JP4116159B2 - 端子台 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電線相互を接続する端子台に関する。
【0002】
【従来の技術】
端子台本体の左右に接続部を備え、両接続部間に導通板を差し渡し、導線を導通板の端部に結線手段を介して電気的に接続するようにした端子台は種々提案されている。このような端子台に用いられる結線手段としては、導線に接続した圧着端子を接続螺子により、導通板に直接接続する手段が一般的である。しかるに、かかる構成にあっては、導線に圧着端子を接続する必要があり、かつ接続螺子の回転操作を要して面倒である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、端子台本体に形成された左右の接続部に連通する結線孔を備え、該結線孔から電線を挿通することにより、該接続部に配設した湾動バネにより、電線の先端に露出した導線を導通板と湾動バネ間で挟持するようにして、圧着端子と、接続螺子を不要とした構成が特公昭64−12067号等で提案された。
【0004】
しかるにかかる構成にあっては、作動部材を押し付けて、湾動バネを導通板側に押し出して、導線を挟持するものであるから、機械的保持力が弱く、電線の引張操作により離脱し易い。
本発明は、電線を強固に接続できて、上述の問題点を解決し得ると共に、その接続操作が容易な端子台を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、
端子台本体に形成された電線が挿入される結線孔と連通する左右の接続部を備え、両接続部間に導通板を差し渡し、該結線孔から挿入した電線の導線を導通板に電気的に接続するようにした端子台において、
前記結線孔を横断する位置に配設される移動端部と、該移動端部から内方へ湾曲状に延成されて操作孔に臨む押圧背部と、該押圧背部から延成されて端子台本体に保持される保持基部とからなり、移動端部には導線挿入孔が形成されている板状の湾動バネを、両接続部に備え、
導通板の両側に立設した結線部を導線挿入孔に挿入し、定常位置で、湾動バネの復元弾力により導線挿入孔の前縁と結線端部とで導線の挟持を可能とすると共に、
外面に内方へ傾斜した押圧面を備え、端子台本体に形成された操作孔に進退移動可能に装着され、押込み操作により、押圧面により湾動バネの押圧背部を外方へ押付けて、定常位置から、移動端部を導線挿入孔が結線孔と一致する位置へ移動して、導線挿入孔から、導線挿入孔の前縁と結線端部との間に導線を挿入することを可能とするくさび状押圧釦とを備え、
さら操作孔に、前記くさび状押圧釦を最大押込み位置に係止する係止段と、その下方で、外方へ傾斜して、くさび状押圧釦の下端が当接し、くさび状押圧釦の押し込み操作に伴ってくさび状押圧釦の押圧面を湾動バネ側に案内する案内面とが形成され、
かつくさび状押圧釦を、係止段との係合を解除することにより、湾動バネの復元弾力によりくさび状押圧釦を定常位置に復帰するようにしてなることを特徴とする端子台である。
【0006】
かかる構成にあって、くさび状押圧釦を押込んで湾動バネの押圧背部を外方へ押付けると、湾動バネの移動端部が外側へ移動し、導線挿入孔が結線孔と上下で一致して、導線挿入孔の前縁と結線部との間に開口を生じ、導線挿入孔からの、導線の挿入または離脱が可能となる。また、くさび状押圧釦の押込み操作を解除すると、移動端部が復動し、バネの復元弾力により、導線挿入孔の前縁と結線部間で導線が挟持される。
【0007】
このように、導線は、湾動バネの復元弾力が直接作用して、挟持されるため、接続強度が高い。また、この湾動バネの押込み操作をくさび状押圧釦により行なうようにしたから、内奥にある湾動バネの押圧背部を徐々に押込むことができ、無理のない押込み操作が可能となる。
【0008】
一方、前記くさび状押圧釦を最大押込み位置に係止する係止段を操作孔に形成し、かつくさび状押圧釦を係止段との係合を解除することにより、押圧背部の復元弾力によりくさび状押圧釦を定常位置に復帰するようにしたから、係止段によりくさび状押圧釦を最大押込み位置に保持することができる。このため、作業者は、電線の結線孔への挿入に専念でき、操作が容易となる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施例を添付図面について説明する。
図1,2は、本発明の一実施例に係る端子台1を示し、ポリカーボネイト等絶縁性樹脂材料によって板状に形成された端子台本体2を主体部とし、導通板20等が付装されて構成される。
【0010】
