JP4907897B2 - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

本発明は電気的に書き換え可能な半導体記憶装置に関する。不揮発性半導体記憶装置の中でも、特に、NANDセル型EEPROM(NAND型フラッシュメモリ)に関する。
近年、小型で大容量な不揮発性半導体記憶装置の需要が急増し、中でも従来のNOR型フラッシュメモリと比較して、メモリセルを複数個直列接続してNANDセルブロックを構成することにより高集積化、大容量化が期待できるNAND型フラッシュメモリが注目されてきている。NAND型フラッシュメモリのデータ書き込み動作・消去動作は、次の通りである。
NAND型フラッシュメモリのデータ書込みの動作は、主にビット線から最も離れた位置のメモリセルから順に行う。まず、データ書込み動作が開始されると、書込みデータに応じてビット線には0V(“0”データ書き込み)又は電源電圧Vcc(“1”データ書き込み)が印加され、選択されたビット線側選択ゲート線にはVccが与えられる。この場合、ビット線が0Vの時、接続された選択NANDセルでは、選択ゲートトランジスタを介してNANDセル内のチャネル部が0Vに固定される。ビット線がVccである時、接続された選択NANDセルでは、NANDセル内のチャネル部は、選択ゲートトランジスタを介して[Vcc−Vtsg](ただし、Vtsgは選択ゲートトランジスタのしきい値電圧)まで充電された後、フローティング状態となる。
続いて、選択NANDセル内の選択メモリセルの制御ゲート線を0VからVpp(=20V程度:書き込み用高電圧)とし、選択NANDセル内の非選択メモリセルの制御ゲート線を0VからVmg(=10V程度:中間電圧)とする。
ここで、ビット線が0V時、接続された選択NANDセルでは、NANDセル内のチャネル部が0Vに固定されているため、選択NANDセル内の選択メモリセルのゲート(=Vpp電位)とチャネル部(=0V)に大きな電位差(=20V程度)が発生し、チャネル部から浮遊ゲートに電子注入が生じる。これにより、その選択メモリセルのしきい値は正方向にシフトする。この状態がデータ“0”である。
一方、ビット線がVcc時、接続された選択NANDセルでは、NANDセル内のチャネル部がフローティング状態にあるため、選択NANDセル内の制御ゲート線とチャネル部の間の容量カップリングの影響による制御ゲート線の電圧上昇(0V→Vpp、Vmg)に伴い、チャネル部の電位がフローティング状態を維持したまま[Vcc−Vtsg]電位からVmch(=8V程度)に上昇する。この時には、選択NANDセル内の選択メモリセルのゲート(=Vpp電位)とチャネル部(=Vmch)の間の電位差が12V程度と比較的小さいため、電子注入が起こらず、従って選択メモリセルのしきい値は変化せず、負の状態に維持される。この状態がデータ“1”である。
NAND型のフラッシュメモリのデータ消去は、選択されたNANDセルブロック内の全てのメモリセルに対して同時に行われる。即ち、選択されたNANDセルブロック内の全ての制御ゲートを0Vとし、ビット線、ソース線、非選択NANDセルブロック中の制御ゲート及び全ての選択ゲートをフローティングとし、p型ウェル(又はp型基板)に20V程度の高電圧を印加する。これにより、選択NANDセルブロック中の全てのメモリセルにおいて浮遊ゲートの電子がp型ウェル(又はp型基板)に放出され、しきい値電圧は負方向にシフトする。このように、NANDセル型フラッシュメモリにおいては、データ消去動作はブロック単位で一括して行われることになる。
データ読み出しは、選択されたメモリセルの制御ゲート0Vとし、それ以外のメモリセルの制御ゲート及び選択ゲートを読み出し動作時のストレスから規定される電圧(例えば5V)として、選択メモリセルで電流が流れるか否かを検出することにより行われる。
通常、“0”データ書き込み後のしきい値は約0Vから約4Vの間に制御しなければならない。このため、書き込みベリファイが行われ、“0”書き込み不足のメモリセルのみを検出し、“0”データ書き込み不足のメモリセルに対してのみ再書き込みが行われるよう再書き込みデータを設定する(ビット毎ベリファイ)。“0”データ書き込み不足のメモリセルは、選択された制御ゲートを、例えば、0.5V(ベリファイ電圧)にして読み出すこと(ベリファイ読み出し)で検出される。つまり、メモリセルのしきい値が0Vに対してマージンを持って、0.5V以上になっていないと、選択メモリセルで電流が流れ、“0”データ書き込み不足と検出される。
書き込み動作と書き込みベリファイを繰り返しながらデータ書き込みをすることで個々のメモリセルに対して、書き込み時間が最適化され、“0”データ書き込み後のしきい値は0Vから約4Vの間に制御される。
上述のような従来のNANDフラッシュメモリについては、例えば、以下の非特許文献1にその動作の概要が記載されている。
T.Tanaka, et al., "A Quick Intelligent Page-Programming Architecture and a Shielded Bitline Sensing Method for 3V-Only NAND Flash Memory", J.Solid State Circuits, Vol.29, No.11,pp.1366-1372,Nov.1994
従来のNAND型フラッシュメモリにおいては、NANDストリングに接続されたソース配線(メタル配線)は、メモリセルアレイ間に直線状に配置されていた。しかしながら、パターンの微細化に伴い、メモリセルアレイ間のスペース、メタル配線自体の微細化も進み、それに伴いメタル配線の抵抗が上昇することが問題となってきた。
そこで、本発明者らは、先の特許出願(特願2003−379988)において開示したとおり、接地電位又はローレベルの電位Vssを供給するソース配線(メタル配線)をメモリセルアレイ間に直線状配置するのではなく、例えば、梯子状(はしご状)、格子状等に配置し互いに接続し、同時にそれら配線を周期的に配置することにより、メタル配線の抵抗を改善する技術を提案した。
図13には、ソース配線(メタル配線)を格子状に配置し互いに接続し、同時にそれら配線を周期的に配置したNAND型フラッシュメモリ101の概略構成図が示されている。なお、図13においては、説明の便宜上、回路構成、回路ブロック、配線パターン等を混在して示している。
図13に示すNAND型フラッシュメモリ101は、メモリセルがマトリクス状に配置されたセルアレイ102、ロー・デコーダ部103及び104、センスアンプ部(High Voltage Tr領域)105、センスアンプ部(Low Voltage Tr領域)106、ロー・デコーダ部103とセンスアンプ部105及び106との交差部107、ロー・デコーダ部104とセンスアンプ部105及び106との交差部108、セルソース線(CELLSRC)109、並びにセルソース線ドライバ110及び111、ビット線シールド線(BLCRL)ドライバ112及び113、ビット線シールド線(BLCRL)114、並びに周辺回路部115を備えている。ここでは、セルソース線ドライバ110及び111は、周辺回路部115に設けられており、また、ビット線シールド線(BLCRL)ドライバ112及び113は、それぞれ、交差部107、108に設けられている。
