JP2668519B2 - 馬蹄錠 - Google Patents

馬蹄錠

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JP2668519B2 JP14547595A JP14547595A JP2668519B2 JP 2668519 B2 JP2668519 B2 JP 2668519B2 JP 14547595 A JP14547595 A JP 14547595A JP 14547595 A JP14547595 A JP 14547595A JP 2668519 B2 JP2668519 B2 JP 2668519B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自転車,自動二輪車
などの車両を施錠するための錠に関連し、特にこの発明
は、錠本体の全体形状が馬蹄形であり、その開放部にか
んぬきを出没させることにより解錠および施錠する馬蹄
錠に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種馬蹄錠は、図9に示すよう
に、錠ケース1の環状ガイド部2の内部に円弧状のかん
ぬき4が往復動可能に配備されると共に、前記ガイド部
2に隣接して設けられた機構収容部3の内部にロック機
構を組み込んだ構造のものである。前記環状ガイド部2
の中間には車輪の幅に合わせた開口幅の開放部5が設け
られており、一方の開放端5Aより前記かんぬき4の先
端部を開放部5に対して出没動作させることにより車輪
の施錠および解錠を行う。前記環状ガイド部2には円弧
溝6が開設してあり、この円弧溝6上にかんぬき4と一
体の操作レバー7が突出させてある。前記機構収容部3
の端部には、前記ロック機構を作動させるための鍵8を
挿脱する鍵孔が設けてある。前記鍵8は、解錠時には鍵
孔へ挿入された状態で保持され、一方施錠時には鍵孔よ
り抜き取ることが可能である。この馬蹄錠は、車輪を跨
ぐようにして図示しないホルダーにより車体に取り付け
固定される。
【0003】施錠に際して、円弧溝6に沿って操作レバ
ー7を操作すると、かんぬき4が環状ガイド部2内を摺
動して、その先端部が開放端5Aより開放部5へ突出
し、車輪のスポーク間を貫通する。かんぬき4の先端部
が対向する開放端5Bより所定深さだけ環状ガイド部2
へ入り込むと、前記ロック機構が施錠動作してかんぬき
4をその状態で拘束し、鍵孔より鍵8を抜き取ることが
可能となる。解錠時には、機構収容部3の鍵孔へ鍵8を
挿入して操作すると、前記ロック機構が解除動作してか
んぬき4を拘束状態より解放し、これによりかんぬき4
は図示しないばねのばね力により復帰動作し、その先端
部が開放端5Aの内側へ退避して開放部5を開放する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの種の
馬蹄錠では、環状ガイド部2に円弧溝6を開設したり、
施錠操作のための操作レバー7を設けたりする必要があ
るため、外部構造が複雑となり、また組立てや調整に手
数がかかり、馬蹄錠の製作コストが高くつく。また施錠
に際しては、操作レバー7を操作した後、鍵8を鍵孔よ
り抜き取るという2段階の操作が必要であり、操作が煩
雑である。しかも馬蹄錠の狭い取付空間内で前記操作レ
バー7を円弧溝6の全長にわたって操作する必要がある
ため、操作がやりづらいという問題もある。さらに解錠
時、操作レバー7に物が衝突して加圧力が作用すると、
かんぬき4が開放部5へ突出するおそれがあり、甚だ危
険である。この誤作動を防止するため、解錠状態ではか
んぬき4を拘束状態に設定し、鍵8を挿入して操作した
とき、かんぬき4の拘束を解いてレバー操作を可能とし
たものも存在するが、この方式のものでは、施錠に際し
て、操作レバー7の拘束解除,操作レバー7の操作,鍵
8の抜取りという3段階の操作が必要となり、一層操作
が煩雑となる。
【0005】この発明は、上記問題に着目してなされた
