JP5785133B2 - 安全装置及び安全装置を使用したリッド付きケース - Google Patents

安全装置及び安全装置を使用したリッド付きケース Download PDF

Info

Publication number
JP5785133B2
JP5785133B2 JP2012127338A JP2012127338A JP5785133B2 JP 5785133 B2 JP5785133 B2 JP 5785133B2 JP 2012127338 A JP2012127338 A JP 2012127338A JP 2012127338 A JP2012127338 A JP 2012127338A JP 5785133 B2 JP5785133 B2 JP 5785133B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
case
lock pin
groove
locking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012127338A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013249707A (ja
Inventor
悠 中島
悠 中島
卓 神谷
卓 神谷
寿昭 相馬
寿昭 相馬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Nifco Inc
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Nifco Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd, Nifco Inc filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2012127338A priority Critical patent/JP5785133B2/ja
Priority to PCT/JP2013/003507 priority patent/WO2013183284A1/ja
Priority to US14/405,076 priority patent/US10024087B2/en
Publication of JP2013249707A publication Critical patent/JP2013249707A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5785133B2 publication Critical patent/JP5785133B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05CBOLTS OR FASTENING DEVICES FOR WINGS, SPECIALLY FOR DOORS OR WINDOWS
    • E05C19/00Other devices specially designed for securing wings, e.g. with suction cups
    • E05C19/02Automatic catches, i.e. released by pull or pressure on the wing
    • E05C19/022Released by pushing in the closing direction
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B77/00Vehicle locks characterised by special functions or purposes
    • E05B77/02Vehicle locks characterised by special functions or purposes for accident situations
    • E05B77/04Preventing unwanted lock actuation, e.g. unlatching, at the moment of collision
    • E05B77/06Preventing unwanted lock actuation, e.g. unlatching, at the moment of collision by means of inertial forces
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B83/00Vehicle locks specially adapted for particular types of wing or vehicle
    • E05B83/28Locks for glove compartments, console boxes, fuel inlet covers or the like
    • E05B83/30Locks for glove compartments, console boxes, fuel inlet covers or the like for glove compartments
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S292/00Closure fasteners
    • Y10S292/22Inertia operated