NAND型フラッシュメモリ101においては、センスアンプ部105及び106におけるセンスアンプ回路によってメモリセルのデータの読み出し動作が行われる。なお、センスアンプ部(High Voltage Tr領域)105には、ゲート酸化膜が厚く高電圧に耐え得るトランジスタ(ここでは「高電圧トランジスタ」と言う。)が用いられているので、「High Voltage Tr領域」と記載している。また、センスアンプ部(Low Voltage Tr領域)106には、センスアンプ部(High Voltage Tr領域)105に用いられている高電圧トランジスタと比較して、低い電圧が印加されるトランジスタ(ここでは「低電圧トランジスタ」と言う。)が用いられているので、「Low Voltage Tr領域」と記載している。図13に示すとおり、センスアンプ部(High Voltage Tr領域)105は、セルアレイ102とセンスアンプ部(Low Voltage Tr領域)106との間に設けられている。
図13に示すとおり、セルソース線109は、セルアレイ102上に配線を格子状に配置し互いに接続し、同時にそれら配線を周期的に配置している。セルソース線ドライバ110は、2つのnチャネル型トランジスタ110−1及び110−2と1つのpチャネル型トランジスタ110−3とが直列に接続された構成を有し、2つのnチャネルトランジスタ110−1及び110−2のソース又はドレインが互いに接続された接続点にセルソース線109が電気的に接続されている。ここでは、nチャネル型トランジスタ110−1を「放電トランジスタ」と、nチャネル型トランジスタ110−2及びpチャネル型トランジスタ110−3を「充電トランジスタ」と言うこともある。また、セルソース線ドライバ111は、セルソース線ドライバ110と同様の構成を有しており、2つのnチャネル型トランジスタ111−1及び111−2と1つのpチャネル型トランジスタ111−3とが直列に接続された構成を有し、2つのnチャネルトランジスタ111−1及び111−2のソース又はドレインが互いに接続された接続点にセルソース線109が電気的に接続されている。
図13に示すとおり、格子状に張り巡らされたセルソース線109は、セルアレイ102上から交差部107及び108上を通り、周辺回路部115の領域に配置されているセルソース線ドライバ110及び111まで引き回されている。セルソース線ドライバ110及び111は、VSSへの放電パス(接地パス)110b及び111b(共に白抜きの矢印で示す)と、セルソース線109を1V程度の電圧に充電する充電パス110a及び111a(共に白抜きの矢印で示す)を有している。メモリセルからデータを読み出す時には、放電パス110b及び111bがオンし、セルソース線109が接地される。一方、メモリセルへデータを書き込む(データプログラム)時には、充電パス110a及び111aがオンし、セルソース線109が1V程度にプリチャージされる。また、セルソース線109は、メモリセルのデータを消去する時には、20V程度の高電圧が印加される為、セルソース線109を駆動する最終段の回路であるセルソース線ドライバ110及び111には、高電圧トランジスタによって構成される必要がある。
図14には、4つのビット線対に対応するセンスアンプ部(High Voltage Tr領域)105及びセンスアンプ部(Low Voltage Tr領域)106の回路例が示されている。
図14に示すとおり、NAND型フラッシュメモリにおいては、通常、2本のビット線(BL_odd及びBL_even)をペアとして用い、図14中のSABLのノードを介してセンスアンプ部106に配置された一つのセンスアンプに接続する構成を採用する。また、対となるビット線のうち一方のビット線が選択されているときは、もう一方のビット線には図14中のBLCRLのノードからシールド電位が供給され、シールドとして機能する。
ここで、図15を参照する、図15には、図14に示す回路のうち、1つのビット線対に対応するセンスアンプ部(High Voltage Tr領域)105及びセンスアンプ部(Low Voltage Tr領域)106の回路例が示されている。また、図15には、交差部107に設けられたBLCRLドライバ及び周辺回路部115に設けられているセルソース線ドライバ110の回路構成についても示されている。なお、図15においては、ビット線シールド線(BLCRL)114及びセルソース線(CELLSRC)109における電流の流れを説明するため、BL_oddを選択ビット線、BL_evenを非選択ビット線とした場合の電流の流れが白抜きの矢印で示されている。
図15に示すとおり、選択ビット線側においては、プリチャージ電位からNANDストリングを通してセルソース線ドライバ110へ放電を行うため、電流は、選択ビット線BL_oddからNANDストリングを通り、セルソース線(CELLSRC)109を経由し、セルソース線ドライバ110のnチャネルトランジスタ110−1のVSSに接続されたノードへ流れる。一方、非選択ビット線側においては、非選択ビット線BL_evenをシールド電位にするために、非選択ビット線BL_evenがBLCRLドライバ112に電気的に接続され、電流が、非選択ビット線BL_evenからビット線シールド線(BLCRL)114を経由してBLCRLドライバ112のnチャネルトランジスタの112−1のVSSへ接続されたノードへ流れる。
ビット線シールド線(BLCRL)114の配線抵抗R1は、比較的小さい。一方、セルアレイ102上にあるセルソース線(CELLSRC)109の配線抵抗R2は、比較的小さいが、交差部107及び周辺回路部115上にあるセルソース線(CELLSRC)109の配線抵抗R3は、セルソース線(CELLSRC)109が引き回されている分、比較的大きくなっている。
ところで、近年、NAND型フラッシュメモリにおいて、メモリセルからのデータの読み出し動作の高速化が要求されている。NAND型フラッシュメモリにおけるデータの読み出し動作の高速化を実現するためには、セルソース線109の抵抗を低減する必要がある。特に、放電時のセルソース線109の抵抗が大きいと、セルソース線109の不要な電位の上昇が発生し、そのことが引き金となり、ビット線にノイズが生じ、メモリセルのセンス・マージンが小さくなってしまうからである。
ここで、上述の現象を説明するために、図16を参照する。図16には、メモリセルからデータを読み出す際における、データ“1”が記憶された“1”セルのビット線、データ“0”が記憶された“0”セルのビット線、セルソース線(CELLSRC)109及びビット線シールド線(BLCRL)の電位の変化が示されている。
