JP4939253B2 - リッド開放操作装置 - Google Patents

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Description

本発明は、キーの操作によるロック位置およびアンロック位置間での回動を可能とするとともに前記アンロック位置に関して前記ロック位置とは反対側のオープン位置に回動することを可能としたロータが、ボックス構成部材に開閉可能に取付けられるリッドに固定されるボディに挿入されて成るシリンダ錠と;前記ロータが前記アンロック位置にあるときの押し込み操作に応じて前記ロータをオープン位置に回動することを可能とするとともに前記ロータが前記ロック位置にある状態では押し込み操作が不能とされる操作ノブと;前記ロータが前記オープン位置に回動するのに応じて前記リッドの開放操作を可能とすべく前記リッド側との係合を解除するようにして前記リッドおよび前記ボックス構成部材間に設けられるリッドロック機構と;を備えるリッド開放操作装置に関する。
シリンダ錠のロータがアンロック位置にあるときに操作ノブを押し込むことによってロータをオープン位置に回動せしめ、前記ロータがロック位置にある状態では操作ノブの押し込み操作を不能としてリッドの閉鎖状態を維持するようにしたリッド開放操作装置が、特許文献1で知られている。
実公昭61−17154号公報
ところが、上記特許文献1で開示されたものでは、シリンダ錠のロータがロック位置にある状態では、操作ノブの押し込み操作による押圧力がロータに回動力として作用するものの、ロータに配設されている複数のタンブラーがボディに係合していることにより、操作ノブの押し込み操作およびロータのオープン位置への回動を阻止するようにしており、タンブラーに大きな荷重が作用し、タンブラーがボディ側に食い込む可能性があり、好ましくない。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、シリンダ錠のロータがロック位置にある状態での操作ノブの押し込み操作によってもタンブラーに大きな荷重が作用することを簡単な構造で回避し得るようにしたリッド開放操作装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、キーの操作によるロック位置およびアンロック位置間での回動を可能とするとともに前記アンロック位置に関して前記ロック位置とは反対側のオープン位置に回動することを可能としたロータが、ボックス構成部材に開閉可能に取付けられるリッドに固定されるボディに挿入されて成るシリンダ錠と;前記ロータが前記アンロック位置にあるときの押し込み操作に応じて前記ロータをオープン位置に回動することを可能とするとともに前記ロータが前記ロック位置にある状態では押し込み操作が不能とされる操作ノブと;前記ロータが前記オープン位置に回動するのに応じて前記リッドの開放操作を可能とすべく前記ボックス構成部材側との係合を解除するようにして前記リッドおよび前記ボックス構成部材間に設けられるリッドロック機構と;を備えるリッド開放操作装置において、前記ロータの外周部には、前記操作ノブに該ロータの周方向で互いに間隔をおいて設けた第1及び第2押圧部を操作ノブの押し込み操作に応じて当接可能な受圧部が該ロータの径方向外方に突出するよう設けられ、前記受圧部の先端面は、前記ロータの回動中心を中心とした第1円弧面に形成され、前記第1押圧部は、前記ロータが前記ロック位置にある状態で前記受圧部の前記先端面に対し前記操作ノブの押し込み操作方向で対向する押圧面を有すると共に、その押圧面が、前記操作ノブの非押し込み操作状態では前記第1円弧面と同心であり且つ該操作ノブの押圧操作時に該第1円弧面と当接し得る第2円弧面に形成されていて、前記ロータのロック位置での前記操作ノブの押圧操作時には前記ロータの回動中心側に向く押圧力が前記操作ノブから前記ロータに作用する態様で該操作ノブの押圧操作力が前記押圧面及び前記受圧部の前記先端面相互の当接部を介して前記ロータで受け止められ、前記第2押圧部は、前記ロータのアンロック位置にある状態で先端が前記受圧部の側面に対向するよう配置されていて、前記ロータのアンロック位置での前記操作ノブの押し込み操作時には前記ロータを前記アンロック位置から前記オープン位置側に回動する力が該第2押圧部先端及び前記受圧部の前記側面相互の当接部を介して前記操作ノブから前記ロータに作用するようにしたことを特徴とする。
なお実施例のレッグシールド17が本発明のボックス構成部材に対応する。
