JP2001052794A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2001052794A
JP2001052794A JP11210820A JP21082099A JP2001052794A JP 2001052794 A JP2001052794 A JP 2001052794A JP 11210820 A JP11210820 A JP 11210820A JP 21082099 A JP21082099 A JP 21082099A JP 2001052794 A JP2001052794 A JP 2001052794A
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lance
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hole
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Masahiro Yamamoto
昌宏 山本
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Thomas and Betts Corp
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/20Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for assembling or disassembling contact members with insulating base, case or sleeve
    • H01R43/22Hand tools
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/40Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
    • H01R13/42Securing in a demountable manner
    • H01R13/422Securing in resilient one-piece base or case, e.g. by friction; One-piece base or case formed with resilient locking means
    • H01R13/4223Securing in resilient one-piece base or case, e.g. by friction; One-piece base or case formed with resilient locking means comprising integral flexible contact retaining fingers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本願発明に係るコネクタは、ハウジング内に端
子を係止するためのランスとこれに接触する端子の形状
を工夫することにより、端子の離脱を容易にする。 【解決手段】端子を収納するための収納孔をハウジング
内に設け、この収納孔に挿入された端子と係合して端子
を係止するためのランスを前記収納孔内に設けたコネク
タ。前記ランスと端子とが暫定的な係止状態にあると
き、端子にこの端子の挿入方向とは反対方向から所定の
外力を与えると端子が前記ランスから離脱するように、
端子がランスと接触する部位に曲面部を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、ハウジング内に収納
した端子の離脱を容易にしたコネクタに関し、更に詳し
くは、ハウジング内に端子を係止するためのランスとこ
れに接触する端子の形状を工夫することにより、端子の
離脱を容易にしたコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のコネクタは、図12に示
すように、ハウジング10内に、端子1を収納するため
の収納孔12を設けるとともに、この収納孔内に、挿入
された端子と係合してこの端子を係止(一次係止)する
ために一対のランス11‘を設ける。一次係止では、ラ
ンスの先端に設けた段部を端子の背部に係合することに
より暫定的に端子を係止する(図12の状態)。このと
き、端子の挿入位置及び方向が正常であることが確認さ
れると、別個の手段により、二次係止、即ち最終的な係
止状態にする。
【0003】この従来のコネクタでは、一次係止状態に
あるとき、端子をランスから外す場合に、図12に示す
ように、端子を引き抜くための工具20‘を、端子の挿
入方向とは逆の方向から、ランスと端子との係合部位に
挿入し、この工具でランスを図に示す矢印方向にこじる
ことによって、端子をランスから解除していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この場合、ハウジング
内部にまで引き抜き工具が挿入するので、端子収納孔内
にそのためのスペースを設けることが必要となる。その
ため、隣接する端子間に相応のピッチ幅を必要とし、端
子の数が多いとコネクタのサイズが大きくなる。即ち、
多数の端子を持った高密度化で小型のコネクタを実現す
ることが困難であった。
【0005】また、一次係止の際に、端子の挿入具合に
不具合があると、端子を収納孔から離脱する必要がある
が、上記従来の離脱方法は手間がかかり作業性を悪化さ
せ、また引き抜き工具でコンタクト(接触バネ)にダメ
ージを与えることも多かった。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、上記の要請を充
たすべく、本発明は、端子を収納するための収納孔をハ
ウジング内に設け、この収納孔に挿入された端子と係合
して当該端子を係止するためのランスを該収納孔内に設
けたコネクタであって、前記ランスと端子とが暫定的な
係止状態にあるとき、この端子に端子の挿入方向とは反
対方向から所定の外力を与えると該端子が前記ランスか
ら離脱するように、当該端子がランスと接触する部位に
曲面部を設けたことを特徴とするコネクタを提供する。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す。図示実施例
のコネクタでは、端子1をハウジング10内に設けた収
納孔12に端子を収納する。端子としては、線材2を終
端するリセプタクルタイプのコンタクト(雌型)を例示
する。なお、図示していないが、この端子(雌型)に
は、雄型のコンタクト(丸ピン)を、端子(雌型)の挿
入方向と反対側から挿入し、相互に接続する。
【0008】収納孔内には、挿入された端子と係合して
