JP3173553B2 - L字型コネクタプラグ - Google Patents

L字型コネクタプラグ

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JP3173553B2
JP3173553B2 JP22170794A JP22170794A JP3173553B2 JP 3173553 B2 JP3173553 B2 JP 3173553B2 JP 22170794 A JP22170794 A JP 22170794A JP 22170794 A JP22170794 A JP 22170794A JP 3173553 B2 JP3173553 B2 JP 3173553B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はロック解除用押釦の位
置に対してケーブルの引出方向を自由に変更することが
できるL字型コネクタプラグに関する。
【0002】
【従来の技術】図7に従来のL字型コネクタプラグの構
造を示す。図中1は金属カバー、2はこの金属カバー1
の中空部に係止された絶縁ボティ、3はこの絶縁ボディ
2に支持された雄コンタクト、4は金属カバー1の後端
部で折曲られてケーブル5の引出方向に延長したケーブ
ル連結片、6はこのケーブル連結片4とケーブル5を締
付けてケーブル5と筒状金属カバー1とを機械的に結合
するケーブルクランプ、7は金属カバー1の後半部とケ
ーブル連結片4を覆う絶縁キャップを示す。
【0003】図8に従来の金属カバー1の構造を示す。
従来の金属カバー1はケーブル連結片4を1体構造で打
抜き形成し、このケーブル連結片4をケーブル引出方向
に折曲げることにより、金属カバー1の後端側を閉塞
し、金属カバー1の後方の開口部分を電気的に遮蔽する
と共に、その延長端部にケーブル5をケーブルクランプ
6によって連結し、ケーブル5と金属カバー1とを機械
的に1体化している。尚、金属カバー1の前端部分には
突き出しによって形成した差し込みの向を規定するため
の突起1Aと1B(図8参照)が設けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の金属カバー1は
ケーブル連結片4を1体構造で形成したから、プラグの
差し込みの向に対してケーブル5の引出方向を変更する
には、ケーブル5の引出方向の違いに対応して金属カバ
ー1を作らなければならない。このため部品の種類が多
くなってしまい、製造コストの低減に支障を生じる不都
合がある。
【0005】ここでプラグの差し込みの向の違いに応じ
てケーブルの引出方向を変えなくてはならない理由につ
いて説明する。プラグの差し込みの向の違いに応じてケ
ーブルの引出方向を変えなくてはならない理由の一つに
プラグのロック機構の構造の違いがある。この種の多極
コネクタプラグのロック機構としては図7及び図8に示
す構造のものと、図10に示す押釦10によってロック
を解除する構造のものがある。
【0006】図7及び図8に示したロック機構は、金属
カバー1に形成した舌片8と、この舌片8の遊端側に形
成した突起9と、金属カバー1の周面に形成した長孔1
Cを通じて舌片8の裏側に配置されて摺動する可動片1
1と、この可動片11の後端部に形成され、長孔1Cか
ら金属カバー1の外周に突出して配置される係合部11
Aと、係合部11Aに係合して可動片11を前方に偏倚
させるバネ12(図7参照)と、金属カバー1の外周面
に摺動自在に係合し、可動片11から突出した係合部1
1Aに係合して可動片11をバネ12の偏倚力に抗して
後方に移動させるロック解除操作子13とによって構成
される。
【0007】このロック機構によれば舌片8の遊端に突
設した突起9が相手コネクタソケットの凹部に係合して
ロックされる。このロック状態は可動子11の先端に形
成した突起11Bが舌片11の先端部分と対向して存在
することにより舌片8が内向に折れ曲ることを阻止して
ロックが外れない状態に維持する。ロックを外すにはロ
ック解除操作子13をバネ12の偏倚力に抗して後方に
移動させることにより、可動片11を後方に移動させ、
可動片11の先端に設けた突起11Bを舌片8の突起9
の位置から後方に排除することにより、舌片8の先端側
が内向に折曲り可能な状態とし、この状態でコネクタプ
ラグを引くことにより舌片8は突起9から与えられる反
力により、内側に折曲がって突起9が相手コネクタソケ
ットの凹部から外れ、プラグを引き抜くことができる。
【0008】この構造のロック機構によれば図9に示す
ように機器のケースKに取付られる姿勢に応じてケーブ
ル5の引出し方向が下向、右向、左向に変わっても金属
カバー1の構造を変える必要はない。つまりロック除去
操作がロック解除操作子13を後方に移動させる操作で
あるから、ケーブル5の引出方向が変わってもロック解
除操作に支障が生じないからである。尚、図9に示すP
はコネクタプラグを総称して示す。
【0009】然し乍ら、このロック機構は構造が複雑で
あることから、製造コストが高くなる欠点がある。これ
に対し、図10に示すロック解除用押釦10を用いてロ
ックを解除する構造のロック機構によれば図7及び図8
に示した舌片8の代りに板バネの先端に爪を外向に突出
して形成し、ソケットへの挿入時に爪に形成した傾斜面
によってソケットに設けられる凹部に爪を案内し、爪を
その凹部に係合させてロック状態にし、ロックを解除す
る場合はロック解除用押釦10を押すことにより板バネ
の先端側を内向に移動させ、爪と凹部との係合を外して
コネクタプラグを引き抜く構造とされる。ロック解除用
押釦10は絶縁キャップ7と一体に成形すればよいか
ら、構造が簡単で安価に作ることができる。然し乍らこ
の構造のロック機構を用いた場合、図9に示したプラグ
Pのケーブル引出方向を下向、右向、左向に変えた場
合、押釦10の位置が変わってしまい操作性が悪くなる
欠点が生じる。つまり、図10に示したプラグPを図9
Aに示す姿勢で機器のケースKに取付けた場合は、押釦
10はプラグPの左側面に位置することになる。この場
