JP3126992B2 - ラッチ装置 - Google Patents

ラッチ装置

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JP3126992B2
JP3126992B2 JP03036305A JP3630591A JP3126992B2 JP 3126992 B2 JP3126992 B2 JP 3126992B2 JP 03036305 A JP03036305 A JP 03036305A JP 3630591 A JP3630591 A JP 3630591A JP 3126992 B2 JP3126992 B2 JP 3126992B2
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    • E05C19/00Other devices specially designed for securing wings, e.g. with suction cups
    • E05C19/02Automatic catches, i.e. released by pull or pressure on the wing
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    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10T292/0801Multiple
    • Y10T292/0803Sliding and swinging
    • Y10T292/0805Combined motion

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はハウジング内へラッチボ
デイが押込み状態と抜出し状態で係止されるラッチ装置
に関する。
【0002】
【従来技術】オーデイオ機器等の開閉蓋をラッチするた
めに、ハウジング内へラッチボデイが押込み状態と抜出
し状態で係止されるラッチ装置が利用されている。
【0003】これらのラッチ装置ではラッチボデイの押
込み操作によって、ハート型の循環溝内をトレース部が
移動して、ラッチボデイを押込み状態または抜出し状態
で係止するようになっている。
【0004】これによって、ラッチ装置が取付けられた
開閉蓋を、閉止方向に押圧すれば、蓋に設けられたスト
ライカが、ラッチボデイに形成された係止アームに挟持
または開放され、開閉蓋が開放または閉止状態とされ
る。
【0005】ところで、図14及び図15に示されるよ
うに一般的なラッチ装置においては、ロック部材84の
トレース部86が、ラッチボデイ80に形成される循環
溝82内を一定方向(矢印H方向)へ循環できるように
循環溝82の溝底面に段差部88を設け、トレース部8
6の逆方向の循環を阻止していた。また、このロック部
材84のトレース部86を、循環溝82の方向へ付勢す
る付勢手段90を別途設け、確実にトレース部86の先
端部が循環溝82の溝底面と摺動しながら循環する構造
としている。
【0006】しかし、上記のように循環溝82の溝底面
に段差部88を形成し、さらに付勢手段90を設けたラ
ッチ装置においては、ラッチボデイ80がナイロン等の
軟質な材料で成型された場合、通常金属素材で成形され
るトレース部86との摺動によって、循環溝82が磨耗
し変形を生じたり、また段差部88が削られてロック部
材84が逆方向に移動するとった不都合を生じていた。
【0007】さらに、付勢手段90によって循環溝82
方向へ付勢されるトレース部86が、循環溝82の溝底
面に形成された段差部88を通過する時に、動作音を生
じさせていた。これはラッチ装置の取付部位にもよる
が、静けさと高級感が求められる商品にとっては、この
動作音の発生を防止する必要がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮して、部品点数を削減すると共にラッチボデイの循環
溝の磨耗を防止し、ラッチボデイの押込み操作時に動作
音が生じないラッチ装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るラッチ装置
