JP3131147B2 - コネクタの嵌合解除機構 - Google Patents

コネクタの嵌合解除機構

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JP3131147B2 JP08092534A JP9253496A JP3131147B2 JP 3131147 B2 JP3131147 B2 JP 3131147B2 JP 08092534 A JP08092534 A JP 08092534A JP 9253496 A JP9253496 A JP 9253496A JP 3131147 B2 JP3131147 B2 JP 3131147B2
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、完全嵌合状態にあ
るコネクタ同士の結合を簡単な操作で解除できるコネク
タの嵌合解除機構に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車には種々の安全装置が搭載されて
おり、これらを電気的に接続するコネクタにおいては特
に高い信頼性が要求される。このような要求から自動車
用ワイヤーハーネスを接続するコネクタには、半嵌合状
態を防止する構造を有したものが提案されている。
【0003】この種の半嵌合防止構造を有するコネクタ
として例えば図11に示したものが提案されている。図
11は従来の半嵌合防止構造を有した雄雌コネクタの嵌
合時の状態を示す断面図である。雄コネクタハウジング
1の上面には、前後方向(コネクタ嵌合方向)に伸びて
その両端がハウジング1に連接されて、中央部が押圧さ
れることにより下方へ弾性変形する両持梁状のロックア
ーム3を設けてある。また、ロックアーム3上面の略中
央位置には、後述するスライドロック部材13に係止す
る凸状のハウジングロック5が突設されている。
【0004】一方、雌コネクタハウジング11は、雄コ
ネクタハウジング1の挿入可能なフード状に形成してあ
る。雌コネクタハウジング11の天井面には、コネクタ
嵌合方向にスライド自在なスライドロック部材13が挿
入保持されている。スライドロック部材13は、圧縮バ
ネ15を収容可能にし、雌コネクタハウジング11内に
挿入保持された状態で、前記圧縮バネ15によりコネク
タ前方へ付勢される。また、スライドロック部材13に
は、コネクタの完全嵌合時にハウジングロック5を係止
可能にし、且つコネクタの嵌合解除時にハウジングロッ
ク5を押圧する可撓性を有した嵌合解除アーム17が設
けてある。嵌合解除アーム17の上面には押圧操作用の
離脱突起19が設けてあり、離脱突起19はコネクタの
完全嵌合時にハウジング11の天井面を一部開口させた
開口部20より外方へ突出される。
【0005】このように構成した一対のコネクタは、完
全嵌合状態においてロックアーム3のハウジングロック
5が嵌合解除アーム17の撓み空間内に係入し、ハウジ
ングロック5の後端面が嵌合解除アーム17の自由端と
対面したスライドロック部材13先端部の後面と係合す
ることで離脱不能に嵌合される。そして、半嵌合防止構
造としては、ロックアーム3の半嵌合状態での撓みを阻
止する中途嵌合防止ロックストッパー23が雌コネクタ
ハウジング11に設けてある。従って、このコネクタで
は半嵌合状態を確実に防止して高い信頼性が得られた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】処で、前記構造による
コネクタの離脱操作は、図12に示すように、先ず離脱
突起19を矢印Zで示す下方へ押圧し、嵌合解除アーム
17と当接するハウジングロック5を介してロックアー
ム3を撓ませることで、ハウジングロック5とスライド
ロック部材13先端部との係合を解除する。さらに、こ
の押圧状態を維持したまま、図13に示すように、離脱
突起19を矢印Yで示すコネクタ後方へスライド操作す
ることにより、スライドロック部材13をバネ付勢力に
抗してコネクタ後方へ移動し、ハウジングロック5上に
スライドロック部材13の先端部を位置させる。そし
て、コネクタ同士を離間方向へ互いに引き離すことで、
