JP2001006812A - 半嵌合防止コネクタ - Google Patents

半嵌合防止コネクタ

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JP2001006812A
JP2001006812A JP11169932A JP16993299A JP2001006812A JP 2001006812 A JP2001006812 A JP 2001006812A JP 11169932 A JP11169932 A JP 11169932A JP 16993299 A JP16993299 A JP 16993299A JP 2001006812 A JP2001006812 A JP 2001006812A
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connector
fitting
terminal
connectors
housing
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JP11169932A
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Takao Murakami
孝夫 村上
Masaru Fukuda
優 福田
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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    • H01R13/6272Latching means integral with the housing comprising a single latching arm

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクタ相互の嵌合操作力を低減して嵌合操
作性を向上させると共に、部品点数を減らして製造コス
トの低減を図ることのできる良好な半嵌合防止コネクタ
を提供する。 【解決手段】 半嵌合防止コネクタ200 は、雄型コネク
タ41のハウジング44外側面に設けられ、コネクタ嵌合方
向に向かって延出されると共に、係止突起54が雌型コネ
クタ42の係合穴58に係合されることによりコネクタ相互
を嵌合状態に係止するロックアーム53と、ロックアーム
53の先端に設けられ、係止突起54がハウジング内壁64に
押圧付勢されることによって雄型コネクタ41の端子嵌合
用開口45aを塞ぐことができると共に、係止突起54が係
合穴58に係合されることによって端子嵌合用開口45a を
開放することができるシャッタ55と、雌型コネクタ42に
収容され、端子嵌合方向に沿って圧縮変形可能なバネ部
62b を有する雄端子62とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタ相互の中
途嵌合状態を防止する半嵌合防止コネクタに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】通常、自動車等の車両には、様々な電子
機器が搭載されており、当然のことながらワイヤハーネ
ス等を構成する各種電線の接続端部には様々な構成の雌
雄コネクタが使用されている。このような雌雄コネクタ
の半嵌合状態を検知できる半嵌合防止コネクタに関して
も種々なものが使用されており、例えば、実開平5−5
3157号、同5−81967号及び特開平9−552
61号公報等に開示されている半嵌合防止コネクタが知
られている。
【0003】例えば、実開平5−53157号公報等に
開示された完全嵌合コネクタは、コネクタの嵌合・離脱
方向にスライド可能なプレートと、該プレートを離脱方
向に付勢するバネ(ねじりコイルバネ)とを有してお
り、コネクタ嵌合時に相手側コネクタのロックレバーの
突当て部に前記プレートを突当てることによって、半嵌
合のままで嵌合動作を中止すると、バネの反発力により
コネクタと相手側コネクタとが離脱するように構成され
ている。
【0004】また、実開平5−81967号公報等に開
示された半嵌合防止コネクタは、互いに嵌合接続される
