JP2603016Y2 - ステアリングロック装置 - Google Patents

ステアリングロック装置

Info

Publication number
JP2603016Y2
JP2603016Y2 JP3768393U JP3768393U JP2603016Y2 JP 2603016 Y2 JP2603016 Y2 JP 2603016Y2 JP 3768393 U JP3768393 U JP 3768393U JP 3768393 U JP3768393 U JP 3768393U JP 2603016 Y2 JP2603016 Y2 JP 2603016Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
key cylinder
camshaft
engagement
engaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3768393U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH078114U (ja
Inventor
友紀 河地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP3768393U priority Critical patent/JP2603016Y2/ja
Priority to EP19940110665 priority patent/EP0636523A1/en
Publication of JPH078114U publication Critical patent/JPH078114U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2603016Y2 publication Critical patent/JP2603016Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R25/00Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles
    • B60R25/01Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens
    • B60R25/02Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the steering mechanism
    • B60R25/021Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the steering mechanism restraining movement of the steering column or steering wheel hub, e.g. restraining means controlled by ignition switch
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R25/00Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles
    • B60R25/01Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens
    • B60R25/02Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the steering mechanism
    • B60R25/021Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the steering mechanism restraining movement of the steering column or steering wheel hub, e.g. restraining means controlled by ignition switch
    • B60R25/0211Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the steering mechanism restraining movement of the steering column or steering wheel hub, e.g. restraining means controlled by ignition switch comprising a locking member radially and linearly moved towards the steering column
    • B60R25/02115Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the steering mechanism restraining movement of the steering column or steering wheel hub, e.g. restraining means controlled by ignition switch comprising a locking member radially and linearly moved towards the steering column key actuated
