JP6731963B2 - シートバックラッチ - Google Patents

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    • B60N2/02Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
    • B60N2/22Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable
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Description

[0001]本開示は、全般的に、調節可能なシートシステムに関し、より具体的には、シートシステム用のシートバックラッチ機構に関する。
[0002]車両内の後部シートなどの、しかしそれに限定されないシートシステムが、ストライカにシートバックをラッチ留めするシートバックラッチ機構を有するシートバックを含むことが多い。シートバックラッチ機構は、シートバックラッチをストライカから解放するように作動され、それにより、シートバックが略平坦状態の位置へ下方に折り畳まれることを可能にし得る。いくつかのシートバックラッチ機構が、2つの異なるシートバック位置、例えば第1のまたは略直立のシートバック位置、および第2のまたは後方に傾いているシートバック位置において、ストライカに係合するように動作可能である。第1のシートバック位置と第2のシートバック位置とは、シートバックをシート底部に対して異なる角度で固定する。シートバックが略平坦状態の位置に位置決めされた場合、シートバックは、単にシートバックを上方向に回転させ、シートバックをストライカに押し付けることにより、第1のシートバック位置へ移動され得る。シートバックラッチ機構は、第1のシートバック位置においてストライカに係合するべきであり、シートバックが第2のシートバック位置への連続運動を阻むべきである。シートバックを第2のシートバック位置へ移動させるために、シートバックラッチ機構はストライカを解放するように手動で作動されるべきであり、ストライカをシートバックラッチ機構の内部により深く位置決めしかつ第2のシートバック位置においてシートバックをストライカに固定するために、シートバックがストライカに向かってより接近することを可能にするべきである。
[0003]シートバックラッチ機構が提供される。シートバックラッチ機構はカバーを含む。レバー部材がカバーにより回転可能に支持されている。レバー部材はレバー軸を中心として回転可能であり、阻止面を提示する。フック部材がカバーにより回転可能に支持されている。フック部材はフック軸を中心として回転可能であり、ピンを含む。補助フック部材がカバーにより回転可能に支持されている。補助フック部材はフック軸を中心として回転可能である。補助フック部材はスロットを画定しており、ピンはスロットを通って延在している。スロットはピンの移動を制限して、フック部材と補助フック部材との間の相対移動を制限する。補助フック部材は、レバー部材上の阻止面に係合するように動作可能な阻止部を含む。阻止部は阻止面に係合して、フック軸を中心とした補助フック部材の回転を制限する。
[0004]シートバックラッチ機構の一態様では、阻止部は接触界面において阻止面に接触する。フック軸を中心とした補助フック部材の回転移動により画定される弓形経路に実質的に接して延在している線が、接触界面を通過し、レバー軸と交差する。
[0005]シートバックラッチ機構の別の態様では、レバー部材は突起部を画定していてもよく、補助フック部材はタブを含んでいてもよい。タブは、レバー軸を中心としたレバー部材の回転移動が、フック軸を中心として補助フック部材を回転させるように、突起部に係合する。
[0006]シートバックラッチ機構はシートシステム内に組み込まれていてもよい。シートシステムは、シートバックを有するシート構造を含む。シートバックはシート軸を中心として回転可能である。ストライカがシート構造に対して定位置に固定され、シートバックはストライカに対して移動可能である。シートバックラッチ機構はシートバックに取り付けられている。シートバックラッチ機構は、第1のシートバック位置または第2のシートバック位置の一方において噛合い係合状態でストライカに係合するように動作可能である。
[0007]したがって、レバー部材上の阻止面との補助フック部材上の阻止部の係合は、レバー部材が部分的に作動状態の位置にある場合、補助フック部材が完全に開放状態の位置へ移動しないようにする。また、フック部材は、ピンとスロットとの間の係合に因り、完全に開放状態の位置へ移動しないようにされる。フック部材および補助フック部材をそれぞれ完全に開放状態の位置へ移動しないようにすることにより、シートバックラッチ機構を手動で作動させることなく、ストライカが第1のシートバック位置を越えて移動しないようにする。したがって、シートバックは、シートバックラッチ機構を手動で作動させることなく、第2のシートバック位置へ移動されることが不可能である。シートバックラッチ機構の作動が阻止面と阻止部との間の係合を解除し、フック部材および補助フック部材をそれぞれ完全に開放状態の位置へ回転させ、それにより、シートバックラッチ機構がストライカを越えてかつ第2のシートバック位置へ移動することが可能になる。