は、取付板等に固定されるハウジングと、前記ハウジン
グ内へ挿入され抜出方向へ付勢されるラッチボデイと、
前記ラッチボデイに形成され異なる溝形状を持つ一対の
循環カム溝と、基部が前記ハウジングに固定され、先端
部に形成された一対のトレース部が、前記循環カム溝の
溝底面と非接触状態を維持して挿入され、ラッチボデイ
の押込動作毎に循環カム溝の溝壁面から押圧され、発生
した捩り力を解消するときに所定の方向へそれぞれ循環
し、ラッチボデイをハウジングへの押込み状態と抜出し
状態で交互に維持するトレース部材と、を備えたラッチ
装置において、前記トレース部材が捩り力を解消すると
きに、前記トレース部が移動する方向の溝壁面を開放し
て開放部としたことを特徴としている。
【0010】
【作用】上記構成のラッチ装置においては、ハウジング
に基部が固定されたトレース部材の先端部に設けられた
一対のトレース部がラッチボデイの押込動作毎に形状の
異なる溝形状を持つ一対の循環カム溝内をそれぞれ循環
して、ラッチボデイをハウジングへの押込み状態と抜出
し状態とで交互に保持する。
【0011】ここで、トレースは循環カム溝の溝底面
と接触しないように挿入されているので、循環カム溝に
形成された溝底面はトレースによって磨耗されること
がない。一方、一対の循環カム溝の形状はそれぞれ相違
するので、この循環カム溝をトレースするトレース
は、ラッチボデイの移動によって、循環カム溝の溝壁面
から押圧され捩り力を付与される。これによってトレー
ス部材の捩りが解消されるとき、所定の方向へトレース
が移動し、トレースの逆戻り方向への移動が阻止さ
れるので、段差部を形成しなくてもトレースは逆戻り
することなく一定方向へ循環する。
【0012】さらに、トレース部材の捩り力が解消され
る時に、トレース部は、溝壁面が開放された開放部の方
向へ移動するので、トレースは溝壁面と衝突すること
がなく、衝突音(動作音)を発生させない。
【0013】
【実施例】図1に示されるように本実施例に係るラッチ
装置Lは、ハウジング10内へラッチボデイ12が収容
されている。
【0014】ハウジング10は所定肉厚の箱形状とされ
ており、長手方向の一端に形成される開口14からラッ
チボデイ12が挿入されている。この開口14には、ハ
ウジング10をオーデイオ機器等へ取付けるため矩形枠
16と、これに対応してハウジング10の両側面に突起
18(図3参照)が形成されている。これにより、矩形
枠16と突起18との間で図示しない取付板を挟持し、
ハウジング10が固定されるようになっている。
【0015】このハウジング10に挿入されるラッチボ
デイ12は第2図に示されるように略直方体であり、挿
入先端部からは円形孔20が長手方向に沿って形成され
ている。この円形孔20には圧縮コイルばね22が収容
されている。この圧縮コイルばね22の一部は、円形孔
20から突出し、ハウジング10の内部に突出形成され
たばね受け24へ嵌め込まれている。これによって、ラ
ッチボデイ12は圧縮コイルばね22によって、ハウジ
ング10から抜出す方向へ常に付勢されている。
【0016】ラッチボデイ12の頂面26及び図示しな
い底面には、それぞれ凹部30が形成されている。この
凹部30には、それぞれ循環カム溝32、34が形成さ
れ、ガイドレバー36のトレース部38、40がこの循
環カム溝32、34内へ挿入されるようになっている。
【0017】ガイドレバー36は図1に示されるよう
に、矩形状の輪の一部を切欠いたような略コ字状となっ
ており、この切欠部の円周側面がトレース部38、40
とされている。このトレース部38、40の先端部の間
隔は、循環カム溝32、34の溝底面間隔よりも大きく
されており、トレース部38、40の先端部が循環カム
溝32、34の溝底面とは接触せず、トレース部38、
40が溝壁面と当接して循環移動するようになってい
る。
【0018】なお、ガイドレバー36の後端部はハウジ
ング10の背面10Aに揺動可能に固定されている。
【0019】図1の実線で示されるように循環カム溝3
2は、ラッチボデイ12の長手方向の沿って両側へのみ
形成される溝壁面33と、この溝壁面33の間に形成さ
れる凸型状のハート突起部35とで構成され、ガイドレ
バー36の挿入方向には溝壁面が形成されていない。
【0020】一方破線で示される循環カム溝34は、そ
の略中央部に形成される略三角形状の三角突起部37
と、ガイドレバー36の略循環方向に沿って形成される
溝壁面39と、この溝壁面39の図右方から、ハート突
起部35のハート凹部35Dに向かって突出する突部4
1とで構成されている。なお、溝壁面39と三角突起部
37の平面形状は、循環カム溝32のハート突起部35
及び溝壁面33の平面形状と相違しており、循環カム溝
32を循環するトレース部38と循環カム溝34を循環
するトレース部40とが溝壁面33、39及びハート突
起部35、三角突起部37の壁面に押圧され互いに離間
するようになっている。なお、循環カム溝34の先端部
43は、テーパ状に加工されガイドレバー36が取付け
易いようになっている。
【0021】図3に示されるように、ラッチボデイ12
の側面には突起42が突出形成されており、ハウジング
10に形成されるガイド長孔44内へ入り込んでいる。
これによってラッチボデイ12は突起42がガイド長孔
44の内部を移動することによりハウジング10に対し
て往復運動され、突起42がガイド長孔44の一端部に
当接することにより、圧縮コイルばね22の付勢力に抗
して抜出し方向の移動が阻止される。
【0022】図1に示されるように、ラッチボデイ12
のハウジング10への挿入部と反対側には、一対のアー
ム46、48が設けられ、その先端が互いに離間した拡
径状態となっている。この状態から、図示しない開閉蓋
に取付けられるストライカ50の先端拡径部50Aがア
ーム46、48の中央部47を押圧し、ラッチボデイ1
2をハウジング10内へ押込むようになっている。スト
ライカ50によってラッチボデイ12が押込まれると、
アーム46、48の外側が矩形枠14に当り、ヒンジ4
6A,48Aを支点としてアーム46、48が互いに接
近し合う方向へ回転する。この結果、ストライカ50の
先端拡径部50Aは、アーム46、48によって保持さ
れ、開閉蓋が閉止される。
【0023】次に本実施例の作用を図4〜図12に基づ
いて説明する。ストライカ50の先端拡径部50Aでラ
ッチボデイ12を押圧する前は(図1参照)、ラッチボ
デイ12に形成された突起42がガイド長孔44の一端
部に係止され(図3参照)、ラッチボデイ12は抜出し
移動を阻止されている。このとき第1図に示されるよう
に、アーム46、48は開放状態となっており、ガイド
レバー36のトレース部38、40は、ラッチボデイ1
2の先端部43に位置している。
【0024】図4の状態からラッチボデイ12が矢印B
方向に押圧されると、トレース部38は、ハート突起部
35の壁面35Aに沿って案内される。一方トレース部
40は、当初トレース部38に追従して移動するが、そ
の後三角突起部37の壁面37Aに案内され図5の状態
に至る。
【0025】図5の状態では、トレース部38はハート
突起部35の壁面35Aにガイドされさらに矢印C方向
に移動し、トレース部40は三角突起部37の壁面37
Aに案内され矢印D方向へ移動する。この結果トレース
部38とトレース部40とが離間し、ガイドレバー36
に捩り力が発生する。
【0026】次に図6に示されるように、トレース部3
8がハート突起部35の角部35Bに達したとき、トレ
ース部38とトレース部40とのズレは最大となり、捩
り力は最大となる。なお、この時トレース部40は突部
41の壁面41Aに係止されている。
【0027】この図6の状態からラッチボデイ12がさ
らに矢印B方向へ押圧されると、トレース部38がハー
ト突起部35の角部35Bを乗り越えガイドレバー36
の捩り力に対する復元力により、矢印D方向へ移動する
と共に捩り力を解消する。この時、トレース部38の移
動方向(矢印D方向)には溝壁面が設けられていない開
放部となっているので、溝壁面との衝突音(動作音)は
発生しないが、ガイドレバー36の振れによって微妙な
作動感がラッチボデイ12に伝わる(図7参照)。な
お、この開放部は充分に大きく形成されているので、ト
レース部38が惰性でトレース部40が係止されている
位置以上に矢印D方向に振れても溝壁面に衝突すること
がない。
【0028】次に図6〜図7に示される押圧操作のオー
バーストローク分が図示しない圧縮コイルばねの付勢力
によって解消されると、ガイドレバー36は矢印B方向