Description

本発明は、プッシュ・プッシュ機構によってリッドを閉位置に維持するようにしたケースに使用される安全装置に係り、より詳細にはケースが所定の加速度を有する際にリッドを閉位置に係止し、意図しないリッドの開きを防止する安全装置に関する。また、安全装置を使用したリッド付きケースに関する。
ケースに回動可能に支持されたリッドを閉位置に係止する機構として、プッシュ・プッシュ機構が従来から使用されている。プッシュ・プッシュ機構は、リッド及びケースの一方に設けられたストライカと、他方に設けられた係止装置とから構成され、ストライカを係止装置に押し込むことによって両者を互いに係合し、再度ストライカを係止装置に押し込むことによって両者の係合を解除するため、リッドの開閉操作が容易である(例えば、特許文献1)。しかしながら、収納ケース(グローブボックスを含む)等に適用した場合、自動車の減速や衝突によって所定の加速度がケースに発生し、慣性力によってリッドがケースに対して押し込まれ、プッシュ・プッシュ機構が係止を解除し、リッドが意図しないときに開く虞があった。この問題に対して、所定の加速度(慣性力)に応じて変位するロックピン装置をケースに設け、リッドに係止溝を設け、ケースに加速度が生じた際に、変位したロックピン装置を係止溝に係止させてリッドの開きを防止するようにした安全装置がある(例えば、特許文献2)。
特開2004−137725号公報 特開2009−155858号公報
出願人らの研究によると、自動車の収納ケースにおいて、車両が急ブレーキ又は前方衝突することによって、図10に示すように、収納ケースのリッドには開閉方向に振動した往復運動が生じることが確認された。これは、車両の急減速によって収納ケースに後方向きの加速度が生じ、リッドに慣性力が生じてリッドが閉方向に移動すると共に揺り返しが生じ、リッドが開方向に移動するためである。このリッドの開閉方向への振動は、リッドに物体が衝突した際も同様に確認される。特許文献2に係る安全装置は、1つの係止溝を有し、ロックピンを係止溝に係止することによって、リッドが閉方向への変位してプッシュ・プッシュ機構が係止を解除した際に、1度だけリッドの開きを防止するものであり、再度リッドが閉方向に移動した場合には係止溝によるロックピンの係止が解除されるため、上記のリッドの振動によってリッドが意図せず開く虞がある。
本発明は、以上の背景を鑑みてなされたものであって、プッシュ・プッシュ機構によってリッドを閉位置に維持するようにしたケースに使用される安全装置において、ケースに加速度が生じ、リッドに開閉方向への振動が生じた場合にリッドを閉じた状態に確実に維持することを課題とする。また、安全装置を使用したリッド付きケースを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、ケース(2)と、前記ケースに開閉可能に支持されたリッド(3)と、前記ケースと前記リッドとの間に設けられ、閉方向へのプッシュ操作によって前記リッドを係止し、次の閉方向へのプッシュ操作によってリッドの係止を解除するプッシュ・プッシュ機構(4)とを備えたリッド付きケース(1)に使用される安全装置(5)であって、前記ケースに所定範囲で変位可能に支持され、かつ所定の方向にばね付勢され、前記ケースが前記所定の方向の逆方向の加速度を受けたときに、前記ばね付勢力に抗する慣性力を発生して、前記所定の方向の逆方向に変位する応動部材(74)と、前記応動部材から突出するように設けられたロックピン(78)とを有するロックピン装置(70)と、前記リッド側に設けられ、前記リッドが閉位置にあり、かつ前記応動部材が前記ばね付勢力に抗する前記所定の方向の逆方向に変位したときに、前記ロックピンを受容するべきカム溝を備えたロック部材(28)と、前記ロックピンを、前記カム溝に向けて常時付勢するばね部材(81)とを有し、前記カム溝(71)が、前記リッドの開閉方向に延在し、前記リッドの閉方向運動により前記ロックピンが位置するべき開方向側端部及び前記リッドの開方向運動により前記ロックピンが位置するべき閉方向側端部を有し、互いに平行かつ所定の間隔をおいて配置された少なくとも3つの第1部分(97)と、前記第1の部分の前記閉方向側端部と隣り合う前記第1部分の開閉方向における中間部とを接続する複数の第2の部分(98)とを有し、前記第1の部分の内で最も一側に配置され、開閉方向における中間部に前記第2の部分が接続していない最初の前記第1の部分に前記ロックピンが受容され、前記第1の部分の内で他側に配置され、前記閉方向側端部に前記第2の部分が接続していない最後の前記第1の部分(93)が、前記リッドの開方向運動に対して、前記ロックピンを離脱させるべき開放端を構成し、前記リッドの開閉方向への往復動により、前記カム溝に受容された状態の前記ロックピンが、前記ばね部材の付勢力と協働して、前記最初の第1の部分から、前記最後の第1の部分に非可逆的に移行するように、前記第1の部分と前記第2の部分との間の領域の底部の深さが変化していることを特徴とする。
この構成によれば、カム溝が第1の部分及び第2の部分を複数有するため、ロックピンから離脱するためには、リッドの複数回の開閉方向への往復動が必要となる。そのため、ケースに加速度が生じ、リッドに振動が生じた場合にも安全装置がリッドの係止を維持し易くなる。
上記の発明において、前記第1の部分は、少なくとも4つ設けられていることが好ましい。
この構成によれば、ケースに加速度が生じ、リッドに振動が生じた場合にも安全装置が、より一層リッドの係止を維持し易くなる。
上記の発明において、前記第2の部分は、前記閉方向側端部において前記第1の部分に対して鋭角に接続していることが好ましい。
この構成によれば、リッドが開閉方向に適切なストロークで確実に往復動しなければ、ロックピンがカム溝から離脱できず、安全装置による係止が解除され難くなる。