[0008]添付図面に関連して用いられると、本教示の上記の特徴および利点ならびに他の特徴および利点が、本教示を実施するための最良の形態の以下の詳細な説明から容易に分かる。
[0009]調節可能なシートシステムの概略斜視図である。 [0010]シートシステムの右側シートバックラッチ機構の概略斜視図である。 [0011]シートシステムの左側シートバックラッチ機構の概略斜視図である。 [0012]左側シートバックラッチ機構の分解概略斜視図である。 [0013]部分的に作動状態の位置にあるレバー部材と、部分的に閉鎖状態の位置にあるフック部材と、第1の部分的に閉鎖状態の位置にある補助フック部材と、第1の位置にある補助部材とを示す、左側シートバックラッチ機構の概略側面図である。 [0014]部分的に作動状態の位置にあるレバー部材と、部分的に開放状態の位置にあるフック部材と、第2の部分的に閉鎖状態の位置にある補助フック部材と、第1の位置と第2の位置の間の補助部材とを示す、左側シートバックラッチ機構の概略側面図である。 [0015]部分的に作動状態の位置にあるレバー部材と、完全に開放状態の位置にあるフック部材と、第2の部分的に閉鎖状態の位置と完全に開放状態の位置との間の補助フック部材と、第2の位置にある補助部材とを示す、左側シートバックラッチ機構の概略側面図である。 [0016]非作動状態の位置にあるレバー部材と、完全に閉鎖状態の位置にあるフック部材と、完全に閉鎖状態の位置にある補助フック部材と、第2の位置にある補助部材とを示す、左側シートバックラッチ機構の概略側面図である。 [0017]完全に作動状態の位置にあるレバー部材と、完全に開放状態の位置にあるフック部材と、完全に開放状態の位置にある補助フック部材と、第2の位置にある補助部材とを示す、左側シートバックラッチ機構の概略側面図である。 [0018]完全に作動状態の位置にあるレバー部材と、完全に開放状態の位置にあるフック部材と、完全に開放状態の位置にある補助フック部材と、第3の位置にある補助部材とを示す、左側シートバックラッチ機構の概略側面図である。 [0019]非作動状態の位置にあるレバー部材と、完全に閉鎖状態の位置にあるフック部材と、完全に閉鎖状態の位置にある補助フック部材と、第3の位置にある補助部材とを示す、左側シートバックラッチ機構の概略側面図である。
[0020]「上方(above)」、「下方(below)」、「上向き/上方向(upward)」、「下向き/下方向(downward)」、「上面/上部(top)」、「底面/底部(bottom)」等の用語が図に関して記述的に用いられており、添付の特許請求の範囲により定められるように、本開示の範囲に関する制限を示さないことを、当業者は認識するであろう。さらに、本教示は、本明細書において、機能ブロック構成要素および/もしくは論理ブロック構成要素ならびに/または様々な処理ステップの観点から記載されている可能性がある。そのようなブロック構成要素は、特定の機能を実行するように構成されている、任意の数のハードウェア構成要素、ソフトウェア構成要素、および/またはファームウェア構成要素で構成され得ることに気付くべきである。
[0021]図を参照すると、いくつかの図を通じて同様の数字が同様の部品を示し、調節可能なシートシステムの全体が図1に20で示されている。シートシステム20は、SUVの後部シートなど、車両内で使用されてもよい。しかし、当然のことながら、シートシステム20は他のタイプの車両内の他の場所で使用されてもよい。さらに、当然のことながら、シートシステム20は、他のタイプの車両内でかつ/または他の非車両用途において使用されてもよい。したがって、シートシステム20は、一般に車両または特定の型の車両内での用途に限定されない。
[0022]図1を参照すると、シートシステム20はシート構造22を含む。シート構造22は、シート軸28を中心として回転可能なシートバック26を含む。シート構造22は、台への取付けのために構成されている基部24を含んでいてもよく、シートバック26は、シート軸28を中心とした回転のために、基部24に回転可能に取り付けられている。シートバック26は略水平状態の位置へ回転させられてもよいか、または2つの略直立状態のシートバック26位置、すなわち第1のシートバック26位置または第2のシートバック26位置、の1つに位置決めされてもよい。シート構造22およびシートバック26は、シートシステム20の特定の用途を満たす任意の適切な方法で構成され得る。したがって、シートバック26を含む、シート構造22の特定の形状、構造、および/または構成は本開示の本教示に関連せず、したがって、本明細書では詳細に記載されない。