もので、操作レバーをなくし、鍵操作のみで解錠および
施錠の各操作を可能とすることにより、操作性の向上、
構造の簡易化,誤作動の防止を同時に実現した馬蹄錠を
提供することを目的とする。さらにこの発明が他に目的
とするところは、施錠操作時にかんぬきの先端部が開放
部へ半ば突出した状態で止まらないようにすることによ
り、安全性が確保された馬蹄錠を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、錠本体と、
この錠本体を車輪に臨ませた状態で車体に固定するため
のホルダーとから成る馬蹄錠であって、前記錠本体は、
錠ケースとかんぬきとを有する。前記錠ケースは、中間
に開放部を有する環状ガイド部と、この環状ガイド部に
隣接して設けられた機構収容部とを備えている。前記か
んぬきは、前記錠ケースの環状ガイド部に沿って往復動
可能に支持され、先端側には往復動により前記環状ガイ
ド部の開放部に出没する掛止め部が形成され、基端側に
は複数の歯より成る噛合部が形成されて成る。さらに錠
本体は、前記錠ケースの機構収容部に形成された開口部
に正逆回動自由に支持されるロータと、前記錠ケースの
機構収容部の内部に前記かんぬきの噛合部と噛み合った
状態で配備される正逆回動可能な駆動ギヤと、前記錠ケ
ースの機構収容部の内部に前記ロータと駆動ギヤとの間
に介在させて配備された駆動ギヤの駆動機構とを備えて
いる。前記ロータは、鍵孔を有し、内部には前記鍵孔へ
の鍵の挿脱により作動するロック機構が組み込まれてい
る。前記駆動機構は、前記ロータの施錠方向への回動に
応動して前記駆動ギヤを施錠方向へ回動させる施錠機構
部と、前記かんぬきを解錠方向へ付勢するばねと、前記
駆動ギヤの施錠方向への回動および施錠位置に達するま
での解錠方向への回動は許容し施錠位置での解錠方向へ
の回動は規制する規制機構部と、前記ロータの解錠方向
への回動に応動して前記規制機構部の規制動作を解除す
る規制解除機構部とを含んでいる。
【0007】
【作用】この発明の馬蹄錠では、施錠時、鍵操作により
ロータが施錠方向へ回動すると、これに応動して駆動機
構の施錠機構部が駆動ギヤを施錠方向へ回動させる。こ
の駆動ギヤと噛み合ったかんぬきは駆動ギヤの回動によ
り環状ガイド部を摺動し、掛止め部が開放部へ突出して
閉塞する。このとき、かんぬきが施錠位置に達する前に
鍵操作を止めると、規制機構部により駆動ギヤの解錠方
向への回動が許容されているので、ばねのばね力により
駆動ギヤが解錠方向へ回動し、かんぬきが復帰動作す
る。かんぬきが施錠位置に達するまで鍵操作を行えば、
規制機構部により駆動ギヤの解錠方向への回動が規制さ
れ、かんぬきは復帰動作しない。解錠時、鍵操作により
ロータが解錠方向へ回動すると、これに応動して規制解
除機構部が規制機構部の規制動作を解除する。これによ
り駆動ギヤは解錠方向への回動の規制が解除されて回動
自由になるので、ばねのばね力によりかんぬきが環状ガ
イド部を逆方向へ摺動して復帰し、掛止め部が開放部よ
り退出して開放する。
【0008】
【実施例】図1は、この発明にかかる馬蹄錠を自転車に
取り付けた状態を示す。この馬蹄錠は、錠本体10とホ
ルダー11とから成るもので、前記錠本体10が後輪1
5を跨ぐような格好でホルダー11を自転車の2本のリ
アホーク14,14に取り付け固定する。前記ホルダー
11は、錠本体10の後面の両側位置にそれぞれ金属金
具12を取り付けて成り、各リアホーク14に各金属金
具12を嵌めてねじ13で締め付けることにより馬蹄錠
が車体に固定される。なお図中、16は後輪15のスポ
ークであり、後述するかんぬき30はその突出動作によ
りスポーク16,16間を貫通する。
【0009】図2は、上記馬蹄錠の外観を示すもので、
同図には、錠本体10と前記ホルダー11を構成する一
方の金属金具12とが表されている。前記錠本体10
は、全体が偏平な馬蹄型をなし、外壁を構成する錠ケー
ス20は環状ガイド部21と機構収容部22とを備えて