合には、右手の親指で押釦10を押圧操作できるから、
この位置では操作性がよい。また、図9Cに示す姿勢の
場合は押釦とが上向になるため、この場合も押釦10を
親指で押すことができるから操作性がよい。
【0010】然し乍ら特に図9Bに示す姿勢で取付けら
れた場合には、押釦10が下向となり、操作性が悪い。
つまり、押釦10を下向に取付けた場合は、押釦10の
存在に気が付かずに、プラグPを引き抜こうとするか
ら、無理な力が与えられ、相手のコネクタソケットを破
損させてしまう事故が起きる不都合がある。この不都合
を解消するためにはケーブルの引出方向によって押釦1
0の位置を変える必要がある。ロック解除用押釦10の
位置とケーブル5の引出方向の関係を変えるには、その
都度、金属カバー1を作り変えなくてはならない。
【0011】この発明の目的は共通の金属カバーの構造
によってケーブルの引出方向とロック解除用押釦10の
位置を自由に変更することができ、よってケーブルの引
出方向を、何れに採ってもロック解除用押釦の位置を最
適位置に設定することができるL字型コネクタプラグを
提供しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明では筒状の金属
カバーとケーブル連結片とを別体に形成し、ケーブル連
結片側に金属カバーとの嵌合部を設け、この嵌合部によ
って金属カバーにケーブル連結片を取付ることにより、
筒状の金属カバーに対しケーブル連結片を自由な向に取
付ることができる構造としたものである。
【0013】この発明の構成によれば共通の構造の金属
カバーとケーブル連結片とを用いてケーブルの引出方向
とロック解除用押釦の位置の組せを自由に採ることがで
きる。よって共通の部品で各種の仕様が異なるL字型コ
ネクタプラグを作ることができるためコストの低減を達
することができる。
【0014】
【実施例】図1乃至図4にこの発明の一実施例を示す。
図中1は金属カバー、2はこの金属カバー1の中空部に
係止した絶縁ボディ、3はこの絶縁ボディ2に支持され
た雄コンタクトピン、16は金属カバー1の周面に形成
した板バネ収納用長孔を示す。この板バネ収納用長孔1
6の位置に図2に示すロック機構を構成する板バネ14
を配置する。
【0015】この発明では金属カバー1とケーブル連結
片4を別体に作り、ケーブル連結片4を金属カバー1に
対して何れの方向に突出した状態にも取付ることができ
る構造としたものである。このためには、金属カバー1
の後端側に嵌合する筒状の嵌合部17と、この嵌合部1
7の一端側を塞ぐ閉塞板18と、この閉塞板18から突
出延長したケーブル連結片4とを金属カバー1とは別体
に形成し、嵌合部17を金属カバー1の後端に嵌合させ
ることにより、ケーブル連結片4を任意の方向に突出さ
せた状態で金属カバー1に取付けることができる。
【0016】尚、金属カバー1の後端側にはケーブル引
出用切欠1Dが設けられる。この切欠1Dは図5に示す
ように板バネ収納用長孔16の位置に対してケーブル5
の引出方向に各種形成される。この場合、打抜き用の金
型に交換可能な金型コマを使用することにより、金型コ
マの取付位置の変更によって切欠1Dの位置を変えるこ
とができる。従って金型を各種類用意する場合と比較し
て金型に要する費用は大幅に低減することができる。
【0017】図3にこの発明によるL字型コネクタプラ
グの押釦10を臨む面の側面図を示す。図示するように
絶縁キャップ7は前半部7Aと後半部7Bとを合体して
構成される。前半部7Aは金属カバー1を覆う筒部7C
を具備し、筒部7Cから直交する方向にケーブル被覆部
7Dが延長形成される。前半部7Aと後半部7Bは凹凸
係合手段によって係合合体され、後半部7Bによって金
属カバー1の後方部分と前半部7Aのケーブル被覆部7
Dが蓋される。ロック解除用の押釦10は絶縁キャップ
7の前半部7Bに設けた筒部7Cの周面にコ字状のスリ
ットを形成し、コ字状のスリットで囲まれて形成された
舌片部分に厚みを持たせて押釦10を形成する。図4に
断面を示す。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
共通の金型で形成した金属カバー1とケーブル連結片4
とを用いて押釦10の位置に対し、ケーブル5の引出方
向が異なるL字型コネクタプラグを作ることができる。
つまり、図5Aに示した金属カバー1を用いることによ
り図6Aに示す位置に押釦10を持つL字型コネクタプ
ラグを得ることができる。また図5Bに示す金属カバー
1を用いることにより、図6Bに示す位置に押釦10を
持つL字型コネクタプラグを得ることができる。更に図
5Cに示す金属カバー1を用いることにより、図6Cに
示す位置に押釦10を持つL字型コネクタプラグを得る
ことができる。
【0019】このように共通の部品によって各種の仕様
のL字型コネクタプラグを得ることができるから、金型
に要する費用を低減することができることと、製造上の
管理を簡素化することができる点でコストの低減を達す
ることができる実益が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す分解斜視図。
【図2】図1に示す実施例に用いるロック機構構造を説
明するための断面図。
【図3】この発明によるL字型コネクタプラグの構造を
説明するための側面図。
【図4】図3と同様の断面図。
【図5】この発明に用いる金属カバーの構造を説明する
ための平面図。
【図6】図5に示した金属カバーを用いて得られるL字
型コネクタプラグを説明するための背面図。
【図7】従来の技術を説明するための断面図。
【図8】従来の技術を説明するための分解斜視図。
【図9】L字型コネクタプラグの取付姿勢の違いを説明
するための正面図。
【図10】押釦式のロック機構を用いたL字型コネクタ
プラグの形状を説明するための背面図。
【符号の説明】
1 金属カバー 2 絶縁ボディ 3 雄コンタクトピン 4 ケーブル連結片 5 ケーブル 6 ケーブルクランプ 7 絶縁キャップ 10 ロック解除用押釦 14 バネ片 15 爪