[0023]ストライカ30がシート構造22に対して定位置に固定され、シートバック26はストライカ30に対して移動可能である。シートバック26はシートバックラッチ機構32A、32Bを含み、それは、第1のシートバック26位置または第2のシートバック26位置の1つにおいて、噛合い係合の状態でストライカ30に係合するように動作可能である。図示の通り、ストライカ30は、端部により接続されている略平行の腕部を有する略U型の構造を含む。しかし、当然のことながら、ストライカ30は何らかの他の方法で構築されていてもよく、図示されていないかまたは本明細書に記載されていない形状を含む。ストライカ30は、車両の枠構造などの、しかしそれに限定されない支持体に取り付けられており、シート構造22の基部24に対して定位置に固定されており、その結果、シートバック26がシート軸28を中心として回転すると、シートバック26はストライカ30に対して移動する。ストライカ30は、特定の用途に適した任意の方法で支持体に取り付けられてもよい。
[0024]図1に示されている通り、シートシステム20は、シート構造22の左側に配設されている第1のシートバックラッチ機構32Aと、シート構造22の右側に配設されている第2のシートバックラッチ機構32Bとを含んでいてもよい。第1のシートバックラッチ機構32Aと第2のシートバックラッチ機構32Bとは互いに鏡のように左右対称である。第2のシートバックラッチ機構32Bは以下に詳細に記載されており、図3〜図11に示されている。第1のシートバックラッチ機構32Aは以下に詳細に具体的に記載されていないが、当然のことながら、第2のシートバックラッチ機構32Bの記載は第1のシートバックラッチ機構32Aに適用可能であり、また、それを説明する。
[0025]図4を参照すると、第2のシートバックラッチ機構32Bはカバー34を含む。カバー34は、第2のシートバックラッチ機構32Bの様々な構成要素を支持する枠または構造として動作し、第2のシートバックラッチ機構32Bをシートバック26に取り付ける。第2のシートバックラッチ機構32Bはレバー部材36と、フック部材38と、補助フック部材40と、補助部材42とを含む。
[0026]レバー部材36はカバー34により回転可能に支持されており、レバー軸44を中心として回転可能である。レバー部材36は、図9および図10に示されている完全に作動状態の位置と、図5、図6および図7に示されている部分的に作動状態の位置と、図8および図11に示されている非作動状態の位置との間で回転可能である。レバー部材36は、任意の適切な方法でカバー34に回転可能に取り付けられ得る。例えば、図に示されかつ本明細書に記載されている、第2のシートバックラッチ機構32Bの例示的実施形態は、レバー部材36およびカバー34を貫通して延在しているレバー鋲46を含み、レバー鋲46をカバー34に固定する拡張端部を含む。レバーブッシュ48がレバー鋲46とレバー部材36との間に配設されている。レバーばね50がレバー部材36とカバー34とを相互接続している。レバーばね50は、レバー部材36およびカバー34を付勢し、レバー部材36をレバー部材36の非作動状態の位置へ促す。例示的実施形態に示されている通り、レバー部材36は平面構造であり、それは、金属材料などの、しかしそれに限定されない剛性材料の平坦な薄板から形成されている。レバー部材36は厚さを含むが、レバー部材36は、レバー部材36の平面構造の厚さを越えて、レバー軸44に沿って外向きに延在しているいかなる構造的特徴も含まない。当然のことながら、図示されかつ本明細書に記載されているレバー部材36は単に例示的実施形態であるに過ぎず、レバー部材36は、図示されかつ本明細書に記載されているものと異なって成形され、構築され、異なる方法でカバー34に取り付けられる可能性がある。
[0027]フック部材38はカバー34により回転可能に支持されており、フック軸52を中心として回転可能である。フック軸52はレバー軸44と略平行であり、レバー軸44から横方向に離間されている。フック部材38は、図8および図11に示されている完全に閉鎖状態の位置と、図5に示されている部分的に閉鎖状態の位置と、図6に示されている部分的に開放状態の位置と、図7、図9および図10に示されている完全に開放状態の位置との間で回転可能である。フック部材38は、任意の適切な方法で、カバー34に回転可能に取り付けられ得る。例えば、図に示されかつ本明細書に記載されている第2のシートバックラッチ機構32Bの例示的実施形態は、フック部材38およびカバー34を貫通して延在しているフック鋲54を含み、フック鋲54をカバー34に固定する拡張端部を含む。フックばね56がフック部材38とカバー34とを相互接続している。フックばね56はフック部材38およびカバー34を付勢し、フック部材38をフック部材38の完全に閉鎖状態の位置へ促す。フック部材38は第1のフック部58と第2のフック部60とを含む。第1のフック部58と第2のフック部60とはフック軸52に対して互いに径方向に離間されている。したがって、第1のフック部58は、第2のフック部60に比べて、フック軸52から径方向により遠くに配設されている。第1のフック部58は、ストライカ30により係合されるとフック部材38を部分的に開放状態の位置へ案内する丸い端面62を含む。当然のことながら、図示されかつ本明細書に記載されているフック部材38は例示的実施形態であるに過ぎず、フック部材38は、図示されかつ本明細書に記載されているものと異なって成形され、構築され、異なる方法でカバー34に取り付けられる可能性がある。