いる。前記機構収容部22は環状ガイド部21に隣接し
て一体形成されており、図2および図3に示すように、
表面が環状ガイド部21よりわずかに突出する。
【0010】前記環状ガイド部21の内部には円弧状の
かんぬき30が往復動可能に配備される。環状ガイド部
21は、中間に後輪15の幅に合わせた開口幅の開放部
23が設けてあり、前記かんぬき30の先端部が一方の
開放端23Aより突出して、他方の開放端23Bより環
状ガイド部21内へ進入する。
【0011】前記機構収容部22の表面には開口部24
が設けられ、この開口部24に支持された筒ケース27
内にロータ40が正逆回動自由に支持される。このロー
タ40の端面には鍵42の挿脱が可能な鍵孔41が設け
てある。
【0012】図4および図5は、上記錠本体10の内部
構造を示すもので、図4には施錠状態が、図5には解錠
状態が、それぞれ示してある。前記かんぬき30は、先
端側の長さ半分を掛止め部31となし、基端側の長さ半
分を噛合部32となす。噛合部32はかんぬき30の外
周縁に複数の鋸歯状の歯33を形成して成る。前記掛止
め部31はかんぬき30の往復動により前記開放端23
Aより開放部23に対して出没すると共に、他方の開放
端23Bより環状ガイド部21の内部へ進入したり脱出
したりする。環状ガイド部21の内部であって、前記開
口端23Bの内側位置には掛止め部31の進入深さを規
制するストッパ25が突設してある。
【0013】前記機構収容部22の内部には、駆動ギヤ
50が前記かんぬき31の噛合部32と噛み合った状態
で設けられると共に、この駆動ギヤ50を駆動する駆動
機構55が前記ロータ40と駆動ギヤ50との間に介在
させて配備してある。
【0014】前記ロータ40は、図7に示すように、そ
の内部に前記鍵孔41と直交して複数のディスク収容溝
43が形成してある。各ディスク収容溝43には、板面
に鍵挿通孔が設けられたディスク44と、各ディスク4
4をそれぞれ外方へ付勢するコイルバネ(図示せず)と
がそれぞれ装填してロック機構が構成される一方、ロー
タ40を正逆回動自由に支持する筒ケース27の内面に
はディスク収容溝43より突出したディスク44と係脱
する係合溝26が形成されている。
【0015】図7(1)は、施錠時の状態を示してお
り、ロータ40の各ディスク44がコイルバネにより付
勢されてディスク収容溝43より突出し、筒ケース27
の係合溝26に係合している。図7(2)は、ロータ4
0の鍵孔41へ鍵42を挿入した状態を示しており、ロ
ータ40の各ディスク44はディスク収容溝43へ退避
して筒ケース27の係合溝43との係合が外れ、ロータ
40は筒ケース27の対して回動可能な状態となってい
る。図7(3)は、鍵42を所定の角度回動操作したと
きの解錠状態を示す。この状態では、ロータ40のディ
スク収容溝43の開口位置は筒ケース27の係合溝26
の位置から外れているため、各ディスク44は筒ケース
27の内面により突出が阻止され、鍵42の抜取りが困
難である。
【0016】前記筒ケース27は、図6に示すように、
錠ケース20の前記開口部24の周縁に固定されるつば
状部28と、前記駆動ギヤ50を正逆回動自由に支持す
るスリーブ29とを有する。前記ロータ40はスリーブ
29の開口端より突出しており、この突出部上に後述す
る規制解除機構部90を構成するカム板91が回動自由
に支持されると共に、突出端面に形成された凹溝45に
はロータ40と一体回動させる作動部材70が嵌め込ま
れている。
【0017】前記駆動ギヤ50は、外周面に前記かんぬ
き30の噛合部32と噛み合う複数の歯51が列設され
ており、このうち所定の角度位置のひとつの歯51’
は、他の歯より高さが低く設定してある。なお以下の説
明において、この高さの低い歯51’を「短尺歯」と称
して他の歯51と区別する。駆動ギヤ50の板面の適所
には前記作動部材70と係合する突子52が突設されて
おり、この突子52は駆動ギヤ50を施錠方向aへ回動
させるための施錠機構部53を構成する。