雄コネタクハウジング1と雌コネクタハウジング11と
の嵌合が解除できる。
【0007】しかし、このような離脱操作は、スライド
ロック部材13をスライド操作する際、離脱突起19を
押圧しながらバネ付勢力に抗してコネクタ後方へ移動す
るため、大きな操作力を有すると共に、操作性が悪く嵌
合解除動作が複雑であった。本発明は上記状況に鑑みな
されたもので、コネクタの半嵌合状態を完璧に防止する
と共に、完全嵌合状態にあるコネクタの嵌合解除作業を
容易にするコネクタの嵌合解除機構を提供し、コネクタ
の高信頼性向上を図ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るコネクタの嵌合解除機構は、一対のコネ
クタハウジングの完全嵌合状態を解除するコネクタの嵌
合解除機構であって、コネクタ嵌合方向に交差する方向
で自由端を可撓させる片持梁状に形成され、且つ側部に
中途嵌合防止用のロックサイド突起を突出させたロック
アームを一方のコネクタハウジングに設け、コネクタ嵌
合方向にスライド自在に形成され、前記一方のコネクタ
ハウジングの嵌合離脱操作に応じてスライドし、コネク
タ嵌合時に前記ロックアームが係合するスライドロック
部材を他方のコネクタハウジングに収容し、さらに、前
記一方のコネクタハウジングの離脱操作に応じて前記ロ
ックサイド突起と摺接するサイドロック解除板を前記他
方のコネクタハウジングに形成し、前記摺接時、前記ロ
ックアームが前記ロックサイド突起を前記サイドロック
解除板の下面に通過させて前記スライドロック部材との
係合を解除し、且つ撓み状態に保持されることを特徴と
する。
【0009】また、コネクタの嵌合解除機構は、前記一
対のコネクタハウジングの完全嵌合状態を解除する際、
前記ロックサイド突起と前記サイドロック解除板の対向
する側の夫々の端部を少なくとも前記ロックサイド突起
と前記サイドロック解除板との摺接を誘導するテーパ面
に形成したことを特徴とするものであってもよい。
【0010】そして、このように構成したコネクタの嵌
合解除機構では、コネクタ離脱操作に伴って一方のコネ
クタハウジングを他方のコネクタハウジングから引き抜
き操作すると、ロックアームに形成したロックサイド突
起がサイドロック解除板と係合し、且つサイドロック解
除板の下面を摺動することにより、ロックアームはスラ
イドロック部材との係合が解除された状態で撓む。そこ
で、一方のコネクタハウジングの引き抜き操作を継続す
るだけで、前記一方のコネクタハウジングは、他方のコ
ネクタハウジングから離脱させることができる。また、
コネクタ離脱操作時、ロックサイド突起とサイドロック
解除板との互いに対向する側の端部を所定形状のテーパ
面に形成してあると、ロックサイド突起がサイドロック
解除板と係合した後前記テーパ面に沿ってスムースに移
動して、サイドロック解除板の下面に誘導されて摺接す
ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るコネクタの嵌
合解除機構の好適な実施の形態を図面を参照して詳細に
説明する。図1は本発明による嵌合解除機構を有した一
対の雄雌コネクタの断面図、図2は図1に示した雄ハウ
ジングの一部切欠斜視図、図3は図1に示した雌ハウジ
ングの斜視図である。図1に示すように、雌ハウジング
31は、前端面を嵌合開口33としてフード状に形成し
てあり、嵌合開口33から雄ハウジング70を内部に挿
入可能としている。
【0012】図2に示すように、雌ハウジング31には
天井面より垂下された一対の垂直壁35が設けてあり、
垂直壁35の互いに対向する内面の上部位置には、後述
するスライドロック部材50をコネクタ嵌合方向にスラ
イド自在に挿入案内するための一対のガイド溝37がコ
ネクタ嵌合方向に沿って形成してある。ガイド溝37の
前端部には、スライドロック部材50を導入するため嵌
合方向に傾斜した案内面37aが形成され、案内面37
aは、スライドロック部材50の抜け出しを防止するス
ライドロック係止部37bを経てガイド溝37に連通し
ている。なお、雌ハウジング31には、図1に示すよう
に、内部下方に雄端子35を収容するための端子収容室
36が設けられている。
【0013】垂直壁35の内面の下部位置には、サイド
ロック解除板39がガイド溝37に沿って雌ハウジング
31の前端部に設けてある。このサイドロック解除板3
9は雄ハウジング70に設けられているロックアーム7
3(図3参照)の半嵌合状態での撓みを阻止すると共
に、コネクタ嵌合解除時、前記ロックアーム73が摺接
して該ロックアーム73を撓ませる作用を有する。
【0014】サイドロック解除板39の後端面には、断
面山型状の傾斜面39aが形成してある。
【0015】スライドロック部材50は、雌ハウジング
31と係合する係止突起52を上面に備えて可撓する嵌
合解除アーム54と、係止突起52に近接の両側壁部に
突出してガイド溝37に嵌挿されるスライドストッパ5
5とを具備し、コネクタ嵌合方向にスライド自在に形成
される。また、雌ハウジング31への導入先端側には弾
性部材となる圧縮バネ60を収容するためのバネ収容室
56と、バネ収容室56の近傍の両側壁部に突出したリ
ブ状の支持突起58とが設けられている。支持突起59
は導入方向に延伸して、ガイド溝37の下方リブ37c
とサイドロック解除板39との間に形成される空間62
にスライド自在に嵌挿される。
【0016】スライドロック部材50の組付けは、雌ハ
ウジング31の後端部に突出されたバネ係止部38(図
1参照)に圧縮バネ60を巻装させた状態で、スライド
ロック部材50の支持突起58を前記空間62に案内す
る。この状態でスライドロック部材50の雌ハウジング
31内への挿入を行い、さらに、スライドストッパ55
をガイド溝37に嵌挿する。そして、スライドストッパ
55の後端面がスライドロック係止部37bに当接した
状態で組付けは完了する。このとき、スライドロック部
材50は、図1に示すように、係止突起52が雌ハウジ
ング31に形成された係止突部34と係合して二重係止
される。
【0017】一方、雄ハウジング70の後端面には、図
3に示すように、複数の雌端子挿入開口71が設けてあ
る。雄ハウジング70の上面には雄ハウジング70の前
後方向に長いロックアーム73が設けてあり、ロックア
ーム73は前部が雄ハウジング70と連設し、後部が自
由端とされている。従って、ロックアーム73は、前部
を基端として後部の自由端が上下方向(コネクタ嵌合方
向に交差する方向)に可撓する片持梁状からなる。ロッ
クアーム73の両側壁上にはガイド側壁75が立設され
ている。
【0018】さらに、ロックアーム73の前後方向の略
中央位置の上面には、ハウジングロック76を設けてあ
り、ハウジングロック76は前面側が傾斜面76aとな
っている。このハウジングロック76の傾斜面76a
は、コネクタ嵌合時、上述した雌ハウジング31内のス
ライドロック部材50の後端面50aと当接する。ま
た、ハウジングロック76の近傍の両側壁部にはロック
サイド突起78が設けてあり、ロックサイド突起78は
後端面を断面山型状にした傾斜面78aとなっている。
このロックサイド突起78は、コネクタ嵌合状態となる
前の中途嵌合状態においてその下面側に位置する雌ハウ
ジング31のサイドロック解除板39と当接する。な
お、雄ハウジング70の内部には、図1に示すように、
雄端子35と接続される雌端子80を収容するための端
子収容室81が設けられている。
【0019】次に、上記のように構成したコネクタの嵌
合解除機構の作用を図4〜図10に基づき説明する。先
ず、図4〜図6により、コネクタ嵌合状態になるまでの
作用を説明し、次いで、図7〜図10により、コネクタ
嵌合解除状態になるまでの作用を説明する。なお、図4
〜図10において、雄雌コネクタは模式的に示してあ
る。
【0020】先ず、雌ハウジング31の嵌合開口33に
雄ハウジング70の前部を一致させ、雄ハウジング70
を雌ハウジング31内に押し込むと、雄ハウジング70
のガイド隔壁75が雌ハウジング31の周壁と垂直壁3
5との間に形成された空間に嵌挿されて前進し、図4に
示すように、ロックアーム73のハウジングロック76
に形成した傾斜面76aがスライドロック部材50の後
端面50aに当接してスライドロック部材50を押圧移
動させる。そして、この間ずっとロックアーム73のロ
ックサイド突起78は、サイドロック解除板39上に位
置する。従って、上記の間、例えロックアーム73が下
方へ撓もうとしてもサイドロック解除板39の上面に当
接して、撓むことができないこととなる。
【0021】上記状態から、雄ハウジング70を圧縮バ
ネ60のバネ付勢力に抗してさらに完全嵌合状態の直前
になるまで挿入すると、図5に示すように、ハウジング
ロック76の傾斜面76aがスライドロック部材50の
後端面50aから外れると同時に、ロックアーム73の
ロックサイド突起78がサイドロック解除板39上から
外れる。これにより、スライドロック部材50は圧縮バ
ネ60の反発力によりロックアーム73を下方へ撓ませ
てハウジングロック76上に乗り上る。
【0022】従って、図6に示すように、スライドロッ
ク部材50は嵌合方向に復動する。これに伴い、ハウジ
ングロック76がスライドロック部材50の下部に係止
され、雌ハウジング31と雄ハウジング70との嵌合が
完了することとなる。
【0023】次に、雌ハウジング31と雄ハウジング7
0との嵌合解除動作について説明する。先ず、図7に示
すように、ロックアーム73の操作部73aに上方から
手指等で押圧力Fを加えると、ロックアーム73は基部
を支点Pにして回動変位する。これにより、ハウジング
ロック76がスライドロック部材50との係合を解除す
る。また、ロックアーム73のロックサイド突起78が
サイドロック解除板39と当接する。この状態で、雄ハ
ウジング70を僅かに雌ハウジング31から引き抜くよ
うにすると、図8に示すように、ロックサイド突起78
とサイドロック解除板39の互いに対向する端部同士が
係合することとなる。このとき、この端部同士が係合を
誘導させる方向に傾斜したテーパ面78a、39aに夫
々形成されていれば、仮に手指等を操作部73aから離
して解除操作を中断した場合には、ロックアーム73が
その反発力により弾性復帰し、雄ハウジング70は、図
6に示した完全嵌合状態に戻ることになる。即ち、コネ
クタは中途嵌合状態のまま放置されない。
【0024】一方、前記係合状態で、雄ハウジング70
をさらに雌ハウジング31から引き抜くようにすると、
ロックサイド突起78は、図9に示すように、ロックサ
イド突起78とサイドロック解除板39とに夫々形成し
たテーパ面78a、39aの作用によってサイドロック
解除板39の下面に潜り込むように移動する。これによ
り、ロックアーム73はサイドロック解除板39の近傍
で可撓される。そして、ロックサイド突起78がサイド
ロック解除板39の下面を通過するように、雄ハウジン
グ70を引き抜くことで、図10に示すように、コネク
タの嵌合解除が行われる。即ち、コネクタの嵌合解除
は、ロックアーム73の操作部73aを押圧操作した
後、雄ハウジング70を後方に引き抜くだけで簡単に行
える。なお、図10ではロックアーム73は変形した状
態のままであるが、コネクタ引き抜き後は図1に示した
ように弾性復帰される。
【0025】上記実施の形態では、ロックサイド突起7
8とサイドロック解除板39の互いに対向する端部を、
係合を誘導させる方向に傾斜したテーパ面78a、39
aに夫々形成したが、本発明は、特にこのような構造に
限定するものでなく、対向する端部を例えば鉛直面に形
成しても構わない。しかし、このようなテーパ面78
a、39aで形成することにより、鉛直面で形成した場
合と比較して、テーパの先端が掛かり合う位置までロッ
クアーム73を撓ませれば、その後の離脱操作におい
て、テーパ同士の作用によりロックアーム73を撓ませ
ることができるため、ロックアーム73の撓み空間を小
さくしてコネクタの大型化が阻止できる。
【0026】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
るコネクタの嵌合解除機構によれば、ロックアームはロ
ックサイド突起がサイドロック解除板に係合すると撓み
状態に維持されるので、雄ハウジングは後方へ引き抜き
操作するだけでロック解除され、雌ハウジングとの嵌合
離脱を比較的簡単な構造で容易に行うことができる。ま
