JP6230901B2 - 車両用シートロック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車体に起倒可能に支持されたシートバックを所定の起立位置に保持する車両用シートロック装置に関する。
従来より、車両の後部座席に起倒可能に設けられたシートバックにおいては、車体側に固定されたストライカにシートバック側に取り付けられたシートロック装置が係合することによって、シート使用状態である起立位置で保持され、その係合を解除して前方に倒すことによって、シート格納状態にすることができる構造が一般的である。さらに、例えば特許文献1に示されるように、シート使用状態において、シートバックの傾斜角度を変えて保持できるものが知られている。
具体的には、車体側に固定されたストライカには、シートバックの起倒方向に沿って第1及び第2係合軸が並設されている。一方、シートバックに取り付けられたロックアッセンブリには、ストライカの第1及び第2係合軸に選択的に係合可能な係合溝(係合凹部)を有するフック部材が設けられている。シートバックは、倒伏位置から起こしたときにフック部材の係合溝がストライカの第1係合軸に係合することで第1起立位置(前側起立位置)に保持される。また、係合溝と第1係合軸との係合を解除してシートバックを後ろに倒し、係合溝を第2係合軸に係合させることで、シートバックが第2起立位置(後側起立位置)に保持される。
特開2007−196717号公報(特に段落0077、0082、第11頁〜第12頁、図12、15)
ところで、近年、車両の後部座席の居住空間を広く確保するために、特に軽車両においては、後部座席のシートバックの通常使用位置を相対的に少し後傾させた位置(所謂、上記後側起立位置)に設定したいという要望がある。
かかる場合、上記特許文献1のものでは、シートバックを倒伏位置から起こしたときに、まず前側起立位置で保持されるため、後側起立位置で保持させるためには、前側起立位置での係合状態を解除してからシートバックを後ろに倒す操作を要し、煩雑である。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、シートバックを倒伏位置から起こしたときに、前側起立位置で保持されることなく後側起立位置で保持されるようにすることにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、シートバックを倒伏位置から起こしたときに、シートバックが前側起立位置を通過するまでシートロック装置がストライカに係合しないようにした。
具体的には、第1の発明では、車体に起倒可能に支持されたシートバックを各々シート使用状態である前側起立位置及び該前側起立位置よりも後傾した後側起立位置に選択的に
保持するための車両用シートロック装置が前提である。そして、上記車体に固定され、第1係合軸及び第1係合軸よりも後方に設けられた第2係合軸を有するストライカと、上記シートバックに取り付けられ、上記第1係合軸及び上記第2係合軸に選択的に係合し、上記第1係合軸に係合したときに上記シートバックを上記前側起立位置に保持し、上記第2係合軸に係合したときに上記シートバックを上記後側起立位置に保持する当該係合方向に付勢力が与えられたフックと、上記フックを上記第1係合軸及び上記第2係合軸に選択的に係合させることができるように、上記フックを上記付勢力に抗して反係合方向に作動させる操作手段と、上記シートバックを前方に倒れた倒伏位置から起立させたときには、該シートバックが上記前側起立位置を通過して上記後側起立位置に至ったときに、上記フックが上記ストライカの上記第2係合軸に係合するように、該ストライカに対する該フックの係合方向の作動を規制する規制手段とを備えていることを特徴とする。
さらに、上記規制手段は、上記シートバックが上記倒伏位置から起立したときに、上記ストライカから押し力を受けて回動し、上記シートバックが上記後側起立位置に至るまで、上記フックを反係合方向に移動させるカム部材を備えていることを特徴とする。