[0028]補助フック部材40はカバー34により回転可能に支持されており、フック軸52を中心として回転可能である。補助フック部材40は、図8および図11に示されている完全に閉鎖状態の位置と、図5に示されている第1の部分的に閉鎖状態の位置と、図6に示されている第2の部分的に閉鎖状態の位置と、図9および図10に示されている完全に開放状態の位置との間で回転可能である。図7は、図6の第2の部分的に閉鎖状態の位置と、図9および図10の完全に開放状態の位置との間の補助フック部材40を示す。レバー部材36は、フック軸52およびレバー軸44の両方に沿って、フック部材38と補助フック部材40との間に配設されている。フック部材38は補助フック部材40とカバー34との間に配設されている。補助フック部材40は、任意の適切な方法でカバー34に回転可能に取り付けられ得る。例えば、図に示されかつ本明細書において記載されている第2のシートバックラッチ機構32Bの例示的実施形態は、補助フック部材40を貫通して延在しておりかつ補助フック部材40をカバー34に固定しているフック鋲54を含む。補助フックばね64が補助フック部材40とフック部材38とを相互接続している。補助フックばね64は、補助フック部材40およびフック部材38を付勢し、補助フック部材40を補助フック部材40の完全に閉鎖状態の位置へ促す。補助フック部材40は、フック軸52に対して、フック部材38の第2のフック部60と略径方向に位置合わせされている二次フック部66を含む。したがって、二次フック部66および第2のフック部60はどちらも、おおよそ等しい距離でフック軸52から距離を置かれている。補助フック部材40は、第1のフック部58に対してストライカを付勢して、それらの間の相対移動を減少させる縁部またはカム外形を含むように成形され得る。当然のことながら、図示されかつ本明細書に記載されている補助フック部材40は例示的実施形態であるに過ぎず、補助フック部材40は、図示されかつ本明細書に記載されているものと異なって成形され、構築され、異なる方法でカバー34に取り付けられる可能性がある。
[0029]補助部材42はカバー34により回転可能に支持されており、補助軸68を中心として回転可能である。補助部材42は、図5に示されている第1の位置と、図7、図8および図9に示されている第2の位置と、図10および図11に示されている第3の位置との間で回転可能である。図6は、図5の第1の位置と、図7、図8および図9の第2の位置との間の補助部材42を示す。補助部材42は、任意の適切な方法で、カバー34に回転可能に取り付けられ得る。例えば、図に示されかつ本明細書に記載されている第2のシートバックラッチ機構32Bの例示的実施形態は、補助部材42およびカバー34を貫通して延在している補助鋲70を含み、補助鋲70をカバー34に固定する拡張端部を含む。補助ばね72が補助部材42とカバー34とを相互接続している。補助ばね72は、補助部材42およびカバー34を付勢し、補助部材42を補助部材42の第1の位置へ促す。補助部材42は、フック部材38が部分的に閉鎖状態の位置に位置決めされかつ補助部材42が第1の位置に位置決めされた場合に第1のフック部58と概ね位置合わせされる腕部74を含む。補助ばね72は、係合されるとストライカ30に対して腕部74を付勢して、ストライカ30を第2のシートバックラッチ機構32Bから外へ押し出すこと、および/またはストライカ30を第1のフック部に押し付けることを補助する。補助部材42は、フック部材38が部分的に閉鎖状態の位置に位置決めされかつ補助部材42が第1の位置に位置決めされた場合にフック部材38の第2のフック部60に係合する支持部76をさらに含んでいてもよい。支持部76と第2のフック部60との間の係合は、フック部材38の完全に閉鎖状態の位置への移動を阻む。当然のことながら、図示されかつ本明細書に記載されている補助部材42は例示的実施形態であるに過ぎず、補助部材42は、図示されかつ本明細書に記載されているものと異なって成形され、構築され、異なる方法でカバー34に取り付けられる可能性がある。
[0030]ハンドル機構78がカバー34に取り付けられており、レバー軸44を中心としてレバー部材36を選択的に回転させるために、レバー部材36に動作可能に連結されている。ハンドル機構78は、任意の適切な方法で、カバー34およびレバー部材36に取り付けられ得る。例えば、図に示されている通り、ハンドル機構78は、カバー34に取り付けられている筐体80を含む。筐体鋲82が、筐体80を貫通しかつカバー34を貫通して延在しており、拡張端部を含み、カバー34に対して筐体80を固定している。カバー34および筐体80は、筐体80をカバー34に対して固定するための1つまたは複数の噛合い形状特徴をさらに含んでいてもよい。ハンドル部材84が筐体80に回転可能に取り付けられている。例えば、ハンドル部材84は、ハンドル部材84が、ハンドル鋲により画定されているハンドル軸86を中心として回転するように、筐体鋲82により筐体80に回転可能に取り付けられていてもよい。リンク機構88が、ハンドル部材84をレバー部材36に接続するのに使用されてもよい。係止クリップ90が、リンク機構88をレバー部材36に固定するのに使用されていてもよい。ハンドル軸86を中心としてハンドル部材84を回転させることにより、リンク機構88は下方向に移動し、それにより、レバー軸44を中心としてレバー部材36を回転させる。当然のことながら、図示されかつ本明細書に記載されているハンドル機構78は例示的実施形態であるに過ぎず、ハンドル機構78は、図示されかつ本明細書に記載されているものと異なって構築される可能性があり、異なる方法でカバー34および/またはレバー部材36に取り付けられる可能性がある。