    • B60R25/02126Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the steering mechanism restraining movement of the steering column or steering wheel hub, e.g. restraining means controlled by ignition switch comprising a locking member radially and linearly moved towards the steering column key actuated with linear bolt motion perpendicular to the lock axis
    • B60R25/02128Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the steering mechanism restraining movement of the steering column or steering wheel hub, e.g. restraining means controlled by ignition switch comprising a locking member radially and linearly moved towards the steering column key actuated with linear bolt motion perpendicular to the lock axis comprising safety devices avoiding locking until removal of the key

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、キーシリンダのキーロ
ータが施錠位置に回動された状態でステアリングシャフ
トひいてはステアリングホイールをロックするステアリ
ングロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に自動車のステアリングロック装置
においては、ボデー内に収納されたキーシリンダのキー
ロータをキーにより施錠位置たる「LOCK」位置に回
動させ、かつキーをキーロータから抜き取ると、ロック
バーがステアリングシャフト側と係合することにより、
ステアリングシャフトひいてはステアリングホイールの
回動がロックされる構成となっている。
【0003】そして、キーロータにキーを差し込んでキ
ーロータを作動位置(「ACC」、「ON」、「STA
RT」位置)へ回動操作すると、キーロータと一体に回
動するカムシャフトのカム凸部により上記ロックバーが
移動されて、そのロックバーのステアリングシャフト側
との係合が解除されることにより、ステアリングシャフ
トひいてはステアリングホイールのロックが解除され
る。また、上記カムシャフトの回動に伴いイグニッショ
ンスイッチも操作される。
【0004】従って、この種のステアリングロック装置
は、キーがない限りステアリングホイールの操作、及び
イグニッションスイッチの操作もできないために盗難防
止に有効な手段となっている。
【0005】ところが、このようなステアリングロック
装置においては、ステアリングシャフトのロック状態に
おいて、何らかの方法でキーシリンダがボデーから外さ
れると、カムシャフトがボデー内において露出した状態
となる。そして、この状態で特殊な工具によりカムシャ
フトを作動位置方向へ回動させると、ロックバーとステ
アリングシャフトとの係合が解除できるようになると共
に、イグニッションスイッチも操作できるようになって
しまうという問題点があった。
【0006】このような問題点に対処するために、本出
願人は、例えば実願平3−51917号(実開平4−1
34773号)を出願している。このものは、係合溝を
有する係合体をカムシャフトと一体に回動するように設
けると共に、ボデーに阻止部材を係合位置と解除位置と
の間で移動可能に設け、さらに阻止部材が係合位置へ移
動した時に阻止部材に係合する規制部材を設けた構成と
している。
【0007】このものにおいて、キーシリンダがボデー
へ収納された通常の状態では、阻止部材はキーシリンダ
により押圧されて解除位置に保持されている。そして、
ステアリングシャフトのロック状態で、何らかの方法で
キーシリンダがボデーから外されると、阻止部材が付勢
手段の付勢力により係合位置へ移動して係合体の係合溝
に係合し、その係合により係合体ひいてはカムシャフト
の回動が阻止されるようになり、ステアリングシャフト
のロック状態を解除することができなくなると共に、イ
グニッションスイッチも操作できなくなる。また、阻止
部材は規制部材によって係合位置から解除位置方向への
移動が規制されるから、阻止部材を解除位置へ移動させ
ようとしても移動させることはできない。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た構成のものの場合、キーシリンダによって押圧されて
いた阻止部材が係合体の係合溝に係合してカムシャフト
の回動を阻止する構成としているので、キーシリンダが
外された状態で阻止部材が破壊されると、直ぐにカムシ
ャフトの回動が可能となってしまうものであった。
【0009】そこで、本考案の目的は、ボデーからキー
シリンダが外された場合に、ボデー内のカムシャフトの
回動を阻止するようにしたものにおいて、カムシャフト
の回動を一層有効に阻止できて、盗難防止機能の一層の
向上を図り得るステアリングロック装置を提供するにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本考案のステアリングロ
ック装置は、車両に取り付けられる中空状をなすボデー
と、外周部にカム凸部を有して前記ボデー内に回動可能
に設けられたカムシャフトと、キーにより回動操作され
るキーロータを備えて前記ボデー内に収納され、その収
納状態で前記キーロータが前記カムシャフトと一体的に
回動するように連結されるキーシリンダと、前記カムシ
ャフトの回動に伴って前記カム凸部により移動されるよ
うに設けられ、前記キーロータが施錠位置に回動された