さらに、支軸で前後回動可能に設けられ且つ後方へ回動するように付勢され、上記シートバックが上記倒伏位置から起立したときに上記ストライカに当接して相対的に前方に回動する当接具を備え、上記カム部材は上記当接具を介して上記ストライカから上記押し力を受けることを特徴とする。
以上説明したように、第1の発明によると、シートバックを倒伏位置から起こして使用状態にするときに、規制手段により、シートバックは前側起立位置を通過して、前側起立位置よりも後傾した後側起立位置で係合して保持される。すなわち、シートバックを、手間取ることなく後側起立位置に保持することができ、後部座席の居住空間を相対的に広く確保することができる。
さらに本発明によると、ストライカから押し力を受けて回動するカム部材によってフックを反係合方向に移動させるので、ストライカに対するシートバックの位置を確実にフックに伝えて、シートバックを円滑に後側起立位置まで動かすことができる。
さらに本発明によると、ストライカに当接する当接具が後方へ回動するように付勢されているので、シートバックを後側起立位置から前側起立位置に変位させやすい。
図1は、本発明を適用した車両用リヤシートの斜視図である。 図2は、本発明の実施形態にかかるシートロック装置の分解斜視図である。 図3は、本発明の実施形態において、シートバックを倒伏位置から起立させるときのシートロック装置の作動状態を示す図である。 図4は、図3に続くシートロック装置の作動状態を示す図である。 図5は、図4に続くシートロック装置の作動状態を示す図である。 図6は、本発明の実施形態において、シートバックが後側起立位置で保持されるときのシートロック装置の作動状態を示す図である。 図7は、本発明の実施形態において、シートバックを後側起立位置から前側起立位置に動かすときのシートロック装置の作動状態を示す図である。 図8は、本発明の実施形態において、シートバックが前側起立位置で保持されるときのシートロック装置の作動状態を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1に示すように、車両用リヤシート1は、車体フロア(図示省略)に据え付けられるシートクッション2と、シートクッション2の後側に位置付けられ、車体フロアに左右方向を向くヒンジ軸(図示省略)によって前後方向へ起倒可能に支持されるシートバック3とを備える。なお、以下においては、車両の左側リヤシートについて説明するが、右側リヤシートについても対称に適用されるものである。
上記シートバック3は、車両左側方の側端面であって、肩部3aよりも下方位置に埋設配置されるシートロック装置Rと、車体パネル(図示省略)側に固定されるストライカ4とが係合することによって、図1に実線で示す後側起立位置及び二点鎖線で示す後側起立位置よりも前方に起き上がった前側起立位置に保持可能である。また、肩部3aに設けられた操作手段5の操作によって上記係合を解除することで、図1に一点鎖線で示すように、シートバック3を前方に折り畳まれた倒伏位置に移動させることができる。なお、シートバック3が、後側または前側起立位置で係合して保持された状態をロック状態とし、倒伏位置から後側または前側起立位置までの間で係合していない状態をアンロック状態とする。また、後側または前側起立位置での係合が解除された状態をロック解除状態とする。
上記ストライカ4は、金属製でシートバック3の側端面に対向する車体パネル側に固定される。ストライカ4は、車体側壁(図示省略)から平面視略U字状に突出し、車両前方側が第1係合軸41、車両後方側が第2係合軸42となっていて、シートロック装置Rが両係合軸41,42に選択的に係合できるようになっている。
図1に示すように、シートバック3の肩部3aに設けられた操作手段5は、上下方向に作動する操作ボタン51と、操作ボタン51を取り囲む枠部52とを備えている。また、操作手段5は、操作ボタン51の上面51aがシートバック3の肩部3aの上面よりも飛び出さないように保持する保持機構(図示省略)を備えている。また、詳細は後述するが、操作手段5は、シートロック装置Rと連結されて、シートロック装置Rの動きと操作ボタン51の位置とが連動するようになっている。
次に、シートロック装置Rの構成について、図2及び図3に基づいて説明する。
