JPH09106846A - コネクタ装置 - Google Patents
コネクタ装置Info
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- JPH09106846A JPH09106846A JP7261625A JP26162595A JPH09106846A JP H09106846 A JPH09106846 A JP H09106846A JP 7261625 A JP7261625 A JP 7261625A JP 26162595 A JP26162595 A JP 26162595A JP H09106846 A JPH09106846 A JP H09106846A
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- JP
- Japan
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- drawer
- connector device
- terminal
- front wall
- housing
- Prior art date
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- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/40—Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
- H01R13/42—Securing in a demountable manner
- H01R13/436—Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
- H01R13/4364—Insertion of locking piece from the front
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ハウジングから円滑にフロントホルダを引き
出すことが可能なコネクタ装置を提供する。 【解決手段】 本発明のコネクタ装置は、ハウジング２
の端子収容室７内に端子６を挿入し、端子固定用フロン
トホルダ20をハウジング２の前端部側より端子収容室７
に嵌着して成るコネクタ装置において、端子固定用フロ
ントホルダ20が、引き出し部21と前面壁部10から内方向
に向けて突設する引き出し案内部22を有し、一方、前面
壁部10に治具挿入用の開口部23を穿設して成り、フロン
トホルダ20の引出しを円滑化する。
出すことが可能なコネクタ装置を提供する。 【解決手段】 本発明のコネクタ装置は、ハウジング２
の端子収容室７内に端子６を挿入し、端子固定用フロン
トホルダ20をハウジング２の前端部側より端子収容室７
に嵌着して成るコネクタ装置において、端子固定用フロ
ントホルダ20が、引き出し部21と前面壁部10から内方向
に向けて突設する引き出し案内部22を有し、一方、前面
壁部10に治具挿入用の開口部23を穿設して成り、フロン
トホルダ20の引出しを円滑化する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気配線のコネク
タ装置に関し、特に、改良された雄型端子コネクタの構
造に関するものである。
タ装置に関し、特に、改良された雄型端子コネクタの構
造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】複数本の電気配線に接続した複数本の雄
型あるいは雌型端子を一括してハウジング内に収納し、
互いに連結自在な従来コネクタ装置は、例えば、図５乃
至図７に示したように構成されていた。図５は、従来の
コネクタ１の一部を破断して示した斜視図、図６は該コ
ネクタ１の縦断面図、図７は別の従来コネクタ１の縦断
面図である。
型あるいは雌型端子を一括してハウジング内に収納し、
互いに連結自在な従来コネクタ装置は、例えば、図５乃
至図７に示したように構成されていた。図５は、従来の
コネクタ１の一部を破断して示した斜視図、図６は該コ
ネクタ１の縦断面図、図７は別の従来コネクタ１の縦断
面図である。
【０００３】従来のコネクタ１は、合成樹脂を射出成形
して成るハウジング２、端子固定用フロントホルダ３、
防水栓４及び電気配線に接続された複数本の雄型端子６
を具備して成っていた。ハウジング２は、雄型端子６を
