JP4906706B2 - 安全装置及び開閉機構 - Google Patents

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Description

本発明は、可動体を本体の定位置に係脱するラッチ装置のうち、特にプッシュ・プッシュ式(これはプッシュロック・プッシュオープン式と称されることもある)のラッチ装置と共に用いられて、該ラッチ装置の係止が外部から加わる衝撃等の負荷(慣性力と同義である、以下同じ)により仮に解除されても可動体を本体定位置に保持可能にした安全装置及びそれを備えた開閉機構に関する。
プッシュ・プッシュ式のラッチ装置は、蓋等の可動体を本体に対し付勢手段の付勢力に抗したプッシュ操作により本体の定位置(通常は閉位置)で係止し、次のプッシュ操作により前記係止を解除する。このラッチ装置は、係止及び解除共に可動体へのプッシュ操作により行える点で使い勝手に優れているが、係止状態において、可動体が急停車等に伴う慣性力を受けると、解除時のプッシュ操作と同方向へ動かされることも起きるため誤作動で係止解除される虞がある。この対策としては、ラッチ装置自体に安全機能を追加した内設タイプ(例えば、特許第2912433号公報)と、特許文献1などに例示されるラッチ装置と独立させる専用タイプとに大別される。なお、内設タイプは、専用タイプに比べてラッチケース内に構成部材を配置する関係で安全性能や精度に制約されやすくなる。
図12は特許文献1の安全装置を、同(a)は慣性力が加わっていない状態で、同(b)は慣性力が加わった状態で示している。この全体構造は、左側を開口したハウジングHと、可動体(収納箱)Bと、可動体Bを開放方向へ付勢する不図示の付勢手段と、不図示のプッシュ・プッシュ式のラッチ装置とを備え、前記ラッチ装置により、可動体Bを付勢力に抗したプッシュ操作によりハウジングHの閉塞位置に係止し、次のプッシュ操作により係止解除して可動体BをハウジングHの開放方向へ移動可能にする。
安全装置は、ハウジングHに軸部材3にて枢支されるとともにばね2を介して一方向に付勢された回転体1と、待機位置と作動位置とに可変される慣性応動体4とを設け、可動体Bに自身の閉塞状態の解除時に回転体1をばね2の付勢力に抗して逆方向に回転させる突起9を設け、慣性力が作用したときだけ、慣性応動体4を作動位置に移動させて回転体1の逆方向への回転を阻止する構成である。換言すると、この構造では、慣性力が加わったときに、慣性応動体4が慣性により同(b)のごとくコイルスプリング6の付勢に抗して突出されるようにして、可動体Bが同じく慣性により矢印方向へ押され、回転体1をばね2の付勢圧に抗して時計回りへ回転しようとしても、回転体1が慣性により突出された慣性応動体4に当たって回転不能となる。それにより、可動体Bは、前記回転体1に規制される突起9を介してラッチ装置の係止解除と同方向へ動かないよう阻止される。
実開平5−75003号公報
上記した従来の安全装置にあっては、慣性応動体4が同(b)のごとくコイルスプリング6の付勢に抗して突出された後、再び同(a)の通常位置へ復帰されるが、その慣性応動体4が突出位置に留まる時間はごく短時間である。このため、可動体Bは、慣性力により同(b)の矢印方向へ押されるタイミングにより、慣性応動体4に規制されていない回転体1に突起9を介し当たって、ラッチ装置の係止を解除する方向へ移動されることも起きる。そのような誤作動は、慣性力が強弱しながら繰り返し加わるような場合に起き易くなる。