該端子を係止するためにランス11を設ける。図示実施
例では、一対のランスを設けるが、ランスの数は限定さ
れない。一本の場合もあり得る。
【0009】端子の挿入方向は、図1の下方から上方に
向けた方向である。納孔内に挿入された端子は、その背
面(括れ部分)でランスの先端と係止する。ランスの先
端部の形状の詳細を図2に示す。図示の状態では、ラン
スは端子と一次係止の状態にあり、端子の背部に設けた
曲面部(R部分)に接触している。図示実施例では、ラ
ンスの先端部は、図12に示す従来例とは異なり段部を
設けず、先端部内側のコーナ部分に面取り11Aを施し
てある。なお、スプリングとしてのランスの形状は限定
されず、端子をハウジング内に挿入したときに、弾性的
に端子を通過することができればよい。
【0010】この状態で、端子の挿入位置及び方向が正
常であることが確認されると、二次係止状態(ファイナ
ルロック)に移る。二次係止手段としては、例えば特開
平9−115584に開示するコネクタに使用されてい
る保持プレートがある。この保持プレートは、プレート
本体に設けた通孔に、線材を終端した端子を貫通させ、
その後、当該プレート本体を、線材の挿入方向と交差す
る方向にスライドさせることにより、当該通孔が線材の
端子に係合し、線材がコネクタから抜けるのを規制した
ものである。
【0011】一次係止状態で、端子の挿入位置及び方向
に不具合があると、端子の挿入方向とは反対方向から所
定の外力を与える(これは例えば後述する工具により可
能)ことにより、端子をランスから離脱させることがで
きる。ランスを端子から外すためには、端子に加える外
力が、端子との接触角、ランスの形状、材質または剛性
等に応じて定まるランスの保持力を越える必要がある。
一次係止状態で端子に外力を加えると、ランスは端子の
曲面部を滑動し(接触角が変動する)、ランスが端子か
ら外れる直前で接触角が最小となり、これを越えるとラ
ンスと端子は離脱する。
【0012】図3は、ランス形状、材質等を一定にした
場合に、ランスの保持力と接触角との関係を示す。な
お、図示の縦軸は係数で表示されている。今、接触角を
α、ランス(図示実施例では一対のランスを設けている
が、便宜上片方のランスだけを考える)のバネに基づく
保持力をP、図3の縦軸に示された係数をK、端子(金
属)のランス(プラスチック)に対する摩擦係数をμ、
その角度表現をρとすると、端子に加える外力Fは、下
記の式から求めることができる。なお、ランスの保持力
及び外力の方向は図2に基づく。 F=PK=Ptan(α+ρ), ρ=tan -1μ
【0013】図1において、20は、端子に外力を与え
て端子をランスから離脱させるための工具を示す。図示
実施例の場合、端子はリセプタクルコンタクトであるの
で、ハウジングには、雄型のコンタクトを、端子(雌
型)の挿入方向と反対側から該端子に挿入するための通
孔を設けてある。端子に外力を与えるための工具は、こ
の通孔13から挿入すればよい。
【0014】図4は、本発明の第2の実施例であって、
丸型端子(端子本体は筒状のリセプタクルコンタクト、
先端部にフェルールを形成)を丸型の工具を用いて押す
ことにより端子をランス(図示せず)から離脱させる場
合を示す。
【0015】図4の実施例の場合、工具が端子に接触し
て押す面積が小さく、工具が端子に充分接触しないまま
端子を押し込むと、端子の接触部に不要な力が加わり、
端子を損傷することが考えられる。
【0016】図5乃至図7は本発明の第3の実施例であ
って、丸型端子に平型工具を用いる場合を示す。図5は
縦断面図、図6は側面図(工具は除く)及び図7は横断
面図である。また図8乃至図10は本発明の第4の実施
例の実施例であって、角形の端子に平型の工具を用いる
場合を示す。図5は縦断面図、図6は側面図及び図7は
横断面図である。これらの実施例では、工具が端子を押
す面積が充分得られ、工具を押し込んだときに端子を損
傷する不都合を除くことができる。なお、図8は、第3
の実施例に用いる工具20の例を示す。工具としては、
他に例えばマイナスのドライバー等も使用することが可
能である。
【0017】図5は乃至図7に示す第3の実施例では、
前記工具を受け入れるための一対の溝13Aを、端子を
収納する収納孔12の開口部13の相対向する内壁面に
それぞれ設ける。図5及び図7は、工具を溝13Aに挿
入した状態を示す。なお、図6において、端子収納孔の
開口部の内側の円は端子(リセプタクルコンタクト)の
内径(フェルールの内径)を示し、開口部の外側の破線
は端子の外径を示す。また図4及び図5において、13
Bは、開口部の一部であって端子に挿入して接続される
雄型のピン(丸型)を通すための通孔を示し、13bは
その通孔の内壁面を示す。
【0018】図9は乃至図11に示す第4の実施例で
は、端子の断面形状が角形であり、端子収納孔及びその
開口部の断面形状が角形である他は、第3の実施例と同
様に、前記工具を受け入れるための溝13Aを、端子を
収納する収納孔12の開口部13の相対向する内壁面に
それぞれ設ける。
【0019】
【効果】本発明に係るコネクタは、端子がランスと接触
する部位に曲面部を設けてあるから、ランスが端子の曲
面部で接触した暫定的な係止状態にあるとき、この端子
に所定の外力を与えると端子がランスから離脱する。端
子をランスから離脱するためには、例えばドライバーの
ような工具を、端子の先端部の近傍に設けた開口部から
挿入して、端子本体を単に押すだけでよく、従来のよう
に、端子収納孔内に工具を挿入するためのスペースを設
ける必要はない。従って、隣接する端子間の距離(ピッ
チ幅)を短くすることができ、多数の端子を持った高密
度化で小型のコネクタを提供することができる。また、
本発明のコネクタは、工具をハウジング内部にまで挿入
してランスをこじる必要もないので、端子を離脱させる
ための作業を容易に効率的に行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコネクタの第1の実施例を示す縦
断面図である。
【図2】第1の実施例の要部の拡大図である。
【図3】ランスの保持力と接触角との関係を示すグラフ
である。
【図4】本発明の第2の実施例の一部を示す縦断面図で
ある。
【図5】本発明の第3の実施例の一部を示す縦断面図で
ある。
【図6】図4に示す第3の実施例の側面図である。
【図7】図4に示す第3の実施例の横断面図である。
【図8】第3の実施例に使用する工具を示す斜視図であ
る。
【図9】本発明の第4の実施例の一部を示す縦断面図で
ある。
【図10】図9に示す第4の実施例の側面図である。
【図11】図9に示す第4の実施例の横断面図である。
【図12】従来のコネクタの一例を示す縦断面図であ
る。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月28日(1999.12.