保護するフード部2aを有し、その内部が複数個の雄型端
子６の電気接続部6aを夫々隔離させて挿着可能な複数個
の端子収容室７が透設されている。さらに、該端子収容
室７の内壁には雄型端子６の胴部に設けた凹部８に係合
可能な突起を有して成るランス９が設けられていた。
して成るハウジング２、端子固定用フロントホルダ３、
防水栓４及び電気配線に接続された複数本の雄型端子６
を具備して成っていた。ハウジング２は、雄型端子６を
保護するフード部2aを有し、その内部が複数個の雄型端
子６の電気接続部6aを夫々隔離させて挿着可能な複数個
の端子収容室７が透設されている。さらに、該端子収容
室７の内壁には雄型端子６の胴部に設けた凹部８に係合
可能な突起を有して成るランス９が設けられていた。
【０００４】フロントホルダ３は、スペーサ部12を有し
てハウジング２の前端部となるフード部2aの開口端から
挿入されて、雄型端子６の先端部が端子固定用フロント
ホルダ３の前面壁部10に透設した複数個の孔11を貫通す
る一方、前面壁部10から突設した複数本のスペーサ部12
がハウジング２内の端子収容室７に隣接して刻設された
溝13内に嵌入されいた。溝13内に嵌入されたスペーサ部
12によりランス９の撓みが規制されて、ランス９に設け
られた係止突起が雄型端子６の凹部８に係合し、雄型端
子６を完全に固定化する。ハウジング２の一方端部に
は、電線に装着された防水栓４が嵌着されて、貫通して
いる各電気配線の密封化がなされていた。
てハウジング２の前端部となるフード部2aの開口端から
挿入されて、雄型端子６の先端部が端子固定用フロント
ホルダ３の前面壁部10に透設した複数個の孔11を貫通す
る一方、前面壁部10から突設した複数本のスペーサ部12
がハウジング２内の端子収容室７に隣接して刻設された
溝13内に嵌入されいた。溝13内に嵌入されたスペーサ部
12によりランス９の撓みが規制されて、ランス９に設け
られた係止突起が雄型端子６の凹部８に係合し、雄型端
子６を完全に固定化する。ハウジング２の一方端部に
は、電線に装着された防水栓４が嵌着されて、貫通して
いる各電気配線の密封化がなされていた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】以上のように構成され
る従来技術のコネクタ１は、端子６の近傍を点検、保守
するためにハウジング２のフード部2a内に圧入されたフ
ロントホルダ３を可成り大きな力で取り外す必要があ
り、そのために、図６に示したように、端子固定用フロ
ントホルダ３の前面壁部10から挿入案内片14を突設さ
せ、略Ｌ字状の断面を有する引き出し具16の係止ヘッド
17が係合可能な開口部15が穿設されていた。しかしなが
ら、開口部15はハウジング２のフード部2aの内壁面に向
けて開口されているので、フロントホルダ２を引き出す
時、係止ヘッド17の先端部が開口部15を通してフード部
2aの内壁面に当接し、矢印Ａ方向への引出しに伴い内壁
面を引っ掻き易く、その掻き傷が雌型端子コネクタ（図
示せず）の円滑な挿入、連結を妨げるトラブルの要因に
なっていた。
る従来技術のコネクタ１は、端子６の近傍を点検、保守
するためにハウジング２のフード部2a内に圧入されたフ
ロントホルダ３を可成り大きな力で取り外す必要があ
り、そのために、図６に示したように、端子固定用フロ
ントホルダ３の前面壁部10から挿入案内片14を突設さ
せ、略Ｌ字状の断面を有する引き出し具16の係止ヘッド
17が係合可能な開口部15が穿設されていた。しかしなが
ら、開口部15はハウジング２のフード部2aの内壁面に向
けて開口されているので、フロントホルダ２を引き出す
時、係止ヘッド17の先端部が開口部15を通してフード部
2aの内壁面に当接し、矢印Ａ方向への引出しに伴い内壁
面を引っ掻き易く、その掻き傷が雌型端子コネクタ（図
示せず）の円滑な挿入、連結を妨げるトラブルの要因に
なっていた。
【０００６】このトラブル対策として、図７に示したよ
うに、挿入案内片14の貫通を廃し、その上面に浅い長溝
18を刻設することが提案されたが、浅溝のため係止ヘッ
ド17が外れ易くフード部2aの内壁面に引っ掻き傷を与え
ることが避けられなかった。
うに、挿入案内片14の貫通を廃し、その上面に浅い長溝
18を刻設することが提案されたが、浅溝のため係止ヘッ
ド17が外れ易くフード部2aの内壁面に引っ掻き傷を与え
ることが避けられなかった。
【０００７】本発明は、前述した従来コネクタ装置の問
題点を解消し、一層円滑にフロントホルダを引き出すこ