本発明の上記構成によれば、シリンダ錠のロータがロック位置にあるときには、操作ノブの押し込みによる押圧力はロータの回動中心に向けて該ロータに作用することになり、ロータに操作ノブからの大きな回動力は伝わらず、また操作ノブの押し込みも阻止されることになる。しかもロータに設けられる受圧部ならびに操作ノブに設けられる押圧部の形状を工夫するだけの簡単かつ部品点数の少ない構成で、シリンダ錠のロータがロック位置にある状態での操作ノブの押し込み操作によってもタンブラーに大きな荷重が作用することを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
図1〜図11は本発明の一実施例を示すものであり、図1はスクータ型自動二輪車の一部を示す斜視図、図2はシリンダ錠および操作ノブの正面図、図3は図2の3矢視図、図4は図2の4−4線断面図、図5はシリンダ錠、操作ノブおよびリッドロック機構の分解斜視図、図6はロータがロック位置にある状態での図4の6−6線断面図、図7はロータがアンロック位置にある状態での図6に対応した断面図、図8はロータがオープン位置にある状態での図6に対応した断面図、図9はロータがロック位置にある状態での図4の9−9線断面図、図10はロータがアンロック位置にある状態での図9に対応した断面図、図11は操作ノブの押し込みによってロータがオープン位置に回動した状態での図9に対応した断面図である。
なおこの実施例での前後および左右方向は、自動二輪車の進行方向に対して言うものである。
先ず図1において、たとえばスクータ型自動二輪車の車体カバー15は、ステップフロア16の前端から上方に立ち上がるボックス構成部材としてのレッグシールド17を備えており、該レッグシールド17には、後方側に突出したボックス部17aが一体に形成される。而して前記ボックス部17aの後端開口部を開閉可能に閉じるリッド18の下端部は、前後に回動することを可能として前記ボックス部17aに支承されており、リッド18の中央上部にはリッド18の上縁側を開放した凹部19が設けられる。而して前記凹部19には、シリンダ錠20が配設されるとともに該シリンダ錠20の解錠操作時に押し込み操作することで前記リッド18の閉鎖ロック状態を解除するための操作ノブ21が配設される。またリッド18の閉鎖状態で前記シリンダ錠20の上方に位置するフック23が、買い物用の袋等をかけることを可能としてレッグシールド17に設けられ、レッグシールド17の右側上部にはメーンスイッチ24が配設される。
図2〜図5において、前記シリンダ錠20は、前記リッド18に固定されるボディ27と、該ボディ27に回動可能に挿入されるロータ28とを備える。前記ボディ27は、略円筒状に形成されるボディ主部27aと、該ボディ主部27aの後端から外側方に張り出す鍔部27bと、前記リッド18の閉鎖状態で前記鍔部27bから下方に平行に延びる一対のガイド部27c,27cとを一体に有し、前記ボディ主部27aの後部には横断面円形のシリンダ孔29が設けられ、ボディ主部27aの前部には、該ボディ主部27aの上部側面に開口する凹部30が前記シリンダ孔29に通じるようにして設けられ、該凹部30を閉じるボディカバー31がボディ主部27aの前部側面に取付けられる。
前記ロータ28は、その後部を前記鍔部27bよりも後方に配置するとともに前記凹部30に前部を配置するようにして前記シリンダ孔29に回動可能に嵌合されるものであり、このロータ28には、その後端に開放する横断面略円形の開口部32と、図示しないキーを挿入可能として前記開口部32の前端に後端を連ならせたキー孔33とが設けられ、キー孔33の前端は閉じられる。またロータ28の後端には、前記キー孔33に対応した挿入孔34を有して皿状に形成されるキャップ35が装着されており、前記開口部32内に配置されるシャッター板36が前記挿入孔34を閉じる方向にばね37で付勢されつつ支軸38を介して前記ロータ28に支承される。而して前記挿入孔34から前記シャッター板36を開放側に押圧回動しつつ、前記キー孔33に図示しないキーを挿入することができる。
前記シリンダ孔29の内側面には、該シリンダ孔29の軸線方向に延びる一対の係合溝41,41が設けられており、前記ロータ28には、前記係合溝41…に係合する方向にばね付勢された複数のタンブラー42,42…が装着される。而して前記キーがキー孔33に挿入されない状態では前記タンブラー42,42…が前記係合溝41…に係合して前記ロータ28のシリンダ孔29内での回動を阻止しており、前記キーがキー孔33に挿入されると前記タンブラー42,42…が前記係合溝41…との係合を解除するように作動し、それによりロータ28のシリンダ孔29内での回動が許容されることになる。
