JP3080209B2 - コネクタプラグ - Google Patents

コネクタプラグ

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JP3080209B2
JP3080209B2 JP06027878A JP2787894A JP3080209B2 JP 3080209 B2 JP3080209 B2 JP 3080209B2 JP 06027878 A JP06027878 A JP 06027878A JP 2787894 A JP2787894 A JP 2787894A JP 3080209 B2 JP3080209 B2 JP 3080209B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は例えばキィーボードを
パーソナルコンピュータの本体に接続する場合等に利用
されるコネクタプラグに関する。
【0002】
【従来の技術】図14乃至図18に従来のコネクタプラ
グの構造を示す。図14及び図15に示すコネクタプラ
グはケーブル6がプラグの挿脱方向と同一方向に引き出
されたストレート型と呼ばれるコネクタプラグを示す。
また、図16に示すコネクタプラグはケーブル6がプラ
グの挿脱方向と直交する向に引き出されたL型コネク
タプラグと呼ばれるコネクタプラグを示す。
【0003】これらコネクタプラグは何れも円筒状の金
属カバー1と、この金属カバー1の中空部に嵌着された
絶縁ボディ2と、この絶縁ボディ2に支持された複数の
導電ピン3と、金属カバー1の後端側を覆う絶縁カバー
4と、を具備して構成される。尚図14と図15の例で
は絶縁カバー4の後端側から更に後方に突出されて延長
されるケーブル導出用ブッシュ5を具備している構造の
コネクタプラグの例を示す。
【0004】ところで図15及び図16に示すコネクタ
プラグはロック機構を具備している例を示す。このロッ
ク機構は金属カバー1の先端側の周面に図17に示すよ
うに形成した舌片1Aと、この舌片1Aの先端側に設け
たロック用突起1Bと、舌片1Aの裏側に摺動自在に配
置した可動片7と、可動片7に形成され、金属カバー1
の外周に導出されて可動操作子8と係合する係合部7A
と、可動片7を前方に偏倚させるバネ9とによって構成
される。
【0005】可動片7はバネ9によって常に前方に向っ
て偏倚されている。コネクタプラグを相手のコネクタソ
ケット(特に図示しない)に挿入させると、ロック用突
起1Bは相手コネクタソケットの絶縁ボディに形成され
た凹溝の端の上側と係合して、ロック用突起1Bのテー
パ面によりロック用突起1Bは一旦撓んで上記凹溝内に
入り、この時、ロック用突起1Bが撓んだ際に可動片7
もロック用突起1Bの撓みにより撓められ、可動片7は
上記凹溝の端の下側と係合して、その進行が阻止され、
ロック用突起1Bのみが上記凹溝内を進み、上記凹溝内
の係合凹部の位置でロック用突起1Bがその弾性力で上
記係合凹部内に入り、ロック用突起1Bの撓みが戻り、
可動片7の撓みも戻り、バネ9の弾性により可動片7も
上記凹溝内に挿入され、相手コネクタソケットの絶縁ボ
ディに形成された上記凹溝に係合する。従ってこの状態
では可動片7の先端7Bは相手コネクタの上記凹溝と接
しているので舌片1Aは撓むことができないから、金属
カバー1に形成したロック用の突起1Bも内向に移動
することができない状態となる。この結果、ロック用の
突起1Bは相手のコネクタソケットの係合部に係合した
状態に維持され、ロック状態に維持される。このロック
状態ではケーブル6に多少の張力が掛ってもコネクタプ
ラグはコネクタソケットから抜けてしまうことはない。
【0006】ここで可動操作子8を後方に移動させると
可動片7が後方に移動し、可動片7の先端7Bは相手の
コネクタソケットの凹溝から引き抜かれる。つまり舌片
1Aに形成した突起1Bの位置から排除される。突起1
Bの位置から可動片7の先端7Bが排除されることによ
り突起1Bは内向に移動することを許され、ロック状
態が解除されコネクタプラグをコネクタソケットから引
き抜くことができる。
【0007】図16に示したコネクタソケットはバネ9
を図18に示すようなU字状に形成することによりコネ
クタソケットの全長Lを短かく形成した例を示す。この