とが可能なコネクタ装置を提供すること目的とするもの
である。
題点を解消し、一層円滑にフロントホルダを引き出すこ
とが可能なコネクタ装置を提供すること目的とするもの
である。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
ハウジングの端子収容室内に端子を挿入し、端子固定用
フロントホルダをハウジングの前端部側より前記端子収
容室に嵌着して成るコネクタ装置において、前記端子固
定用フロントホルダが、引き出し部と前面壁部から内方
向に向けて突設する引き出し案内部を有し、一方、前記
前面壁部に治具挿入用の開口部を穿設して成ることを特
徴とするコネクタ装置によって達成される。
ハウジングの端子収容室内に端子を挿入し、端子固定用
フロントホルダをハウジングの前端部側より前記端子収
容室に嵌着して成るコネクタ装置において、前記端子固
定用フロントホルダが、引き出し部と前面壁部から内方
向に向けて突設する引き出し案内部を有し、一方、前記
前面壁部に治具挿入用の開口部を穿設して成ることを特
徴とするコネクタ装置によって達成される。
【０００９】さらに、本発明の目的は、前記引き出し部
が、前記前面壁部と、前記前面壁部から前記引き出し案
内部の同一軸線に沿って内方向に向けて突設するスペー
サ部の背面部間に形成されていることを特徴とするコネ
クタ装置によって達成される。
が、前記前面壁部と、前記前面壁部から前記引き出し案
内部の同一軸線に沿って内方向に向けて突設するスペー
サ部の背面部間に形成されていることを特徴とするコネ
クタ装置によって達成される。
【００１０】さらに、本発明の目的は、前記スペーサ
部、前面壁部及び引き出し案内部によって画成される内
部空間が、引出し具の係止ヘッドを引き出し状態下で完
全に包囲可能に構成されていることを特徴とするコネク
タ装置によって達成される。
部、前面壁部及び引き出し案内部によって画成される内
部空間が、引出し具の係止ヘッドを引き出し状態下で完
全に包囲可能に構成されていることを特徴とするコネク
タ装置によって達成される。
【００１１】さらに、本発明の目的は、前記引き出し案
内部が、前記スペーサ部の長さと略同等に延長して成る
ことを特徴とするコネクタ装置によって達成される。
内部が、前記スペーサ部の長さと略同等に延長して成る
ことを特徴とするコネクタ装置によって達成される。
【００１２】本発明のコネクタ装置は、ハウジングの端
子収容室内に端子を挿入し、端子固定用フロントホルダ
をハウジングの前端部側より前記端子収容室に嵌着して
成るコネクタ装置において、前記端子固定用フロントホ
ルダが、引き出し部と前面壁部から内方向に向けて突設
する引き出し案内部を有し、一方、前記前面壁部に治具
挿入用の開口部を穿設して成るので、引出し部と引き出
し案内部が前面壁部を介してフロントホルダ全体をハウ
ジングのフード部内壁面に平行して円滑に引出し案内す
る。
子収容室内に端子を挿入し、端子固定用フロントホルダ
をハウジングの前端部側より前記端子収容室に嵌着して
成るコネクタ装置において、前記端子固定用フロントホ
ルダが、引き出し部と前面壁部から内方向に向けて突設
する引き出し案内部を有し、一方、前記前面壁部に治具
挿入用の開口部を穿設して成るので、引出し部と引き出
し案内部が前面壁部を介してフロントホルダ全体をハウ
ジングのフード部内壁面に平行して円滑に引出し案内す
る。
【００１３】さらに、本発明のコネクタ装置は、前記引
き出し部が、前記前面壁部と、前記前面壁部から前記引
き出し案内部の同一軸線に沿って内方向に向けて突設す
るスペーサ部の背面部間に形成されているので、引き出
し具の係止ヘッドがフード部内壁面に接触せずに引き出
し部に確実に係合する。
き出し部が、前記前面壁部と、前記前面壁部から前記引
き出し案内部の同一軸線に沿って内方向に向けて突設す
るスペーサ部の背面部間に形成されているので、引き出
し具の係止ヘッドがフード部内壁面に接触せずに引き出
し部に確実に係合する。
【００１４】さらに、本発明のコネクタ装置は、前記ス
ペーサ部、前面壁部及び引き出し案内部によって画成さ
れる内部空間が、引き出し具の係止ヘッドを引き出し状
態下で完全に包囲可能に構成されているので、引き出し
具の挿脱操作に伴うフード部内壁面の引っ掻き傷の発生
が抑制される。
ペーサ部、前面壁部及び引き出し案内部によって画成さ
れる内部空間が、引き出し具の係止ヘッドを引き出し状
態下で完全に包囲可能に構成されているので、引き出し