図2に注目して、前記ロータ28は、前記タンブラー42,42…が係合溝41…に係合した状態ではロック位置P1にあり、前記キー孔33にキーを挿入してタンブラー42,42…の係合溝41…への係合を解除した状態での回動操作によって前記ロック位置P1から角度αだけ反時計方向に間隔をあけたアンロック位置P2に回動し得るものであり、さらに前記アンロック位置P2に関して前記ロック位置P1とは反対側にアンロック位置P2から角度βだけ反時計方向に間隔をあけたオープン位置P3に前記アンロック位置P2から回動することも可能である。
また前記ボディ27の後部は、該ボディ27における前記鍔部27bの外形形状に略対応した外形を有するカバー43で覆われるものであり、このカバー43は前記鍔部27bに取付けられる。しかも前記ロータ28の後端の前記キャップ35の一部を嵌合せしめる円形の窓44が前記カバー43に設けられる。
前記レッグシールド17のボックス部17aおよび前記リッド18間、この実施例では前記リッド18に固定されたボディ27に支持されるロータ28および前記リッド18間には、前記シリンダ錠20のロータ28が前記オープン位置P3に回動するのに応じて前記リッド18の開放操作を可能とすべく前記ボックス部17a側との係合を解除するリッドロック機構22が設けられる。
図6を併せて参照して、前記リッドロック機構22は、前記レッグシールド17のボックス部17a側に係脱可能に係合する係合部45aを外端に有するとともに前記ボディカバー31に設けられた貫通孔50をスライド可能に貫通するスライダ45と、前記係合部45aを前記ボディ主部27aの半径方向外方に向けて突出させる側にばね付勢するようにして前記スライダ45および前記ボディ主部27a間に縮設されるばね46と、前記スライダ45の内端部からロータ28側に突出して該スライダ45に一体に設けられる当接腕47と、該当接腕47に当接可能として前記ロータ28の前端に一体に設けられる規制突部48および押圧突部49とを備える。
前記スライダ45は、前記ボディ主部27aの一直径線に沿って該ボディ主部27aの前端内面に設けられたガイド凹部51にスライド可能に嵌合されており、前記スライダ45の内端に対向してボディ主部27aに一体に突設されるピン52を囲繞するようにしてコイル状の前記ばね46がボディ主部27aおよびスライダ45間に縮設される。
前記規制突部48は前記ロータ28に同軸に突設されており、図6で示すように前記ロータ28がロック位置P1にある状態、ならびに図7で示すように前記ロータ28がアンロック位置P2にある状態では、前記ばね46による付勢方向とは逆方向から前記スライダ45の当接突部47に当接して前記スライダ45の突出端位置を定めている。
また前記押圧突部49は、前記ロータ28の回動中心からオフセットした位置で該ロータ28の後端に突設されており、前記ロータ28が図6で示すロック位置P1では前記当接突部47に当接することはないが、前記ロータ28が図7で示すアンロック位置P2に回動したときには前記ばね46の付勢方向とは逆方向から前記当接突部47に当接し、さらに前記ロータ28が図7で示すアンロック位置P2から図8で示すオープン位置P3に回動すると前記当接突部47に押圧力を作用せしめ、前記ばね46のばね付勢力に抗して前記スライダ45をボディ主部27a内に収容する側にスライドさせることになり、これによりリッド18のボックス部17aへの係合状態が解除され、リッド18を開放操作することが可能となる。
前記ボディ27の後部に装着されている前記カバー43の下部には切欠き53が設けられており、前記操作ノブ21の上部は、前記ロータ28の軸線に直交する方向でのスライド作動を可能として前記切欠き53から前記カバー43内に挿入される。
前記ボディ27における鍔部27bの前記カバー43側の面には、前記シリンダ孔29の両側で上下に延びる一対のガイド溝54,54が設けられるとともに、それらのガイド溝54…の下端からそれぞれ後方に突出するストッパ部55,55が一体に突設される。而して前記操作ノブ21は、前記両ガイド溝54…および前記ボディ27の両ガイド部27c…でガイドされて前記ロータ28の回動中心に直交する上下方向にスライド可能であり、前記ボディ27および前記操作ノブ21間には、操作ノブ21を下方に押し下げる方向のばね力を発揮する戻しばね56が縮設される。しかも操作ノブ21の前記下方への移動端は、前記両ストッパ部55…操作ノブ21が上方から当接することによって規制される。
図9を併せて参照して、前記ロータ28には、前記ボディ27の鍔部27bに後方から摺接するようにして半径方向外方に突出した受圧部60および規制部61が周方向に間隔をあけて突設されており、前記ロータ28の外周面に対向する部分で前記操作ノブ21には、第1および第2押圧部62,63が相互間に間隔をあけて設けられる。
而して前記受圧部60および前記規制部61は、前記ロータ28の回動中心を中心とした同一半径の第1仮想円C1に沿う外周面を有するものであり(換言すれば、受圧部60および規制部61の各先端面60a,60bは、前記ロータ28の回動中心を中心とした第1仮想円C1に沿う第1円弧面に形成され)、前記ロータ28がロック位置P1にある状態で前記規制部61は図9の左側に前記ロータ28から略水平に延びており、前記受圧部60は、前記規制部61から図9の反時計方向に間隔をあけた位置でロータ28から左側下方に斜めに延びる位置に配置される。而して受圧部60および規制部61間でロータ28の外周には略V字状の谷部64が形成される。
一方、操作ノブ21の第1押圧部62は、ロータ28がロック位置P1にある状態では前記受圧部60に対向するようにして前記ロータ28の左側下方に配置され、第1押圧部62の先端には円弧状の押圧面65が形成されており、この押圧面65は、操作ノブ21の非押し込み操作状態では前記ロータ28の回動中心を中心とする第2仮想円C2に沿う第2円弧面に形成され、第2仮想円C2の半径は第1仮想円C1の半径よりもわずかに大きく設定される。また操作ノブ21の第2押圧部63は、操作ノブ21の非押し込み操作状態では第2押圧部63の先端が前記第2仮想円C2上にあるようにして前記ロータ28に右下方から対向する位置に在り且つ前記受圧部60の側面に対向するように配置され、この第2押圧部63の第1押圧部62側の側面は前記ロータ28の規制部61を当接させ得る平坦な規制面66として形成される。
而してロータ28がロック位置P1にある状態で操作ノブ21を押し込むと、操作ノブ21が備える第1押圧部62の先端の押圧面65が、ロータ28の受圧部60の先端外周面(即ち前記第1円弧面)に当接することになり、そのロータ28に操作ノブ21の押し込み操作力が受け止められてその押し込み操作が阻止されるとともにロータ28の回動中心側に向く押圧力が前記ロータ28に作用することになる。またキー操作によって前記ロータ28をロック位置P1からアンロック位置P2に回動すると、図10で示すように、ロータ28の受圧部60は操作ノブ21の第2押圧部63をわずかに越える位置(即ちその受圧部60の側面60bが第2押圧部63の先端に対向する位置)まで移動し、規制部61は操作ノブ21の第1および第2押圧部62,63間に配置される位置まで移動することになる。そこで操作ノブ21を押し込むと、受圧部60の側面が第2押圧部63で押されることによってロータ28は図11で示すオープン位置P3まで回動することになり、ロータ28がオープン位置P3まで回動したときには、ロータ28の規制部61が操作ノブ21の規制面66に当接し、ロータ28のそれ以上の回動が阻止されることになる。
すなわちロータ28には、前記操作ノブ21に設けられる第1および第2押圧部62,63を操作ノブ21の押し込み操作に応じて当接させる受圧部60が設けられており、特に第1押圧部62は、ロータ28がロック位置P1にある状態で受圧部60の先端面60aに対向する押圧面65を有すると共に、その押圧面65が、操作ノブ21の非押し込み操作状態では受圧部60の先端面60a(即ち前記第1円弧面)と同心であり且つ操作ノブ21の押圧操作時に該先端面60a(即ち第1円弧面)と当接し得る第2円弧面に形成されているため、ロータ28のロック位置P1での操作ノブ21の押圧操作時にはロータ28の回動中心側に向く押圧力が操作ノブ21からロータ28に作用する態様で操作ノブ21の押圧操作力がロータ28で受け止められる。また第2押圧部63は、ロータ28のアンロック位置P2にある状態で先端が受圧部60の側面60bに対向するよう配置されているため、ロータ28のアンロック位置P2での操作ノブ21の押し込み操作時にはロータ28をアンロック位置P2からオープン位置P3側に回動する力が操作ノブ21からロータ28に作用する
またロータ28は、キー操作によってロック位置P1からアンロック位置P2を越えてオープン位置P3まで一気に回動させることも可能であり、これによってもリッド18を開放操作することができる。