【0018】駆動ギヤ50を正逆各方向へ駆動するため
の駆動機構55は、前記作動部材70と施錠機構部53
とコイルばね60と規制機構部80と規制解除機構部9
0とで構成される。前記コイルばね60は、かんぬき3
0の後端部と環状ガイド部21の内部に突設された突起
61との間に張設されており、前記かんぬき30を解錠
方向へ付勢する。
【0019】前記規制機構部80は、駆動ギヤ50の施
錠方向aへの回動および施錠位置に達するまでの解錠方
向bへの回動は許容し、施錠位置での解錠方向bへの回
動は規制するためのもので、図8に示すように、錠ケー
ス20の内部に突設されたピン81により爪板82を支
持し、この爪板82に図示しないばねを連繋して先端部
83を駆動ギヤ50の方向に付勢している。前記爪板8
2の先端部83は、駆動ギア50の隣り合う歯51と歯
51との間の溝に嵌り込まないように、溝幅より長くか
つ適度に外方へ反った形状に形成されている。
【0020】図8(1)は、施錠位置に達するまでの駆
動ギヤ50と規制機構部80との関係を示している。こ
の間、爪板82の先端部83は駆動ギア50の歯51の
上端面に当接し、歯51と歯51との間の溝にかみ込ま
ないので、駆動ギヤ50は、施錠方向aへの回動も、解
錠方向bへの回動も許容される。図8(2)は、施錠位
置での駆動ギヤ50と規制機構部80との関係を示して
いる。施錠位置では、駆動ギヤ50の短尺歯51’が爪
板82の先端部83に対応位置し、爪板82の先端部8
3が、短尺歯51’を挟んで隣り合う歯51A,51B
間の溝に嵌り込んで、短尺歯51’の上端面に当接する
と共に、歯51Aの側面に係合するので、駆動ギア50
の解錠方向bへの回動が規制される。
【0021】前記規制解除機構90は、前記作動部材7
0との係合により前記規制機構部80の規制動作を解除
するためのもので、前記カム板91は、作動部材70と
係合する係合突片92と、係合突片92が作動部材70
に当たって押されたとき、規制機構部80の方向へ突き
出て爪板82の先端部83を駆動ギヤ50より離反させ
る押圧片93とを備えている。
【0022】つぎに上記構成の馬蹄錠の動作を説明す
る。解錠状態では、ロータ40の鍵孔41には鍵42が
挿入されており、かんぬき30の掛止め部31は環状ガ
イド部21の内部に退避して、開放部23は開放されて
いる。
【0023】施錠に際して、鍵42を施錠方向へ回動操
作すると、ロータ40が回動し、作動部材70が一体回
動する。このとき作動部材70は駆動ギヤ50の突子5
2を引っ掛けて駆動ギヤ50を施錠方向aへ回動させ
る。この駆動ギヤ50はかんぬき30の噛合部32と噛
み合っているため、かんぬき30は駆動ギヤ50の回動
により環状ガイド部21を摺動し、掛止め部31が開放
端23Aより開放部23へ突出し、さらに開放端23B
より環状ガイド部21へ入り込み、開放部23が閉じ
る。
【0024】かんぬき30にはばね60のばね力が常時
作用しており、かんぬき30が施錠位置に達するまでの
間は、爪板82の先端部83は駆動ギヤ50に係合しな
いので、駆動ギヤ50の解錠方向bへの回動は許容され
る。従って、鍵42の回動力を中途で解除すると、前記
ばね力によりかんぬき30が復帰動作する。かんぬき3
0が施錠位置に達すると、爪板82の先端部83が駆動
ギヤ50の短尺歯51’の位置で駆動ギヤ50と係合す
るので、駆動ギヤ50の解錠方向bへの回動が規制さ
れ、ばね力によりかんぬき30が復帰動作することはな
い。
【0025】かんぬき30が施錠位置に達するまで鍵操
作を行ったとき、ロータ40の各ディスク44が筒ケー
ス27の係合溝43と同じ角度位置に至って対向するた
め、鍵42を鍵孔41より抜き取ることができる。
【0026】つぎに解錠に際して、鍵42を鍵孔41へ
挿入して解錠方向へ回動操作すると、ロータ40と一体
に作動部材70が回動する。この回動途中で作動部材7
0はカム板91の係合突片92に突き当たってこれを押
圧する。この押圧によりカム板91が作動部材70に追