一対のコネクタにおける第2のハウジングの外周上に、
嵌合方向に平行移動が可能な可動カバーを嵌合方向に付
勢するばね(圧縮コイルバネ)を介設して被装すること
によって、嵌合途上においては可動カバーが第1のハウ
ジングを常時離脱方向に付勢するように構成されてい
る。
【0005】更に、特開平9−55261号公報等に開
示されたコネクタは、一方のコネクタハウジングには押
し戻しバネ(ジグザグに屈曲されたバネ)が他方のコネ
クタハウジングの挿入方向に沿って配置されて支持され
ており、他方のコネクタハウジングには可撓性アームが
この押し戻しバネに対面するように一体成形されること
によって、嵌合操作中は他方のコネクタハウジングが押
し戻しバネの反力により押し戻そうとする力を受けるよ
うに構成されている。
【0006】即ち、これらの半嵌合防止コネクタは、い
ずれも一対のコネクタハウジングと反力を発生する為の
バネ部材とを備えており、該バネ部材の反力によって嵌
合操作中は押し出し力を発生しているので、半嵌合状態
のままでコネクタ相互の嵌合操作を終了すると、前記バ
ネ部材の反発力によって半嵌合状態のコネクタ相互を離
脱し、コネクタ相互の中途嵌合状態を防止することがで
きる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した各
半嵌合防止コネクタは、一対のコネクタ相互の嵌合が不
十分な場合でも、既に各コネクタハウジング内のピンコ
ンタクトとソケットコンタクトとは互いに嵌合状態とな
る。そこで、半嵌合時にコネクタ相互を離脱させる前記
バネ部材は、ソケットコンタクトとピンコンタクトとの
嵌合を離脱させるだけの十分な大きさの反発力を発生す
る必要があり、コネクタ相互の嵌合操作時には、大きな
操作力が必要になるという問題があった。
【0008】又、各半嵌合防止コネクタは、バネ部材や
該バネ部材のバネ反力を解除するスライダー等の可動部
材を必要とするので、部品点数の増大を招くと共に組立
工程数の増加を招き、その結果、製造コストアップを招
くという問題があった。従って、本発明の目的は上記課
題を解消することにあり、コネクタ相互の嵌合操作力を
低減して嵌合操作性を向上させると共に、部品点数を減
らして製造コストの低減を図ることのできる良好な半嵌
合防止コネクタを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、第
1のコネクタのハウジング外側面に設けられ、第2のコ
ネクタとの嵌合方向に向かって延出されると共に、係止
突起が第2のコネクタの係合部に係合されることにより
コネクタ相互を嵌合状態に係止するロックアームと、前
記ロックアームの先端に設けられ、前記係止突起が前記
第2のコネクタのハウジング内壁に押圧付勢されること
によって前記第1のコネクタの端子嵌合用開口を塞ぐこ
とができると共に、前記係止突起が前記係合部に係合さ
れることによって前記端子嵌合用開口を開放することが
できる遮蔽板と、前記第2のコネクタに収容され、端子
嵌合方向に沿って圧縮変形可能なバネ部を有する接続端
子とを備えた半嵌合防止コネクタにより達成される。
【0010】上記構成によれば、コネクタ嵌合操作時に
は、ロックアームの係止突起が第2のコネクタの係合部
に係合されず、該第2のコネクタのハウジング内壁に押
圧付勢されているので、第1のコネクタの端子嵌合用開
口はロックアームの先端に設けた遮蔽板により塞がれ
る。そこで、コネクタ相互の嵌合が進んでも、第2のコ
ネクタに収容された接続端子は、第1のコネクタの端子
嵌合用開口内に進入できず、先端が遮蔽板に当接したま
まバネ部が端子嵌合方向に沿って圧縮変形される。そし
て、それぞれのコネクタに収容された接続端子相互の嵌
合は生じない。
【0011】この状態で嵌合動作が中止されても、バネ
部の反発力により第1及び第2のコネクタは離脱し、コ
ネクタ相互の半嵌合を防止することができる。また、半
嵌合状態のコネクタ相互を離脱させる際、それぞれのコ
ネクタ内の接続端子同士は嵌合が生じていないので、前
記接続端子のバネ部の発生する反発力は、単にそれぞれ
のコネクタのハウジング同士の嵌合を外すのに必要な大
きさがあればよい。
【0012】従って、接続端子同士の嵌合も外さなけれ
ばならない従来の半嵌合防止コネクタと比較すると、前
記バネ部の反発力は弱く設定することができ、コネクタ
相互の嵌合操作力を低減して嵌合操作性を向上させるこ
とができる。しかも、コネクタ相互を離脱させるバネ部
が、第2のコネクタに収容される接続端子に一体化され
ることで、独立したばね部材や可動部材等を装備する必
要がなく、部品点数の削減によって製造コストの低減を
図ることもできる。
【0013】そして、コネクタ相互の嵌合完了時には、
前記係止突起が前記係合部に係合され、ハウジング内壁
による押圧付勢が解除されることによって、前記遮蔽板
がコネクタ嵌合操作時に塞いでいた前記端子嵌合用開口
を開放する。そこで、第2のコネクタに収容された接続
端子は、バネ部の反発力により第1のコネクタ端子嵌合
用開口内に進入し、それぞれのコネクタに収容された接
続端子は相互に嵌合される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の一実施形態に係る半嵌合防止コネクタを詳細に説明す
る。図1は本発明の一実施形態に係る半嵌合防止コネク
タの概略を示す分解縦断面図、図2は図1に示した半嵌
合防止コネクタの嵌合途中の状態を示す縦断面図、図3
は図1に示した半嵌合防止コネクタの嵌合完了状態を示
す縦断面図である。
【0015】本実施形態の半嵌合防止コネクタ200
は、雌雄嵌合する一対の雄型コネクタ41及び雌型コネ
クタ42から構成されている。第1のコネクタである雄
型コネクタ41のハウジング44には、コネクタ相互の
嵌合方向に沿って貫通する端子収容室45が複数列に形
成され、各端子収容室45には、第1のコネクタに収容
される接続端子としての雌端子47が収容保持されてい
る。尚、これら雌端子47は、図示しない係止ランス等
により、各端子収容室45内に抜き出し不能に係止され
る。
【0016】また、前記ハウジング44の外側面(図1
中、上面)には、第2のコネクタである雌型コネクタ4
2との嵌合方向に向かって延出されるロックアーム53
が一体成形されている。該ロックアーム53は、ハウジ
ング44の後端側から先端に向かって延出する片持ちの
可撓性アームであり、上面に突設された係止突起54が
後述する雌型コネクタ42の係止穴58に係合されるこ
とによりコネクタ相互を嵌合状態に係止する。
【0017】更に、ロックアーム53の先端には、一体
形成された遮蔽板としてのシャッタ55が設けられてい
る。前記ロックアーム53は、図1に示したように、外
力が作用しない自然状態では斜め上方に延び、先端から
下方に垂設された前記シャッタ55が、ハウジング44
の先端側の端子嵌合用開口45aを開放するように形成
されている。そして、前記ロックアーム53が端子収容
室45側に押圧付勢され、ハウジング44の上面と略平
行な状態となると、前記シャッタ55がハウジング44
の先端側の端子嵌合用開口45aを塞ぐ。
【0018】尚、前記シャッタ55は、ロックアーム5
3の先端に一体成形されているが、別体に成形してから
一体とすることもできる。又、前記ロックアーム53の
基部を薄肉ヒンジとし、ハウジング44の上面からロッ
クアーム53が垂直に延びるように一体成形することに
より、成形後にロックアーム53をハウジング44の先
端側へ倒して使用するように構成することもできる。
【0019】前記雌型コネクタ42のハウジング51に
は、雄型コネクタ41における端子収容室45に対応す
る配列で、端子収容室60が貫通形成されている。そし
て、各端子収容室60には、第2のコネクタに収容され
る接続端子としての雄端子62が収容保持されている。
前記ハウジング51前方のコネクタ嵌合部には、前記雄
型コネクタ41との嵌合完了時に前記係止突起54が嵌
入されることによりコネクタ相互を嵌合状態に係止する
係合部としての係止穴58が形成されている。尚、係合
部としては係止穴58に限らず、コネクタ嵌合部の内壁
に凹設された段差部等とすることもできる。
【0020】前記雄端子62は、電線端部に圧着接続さ
れる電線圧着部62aと、波形に形成されたバネ部62
bと、雌端子47に嵌入される舌状部62cとが一体に
形成されている。前記バネ部62bは端子嵌合方向に沿
って圧縮変形可能であり、ハウジング51に電線圧着部
62a側が固定された雄端子62は、先端の舌状部62
cに作用する押圧量によって波形に形成されたバネ部6
2bが圧縮方向に弾性変形される。尚、前記雄端子62
は、端子収容室60に挿入された後、ハウジング51の
上下方向から嵌合装着された端子ホルダー65,66に
よって、端子収容室60内の所定位置に挟持固定され
る。
【0021】次に、図2に示したように、雄・雌型コネ
クタ41,42相互の嵌合操作を開始すると、雄型コネ
クタ41のロックアーム53に突設された係止突起54
が、ハウジング51の係止穴58より先端側に位置する
ハウジング内壁64に当接するので、ロックアーム53
は端子収容室45側に押圧付勢され、ハウジング44の
上面と略平行な状態となる。そこで、雄型コネクタ41
は、前記シャッタ55がハウジング44の先端側の端子
嵌合用開口45aを塞いだ状態で、雌型コネクタ42の
コネクタ嵌合部内に挿入される。
【0022】そこで、コネクタ相互の嵌合が進んでも、
雌型コネクタ42に収容された雄端子62は、ハウジン
グ44の端子嵌合用開口45a内に進入できず、舌状部
62cがシャッタ55に当接したまま、バネ部62bが
端子嵌合方向に沿って圧縮変形される。そして、それぞ
れの雄・雌型コネクタ41,42に収容された雄・雌端
子62,47相互の嵌合は生じない。
【0023】従って、この状態で半嵌合防止コネクタ2
00の嵌合動作が中止されても、バネ部62bの反発力
で嵌合方向とは逆の離脱方向に双方の雄・雌型コネクタ
41,42が押し戻されて離脱し、中途嵌合状態を容易
に検知することができるので、コネクタ相互の半嵌合を
防止することができる。また、半嵌合状態の雄・雌型コ
ネクタ41,42相互を離脱させる際、それぞれの雄・
雌型コネクタ41,42内の雄・雌端子62,47同士
は嵌合が生じていないので、前記雄端子62のバネ部6
2bの発生する反発力は、単にそれぞれの雄・雌型コネ
クタ41,42のハウジング51,44同士の嵌合を外
すのに必要な大きさがあればよい。
【0024】従って、本発明の半嵌合防止コネクタ20
0は、接続端子同士の嵌合も外さなければならない従来
の半嵌合防止コネクタと比較すると、前記バネ部62b
の反発力は弱く設定することができ、コネクタ相互の嵌
合操作力を低減して嵌合操作性を向上させることができ
る。しかも、コネクタ相互を離脱させるバネ部62b
が、雌型コネクタ42に収容される雄端子62に一体化
されることで、独立したばね部材やスライダー等の可動
部材を装備する必要がなく、部品点数の削減によって製
造コストの低減を図ることもできる。
【0025】そして、雄・雌型コネクタ41,42相互
の嵌合完了時には、図3に示したように、前記係止突起
54が前記係合穴58内に嵌合されてハウジング内壁6
4による押圧付勢が解除されることによって、ロックア
ーム53は上方へ弾性復帰し、シャッタ55がコネクタ
嵌合操作時に塞いでいた前記端子嵌合用開口45aを開
放する。そこで、雌型コネクタ42に収容された雄端子
62は、端子嵌合用開口45aが開放されるや否や、バ
ネ部62bの反発力により舌状部62cが端子嵌合用開
口45a内に進入し、それぞれの雄・雌型コネクタ4
1,42に収容された雄・雌端子62,47は相互に嵌
合される。
【0026】尚、本発明の半嵌合防止コネクタにおける
各ハウジング、ロックアーム、遮蔽板及びバネ部等の構
成は、上記実施形態に係る半嵌合防止コネクタ200の
構成に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づい
て種々の形態を採りうることは言うまでもない。
【0027】例えば、図4に示した雄端子68は、第2
のコネクタに収容される接続端子であり、電線端部に圧
着接続される電線圧着部68aと、バネ部68bと、雌
端子47に嵌入される舌状部68cとが一体に形成され
ている。前記バネ部68bは、端子嵌合方向に沿って圧
縮変形可能な竹の子バネ(断面長方形の円錐コイルバ
ネ)であり、先端の舌状部68cに作用する押圧量によ
ってバネ部68bが圧縮方向に弾性変形される。
【0028】又、図5に示した雄端子70も、第2のコ
ネクタに収容される接続端子であり、電線端部に圧着接
続される電線圧着部70aと、バネ部70bと、雌端子
47に嵌入される舌状部70cとが一体に形成されてい
る。前記バネ部70bは、端子嵌合方向に沿って圧縮変
形可能な圧縮コイルバネであり、先端の舌状部70cに
作用する押圧量によってバネ部70bが圧縮方向に弾性
変形される。
【0029】この様に、第2のコネクタに収容される接
続端子のバネ部は、コネクタ相互の半嵌合時にハウジン
グ同士の離脱に必要な反発力が得られると共に、端子嵌
合時に相手端子との端子接続に必要な所定の反発力が得
られるならば、端子嵌合方向に沿って圧縮変形可能なバ
ネ部としての構造自体は任意で良く、上記実施形態に限
らず、必要に応じて様々な形態を採ることができる。
【0030】
【発明の効果】本発明の半嵌合防止コネクタによれば、
コネクタ嵌合操作時には、第1のコネクタの端子嵌合用
開口がロックアームの先端に設けた遮蔽板により塞がれ
るので、第2のコネクタに収容された接続端子は、第1
のコネクタの端子嵌合用開口内に進入できず、先端が遮
蔽板に当接したままバネ部が端子嵌合方向に沿って圧縮
変形される。そして、それぞれのコネクタに収容された
接続端子相互の嵌合は生じない。
【0031】この状態で嵌合動作が中止されても、バネ
部の反発力により第1及び第2のコネクタは離脱し、コ
ネクタ相互の半嵌合を防止することができる。この時、
それぞれのコネクタ内の接続端子同士は嵌合が生じてい
ないので、バネ部の発生する反発力は、単にそれぞれの
コネクタのハウジング同士の嵌合を外すのに必要な大き
さがあればよい。
【0032】従って、バネ部の反発力は弱く設定するこ
とができ、コネクタ相互の嵌合操作力を低減して嵌合操
作性を向上させることができる。しかも、コネクタ相互
を離脱させるバネ部が、第2のコネクタに収容される接
続端子に一体化されるので、部品点数の削減によって製
造コストの低減を図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る半嵌合防止コネクタ
の概略を示す分解縦断面図である。
【図2】図1に示した半嵌合防止コネクタの嵌合途中の
状態を示す縦断面図である。
【図3】図1に示した半嵌合防止コネクタの嵌合完了状
態を示す縦断面図である。
【図4】(a)は図1に示した雄端子の変形例を示す側
面図であり、(b)はその正面図である。
【図5】図1に示した雄端子の他の変形例を示す側面図
である。
【符号の説明】
41 雄型コネクタ 42 雌型コネクタ 44 ハウジング 45 端子収容室 45a 端子嵌合用開口 47 雌端子 53 ロックアーム 54 係止突起 55 シャッタ 58 係合穴 62 雄端子 62a 電線圧着部 62b バネ部 62c 舌状部 64 ハウジング内壁 200 半嵌合防止コネクタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のコネクタのハウジング外側面に設
    けられ、第2のコネクタとの嵌合方向に向かって延出さ
    れると共に、係止突起が第2のコネクタの係合部に係合
    されることによりコネクタ相互を嵌合状態に係止するロ
    ックアームと、 前記ロックアームの先端に設けられ、前記係止突起が前
    記第2のコネクタのハウジング内壁に押圧付勢されるこ
    とによって前記第1のコネクタの端子嵌合用開口を塞ぐ
    ことができると共に、前記係止突起が前記係合部に係合
    されることによって前記端子嵌合用開口を開放すること
    ができる遮蔽板と、 前記第2のコネクタに収容され、端子嵌合方向に沿って
    圧縮変形可能なバネ部を有する接続端子とを備えた半嵌
    合防止コネクタ。
JP11169932A 1999-06-16 1999-06-16 半嵌合防止コネクタ Pending JP2001006812A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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