上記の発明において、前記応動部材は、前記ケースに回動可能に支持され、かつ所定の回動方向にばね付勢されているようにしてもよい。或いは、前記応動部材は、前記ケースにスライド移動可能に支持され、かつ所定のスライド方向にばね付勢されているようにしもよい。
この構成によれば、ロックピン装置の構造を簡素にすることができる。
また、本発明は上記の発明の安全装置を備えたリッド付きケースであってよい。
以上の構成によれば、プッシュ・プッシュ機構によってリッドを閉位置に維持するようにしたケースに使用される安全装置において、ケースに加速度が生じ、リッドに開閉方向への振動が生じた場合にリッドを閉じた状態に確実に維持することが可能になる。また、上記の安全装置を使用したリッド付きケースを提供することができる。
収納ケースの開状態を示す側面図 収納ケースの閉状態を示す平面図 プッシュ・プッシュ機構を示す分解斜視図 プッシュ・プッシュ機構の解除状態を示す断面図 プッシュ・プッシュ機構の係止状態を示す断面図 加速度検出機構を示す側面図 安全装置の係止溝を示す側面図 図7のVIII−VIII断面図 他の実施形態に係るロックピン装置を示す(A)分解斜視図、(B)側面図、(C)平面図 自動車が減速し、収納ケースのリッドに慣性力が加わった際のリッドの挙動を示す説明図
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る安全装置を自動車のインストルメントパネルの中央部に設けられる収納ケースに適用した例について説明する。以下の説明では、収納ケースが取り付けられる自動車を基準にして前後、左右及び上下の各方位を定める。
図1及び図2に示すように、収納ケース1は、後方に向けて開口するケース2と、箱体の開口を開閉するリッド3と、リッド3をケース2に対して閉位置に係止するプッシュ・プッシュ機構4と、収納ケース1が所定の加速度を有する場合にリッド3を閉位置に維持する安全装置5とを有する。
ケース2は、前側壁11と、前側壁11の上縁、下縁、左側縁及び右側縁からそれぞれ後方へと延びる上壁12、下壁13、左右の側壁14とを有して後方に開口している。上壁12及び左右の側壁14の後縁には、開口の外方へと延出するフランジ15が形成されている。ケース2は、自動車のインストルメントパネルの中央部に形成された開口に収容され、フランジ15はインストルメントパネルとの隙間を覆い、車内側面を構成する。
リッド3は、略四角形の板状に形成されたリッド本体21と、リッド本体21の左右側部の下部のそれぞれに突設された一対のアーム22とを有している。一対のアーム22は、それぞれ左右の側壁14の外側へと延出している。各アーム22と左右の側壁14との互いに対向する部分のそれぞれには、アーム22を貫通して側壁14に結合する支持軸24が互いに同軸となるように設けられており、支持軸24によってアーム22を含むリッド3は、支持軸24を支持軸としてケース2に回動可能に支持されている。リッド3は、図1に示すようにリッド本体21の上縁がケース2の開口から離間し、リッド本体21が概ね水平となる開位置と、図2に示すようにリッド本体21の上縁がケース2の上壁12の後縁に近接し、リッド本体がケース2の開口を閉塞する閉位置との間で回動可能となっている。アーム22と左右の側壁14との間には、一端がアーム22に係止され、他端が側壁14に係止された捻りばね26が支持軸24と同軸に設けられている。捻りばね26は、リッド3を開位置へと付勢している。また、アーム22には、アーム22の回転軸に対して略直交する方向(径方向)に延出する板片状のロック部材28が結合されている。
プッシュ・プッシュ機構4は、ロック部材28の長手方向における中間部に突設されたストライカ31と、ケース2の側壁14の外面に結合された係止装置32とから構成されている。ストライカ31は、アーム22の回転軸を中心とした周方向(接線方向)に概ね沿って突出し、ケース2の側壁14側を向く面に側壁14側へと突出する係止爪33を有している。図1に示すように、ストライカ31と係止装置32とは、リッド3が開位置にあるときには互いに離間しており、図2に示すように、リッド3が閉位置にあるときにストライカ31が係止装置32内に突入して係止されるようになっている。
図3〜図5に示すように、係止装置32は、ハートカムを利用したオルタネート式の係止装置であって、側壁14の外面に結合され、ストライカ31側が開口した箱状に形成されたハウジング41と、ハウジング41内にスライド移動可能に支持されたスライダ42と、ハウジング41とスライダ42との間に介装され、スライダ42を付勢する圧縮コイルばね43と、スライダ42に回動可能に支持され、ストライカ31に係合するラッチ爪44と、ハウジング41に支持され、スライダ42を係止する係止ピン45とを有している。
ハウジング41は、一の方向に延在し、ハウジング41の一端(ストライカ31を向く端部)に開口した内孔48を有している。内孔48の側部には、ハウジング41の外側面へと貫通し、内孔48の延在方向に延在するガイド溝49が形成されている。スライダ42は、ガイド溝49内に突入するガイド凸部51を有している。これにより、スライダ42は、ガイド溝49の内孔48の開口端側の端壁にガイド凸部51が突き当たる突出位置と、スライダ42の底部が内孔48の底部に突き当たる没入位置との間でスライド移動可能になっている。圧縮コイルばね43は、スライダ42の底部と内孔48の底部との間に介装され、スライダ42を突出位置へと付勢している。