[0031]第2のシートバックラッチ機構32Bの例示的実施形態に示されている通り、レバー部材36は突起部92を画定しており、補助フック部材40はタブ94を含む。タブ94は接触状態で突起部92と係合される。ハンドル機構78により作動された場合などの、レバー軸44を中心としたレバー部材36の回転移動が、フック軸52を中心として補助フック部材40を回転させる。
[0032]フック部材38は、フック軸52と略平行な関係でフック部材38から外方向に延在しているピン96を含む。ピン96はフック軸52から横方向に離間されている。補助フック部材40はスロット98を画定している。スロット98はフック軸52から横方向に離間されており、フック軸52に対して略正接の関係で延在している。ピン96はスロット98を通って延在しており、スロット98の内部で移動可能である。しかし、スロット98はピン96の移動を制限する。換言すれば、スロット98は境界を画定しているか、またはピン96と補助フック部材40との間の相対移動に限定している。スロット98とピン96との間の相互作用または係合は、フック部材38と補助フック部材40との間の相対移動を制限する。
[0033]レバー部材36は阻止面100を提示する。上記の通り、レバー部材36は、厚さを有する平面構造であり、阻止面100は、レバー部材36の厚さにより画定されている、平面構造の縁部を含んでいてもよい。補助フック部材40は、レバー部材36上の阻止面100に係合するように動作可能な阻止部102を含む。阻止面100と阻止部102との間の係合が、フック軸52を中心とした補助フック部材40の回転を制限する。阻止部102は、接触界面104において阻止面100に接触する。図7を参照すると、フック軸52を中心とした補助フック部材40の回転移動により画定される弓形経路108に実質的に接して延在している仮想的な線106が接触界面104を通過し、レバー軸44と概ね交差する。補助フック部材40の阻止部102は、第2の部分的に閉鎖状態の位置から完全に開放状態の位置への、補助フック部材40の移動を阻むために、レバー部材36が部分的に作動状態の位置に位置決めされた場合に、レバー部材36の阻止面100に係合するように動作可能である。
[0034]図5〜図11を参照すると、第2のシートバックラッチ機構32Bの動作の様々な段階が全般的に示されている。図5を参照すると、第2のシートバックラッチ機構32Bの全体は非作動状態および解除状態で示されている。第2のシートバックラッチ機構32Bはストライカ30と係合されていない。図5は、部分的に作動状態の位置にあるレバー部材36と、部分的に閉鎖状態の位置にあるフック部材38と、第1の部分的に閉鎖状態の位置にある補助フック部材40と、第1の位置にある補助部材42とを示す。補助部材42の支持部76はフック部材38の第2のフック部60と係合され、それにより、フック部材38がその完全に閉鎖状態の位置へ回転しないようにすることに留意すべきである。図5に示されている第2のシートバックラッチ機構32Bの位置または構成は、シートバック26が前方へ、略平坦な水平位置へ回転した場合の第2のシートバックラッチ機構32Bの位置を表す可能性がある。
[0035]上記の通り、シートバック26は、第1のシートバック26位置または第2のシートバック26位置のどちらかにおいて、ストライカ30に固定され得る。シートバック26を第1のシートバック26位置において固定するために、使用者は単に、フック部材38の第1のフック部58がストライカ30に接触するまで、シート軸28を中心としてシートバック26を回転させるだけでよい。フック部材38の第1のフック部58がストライカ30に接触している時、使用者は、次いで、ハンドル機構78を作動させることなく、単にシートバック26をさらに押す。図6を参照すると、第2のシートバックラッチ機構32Bは、フック部材38の第1のフック部58に接触しているストライカ30と共に示されている。図6は、部分的に作動状態の位置にあるレバー部材36と、部分的に開放状態の位置にあるフック部材38と、第2の部分的に閉鎖状態の位置にある補助フック部材40と、第1の位置と第2の位置との間の補助部材42とを示す。第1のフック部58の端面62は、ストライカ30に押し付けられた場合に第1のフック部58を上方へ移動させるカム面を画定している。