、LCDパネル300にブロックムラが生じない。
次にオペアンプ43に流れる電流値を検証する。オペアンプ43に流れる出力電流値をIRa1とすると、
Figure 0004915841
となる。ここで、オペアンプ43に流れる出力電流値IRa1は、オペアンプ43の駆動電流範囲内である必要がある。例えば上式のVIO1−VIO2が最大20mVと仮定しRを100Ωとすると、IRa1は100μAとなる。
このようにしてオペアンプ43におけるオフセット電圧に基づいて抵抗Rの抵抗値Rが決定される。このRは当然小さければ小さいほど所望の階調電圧Vに対する誤差は小さくなるが、逆に小さすぎるとオフセット電圧による不要な電流が大きくなる。すなわちこれらはトレードオフの関係になる。これらを勘案しながらRが最適設計されることが好ましい。
以上のように、階調電源用のオペアンプ43の出力に抵抗Rを挿入することで、上記の異常電流を防止するという効果に加え、オペアンプ43における容量負荷に対する位相余裕を向上させるという効果もある。これはオペアンプ43の帰還ループの外に抵抗を挿入することにより、耐負荷容量特性が向上することに起因する。
(第2の実施の形態)
(第2の実施の形態におけるLCDソースドライバ100Bの構成)
図6及び図7を参照して、本発明による液晶表示装置の第2の実施の形態が説明される。第2の実施の形態における液晶表示装置は、第1の実施の形態におけるLCDソースドライバ100A、及び基準供給電圧発生回路400Aをそれぞれ、LCDソースドライバ100B、及び基準供給電圧発生回路400Bに替えた構成である。
図6は、第2の実施の形態におけるLCDソースドライバ100Bの構成を示すブロック図である。図7は、第2の実施の形態における階調電圧発生回路4Bの細部構成を示すブロック図である。図6を参照して、LCDソースドライバ100Bは、第1LCDソースドライバIC10B−1と第2LCDソースドライバIC10B−2とを備える。LCDソースドライバIC10Bは、階調電圧発生回路4B、データレジスタ1、ラッチ回路2、D/Aコンバータ3、出力アンプ部5を具備する。
階調電圧発生回路4Bは、正側階調抵抗群41、負側階調抵抗群42、電圧フォロワを形成する演算増幅回路であるオペアンプ45〜45、及び抵抗Ra1〜Ramを備えている。第2の実施の形態における階調電圧発生回路4Bは、第1の実施の形態における正側階調抵抗群41及び負側階調抵抗群42におけるノードN〜Nの数nと同数又はそれ以下のm個のオペアンプ45〜45が設けられている。オペアンプ45の数は、一般的には6ビット品で正側5個、負側5個の計10個(m=10)のオペアンプ45が設けられる。あるいは、8ビット品では正側9個、負側9個の計18個(m=18)のオペアンプ45が設けられる。又、オペアンプ45〜45の出力端は、抵抗Ra1〜Ramを介してノードN〜Nのいずれかと接続される。一方、基準供給電圧発生回路400Bは、m個の定電圧源V〜Vを備えている。オペアンプ45〜45の正転入力端子46〜46は、定電圧源V〜Vに接続される。ただし、同じ下付番号が付された抵抗R、オペアンプ45、正転入力端子46、定電圧源Vの間で上記のように接続される。
負側階調抵抗群42及び正側階調抵抗群41は、ノードN〜Nを介してD/Aコンバータ3に接続されている。各ノードN〜Nは、オペアンプ45〜45から供給された電圧に基づく階調電圧Vg1〜VgnをD/Aコンバータ3に供給する。一方、第1LCDソースドライバIC10B−1におけるノードN−1〜N−1と、第2LCDソースドライバIC10B−2におけるノードN−2〜N−2とは共通接続されている。このため、第1LCDソースドライバIC10B−1における階調電圧Vg1−1〜Vgn−1と、下付き番号が対応する第2LCDソースドライバIC10A−2のVg1−2〜Vgn−2とはそれぞれ同電圧となる。