状態でステアリングシャフトをロックするロック部材
と、係合溝を有し、前記ボデー内に前記キーシリンダの
奥側に位置させて前記カムシャフトと一体に回動される
ように設けられた係合体と、前記ボデーに前記キーシリ
ンダの奥側に位置させて軸方向に移動可能に設けられる
と共に付勢手段により前記キーシリンダ側へ付勢され、
キーシリンダがボデーへ収納されることに伴いそのキー
シリンダにより押圧されて規制位置へ移動され、キーシ
リンダがボデーから外されることに伴い規制解除位置へ
移動される規制レバーと、前記ボデーに前記規制レバー
の奥側に位置させて移動可能に設けられると共に付勢手
段により前記係合溝に係合する方向へ付勢され、前記規
制レバーが規制位置へ移動した状態で該規制レバーによ
り前記係合溝に対する係合が解除された係合解除位置に
保持され、前記カムシャフトが施錠位置に回動された状
態で、規制レバーが規制解除位置へ移動することに伴い
前記係合溝に係合する係合位置へ移動して前記係合体の
回動を阻止する阻止部材とを具備する構成としたところ
に特徴を有する。
【0011】
【作用】キーシリンダのキーロータが施錠位置に回動さ
れキーが抜かれた状態、すなわちステアリングシャフト
がロック状態になされた状態で、キーシリンダがボデー
から外されると、キーシリンダにより押圧されていた規
制レバーが規制位置から規制解除位置へ移動し、これに
伴い阻止部材が係合解除位置から係合位置へ移動して係
合体の係合溝に係合するようになる。この係合により係
合体、ひいてはカムシャフトの回動が阻止されるように
なるから、ステアリングシャフトのロック状態を解除す
ることができない。
【0012】このとき、キーシリンダが外された状態で
規制レバーが破壊されたとしても、カムシャフトは規制
レバーの奥側に位置した阻止部材によって回動が阻止さ
れたままの状態であるから、カムシャフトの回動を一層
有効に阻止でき、盗難防止に一層効果的である。
【0013】
【実施例】以下、本考案の一実施例につき図面を参照し
て説明する。まず組み立て状態を示す図1及び図2にお
いて、ボデー1は、中空状をなし、図示しない車両のス
テアリングシャフト近傍に取り付けられるようになって
いる。
【0014】ボデー1内の奥方部位にはカムシャフト2
が回動可能に設けられ、このカムシャフト2の後端部
(図1中左端部)には、該カムシャフト2の回動に伴っ
て操作されるイグニッションスイッチ3が設けられてい
る。
【0015】カムシャフト2の後部外周部には、カムシ
ャフト2の回動に伴いロック部材4を移動させるための
カム凸部5が設けられている。そのロック部材4は、カ
ム凸部5を囲むように設けられ該カム凸部5によって移
動される枠体6と、一端部がこの枠体6に連結されたロ
ックバー(図示せず)とから構成された周知構成のもの
であり、図示しないばねによりロックバーの他端部がス
テアリングシャフトのカラーに係合する方向に付勢され
ている。
【0016】そして、上記ボデー1内の開口部側には、
シリンダケース7内にキー(図示せず)により回動操作
されるキーロータ8を備えたキーシリンダ9が抜け止め
状態に収納されている。このキーシリンダ9は、キーロ
ータ8が施錠位置たる「LOCK」位置に回動された状
態でのみキーロータ8のキー穴に対するキーの抜き差し
が可能となっている。また、キーシリンダ9がボデー1
内に収納された状態で、キーロータ8の後端部がカムシ
ャフト2先端部の連結部10と嵌合により連結され、そ
れらキーロータ8とカムシャフト2とが一体的に回動さ
れるようになっている。
【0017】シリンダケース7の外周部には、ロッキン
グレバー11が軸12を中心に回動可能に設けられてい
る。このロッキングレバー11は、周知のように、キー
ロータ8が作動位置である「ACC」、「ON」、「S
TART」位置へ回動された状態では後端部が上記枠体
6に係合してロック部材4を係合解除位置に保持し、キ
ーロータ8が「LOCK」位置へ回動されることに応じ
て枠体6に対する係合が解除されるようになっている。
【0018】上記カムシャフト2の軸方向の中間部外周
部には、係合体13が一体に設けられている。この係合
体13には、図2に示すように、外周部及び軸方向の両
端面が開放した係合溝14が形成されていると共に、こ
の係合溝14よりも浅くかつ幅広な補助係合溝15が形
成されている。
【0019】そして、ボデー1におけるキーシリンダ9
の奥側の所定の部位にはガイド部16が設けられてい
て、規制レバー17がそのガイド部16にガイドされた
状態でカムシャフト2の軸方向に沿って移動可能に設け
られている。この規制レバー17は、付勢手段としての
ばね18によりキーシリンダ9側(図1の矢印A方向)
に付勢されていて、ボデー1内にキーシリンダ9が収納
される前の状態では、図3に示す規制解除位置へ移動さ
れていて、ボデー1内にキーシリンダ9が収納されるこ
とに伴い、シリンダケース7の後端部に突設された凸部
19により押圧されて図1に示す規制位置に移動されて
そこに保持されるようになっている。規制レバー17の
後端部には、斜面20aを有するカム部20が形成され
ている。
【0020】また、ボデー1において規制レバー17の
奥側で、かつ上記係合体13と対応する部位には、阻止
部材21が係合体13の径方向に移動可能に設けられて
いて、この阻止部材21は付勢手段としてのばね22に
より係合体13側(矢印B方向)に付勢されている。阻
止部材21には、係合体13側に係合凸部23が形成さ
れていると共に、前部側に斜面24が形成されている。
この阻止部材21は、規制レバー17が規制位置に移動
した図1の状態で、カム部20により押圧されて係合体
13に対して離間した係合解除位置に保持されている。
【0021】ボデー1の外面側には、阻止部材21及び
規制レバー17を外側から覆うようにカバー25が装着
されている。
【0022】次に上記構成の作用について説明する。ま