フック部材38は、フック部材38のピン96と補助フック部材40のスロット98との間の相互作用により可能にされている移動の自由度の範囲内で、補助フック部材40に対してフック軸52を中心として回転し得る。図6は、スロット98の最上限におけるピン96を示す。ピン96は、スロット98により画定されている最上限に位置決めされているため、この頁に示されているように上方向の、フック軸52を中心としたフック部材38のいかなるさらなる回転も、補助フック部材40をフック部材38と共に移動させると考えられることに留意すべきである。したがって、フック部材38は、上方向または開放方向に、補助フック部材40に対してそれ以上回転することができない。図6は、補助部材42の腕部74に接触しているストライカ30をさらに示し、補助部材42を第1の位置から第2の位置へ移動させ始める。
[0036]シートバック26がストライカ30に向かって十分に急速に押された場合、フック部材38の第1のフック部58の前縁部に係合しているストライカ30に起因する運動量は、フック部材38および補助フック部材40を、図6に示されている位置を越えてフック軸52を中心として回転させ得る。図7を参照すると、第2のシートバックラッチ機構32Bは、フック部材38の運動量が、図6に示されている、それらの各位置を通過してフック部材38および補助フック部材40を移動させた場合に起こり得る位置に示されている。図7は部分的に作動状態の位置にあるレバー部材36と、完全に開放状態の位置にあるフック部材38と、第2の部分的に閉鎖状態の位置と完全に開放状態の位置との間の補助フック部材40と、第2の位置にある補助部材42とを示す。図7に示されている通り、補助フック部材40上の阻止部102はレバー部材36の阻止面100と係合されている。これは、補助フック部材40が完全に開放状態の位置へさらに回転しないようにし、ストライカ30の経路内にある補助フック部材40の二次フック部66を提示し、その結果、ストライカ30は、第2のシートバックラッチ機構32B内へさらに移動することができず、その結果、第2のシートバックラッチ機構32Bは第1のシートバック26位置にあるストライカ30に係合し得る。阻止面100と阻止部102との間の係合は、ストライカ30が、第1のシートバック26位置を通過して非意図的に飛び越さないようにし、第2のシートバック26位置へ移動しないようにする。前述の通り、阻止部102は接触界面104において阻止面100に接触する。フック軸52を中心とした補助フック部材40の回転移動により画定される弓形経路108に実質的に接して延在している仮想的な線106は、接触界面104を通過し、レバー軸44と概ね交差する。これは、レバー軸44を直接通る、結果として得られる力を方向付け、それにより、レバー部材36を部分的に作動状態の位置から外へ回転させないように、レバー部材36にいかなる回転力もかけない。補助フック部材40の阻止部102は、レバー部材36が意図的に作動されなかった場合、第2の部分的に閉鎖状態の位置から完全に開放状態の位置への補助フック部材40の移動を阻むために、レバー部材36の阻止面100に係合する。
[0037]図8は、第1のシートバック26位置において、ストライカ30と噛合い係合状態にある第2のシートバックラッチ機構32Bを示す。図8は、非作動状態の位置にあるレバー部材36と、完全に閉鎖状態の位置にあるフック部材38と、完全に閉鎖状態の位置にある補助フック部材40と、第2の位置にある補助部材42とを示す。第2のシートバックラッチ機構32Bが、図6に示されている位置へ移動したら、かつフック部材38において十分な運動量が生成されて、フック部材38および補助フック部材40を図6に示されている位置を越えて移動させた場合に、可能性として図7に示されている位置へ移動したら、フックばね56はカバー34に対してフック部材38を付勢し、フック部材38をその完全に閉鎖状態の位置へ移動させる。補助フックばね64はフック部材38に対して補助フック部材40を付勢し、補助フック部材40をその完全に閉鎖状態の位置へ付勢する。当然のことながら、また、ストライカ30は補助軸68を中心として補助部材42を回転させ、その結果、補助部材42の支持部76は、もはや、フック部材38の第2のフック部60と係合されておらず、それにより、フック部材38がその完全に閉鎖状態の位置へ回転することを可能にする。
[0038]シートバック26を第2のシートバック26位置へ移動させるために、ハンドル機構78は、フック部材38および補助フック部材40をそれぞれ完全に開放状態の位置へ移動させるために、手動で作動されなければならない。図9は、完全に作動状態の位置にあるレバー部材36と、完全に開放状態の位置にあるフック部材38と、完全に開放状態の位置にある補助フック部材40と、第2の位置にある補助部材42とを示す。ハンドル軸86を中心としたハンドル部材84の回転がリンク機構88を下方向に移動させ、それにより、レバー部材36を、完全に作動状態の位置へ、レバー軸44を中心として回転させる。レバー部材36の突起部92と補助フック部材40上のタブ94との間の係合が、補助フック部材40を、フック軸52を中心として回転させる。特に、完全に作動状態の位置へのレバー部材36の回転が、レバー部材36上の阻止面100を、補助フック部材40の阻止部102に係合しない位置へ移動させる。したがって、レバー部材36がその完全に作動状態の位置に位置決めされた場合、阻止部102は阻止面100に係合しないので、補助フック部材40はその完全に開放状態の位置へ自由に移動する。図9は、スロット98の最下限に位置決めされているピン96を示し、したがって、補助フック部材40と共に上方へ、その完全に開放状態の位置へ移動する。図9は、シートバック26がストライカ30に対して移動されることを可能にし、かつシートバック26を第2のシートバック26位置に位置決めする位置にある第2のシートバックラッチ機構32Bを示す。