以上のように、本発明によるLCDソースドライバ100Bでは、第1LCDソースドライバIC10B−1内のオペアンプ45−1の正転入力端子46−1と、第2LCDソースドライバIC10B−2内のオペアンプ45−2の正転入力端子46−2とが、基準供給電圧発生回路400Bの対応する電源V〜Vに共通接続されている。又、2つのLCDソースドライバIC10B−1、10B−2間は、階調電圧Vg1〜Vgnを供給するノードN−1〜N−1と、対応するノードN−2〜N−2で並列接続されている。更に、オペアンプ45の出力端に接続されるノードNと、正側階調抵抗群41及び負側階調抵抗群42との間に、オペアンプ45−1とオペアンプ45−2同士がショート状態になって異常電流が流れることを防止するための抵抗Rが設けられている。
図7を参照して、本発明による階調電圧発生回路4Bの構成の詳細が説明される。電圧フォロワであるオペアンプ45の出力端は、通常、数個に1つの割合でノードNに接続される。すなわち、m個の基準供給電源によってn個の階調電圧を発生することができる。詳細には、オペアンプ45〜45(m/2)の出力端は、負側階調抵抗群42の一端(ノードN)から他端(ノードN(n/2))まで数個(i個)おきのノードNに接続される。同様に、オペアンプ45(m/2)+1〜45の出力端は、正側階調抵抗群41の一端(ノードN(n/2)+1)から他端(ノードN)まで数個(i個)おきのノードNに接続される。例えば、オペアンプ45とオペアンプ45とよって、中間階調を含むi個の階調電圧Vg1〜VgiをノードN〜Nから供給することができる。又、全てのノードN〜Nは他のLCDソースドライバ10Bの対応するノードN〜Nに接続されている。更に、上述のように、オペアンプ45とオペアンプ45に接続されたノードNとの間は抵抗Rが設けられている。
(第2の実施の形態におけるLCDソースドライバ100Bの動作)
第2の実施の形態におけるLCDソースドライバ100Bの動作は、基本的に第1の実施の形態と同じであるため詳細な説明は省略される。第2の実施の形態では、第1の実施の形態と同様に、異なるLCDデータドライバIC10Bのオペアンプ45の出力端同士を抵抗Rを介して接続しているため、オペアンプ45−1〜45−2間で異常電流が発生することを防ぐことができる。このため、中間調レベルの階調信号Vを決定するm個のオペアンプ45を備える構成であっても、複数のLCDデータドライバIC10B間でオペアンプ45の出力同士を接続することができる。更に、LCDソースドライバ100B内で決められる階調特性を外部で設定可能な基準供給電圧V〜Vで自由に決められる。又、第1の実施の形態で示されたように、第1LCDソースドライバIC10B−1と第2LCDソースドライバ10B−2の各々の階調電源用のオペアンプ45のオフセット電圧は平均化されるため、共通の階調電圧で表示階調が決められる。このため、異なるLCDソースドライバIC10Bが、同じ基準供給電源に基づく階調電圧に応答してデータ線Xを駆動しても、LCDパネル300にブロックムラが生じない。
(第3の実施の形態)
(第3の実施の形態におけるLCDソースドライバ100Cの構成)
図8を参照して、本発明による液晶表示装置の第3の実施の形態が説明される。第3の実施の形態における液晶表示装置は、第1の実施の形態におけるLCDソースドライバ100AをLCDソースドライバ100Cに替えた構成である。
図8は、第3の実施の形態におけるLCDソースドライバ100Cの構成を示すブロック図である。図8を参照して、LCDソースドライバ100Cは、第1LCDソースドライバIC10C−1と第2LCDソースドライバIC10C−2とを備える。LCDソースドライバIC10Cは、階調電圧発生回路4C、データレジスタ1、ラッチ回路2、D/Aコンバータ3、出力アンプ部5を具備する。
階調電圧発生回路4Cは、第1の実施の形態における階調電圧発生回路4Aにおける抵抗Ra1〜Ra4を0Ωにし、ノードN−1とノードN−2、ノードN(n/2)−1とノードN(n/2)−2、ノードN(n/2)+1−1とノードN(n/2)+1−2、ノードN−1とノードN−2との間の接続のみを開放した構成である。第3の実施の形態では、オペアンプ43の出力端に抵抗を設ける事ができない場合に有効である。この場合、オペアンプ43の出力同士がショート状態になって異常電流が流れることを防止するために、第1の実施の形態においてオペアンプ43が抵抗を介さずに他のLCDソースドライバのオペアンプ43の出力端に接続しているノードN間を解放し、それ以外のノードN間は共通接続されている。