図2に示すように、シートロック装置Rは、シートバック3にボルト等(図示省略)で固定される金属製のベースプレート6と、ベースプレート6に被せられるカバープレート7とを備え、ベースプレート6とカバープレート7との間に後述する各部材が収容される。
ベースプレート6及びカバープレート7の上下方向略中間位置にはシートバック3を起立させたときに、ストライカ4の第1係合軸41及び第2係合軸42が相対的に進入できるように、後方側が開口した進入用切欠き61,71がそれぞれ切り欠いて形成されている。
ベースプレート6とカバープレート7との間には、ストライカ4の両係合軸41,42に選択的に係合するフック8と、ストライカ4の第1係合軸41に当接する当接具9と、当接具9に連動してフック8の動きを規制する規制手段としてのカム部材10と、フック8の動きを補助する補助フック20と、操作手段5の作動を補助フック20に伝えるレバー30とが配置されている。また、ベースプレート6とカバープレート7との間に、ベー
スプレート6側からレバー30、補助フック20、フック8、当接具9、カム部材10の順に重ねて設けられている。
図2及び図3に示すように、上記ベースプレート6には、進入用切欠き61よりも奥側(車両前方側)に位置するフック枢軸62と、進入用切欠き61よりも下方に位置する当接具枢軸65と、ベースプレート6の上部に位置するレバー枢軸64とが設けられている。フック枢軸62にはフック8及び補助フック20、当接具枢軸65には当接具9、レバー枢軸64にはレバー30が、それぞれ回動可能に支持される。一方、カバープレート7には、カム部材10が、進入用切欠き71の上方にカム枢軸73によって回動可能に支持されている。
上記フック8は、金属製の板状部材からなり、一端(車両前方側)にフック基部81を有する。フック基部81は、ベースプレート6に設けられたフック枢軸62に回動可能に支持される。また、図3に示すように、フック枢軸62に巻装されたフックばねS1によってストライカ4との係合方向である図3のY方向(車両左側方から見て時計回り方向)へ回動付勢されている。なお、図2においてはフックばねS1の図示は省略するものとし、以下の各ばねにおいても同様に省略するものとする。
一方、図2及び図3に示すように、フック8の他端側(フック基部81よりも車両後方側)には、シートバック3が後側及び前側起立位置で保持されるときに、ストライカ4の第1係合軸41及び第2係合軸42に選択的に係合する係合凹部82が、下方が開口するように切り欠いて形成されている。フック8の他端側から係合凹部82にわたって、シートバック3を起立させたときに、ストライカ4との当接音を和らげたり破損を防止するための樹脂コーティングが施されている。
上記フック基部81と上記係合凹部82との間には、シートバック3が後側起立位置に保持されるときにストライカ4の第1係合軸41との干渉を避ける凹部83が、下方が開口するように切り欠いて形成されている。
上記係合凹部82と上記凹部83との間には、この両溝を切り欠いて形成したことにより、相対的に突出した回動規制部84が形成されている。回動規制部84は、その先端が、シートバック3がアンロック状態のときに当接具9に当接することによってフック8が下方に回動し過ぎることを規制している。
また、図2に示すように、フック8の上部には、カバープレート7側に向けて突出した当接軸85及びベースプレート6側に向けて突出した係合軸86が形成されている。詳細は後述するが、この当接軸85にカム部材10が当接してフック8を回動させるとともに、その回動に伴って係合軸86が後述する補助フック20の長孔25内を相対的に摺動して、補助フック20を回動させる。
図2及び図3に示すように、補助フック20は、フック8よりも軽量の金属製板状部材からなり、フック8とベースプレート6との間に設けられている。補助フック20は、上記フック基部81と同軸で、ベースプレート6に設けられたフック枢軸62に回動可能に支持される補助フック基部21を有する。また、図3に示すように、フック枢軸62に巻装された補助フックばねS2によってストライカ4との係合方向である図3のY方向(車両左側方から見て時計回り方向)へ回動付勢されている。
また、図2及び図3に示すように、補助フック20は、その基部21より車両後方側に延出した延出部23を有する。延出部23は、シートバック3のロック状態において第2係合軸42の前面側に係合する。補助フック20の基部21と延出部23の間には、下方
が開口するように切り欠いて形成された補助フック凹部22が形成されている。補助フック凹部22は、シートバック3が後側起立位置で保持されるときに、ストライカ4の第1係合軸41との干渉を避けるためのものである。
補助フック凹部22の上方には、フック8の係合軸86が挿通され、フック8が回動したときに係合軸86が相対的に摺動する長孔25が形成されている。
また、図2に示すように、補助フック20の上部には、ベースプレート6側に向けて突出したレバー当接軸24が形成されている。レバー当接軸24は、シートバック3がアンロック状態にあるときにはレバー30に当接して補助フック20の下方への回動が規制され、ロック状態を解除するときには操作手段5の操作に基づいて動くレバー30に当接し、レバー30の動きを補助フック20に伝えるようになっている。
図2及び図3に示すように、当接具9は、金属製の板状部材からなり、一端に当接具基部91を有する。当接具基部91は、ベースプレート6に設けられた当接具枢軸65に回動可能に支持される。また、図3に示すように、当接具枢軸65に巻装された当接具ばねS3によって後回り、すなわち図3のX方向(車両左側方から見て時計回り方向)へ回動付勢されている。当接具9は、ベースプレート6に設けられたストッパー66に当たることによって、X方向への回動が規制される。図2に示すように、ストッパー66は、カバープレート7に向かって突出し、その安定のために、先端がカバープレート7に形成された開口75に嵌められている。
図2及び図3に示すように、当接具9には、シートバック3が倒伏位置(アンロック状態)にあるときに、フック8の回動規制部84及び補助フック20の延出部23に当接してフック8及び補助フック20を支える保持部92と、シートバック3を起こしたときにストライカ4の第1係合軸41に当接する当接部93とを有する。保持部92の先端は、フック8の回動規制部84及び補助フック20の延出部23との当接面を確実に確保できるように、ベースプレート6側に屈曲形成されていて、フック8及び補助フック20を安定して保持しやすいようになっている。なお、この保持部92の先端は、カバープレート7側に屈曲形成してもよく、場合によっては屈曲させない形状としてもよい。また、当接具9にも、フック8と同様に、シートバック3を起立させたときにストライカ4との当接音を和らげたり破損を防止するために、樹脂コーティングが施されている。
図2及び図3に示すように、カム部材10は、金属製の板状部材からなり、カム基部11を有する。図3に示すように、カム基部11は、カバープレート7に設けられたカム枢軸73によって回動可能に支持される。カム部材10は、カム基部11から二股に分かれて延びる第1当て部15及び第2当て部16とを備えている。カム部材10は、相対的に車両後方側に位置する第1当て部15に当接具9が当接することで、当接具9の動きに伴って回動する。この第1当て部15の先端は、ベースプレート6側に屈曲形成されていて、カム部材10及び当接具9の取付位置や寸法のばらつきに影響を受けることなく、当接具9と確実に当接できるようになっている。一方、相対的に車両前方側に位置する第2当て部16は、フック8の当接軸85に当接して、フック8を回動させる。このように、カム部材10は、詳細は後述するが、シートバック3を倒伏位置から起立させたときに、ストライカ4に当接する当接具9と連動して、ストライカ4に対するフック8の係合方向への動きを規制する規制手段として機能している。
また、図3に示すように、カム基部11に設けられたばね取付部12には、コイルばねS4の一端が取り付けられ、コイルばねS4の他端はカバープレート7の上部に形成されたばね取付片74に取り付けられている。カム部材10は、シートバック3がアンロック状態にあるときに、コイルばねS4に引張力が加わらないように取り付けられている。す
なわち、カム部材10がアンロック状態における位置から回動すると、コイルばねS4が引っ張られて伸び、カム部材10に対して元の位置(アンロック状態における位置)に引き戻そうとする付勢力が加わる。
図2及び図3に示すように、レバー30は、金属製の板状部材からなり、ベースプレート6と補助フック20との間に配置され、レバー基部31を有する。レバー基部31は、ベースプレート6に設けられたレバー枢軸64に回動可能に支持される。また、図3に示すように、レバー枢軸64に巻装されたレバーばねS5によって前回り方向、すなわち図3のZ方向(車両左側方から見て反時計回り方向)へ回動付勢されている。レバー30は、レバー基部31から二股に大きく分かれて延びる連結部32と作動伝達部33とを備えている。相対的にレバー30の上方に位置する連結部32には、連結ロッド50の一端が接続される。連結ロッド50の他端が操作手段5に接続されることで、操作手段5の作動とレバー30の回動とが連動する。一方、下方に延びる作動伝達部33の車両後方側面33aがフック8の係合軸86に当接することで、レバー30のZ方向への回動が規制されている。また、作動伝達部33の車両前方側面33bは、シートバック3がアンロック状態にあるときには補助フック20のレバー当接軸24に当接して補助フック20の回動を規制し、ロック状態を解除するときにはレバー30の動きに伴ってレバー当接軸24に当接し、レバー30の動きを補助フック20に伝えるようになっている。
次に、本実施形態におけるシートロック装置Rの作動状態を、図3ないし図6に基づいて説明する。なお、説明の便宜上、カバープレート7は二点鎖線で示して説明するものとする。
まず、シートバック3をシート格納状態である倒伏位置から起立させるときの状態を、図3に基づいて説明する。
図3に示すように、シートバック3がアンロック状態にあるとき、当接具9の当接部93とフック8の車両後方端部によって、ベースプレート6の進入用切欠き61及びカバープレート7の進入用切欠き71の入口近傍が塞がれた状態となっている。当接具9は、X方向に付勢されるとともにストッパー66に当接して所定の位置に維持されている。フック8は、その回動規制部84の先端が当接具9の保持部92の先端に当接することで、所定の位置から下方へ回動しないように保持されている。
補助フック20は、レバー当接軸24が後述のように回動規制されたレバー30の車両前方側面33bに当接することで、所定の位置から下方へ回動することなく保持されている。また、補助フック20の長孔25内には、フック8の係合軸86が挿通されている。
レバー30は、その作動伝達部の車両後方側面33aがフック8の係合軸86に当接することで、Z方向への過度な回動が規制されている。このとき、連結ロッド50を介してレバー30と連結された操作手段5の操作ボタン51は、下動した状態となっている。すなわち、シートバック3がアンロック状態にあるときは、枠部52の内面52aが露出した状態となる。このことにより、乗員は、アンロック状態であることを視認することができる。
図3に示すように、シートバック3を倒伏位置から後回りに回動させて起こすと、ストライカ4がベースプレート6の進入用切欠き61及びカバープレート7の進入用切欠き71に向けて相対的に進む。そして、進入用切欠き61,71の入口近傍でストライカ4の第1係合軸41がフック8の車両後方端部に当接するとともに、当接具9の当接部93に当接する。
図4に示すように、さらにストライカ4が相対的に進入用切欠き61,71に進入すると、フック8が図3における反時計回り方向(反Y方向)に回動してわずかに持ち上げられるとともに、当接具9が前方(反X方向)に押されて回動する。
そして、回動した当接具9の当接部93は、その先端がカム部材10の第1当て部15に当接する。
図5に示すように、さらにストライカ4が相対的に進入用切欠き61,71に進入すると、当接部93に当接したカム部材10の第1当て部15が、後回り(図3における時計回り方向)に回動する。この回動によって、カム部材10の第2当て部16がフック8の当接軸85に当接する。
そうすると、フック8がカム部材10の回動に伴って上方に持ち上げられ、フック枢軸62を軸に前回り(図3における反時計回り方向)に回動するとともに、係合軸86が補助フック20の長孔25内を上方に摺動し、係合軸86が長孔25の上端面に当接する。
フック8の係合軸86が補助フック20の長孔25の上端面に当接することで、補助フック20が上方に持ち上げられ、フック枢軸62を軸に前回り(図3における反時計回り方向)に回動する。
このとき、ストライカ4とフック8及び補助フック20との相対関係をみると、フック8及び補助フック20の車両後方側がストライカ4よりも上方に持ち上がっている。
このように、シートバック3を倒伏状態から起立させると、フック8及び補助フック20が、車両前方側のフック枢軸62を中心にそれぞれ所定位置から前方に回動して、フック8及び補助フック20の車両後方側がそれぞれ持ち上がる。そのため、ストライカ4がフック8及び補助フック20に阻止されることなく相対的に進入用切欠き61,71内に進入することができる。
ストライカ4の第1係合軸41が進入用切欠き61,71を相対的に進むにつれて、当接具9の当接部93とカム部材10の第1当て部15との当接箇所が、互いに摺動しながら各々先端側にずれていく。そして、図5に示すように、第1係合軸41が相対的に進入用切欠き61,71の略中間位置まで進むと、すなわち、第1係合軸41がフック8の係合凹部82を通り過ぎ、第2係合軸42が係合凹部82の下方に位置付けられると、当接部93と第1当て部15との当接が解除される。すると、カム部材10は、コイルばねS4の弾性力によって、後回り(図5における反時計回り方向)に回動する。カム部材10のこの回動に伴って、係合軸86を介してカム部材10の第1当て部16と当接しているフック8は下方(図5における時計回り方向)、すなわち係合方向に回動し、図6に示すように、第2係合軸42にフック8の係合凹部82が係合する。
フック8の係合軸86が長孔25の上端面に当接することによって持ち上げられていた補助フック20は、フック8の回動に伴って下方(図5における時計回り方向)、すなわち係合方向に回動する。これにより、延出部23が第2係合軸42の前面側に係合し、第2係合軸42は係合凹部82の車両前方を向いた面82aに押し付けられた状態になる。
要するに、ストライカ4が進入用切欠き61,71に相対的に進入したとき、当接具9がカム部材10を介してフック8及び補助フック20を持ち上げるため、ストライカ4の第1係合軸41がフック8及び補助フック20に係合することがない。そのため、ストライカ4がさらに進入用切欠き61,71の奥側(車両前方側)まで相対的に進むことができる。すなわち、シートバック3を後側起立位置まで回動させ、第2係合軸42とフック
8及び補助フック20との係合によって、当該後側起立位置にロックすることができる。
係合凹部82に係合した第2係合軸42は、フック8とともに下方に回動した補助フック20の後端面20aによって係合凹部82の後端面82aに押し付けられるため、ガタつくことがない。一方、フック8及び補助フック20には、第1係合軸41との干渉を避ける凹部83及び補助フック凹部22が形成されているため、第2係合軸42は、ストライカ4の寸法や取付位置のバラつきに影響されることなく係合凹部82に係合できる。よって、倒伏位置から起こしたシートバック3は、係合凹部82が第2係合軸42と係合した後側起立位置で、安定して確実に保持される。
フック8が係合方向に回動することに伴って、レバー30は、フック8の係合軸86との当接が解除されることでレバーばねS5の付勢力によってZ方向(図6における反時計回り方向)に回動する。このレバー30の回動に伴って、連結ロッド50を介してレバー30と連結された操作手段5の操作ボタン51は上方に押し上げられる。操作ボタン51は枠部52内を上方に摺動し、保持機構(図示省略)によって、その上面51aがシートバック3の肩部3aの上面と略平坦になる位置で止まる。すなわち、シートバック3が後側起立位置でロック状態にあるとき、操作手段5の枠部52の内面52aは、視認できない状態となっている。このことにより、乗員はロック状態であることを認識できる。
次に、シートバック3を後側起立位置から前側起立位置に変位させるときの作動状態について、図7及び図8に基づいて説明する。
まず、図7に示すように、操作ボタン51を下方に押し込む。そうすると、詳細は省略するが、その作動が連結ロッド50を介してレバー30に伝わる。レバー30は、その連結部32が下方に押し下げられることで、レバー枢軸64を中心として反Z方向(図7における時計回り方向)に回動する。すると、レバー30の作動伝達部33の車両前方側面33bが補助フック20のレバー当接軸24に当接する。
そのまま操作ボタン51を押し込み続けると、車両前方側面33bとレバー当接軸24との当接により、補助フック20がレバー30の回動に連動して持ち上げられ、フック枢軸62を中心に反Y方向(図7における反時計回り方向)へ回動する。そうすると、補助フック20の長孔25に挿通されているフック8の係合軸86が、相対的に長孔25の下方に移動することとなり、長孔25の下端面に係合軸86が当接する。
さらに操作ボタン51を押し込み続けると、補助フック20の長孔25と係合軸86との当接により、フック8が補助フック20の回動に連動して持ち上がり、フック枢軸62を中心に反Y方向(図7における反時計回り方向)へ回動する。先に、補助フック20が持ち上がって該補助フック20と第2係合軸42との係合が外れるため、フック8が持ち上がるときは、その係合凹部82と第2係合軸42との係合がスムーズに外れることになる。
このように、補助フック20及びフック8が反時計回り方向に回動することで、図7に示すように、フック8の係合凹部82及び凹部83、補助フック20の補助フック凹部22がストライカ4から離れる。そして、ストライカ4の第1係合軸41及び第2係合軸42が、上記それぞれの溝から脱した状態でシートバック3を前方に起こす。このとき、当接具9の当接部93に当接したストライカ4の第1係合軸41は、当接具ばねS3の付勢力によって後方に押されている。このことにより、シートバック3を前方に起こしやすいようになっている。
そして、シートバック3を前側起立位置辺りまで起こして操作ボタン51の操作を止め
ると、レバー30がZ方向(図7における反時計回り方向)に回動する。それに伴って、補助フック20及びフック8が係合方向であるY方向(図7における時計回り方向)にそれぞれ回動する。そして、図8に示すように、ストライカ4の第1係合軸41とフック8の係合凹部82とが係合する。このとき、前述の後側起立位置で保持されるときと同様に、第1係合軸41は係合凹部82の後端面82aと補助フック20の後端面20aとでしっかりと挟まれるので、シートバック3はがたつくことなく前側起立位置で保持される。
また、後側起立位置で保持されるときと同様に、レバー30の回動に伴って、連結ロッド50を介してレバー30と連結された操作手段5の操作ボタン51はその上面51aとシートバック3の肩部3aの上面とが略平坦になるまで上方に押し上げられる。すなわち、シートバック3が前側起立位置でロック状態にあるとき、操作手段5の枠部52の内面52aは、視認できない状態となっている。このことにより、乗員はロック状態であることを認識できる。
次に、シートバック3を前側起立位置から倒伏位置に倒すときの作動状態について説明する。
上記後側起立位置から前側起立位置に起こすときの操作と同様に、操作ボタン51を押し込んで、ロック解除状態とする。そのまま、シートバック3を前方に倒して操作ボタン51の押し込みを止めると、当接具9の当接部93及びフック8の車両後方端部で進入用切欠き61,71の入口近傍が塞がれた状態(図3に示すアンロック状態)となるため、フック8の係合凹部82がストライカ4に係合することなく、倒伏位置まで倒すことができる。なお、後側起立位置から倒伏位置に倒す場合も、操作ボタン51を押し込んでロック解除状態としてからシートバック3を前方に倒し、シートバック3が前側起立位置を通過してから操作ボタン51の押し込みを止めることで、同様に倒伏位置まで倒すことができる。
以上説明したように、シートロック装置Rによると、シートバック3を倒伏位置から起こしたときに、前側起立位置を通過して、相対的に後傾した後側起立位置で保持することができる。すなわち、倒伏位置にあるシートバック3を相対的にゆったりと座ることができる後側起立位置に保持させたいときに、シートバック3を起こす操作だけで済む。一方、ロックを解除してシートバック3を前方に倒すことで前側起立位置及び倒伏位置に変位させることができ、車両後方の荷室(図示省略)を広く使用したいとき等にも対応できる。