た、ロックアームのロックサイド突起と雌ハウジングの
サイドロック解除板の夫々の対抗する端部が、ロックサ
イド突起とサイドロック解除板との係合を誘導させるテ
ーパ面に形成されていれば、ロック解除操作を途中で止
めたまま放置してもコネクタは嵌合状態に自動復帰し、
中途嵌合状態におけるトラブルを防止できる。さらに、
上記テーパ面に形成されていれば、ロックアームの撓み
空間を小さくしてコネクタの大型化を阻止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による嵌合解除機構を有した一対の雄雌
コネクタの断面図である。
【図2】図1に示した雌ハウジングの分解断面図であ
る。
【図3】図1に示した雄ハウジングの斜視図である。
【図4】本発明による嵌合解除機構の作用を説明する雄
雌コネクタの断面図である。
【図5】本発明による嵌合解除機構の作用を説明する雄
雌コネクタの断面図である。
【図6】本発明による嵌合解除機構の作用を説明する雄
雌コネクタの断面図である。
【図7】本発明による嵌合解除機構の作用を説明する雄
雌コネクタの断面図である。
【図8】本発明による嵌合解除機構の作用を説明する雄
雌コネクタの断面図である。
【図9】本発明による嵌合解除機構の作用を説明する雄
雌コネクタの断面図である。
【図10】本発明による嵌合解除機構の作用を説明する
雄雌コネクタの断面図である。
【図11】従来の嵌合解除機構を有した雄雌コネクタの
断面図である。
【図12】図11に示した雄雌コネクタの作用を説明す
る断面図である。
【図13】図11に示した雄雌コネクタの作用を説明す
る断面図である。
【符号の説明】
31 雌ハウジング(他方のコネクタハウジング) 39 サイドロック解除板 39a テーパ面 50 スライドロック部材 70 雄ハウジング(一方のコネクタハウジング) 73 ロックアーム 76 ハウジングロック 78 ロックサイド突起 78a テーパ面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−245892(JP,A) 特開 平9−147981(JP,A) 特開 平3−37977(JP,A) 実開 平6−36246(JP,U) 実開 平1−112577(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/633 H01R 13/639 H01R 13/64

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のコネクタハウジングの完全嵌合状
    態を解除するコネクタの嵌合解除機構であって、 コネクタ嵌合方向に交差する方向で自由端を可撓させる
    片持梁状に形成され、且つ側部に中途嵌合防止用のロッ
    クサイド突起を突出させたロックアームを一方のコネク
    タハウジングに設け、 コネクタ嵌合方向にスライド自在に形成され、前記一方
    のコネクタハウジングの嵌合離脱操作に応じてスライド
    し、コネクタ嵌合時に前記ロックアームが係合するスラ
    イドロック部材を他方のコネクタハウジングに収容し、 さらに、前記一方のコネクタハウジングの離脱操作に応
    じて前記ロックサイド突起と摺接するサイドロック解除
    板を前記他方のコネクタハウジングに形成し、前記摺接
    時、前記ロックアームが前記ロックサイド突起を前記サ
    イドロック解除板の下面に通過させて前記スライドロッ
    ク部材との係合を解除し、且つ撓み状態に保持されるこ
    とを特徴とするコネクタの嵌合解除機構。
  2. 【請求項2】 前記一対のコネクタハウジングの完全嵌
    合状態を解除する際、前記ロックサイド突起と前記サイ
    ドロック解除板の対向する側の夫々の端部を少なくとも
    前記ロックサイド突起と前記サイドロック解除板との摺
    接を誘導するテーパ面に形成したことを特徴とする請求
    項1記載のコネクタの嵌合解除機構。
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