本出願人は、以上のような背景から安全装置として、プッシュ・プッシュ式のラッチ装置の誤作動を確実に抑えるため先に特開2007−308977号を開発した。本発明は、更に安全装置としての安全性能や精度をより向上して、対象のプッシュ・プッシュ式ラッチ装置の信頼性を高めて用途拡大を図ることを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、可動体を本体に対し付勢手段の付勢力に抗したプッシュ操作により前記本体の定位置に係止し、次のプッシュ操作により前記係止を解除可能なプッシュ・プッシュ式のラッチ装置と共に用いられるものであって、前記本体及び前記可動体の一方に設けられて往復溝部及び係止溝部を有した循環カム溝と、前記本体及び前記可動体の他方に設けられて前記循環カム溝をトレースするピンを有した応動部材とを備え、前記応動部材が衝撃等の負荷を受けたときに、前記ピンが前記循環カム溝の前記往復溝部から前記係止溝部へ戻り不能に移行して、前記ラッチ装置の係止が衝撃等の負荷により仮に解除されても前記可動体を前記定位置に保持することを特徴としている。以上の本発明において、「係止溝部へ戻り不能に移行」するとは、応動部材が衝撃等の負荷(慣性力)を受けて、ピンが往復溝部から係止溝部へ一旦移行すると、慣性力がなくなっても(例えば、形態に示したごとく可動体に対するプッシュ操作を行わない限り)係止溝部から往復溝部へ戻らないことを意味する。
以上の安全装置は、プッシュ・プッシュ式ラッチ装置の慣性力に起因した誤作動対策として、従来装置の考え方と全く相違している。従来装置では、ラッチ装置が係止状態で係止解除用のプッシュ操作と同方向の慣性力を受けたときに、前記係止状態から係止解除に切り換わらないよう関係部材の動きを阻止するものである。これに対し、本発明装置は、ラッチ装置が係止状態から慣性力により係止解除に切り換わることを許容し、仮に係止解除したとしてもラッチ装置の係止状態と同様な保持、つまり可動体を本体の定位置に保持する状態をラッチ装置のプッシュ操作を損ねることなく得られるようにしたものである。
次に、本発明の装置構造と作動特徴を図1の原理図(図2〜図11に示したものと作用的に同じ部材に同じ符号を付した)を参照して明らかにする。同図において、符号1は本体、符号2は可動体である。符号3はプッシュ・プッシュ式のラッチ装置、符号4は本発明の安全装置である。ラッチ装置3は最も簡易な構成例であり、可動体2側に設けられたハート形カム溝30と、本体1側に設けられて該カム溝30をトレースするピン35とからなる。安全装置4は、可動体2側に設けられた循環カム溝40と、本体1側に設けられて循環カム溝40をトレースするピン45を有した応動部材41とからなる。なお、循環カム溝40は、ハート形カム溝30に比べ往復溝部等を有している点で相違している。また、ラッチ装置3としては、本体1側にカム溝30を設けるとともに可動体2側にピン35を設けることも可能である。安全装置4としては、本体1側に循環カム溝40を設けるとともに可動体2側にピン45を有した応動部材41を設けることも可能である。この点は形態及び変形例でも同様である。
同図(b)はラッチ装置3及び安全装置4の慣性力を受けていない通常時の作動を示している。すなわち、ラッチ装置3は、可動体2を本体1に対し付勢力に抗したプッシュ操作により本体1の定位置、つまりピン35がカム溝30に対し矢印の方向へa、b、cとトレースしてcの係止溝部に係止される。次のプッシュ操作により前記係止を解除、つまりピン35が矢印の方向へc、dとトレースして最終的にeを通ってカム溝30から離れ、それにより可動体が付勢力により本体の定位置外へ切り換えられる。この各過程において、安全装置4は、前記ラッチ装置側のピン35がカム溝30のa、b、c、及びc、dなどをトレースするとき、ピン45が循環カム溝40のfの往復溝部を自由にトレースするだけで、係止作用として何ら機能しない。
同図(c)は可動体2がラッチ装置3を介して本体の定位置に係止されている状態で慣性力を受けた異常時の作動を示している。すなわち、ラッチ装置3は、慣性力が次のプッシュ操作と同様に作用して、ピン35がcの係止溝部から抜けてdの解除方向へと移行するが、eから更なる移行が安全装置4により規制される。つまり、安全装置4は、前記と同様な慣性力を受けると、ピン45がfの往復溝部から(gの誘導溝部を介して)hの係止溝部へ戻り不能に移行し、その結果、可動体2を本体定位置に保持することになる。
同図(d)は(c)の状態から可動体がプッシュ操作されたときの作動を示している。このプッシュ操作により、安全装置4はピン45がhの係止溝部から解放方向のj、kへとトレースし、更に循環カム溝部40から離れていく。同時に、ラッチ装置3は、係止解除状態で、例えばピン35がeからdに一旦移行した後、解放方向であるd、e、fとトレースし、更に循環カム溝部30から離れて行くことになる。
以上の本発明は次のように具体化されることがより好ましい。
(ア)前記応動部材は、衝撃等の負荷を受けたとき付勢部材の付勢力に抗して回動して、前記ピンを前記循環カム溝の往復溝部から係止溝部へ移行可能にする構成である(請求項2)。
(イ)前記応動部材は、衝撃等の負荷を受けたとき付勢部材の付勢力に抗して摺動して、前記ピンを前記循環カム溝の往復溝部から係止溝部へ移行可能にする構成である(請求項3)
(ウ)請求項1と2において、前記応動部材は、前記本体に軸部材を介して回動自在に支持されるとともに、前記軸部材を挟んだ一方側に前記ピンを設け、他方側にバランサーを有している構成である(請求項4)。
(エ)請求項1と3において、前記応動部材は、前記本体に保持部を介して摺動自在に支持されるとともに、前記保持部より突出している突出端側に前記ピンを配置している構成である(請求項5)。
(オ)請求項1〜5において、前記循環カム溝は、前記ピンを前記往復溝部から前記係止溝部に係止用誘導溝部を介して移行可能にするとともに、前記可動体に対するプッシュ操作により前記ピンを前記係止溝部から復帰用誘導溝部等を介して再び前記往復溝部に移行可能にする構成である(請求項6)。
また、請求項7の発明は、可動体の開閉機構として捉えたもので、本体に対し扉等の可動体を開位置から付勢力に抗した押し操作により閉位置に切り換えるとともに、閉位置から付勢力により開方向へ切り換える開閉機構において、請求項1から6の何れかに記載の安全装置を使用していることを特徴としている。
請求項1の発明では、慣性力が加わると、応動部材がそれを検出して、応動部材に設けられているピンが循環カム溝の往復溝部から係止溝部へ戻り不能に移行することにより可動体を本体の定位置に保持する。この安全装置特徴としては、専用タイプのためラッチ装置がプッシュ・プッシュ式であれば既存のものをそのまま用いることができ、構成部材が循環カム溝と応動部材及びピンとからなるため簡易であり、しかもラッチ装置の係止が仮に解除されても可動体を本体定位置に確実に保持するため慣性力に起因したラッチ装置の誤作動対策として最良のものとなる。
請求項2と3の各発明では、例えば、応動部材が回動式でも摺動式でも実施可能である点を特定したものであり、安全装置としては汎用性の点からも優れている。
請求項4の発明では、応動部材が本体に対し軸部材を介して枢支され、かつ軸部材の一方側にピンを他方側にバランサを有しているため、慣性力に対する応動部材の検出能を向上したり安定化できる。これに対し、請求項5の発明では、応動部材が本体に対し保持部を介して支持されているため、慣性力に対する応動部材の検出能を安定化できる。
請求項6の発明では、慣性力によりピンが往復溝部から係止溝部に移行することで可動体を本体定位置に保持し、その状態からプッシュ操作によりピンが係止溝部から誘導溝部を通って元の往復溝部に復帰されるため、安全装置として簡単な構成により確実に繰り返し使用できる。これに対し、請求項7の発明では、以上の安全装置の利点を具備した開閉機構を提供し、それにより開閉機構の信頼性を向上できる。