ラッチ爪44は、長手方向における中間部に突設された支持軸52においてスライダ42に回転可能に支持されている。ラッチ爪44は、長手方向における一端に側方(ラッチ爪の回転方向)へと突出する係止爪53を有している。図4及び図5に示すように、ハウジング41の内孔48の側面には、ラッチ爪44の側面に当接する台形状のカム凸部55が突設されている。図4に示すように、スライダ42が突出位置にあるときには、ラッチ爪44はカム凸部55と当接することによって、ラッチ爪44がスライダ42に対して傾斜し、係止爪53がハウジング41に形成された貫通孔56の内方に没入した姿勢をとる。一方、図5に示すように、スライダ42が没入位置にあるときには、ラッチ爪44はカム凸部55と当接することによって、ラッチ爪44がスライダ42と概ね平行に延在し、係止爪53が貫通孔56を通過して側方に突出する姿勢をとる。
図3〜図5に示すように、スライダ42の側面には、カム溝57が形成されている。カム溝57は、オープンハート形となる閉ループの溝に形成され、カム溝57に囲まれた部分に側方から見てハート形となるカム壁58を形成している。カム壁58は、上部に下方へと凹んだ係止凹部59を有している。
係止ピン45は、上部が開裂した矩形状の枠形に形成され、その下部がハウジング41に支持され、下部を中心として上部が回動可能となっている。係止ピン45の上端は、略直角に折り曲げられて係止端部61となっており、カム溝57内に突入している。
以上のように構成したプッシュ・プッシュ機構4は、リッド3が閉位置へと回動する際に、ストライカ31が圧縮コイルばね43の付勢力に抗して係止装置32のスライダ42を押圧し、スライダ42が突出位置から没入位置へと移動する。このとき、ラッチ爪44はカム凸部55に押圧されて回動し、係止爪53が貫通孔56を通過して外部に突出し、ストライカ31の係止爪33を係止する。これにより、ストライカ31は係止装置32に係止される。このとき、係止ピン45の係止端部61は、カム溝57内を図4の実線の矢印に沿って誘導され、カム溝57の上端に移動する。この状態でリッド3の回動を停止すると、スライダ42は圧縮コイルばね43に付勢されて上方へと移動する。このとき、係止ピン45の係止端部61は、図4に破線の矢印で示すようにカム溝57内を下方へと誘導され、カム壁58の係止凹部59に係止される。これにより、スライダ42の上方へとの移動が規制され、スライダ42は没入位置付近に維持されて、ストライカ31は係止装置32に係止された状態に維持される。すなわち、リッド3は閉位置に維持される。
リッド3が閉位置に維持された状態から、リッド3を閉位置へと再度押し込むと、ストライカ31によってスライダ42が圧縮コイルばね43の付勢力に抗しつつ没入位置へと移動する。このとき、係止ピン45の係止端部61は、図5に実線の矢印で示すようにカム溝57内を上方へと誘導されて移動する。カム溝57は、係止端部61の上方への移動に対して係止端部61が係止凹部59に到達する際に通過した経路を戻らないように、係止端部61を一連の方向に誘導する。リッド3の閉位置への押し込みを停止すると、スライダ42は圧縮コイルばね43に付勢されて突出位置へと移動し、係止端部61は係止凹部59を避けるようにカム溝57に誘導されて初期位置へと復帰する。スライダ42は、ガイド凸部51がガイド溝49の端部に突き当たることによって突出位置に維持される。このとき、ラッチ爪44はカム凸部55に押圧されて回動し、係止爪53が貫通孔56内に没入してストライカ31の係止爪33の係止を解除する。これにより、係止装置32によるストライカ31の係止が解除され、リッド3は捻りばね26に付勢されて開位置へと変位する。
以上のように、プッシュ・プッシュ機構4は、リッド3を閉位置に押し込むことによってストライカ31を係止装置32に係止してリッド3を閉位置に維持し、再度リッド3を閉位置に押し込むことによって係止装置32によるストライカ31の係止を解除し、リッド3の回動を可能にするように構成されている。
図1に示すように、安全装置5は、ケース2の側壁14に支持されたロックピン装置70と、ロック部材28の先端部の側面に形成されたカム溝71とから構成されている。
ロックピン装置70は、ケース2の側壁14の外面に結合された支持軸73に回動可能に支持された応動部材74を有する。応動部材74は、長手方向における中間部において支持軸73に支持されている。図8に示すように、応動部材74の長手方向における一端部は、2股に分岐し、互いに略平行に延在し、左右方向において互いに重なり合う内板部76と外板部77部とを形成している。内板部76は外板部77よりも側壁14側に所定の距離をおいて配置され、内板部76と外板部77との間には隙間が形成されている。外板部77には、貫通孔(図示しない)が形成され、貫通孔には、L字形に屈曲された金属製のロックピン78の一端が挿入されている。ロックピン78の一端部は、外板部77を外側から内側へと貫通して外板部77と内板部76との間に配置され、遊端79となっている。ロックピン78の他端部は、板ばね81によって外板部77の外面へと付勢され、押さえ付けられている。このため、板ばね81が撓むことによって、ロックピン78の遊端79は、左右方向に変位可能となっている。応動部材74の長手方向における他端部にはウェイト82が取り付けられている。
応動部材74は、ロックピン78が支持軸73に対して上方かつ後方に配置され、ウェイト82が支持軸73に対して下方かつ前方に配置された所定の初期位置(図1参照)を取り得る。側壁14の外面にはストッパ83が突設されており、ストッパ83が応動部材74に突き当たることによって、応動部材74は初期位置よりもロックピン78が前方に移動する回転方向(図1で見て支持軸73を中心とした時計回り方向)に回動できないようになっている。応動部材74は、初期位置よりもロックピン78が後方に移動する回転方向(図1で見て支持軸73を中心とした反時計回り方向)には所定の範囲で回動可能となっている。応動部材74と側壁14との間には、一端が応動部材74に係止され、他端が側壁14に係止された捻りばね84が介装され、応動部材74がストッパ83に突き当たる方向、すなわち応動部材74が初期位置にある方向に付勢されている。