(第3の実施の形態におけるLCDソースドライバ100Cの動作)
第3の実施の形態におけるLCDソースドライバ100Cの動作は、基本的に第1の実施の形態と同じであるため詳細な説明は省略される。第3の実施の形態では、階調電圧Vにおける最高電圧Vg(n/2)又はVgnと最低電圧Vg1又はVg(n/2)+1を供給するノードN間でLCDソースドライバIC10C−1とLCDソースドライバ10C−2とは開放されている。階調電圧における最高電圧Vg(n/2)又はVgnと最低電圧Vg1又はVg(n/2)+1はLCDモジュールの動作でいえば、白と黒表示に近いデータ線Xを駆動するための階調電圧である。この階調は感度が低く、LCDソースドライバ10C間の多少の電圧誤差は階調誤差として認識しないので、ブロックムラとして認識されにくい。
以上のように、本発明によるLCDソースドライバ100によれば、複数のLCDドライバIC10に内蔵する階調電源用オペアンプが異なるオフセット電圧を有していても、LCDパネル300は表示異常(ブロックムラ)を生じない。又、オペアンプ43における容量負荷に対する位相余裕を向上させるという効果が期待できる。
以上、本発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は上記実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の変更があっても本発明に含まれる。
図1は、従来技術による液晶表示装置の構成を示すブロック図である。 図2は、従来技術による階調電圧発生回路の構成を示すブロック図である。 図3は、複数のLCDソースドライバICを有する従来技術によるLCDソースドライバの構成を示すブロック図である。 図4は、本発明による液晶表示装置の構成を示すブロック図である。 図5は、本発明によるLCDソースドライバの第1の実施の形態における構成を示すブロック図である。 図6は、本発明によるLCDソースドライバの第2の実施の形態における構成を示すブロック図である。 図7は、本発明による階調電圧発生回路の第2の実施の形態における構成を示すブロック図である。 図8は、本発明によるLCDソースドライバの第3の実施の形態における構成を示すブロック図である。
符号の説明
1、1−1、1−2、11、11−1、11−2:データレジスタ
2、2−1、2−2、12、12−1、12−2:ラッチ回路
3、3−1、3−2、13、13−1、13−2:D/Aコンバータ
4、4A、4B、4C、4−1、4−2、4A−1、4A−2、4B−1、4B−2、4C−1、4C−2、14、14−1、14−2、14’、14’−1、14’−2:階調電圧発生回路
5、5−1、5−2、15、15−1、15−2:出力アンプ部
15〜15:電圧フォロワ
6、611〜62pq、16〜16:TFT
7、711〜72pq、17〜17:画素容量
〜Ram:抵抗
41−1、41−2、141、141−1、141−2:正側階調抵抗群
42−1、42−2、142、142−1、142−2:負側階調抵抗群
43−1〜43−1、43−2〜43−2、45−1〜45−1、45−2〜45−2、OP〜OPn、143−1〜143−1、143−2〜143−2:オペアンプ
44−1〜44−1、44−2〜44−2、46−1〜46−1、46−2〜46−2:正転入力端子
100、100A、100B、100C、1100A、1100B:LCDソースドライバ
10A−1、10A−2、10B−1、10B−2、10C−1、10C−2、110−1、110−2:LCDソースドライバIC
200、1200:ゲートドライバ
300、1300:LCDパネル