ず、上記装置を組み立てる場合について述べる。この場
合、キーシリンダ9はボデー1に対して最後に組み込ま
れるものであり、そのキーシリンダ9は、カムシャフト
2を作動位置のうち、「ACC」位置に対応する位置に
回動させた状態で組み込むようにしている。
【0023】キーシリンダ9を組み込む前の状態で、か
つカムシャフト2を「ACC」位置に対応する位置に回
動させた状態では、図3に示すように、規制レバー17
が規制解除位置へ移動されており、また、図4に示すよ
うに、係合体13の補助係合溝15が阻止部材21の係
合凸部23と対応した状態となっていて、係合凸部23
が補助係合溝15に挿入された状態となっている。この
とき、規制レバー17におけるカム部20の斜面20a
と阻止部材21の斜面24とが対向した状態となってい
る(図3参照)。
【0024】なお、補助係合溝15は、係合凸部23が
挿入された状態で、カムシャフト2が「ACC」位置か
ら「ON」位置に対応する位置までの間で回動できる範
囲となるように形成されている。
【0025】このような状態で、キーシリンダ9をボデ
ー1内に挿入して収納すると、図1に示すように、キー
ロータ8の後端部がカムシャフト2の連結部10と嵌合
して連結されると共に、シリンダケース7の凸部19に
より規制レバー17が押圧され、規制レバー17はばね
18の付勢力に抗して矢印Aとは反対方向へ移動され
る。規制レバー17が矢印Aとは反対方向へ移動するこ
とに伴い、カム部20の斜面20aにより阻止部材21
の斜面24を押圧し、阻止部材21はばね22の付勢力
に抗して矢印Bとは反対方向へ移動するようになる。な
お、図1及び図2は、カムシャフト2が「LOCK」位
置に対応する位置に回動された状態を示している。
【0026】そして、規制レバー17が図1に示す規制
位置に達すると、阻止部材21はその規制レバー17の
カム部20により係合解除位置に保持されるようにな
る。この状態では、阻止部材21の係合凸部23は係合
体13から離間している。
【0027】上記図1及び図2の状態においては、係合
体13は阻止部材21によって回動が阻止されることは
ないから、カムシャフト2ひいてはキーシリンダ9のキ
ーロータ8は「LOCK」位置から「START」位置
までの範囲でキーにより自由に回動させることができ
る。通常はこの図1及び図2の状態で使用されることに
なる。
【0028】この図1及び図2の状態において、キーに
よりキーロータ8を回動させることに伴いカムシャフト
2が一体的に回動され、これに伴いイグニッションスイ
ッチ3が操作されると共に、カム凸部5によりロック部
材4が移動される。キーロータ8を「LOCK」位置に
回動させ、かつキーがキーロータ8から抜き取られる
と、ロック部材4のロックバーがステアリングシャフト
側に係合して、ステアリングシャフトひいてはステアリ
ングホイールの回動操作がロックされるようになる。
【0029】しかして、キーロータ8からキーを抜き取
った状態(キーロータ8は「LOCK」位置)で、キー
シリンダ9がボデー1から外されたとすると、規制レバ
ー17は、凸部19による押圧が解除されることに伴い
ばね18の付勢力により矢印A方向へ移動し、図5に示
すように規制解除位置に達する。
【0030】このように規制レバー17が規制解除位置
へ移動すると、阻止部材21は、カム部20による規制
が解除されることに伴いばね22の付勢力により矢印B
方向へ移動し、図5及び図6に示すように、係合凸部2
3が係合体13の係合溝14に係合した係合位置に達す
る。この状態では、阻止部材21の係合によりカムシャ
フト2の回動が阻止されているから、カムシャフト2を
工具等を用いて回動させようとしても回動させることは
できない。
【0031】しかもこの場合、阻止部材21は規制レバ
ー17よりも奥の方で係合体13と係合しているので、
仮に規制レバー17が破壊されたとしても、カムシャフ
ト2は阻止部材21によって回動が阻止されたままの状
態であるから、カムシャフト2の回動を一層有効にに阻
止でき、盗難防止に一層効果的である。
【0032】ところで、このような装置において、キー
ロータ8が「ON」位置に位置された状態(例えば車両
の走行中)で、何らかの理由でキーシリンダ9部分がボ
デー1から外れ、しかもカムシャフト2が「LOCK」
位置まで回動されるようなことがあった場合、ロック部
材4によりステアリングシャフトひいてはステアリング
ホイールがロックされてしまうことが考えられる。
【0033】この点、本実施例の場合、キーロータ8及
びカムシャフト2が「ON」位置に位置された状態で
は、係合体13の補助係合溝15が阻止部材21の係合
凸部23と対応するようになっているから、この状態で
キーシリンダ9が外れた場合には、阻止部材21の係合
凸部23が係合体13の補助係合溝15に係合するよう
になる(図3及び図4参照)。このようになると、阻止
部材21により係合体13ひいてはカムシャフト2が
「LOCK」位置へ回動されることが阻止されるから、
走行中にステアリングシャフトひいてはステアリングホ
イールがロックされるということを防止できる。
【0034】
【考案の効果】以上の記述から明らかなように、本考案
によれば、キーシリンダのキーロータが施錠位置に回動
されキーが抜かれた状態、すなわちステアリングシャフ
トがロック状態になされた状態で、キーシリンダがボデ
ーから外されると、キーシリンダにより押圧されていた
規制レバーが規制位置から規制解除位置へ移動し、これ
に伴い阻止部材が係合解除位置から係合位置へ移動して
係合体の係合溝に係合するようになり、この係合により
係合体、ひいてはカムシャフトの回動が阻止されるよう
になるから、ステアリングシャフトのロック状態が解除
されることを防止できる。
【0035】このとき、キーシリンダが外された状態で
規制レバーが破壊されたとしても、カムシャフトは規制
レバーの奥側に位置した阻止部材によって回動が阻止さ