[0039]ハンドル機構78が、レバー部材36を、図9に示されているその完全に作動状態の位置へ移動させるように作動されていると、図10に示されている、シートバック26はシート軸28を中心として第2のシートバック26位置へ回転させられ得る。図10は、完全に作動状態の位置にあるレバー部材36と、その完全に開放状態の位置にあるフック部材38と、その完全に開放状態の位置にある補助フック部材40と、第3の位置にある補助部材42とを示す。第2のシートバックラッチ機構32Bがストライカ30に向かって移動されると、ストライカ30は腕部74に係合し、補助部材42を第3の位置へ回転させる。特に、ハンドル機構78は、フック部材38および補助フック部材40をそれぞれ完全に開放状態の位置に保持するように、依然として手動で作動されている。
[0040]第2のシートバックラッチ機構32Bがストライカ30に対して第2のシートバック26位置へ移動されていると、ハンドル機構78は解放されて、第2のシートバックラッチ機構32Bに対してストライカ30を固定し得る。図11は、第2のシートバック26位置において、ストライカ30にラッチ留めされている第2のシートバックラッチ機構32Bを示す。図11は、非作動状態の位置にあるレバー部材36と、その完全に閉鎖状態の位置にあるフック部材38と、その完全に閉鎖状態の位置にある補助フック部材40と、第3の位置にある補助部材42とを示す。ハンドル機構78を解放することが、レバーばね50がレバー部材36を非作動状態の位置へ移動させることを可能にする。レバー部材36の突起部92が補助フック部材40上のタブ94と係合させられるため、非作動状態の位置へのレバー部材36の回転が、補助フック部材40およびフック部材38がそれらの各閉鎖状態の位置へ回転することを可能にする。補助部材42がその第3の位置へ回転させられるため、補助部材42の支持部76はフック部材38の第2のフック部60と係合されないかまたはその移動を阻止せず、それにより、フックばね56がフック部材38をその完全に閉鎖状態の位置へ移動させることを可能にする。また、補助フックばね64は補助フック部材40をその完全に閉鎖状態の位置へ移動させる。
[0041]第2のシートバックラッチ機構32Bが、図11に示されているなど、第2のシートバック26位置において噛合い係合状態でストライカ30と係合された場合、レバー部材36を、図10に示されているなど、完全に作動状態の位置へ移動させる、ハンドル機構78の作動がストライカ30を解除し、シートバック26がストライカ30との噛合い係合から外へ移動されることを可能にする。
[0042]詳細な説明および図面または図は本開示に関して支援的かつ記述的であるが、本開示の範囲はもっぱら特許請求の範囲により定められる。特許請求されている教示を実施するための最良の形態および他の実施形態のいくつかが詳細に記載されているが、様々な代替的設計および実施形態が、添付の特許請求の範囲において定められる本開示を実践するために存在する。
20 シートシステム
22 シート構造
24 基部
26 シートバック
28 シート軸
30 ストライカ
32A 第1のシートバックラッチ機構
32B 第2のシートバックラッチ機構
34 カバー
36 レバー部材
38 フック部材
40 補助フック部材
42 補助部材
44 レバー軸
46 レバー鋲
48 レバーブッシュ
50 レバーばね
52 フック軸
54 フック鋲
56 フックばね
58 第1のフック部
60 第2のフック部
62 丸い端面
64 補助フックばね
66 二次フック部
68 補助軸
70 補助鋲
72 補助ばね
74 腕部
76 支持部
78 ハンドル機構
80 筐体
82 筐体鋲
84 ハンドル部材
86 ハンドル軸
88 リンク機構
90 係止クリップ
92 突起部
94 タブ
96 ピン
98 スロット
100 阻止面
102 阻止部
104 接触界面
106 仮想的な線
108 弓形経路

Claims (17)

  1. カバーと、
    前記カバーにより回転可能に支持されておりかつレバー軸を中心として回転可能なレバー部材であり、阻止面を示す、レバー部材と、
    前記カバーにより回転可能に支持されておりかつフック軸を中心として回転可能なフック部材であり、ピンを含む、フック部材と、