400、400A、400B、1400:定電圧回路
〜Rn−1、R−1〜Rn−1−1、R−2〜Rn−1−2:内蔵階調抵抗
’〜Rn−1’:外部階調抵抗
H+、VL+、VH−、VL−、V〜V:定電圧源
−1〜N−1、N−2〜N−2:ノード
g1〜Vgn、Vg1−1〜Vgn−1、Vg1−2〜Vgn−2:階調電圧
〜X2p:データ線
〜Y:走査線
P、P11〜P2pq

Claims (7)

  1. データ線を駆動するドライバICに設けられ、
    ノードを介して直列に接続される複数の抵抗を備える階調抵抗回路と、
    出力端が前記階調抵抗回路の一端に接続され、正転入力端子が電源に接続され、前記電源から供給される基準供給電圧に応じた基準電圧を前記階調抵抗回路の一端に供給する第1の電圧バッファとを具備し、
    前記基準電圧に応じて、前記ノードから前記データ線を駆動するための階調電圧が供給され、
    前記ドライバICが複数提供される場合、
    複数の前記第1の電圧バッファの正転入力端子は、前記電源に共通接続され、
    前記複数の第1の電圧バッファの出力端同士は開放され、
    同じ階調電圧を供給する前記ノードは、相互に接続される
    階調電圧発生回路。
  2. 請求項1に記載の階調電圧発生回路において、
    前記階調抵抗回路の一端と前記第1の電圧バッファの出力端との間に設けられる抵抗を更に具備し、
    前記ドライバICが複数提供される場合、
    複数の前記階調抵抗回路の一端は、相互に接続される
    階調電圧発生回路。
  3. 請求項2に記載の階調電圧発生回路において、
    出力端が前記ノードに接続され、正転入力端子が電源に接続され、前記電源から供給される基準供給電圧に応じた基準電圧を前記ノードに供給する第2の電圧バッファと、
    前記ノードと前記第2の電圧バッファとの間に設けられる抵抗とを更に具備し、
    前記ドライバICが複数提供される場合、
    複数の前記第2の電圧バッファの正転入力端子は、前記電源に共通接続される
    階調電圧発生回路。
  4. 請求項に記載の階調電圧発生回路において、
    前記階調抵抗回路は、複数のノードを介して直列接続された複数の抵抗を備え、
    前記複数の2の電圧バッファの出力端は前記複数のノードに接続され、正転入力端子は複数の電源に接続され、前記複数の第2の電圧バッファは、前記複数の電源から給される所定の基準供給電圧に応じた基準電圧を、自身に接続するノードに供給し、
    前記複数の第2の電圧バッファと前記複数のノードとの間に複数の抵抗が設けられ、
    前記ドライバICが複数提供される場合、
    同じ階調電圧を供給する前記複数のノードは、相互に接続される
    階調電圧発生回路。
  5. 請求項1からいずれか1項に記載の階調電圧発生回路において、
    前記階調抵抗回路の一端に接続され、第1の基準供給電圧が供給される電圧バッファと、
    前記階調抵抗回路の他端に接続され、前記第1の基準供給電圧より低電圧の第2の基準供給電圧が供給される電圧バッファとを備える
    階調電圧発生回路。
  6. 請求項1からいずれか1項に記載の階調電圧発生回路と、
    前記階調電圧発生回路から供給される階調電圧を選択し、アナログ信号に変換するD/Aコンバータと、
    前記D/Aコンバータで変換された階調電圧に基づきデータ線を駆動する出力アンプ部とを具備する
    ドライバIC。
  7. 請求項に記載のドライバICを複数有するドライバと、
    複数のデータ線と複数の走査線と、前記複数のデータ線と前記複数の走査線との交点領域に設けられた複数の画素とを有する液晶パネルと、
    前記複数の走査線を駆動するゲートドライバとを具備し、
    前記複数のドライバICは前記ノードを介して並列に接続され、前記複数のデータ線を介して前記画素を駆動する
    液晶表示装置。
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