以上のように構成したロックピン装置70は、例えば車両が急停止する場合や前方衝突した場合等の収納ケース1に後方向きの加速度が生じた場合に、ウェイト82が慣性力によって前方に移動し、応動部材74が捻りばね84の付勢力に抗して支持軸73を中心とした反時計時計回りに回転し、ロックピン78が後方に移動するようになっている。すなわち、収納ケース1が所定の加速度を有する場合に、ロックピン装置70は回動し、ロックピン78が後方に移動するように構成されている。
図1、図7及び図8を参照して、カム溝71を説明する。以下の説明では、図7に示すように、ロック部材28の長手方向における先端側及び基端側を単に先端側、基端側というと共に、支持軸24を中心とした周方向においてリッド3が閉位置へと移動する際にロック部材28が移動する方向を単に閉方向、リッド3が開位置へと移動する際にロック部材28が移動する方向を単に開方向という。図7に示すように、カム溝71は、ロック部材28の側壁14側を向く面と相反する外向きの側面に形成されており、複数の係止溝92と、係止溝92の基端側に配置された出口溝93とから構成されている。複数の係止溝の先端側には、往復通路91が形成されている。
往復通路91は、支持軸24を中心とした周方向に沿って延在し、ロック部材28の閉方向側縁及び開方向側縁に連続している。図7及び図8に示すように、往復通路91の閉方向側部分91aは、閉方向に向うほど側壁14側に向うように傾斜面となっている。また、閉方向側部分91aは、閉方向に向うほど通路が拡幅されている。往復通路91の開方向側部分91bは、ロック部材28の外側面と平行な面、より詳細には支持軸24に対して直交する平面と平行な面に形成されている。
各係止溝92は、支持軸24を中心とした周方向に沿って延在し、延在方向において開方向側端部と閉方向側端部とを有する第1溝(第1の部分)97と、第1溝97の閉方向側端部に一端が連続し、一端から他端へと基端側かつ開方向に第1溝97に対して傾斜して直線状に延在する第2溝98とを有している。すなわち、第2溝98は、閉方向側端部において第1溝97と鋭角をなすように接続し、第1溝97及び第2溝98によって構成された係止溝92は、鉤形やレ字形で表現される形状を呈している。
第1溝97は、ロック部材28の外側面に対して凹設された溝であって、その周囲は第2溝98と連通する部分を除いてロック部材28の外側面に対して垂直となる縁壁97aによって囲まれている。第1溝97の底部は、ロック部材28の外側面と略平行となる平面に形成されている。第1溝97の閉方向側の端部には、閉方向に向うにつれて隆起する傾斜面97bと、傾斜面97bの閉方向側に形成された、ロック部材28の外側面に対して垂直となる逆止壁97cとを有する逆止凸部97dが形成されている。逆止凸部97dの突出高さは、ロック部材28の外側面に到達しないようになっている。
第2溝98は、ロック部材28の外側面に対して凹設された溝であって、その周囲は第1溝97と連通する部分と第2溝98の基端側端部とを除いてロック部材28の外側面に対して垂直となる縁壁98aによって囲まれている。第2溝98の底部は、ロック部材28の外側面と略平行となる平面に形成されており、第1溝97の底部と略同一の深さを有している。第2溝98と第1溝97の境界部分には、第1溝97の逆止凸部97dの逆止壁97cが配置されている。第2溝98の基端側の端部には、基端側に向うにつれて隆起する傾斜面98bと、傾斜面98bの基端側に形成された、ロック部材28の外側面に対して垂直となる逆止壁98cとを有する逆止凸部98dが形成されている。逆止凸部98dの突出高さは、ロック部材28の外側面に到達しないようになっている。
本実施形態では、係止溝92は3つ設けられており、ある係止溝92の第2溝98の基端部が、その基端側に配置された係止溝92の第1溝97の中間部分(詳細には、逆止凸部97dよりも開方向側の部分)に連通するように、ロック部材28の長手方向に配列されている。
3つの係止溝92の内で最も先端側に配置された係止溝92は、その第1溝97が先端側縁に縁壁97aを有さず、往復通路91の開方向側部分91bに沿う様に配置されている。第1溝97は開方向側部分91bよりも深く形成されており、第1溝97と開方向側部分91bとの境界には、ロック部材28の外側面に対して垂直となる逆止壁99が形成されている。
3つの係止溝92の内で最も基端側に配置された係止溝92は、その第2溝98の基端側端部が、出口溝93に連続している。出口溝93は、支持軸24を中心とした周方向に沿って延在し、ロック部材28の閉方向側縁に連続した開放端を形成している。出口溝93の底部は、ロック部材28の外側面と平行な面に形成されている。出口溝93は、第1溝97と平行に配置され、第1溝97と似た形状を有する。
以上のように構成された安全装置5は、リッド3が閉位置へと回動する際に、ロック部材28の先端部がロックピン装置70の内板部76と外板部77との間に突入し、ロックピン78の遊端79が位置Aから往復通路91の閉方向側部分91aに乗り上げ、位置Bへと往復通路91上を摺動する。このとき、ロックピン78の遊端79は、板ばね81によって、往復通路91の表面上に圧接される。閉方向側部分91aが傾斜面に形成されているため、遊端79は往復通路91上に乗り上げ易くなっている。プッシュ・プッシュ機構4の係止により、リッド3が閉位置付近に係止された状態では、ロックピン78の遊端79は、位置B上に位置している。収納ケース1が所定の加速度を有さず、プッシュ・プッシュ機構4による係止が解除された場合には、遊端79は往復通路91上を摺動して位置Aへと向かい、閉方向側部分91aから離脱する。このように、収納ケース1が所定の加速度を有さない場合には、安全装置5はリッド3の回動を規制せず、リッド3は自在に開閉することができる。