構造のコネクタプラグは本出願人により実願平5−55
042号、名称「ロック付L型コネクタプラグ」、出願
日、平成5年10月12日により提案している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図14乃至図16に示
したコネクタプラグの構造によれば、導電ピン3の本数
(以下極数と称す)を知るにはコネクタプラグの正面を
のぞいて導電ピン3の本数を数えなくてはならない。こ
のためコネクタソケットに嵌合しているコネクタプラグ
の極数を知るにはコネクタソケットからコネクタプラグ
を引き抜いて調べる必要がある。このためコネクタプラ
グ及びコネクタソケットの極数を調べるためにコンピュ
ータ等の装置の使用を一時中断しなければならない。ま
た、例えば絶縁カバー4に各極数別に極数を刻印し、各
極数の絶縁ボディ2と対にして絶縁カバー4を組付ける
構造を採ることもできる。このような構造とすることに
よりコネクタプラグがコネクタソケットに嵌合している
状態でもコネクタプラグの絶縁カバーに付された極数表
示によりコネクタプラグ及びコネクタソケットの極数を
知ることができる。然し乍ら製造中に絶縁カバー4の極
数表示と、実際の絶縁ボディ2の極数とを一致するよう
に管理することが面倒である。特に同一の極数であるは
ずの絶縁カバー4の群の中に他の極数の絶縁カバーが混
入してしまった場合には、その量が多いことからその違
いを見付け出すことはむずかしい。
【0009】この発明の目的は極数を外部に表示するこ
とができ、然もその極数表示は間違いのない信頼性の高
い表示を行なうことができるコネクタプラグを提供しよ
うとするものである。またこの発明では導電ピンが抜け
てしまう事故が発生することがなく、更に組立を容易に
行なうことができる構造を持つコネクタプラグを提供し
ようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明では絶縁ボディ
に極数表示部を設け、この極数表示部を金属カバー及び
絶縁カバーに形成した透孔を通じて外部に臨ませ極数を
表示する構造としたものである。絶縁ボディに形成する
極数表示部はストレート型のコネクタプラグの場合は絶
縁ボディの周面乃至は絶縁ボディから後方に突出した突
片に周方向に向いて形成する。何れにしても絶縁カバー
の周面に極数を表示させる。
【0011】またL型コネクタプラグの場合は金属カバ
ーの後端に直交する方向に被せた絶縁カバーに透孔を形
成し、この透孔に絶縁ボディから後方に突出延長した突
片の後端に設けた極数表示部を挿入して極数を表示させ
る。またこの発明では極数表示部をコネクタプラグの差
し込む向を表わすマークとしても利用できるように、
その位置を金属カバーに形成するロック用突起等の位置
に対応させる。更に極性表示部の樹脂の色を絶縁ボディ
の色と異ならせることによりコネクタプラグの差し込む
を表わすマークとして好適である。
【0012】更にこの発明では極数表示の外に絶縁ボデ
ィを芯部材と、この芯部材に巻き付く形状の周面部材と
の2分割構造をも提案する。この2分割構造により絶縁
ボディへの導電ピンの組込を容易に行なえる利点が得ら
れる。更にこの発明では絶縁ボディを2分割構造とした
ことにより、金属カバーに開口を設け、この開口を通じ
て絶縁ボディの芯部材に周面部材を組込むことができる
構造にすると共に、周面部材を組込んだ後に金属カバー
の開口を塞ぐ閉塞片を設けた構造を提案する。
【0013】
【作用】この発明によるコネクタプラグの構造によれば
絶縁ボディの構造によって決まる極数と極数表示部の極
数表示とが一体化して形成されるから、実際の極数と極
数表示とが不一致になることはない。また極数表示部を
構成する樹脂材の色を絶縁ボディの色と異ならせること
により、極数表示部をコネクタプラグの差し込みの向
を表わすマークとして利用することができる。
【0014】またこの発明によるコネクタプラグでは絶
縁ボディを芯部材と、この芯部材の周面方向に係合する
周面部材との2分割構造としたので周面部材を取外した
状態では導電ピン収納孔の内側が露出される。よって導
電ピン収納孔の内面が露出されることにより、導電ピン
収納孔に導電ピンを挿入し易くなる。よって組立を容易
に行なうことができるコネクタプラグを提案することが