へ案内される。この結果、図8に示されるように、トレ
ース部38はハート突起部35の壁面35Cにガイドさ
れハート凹部35Dに係止される。一方トレース部40
は、トレース部38に追従移動し、三角突起部37の壁
面37Bに係止される。このガイドレバー36の係止位
置に至るまでの状態において、アーム46、48の外側
が矩形枠14に当り、ヒンジ46A,48Aを支点とし
てアーム46、48が互いに接近し合う方向へ回転す
る。この結果、ストライカ50の先端拡径部50Aは、
アーム46、48によって保持され、開閉蓋が閉止され
る。
【0029】次に図9に示されるように、ガイドレバー
36の係止状態からラッチボデイ12を矢印B方向にオ
ーバーストロークすると、トレース部40は突部41の
壁面41Bにガイドされて矢印D方向、またトレース部
38は、ハート突起部35の壁面35Eにガイドされ矢
印Bと反対方向へ案内される。これによって、再びガイ
ドレバー36に捩れが生じる。なお、ハート凹部35D
は、突部41の先端部より矢印D方向にズレて形成され
ているので、オーバーストロークしたときトレース部3
8、40は逆方向に循環することがない。
【0030】次にさらにラッチボデイ12を矢印B方向
にオーバーストロークすると、トレース部38は、壁面
35Eの先端部35Fを乗り越え、ガイドレバー36の
復元力によってトレース部40との位置ズレを解消して
図10の状態に至る。ここで、トレース部38の移動方
向(矢印D方向)には溝壁面が設けられていない開放部
となっているので、溝壁面と衝突して生じる衝突音(動
作音)は発生しないが、ガイドレバー36の振れによっ
て微妙な作動感がラッチボデイ12に伝わる。なお。こ
の開放部はトレース部38が衝突することがないように
充分に大きく形成されている。
【0031】この図10の状態でガイドレバー36のオ
ーバーストロークは最大となり、矢印B方向への押圧を
解除すると、図示しない圧縮コイルばねの付勢によっ
て、ラッチボデイ12は矢印Bと反対方向へ押し戻され
る。しかし、トレース部38はハート突起部35の角部
35Fに干渉され、循環方向と逆方向へは移動できな
い。
【0032】さらに、図10の状態から図示しない圧縮
コイルばねがラッチボデイ12を矢印Bと反対方向に押
し戻すと、トレース部38、40は、ハート突起部35
の壁面35Gと溝壁面39にガイドされ、捩り力を付与
されながら矢印B方向へ案内される。
【0033】次に図11に示されるように、トレース部
38がハート突起部35の先端部32H位置し、ここ
で、圧縮コイルばねの押し戻しによってラッチボデイ1
2がさらに矢印B方向に案内される。トレース部38
が、ハート突起部35の先端部35Hを離れると同時
に、ガイドレバー36の捩りによる復元力によって、ト
レース部38とトレース部40の位置ズレは解消され
る。さらにラッチボデイ12が圧縮コイルばねによって
引き戻され、図4の状態に戻る。この状態でアーム4
6、48は矩形枠14から抜け出し、ヒンジ46A,4
8Aを支点としてアーム46、48は互いに離間する方
向へ回転し、ストライカ50の先端拡径部50Aの挟持
を解除して開閉蓋が開放される。
【0034】なお、本実施例ではラッチボデイ12の両
面に循環カム溝を形成したが、これに限らずラッチボデ
イ12の片面に2つの循環カム溝を設け、軌道形状の相
違によってガイドレバー36に発生する捩り力で、トレ
ース部を一定方向へ循環させてもよい。
【0035】次に、第2実施例について説明する。第2
実施例では、図12に示されるように、第1実施例にお
いて循環カム溝34に形成された三角突起部37が設け
られていない。従って、図4の状態においてガイドレバ
ー36のトレース部40は、トレース部38に追従して
移動する。しかし、図5から図6の状態において、トレ
ース部40は溝壁面39と当接しトレース部材38と離
間して捩り力を生じるので、ガイドレバー36の循環方
向への移動は確保される。
【0036】また、図8に示されるように、ガイドレバ
ー36の抜け出し阻止は、第1実施例においては、トレ
ース部38がハート凹部35Dに、さらにトレース部4
0が壁面37Bにそれぞれ係止されるが、第2実施例に
おいては、トレース部38のみがハート凹部35Dに係