次に、リッド3がプッシュ・プッシュ機構4によって係止され、ロックピン78の遊端79が位置Bにあるときに、収納ケース1が所定の加速度を有する場合について説明する。車両が急ブレーキ又は前方衝突をすることによって、収納ケース1に後方向きの所定の加速度(減速度)が生じる。これにより、ロックピン装置70の応動部材74が慣性力によって捻りばね84の付勢力に抗して回動し、ロックピン78の遊端79は、位置Bから位置Cへと移動し、係止溝92の第1溝97に位置するようになる。
このとき、遊端79は、逆止壁99を乗り越え、板ばね81に付勢されて第1溝97の底部に摺接するため、第1溝97から往復通路91へと戻ることはできない。遊端79が位置Cに位置する状態で、慣性力によって、或いはリッド3に衝突する物体によってリッド3が閉方向へと変位すると、遊端79が位置Dに移動する。このときのリッド3の閉方向への変位によって、プッシュ・プッシュ機構4は係止を解除する。これにより、リッド3は捻りばね26の付勢力によって開方向へと変位する。また、リッド3は、揺り返しによっても開方向へと変位する。リッド3の開方向への変位によって、遊端79は、位置Dから第1溝97を摺動し、逆止凸部97dを乗り越え、第2溝98内の位置Eに到達する。遊端79が位置Eに到達すると、遊端79が第2溝98の閉方向側の縁壁98aに引っ掛かることによってリッド3の開方向への移動が阻止される。これにより、リッド3の意図しない開きが防止される。
また、リッド3の揺り返しが継続する場合には、リッド3は閉方向へと再度変位し、遊端79は、逆止凸部97dの逆止壁97c及び第2溝98の開方向側の縁壁98a上を摺動しつつ、第2溝98の基端側へと誘導され、逆止凸部98dを乗り越えて、基端側に位置する次の係止溝92の第1溝97に移動し、位置Fへと移動する。そして、捻りばね26の付勢力、又はリッド3の揺り返しによって、リッド3が開方向へと変位し、遊端79は位置Fから位置Gへと移動し、遊端79が第2溝98の閉方向側の縁壁98aに突き当たることによってリッド3の開方向への移動が阻止される。リッド3の揺り返しが十分に減衰した場合には、遊端79が位置Gにある状態に維持され、リッド3の揺り返しが未だ継続している場合には、揺り返しによってリッドが閉方向に変位し、遊端79が第2溝98及び第1溝97を通って位置Hへと移動する。このように、リッド3の開閉方向への往復運動が生じても遊端79が第2溝98の位置E、位置G又は位置Iに維持され、リッド3が意図せずに開くことがない。
安全装置5による係止を解除し、リッド3を開くためには、リッド3を閉方向へと複数回押し込めばよい。例えば、遊端79が位置Eにある場合には3回、位置Gにある場合には2回、位置Iにある場合には1回押し込むことによって、遊端79は出口溝93に到達し、遊端79がカム溝71から離脱してリッド3の回動の可能になる。
本実施形態では、出口溝93を含む第1溝97を4つ設け、これらを第2溝98によって接続したため、リッド3に揺り返しにより往復動(振動)していてもロックピンはカム溝71から容易に離脱することができず、リッド3は安全装置5によって閉じた状態に維持される。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。例えば、本実施形態では係止溝92を3つ設けた(出口溝93を含んで第1溝97を4つ設けた)が、係止溝92は2つ以上であればよい。なお、係止溝92は3つ以上であることが好ましい。
上記実施形態で説明したロックピン装置70は、例示であって様々な変形例を適用することができる。例えば、図9(A)〜(C)に示すように、ロックピン装置110は、ケース2の側壁14に固定されるハウジング111と、ハウジング111にスライド移動可能に支持された応動部材(スライダ)112と、一端がハウジング111に係止される一方、他端が応動部材112に係止され、応動部材112をハウジング111の内方へと付勢する引張コイルばね113と、L字形に形成され、一端部が応動部材112に形成された貫通孔を通過するように挿入されたロックピン114と、応動部材112に嵌め付けられると共にロックピン114の一端部が応動部材112から突出する方向にロックピン114を付勢する板ばね115と、応動部材112に結合されたウェイト116と有するものであってもよい。ロックピン装置110は、収納ケース1に加速度が生じた際に、応動部材112に慣性力が生じ、応動部材112が引張コイルばね113の付勢力に抗してハウジング111の外方側へとスライド移動し、ロックピン114が移動する。このように、ロックピン装置80、110は、応動部材74が慣性力に応じて回動するものに限られず、応動部材112のようにスライド移動するもの等、所定の慣性力に応じてロックピン78、114を移動させるものであればよい。
以上の実施形態では、本発明に係るケースを自動車のインストルメントパネルの中央部に設けられる収納ケースに適用した例を示したが、本発明の安全装置は例えば自動車の助手席のグローブボックス等、加速度が生じ得る様々なケースに適用することができる。また、家具等に適用し、地震発生時に意図せず扉が開かないようにしてもよい。
1…収納ケース、2…ケース、3…リッド、4…プッシュ・プッシュ機構、5…安全装置、24…支持軸、28…ロック部材、31…ストライカ、32…係止装置、70…ロックピン装置、71…カム溝、74…応動部材、78…ロックピン、79…遊端、81…板ばね、82…ウェイト、91…往復通路、92…係止溝、93…出口溝(最後の第1の部分)、97…第1溝(第1の部分)、97d…逆止凸部、98…第2溝(第2の部分)、98d…逆止凸部、99…逆止壁