端子台本体2は板状をなし、肉厚部6の左右に接続部4,4が配設される作動空隙3,3(図1,6参照)を前方に開放して形成してなる。この端子台本体2の下面両側には、据付レール70の両側に突成した連係突部71,71に対して外側から係合するU字状の連結片8,8が垂設される。さらに、その両肩部には記名板75を装着するため保持溝部65,65が形成される。この保持溝部65,65の構成は後に詳述する。
【0011】
端子台1の接続部4,4の機構につき詳細に説明する。
作動空隙3,3間に位置する隔壁部5には、作動空隙3,3の下底を連通する長溝9が形成され、該長溝9に導通板20が左右方向を横断して嵌着される。
【0012】
また、作動空隙3,3には、区画突部11が形成され、内側の操作空隙3aと外側の接続空隙3bとを区画している。そして操作空隙3aの直上に、外方へ開口する操作孔15が形成され、接続空隙3bの直上に、同じく外方へ開口する結線孔18が形成される。そして、該結線孔18直下で、後述するように電線80が接続される。また操作孔15の内側面には係止段16が形成され、該係止段16の下方には外方へ傾斜する案内面17が形成されている。この係止段16は、後述するように下方へ傾斜状に押し込まれたくさび状押圧釦40の内角部が安定的に係止されるように、該角部に倣った段面形状としている。
【0013】
前記導通板20は前記肉厚部6の肉厚とほぼ等しい幅の金属片の両側を、直角に曲折してなり、横杆部21の両側に上方へ立上がる結線端部22,22を立設したコ字状をなしている。そして、横杆部21を上述のように、長溝9に嵌着し、結線部22,22を区画突部11の直外側で前記接続空隙3bに位置させて、端子台本体2に装着される。
【0014】
この結線部22,22の前縁には、前板23が前縁に外方へ曲成され、かつ結線部22,22の頂端に内方へ傾斜する係入嘴24が形成される。そして導通板20の装着状態で、前板23の側縁は接続空隙3bの外側面に当接し、さらに係入嘴24は接続空隙3bの上部で、結線孔18の下端面に当接して、位置決めされると共に、前板23の後方に、後述する電線80の導線81が挿入する空隙を生じさせ、これにより左右に接続部4,4を構成している。
【0015】
一方、区画突部11には、図3で拡大して示す、板状の湾動バネ30が外嵌される。
ここで、湾動バネ30は、導線挿入孔32が形成され、移動端部31aと、該移動端部31aから内方へ湾曲状に延成されて操作孔に臨む押圧背部31bと、該押圧背部31bから延成されて保持基部31cとからなり、保持基部31cの端部を前記導線挿入孔32に挿入して、環状としている。そして、前記移動端部31aに導線挿入孔32を形成して、結線孔18の下端を横断するように位置させ、押圧背部31bを操作孔15の直下に位置させ、さらに保持基部31cを区画突部11の外面と導通板20の結線部22,22間で挟持し、これにより、湾動バネ30を端子台本体2に保持するようにしている。このとき湾動バネ30は復元弾力により拡径方向に付勢され、このため移動端部31aは図1で示す後退位置に保持され、導線挿入孔32の外端が係入嘴24の外面と当接して、導線挿入孔32は結線孔18直下から内方へ退避している。
【0016】
前記操作孔15には、くさび状押圧釦40が嵌着される。このくさび状押圧釦40は下端が尖ったくさび状をしており、外面に内方へ傾斜した押圧面41を備える。またその上部の操作部42は幅広状となり、その操作孔15の上端面にドライバー等の工具60の端部が挿入する操作溝43が形成されている。
【0017】
そして図1で示すように、非結線状態では、くさび状押圧釦40の下端が押圧背部31bの背面と隔壁部5の垂直状内面との間で挟持され、その操作部42の上面を端子台本体2の上面と面一状となるようにしている。すなわち、該くさび状押圧釦40は図示しない係止部分により端子台本体2から突出しないで、該操作孔15内に保持されるようにしている。そしてこの位置では、湾動バネ30の押圧背部31bには押圧力が付与されていず、その復元弾力により、上述したように、導線挿入孔32が内方へ偏位しており、これにより、移動端部31aの前端部で接続部4,4が結線孔18と遮断されている。
【0018】
かかる構成からなる端子台1は、図4で示すように、上述した据付レール70の連係突部71,71に連結片8,8を係合して、据付レール70上に多数重ね合わせ状に連結される。この連結は端子台本体2の肉厚部6の前面に突成した連結突部55を背板7の、該連結突部55と対向する位置に形成された連結孔(図示せず)に嵌入することにより行なわれ、かつ最端部の端子台1の肉厚部6に背板7とほぼ同一形状の側板57が被着される。さらに、この端子台列を据付レール70上で固定するために、該据付レール70に固定金具76,76が螺子77により固定される。
【0019】
かかる端子台列にあって、所要の電線80相互を電気的に接続するには、任意の端子台1の両側に開口した結線孔18に電線80を夫々挿入して、接続部4,4に結線し、導通板20を介して夫々を同電位とすれば良い。