できる。
【0015】更に芯部材に周面部材を係合させることに
より、導電ピンは導電ピン収納孔の内部に抑え付けられ
る。よって導電ピンはガタツキなく導電ピン収納孔に支
持される。これにより導電ピンが抜けてしまう事故が起
きることを防止することができる。またこの発明では金
属カバーに開口を設けたから、絶縁ボディを構成する周
面部材をこの開口から挿入して芯部材に係合させること
ができる。更にこの開口は周面部材を挿入して後は閉塞
片により塞ぐから、シールド効果の低下はなく、組立が
容易で然も雑音等の侵入を阻止することができる信頼性
の高いコネクタプラグを提供することができる。
【0016】
【実施例】図1及び図2にこの発明の一実施例を示す。
この例では従来の技術で説明した図14に示すストレー
ト型のコネクタプラグにこの発明の適用した場合を示
す。この例では絶縁ボディ2の周面に直接極数表示部1
1を突出させて形成した場合を示す。極数表示部11は
絶縁ボディ2の周面に円形の突起を形成し、この円形の
突起の上面にこの例では5極を表わす「5」を刻印す
る。この刻印は絶縁ボディ2を形成するとき極数表示の
ための数字も合せて同時に成形する。極数表示部11の
形状は丸形に限らず三角形、四角形等の任意の形状に採
ることができる。極数表示部11にはコネクタプラグを
コネクタソケットに挿入する向を表わすマーカとして
も利用する。図1及び図2に示したコネクタプラグは図
2に示すように金属カバー1に突起1Dを形成してい
る。この突起1Dが相手のコネクタソケットの絶縁ボデ
ィに形成した凹溝に係合することにより差し込みの向
が正規の向とされる。コネクタソケットの凹溝の位置
を下向にして取付けるものと統一すると、極数表示部1
1の位置を突起1Dと180°対向する上向の位置に
選定することにより、極数表示部11を上向に見える
状態でコネクタプラグをコネクタソケットに差し込めば
よいことになる。
【0017】図3及び図4にこの発明の他の実施例を示
す。この例ではストレート型のロック機構付コネクタプ
ラグにこの発明を適用した場合を示す。ロック機構は従
来の技術でも説明したように、金属カバー1に形成した
舌片1Aと、この舌片1Aの先端に形成したロック用突
起1Bと、舌片1Aの裏側に可動自在に配置した可動片
7と、この可動片7を可動させてロック状態を解く可動
操作子8と、可動片7を前方向に偏倚させるバネ9とに
よって構成される。
【0018】この実施例ではロック機構が存在すること
から、ロック機構の部分を避けて絶縁ボディ2の後端か
ら延長片2Bを金属カバー1の軸芯に沿って突出形成
し、この延長片2Bの端部に極数表示部11を形成す
る。極数表示部11は金属カバー1とシェル12に形成
した貫通孔を通じて金属カバー1の外周面に導出すると
共に、可動操作子8にはこの可動操作子8の可動を許す
ように長孔8Aを形成し、この長孔8Aに極数表示部1
1を挿入し外部に表示させる。尚、この実施例ではロッ
ク用突起1Bの位置が上向であるため、極数表示部1
1とロック用突起1Bの向を合致させて配置してい
る。
【0019】図5及び図6にこの発明をロック機構付の
L型コネクタプラグに適用した場合を示す。この実施例
では絶縁ボディ2の後端から延長片2Bを後方に向って
突出延長し、この延長片2Bの後端に後ろ向に極数表
示部11を形成し、この極数表示部11を絶縁カバー4
に形成した貫通孔を通じて外部に露出させる構造とした
場合を示す。尚、この実施例ではケーブルクランプ用の
延長板1Eを図7に示すように金属カバー1の後端の側
部から折曲げて形成し、上端側を切断することにより極
数表示部11を通す窓13を形成した場合を示す。
【0020】以上により極数表示部11を設けるための
構造及び極数表示部11を設けたことによる作用効果が
理解できよう。この発明では更にこれらの各コネクタプ
ラグに適用して好適な絶縁ボディの構造を提案する。図
8にその絶縁ボディの一実施例を示す。この例では図5
に示したL型コネクタソケットの絶縁ボディに適用した
場合を示す。この発明による絶縁ボディ2は周面が開放
され導電ピン収納孔2Cの側壁2Dが露出された芯部材
22と、この芯部材22の周面に被せる周面部材23と
によって構成される。
【0021】図示の例では絶縁ボディ2の前半部を正規
の形状に形成し、後半部を芯部材22と周面部材23と
によって構成した場合を示す。周面部材23は一部が切
欠かれた環状とされ、切欠部分に面する突起23Aが芯
部材22の導電ピン収納孔2Cを構成する凹溝2E(図
8、図9)に係合し、芯部材22に係止される。周面部
材23の前面にはこの例では一対のピンによって形成し
た凹凸係合手段23Bを形成し、この凹凸係合手段23
Bが正規の形状の絶縁ボディ2芯部材22との接合面
に形成した孔に係合し、芯部材22と周面部材23との
係合状態を維持すると共に、導電ピン収納孔2Cに挿入
した導電ピン3を側壁2Dに向って抑え付ける力を得る
構造としている。また、周面部材23の周面には一対の
凸起23Cを設けている。この凸起23Cは図13に示
す閉塞片24に係合し、導電ピン3に後方に向かう力が
与えられたとき、導電ピン3と共に周面部材23が後方
に移動してしまうことを阻止するために設けられる。
尚、凹凸係合手段23Bは周面部材側に孔を正規の形状
の絶縁ボディ2の後端面にピンを形成して構成すること
もできる。
【0022】図10に従来の導電ピン3の係止構造を示
す。導電ピン3の後方にU字状断面を持つ支持部3Aを
有し、この支持部3Aが絶縁ボディ2の導電ピン収納孔
2C内に収納され支持される。つまり支持部3Aの底面
に切起しにより舌片3Bが形成される。この舌片3Bが
傾めに切起されて配置され導電ピン3を、絶縁ボディ2
に形成された導電ピン収納孔2Cに後方から挿入するこ
とにより、導電ピン収納孔2Cの内壁に形成した突起2
Fを舌片3Bが乗り越える。舌片3Bが突起2Fを乗り
越えたとき、支持部3Aに形成した突片3Cが導電ピン
収納孔2Cに形成した段部2Gに衝合する。この衝合に
より、導電ピン3は前後方向に抜け止めされ絶縁ボディ
2に係止される。
【0023】ところでこの構造を採る場合、舌片3Bの
先端と突起2Fの間及び突片3Cと段部2Gとの係合状
態に応じて導電ピン3は多少ガタツキを持って支持され
る。特にガタツキ量が大きく、舌片3Bの折曲げ量が少
ないと、舌片3Bの先端が突起2Fとの係合から外れて
しまう事故が起きる欠点がある。この発明ではこのよう
に舌片3Bが突起2Fとの係合から外れてしまう事故が
起きることのない導電ピンの支持構造を提案するもので
ある。
【0024】図11にこの発明による導電ピン3の支持
構造を示す。この発明では図8及び図9で説明したよう
に、絶縁ボディ2を芯部材22と周面部材23に分割
し、導電ピン3を芯部材22を通じて導電ピン収納孔2
Cに挿入した状態で芯部材22の周面に周面部材23を
装着するから、この装着により導電ピン3の突片3Cの
退路が周面部材23によって塞がれる。この結果、舌片
3Bの折曲量が多少不足であっても導電ピン3が抜けて
しまう事故が起きるおそれはない。
【0025】図12はこの発明による絶縁ボディを収納
するための金属カバー1の構造を示す。この発明による
絶縁ボディ2を収納するための金属カバー1は胴の部分
に開口1Fを有し、この開口1Fの位置に芯部材22が
配置されるように絶縁ボディ2を金属カバー1の内部に
装着する。図12に示す状態で金属カバー1の後方から
芯部材22を通じてケーブルの芯線に接続されている導
電ピン3を挿入し、各導電ピン収納孔2Cに導電ピン3
を装着する。全ての孔2Cに導電ピン3を装着した状態
で開口1Fを通じて周面部材23を切欠部分を押し拡げ
て挿入し、芯部材22に係合させる。周面部材23を芯
部材22に係合させた状態で延長板1Eを折曲げて金属
カバー1の後端部を閉塞し、延長板1Eの先端にケーブ
ル6を加締付けすると共に、開口1Fに金属の閉塞片2
4を被せ、図13に示す半製品に完成する。閉塞片24
は周面部材23の周面に突設した凸起23Cと係合する
切欠部を有し、この切欠部が凸起23Cと係合すること
により周面部材23は後方に対して抜け止めされる。よ
って導電ピン3に後方に向かう力が与えられても周面部
材23は導電ピン3の移動を阻止し、抜け止めする。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
絶縁ボディ2と一体に極数表示部11を形成し、この極
数表示部11を金属カバー1と絶縁カバー4に形成した
孔を通じて外部に露出させ、極数を表示する構造にした
から、極数の表示値と、実際の極数とが不一致の状態で
作られてしまうおそれはない。この結果極数と極数表示
に係わる製造上の管理が容易となる。また相手のコネク
タソケットに差し込まれている状態でも極数を知ること
ができる利点もある。
【0027】また、極数表示部11の位置を相手のコネ
クタソケットに差し込む場合の向を表わす目印として
利用できる位置に選定することにより、使い勝手のよい
コネクタプラグを提供することができる。この場合、極
数表示部11を形成する樹脂の色を例えば絶縁カバー4
の色を黒、極数表示部11の色を赤とすることにより、
極数表示部11の位置が解り易くなり、更に使い勝手を
向上することができる。
【0028】また絶縁ボディ2を芯部材22と周面部材
23の2分割構造にすることにより導電ピン3が抜けて
しまう事故が起り難い構造とすることができる。この結
果、信頼性の高いコネクタプラグを提供することができ
る。また周面部材23を除去し、芯部材22が露出した
状態で導電ピン3を絶縁ボディ2に装着することにより
導電ピン3の挿入を容易に行なうことができる。このた
めに組立が容易に行なえる実益も得られる。
【0029】尚、図8乃至図12では絶縁ボディ2の2
分割構造をロック付L型コネクタプラグの絶縁ボディに
適用した場合を例示したが、絶縁ボディ2の2分割構造
は図1乃至図4に示した他の構造のコネクタプラグにも
流用できることは容易に理解できよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す平面図。
【図2】図1に示した実施例の側面から見た断面図。
【図3】この発明の他の実施例を示す平面図。
【図4】図3に示した実施例の側面から見た断面図。
【図5】この発明の更に他の実施例を示す断面図。
【図6】図5に示した実施例の背面図。
【図7】図5及び図6に示した実施例の内部構造を説明
するための背面図。
【図8】この発明の更に他の実施例を説明するための分
解斜視図。
【図9】図8に示した実施例の背面側から見た図。
【図10】図8に示した実施例に対応する従来の技術の
欠点を説明するための拡大断面図。
【図11】図8に示した実施例の作用効果を説明するた
めの拡大断面図。
【図12】図8に示した実施例の組立方法を説明するた
めの側面図。
【図13】図12で説明した組立方法によって完成した
状態を示す側面図。
【図14】従来の技術を説明するための断面図。
【図15】従来の技術の他の例を示す断面図。
【図16】従来の技術の更に他の例を示す断面図。
【図17】図16で説明した従来の技術の内部構造を説
明するための分解斜視図。
【図18】図16に示した従来の技術に用いるバネの構
造を説明するための斜視図。
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭58−6386(JP,U) 実開 昭59−76081(JP,U) 実開 昭59−194286(JP,U) 実開 昭62−191183(JP,U) 実開 平1−115182(JP,U) 実開 平3−30367(JP,U) 実開 平7−25588(JP,U) 実公 昭62−22070(JP,Y2) 「1.27mmピッチ・カードエッジタ イプコネクタ 高密度多芯 両面独立接 触型 PB24シリーズ」,日本航空電子 工業株式会社,特許庁資料館平成1年6 月22日受入,p.1 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/46 H01R 13/639 H01R 24/06

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の金属カバーと、この金属カバーの
    中空部に嵌着され、金属カバーの内部において金属カバ
    ーの軸線と平行する方向に複数の導電ピンを支持する絶
    縁ボディと、上記金属カバーの後端側を覆う絶縁カバー
    とを具備して構成されるコネクタプラグにおいて、 上記金属カバーと絶縁カバーに外部に連通する孔を形成
    し、この孔に上記絶縁ボディから突出形成した極数表示
    部を臨ませた構造としたことを特徴とするコネクタプラ
    グ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコネクタプラグにおい
    て、絶縁カバーのケーブル引出口が上記金属カバーの軸
    芯方向と直交する方向に導出され、上記極数表示部は上
    記絶縁ボディから後方に延長された延長片の後端に形成
    され、金属カバーの後端面と対向する上記金属カバー及
    び絶縁カバーに形成された孔を通じて極数表示部を表示
    させる構造としたことを特徴とするコネクタプラグ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のコネクタプラグにおい
    て、絶縁カバーのケーブル引出口が上記金属カバーの軸
    線方向に導出され、上記極数表示部は絶縁ボディの周面
    に形成され、この極数表示部を上記金属カバー及び絶縁
    カバーの周面に形成した孔を通じて外部に表示させる構
    造としたことを特徴とするコネクタプラグ。
  4. 【請求項4】 筒状の金属カバーと、この金属カバーの
    中空部に嵌着され、金属カバーの内部において金属カバ
    ーの軸線と平行する方向に複数の導電ピンを支持する絶
    縁ボディと、上記金属カバーの後端側を覆う絶縁カバー
    とを具備して構成されるコネクタプラグにおいて、 上記金属カバー及び絶縁カバーに外部に連通する孔が形
    成され、 この孔を通じて外部に現れた上記絶縁ボディの面に、上
    記極数表示部が形成されていることを特徴とするコネク
    タプラグ。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の何れかに記載のコネク
    タプラグにおいて、絶縁カバーの一部がロック機構解除
    用操作子とされ、このロック機構解除用操作子の操作に
    よって相手コネクタソケットとのロック状態を解除させ
    る構造としたことを特徴とするコネクタプラグ。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5の何れかに記載のコネク
    タプラグにおいて、極数表示部は相手コネクタソケット
    への差し込み時の向の表示部を兼ねる構造としたこと
    を特徴とするコネクタプラグ。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のコネクタプラグにおい
    て、極数表示部を絶縁カバーと異なる色の樹脂材によっ
    て形成し、相手コネクタソケットへの差し込み時の向
    の表示を見易くしたことを特徴とするコネクタプラグ。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7記載の何れか1つのコネ
    クタプラグにおいて、絶縁ボディは導電ピン収納孔を周
    方向に塞ぐ周面部材と導電ピン収納孔の内部を露出させ
    た芯部材とによって構成し、芯部材に導電ピンを挿入し
    た状態で上記周面部材を芯部材に係合させることにより
    上記導電ピンを導電ピン収納孔の内壁面に抑え付ける構
    造としたことを特徴とするコネクタプラグ。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のコネクタプラグにおい
    て、金属カバーの周面に上記周面部材を挿入し芯部材に
    係合させるための開口を形成し、この開口を塞ぐ閉塞片
    を設け、この閉塞片に上記周面部材の外周面に形成した
    凸起を係合させて周面部材を抜け止めする構造としたこ
    とを特徴とするコネクタプラグ。
JP06027878A 1994-02-25 1994-02-25 コネクタプラグ Expired - Fee Related JP3080209B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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「1.27mmピッチ・カードエッジタイプコネクタ 高密度多芯 両面独立接触型 PB24シリーズ」,日本航空電子工業株式会社,特許庁資料館平成1年6月22日受入,p.1

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