Claims (6)

  1. ケースと、前記ケースに開閉可能に支持されたリッドと、前記ケースと前記リッドとの間に設けられ、閉方向へのプッシュ操作によって前記リッドを係止し、次の閉方向へのプッシュ操作によってリッドの係止を解除するプッシュ・プッシュ機構とを備えたリッド付きケースに使用される安全装置であって、
    前記ケースに所定範囲で変位可能に支持され、かつ所定の方向にばね付勢され、前記ケースが前記所定の方向の逆方向の加速度を受けたときに、前記ばね付勢力に抗する慣性力を発生して、前記所定の方向の逆方向に変位する応動部材と、前記応動部材から突出するように設けられたロックピンとを有するロックピン装置と、
    前記リッド側に設けられ、前記リッドが閉位置にあり、かつ前記応動部材が前記ばね付勢力に抗する前記所定の方向の逆方向に変位したときに、前記ロックピンを受容するべきカム溝を備えたロック部材と、
    前記ロックピンを、前記カム溝に向けて常時付勢するばね部材とを有し、
    前記カム溝が、前記リッドの開閉方向に延在し、前記リッドの閉方向運動により前記ロックピンが位置するべき開方向側端部及び前記リッドの開方向運動により前記ロックピンが位置するべき閉方向側端部を有し、互いに平行かつ所定の間隔をおいて配置された少なくとも3つの第1部分と、前記第1の部分の前記閉方向側端部と隣り合う前記第1部分の開閉方向における中間部とを接続する複数の第2の部分とを有し、
    前記第1の部分の内で最も一側に配置され、開閉方向における中間部に前記第2の部分が接続していない最初の前記第1の部分に前記ロックピンが受容され、前記第1の部分の内で他側に配置され、前記閉方向側端部に前記第2の部分が接続していない最後の前記第1の部分が、前記リッドの開方向運動に対して、前記ロックピンを離脱させるべき開放端を構成し、
    前記リッドの開閉方向への往復動により、前記カム溝に受容された状態の前記ロックピンが、前記ばね部材の付勢力と協働して、前記最初の第1の部分から、前記最後の第1の部分に非可逆的に移行するように、前記第1の部分と前記第2の部分との間の領域の底部の深さが変化していることを特徴とする安全装置。
  2. 前記第1の部分は、少なくとも4つ設けられていることを特徴とする請求項1に記載の安全装置。
  3. 前記第2の部分は、前記閉方向側端部において前記第1の部分に対して鋭角に接続していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の安全装置。
  4. 前記応動部材は、前記ケースに回動可能に支持され、かつ所定の回動方向にばね付勢されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つの項に記載の安全装置。
  5. 前記応動部材は、前記ケースにスライド移動可能に支持され、かつ所定のスライド方向にばね付勢されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つの項に記載の安全装置。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか1つの項に記載の安全装置を備えたリッド付きケース。
JP2012127338A 2012-06-04 2012-06-04 安全装置及び安全装置を使用したリッド付きケース Expired - Fee Related JP5785133B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012127338A JP5785133B2 (ja) 2012-06-04 2012-06-04 安全装置及び安全装置を使用したリッド付きケース
PCT/JP2013/003507 WO2013183284A1 (ja) 2012-06-04 2013-06-04 安全装置及び安全装置を使用したリッド付きケース
US14/405,076 US10024087B2 (en) 2012-06-04 2013-06-04 Safety device and case with lid using safety device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012127338A JP5785133B2 (ja) 2012-06-04 2012-06-04 安全装置及び安全装置を使用したリッド付きケース