28)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】図1において、20は、端子に外力を与え
て端子をランスから離脱させるための工具を示す。図示
実施例の場合、端子はリセプタクルコンタクトであるの
で、ハウジングには、雄型のコンタクトを、端子(雌
型)の挿入方向と反対側から該端子に挿入するための開
口部13を設けてある。端子に外力を与えるための工具
は、この開口部から挿入すればよい。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】図5乃至図7は本発明の第3の実施例であ
って、丸型端子に平型工具を用いる場合を示す。図5は
縦断面図、図6は側面図(工具は除く)及び図7は横断
面図である。また図9乃至図11は本発明の第4の実施
例の実施例であって、角形の端子に平型の工具を用いる
場合を示す。図9は縦断面図、図10は側面図及び図1
1は横断面図である。これらの実施例では、工具が端子
を押す面積が充分得られ、工具を押し込んだときに端子
を損傷する不都合を除くことができる。なお、図8は、
第3の実施例に用いる工具20の例を示す。工具として
は、他に例えばマイナスのドライバー等も使用すること
が可能である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】図5は乃至図7に示す第3の実施例では、
前記工具を受け入れるための一対の溝13Aを、端子を
収納する収納孔12の開口部13の相対向する内壁面に
それぞれ設ける。図5及び図7は、工具を溝13Aに挿
入した状態を示す。なお、図6において、端子収納孔の
開口部の内側の円は端子(リセプタクルコンタクト)の
内径(フェルールの内径)を示し、開口部の外側の破線
は端子の外径を示す。また図6において、13Bは、開
口部の一部であって端子に挿入して接続される雄型のピ
ン(丸型)を通すための通孔を示し、13bはその通孔
の内壁面を示す。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年10月11日(2000.10.
11)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子1を収納するための収納孔12をハ
    ウジング10内に設け、該収納孔に挿入された端子と係
    合して該端子を係止するためのランス11を前記収納孔
    内に設けたコネクタであって、前記ランスと端子とが暫
    定的な係止状態にあるとき、該端子に該端子の挿入方向
    とは反対方向から所定の外力を与えると該端子が前記ラ
    ンスから離脱するように、該端子がランスと接触する部
    位に曲面部1Aを設けたことを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のコネクタにおいて、前記
    ランスは、その先端部に、前記端子の曲面部と部分的に
    接触する接触面を有することを特徴とするコネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2のいずれかに記載のコネ
    クタにおいて、前記所定の外力は、前記ランスと端子と
    の接触角、ランスの形状、材質または剛性等によって決
    定されることを特徴とするコネクタ。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかに記載のコネク
    タにおいて、前記ハウジングには、前記収納孔に収納さ
    れた端子の先端部に、適宜の工具20を介して外力を与
    えることのできるように、通孔13を設けたことを特徴
    とするコネクタ。
  5. 【請求項5】請求項4に記載のコネクタにおいて、通孔
    13は、前記工具と係合し、これを受け入れるために、
    更に、溝13Aを、端子を収納する収納孔の開口部13
    Bの内壁面に設けたことを特徴とするコネクタ。
JP11210820A 1999-07-26 1999-07-26 コネクタ Pending JP2001052794A (ja)

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CA002314241A CA2314241C (en) 1999-07-26 2000-07-19 Connector
DE60023999T DE60023999T2 (de) 1999-07-26 2000-07-21 Elektrischer Steckverbinder
AT00306210T ATE310324T1 (de) 1999-07-26 2000-07-21 Elektrischer steckverbinder
EP00306210A EP1073154B1 (en) 1999-07-26 2000-07-21 Connector
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CA (1) CA2314241C (ja)
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