【0020】
この接続部4,4への結線手順を図5に従って説明する。
上述したように、定常状態では、結線孔18は湾動バネ30の移動端部31aの前部により遮断されていると共に、前記操作孔15もくさび状押圧釦40により遮蔽されている。
【0021】
そこで、図5イのようにドライバー等の工具60の先端をくさび状押圧釦40の操作溝43に嵌入し、湾動バネ30の弾力に抗して、くさび状押圧釦40を下方へ押し込む、この押込み操作により、くさび状押圧釦40の下端が案内面17を案内として、下方へ移動し、これにより、くさび状押圧釦40の押圧面41に湾動バネ30の押圧背部31bが外方へ押し込まれ、移動端部31aが外方へ移動する。そして、最終押込み位置で、くさび状押圧釦40の内角部が係止段16に係合し、図5ロのように、該最終押込み位置が保持される。そしてこの位置で、図6イのように、湾動バネ30の導線挿入孔32が係入嘴24に外嵌した状態で、外方へ移動し、その導線挿入孔32が結線孔18の直下位置となる。このため、結線孔18から電線80を挿入すると、その導線81は、導線挿入孔32の前縁と結線部22間に生ずる開口から下方へ挿入可能となる。ここで、上述のように、係止段16により、くさび状押圧釦を最大押込み位置で保持できる。このため作業者は、電線80の結線孔18への挿入に専念でき、操作が容易となる。
【0022】
そして、かかる挿入後に、再び工具60を操作溝43に嵌入し、図5ハで示すように、工具60を傾倒すると、隔壁部5の上縁を支点として、工具60先端が外方傾動し、これによりくさび状押圧釦40が起き上がる。そして、係止段16との係合が解除され、湾動バネ30の拡径作用により、くさび状押圧釦40が押し上げられて、図6ロの定常状態となる。この状態にあって、移動端部31aが内方へ移動し、電線80の導線81が、導線挿入孔32の前縁と結線部22間で挟持されることとなる。このため、機械的に電線80が固結されると共に、導線81が結線部22の外面に圧接して、電気的接続が確保される。
【0023】
かかる構成にあって、前記くさび状押圧釦40を工具60で操作することにより、容易にくさび状押圧釦40の押圧面41aを外方へ移動することができ、かつその状態を前記くさび状押圧釦40を係止段16で係止することにより保持できる。このため電線80の結線孔18への挿入が容易となる。特に押圧釦40はくさび状をなしており、押圧操作により、案内面17による案内作用と相俟って、押圧背部31bが徐々に押し込まれるから、力が入らず、かつ円滑な押込み操作が可能となる。
【0024】
さらには、くさび状押圧釦40を下方へ押し込んで係止段16で係止した状態で、出荷することにより、使用者の結線作業は、単に電線80を挿し込んで、押圧釦40を図1又は図6ロの状態に復帰するだけで良いから、配線工程を省力化できる。
【0025】
この点、図7で示すように、くさび状押圧釦40が無いとすると、工具60の先端で湾動バネ30の押圧背部31bを直接移動させる必要があり、視認しにくい、操作孔15の奥部での操作であるため、作業が面倒であると共に、大きな力を要し、かつ工具により、その内部を傷付けるおそれがあり、しかも工具を挿入した状態で、電線80の挿入作業を行なわなければならず、操作性が悪い。
【0026】
上述のくさび状押圧釦40を用いた構成はかかる問題点が解決されている。しかも、該くさび状押圧釦40により操作孔15が遮断され、湾動バネ30及び29が遮蔽されているため、高電圧が印加されていても安全である。
【0027】
このようにして、各端子台1に電線80が結線された後に、その接続態様を確認できるように保持溝部65列には記名板75が装着される。この保持溝部65の構成を説明する。
【0028】
この保持溝部65は、図8で拡大して示すように、前後方向に貫通しており、両縁に係止突部66,66が形成されると共に、可撓係止爪67がその溝面に形成されている。この可撓係止爪67は両側に溝68,68が切込んであるため、溝面と直交する方向への可撓性を付与されている。また、可撓係止爪67は三角状突起により構成され、その頂端が傾斜面69となっている。
【0029】
図9,10は、記名板75の装着手順を示すものであり、端子台1列の可撓係止爪67が突成されている方向から、図9イで示す保持溝部65列に挿入する。このとき図10ロ,ハで示すように、傾斜面69の案内作用により、記名板75の挿入と共に、各可撓係止爪67が下方退避して、その挿入が可能となる。そしてその最終端が前記可撓係止爪67と係合し、図9ハ又は図10ニで示すように、該保持溝部65列に、長尺状の記名板75が嵌装されることとなる。尚、図10は一枚の端子台を用いた場合を示し、図9は、端子台1列に記名板75を適用した場合を示すが、その作用は同じである。このように、本発明にあっては、単一の端子台1のみを用いる場合もある。この保持溝部65を用いた構成は、本発明外においても用いられ得る。