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013249707A JP2013249707A (ja) 2013-12-12
JP5785133B2 true JP5785133B2 (ja) 2015-09-24

Family

ID=49711690

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012127338A Expired - Fee Related JP5785133B2 (ja) 2012-06-04 2012-06-04 安全装置及び安全装置を使用したリッド付きケース

Country Status (3)

Country Link
US (1) US10024087B2 (ja)
JP (1) JP5785133B2 (ja)
WO (1) WO2013183284A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019010086A1 (en) * 2017-07-07 2019-01-10 Shanghai Yanfeng Jinqiao Automotive Trim Systems Co. Ltd. VEHICLE INTERIOR COMPONENT
US11098505B2 (en) * 2018-10-26 2021-08-24 Inteva Products, Llc Electrical release for interior compartment (glove box)
FR3088359B1 (fr) 2018-11-09 2020-10-23 Psa Automobiles Sa Systeme d’equilibrage contrant l’ouverture involontaire d’un couvercle d’un dispositif de rangement en cas de choc
US11885171B2 (en) * 2018-12-04 2024-01-30 Shanghai Yanfeng Jinqiao Automotive Trim Systems Co. Ltd. Vehicle interior component
FR3125840A1 (fr) * 2021-07-28 2023-02-03 Psa Automobiles Sa Dispositif de rangement à couvercle pivotant pour véhicule doté d’un mécanisme de sécurité contre l’ouverture non intentionnelle en cas de choc

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2533558Y2 (ja) 1990-09-25 1997-04-23 株式会社ニフコ 車載用収納装置
JP2525873Y2 (ja) * 1991-04-03 1997-02-12 株式会社ニフコ 可動部材の往復可動装置
US5381586A (en) * 1993-01-22 1995-01-17 Prince Corporation Latch
JP4371347B2 (ja) 2001-04-09 2009-11-25 株式会社ニフコ 安全機能付ロック装置及び乗物用収納装置
JP4164329B2 (ja) 2002-10-17 2008-10-15 株式会社ニフコ ラッチ装置
JP4889113B2 (ja) * 2007-02-28 2012-03-07 株式会社ニフコ ラッチ装置及びそれを用いた開閉装置
JP5108357B2 (ja) * 2007-04-05 2012-12-26 株式会社ニフコ 蓋体開閉装置
JP4906706B2 (ja) * 2007-12-26 2012-03-28 株式会社ニフコ 安全装置及び開閉機構
US20090284023A1 (en) * 2008-05-16 2009-11-19 Nifco Korea Inc. Apparatus for preventing opening of a tray cover for an automobile

Also Published As

Publication number Publication date
US20150144631A1 (en) 2015-05-28
US10024087B2 (en) 2018-07-17
WO2013183284A1 (ja) 2013-12-12
JP2013249707A (ja) 2013-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5785133B2 (ja) 安全装置及び安全装置を使用したリッド付きケース
JP4906706B2 (ja) 安全装置及び開閉機構
US9366063B2 (en) Motor vehicle lock
US20060037965A1 (en) Acceleration/deceleration mechanism and vehicle small article compartment having acceleration/deceleration mechanism
KR101172576B1 (ko) 이동체의 로크기구
JP2003027815A (ja) プッシュプッシュロック機構
JP2013014988A (ja) 車両のドアアウタハンドル装置
US9650182B2 (en) Storage device
KR100836121B1 (ko) 차량 도어의 열림 방지 도어래치 어셈블리
JP2011094440A (ja) ロック装置及びそれを用いた扉
TWI523998B (zh) Door block and rod locking mechanism
JP5471921B2 (ja) 車両用ドアハンドルのストッパ構造
TWI568917B (zh) Card holding member, door block and rod clamping mechanism
JP6094429B2 (ja) 収納装置
CN104712196B (zh) 用于车辆的车门门闩装置
JP2013113043A (ja) 車両用ドアロック装置
KR100683227B1 (ko) 돌출형 글로브 박스의 개폐장치
JP2018096131A (ja) ロック装置
KR100946481B1 (ko) 차량용 아웃사이드 핸들
JP6306490B2 (ja) 車両用ドアハンドル装置
JP4917499B2 (ja) 引戸サッシ
JP2008266929A (ja) 電気錠
JP2012154073A (ja) 車両用ドアハンドル装置
JP6017333B2 (ja) 車両用収納装置
JP2008297820A (ja) ラッチ錠用の受け具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140909

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150707

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150723

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5785133

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees