JP3098548B2 - ラッチ装置のトレース部材取付構造 - Google Patents

ラッチ装置のトレース部材取付構造

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JP3098548B2
JP3098548B2 JP03003844A JP384491A JP3098548B2 JP 3098548 B2 JP3098548 B2 JP 3098548B2 JP 03003844 A JP03003844 A JP 03003844A JP 384491 A JP384491 A JP 384491A JP 3098548 B2 JP3098548 B2 JP 3098548B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はハウジング内へラッチボ
デイが押込み状態と抜出し状態で係止されるラッチ装置
のトレース部材取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】オーデイオ機器等には開閉蓋を係止する
ために、ラッチ装置が開閉蓋に備えられている。
【0003】このラッチ装置は、ラッチボデイの押込み
操作によって、トレース部材がハート型の循環カム溝内
を移動することによって、ラッチボデイがハウジング内
へ押込み状態と抜出し状態で係止されるようになってい
る。これに伴い、ラッチボデイに形成された係止アーム
がハウジングに押圧されて、開閉蓋に取付けられたスト
ライカを挟持または開放し、開閉蓋を開放または閉止状
態とする。
【0004】ところで、図15に示されるように一般的
なラッチ装置において、循環カム溝100を循環移動す
るトレース部材102の後端部102Bは、図示しない
ハウジングに形成された取付孔104へ回動自在に挿入
され、さらにねじ106でハウジングに固定された押し
ばね108によって、トレース部材102が取付孔10
4から抜け出さないように押圧されていた。
【0005】しかし、上記のようなトレース部材102
の取付構造では、ハウジングの外側からトレース部材1
02を取付けることができない。そのため、予めハウジ
ングにトレース部材102を固定保持しておき、このト
レース部材102の先端部102Aへ、このハウジング
に後から挿入されるラッチボデイ110に形成された循
環カム溝100を挿入させる必要があった。
【0006】このため、組み込み作業中にトレース部材
102の先端部102Aがブレたりすると、循環カム溝
100内へ先端部102Aが挿入できずに、ラッチボデ
イ110の他の部位が当たり、ラッチボデイ110がハ
ウジング内へ挿入できない等の不都合を生じ、ラッチ装
置の組み立てに手間を要していた。
【0007】また、トレース部材102を押圧するため
の押圧部材(例えば押しばね108等)を必要とし、部
品点数が多くなり取付性能が低下していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮して、部品点数が少なく、トレース部材の組付けが容
易で、かつトレース部材の支持強度が大きく、さらにト
レース部材の組付け後はハウジングから抜け落ちること
がないラッチ装置のトレース部材取付構造を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のラッチ装
置のトレース部材取付構造は、取付板等に固定されるハ
ウジングと、前記ハウジング内へ挿入され抜出方向へ付
勢されるラッチボデイと、前記ラッチボデイに形成され
る循環カム溝と、棒状の後端部が前記ハウジングに固定
され、先端部に形成されたトレース部が前記循環カム溝
内をラッチボデイの押込動作毎に、循環カム溝の溝壁面
から押圧されて循環ラッチボデイのハウジングへの押
込み状態と抜出し状態を交互に維持する平面視にて略コ
字状のトレース部材と、を有するラッチ装置のハウジン
グに設けられ、前記ハウジング内へトレース部材の先端
部が嵌入される嵌入孔と、前記嵌入孔と連通する案内孔
と、前記案内孔と連通しトレース部材の後端部を前記ハ
ウジング内へ案内するテーパー状の挿入面と、前記挿入
面と連通しトレース部材の後端部を固定する取付溝と、
で構成されることを特徴としている。
【0010】また、請求項2記載のラッチ装置のトレー
ス部材取付構造は、取付板等に固定されるハウジング
と、前記ハウジング内へ挿入され抜出方向へ付勢される
ラッチボデイと、前記ラッチボデイに形成される循環カ
ム溝と、棒状の後端部が前記ハウジングに固定され、先
端部に形成されたトレース部が前記循環カム溝内をラッ
チボデイの押込動作毎に、循環カム溝の溝壁面から押圧
されて循環ラッチボデイのハウジングへの押込み状態
と抜出し状態を交互に維持する平面視にて略コ字状の
レース部材と、を有するラッチ装置のハウジングに設け
られ、前記トレース部材の後端部を固定する取付溝と、
前記トレース部材の後端部の挿入時にはトレース部材に
押圧されトレース部材挿入方向へ弾性変形し前記取付溝
の開口部から退避しトレース部材固定後には復元力によ
って前記開口部を覆う弾性係止片と、で構成されること
を特徴としている。
【0011】
【作用】請求項1記載のラッチ装置のトレース部材取付
構造においては、以下のようにトレース部材が取付けら
れる。
【0012】ラッチ装置のハウジングに形成された嵌入
孔から、略コ字状のトレース部材の先端部をハウジング
内へ嵌入する。次にトレース部材の先端部をハウジング
内へ挿入したまま、トレース部材の棒状の後端部を嵌入
孔と連通する案内孔へ移動する。案内孔へ移動したトレ
ース部材の後端部を案内孔と連通する挿入面にガイドさ
せ、取付溝に達するまで押し込む。このとき、取付溝と
挿入面が連通する部分は、トレース部材の後端部の外径
より若干小さくされているため、トレース部材はこの取
付溝と挿入面が連通する部分を押し拡げるようにして取
付溝に装着される。したがって、一旦トレース部材が取
付溝に装着されると、不用意に抜け出すことがない。
【0013】さらに、トレース部材の先端部が循環カム
溝との係合することによって、トレース部材の後端部に
作用する引張力に対しては、取付溝と挿入面とが一体に
なって支持するので、大きな支持強度を発揮することが
できる。
【0014】また、請求項2記載のラッチ装置のトレー
ス部材取付構造においては、コ字状のトレース部材の棒
状の後端部で、取付溝の開口部を覆っている弾性係止片
を、トレース部材の挿入方向へ押圧しながら、トレース
部材の後端部を取付溝に固定する。トレース部材の後端
部が取付溝に固定されると、弾性係止片は弾性力で復帰
し、取付溝の開口部を再び覆う。このようにして固定さ
れたトレース部材は、弾性係止片が開口部上方には弾性
変形しないようになっているので、取付溝から抜け落ち
ることがない。
【0015】
【実施例】(トレース部材の取付構造) 図1及び図2には第1実施例に係るラッチ装置のトレー
ス部材取付構造10が示されている。
【0016】ハウジング12は所定肉厚の箱形状とされ
ており、ハウジング12の背面壁14は、矩形状の貫通
孔17が穿設されている(図1参照)。この貫通孔17
には、図1に示されるように図面左方から略T字状の支
持片15が、図右方から舌片24が貫通孔17の中央に
向かって突出している。
【0017】この貫通孔17から突出された支持片15
のT字頭部と貫通孔17の左辺との間は、トレース部材
13の先端部13A(図3参照)が嵌入される嵌入孔1
6とされている。一方支持片15のT字頭部の先端と貫
通孔17の上下辺との間は嵌入孔16の図上下の両端部
と連通しトレース部材13の後端部13B(図3参照)
をハウジング12内へ案内する略L字形の貫通部を形成
し、トレース部材13の後端部13B(図3参照)をハ
ウジング12内へ案内する案内孔18とされている。
【0018】支持片15におけるT字頭部の貫通孔17
の右辺に面する部分はトレース部材13の挿入方向と反
対方向に向かって貫通孔17の左辺との間隔が次第に広
がる傾斜面とされ、トレース部材13の後端部13Bを
ハウジング12内へガイドするガイド板20となってい
る(図4参照)。このガイド板20の先端部すなわち貫
通孔17の右辺との間隔が最も狭い部分の両端には、ト
レース部材13の後端部13Bを保持する円弧状の一対
の取付溝22が形成されている。さらに、ガイド板20
の先端部は、ハウジング12に設けられた2つの平行状
のリブ28と一体とされており、トレース部材13の矢
印A方向の引張力をこのリブ28で支持するようになっ
ている(図2参照)。
【0019】また、一対のリブ28の間に配置され、取
付溝22の入口部を狭くする方向へ突出する舌片24に
は、貫通孔17の後方側へ図5に示されるようにガイド
板20に向かって張り出す曲線部24Aが形成されてい
る。この舌辺24の曲線部24Aの端部は、取付溝22
の1/4円弧24Bを構成し、これによって、取付溝2
2に形成された半分の円弧と相まって、トレース部材1
3の後端部13Bの抜け出しを阻止するようになってい
る(図4参照)。 (ラッチ装置の構造) 次にこのトレース部材の取付構造を備えたラッチ装置を
説明する。
【0020】ラッチ装置Lは、ラッチボデイ30及びト
レース部材13が収容されるハウジング12から構成さ
れている。
【0021】ハウジング12は所定肉厚の箱形状とされ
ており、長手方向の一端に形成される開口32からラッ
チボデイ30が挿入されている。この開口32には、ハ
ウジング12をオーディオ機器等へ取付けるための矩形
枠34と、これに対応してハウジング12の両側面に突
起36(図3参照)が形成されている。これにより、矩
形枠34と突起36との間で図示しない取付板を挟持
し、ハウジング12が固定されるようになっている。
【0022】このハウジング12に挿入されるラッチボ
デイ30は図3に示されるように略直方体であり、挿入
先端部からは円形孔38が長手方向に沿って形成されて
いる。この円形孔38には圧縮コイルばね40が収容さ
れている。この圧縮コイルばね40の一部は、円形孔3
8から突出し、ハウジング12の内部に突出形成された
ばね受け42へ嵌め込まれている。これによって、ラッ
チボデイ30は圧縮コイルばね40によって、ハウジン
グ12から抜出す方向へ常に付勢されている。
【0023】ラッチボデイ30の頂面及び底面には、そ
れぞれ凹部44が形成されている。この凹部44には、
それぞれ循環カム溝46、48(図4参照)が形成さ
れ、トレース部材13の先端部13Aがこの循環カム溝
46、48内へ挿入され循環カム溝の溝壁面に当接しな
がら、循環カム溝46、48内を循環移動するようにな
っている。
【0024】トレース部材13は矩形状の輪の一部を切
欠いたような略コ字状となっており、先端部13Aの間
隔は、循環カム溝46、48の溝底面間隔よりも大きく
されている。
【0025】ラッチボデイ30の頂面には突起47が突
出形成されており、ハウジング12に形成されるガイド
長孔49内へ入り込んでいる。これによってラッチボデ
イ30は突起47がガイド長孔49の内部を移動するこ
とによりハウジング12に対して往復運動され、突起4
7がガイド長孔49の一端部に当接することにより、圧
縮コイルばね40の付勢力に抗して抜出し方向への移動
が阻止される。
【0026】図4に示されるように、ラッチボデイ30
のハウジング12への挿入部と反対側には、一対のアー
ム50、52が設けられ、その先端が互いに離間した拡
径状態となっている。これらのアーム50、52の間に
は、図示しない開閉蓋に取付けられるストライカ54の
先端拡径部54Aがアーム50、52の中央部56を押
圧し、ラッチボデイ30をハウジング12内へ押込むよ
うになっている。このようにストライカ54によってラ
ッチボデイ30が押込まれると、アーム50、52の外
側が矩形枠34に当り、ヒンジ50A,52Aを支点と
してアーム50、52が互いに接近し合う方向へ回転す
る。この結果、ストライカ54の先端拡径部54Aは、
アーム50、52によって保持され、開閉蓋が閉止され
る。
【0027】次に第1実施例に係るトレース部材の取付
構造が備えられたラッチ装置の組立手順について説明す
る。
【0028】まず、圧縮コイルばね40を、ラッチボデ
イ30に形成された円形孔38またはハウジング12に
設けたばね受け42へ挿入する(図3参照)。
【0029】次に、ラッチボデイ30をハウジング12
へ圧縮コイルばね42を付勢しながら押し込んで、突起
47をハウジング12に形成されたガイド長孔49内へ
挿入し、ラッチボデイ30をハウジング12内へ収容す
る(図3、図4参照)。
【0030】次に、図5に示されるように、トレース部
材13の先端部13Aを嵌入孔16からハウジング12
へ挿入する。
【0031】次に、トレース部材13の先端部13Aを
ハウジング12に挿入したまま、トレース部材13の後
端部13Bを案内孔18の方へ移動する(図6参照)。
【0032】次に、トレース部材13の後端部13Bを
案内孔18に移動させたら、ガイド板20にガイドさせ
ながら、トレース部材13の先端部13Aを循環カム溝
46、48のテーパーガイド部60へ挿入させながら、
取付溝22へ押し込んで組立作業が終了する(図7参
照)。
【0033】なお、トレース部材13の後端部13Bの
押し込みは、ドライバー等の適当な押し込み用具を使用
した方が取付け易い。
【0034】次に、第2実施例について説明する。図6
に示されるように、本発明は従来のラッチ装置のよう
に、ラッチボデイの片面だけに段差部を有する循環カム
溝が形成されている構造にも適用できる。
【0035】すなわち、トレース部材13の後端部13
Bが、一対の取付溝22にわたって取付けられるような
部位を有する構成であれば、トレース部材13を取付け