次にこの実施例の作用について説明すると、シリンダ錠20のロータ28がロック位置P1にあるときには、操作ノブ21の押し込みによる押圧力はロータ28の回動中心に向けて該ロータ28に作用することになり、ロータ28に操作ノブ21からの大きな回動力は伝わらず、また操作ノブ21の押し込みも阻止されることになる。しかもロータ28に設けられる受圧部60ならびに操作ノブ21に設けられる第1および第2押圧部62,63の形状を工夫するだけの簡単かつ部品点数の少ない構成で、シリンダ錠20のロータ28がロック位置P1にある状態での操作ノブ21の押し込み操作によってもタンブラー42,42…に大きな荷重が作用することを防止することができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
スクータ型自動二輪車の一部を示す斜視図である。 シリンダ錠および操作ノブの正面図である。 図2の3矢視図である。 図2の4−4線断面図である。 シリンダ錠、操作ノブおよびリッドロック機構の分解斜視図である。 ロータがロック位置にある状態での図4の6−6線断面図である。 ロータがアンロック位置にある状態での図6に対応した断面図である。 ロータがオープン位置にある状態での図6に対応した断面図である。 ロータがロック位置にある状態での図4の9−9線断面図である。 ロータがアンロック位置にある状態での図9に対応した断面図である。 操作ノブの押し込みによってロータがオープン位置に回動した状態での図9に対応した断面図である。
17・・・ボックス構成部材であるレッグシールド
18・・・リッド
20・・・シリンダ錠
21・・・操作ノブ
22・・・リッドロック機構
27・・・ボディ
28・・・ロータ
60・・・受圧部
60a・・受圧部の先端面
60b・・受圧部の側面
62,63・・・押圧部
P1・・・ロック位置
P2・・・アンロック位置
P3・・・オープン位置

Claims (1)

  1. キーの操作によるロック位置(P1)およびアンロック位置(P2)間での回動を可能とするとともに前記アンロック位置(P2)に関して前記ロック位置(P1)とは反対側のオープン位置(P3)に回動することを可能としたロータ(28)が、ボックス構成部材(17)に開閉可能に取付けられるリッド(18)に固定されるボディ(27)に挿入されて成るシリンダ錠(20)と;前記ロータ(28)が前記アンロック位置(P2)にあるときの押し込み操作に応じて前記ロータ(28)をオープン位置(P3)に回動することを可能とするとともに前記ロータ(28)が前記ロック位置(P1)にある状態では押し込み操作が不能とされる操作ノブ(21)と;前記ロータ(28)が前記オープン位置(P3)に回動するのに応じて前記リッド(18)の開放操作を可能とすべく前記ボックス構成部材(17)側との係合を解除するようにして前記リッド(18)および前記ボックス構成部材(17)間に設けられるリッドロック機構(22)と;を備えるリッド開放操作装置において、
    前記ロータ(28)の外周部には、前記操作ノブ(21)に該ロータ(28)の周方向で互いに間隔をおいて設けた第1及び第2押圧部(62,63)を操作ノブ(21)の押し込み操作に応じて当接可能な受圧部(60)が該ロータ(28)の径方向外方に突出するよう設けられ、
    前記受圧部(60)の先端面(60a)は、前記ロータ(28)の回動中心を中心とした第1円弧面に形成され、
    前記第1押圧部(62)は、前記ロータ(28)が前記ロック位置(P1)にある状態で前記受圧部(60)の前記先端面(60a)に対し前記操作ノブ(21)の押し込み操作方向で対向する押圧面(65)を有すると共に、その押圧面(65)が、前記操作ノブ(21)の非押し込み操作状態では前記第1円弧面と同心であり且つ該操作ノブ(21)の押圧操作時に該第1円弧面と当接し得る第2円弧面に形成されていて、前記ロータ(28)のロック位置(P1)での前記操作ノブ(21)の押圧操作時には前記ロータ(28)の回動中心側に向く押圧力が前記操作ノブ(21)から前記ロータ(28)に作用する態様で該操作ノブ(21)の押圧操作力が前記押圧面(65)及び前記受圧部(60)の前記先端面(60a)相互の当接部を介して前記ロータ(28)で受け止められ、
    前記第2押圧部(63)は、前記ロータ(28)のアンロック位置(P2)にある状態で先端が前記受圧部(60)の側面(60b)に対向するよう配置されていて、前記ロータ(28)のアンロック位置(P2)での前記操作ノブ(21)の押し込み操作時には前記ロータ(28)を前記アンロック位置(P2)から前記オープン位置(P3)側に回動する力が該第2押圧部(63)先端及び前記受圧部(60)の前記側面(60b)相互の当接部を介して前記操作ノブ(21)から前記ロータ(28)に作用するようにしたことを特徴とするリッド開放操作装置。
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