セルソース線109の抵抗が大きいと、“1”セルのビット線からセルソース線(CELLSRC)109に、所謂セル電流が流れ込み(図16の“a”で示す部分)、セルソース線(CELLSRC)109の不要な電位の上昇が起こる(図16の“b”で示す部分、「セルソース線ノイズ」と言うことがある。)。また、“1”セルのビット線電位が下がることにより、本来シールド電位VSSとなっているはずの隣接ビット線の電位がカップリングによって下がり、それにより、シールドされている全てのビット線に繋がるビット線シールド線(BLCRL)の電位が下がってしまう(図16の“c”で示す部分、「ビット線シールド線ノイズ」と言うことがある。)。ビット線シールド線の電位が下がることにより、“0”セルのビット線の電位が、隣接するシールドされたビット線からのノイズによって下がり(図16の“d”で示す部分)、“0”セルのセンス・マージンが小さくなってしまう。例えば、一つのメモリセルを除く全てのメモリセルのデータが“1”の状況において、そのデータが“0”であるメモリセルのビット線電位は、ビット線シールド線の電位を通してVSS側にカップリングされ、その電位が下降してしまう。セルソース線109の抵抗が大きいが為に、このような望まない電位の上昇・降下、即ちノイズが発生し、ビット線のセンス・マージンが小さくなってしまい、データの読み出し動作に大きな影響を与えることになるのである。
セルソース線109の抵抗は、その寄生抵抗が主たる要因となっている。セルソース線109の寄生抵抗は、以下の3つの抵抗成分によって生じることになる。
(1)セルアレイ102上の配線による抵抗成分R(1)
(2)センスアンプ105及び106とロー・デコーダ103及び104との交差部107及び108上の配線による抵抗成分R(2)
(3)放電トランジスタ110−1及び111−1のオン抵抗成分R(3)
上述の(1)の抵抗成分R(1)に関しては、セルソース線109の配線抵抗成分を低減するためには、例えば、セルソース線109をセルアレイ102上に第2配線層(M2)を用いて幅広く覆うことが有効である。例えば、セルアレイ102の縦幅を11000μm、横幅を2500μm、第2配線層(M2)の被服率を50%、シート抵抗を0.06Ω/□と仮定すると、セルアレイ上の配線抵抗R(1)は、次の通り計算される。
配線抵抗R(1)=0.06×11000/(2500/2)=0.53Ω
次に、上述の(2)の抵抗成分R(2)に関しては、センスアンプ105及び106とロー・デコーダ103及び104の交差部107及び108においては、種々の配線が混み合う為、この部分でセルソース線109の十分な配線幅を確保することが難しい。よって、交差部107及び108におけるセルソース線109の抵抗成分の低減を実現することは困難である。例えば、交差部107及び108において、それぞれ、高さ450μm、幅8μmのセルソース線109を配置する場合、交差部107及び108におけるセルソース線109の配線抵抗R(2)は、それぞれ、次の通り計算される。
配線抵抗R(2)=0.06*500/8=3.75Ω
また、上述の(3)の抵抗成分R(3)に関しては、放電トランジスタ110−1及び111−1のオン抵抗を下げるためには、トランジスタのチャネル幅Wを大きくすれば良い。一方、トランジスタのチャネル幅Wを大きくすると、放電トランジスタ110−1及び111−1の面積オーバーヘッド(所謂面積占有率)が大きくなってしまうため、周辺回路部115における放電トランジスタ110−1及び111−1の配置や周辺回路部115全体における放電トランジスタ110−1及び111−1の大きさを考慮して、チャネル幅Wを決めることになる。現状、放電トランジスタ110−1及び111−1のオン抵抗R(3)は、それぞれ、上述の抵抗成分R(2)と同等となるように、そのチャネル幅Wを決定している。
結局、上述の(2)センスアンプ105及び106とロー・デコーダ103及び104との交差部107及び108上の配線抵抗成分R(2)がセルソース線109全体の抵抗の半分近くを占めることになる。よって、セルソース線109の抵抗を下げるためには、上述の(2)の交差部107及び108上の配線抵抗成分R(2)を如何に小さくできるかが課題となる。
そこで、本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、セルソース線の配線抵抗を低減し、データ読み出し時のセルソース線及びビット線におけるノイズの発生を抑制し、データの読み出し動作を高速に行うことができるNAND型フラッシュメモリに代表される不揮発性半導体記憶装置を実現することを目的とする。
本発明によると、電気的に書き換え可能なメモリセルが直列に接続されたNANDストリングスが配置されたセルアレイと、前記メモリセルに接続されたビット線の電位を感知するセンスアンプであって、高電圧トランジスタを有する第1の領域と低電圧トランジスタを有する第2の領域と有するセンスアンプと、前記NANDストリングスの一端に接続されたセルソース線と、前記セルソース線に接続され、前記セルソース線に接地電位又は低電位を供給する第1のトランジスタを有する第1のセルソース線ドライバと、を備えた不揮発性半導体記憶装置であって、前記セルソース線ドライバの前記第1のトランジスタは、前記センスアンプの前記第1の領域に配置されることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置が提供される
また、本発明の不揮発性半導体記憶装置においては、前記セルアレイ上に形成される前記セルソース線は、格子状に配置され、互いに接続され、且つ周期的に配置した配線からなるようにしてもよい。
また、本発明の不揮発性半導体記憶装置においては、前記セルソース線に接続され、前記セルソース線に高電位を供給する第2のトランジスタを有する第2のセルソース線ドライバを有し、前記第2のトランジスタは、前記センスアンプとロー・デコーダとの交差部又は周辺回路に配置されるようにしてもよい。
また、本発明によると、電気的に書き換え可能なメモリセルが直列に接続されたNANDストリングスが配置されたセルアレイと、前記メモリセルに接続されたビット線の電位を感知するセンスアンプであって、高電圧トランジスタを有する第1の領域と低電圧トランジスタを有する第2の領域と有するセンスアンプと、前記NANDストリングスの一端に接続されたセルソース線と、前記セルソース線にその一端が接続され、ビット線シールド線にその他端が接続され、前記ビット線シールド線を介して前記セルソース線に接地電位又は低電位を供給する第1のトランジスタを有する第1のセルソース線ドライバと、を備えた不揮発性半導体記憶装置であって、前記セルソース線ドライバの前記第1のトランジスタは、前記センスアンプの前記第1の領域に配置されることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置が提供される。