【0030】
図11イ〜ハは、従来の保持溝部65’に記名板75を装着した構成を示すものである。この構成は可撓係止爪67が無いため、図11ハで示すように、その両端を側板57,57で保持する必要があるが、上述の構成にあっては、一方の側板57が不要となる利点がある。
【0031】
【発明の効果】
本発明は上述したように、結線孔を横断する位置に配設される移動端部と、該移動端部から内方へ湾曲状に延成されて操作孔に臨む押圧背部と、該押圧背部から延成されて端子台本体に保持される保持基部とからなり、移動端部には導線挿入孔が形成されている湾動バネを両接続部に備え、前記導通板の両側に立設した結線端部を前記導線挿入孔に挿入し、定常位置で、湾動バネの復元弾力により導線挿入孔の前縁と結線部とで導線の挟持を可能とし、端子台本体に形成された操作孔に付装したくさび状押圧釦を、工具ににより押込むと、湾動バネの押圧背部を外方へ押付けて、移動端部を導線挿入孔が結線孔と一致する位置へ移動して、導線挿入孔の前縁と結線部との間に開口を生じ、結線孔からの導線の離脱または挿入を可能とするようにしたものである。
【0032】
このため、導線は、湾動バネの復元弾力が直接作用して、導線挿入孔の前縁と結線端部間で挟持されるため、接続強度が高い。また、くさび状押圧釦を工具で操作することにより、押圧背部は徐々に押し込まれるから、力が入らず、かつ円滑な押込み操作が可能となり、容易に湾動バネの移動端部を外方へ移動することができる。しかも、該くさび状押圧釦により操作孔が遮断され、湾動バネが遮蔽されているため、導通板に高電圧が印加されていても安全である等の優れた効果がある。
【0033】
また、係止段を設けたから、くさび状押圧釦を最大押込み位置で保持できる。このため作業者は、電線の結線孔への挿入に専念でき、操作が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の端子台1の一例を示す正面図である。
【図2】端子台1の分解斜視図である。
【図3】湾動バネ30の拡大斜視図である。
【図4】各端子台を据付レール70上に取付けた状態を示す斜視図である。
【図5】端子台1において、結線手順を示す説明図である。
【図6】端子台1の結線状態を示す拡大切欠正面図である。
【図7】くさび状押圧釦40を除去した端子台1における結線手順を示す比較説明図である。
【図8】保持溝部65を示す斜視図である。
【図9】記名板75の接続手順を示す斜視図である。
【図10】記名板75の接続手順を示す概要縦断側面図である。
【図11】保持溝部65の無い構成の記名板75の接続手順を示す概要縦断側面図である。
【符号の説明】
1 端子台
2 端子台本体
4 接続部
15 操作孔
16 係止段
17 案内面
18 結線孔
20 導通板
22 結線部
30 湾動バネ
32 導線挿入孔
40 くさび状押圧釦
41 押圧面
65 保持溝部
67 可撓係止爪
Claims (1)
- 端子台本体に形成された電線が挿入される結線孔と連通する左右の接続部を備え、両接続部間に導通板を差し渡し、該結線孔から挿入した電線の導線を導通板に電気的に接続するようにした端子台において、
前記結線孔を横断する位置に配設される移動端部と、該移動端部から内方へ湾曲状に延成されて操作孔に臨む押圧背部と、該押圧背部から延成されて端子台本体に保持される保持基部とからなり、移動端部には導線挿入孔が形成されている板状の湾動バネを、両接続部に備え、
導通板の両側に立設した結線部を導線挿入孔に挿入し、定常位置で、湾動バネの復元弾力により導線挿入孔の前縁と結線端部とで導線の挟持を可能とすると共に、
外面に内方へ傾斜した押圧面を備え、端子台本体に形成された操作孔に進退移動可能に装着され、押込み操作により、押圧面により湾動バネの押圧背部を外方へ押付けて、定常位置から、移動端部を導線挿入孔が結線孔と一致する位置へ移動して、導線挿入孔から、導線挿入孔の前縁と結線端部との間に導線を挿入することを可能とするくさび状押圧釦とを備え、
さら操作孔に、前記くさび状押圧釦を最大押込み位置に係止する係止段と、その下方で、外方へ傾斜して、くさび状押圧釦の下端が当接し、くさび状押圧釦の押し込み操作に伴ってくさび状押圧釦の押圧面を湾動バネ側に案内する案内面とが形成され、
かつくさび状押圧釦を、係止段との係合を解除することにより、湾動バネの復元弾力によりくさび状押圧釦を定常位置に復帰するようにしてなることを特徴とする端子台。
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