具の挿脱操作に伴うフード部内壁面の引っ掻き傷の発生
が抑制される。
【００１５】さらに、本発明のコネクタ装置は、前記引
き出し案内部が、前記スペーサ部の長さと略同等に延長
して成るので、さらに引き出し具の係止ヘッドによるフ
ード部内壁面の引っ掻き傷の発生が効果的に抑制される
と共に、フロントホルダの引き出しの際に、フード部内
でフロントホルダが傾斜してその引き出しが不円滑とな
ることもない。
き出し案内部が、前記スペーサ部の長さと略同等に延長
して成るので、さらに引き出し具の係止ヘッドによるフ
ード部内壁面の引っ掻き傷の発生が効果的に抑制される
と共に、フロントホルダの引き出しの際に、フード部内
でフロントホルダが傾斜してその引き出しが不円滑とな
ることもない。
【００１６】
【発明の実施の形態】本発明のコネクタ装置の一実施態
様について、添付した図面に基づき以下に詳述する。本
発明のコネクタ装置は、フロントホルダを除き、前述し
た従来コネクタ装置と同等の構成を採るものである。即
ち、図１及び図２に示したように、コネクタ１は、合成
樹脂を射出成形して成るハウジング２、防水栓４及び電
気配線に接続された複数本の雄型端子６を具備して成っ
ている。ハウジング２は、雄型端子６の電気接続部6aを
保護するフード部2aを有し、その内部が複数本の雄型端
子６の電気接続部6aを夫々隔離させて挿着可能な複数個
の端子収容室７が透設されている。さらに、該端子収容
室７には雄型端子６の胴部に設けた凹部８に係合可能な
突起を有して成るランス９が設けられている。ハウジン
グ２の端子挿入方向端部には、電線に装着された防水栓
４が嵌着されていて各電気配線の密封化がなされてい
る。
様について、添付した図面に基づき以下に詳述する。本
発明のコネクタ装置は、フロントホルダを除き、前述し
た従来コネクタ装置と同等の構成を採るものである。即
ち、図１及び図２に示したように、コネクタ１は、合成
樹脂を射出成形して成るハウジング２、防水栓４及び電
気配線に接続された複数本の雄型端子６を具備して成っ
ている。ハウジング２は、雄型端子６の電気接続部6aを
保護するフード部2aを有し、その内部が複数本の雄型端
子６の電気接続部6aを夫々隔離させて挿着可能な複数個
の端子収容室７が透設されている。さらに、該端子収容
室７には雄型端子６の胴部に設けた凹部８に係合可能な
突起を有して成るランス９が設けられている。ハウジン
グ２の端子挿入方向端部には、電線に装着された防水栓
４が嵌着されていて各電気配線の密封化がなされてい
る。
【００１７】一方、本発明のフロントホルダ20も、従来
のフロントホルダ３と同様にハウジング２の前端部とな
るフード部2aから挿入されて、雄型端子６の電気接続部
6aが前面壁部10に透設した複数個の孔11を貫通する一
方、前面壁部10から突設した複数本のスペーサ部12がハ
ウジング２内の端子収容室７に隣接して刻設されたラン
ス９の撓み空間である溝13内に嵌入されている。溝13内
に嵌入されたスペーサ部12によりランス９の撓みが規制
されて、ランス９が雄型端子６の凹部８に係合した状態
でランス９を完全に固定化する。
のフロントホルダ３と同様にハウジング２の前端部とな
るフード部2aから挿入されて、雄型端子６の電気接続部
6aが前面壁部10に透設した複数個の孔11を貫通する一
方、前面壁部10から突設した複数本のスペーサ部12がハ
ウジング２内の端子収容室７に隣接して刻設されたラン
ス９の撓み空間である溝13内に嵌入されている。溝13内
に嵌入されたスペーサ部12によりランス９の撓みが規制
されて、ランス９が雄型端子６の凹部８に係合した状態
でランス９を完全に固定化する。
【００１８】さらに、前記雄端子コネクタ１のフロント
ホルダ２が、挿入案内片14と引き出し案内片22を夫々前
面壁部10から同一軸線に沿って内、外方向に向けて突設
する一方、前記軸線に沿って前面壁部10に開口部23を穿
設して成ることを特徴としている。なお、開口部23は、
係止ヘッド17全体が貫通可能なように大きく開口した部
分と、該部分に隣接して若干低く開口して前面壁部10と
係止ヘッド17との係合を可能にする引き出し部21によっ
て、その上縁に段差を付けた状態に形成されている。
ホルダ２が、挿入案内片14と引き出し案内片22を夫々前
面壁部10から同一軸線に沿って内、外方向に向けて突設
する一方、前記軸線に沿って前面壁部10に開口部23を穿
設して成ることを特徴としている。なお、開口部23は、
係止ヘッド17全体が貫通可能なように大きく開口した部