随し、カム板91の押圧片92が規制機構部80の方向
へ突き出て爪板82の先端部83を押し、駆動ギヤ50
より離反させる。これにより駆動ギヤ50は解錠方向b
への回動の規制が解除されるので、ばね60のばね力に
よりかんぬき30が環状ガイド部21を逆方向へ摺動し
て復帰動作し、開放部23は開放される。
【0027】
【発明の効果】この発明は上記の如く、鍵操作のみでか
んぬきを往復動させて施錠および解錠を行うようにした
から、従来例の操作レバーのような構成が不要であり、
外部構造の簡易化がはかられ、また操作性も向上する。
しかも物との衝突により誤作動するおそれがなく、安全
性も高められる。また、ばねのばね力をかんぬきに作動
させて解錠動作させるようにしたから、解錠操作を容易
かつ迅速に行える。
【0028】さらに、駆動ギヤの施錠方向への回動およ
び施錠位置に達するまでの解錠方向への回動は許容し施
錠位置での解錠方向への回動は規制するようにしたか
ら、たとえ施錠操作途中で操作を中断することがあって
も、かんぬきがスポークの間に半ば突出した状態で止ま
ることはないので、自転車の発進に支障は生じず、安全
性が確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる馬蹄錠を自転車に取り付けた
状態を示す正面図である。
【図2】この発明にかかる馬蹄錠の外観を示す斜視図で
ある。
【図3】錠本体の正面図である。
【図4】錠本体の内部構造を示す平面図である。
【図5】錠本体の内部構造を示す平面図である。
【図6】ロータと駆動ギヤと駆動機構の各構成とを示す
分解斜視図である。
【図7】ロータの構造および動作を示す説明図である。
【図8】爪板の動作を示す説明図である。
【図9】従来の馬蹄錠を示す平面図である。
【符号の説明】
10 錠本体 11 ホルダー 20 錠ケース 21 環状ガイド部 22 機構収容部 24 開口部 30 かんぬき 31 掛止め部 32 噛合い部 40 ロータ 41 鍵孔 42 鍵 50 駆動ギヤ 53 施錠機構部 55 駆動機構 60 ばね 70 作動部材 80 規制機構部 90 規制解除機構部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 錠本体と、この錠本体を車輪に臨ませた
    状態で車体に固定するためのホルダーとから成る馬蹄錠
    であって、 前記錠本体は、 中間に開放部を有する環状ガイド部と、この環状ガイド
    部に隣接して設けられた機構収容部とを備えた錠ケース
    と、 前記錠ケースの環状ガイド部に沿って往復動可能に支持
    され、先端側には往復動により前記環状ガイド部の開放
    部に出没する掛止め部が形成され、基端側には複数の歯
    より成る噛合部が形成されて成るかんぬきと、 前記錠ケースの機構収容部に形成された開口部に正逆回
    動自由に支持されるロータと、 前記錠ケースの機構収容部の内部に前記かんぬきの噛合
    部と噛み合った状態で配備される正逆回動可能な駆動ギ
    ヤと、 前記錠ケースの機構収容部の内部に前記ロータと駆動ギ
    ヤとの間に介在させて配備された駆動ギヤの駆動機構と
    を備え、 前記ロータは、鍵孔を有し、内部には前記鍵孔への鍵の
    挿脱により作動するロック機構が組み込まれており、 前記駆動機構は、 前記ロータの施錠方向への回動に応動して前記駆動ギヤ
    を施錠方向へ回動させる施錠機構部と、 前記かんぬきを解錠方向へ付勢するばねと、 前記駆動ギヤの施錠方向への回動および施錠位置に達す
    るまでの解錠方向への回動は許容し施錠位置での解錠方
    向への回動は規制する規制機構部と、 前記ロータの解錠方向への回動に応動して前記規制機構
    部の規制動作を解除する規制解除機構部とを含んで成る
    馬蹄錠。
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