以下、本発明の最良の形態について添付図面を参照しながら説明する。図1は本発明の原理を示し、図2と図3は全体構成を示し、図4は安全装置を示し、図5〜図8は作動を示している。図9は前記安全装置の変形例を示し、図10と図11は図9の安全装置を用いた場合の作動を示している。以下の説明では、開閉機構、ラッチ装置、安全装置、作動、安全装置の変形例の順に詳述する。なお、図2と図3は作図上一部を省略したり簡略化している。
(開閉機構)形態の開閉機構は、図2と図3に示されるごとくハウジング1に対しリッド2をハウジング側開口部を開放する図2に示される開位置と、開口部を塞ぐ図3に示される閉位置とに回動して切り換える構成であり、リッド2を開方向へ付勢するばね部材25と、リッド2の開閉速度を制動する不図示のダンパーと、リッド2をばね部材25の付勢力に抗して係止したり係止解除するプッシュ・プッシュ式のラッチ装置3と、要部の安全装置4とを備えている。
ここで、ハウジング1は、自動車等の乗り物用収納装置の本体であり、両側面10、上面11、底面12と、背面13で区画されて手前側(図の右側で、以下、後側という)を開口している。両側面10は、上側の前後略中間に突設された安全装置用の配置部14と、上手前側に突設されている上取付部15と、上取付部15の後端より下に延びている縁取部16と、上取付部15の前端面に設けられているラッチ装置用の配置部17と、上取付部15と縁取部16との間に設けられてリッド2の支持用アーム部21に対応した不図示の窓部などを有している。配置部14は、安全装置4A(4B)を支持する略垂直の平面であり、該平面に突設されたばね用係止部14aと、該平面の縁部に立ち上がっている保護用鍔部14bと、鍔部14bの後下端側に突設された規制部14cとを有している。配置部17は、上下に貫通した枠状に形成され、該枠状部に対しラッチ装置3Aを下向きに支持している。符号10aはリッド取付部を中心としたガイド用の円弧状リブであり、符号18,19は底面12に下設された前後の取付部である。
リッド2は、ハウジング側開口部に対応した略矩形板状をなし、内壁の両側に突設された左右のアーム部21と、片側のアーム部21の先端部22に設けられた突当部23及び循環カム溝40とを有している。突当部23は後述するラッチ装置3Aに係脱される窪み状凹部23aを有し、循環カム溝40は安全装置2を構成している。以上のリッド2は、各アーム部21がハウジング1の側面10に対し前記した窓部から外側に配置され、カラー26及びねじ24等を介して回動可能に枢支されている。また、ばね部材25は、カラー26の周囲に巻かれた状態で、一端が縁取部16側に係止され、他端がアーム部21の対応部(図示省略)に係止されることによりリッド2を常に開き方向へ付勢している。
(ラッチ装置)このラッチ装置3Aは、図7と図8の各(a)に示されるごとく下端を開口したケース31と、リッド側の突当部23と当接する受止部33a及びカム溝30を有してケース31内に配置されてばね部材34の付勢力に抗して移動される摺動体33と、カム溝30に沿ってトレースするピン35と、先端側爪36a及び基端側の突起36bを有して摺動体33に枢支されている係合体36とを備えている。このうち、摺動体33及び係合体36は突当部23に直に作用するラッチ部材32を構成している。係合体36は、摺動体33に対し上下中間より下側の軸部を嵌合した状態で枢支され、摺動体33の移動(この移動は摺動体側突起33cと、該突起33cが摺動自在に嵌合しているケース31側の長溝31aにより規制される)により、図7のごとく摺動体33内にほぼ収まった係止解除位置と、図8のごとく爪36aを摺動体33内から突出してリッド側の突当部23を押さえる係止位置とに切り換えられる。係止解除位置では、摺動体33がばね部材34の付勢力でケース31の入口側に移動され、係合体36がケース31内に設けられたリブ37に突起36bを乗り上げることでその状態を保つ。係止位置では、摺動体33が突当部23の押し力によりばね部材34の付勢力に抗して奥側に移動され、該移動後の位置にカム溝30及びピン35の係合を介し維持され、係合体36が突起36bをリブ37の低くなった部分に移動し、かつ傾動して爪36aを摺動体33内から突出する。