分と、該部分に隣接して若干低く開口して前面壁部10と
係止ヘッド17との係合を可能にする引き出し部21によっ
て、その上縁に段差を付けた状態に形成されている。
【００１９】さらに、本発明のフロントホルダ20は、図
３に示したように、スペーサ部12の背面部12a 、前面壁
部10及び引き出し案内片22によって画成される内部空間
24を、引き出し案内片22の突出長さをスペーサ部12の突
出長さまで略同等に揃えることにより拡大化して、引き
出し部21に係合する引出し具16の係止ヘッド17を引出し
状態下で完全に包囲可能に構成することも可能である。
なお、引き出し案内片22を延長する場合、補強リブ25を
付加して引き出し時の撓み防止を図ることが好ましい。
３に示したように、スペーサ部12の背面部12a 、前面壁
部10及び引き出し案内片22によって画成される内部空間
24を、引き出し案内片22の突出長さをスペーサ部12の突
出長さまで略同等に揃えることにより拡大化して、引き
出し部21に係合する引出し具16の係止ヘッド17を引出し
状態下で完全に包囲可能に構成することも可能である。
なお、引き出し案内片22を延長する場合、補強リブ25を
付加して引き出し時の撓み防止を図ることが好ましい。
【００２０】また、本発明のコネクタ装置は、図４に示
したように、図１及び図３に示したコネクタ１の防水栓
４に代わりマットシール31及びマットシールカバー32を
挿着して成るコネクタ30においても前述したフロントホ
ルダ20を適用することが可能である。さらに、フロント
ホルダの形状は上記実施形態に限定されるものではな
く、スペーサ部に変えて端子に直接係合する係合片の構
成としてもよい。
したように、図１及び図３に示したコネクタ１の防水栓
４に代わりマットシール31及びマットシールカバー32を
挿着して成るコネクタ30においても前述したフロントホ
ルダ20を適用することが可能である。さらに、フロント
ホルダの形状は上記実施形態に限定されるものではな
く、スペーサ部に変えて端子に直接係合する係合片の構
成としてもよい。
【００２１】
【発明の効果】以上のように構成される本発明のコネク
タ装置において、ハウジング２の端子収容室７内に端子
６を挿入し、端子固定用フロントホルダ20をハウジング
２の前端部側より前記端子収容室７に嵌着して成るコネ
クタ装置において、前記端子固定用フロントホルダ20
が、引き出し部21と前面壁部10から内方向に向けて突設
する引き出し案内部22を有し、一方、前記前面壁部10に
治具挿入用の開口部23を穿設して成るので、引出し部21
と引き出し案内部22が前面壁部10を介してフロントホル
ダ20全体をハウジング２のフード部2a内壁面に平行する
ように且つ円滑に引出し案内して、コネクタの連結操作
に有害なフード部2a内壁面の擦り傷発生を効果的に抑制
することが可能になった。
タ装置において、ハウジング２の端子収容室７内に端子
６を挿入し、端子固定用フロントホルダ20をハウジング
２の前端部側より前記端子収容室７に嵌着して成るコネ
クタ装置において、前記端子固定用フロントホルダ20
が、引き出し部21と前面壁部10から内方向に向けて突設
する引き出し案内部22を有し、一方、前記前面壁部10に
治具挿入用の開口部23を穿設して成るので、引出し部21
と引き出し案内部22が前面壁部10を介してフロントホル
ダ20全体をハウジング２のフード部2a内壁面に平行する
ように且つ円滑に引出し案内して、コネクタの連結操作
に有害なフード部2a内壁面の擦り傷発生を効果的に抑制
することが可能になった。
【００２２】特に、本発明のコネクタ装置は、前記引き
出し部21が、前記前面壁部10と、前記前面壁部10から前
記引き出し案内部22の同一軸線に沿って内方向に向けて
突設するスペーサ部12の背面部12a 間に形成さいている
ので、引き出し具16の係止ヘッド17がフード部2a内壁面
に接触せずに引き出し部21に確実に係合することが可能
になった。
出し部21が、前記前面壁部10と、前記前面壁部10から前
記引き出し案内部22の同一軸線に沿って内方向に向けて
突設するスペーサ部12の背面部12a 間に形成さいている
ので、引き出し具16の係止ヘッド17がフード部2a内壁面
に接触せずに引き出し部21に確実に係合することが可能
になった。
【００２３】さらに、本発明のコネクタ装置は、前記ス
ペーサ部12、前面壁部10及び引き出し案内部22によって
画成される内部空間24が、引き出し具16の係止ヘッド17