るのに別途固定部材を必要としない。
【0036】次に、第3実施例について説明する。図9
に示されるように、ハウジング12の背面壁14には、
第一実施例と同様に、矩形状の貫通孔70が穿設されて
いる。この貫通孔70には、図面左方から矩形状の係止
片72が、右方に向かって突出形成されている。この係
止片72は、図11から図13に示されるように、トレ
ース部材13の後端部13Bをハウジング12内へ案内
する曲線部74が形成され、先端部76に行くに従って
薄肉とされている。この先端部76は、後述する取付溝
80の開口部を覆うように配置されている。
【0037】係止片72の基部で上下に分割される貫通
孔70は、トレース部材13の先端部13A(図10参
照)が嵌入される嵌入孔82とされている。一方係止片
72の先端部76と貫通孔70の上下辺との間は、嵌入
孔82の図上下の両端部と連通しトレース部材13の後
端部13Bをハウジング12内へ案内する貫通部を形成
し、トレース部材13の後端部13Bをハウジング12
内へ案内する案内孔84とされている。
【0038】トレース部材13の後端部13Bを保持す
る円弧状の一対の取付溝78が、ハウジング12に設け
られた2つの平行状のリブ86の拡幅部86Aに形成さ
れている。この取付溝78は、トレース部材13の矢印
A方向の引張力を支持するようになっている(図13参
照)。
【0039】また、一対の取付溝78と、背面壁14か
ら平面視して互いに端部が接するように(図9参照)、
案内孔84を狭くする方向へ舌片88、90が形成され
ている。この舌片88、90は、図9に示されるように
係止片72に向かって張り出す曲線部88A、90Aが
形成されている。この舌辺88、90のハウジング12
の内部側には、円弧状の取付溝80が形成されている。
この取付溝80は、トレース部材13の後端部13Bへ
矢印A方向と反対方向に作用する抜出し力を支持するよ
うになっている。
【0040】次に第1実施例に係るトレース部材の取付
構造が備えられたラッチ装置の組立手順について説明す
る。
【0041】図11に示されるように、トレース部材1
3の先端部13Aを嵌入孔82からハウジング12へ挿
入する。
【0042】次に、トレース部材13の先端部13Aを
ハウジング12に挿入したまま、トレース部材13の後
端部13Bを案内孔84の方へ移動する(図12参
照)。
【0043】次に、トレース部材13の後端部13Bを
案内孔84に移動させたら、係止片72をトレース部材
挿入方向(矢印A方向)へ押圧しながら、取付溝78、
80へ押し込んで組立作業を終了する(図14参照)。
取付溝80にトレース部材13の後端部13Bが嵌め込
まれると、係止片72は、弾性力で元の状態に復帰し、
舌片88の設けられた取付溝80の開口部上方へ移動す
る。このため、図13の示すように、取付溝80の開口
部は塞がれる。従って、衝撃等でトレース部材13の先
端部13Aが循環カム溝46、48の溝壁に衝突した場
合等に、トレース部材13に異常な抜き出し方向への力
が作用しても、係止片72には、図13に示す矢印B方
向の力しか作用しないので、係止片72は弾性変形する
ことがない。このため、取付溝80の開口部は、係止片
72によって塞がれたままなので、トレース部材13が
抜け落ちることがない。
【0044】なお、第3実施例では、背面壁14に形成
した案内孔84からトレース部材13を挿入するように
なっている。しかし、ハウジング12内へ埃等が浸入し
ない場所に取付けるのであれば、必ずしも、ハウジング
12の後端部に背面壁14を設ける必要ははなく、図1
4に示されるように、取付溝78、80及び係止片72
をハウジング12内部に形成し、トレース部材を取付け
れば、本考案の目的を達成することができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るラッチ
装置のトレース部材取付構造では、トレース部材をハウ
ジングに固定するために、別途固定部材を必要としない
ので、部品点数が少なくでき取付性能が向上する。また
ハウジングへラッチボデイが挿入された後に、ハウジン
グの外側からトレース部材を取付けることができるの
で、トレース部材の組付けが容易になる。
【0046】さらに、トレース部材の両側がハウジング
に設けられたリブと一体成形された取付溝で支持される
ので、トレース部材の支持強度が大きいラッチ装置を構
成することができる。
【0047】また、トレース部材にトレース部材挿入反
対方向へ異常な力が作用しても、取付溝の開口部は弾性
係止片で塞がれているので、トレース部材は、ハウジン
グから抜け落ちることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るラッチ装置のトレー
ス部材取付構造を示したラッチ装置の背面図である。
【図2】本発明の第1実施例に係るラッチ装置のトレー
ス部材取付構造を示した斜視図である。
【図3】本発明の第1実施例に係るラッチ装置の分解斜
視図である。
【図4】本発明の第1実施例に係るラッチ装置の断面図
である。
【図5】本発明の第1実施例に係るラッチ装置のトレー
ス部材取付構造におけるトレース部材の取付手順を示し
た断面図である。
【図6】本発明の第1実施例に係るラッチ装置のトレー
ス部材取付構造におけるトレース部材の取付手順を示し
た断面図である。
【図7】本発明の第1実施例に係るラッチ装置のトレー
ス部材取付構造におけるトレース部材の取付手順を示し
た断面図である。
【図8】本発明の第2実施例に係るラッチ装置のトレー
ス部材取付構造を示した斜視図である。
【図9】本発明の第3実施例に係るラッチ装置のトレー
ス部材取付構造を示した斜視図である。
【図10】本発明の第3実施例に係るラッチ装置のトレ
ース部材取付構造をラッチ装置の背面から見た背面図で
ある。
【図11】本発明の第3実施例に係るラッチ装置のトレ
ース部材取付構造におけるトレース部材の取付手順を示
した断面図である。
【図12】本発明の第3実施例に係るラッチ装置のトレ
ース部材取付構造におけるトレース部材の取付手順を示
した断面図である。
【図13】本発明の第3実施例に係るラッチ装置のトレ
ース部材取付構造におけるトレース部材の取付手順を示
した断面図である。
【図14】本発明の第3実施例に係るラッチ装置のトレ
ース部材取付構造の変形例をラッチ装置の背面から見た
斜視図である。
【図15】従来のラッチ装置のトレース部材取付構造を
示した斜視図である。
【符号の説明】
16 嵌入孔 18 案内孔 20 ガイド板(挿入面) 22 取付溝 72 係止片(弾性係止片) 78 取付溝 80 取付溝

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付板等に固定されるハウジングと、 前記ハウジング内へ挿入され抜出方向へ付勢されるラッ
    チボデイと、 前記ラッチボデイに形成される循環カム溝と、棒状の後端部が前記ハウジングに固定され、先端部に形
    成されたトレース部が 前記循環カム溝内をラッチボデイ
    の押込動作毎に、循環カム溝の溝壁面から押圧されて
    ラッチボデイのハウジングへの押込み状態と抜出し
    状態を交互に維持する平面視にて略コ字状のトレース部
    材と、を有するラッチ装置のハウジングに設けられ、 前記ハウジング内へトレース部材の先端部が嵌入される
    嵌入孔と、前記嵌入孔と連通する案内孔と、前記案内孔
    と連通しトレース部材の後端部を前記ハウジング内へ案
    内するテーパー状の挿入面と、前記挿入面と連通しトレ
    ース部材の後端部を固定する取付溝と、で構成されるラ
    ッチ装置のトレース部材取付構造。
  2. 【請求項2】 取付板等に固定されるハウジングと、 前記ハウジング内へ挿入され抜出方向へ付勢されるラッ
    チボデイと、 前記ラッチボデイに形成される循環カム溝と、棒状の後端部が前記ハウジングに固定され、先端部に形
    成されたトレース部が 前記循環カム溝内をラッチボデイ
    の押込動作毎に、循環カム溝の溝壁面から押圧されて
    ラッチボデイのハウジングへの押込み状態と抜出し
    状態を交互に維持する平面視にて略コ字状のトレース部
    材と、を有するラッチ装置のハウジングに設けられ、 前記トレース部材の後端部を固定する取付溝と、前記ト
    レース部材の後端部の挿入時にはトレース部材に押圧さ
    れトレース部材挿入方向へ弾性変形し前記取付溝の開口
    部から退避しトレース部材固定後には復元力によって前
    記開口部を覆う弾性係止片と、で構成されるラッチ装置
    のトレース部材取付構造。
JP03003844A 1990-11-13 1991-01-17 ラッチ装置のトレース部材取付構造 Expired - Lifetime JP3098548B2 (ja)

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JP30687890 1990-11-13

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