止される。しかし、これによっても、従来のラッチ装置
と同様な係止強度を発揮できる。
【0037】なお、第2実施例では、三角突起部37を
省略したので、ラッチボデイ12の成形後に矢印E方向
の型割りが可能となり、製品加工の自由度が向上する。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るラッチ
装置では、ガイドレバーの先端側面部でラッチボデイの
両面に形成された循環カム溝の溝壁をトレースするよう
にしたので、段差部を設ける必要がなく循環カム溝が磨
耗することもない。
【0039】また、ラッチボデイの押込み操作時に溝壁
面とガイドレバーとの衝突音(動作音)が生じないの
で、静けさと高級感が求められる商品に本発明に係るラ
ッチ装置が適用可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るラッチ装置の全体斜
視図である。
【図2】本発明の第1実施例に係るラッチ装置を示す第
1図の2−2線に沿った断面図である。
【図3】本発明の第1実施例に係るラッチ装置を側面か
ら示した一部破断斜視図である。
【図4】本発明の第1実施例に係るラッチ装置の循環カ
ム溝とガイドレバーとの1サイクルの作動状態を示した
平面図である。
【図5】本発明の第1実施例に係るラッチ装置の循環カ
ム溝とガイドレバーとの1サイクルの作動状態を示した
平面図である。
【図6】本発明の第1実施例に係るラッチ装置の循環カ
ム溝とガイドレバーとの1サイクルの作動状態を示した
平面図である。
【図7】本発明の第1実施例に係るラッチ装置の循環カ
ム溝とガイドレバーとの1サイクルの作動状態を示した
平面図である。
【図8】本発明の第1実施例に係るラッチ装置の循環カ
ム溝とガイドレバーとの1サイクルの作動状態を示した
平面図である。
【図9】本発明の第1実施例に係るラッチ装置の循環カ
ム溝とガイドレバーとの1サイクルの作動状態を示した
平面図である。
【図10】本発明の第1実施例に係るラッチ装置の循環
カム溝とガイドレバーとの1サイクルの作動状態を示し
た平面図である。
【図11】本発明の第1実施例に係るラッチ装置の循環
カム溝とガイドレバーとの1サイクルの作動状態を示し
た平面図である。
【図12】本発明の第2実施例に係るラッチ装置を示す
断面図である。
【図13】従来のラッチ装置の循環カム溝の平面図であ
る。
【図14】従来のラッチ装置の一部断面図である。
【符号の説明】
32 循環カム溝 34 循環カム溝 36 ガイドレバー(トレース部材)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付板等に固定されるハウジングと、 前記ハウジング内へ挿入され抜出方向へ付勢されるラッ
    チボデイと、 前記ラッチボデイに形成され異なる溝形状を持つ一対の
    循環カム溝と、 基部が前記ハウジングに固定され、先端部に形成された
    一対のトレース部が、前記循環カム溝の溝底面と非接触
    状態を維持して挿入され、ラッチボデイの押込動作毎に
    循環カム溝の溝壁面から押圧され、発生した捩り力を解
    消するときに所定の方向へそれぞれ循環し、ラッチボデ
    イをハウジングへの押込み状態と抜出し状態で交互に維
    持するトレース部材と、 を備えたラッチ装置において、 前記トレース部材が捩り力を解消するときに、前記トレ
    ース部が移動する方向の溝壁面を開放して開放部とした
    ことを特徴とするラッチ装置。
JP03036305A 1991-03-01 1991-03-01 ラッチ装置 Expired - Lifetime JP3126992B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03036305A JP3126992B2 (ja) 1991-03-01 1991-03-01 ラッチ装置
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JP03036305A JP3126992B2 (ja) 1991-03-01 1991-03-01 ラッチ装置

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