以上の係止状態は、リッド2が衝突事故や急停車などで閉方向の慣性力を受けると、突当部23が摺動体側受止部33aを押し、その結果、ピン35が図8の矢印方向へ動かされるため誤作動により係止解除されることも起きる。安全装置4Aは、そのような誤作動で仮に係止解除されたときにリッド2を閉位置に保持するものである。なお、このラッチ装置は、ケース奥側に設けられた応動体38及び付勢部材39からなるGセンサと称される内設タイプの安全機能を備えており、慣性力を受けると、応動体38が付勢部材39の付勢力に抗して軸部38aを支点として時計回りへ回動され、該回動に伴って摺動体33の下端対応部を受け止めることで、摺動体33(係合部36)の係止解除方向である上移動を阻止可能となっている。但し、図8ではラッチ装置が慣性力を受けても、該慣性力の応力不足などでそのような安全機能を発揮できなかった場合を想定し図示している。これは、本発明の安全装置はプッシュ・プッシュ式ラッチ装置と共に用いられるが、該ラッチ装置としてはどんな構造のものでも差し支えない例えとして示したことに意義がある。
(安全装置)この安全装置4Aは、図4に示されるごとく樹脂製の応動部材41と、応動部材41を付勢する付勢部材42と、応動部材41に取り付けられる略L形のトレース用ピン45及び金属製でコイン形錘であるバランサー44と、ピン45を押圧している略コ形の板ばね50とを備え、ピン45がリッド側アーム部21に設けられた循環カム溝40との関係でラッチ装置3A(図1のラッチ装置3でもよい)の係止が慣性力により仮に解除されてもリッド2を閉位置に保持可能にする。
ここで、応動部材41は、概略中央部の枢軸部を挟んだ一方端側にバランサー用配置部を形成し、他方端側にピン及び板ばね用配置部を形成している。バランサー用配置部は、バランサー44を環状リブ41a内に配置し、かつリブ44の一部に設けられた弾性係止爪41bにより抜け止めしている。ピン及び板ばね用配置部は、図4(b)のごとく前記バランサー配置部とほぼ同じ平面となっている上部分41cと、上部分41cと間隔を保って突出された下部分41dとにより断面コ形部分を区画形成している。上部分41cには、長手方向に設けられた一対のリブ41eと、幅方向に設けられた一対のリブ41fと、リブ41fの内側でかつリブ41eの延長線上に設けられたピン用通し孔(不図示)とを有し、ピン45が両リブ41eの間に配置された状態でL形の短辺側を前記通し孔から前記したコ形部分に突出されている。このピン45は、両リブ41f等の間に配置された板ばね50によりピン突出方向に押圧されている。また、応動部材41の枢軸部は、下面側に突出された筒形のボス部41gにより形成されている。
以上の応動部材41は、リッド側配置部14に対しねじ27等を介して回動自在に支持されるとともに、ばね部材42を介して一方向に付勢されている。詳述すると、応動部材41は、ねじ27が前記ボス部41gを介して配置部14に設けられた取付部に係止された状態で枢支される。ばね部材42は、巻ばね部を有し、該巻ばね部がボス部41gの周囲に配置され、一端42aが応動部材41の対応部に係止され、他端42bがハウジング側係止部14aに係止されることで、応動部材41を時計回りの方向へ付勢している。そして、応動部材41は、図2のリッド開位置において、ハウジング側規制部14cに当たって回動規制されているとともに、図3のリッド閉位置において、ピン45が循環カム溝40の往復溝部fに配置されている。
すなわち、循環カム溝40は、図7(b)と(c)に示されるごとくリッド側アーム部21の先端側にあって、ハート形島40aの周囲部に設けられている点でラッチ装置側のハート形カム溝30に類似しているが、ピン45の侵入方向に延設されている往復溝部fと、ハート形島40aのうちピン45の侵入方向と反対側に設けられてピン45と係合する係止溝部hと、往復溝部fの隣に設けられかつ一端が係止溝部hに通じている係止用誘導溝部gと、係止溝部hに通じかつ係止用誘導溝部gと略平行に延設されている復帰用誘導溝部jと、該誘導溝部jに連設されてカム溝外に延びている復帰溝部kとを有している。また、誘導溝部gは、往復溝部fより一段深くなっていて、ピン45が往復溝部fからこの溝部gに一旦入り込むと不用意に戻らないようになっている。同様に、係止溝部hは、誘導溝部gより一段深くなっていて、ピン45が誘導溝部gからこの溝部hに一旦入り込むと不用意に戻らないようになっている。
(作動)次に、以上の安全装置4Aの作動をラッチ装置3Aとの関係を含めて説明する。
(ア)図7(a)と(b)及び図8(a)は、ラッチ装置3A及び安全装置4Aが衝撃等の負荷つまり慣性力を受けていない通常時の作動を示している。すなわち、ラッチ装置3Aは、リッド2がハウジング1に対しばね部材25の付勢力に抗したプッシュ操作により図2の開位置から図3の閉位置に切り換えられると、ピン35が図7(a)のごとくカム溝30に対し矢印の方向へトレースして係止溝部に係止される。まだ、ラッチ装置3Aは、次のプッシュ操作により前記係止を解除つまりピン35が図8(a)のごとくカム溝30に対し矢印の方向へトレースして最終的に元の箇所まで移行される。これにより、リッド2はばね部材25の付勢力により開位置に切り換えられる。この各過程において、安全装置4Aは、ピン35が前記したカム溝30をトレースするとき、図7(b)のごとくピン45が循環カム溝40の往復溝部fを自由にトレースするだけであり、係止作用として何ら機能しない。これらは図1(b)と同じである。
(イ)図8(a)は、リッド2がラッチ装置3Aを介してハウジング1の閉位置に係止されている状態で衝撃等の負荷つまり慣性力を受けた異常時の作動を示している。すなわち、ラッチ装置3Aは、慣性力が次のプッシュ操作と同様に作用して、図8(a)のごとくピン35が係止溝部から抜けて同図の矢印の解除方向へと若干移行するが、更なる移行が安全装置4Aにより規制される。つまり、安全装置4Aは、慣性力を受けると、図8(b)のごとくピン45が往復溝部fから誘導溝部gに落ち込んだ後、係止溝部hへ戻り不能に移行し、その結果、リッド2をハウジング1の閉位置に保持することになる。これらは図1(b)と同じである。
(ウ)図8(c)は、同(b)の状態からリッド2がプッシュ操作されたときの作動を示している。このプッシュ操作により、安全装置4Aはピン45が係止溝部hから誘導溝部j、更に復帰溝部kへとトレースし、更に循環カム溝部40から離れていく。同時に、ラッチ装置3Aは、前記した係止解除状態で、例えばピン35が一旦解除用誘導溝部に移行した後、復帰溝部へトレースし、更に循環カム溝部30から離れて行く。最終的には図7のリッド2を開位置に切り換えた初期状態となる。これらは図1(c)と同じである。
(エ)なお、以上の安全装置3Aは、図2及び図3の開閉機構との関係で次のような設定となっている。すなわち、図3において、符号Zはリッド2の重心、ラインSはリッド2の回転中心(ねじ24)と、リッド重心Zとを結んだラインである。
(エ)−1、この基本設定では、リッド2の閉位置において、ラインSに対し直角が最も小さい衝撃の入力(慣性力)にて、リッド2に開方向への最大の回転モーメントが加わる。また、ラインSは安全装置側応動部材41と平行に設定されているため、リッド回転機構と安全装置側応動部材の回転機構の回転モーメント最大方向は同一である。
(エ)−2、そして、リッド2は閉位置において、衝撃荷重が11.9Gまでは回転しない(これはばね部材25及びラッチ装置4Aの反力設定による)、それに対し、同方向からの衝撃荷重に対し、安全装置4Aの応動部材41は8G以上にて回転する。それにより、リッド2が開方向に回転する前に安全装置側の応動部材41が回転し、上記したピン45が往復溝部fから係止溝部hに係止しリッド2を閉位置に保つ。
(エ)−3、衝撃入力範囲として、図3のAの場合はリッド2が無理抜き方向に回転するため開方向へ切り換えられない。衝撃入力範囲として、同図のBの場合は下から上向きに加わる下突(符号C)を例にすると、リッド2に加わる衝撃は同図の角度θによって、回転モーメントへの分力となる。同様に、安全装置4Aへの衝撃入力も回転モーメント方向への分力となるが、リッド2と安全装置側応動部材41の回転モーメント最大方向は同一方向であるため、前記分力の角度θも同一である。よって、(安全装置側応動部材41の回転開始>リッド2の回転開始)の関係は同図のBの範囲すべてで変わらない。以上より、リッド2は360度のどの方向からの衝撃入力(慣性力)に対しても開かないことになる。
(変形例)この安全装置4Bは、図9に示されるごとくケース状保持部46と、保持部46に摺動自在に配置される応動部材47と、応動部材47を引き込み方向へ付勢する付勢部材48と、応動部材47に取り付けられる略L形のトレース用ピン45及び金属製錘であるバランサー49と、ピン45を押圧している概略コ形の板ばね51とを備え、ピン45がリッド側アーム部21に設けられた循環カム溝40との関係でラッチ装置3A(図1のラッチ装置3でもよい)の係止が慣性力により仮に解除されてもリッド2を閉位置に保持可能にする。
ここで、保持部46は、例えば、ハウジング側の配置部14に一体に形成されて、一端面が開口しているとともに、上側面に設けられた嵌合穴部46aと、後端面に設けられた通し孔46bとを有している。応動部材47は、断面が後部分より少し小さな矩形の前部分47aと、後部分に設けられた弾性爪部47b及びバランサー49を装着する配置部47cと、後部分の端面から後方へ突出しているガイド用軸部47dとを有している。また、前部分47aには、略L形のピン45の対応部を通す貫通孔と、板ばね51の対応部を位置規制するリブとが設けられている。
そして、応動部材47は、パランサー49が配置部47cに装着され、ピン45が前部分47aの対応部に位置決め配置されかつ板ばね51により押圧された状態で、保持部46に対し後部分が押し込まれて、軸部47dが通し孔46bから外へ突出されるとともに、爪部47bが嵌合穴部46aと弾性嵌合することで組み込まれる。その場合、付勢部材48であるコイルスプリングは、一端が保持部46の内側から奥側端面に設けられた係止部に係止され、他端が応動部材47の対応部に係止されることで、応動部材47を保持部46側へ付勢移動している。応動部材47は、その組み付け状態から付勢部材48の付勢力に抗して突出方向へ摺動される。この摺動距離は、爪部47が嵌合穴部46aを摺動可能な図9(b)のd寸法となっている。
以上の応動部材47は、図2及び図10のリッド開位置において、保持部46内に付勢部材48を介して引っ張られて突出量を最小にした状態で、リッド2がプッシュ操作により閉位置に切り換えられると、ピン45が上記形態のピン45と同様に循環カム溝40の往復溝部fに配置される。そして、以上の安全装置4Bの作動は、上記した安全装置4A(及び図1の安全装置4)の作動説明と、図7及び図8がそのまま当てはまる。
なお、本発明は、以上の形態や変形例に何ら制約されることなく、請求項1で特定される要件を備えておれば、必要に応じて種々変更可能なものである。一例として、発明対象の開閉機構は、例えば、図12の収納装置へ適用する場合だと、本体(ハウジング)Hと可動体(収納箱)Bとの間に付勢手段を介在するとともに、本体Hの奥部にプッシュ・プッシュ式のラッチ装置及び安全装置4,4A,4Bを付設したり、可動体(収納箱)Bの対応部に突当部23及び循環カム溝40が付設されることになる。
本発明の原理を示す原理図である。 図1の開閉機構をリッド開位置で示す模式側面図である。 図1の開閉機構をリッド閉位置で示す模式側面図である。 (a)上記安全装置の上面図であり、(b)は(a)のA方向から見た図、(c)は(a)のB方向から見た図である。 上記リッド開位置で安全装置とラッチ装置との関係を示す構成図である。 上記リッド閉位置で安全装置とラッチ装置との関係を示す構成図である。 (a)上記ラッチ装置の係止解除状態を示し、(b)は安全装置の通常時の作動例を示し、(c)は(b)のA−A線断面図である。 (a)上記ラッチ装置の係止状態を示し、(b)と(c)は安全装置の異常時(慣性力を受けたとき)の作動と通常時の状態に復帰するときの作動を示している。 上記安全装置の変形例を示し、(a)は分解斜視図、(b)は上から見た図、(c)は本体を断面した状態で示している。 図5に対応させてリッド開位置で示す構成図である。 図6に対応させてリッド閉位置で示す側面図である。 特許文献1の安全装置などを示す説明図である。
符号の説明
1…ハウジング(本体)
2…リッド(可動体)
3,3A…ラッチ装置(プッシュ・プッシュ式)
4,4A,4B…安全装置
25…ばね部材(付勢手段)
30…カム溝(cは係止溝部、bは係止用誘導溝部、dは解除用誘導溝部)
31…ラッチ部材(33は摺動体、36は係合体)
35…ピン
40…循環カム溝(fは往復溝部、hは係止溝部、gは係止用誘導溝部)
45…ピン
41,47…応動部材
42,48…付勢部材
44,49…バランサー
50,51…板ばね

Claims (7)

  1. 可動体を本体に対し付勢手段の付勢力に抗したプッシュ操作により前記本体の定位置に係止し、次のプッシュ操作により前記係止を解除可能なプッシュ・プッシュ式のラッチ装置と共に用いられるものであって、
    前記本体及び前記可動体の一方に設けられて往復溝部及び係止溝部を有した循環カム溝と、前記本体及び前記可動体の他方に設けられて前記循環カム溝をトレースするピンを有した応動部材とを備え、
    前記応動部材が衝撃等の負荷を受けたときに、前記ピンが前記循環カム溝の前記往復溝部から前記係止溝部へ戻り不能に移行して、前記ラッチ装置の係止が衝撃等の負荷により仮に解除されても前記可動体を前記定位置に保持することを特徴とする安全装置。
  2. 前記応動部材は、衝撃等の負荷を受けたとき付勢部材の付勢力に抗して回動して、前記ピンを前記循環カム溝の往復溝部から係止溝部へ移行可能にすることを特徴とする請求項1に記載の安全装置。
  3. 前記応動部材は、衝撃等の負荷を受けたとき付勢部材の付勢力に抗して摺動して、前記ピンを前記循環カム溝の往復溝部から係止溝部へ移行可能にすることを特徴とする請求項1に記載の安全装置。
  4. 前記応動部材は、前記本体に軸部材を介して回動自在に支持されるとともに、前記軸部材を挟んだ一方側に前記ピンを設け、他方側にバランサーを有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の安全装置。
  5. 前記応動部材は、前記本体に保持部を介して摺動自在に支持されるとともに、前記保持部より突出している突出端側に前記ピンを配置していることを特徴とする請求項1又は3に記載の安全装置。
  6. 前記循環カム溝は、前記ピンを前記往復溝部から前記係止溝部に係止用誘導溝部を介して移行可能にするとともに、前記可動体に対するプッシュ操作により前記ピンを前記係止溝部から復帰用誘導溝部等を介して再び前記往復溝部に移行可能にすることを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の安全装置。
  7. 本体に対し可動体を開位置から付勢力に抗したプッシュ操作により閉位置に切り換えるとともに、閉位置から付勢力により開方向へ切り換える開閉機構において、請求項1から6の何れかに記載の安全装置を備えている開閉機構。
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