を引き出し状態下で完全に包囲可能に構成されているの
で、引き出し具16の挿脱操作に伴うフード部2a内壁面の
引っ掻き傷の発生を一層効果的に抑制することが可能に
なった。
ペーサ部12、前面壁部10及び引き出し案内部22によって
画成される内部空間24が、引き出し具16の係止ヘッド17
を引き出し状態下で完全に包囲可能に構成されているの
で、引き出し具16の挿脱操作に伴うフード部2a内壁面の
引っ掻き傷の発生を一層効果的に抑制することが可能に
なった。
【００２４】さらに、本発明のコネクタ装置は、前記引
き出し案内部22が、前記スペーサ部12の長さと略同等に
延長して成るので、さらに引き出し具16の係止ヘッド17
を包囲する内部空間が拡大化され、延長された引き出し
案内片22の平行案内機能が増すとともに、係止ヘッド17
によるフード部2a内壁面の引っ掻き傷の発生を効果的に
抑制することが可能になり、フロントホルダの引き出し
の際に、フード部内でフロントホルダが傾斜して、その
引き出しが不円滑になることもない。なお、前面壁部10
に穿設した上縁段差付きの開口部23に代わり、挿入案内
片14及び引き出し案内片22の上面に引出し具16の挿入溝
を延在させ、開口部23の上縁を同一高さに揃えるように
変更することも可能である。
き出し案内部22が、前記スペーサ部12の長さと略同等に
延長して成るので、さらに引き出し具16の係止ヘッド17
を包囲する内部空間が拡大化され、延長された引き出し
案内片22の平行案内機能が増すとともに、係止ヘッド17
によるフード部2a内壁面の引っ掻き傷の発生を効果的に
抑制することが可能になり、フロントホルダの引き出し
の際に、フード部内でフロントホルダが傾斜して、その
引き出しが不円滑になることもない。なお、前面壁部10
に穿設した上縁段差付きの開口部23に代わり、挿入案内
片14及び引き出し案内片22の上面に引出し具16の挿入溝
を延在させ、開口部23の上縁を同一高さに揃えるように
変更することも可能である。
【図１】本発明コネクタ装置の雄型端子を有するコネク
タの縦断面図である。
タの縦断面図である。
【図２】本発明のコネクタにおけるフロントホルダの前
方面の斜視図である。
方面の斜視図である。
【図３】本発明のコネクタの変更例を示した縦断面図で
ある。
ある。
【図４】本発明のコネクタの他の変更例を示す縦断面図
である。
である。
【図５】従来のコネクタにおけるフロントホルダの前方
面を示す斜視図である。
面を示す斜視図である。
【図６】従来コネクタ装置の雄型端子を有するコネクタ
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図７】従来コネクタ装置の雄型端子を有する他のコネ
クタの縦断面図である。
クタの縦断面図である。
１ コネクタ ２ ハウジング 2a フード部 ３ フロントホルダ ４ 防水栓 ６ 端子 6a 電気接続部 ７ 端子収納室 ８ 凹部 ９ ランス 10 前面壁部 11 孔 12 スペーサ部 12a 背面部 13 溝 14 挿入案内片 16 引き出し具 17 係止ヘッド 20 フロントホルダ 21 引き出し部 22 引き出し案内部 23 開口部 24 内部空間 30 コネクタ 31 マットシール 32 マットシールカバー Ａ 引き出し方向
Claims (4)
- 【請求項１】 ハウジングの端子収容室内に端子を挿入
し、端子固定用フロントホルダをハウジングの前端部側
より前記端子収容室に嵌着して成るコネクタ装置におい
て、 前記端子固定用フロントホルダが、引き出し部と前面壁
部から内方向に向けて突設する引き出し案内部を有し、
一方、前記前面壁部に治具挿入用の開口部を穿設して成
ることを特徴とするコネクタ装置。 - 【請求項２】 前記引き出し部が、前記前面壁部と、前
記前面壁部から前記引き出し案内部の同一軸線に沿って
内方向に向けて突設するスペーサ部の背面部間に形成さ
れていることを特徴とする請求項１に記載のコネクタ装
置。 - 【請求項３】 前記スペーサ部、前面壁部及び案内部に
よって画成される内部空間が、引出し具の係止ヘッドを
引き出し状態下で完全に包囲可能に構成されていること
を特徴とする請求項２に記載のコネクタ装置。 - 【請求項４】 前記引き出し案内部が、前記スペーサ部
の長さと略同等に延長して成ることを特徴とする請求項
２又は請求項３に記載のコネクタ装置。
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