また、本発明によると、電気的に書き換え可能なメモリセルが直列に接続されたNANDストリングスが配置されたセルアレイと、前記メモリセルに接続されたビット線の電位を感知するセンスアンプであって、高電圧トランジスタを有する第1の領域と低電圧トランジスタを有する第2の領域とを有するセンスアンプと、前記NANDストリングスの一端に接続されたセルソース線と、前記メモリセルからデータを読み出す読み出し動作時には前記セルソース線に接続され、前記セルソース線に接地電位又は低電位を供給する第1のトランジスタを有する第1のセルソース線ドライバと、を備えた不揮発性半導体記憶装置であって、前記セルソース線ドライバの前記第1のトランジスタは、前記センスアンプの前記第1の領域に配置される前記高電圧トランジスタであることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置が提供される。
また、本発明によると、電気的に書き換え可能なメモリセルが直列に接続されたNANDストリングスが配置されたセルアレイと、前記メモリセルに接続されたビット線の電位を感知するセンスアンプであって、高電圧トランジスタを有する第1の領域と低電圧トランジスタを有する第2の領域とを有するセンスアンプと、前記NANDストリングスの一端に接続されたセルソース線と、前記セルソース線にその一端が接続され、ビット線シールド線にその他端が接続され、前記メモリセルからデータを読み出す読み出し動作時には前記ビット線シールド線と前記セルソース線とを接地電位又は低電位の同電位にするためにオンする第1のトランジスタをする第1のセルソース線ドライバと、を備えた不揮発性半導体記憶装置であって、前記セルソース線ドライバの前記第1のトランジスタは、前記センスアンプの前記第1の領域に配置される前記高電圧トランジスタであることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置が提供される。
本発明によると、セルソース線ドライバの放電トランジスタへ放電する放電パスにおけるセルソース線の配線抵抗を低減することができ、それによってデータ読み出し時におけるセル電流の減少を抑制し、セルソース線及びビット線におけるノイズの発生を抑制することができ、データの読み出し動作を高速に行うことができる。
また、本発明によると、セルソース線の電位とビット線シールド線の電位をイコライズすることにより、2つの配線に生じるノイズをほぼキャンセルすることができ、それによってデータ読み出し時におけるセル電流の減少を抑制し、セルソース線及びビット線におけるノイズの発生を抑制することができ、データの読み出し動作を高速に行うことができる。
以下、本発明の不揮発性半導体記憶装置について、詳細に説明する。本実施形態においては、本発明の不揮発性半導体記憶装置として、NAND型フラッシュメモリを例にとって説明する。
図1を参照する。図1には、本発明の不揮発性半導体記憶装置の一例であるNAND型フラッシュメモリ1の概略ブロック図が示されている。図1に示すNAND型フラッシュメモリ1は、メモリセルがマトリクス状に配置されたセルアレイ2、ロー・デコーダ部3及び4、センスアンプ部(High Voltage Tr領域)5、センスアンプ部(Low Voltage Tr領域)6、ロー・デコーダ部3とセンスアンプ部5及び6との交差部7、ロー・デコーダ部4とセンスアンプ部5及び6との交差部8、並びに周辺回路部15を備えている。
次に、図2を参照する。図2は、本実施形態に係る本発明のNAND型フラッシュメモリ1をより詳細に示した構成図である。なお、図1においては、説明の便宜上、回路構成、回路ブロック、配線パターン等を混在して示している。
本実施形態に係る本発明のNAND型フラッシュメモリ1は、セルソース線(CELLSRC)9、放電用セルソース線ドライバ10、並びに充電用セルソース線ドライバ11及び12を備えている。
放電用セルソース線ドライバ10は、複数のnチャネル型トランジスタ10−1〜10−kを有している(kは自然数)。これらnチャネル型トランジスタ10−1〜10−kは、セルソース線109の放電を担い、高電圧トランジスタが用いられている。ここでは、放電用セルソース線ドライバ10を構成するnチャネル型トランジスタ10−1〜10−kを「放電用トランジスタ」と言う。本発明のNAND型フラッシュメモリ1においては、高電圧トランジスタからなる放電用セルソース線ドライバ10即ち放電用トランジスタ10−1〜10−kは、センスアンプ部(High Voltage Tr領域)5に設けられており、このことは本発明の特徴の一つである。なお、放電用セルソース線ドライバ10を構成する放電用nチャネル型トランジスタの数、サイズ(チャネル幅、チャネル長)は、適時設計変更され得る。
本発明のNAND型フラッシュメモリ1においては、放電用セルソース線ドライバ10をセンスアンプ部(High Voltage Tr領域)5に配置することにより、セルソース線ドライバ10の放電用トランジスタ10−1〜10−kへ放電する放電パス10bにおいては、従来問題となっていた交差部7及び8におけるソースセルソース線109の配線抵抗を排除することができる。よって、放電時のセルソース線109の配線抵抗を低減することができ、それによってデータ読み出し時のセルソース線及びビット線におけるノイズの発生を抑制することができ、データの読み出し動作を高速に行うことができる。
一方、充電用セルソース線ドライバ11及び12は、周辺回路部15に設けられている。セルソース線ドライバ11は、1つのnチャネル型トランジスタ11−1と1つのpチャネル型トランジスタ11−2とが直列に接続された構成を有し、それぞれのソース又はドレインが互いに接続された接続点にセルソース線109が電気的に接続されている。ここでは、nチャネル型トランジスタ11−1及びpチャネル型トランジスタ11−2を「充電用トランジスタ」と言う。また、充電用セルソース線ドライバ12は、セルソース線ドライバ11と同様の構成を有しており、1つのnチャネル型トランジスタ11−1と1つのpチャネル型トランジスタ11−2とが直列に接続された構成を有し、それぞれのソース又はドレインが互いに接続された接続点にセルソース線109が電気的に接続されている。なお、充電用セルソース線ドライバ11及び12を構成するnチャネル型トランジスタ及びpチャネル型トランジスタそれぞれの数、それぞれのサイズ(チャネル幅、チャネル長)もまた適時設計変更され得る。
なお、図2に示すとおり、本実施形態においては、セルソース線(CELLSRC)9は、セルアレイ2上に格子状に配置し互いに接続し、同時にそれら配線を周期的に配置した配線によって形成されているが、セルソース線(CELLSRC)9の形状はこれに限定されるわけで無く、如何なる形状をも取り得、例えば、セルアレイ上に梯子状に配置し互いに接続し、同時にそれら配線を周期的に配置した配線によって形成しても良く、また従来のようにセルソース線をメモリセルアレイ2間上に直線状配置するようにしてもよい。
本実施形態のNAND型フラッシュメモリ1においては、センスアンプ部5及び6におけるセンスアンプ回路によってメモリセルに接続されたビット線の電位を感知し、そうすることによってメモリセルのしきい値を感知し、データの読み出し動作が行われる。なお、センスアンプ部(High Voltage Tr領域)5には、高電圧トランジスタが用いられており、一方、センスアンプ部(Low Voltage Tr領域)6には、低電圧トランジスタが用いられている。図1及び図2に示すとおり、センスアンプ部(High Voltage Tr領域)5は、セルアレイ2とセンスアンプ部(Low Voltage Tr領域)6との間に設けられている。
図2に示すとおり、セルソース線9は、セルアレイ2上に配線を格子状に配置し互いに接続し、同時にそれらを周期的に配置した配線によって形成されている。放電用セルソース線ドライバ10は、nチャネルトランジスタのみから構成されるので、同じくセンスアンプ部(High Voltage Tr領域)5をnチャネルトランジスタのみから構成されるようにした場合、nチャネルの高電圧トランジスタをセンスアンプ部(High Voltage Tr領域)5に集中して配置することができ、レイアウト上メリットを有する。

図2に示すとおり、格子状に張り巡らされたセルソース線109は、セルアレイ2上から交差部7及び8上を通り、周辺回路15の領域に配置されているセルソース線ドライバ11及び12まで引き回されている。セルソース線ドライバ10は、VSSへの放電パス(接地パス)10b(白抜きの矢印で示す)を有している。また、セルソース線ドライバ11及び12は、セルソース線9を1V程度の電圧に充電する充電パス11a及び12a(共に白抜きの矢印で示す)を有している。
メモリセルからデータを読み出す時には、放電パス10bがオンし、セルソース線9が接地(VSS)される。一方、メモリセルへデータを書き込む(データプログラム)時には、充電パス11a及び12aがオンし、セルソース線9が1V程度にプリチャージされる。また、セルソース線9は、メモリセルのデータを消去する時には、20V程度の高電圧が印加される為、セルソース線9を駆動する最終段の回路であるセルソース線ドライバ11及び12は、高電圧トランジスタによって構成される必要がある。
次に、図3及び図4を参照する。図3には、本実施形態における4つのビット線対に対応するセンスアンプ部(High Voltage Tr領域)5及びセンスアンプ部(Low Voltage Tr領域)6の回路例が示されている。図3に示すとおり、1つのビット線対に対応した回路ブロックが段積みされたような状態で配置され、センスアンプ部(High Voltage Tr領域)5を構成している。図3に示すとおり、本実施形態においては、セルソース線ドライバ10(放電用トランジスタ)が1ビット線対に対応する回路ブロックと、隣接する1ビット線対に対応する回路ブロックとの間に配置されているが、これに限定されるわけではなく、例えば、例えば、2つの1ビット線対に対応する回路ブロックと、隣接する2つの1ビット線対に対応する回路ブロックとの間に配置されるようにしても良い。また、本実施形態においては、2つのビット線対に対して1つの放電用トランジスタが対応するようにしたが、これに限定されるわけではなく、放電用トランジスタの数、サイズ(チャネル幅、チャネル長)は、適時設計変更可能である。
次に、図4には、本実施形態における4つのビット線対に対応するセンスアンプ部(High Voltage Tr領域)5及びセンスアンプ部(Low Voltage Tr領域)6のレイアウトイメージ例が示されている。図4において、「AA」は活性領域、「GC」はゲート配線、「M0」は第1の配線層、「M1」は第2の配線層、「M2」は第3の配線層を示している。また、図中に示すマークを用いて、M0からAAへのコンタクト、M1からM0へのコンタクト、M2からM1へのコンタクトが示されている。
セルソース線(CELLSRC)109及びVSS配線は、金属(例えば、アルミニウム)のベタ配線によるM2が用いられている。従って、セルソース線ドライバ10の放電トランジスタは、M2からM1へコンタクトを落とすために、セルアレイ2から延びるビット線(M1による)の配置が緩和される部分に配置される。図4に示すとおり、本実施形態においては、この緩和される部分がセンスアンプ部(High Voltage Tr領域)5の中央付近である。
本実施形態のNAND型フラッシュメモリ1のように、セルソース線ドライバ10の放電トランジスタをセンスアンプ部の高電圧トランジスタの領域5に配置することにより、VSS配線をM2によって新たに引き回すことになり、このVSS配線の抵抗が、放電パスにおける抵抗として加わることになる。よって、このVSS配線の抵抗を如何に小さくできるかが問題となってくる。
通常、センスアンプの高電圧トランジスタの領域5は、100μm程度の高さがあるので、VSS配線の幅を40μm程度確保することができる。そうすれば、VSS配線の配線抵抗RVSSは、
RVSS=0.06×2500/40/2=1.88Ω
となり、結果として、従来問題となっていた、上述の(2)センスアンプ5及び6とロー・デコーダ3及び4との交差部7及び8上の配線による抵抗成分R(2)を排除できることを考慮すると、抵抗成分R(2)を半減することと同等の効果を奏することになる。
また、セルアレイ2のワード線方向(横方向)の長さが短くなると、更に配線抵抗の低減効果が顕著になる。何故なら、ワード線はセンスアンプの高電圧トランジスタ領域上をセルアレイ2の横方向に走っているので、この長さが短くなると配線抵抗も低減するからである。また、放電トランジスタは横方向に一列に配列でき、十分大きなチャネル幅Wを確保することができ、放電トランジスタのオン抵抗も抑制することができる。
以上述べたとおり、本発明のNAND型フラッシュメモリ1においては、放電用セルソース線ドライバ10をセンスアンプ部(High Voltage Tr領域)5に配置することにより、セルソース線ドライバ10の放電用トランジスタ10−1〜10−kへ放電する放電パス10bにおいては、従来問題となっていた交差部7及び8におけるソースセルソース線109の配線抵抗を排除することができる。よって、結果として、放電時のセルソース線109の配線抵抗を低減することができ、それによってデータ読み出し時のセルソース線及びビット線におけるノイズの発生を抑制することができ、データの読み出し動作を高速に行うことができる。
本実施例においては、上述の実施形態において説明した本発明のNAND型フラッシュメモリ1において、充電用セルソース線ドライバ11及び12を、それぞれ、交差部7及び交差部8に配置した例について説明する。
図5を参照する。図5には、本実施例に係る本発明のNAND型フラッシュメモリ20の概略構成図が示されている。なお、図5に示す本実施例に係る本発明のNAND型フラッシュメモリ20において、上述の実施形態において説明した本発明のNAND型フラッシュメモリ1と同様の構成については、同じ符号を付してあるので、ここでは改めて説明はしない。
図5に示すとおり、本実施例のNAND型フラッシュメモリ20は、充電用セルソース線ドライバ11及び12を、それぞれ、交差部7及び交差部8に配置している。こうすることによって、充電パス11a及び12aにおけるセルソース線(CELLSRC)9の配線が短くなり、充電パス11a及び12aの抵抗を小さくすることができる。また、通常、交差部7及び交差部8は、他の回路がそれほど密集して配置されておらず、レイアウトに余裕があるので、交差部7及び交差部8にサイズの大きな充電用セルソース線ドライバ11及び12を配置することにより、周辺回路部15の面積負担が軽くなり、周辺回路15のレイアウト効率を上げることができ、もって、NAND型フラッシュメモリ20全体のレイアウト効率を上げることができる。
本実施例においては、上述の実施形態において説明した本発明のNAND型フラッシュメモリ1において、セルソース線(CELLSRC)の電位と、ビット線シールド線(BLCRL)の電位とをイコライズするトランジスタをセルアレイ直近のセンスアンプ部の高電圧トランジスタ領域に配置した例について説明する。
図6を参照する。図6には、本実施例に係る本発明のNAND型フラッシュメモリ30の概略構成図が示されている。なお、図6に示す本実施例に係る本発明のNAND型フラッシュメモリ30において、上述の実施形態において説明した本発明のNAND型フラッシュメモリ1と同様の構成については、同じ符号を付してあるので、ここでは改めて説明はしない。
本実施例のNAND型フラッシュメモリ30においては、セルソース線(CELLSRC)の電位と、ビット線シールド線(BLCRL)の電位とをイコライズする複数のトランジスタ(イコライズ用トランジスタ又は放電用トランジスタ)16−1〜16−kからなる放電用セルソースドライバ16をセルアレイ2直近のセンスアンプ部(High Voltage Tr領域)5に配置している。ビット線シールド線(BLCRL)17は、ビット線シールド線ドライバ13及び14によって駆動され、VSS電位となる。なお、イコライズ用トランジスタ16−1〜16−kは、この数に限定されるわけではなく、またそれらのサイズ(チャネル幅、チャネル長)についても、適時設計変更が可能である。
次に、図7を参照する。図7には、本実施例における4つのビット線対に対応するセンスアンプ部(High Voltage Tr領域)5及びセンスアンプ部(Low Voltage Tr領域)6の回路例が示されている。図7に示すとおり、1つのビット線対に対応した回路ブロックが段積みされたような状態で配置され、センスアンプ部(High Voltage Tr領域)を構成している。図7に示すとおり、本実施例においては、セルソース線ドライバ10(放電用トランジスタ)が1ビット線対に対応する回路ブロックと、隣接する1ビット線対に対応する回路ブロックとの間に配置されているが、これに限定されるわけではなく、例えば、2つの1ビット線対に対応する回路ブロックと、隣接する2つの1ビット線対に対応する回路ブロックとの間に配置されるようにしても良い。また、本実施例においては、2つのビット線対に対して1つの放電用トランジスタ(イコライズ用トランジスタ)が対応するようにしたが、これに限定されるわけではなく、放電用トランジスタ(イコライズ用トランジスタ)の数、サイズ(チャネル幅、チャネル長)は、適時設計変更可能である。
次に、図8には、本実施形態における4つのビット線対に対応するセンスアンプ部(High Voltage Tr領域)5及びセンスアンプ部(Low Voltage Tr領域)6のレイアウトイメージ例が示されている。図8においては、図4と同様、「AA」は活性領域、「GC」はゲート配線、「M0」は第1の配線層、「M1」は第2の配線層、「M2」は第3の配線層を示している。また、図4と同様、図中に示すマークを用いて、M0からAAへのコンタクト、M1からM0へのコンタクト、M2からM1へのコンタクトが示されている。
セルソース線(CELLSRC)9、ビット線シールド線(BLCRL)17及びVSS配線は、金属(例えば、アルミニウム)のベタ配線によるM2が用いられている。従って、セルソース線ドライバ10の放電トランジスタは、M2からM1へコンタクトを落とすために、セルアレイ2から延びるビット線(M1による)の配置が緩和される部分に配置される。図4に示すとおり、本実施形態においては、この緩和される部分が、1ビット線対に対応する回路ブロックと、隣接する1ビット線対に対応する回路ブロックとの間となる。
ここで、図9を参照し、本実施例に係る本発明のNAND型フラッシュメモリ30において、セルソース線(CELLSRC)9の電位と、ビット線シールド線(BLCRL)17の電位とをイコライズする場合の電流の流れについて説明する。図9には、図7及び8に示す回路のうち、1つのビット線対に対応するセンスアンプ部(High Voltage Tr領域)5及びセンスアンプ部(Low Voltage Tr領域)6の回路例が示されている。また、図9には、交差部7に設けられているBLCRLドライバ13及び周辺回路部15に設けられているセルソース線ドライバ11の回路構成についても示されている。なお、図9においては、ビット線シールド線(BLCRL)17及びセルソース線(CELLSRC)9における電流の流れを説明するため、BL_oddを選択ビット線、BL_evenを非選択ビット線とし、セルソース線ドライバ16の放電用トランジスタ16−1〜16−kによって、ビット線シールド線(BLCRL)17の電位とセルソース線(CELLSRC)9の電位とをイコライズした場合の電流の流れが白抜きの矢印で示されている。
図9に示すとおり、本発明のNAND型フラッシュメモリ30においては、データの読み出し時には、非選択ビット線BL_evenがビット線シールド線17に接続され、BLCRLドライバ13から非選択ビット線BL_evenに接地電位VSSが供給される。同時に、セルソース線ドライバ16(イコライズ用トランジスタ16−1〜16−k)を介して選択ビット線側のセルソース線9も接地されることになる。電流の流れに基づいて説明すると、データの読み出し時には、電流は、選択ビット線BL_oddからNANDストリングを通り、セルソース線ドライバ16(イコライズ用トランジスタ16−1〜16−k)を経由し、BLCRLドライバ13のnチャネルトランジスタ13−1のVSSに接続されたノードへ流れる。一方、非選択ビット線側においては、電流が、非選択ビット線BL_evenからビット線シールド線(BLCRL)13を経由してBLCRLドライバ13のnチャネルトランジスタの13−1のVSSへ接続されたノードへ流れる。
ビット線シールド線(BLCRL)13の配線抵抗R1は、比較的小さい。一方、セルアレイ2上にあるセルソース線(CELLSRC)9の配線抵抗R2は、比較的小さいが、交差部7及び周辺回路部15上にあるセルソース線(CELLSRC)9の配線抵抗R3は、セルソース線(CELLSRC)9が引き回されている分、比較的大きくなっている。本実施例に係る本発明のNAND型フラッシュメモリ30においては、このセルソース線9のうち抵抗が大きい部分を電流パスとして用いないので、セルソース線9に発生するノイズを抑制することができる。
ここで、図10を参照する。図10には、メモリセルからデータを読み出す際における、データ“1”が記憶された“1”セルのビット線、データ“0”が記憶された“0”セルのビット線、セルソース線(CELLSRC)9及びビット線シールド線(BLCRL)17の電位の変化が示されている。
本実施例に係る本発明のNAND型フラッシュメモリ30においては、放電パスにおけるセルソース線9の抵抗が小さいので、“1”セルのビット線からセルソース線(CELLSRC)9に、所謂セル電流が流れ込むことを抑制することができ、セルソース線(CELLSRC)9の不要な電位の上昇を抑制することができる(図10の“b’”で示す部分)。また、セルソース線9の電位の上昇とビット線シールド線17の電位の降下とは、互いに逆相の関係にあり、ほぼ同じ大きさである。なぜなら、ビット線容量のほぼ92%は隣接ビット線容量によって占められているためである。従って、セルアレイ2の直近で、セルソース線9の電位の上昇とビット線シールド線17の電位をイコライズ用トランジスタ16−1〜16−kを分散配置してイコライズすることにより、2つの配線に生じるノイズがほぼキャンセルされ(図10における“b’”及び“c’”)、ノイズ量が従来の1/4以下になるという劇的な改善を図ることができる。よって、ビット線シールド線(BLCRL)17の電位が下がらないので、“0”セルのビット線の電位が、隣接するシールドされたビット線からのノイズによって下がるkとはなく(図10の“d’”で示す部分)、“0”セルのセンス・マージンに悪影響が及ぶことはない。
ここで、図11を参照する。図11は、メモリセルからデータを読み出す際における、本実施例に係る本発明のNAND型フラッシュメモリ30のセルソース線(CELLSRC)9及びビット線シールド線(BLCRL)17の電位の変化と、図13に示すNAND型フラッシュメモリ100のセルソース線(CELLSRC)109及びビット線シールド線(BLCRL)114の電位の変化のコンピュータシミュレーション結果を示す。セルソース線(CELLSRC)9及びセルソース線(CELLSRC)109については電位の上昇が現れており、ビット線シールド線(BLCRL)17及びビット線シールド線(BLCRL)114については、電位の降下が現れている。
図11から明らかなとおり、本実施例に係る本発明のNAND型フラッシュメモリ30のセルソース線(CELLSRC)9は、殆ど電位の上昇が見られず、ビット線シールド線(BLCRL)17もまた、殆ど電位の下降が見られない。一方、図13に示すNAND型フラッシュメモリ100のセルソース線(CELLSRC)109は、大きく電位が上昇し、また、ビット線シールド線(BLCRL)114は、大きく電位が下降している。このコンピュータシミュレーション結果は、図10及び図16と一致している。
本実施例に係る本発明のNAND型フラッシュメモリ30においては、セルソース線9の電位の上昇とビット線シールド線17の電位をイコライズ用トランジスタ16−1〜16−kを分散配置してイコライズすることにより、2つの配線に生じるノイズをほぼキャンセルすることができ、それによってデータ読み出し時におけるセル電流の減少を抑制し、セルソース線及びビット線におけるノイズの発生を抑制することができ、データの読み出し動作を高速に行うことができる。
本実施例においては、上述の実施例2において説明した本発明のNAND型フラッシュメモリ30において、充電用セルソース線ドライバ11及び12を、それぞれ、交差部7及び交差部8に配置した例について説明する。
図12を参照する。図12には、本実施例に係る本発明のNAND型フラッシュメモリ40の概略構成図が示されている。なお、図12に示す本実施例に係る本発明のNAND型フラッシュメモリ20において、上述の実施形態及び実施例2において説明した本発明のNAND型フラッシュメモリ1及び本発明のNAND型フラッシュメモリ30と同様の構成については、同じ符号を付してあるので、ここでは改めて説明はしない。
図12に示すとおり、本実施例のNAND型フラッシュメモリ40は、充電用セルソース線ドライバ11及び12を、それぞれ、交差部7及び交差部8に配置している。こうすることによって、充電パス11a及び12aにおけるセルソース線(CELLSRC)9の配線が短くなり、充電パス11a及び12aの抵抗を小さくすることができる。また、通常、交差部7及び交差部8は、他の回路がそれほど密集して配置されておらず、レイアウトに余裕があるので、交差部7及び交差部8にサイズの大きな充電用セルソース線ドライバ11及び12を配置することにより、周辺回路部15の面積負担が軽くなり、周辺回路15のレイアウト効率を上げることができ、もって、NAND型フラッシュメモリ40全体のレイアウト効率を上げることができる。よって、セルソース線9の電位の上昇とビット線シールド線17の電位をイコライズ用トランジスタ16−1〜16−kを分散配置してイコライズすることによるセルソース線及びビット線におけるノイズの発生の抑制によるデータの読み出し動作の高速化と相まって、優れた効果を奏する。
本発明の不揮発性半導体記憶装置は、書き込み動作の高速化を実現でき、NAND型フラッシュメモリのシステム全体の高速化を実現できる。よって、本発明によると、より安価で、小型、高速且つ大容量の不揮発性半導体記憶装置が実現できる。本発明の不揮発性半導体記憶装置は、コンピュータを始めとし、ディジタルスチルカメラ、携帯電話、家電製品等の電子機器の記憶装置として用いることができる。
本発明の一実施形態に係るNAND型フラッシュメモリ1の概略構成図である。 本発明の一実施形態に係るNAND型フラッシュメモリ1をより詳細に示した構成図である。 本発明の一本実施形態における4つのビット線対に対応するセンスアンプ部(High Voltage Tr領域)5及びセンスアンプ部(Low Voltage Tr領域)6の回路例である。 本発明の一実施形態における4つのビット線対に対応するセンスアンプ部(High Voltage Tr領域)5及びセンスアンプ部(Low Voltage Tr領域)6のレイアウトイメージ例である。 本発明の一実施例に係るNAND型フラッシュメモリ20の概略構成図である。 本発明の一実施例に係るNAND型フラッシュメモリ30の概略構成図である。 本発明の一実施例における4つのビット線対に対応するセンスアンプ部(High Voltage Tr領域)5及びセンスアンプ部(Low Voltage Tr領域)6の回路例である。 本発明の一実施例における4つのビット線対に対応するセンスアンプ部(High Voltage Tr領域)5及びセンスアンプ部(Low Voltage Tr領域)6のレイアウトイメージ例である。 本発明の一実施例における1つのビット線対に対応するセンスアンプ部(High Voltage Tr領域)5及びセンスアンプ部(Low Voltage Tr領域)6の回路例である。 本発明の一実施例におけるNAND型フラッシュメモリのメモリセルからデータを読み出す際における、データ“1”が記憶された“1”セルのビット線、データ“0”が記憶された“0”セルのビット線、セルソース線(CELLSRC)9及びビット線シールド線(BLCRL)17の電位の変化を示すグラフである。 