なお、本実施形態によると、カム部材10を取り外した状態とすれば、シートバック3を起立させたときに前側起立位置で係合保持できるように、シートロック装置Rの構成を変更することができる。かかる場合、操作ボタン51を押し込んで係合を解除した後、シートバック3を後側起立位置または倒伏位置に動かせるようにすることも可能である。すなわち、カム部材10を取り付けるか否かによって、シートバック3を倒伏位置から起こしたときに後側起立位置で係合させるタイプ、あるいは前側起立位置で係合させるタイプ、とに簡単に変更することができる。
(その他の実施形態)
なお、本実施形態では、操作ボタン51を押し込むことによりロック解除状態となるようにしたが、かかる構成に限られるものではなく、例えば、ボタンを引き上げたり、スライドさせたりする構成としてもよい。また、連結ロッド50は、リンク機構にしてもよい。
また、ベースプレート6側から、レバー30、補助フック20、フック8、当接具9、
カム部材10の順に配置するようにしたが、シートバック3の位置に応じてそれぞれの部品が連動できるように配置すればよいのであって、この順に限られるものではない。
また、シートバック3を起こしたときにストライカ4がフック8の車両後方端部に当接するようにしたが、必ずしも当接させる必要はなく、当接しない構造としてもよい。
また、カム部材10にはコイルばねS4を取り付けるようにしたが、他の付勢手段でもよく、例えば板ばね等でもよい。
また、フック8及び補助フック20は、下方へ過度に回動しないように、ベースプレート6もしくはカバープレート7にストッパー等を設けて回動規制されるようにしてもよい。
本発明は、リヤシートの傾斜角度が変位可能な車両用のシートロック装置に好適である。
R シートロック装置
3 シートバック
4 ストライカ
41 第1係合軸
42 第2係合軸
5 操作手段
6 ベースプレート
61 進入用切欠き
7 カバープレート
8 フック
82 係合凹部
85 当接軸
86 係合軸
9 当接具
93 当接部
10 カム部材(規制手段)
15 第1当て部
16 第2当て部
20 補助フック
24 レバー当接軸
25 長孔
30 レバー
33 作動伝達部

Claims (1)

  1. 車体に起倒可能に支持されたシートバックを各々シート使用状態である前側起立位置及び該前側起立位置よりも後傾した後側起立位置に選択的に保持するための車両用シートロック装置であって、
    上記車体に固定され、第1係合軸及び第1係合軸よりも後方に設けられた第2係合軸を有するストライカと、
    上記シートバックに取り付けられ、上記第1係合軸及び上記第2係合軸に選択的に係合し、上記第1係合軸に係合したときに上記シートバックを上記前側起立位置に保持し、上記第2係合軸に係合したときに上記シートバックを上記後側起立位置に保持する当該係合方向に付勢力が与えられたフックと、
    上記フックを上記第1係合軸及び上記第2係合軸に選択的に係合させることができるように、上記フックを上記付勢力に抗して反係合方向に作動させる操作手段と、
    上記シートバックを前方に倒れた倒伏位置から起立させたときには、該シートバックが上記前側起立位置を通過して上記後側起立位置に至ったときに、上記フックが上記ストライカの上記第2係合軸に係合するように、該ストライカに対する該フックの係合方向の作動を規制する規制手段とを備え
    上記規制手段は、上記シートバックが上記倒伏位置から起立したときに、上記ストライカから押し力を受けて回動し、上記シートバックが上記後側起立位置に至るまで、上記フックを反係合方向に移動させるカム部材を備え
    支軸で前後回動可能に設けられ且つ後方へ回動するように付勢され、上記シートバックが上記倒伏位置から起立したときに上記ストライカに当接して相対的に前方に回動する当接具を備え、
    上記カム部材は上記当接具を介して上記ストライカから上記押し力を受けることを特徴とする車両用シートロック装置。
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