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A.金属の筒状体によって形成され、周
    囲に軸芯方向に長手方向を持つロック機構を構成する板
    バネを収納するための長孔と、筒状体の後端側に上記長
    孔の形成位置に対しケーブルを引出すべき向に形成した
    切欠とを具備して構成した金属カバーと、 B.この金属カバーの上記ケーブル引出用切欠が形成さ
    れた部分に嵌合する嵌合部と、この嵌合部の一端側を閉
    塞する閉塞板部と、この閉塞板部から延長されケーブル
    の外被に結合されるケーブル連結片と 上記金属カバー内に係止され雄コンタクトを支持し
    た絶縁ボディと、 .上記金属カバーの後端側の外周を覆う筒部と、ケー
    ブル引出方向に延長され上記ケーブル連結片とケーブル
    クランプ部分を覆うケーブル被覆部と、上記筒部に形成
    され、上記長孔部分に収納した板バネによって形成され
    るロック機構を押圧偏倚させてロック状態を解く押釦と
    を具備した絶縁キャップと、 によって構成したことを特徴とするL字型コネクタプラ
    グ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101875272B1 (ko) * 2016-06-24 2018-07-05 박정호 유니폼

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KR101875272B1 (ko) * 2016-06-24 2018-07-05 박정호 유니폼

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