セルソース線(CELLSRC)及びビット線シールド線(BLCRL)の電位のコンピュータシミュレーション結果である。 本発明の一実施例におけるNAND型フラッシュメモリ40の概略構成図である。 ソース配線を格子状に配置し互いに接続し、同時にそれら配線を周期的に配置したNAND型フラッシュメモリ101の概略構成図である。 図13に示すNAND型フラッシュメモリ101における4つのビット線対に対応するセンスアンプ部(High Voltage Tr領域)105及びセンスアンプ部(Low Voltage Tr領域)106の回路例である。 図14に示す回路のうち、1つのビット線対に対応するセンスアンプ部(High Voltage Tr領域)105及びセンスアンプ部(Low Voltage Tr領域)106の回路例である。 図13に示すNAND型フラッシュメモリ101のメモリセルからデータを読み出す際における、データ“1”が記憶された“1”セルのビット線、データ“0”が記憶された“0”セルのビット線、セルソース線(CELLSRC)109及びビット線シールド線(BLCRL)の電位の変化を示すグラフである。
符号の説明
1 NAND型フラッシュメモリ
2 セルアレイ
3、4 ロー・デコーダ部
5、6 センスアンプ部
7、8 交差部
9 セルソース線(CELLSRC)
10 放電用セルソース線ドライバ
10−1〜10−k 放電用トランジスタ
10b 放電パス
11、12 充電用セルソース線ドライバ
11−2 pチャネル型トランジスタ
12 充電用セルソース線ドライバ
13 BLCRLドライバ
15 周辺回路部
16 放電用セルソースドライバ
16−1〜16−k イコライズ用トランジスタ
30 NAND型フラッシュメモリ
40 NAND型フラッシュメモリ
100 NAND型フラッシュメモリ
102、 セルアレイ
103 デコーダ部
105,106 センスアンプ
105,106 センスアンプ
107、108 交差部
109 セルソース線
110、111 セルソース線ドライバ
110−1、110−2 nチャネルトランジスタ
110a、111a 充電パス
111 セルソース線ドライバ
111−3 pチャネル型トランジスタ
112、113 BLCRLドライバ

Claims (6)

  1. 電気的に書き換え可能なメモリセルが直列に接続されたNANDストリングスが配置されたセルアレイと、
    前記メモリセルに接続されたビット線の電位を感知するセンスアンプであって、高電圧トランジスタを有する第1の領域と低電圧トランジスタを有する第2の領域と有するセンスアンプと、
    前記NANDストリングスの一端に接続されたセルソース線と、
    前記セルソース線に接続され、前記セルソース線に接地電位又は低電位を供給する第1のトランジスタを有する第1のセルソース線ドライバと、
    を備えた不揮発性半導体記憶装置であって、
    前記セルソース線ドライバの前記第1のトランジスタは、前記センスアンプの前記第1の領域に配置されることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 電気的に書き換え可能なメモリセルが直列に接続されたNANDストリングスが配置されたセルアレイと、
    前記メモリセルに接続されたビット線の電位を感知するセンスアンプであって、高電圧トランジスタを有する第1の領域と低電圧トランジスタを有する第2の領域と有するセンスアンプと、
    前記NANDストリングスの一端に接続されたセルソース線と、
    前記セルソース線にその一端が接続され、ビット線シールド線にその他端が接続され、前記ビット線シールド線を介して前記セルソース線に接地電位又は低電位を供給する第1のトランジスタを有する第1のセルソース線ドライバと、
    を備えた不揮発性半導体記憶装置であって、
    前記セルソース線ドライバの前記第1のトランジスタは、前記センスアンプの前記第1の領域に配置されることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  3. 前記セルアレイ上に形成される前記セルソース線は、格子状に配置され、互いに接続され、且つ周期的に配置した配線からなることを特徴とする請求項1又は2に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 前記セルソース線に接続され、前記セルソース線に高電位を供給する第2のトランジスタを有する第2のセルソース線ドライバを有し、前記第2のトランジスタは、前記センスアンプとロー・デコーダとの交差部又は周辺回路に配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 電気的に書き換え可能なメモリセルが直列に接続されたNANDストリングスが配置されたセルアレイと、
    前記メモリセルに接続されたビット線の電位を感知するセンスアンプであって、高電圧トランジスタを有する第1の領域と低電圧トランジスタを有する第2の領域とを有するセンスアンプと、
    前記NANDストリングスの一端に接続されたセルソース線と、
    前記メモリセルからデータを読み出す読み出し動作時には前記セルソース線に接続され、前記セルソース線に接地電位又は低電位を供給する第1のトランジスタを有する第1のセルソース線ドライバと、
    を備えた不揮発性半導体記憶装置であって、
    前記セルソース線ドライバの前記第1のトランジスタは、前記センスアンプの前記第1の領域に配置される前記高電圧トランジスタであることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  6. 電気的に書き換え可能なメモリセルが直列に接続されたNANDストリングスが配置されたセルアレイと、
    前記メモリセルに接続されたビット線の電位を感知するセンスアンプであって、高電圧トランジスタを有する第1の領域と低電圧トランジスタを有する第2の領域とを有するセンスアンプと、
    前記NANDストリングスの一端に接続されたセルソース線と、
    前記セルソース線にその一端が接続され、ビット線シールド線にその他端が接続され、前記メモリセルからデータを読み出す読み出し動作時には前記ビット線シールド線と前記セルソース線とを接地電位又は低電位の同電位にするためにオンする第1のトランジスタを有する第1のセルソース線ドライバと、
    を備えた不揮発性半導体記憶装置であって、
    前記セルソース線ドライバの前記第1のトランジスタは、前記センスアンプの前記第1の領域に配置される前記高電圧トランジスタであることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
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