    前記カバーにより回転可能に支持されておりかつ前記フック軸を中心として回転可能な補助フック部材であり、スロットを画定しており、前記スロットが前記ピンの移動を制限して、前記フック部材と前記補助フック部材との間の相対移動を制限するように、前記ピンが前記スロットを通って延在している、補助フック部材と
    を含み、
    前記補助フック部材は、前記レバー部材が所定の位置に配設された場合に前記レバー部材上の前記阻止面に係合して、前記フック軸を中心とした、前記補助フック部材の回転を制限するように動作可能な阻止部を含み、
    前記補助フック部材の前記阻止部が前記レバー部材の前記阻止面と係合している状態において、前記補助フック部材により、略直立状態である第1のシートバック位置から後方に傾いている第2のシートバック位置へのストライカの移動が阻止される
    シートバックラッチ機構。
  2. 前記阻止部は接触界面において前記阻止面に接触し、その結果、前記フック軸を中心とした、前記補助フック部材の前記阻止部の前記回転移動により画定される弓形経路に実質的に接し、前記接触界面を通過して延在している線が、前記レバー軸と交差する、請求項1に記載のシートバックラッチ機構。
  3. 前記レバー部材は、完全に作動状態の位置と、部分的に作動状態の位置と、非作動状態の位置との間で回転可能であり、
    前記フック部材は、完全に閉鎖状態の位置と、部分的に閉鎖状態の位置と、部分的に開放状態の位置と、完全に開放状態の位置との間で回転可能であり、
    前記補助フック部材は、完全に閉鎖状態の位置と、第1の部分的に閉鎖状態の位置と、第2の部分的に閉鎖状態の位置と、完全に開放状態の位置との間で回転可能である、
    請求項1に記載のシートバックラッチ機構。
  4. 前記レバー部材が前記部分的に作動状態の位置に位置決めされた場合、前記補助フック部材の前記阻止部は前記レバー部材の前記阻止面に係合して、前記第2の部分的に閉鎖状態の位置から前記完全に開放状態の位置への、前記補助フック部材の移動を阻むように動作可能である、請求項3に記載のシートバックラッチ機構。
  5. 前記レバー部材および前記カバーを付勢し、前記レバー部材を前記レバー部材の前記非作動状態の位置へ促すレバーばねをさらに含む、請求項3に記載のシートバックラッチ機構。
  6. 前記フック部材および前記カバーを付勢し、前記フック部材を前記フック部材の前記完全に閉鎖状態の位置へ促すフックばねをさらに含む、請求項3に記載のシートバックラッチ機構。
  7. 前記補助フック部材、および前記フック部材または前記カバーの1つを付勢し、前記補助フック部材を前記補助フック部材の前記完全に閉鎖状態の位置へ促す補助フックばねをさらに含む、請求項3に記載のシートバックラッチ機構。
  8. 前記カバーにより回転可能に支持されておりかつ第1の位置と第2の位置と第3の位置との間で補助軸を中心として回転可能である補助部材をさらに含む、請求項1に記載のシートバックラッチ機構。
  9. 前記補助部材および前記カバーを付勢し、前記補助部材を前記補助部材の前記第1の位置へ促す補助ばねをさらに含む、請求項8に記載のシートバックラッチ機構。
  10. 前記カバーに取り付けられており、かつ前記レバー軸を中心として前記レバー部材を選択的に回転させるために前記レバー部材に動作可能に連結されている、ハンドル機構をさらに含む、請求項1に記載のシートバックラッチ機構。
  11. 前記レバー部材は、前記レバー軸方向において、前記フック部材と前記補助フック部材との間に配設されている、請求項1に記載のシートバックラッチ機構。
  12. 前記レバー部材は平面構造である、請求項11に記載のシートバックラッチ機構。
  13. 前記レバー部材は突起部を画定しており、前記補助フック部材は、前記突起部と係合されるタブを含み、前記レバー軸を中心とした前記レバー部材の回転移動が前記フック軸を中心として前記補助フック部材を回転させる、請求項1に記載のシートバックラッチ機構。
  14. 前記フック部材は第1のフック部と第2のフック部とを含む、請求項1に記載のシートバックラッチ機構。
  15. 前記補助フック部材は、前記フック部材の前記第2のフック部と概ね位置合わせされている二次フック部を含む、請求項14に記載のシートバックラッチ機構。
  16. 前記カバーにより回転可能に支持されておりかつ第1の位置と第2の位置と第3の位置との間で補助軸を中心として回転可能である補助部材をさらに含み、前記補助部材は、前記フック部材が部分的に閉鎖状態の位置に位置決めされかつ前記補助部材が前記第1の位置に位置決めされた場合に、前記第1のフック部と概ね位置合わせされる腕部を含む、請求項14に記載のシートバックラッチ機構。
  17. 前記補助部材は、前記フック部材が前記部分的に閉鎖状態の位置に位置決めされかつ前記補助部材が前記第1の位置に位置決めされた場合に、前記フック部材の前記第2のフック部に係合し、完全に閉鎖状態の位置への前記フック部材の移動を阻む支持部を含む、請求項16に記載のシートバックラッチ機構。
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