れたままの状態であるから、カムシャフトの回動を一層
有効に阻止でき、盗難防止に一層効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す縦断側面図
【図2】図1中X−X線に沿う縦断正面図
【図3】キーシリンダをボデーへ組み込む前の状態の図
1相当図
【図4】同状態の図2相当図
【図5】キーシリンダが外された状態の要部の縦断側面
【図6】同状態の図2相当図
【符号の説明】 1はボデー、2はカムシャフト、3はイグニッションス
イッチ、4はロック部材、5はカム凸部、8はキーロー
タ、9はキーシリンダ、13は係合体、14は係合溝、
17は規制レバー、18はばね(付勢手段)、21は阻
止部材、22はばね(付勢手段)、23は係合凸部であ
る。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に取り付けられる中空状をなすボデ
    ーと、 外周部にカム凸部を有して前記ボデー内に回動可能に設
    けられたカムシャフトと、 キーにより回動操作されるキーロータを備えて前記ボデ
    ー内に収納され、その収納状態で前記キーロータが前記
    カムシャフトと一体的に回動するように連結されるキー
    シリンダと、 前記カムシャフトの回動に伴って前記カム凸部により移
    動されるように設けられ、前記キーロータが施錠位置に
    回動された状態でステアリングシャフトをロックするロ
    ック部材と、 係合溝を有し、前記ボデー内に前記キーシリンダの奥側
    に位置させて前記カムシャフトと一体に回動されるよう
    に設けられた係合体と、 前記ボデーに前記キーシリンダの奥側に位置させて軸方
    向に移動可能に設けられると共に付勢手段により前記キ
    ーシリンダ側へ付勢され、キーシリンダがボデーへ収納
    されることに伴いそのキーシリンダにより押圧されて規
    制位置へ移動され、キーシリンダがボデーから外される
    ことに伴い規制解除位置へ移動される規制レバーと、 前記ボデーに前記規制レバーの奥側に位置させて移動可
    能に設けられると共に付勢手段により前記係合溝に係合
    する方向へ付勢され、前記規制レバーが規制位置へ移動
    した状態で該規制レバーにより前記係合溝に対する係合
    が解除された係合解除位置に保持され、前記カムシャフ
    トが施錠位置に回動された状態で、規制レバーが規制解
    除位置へ移動することに伴い前記係合溝に係合する係合
    位置へ移動して前記係合体の回動を阻止する阻止部材と
    を具備して成るステアリングロック装置。
JP3768393U 1993-07-09 1993-07-09 ステアリングロック装置 Expired - Fee Related JP2603016Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3768393U JP2603016Y2 (ja) 1993-07-09 1993-07-09 ステアリングロック装置
EP19940110665 EP0636523A1 (en) 1993-07-09 1994-07-08 Steering lock device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3768393U JP2603016Y2 (ja) 1993-07-09 1993-07-09 ステアリングロック装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH078114U JPH078114U (ja) 1995-02-03
JP2603016Y2 true JP2603016Y2 (ja) 2000-02-14

Family

ID=12504402

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3768393U Expired - Fee Related JP2603016Y2 (ja) 1993-07-09 1993-07-09 ステアリングロック装置

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP0636523A1 (ja)
JP (1) JP2603016Y2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU717567B2 (en) * 1994-12-23 2000-03-30 Robert Bosch Gmbh A security device
JP4510725B2 (ja) * 2005-08-23 2010-07-28 株式会社東海理化電機製作所 ステアリングロック装置
DE102007049068A1 (de) * 2007-10-12 2009-04-16 Huf Hülsbeck & Fürst Gmbh & Co. Kg Betätigungsvorrichtung für ein Schloss an Fahrzeugtüren, Fahrzeugklappen oder dgl.
JP5114369B2 (ja) * 2008-11-28 2013-01-09 株式会社ユーシン ステアリングロック装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3318415C1 (de) * 1983-05-20 1984-08-23 Hülsbeck & Fürst GmbH & Co KG, 5620 Velbert Lenk- und Zündschloß für Kraftfahrzeuge
DE4016779C2 (de) * 1990-05-25 1997-04-30 Huelsbeck & Fuerst Lenkschloß für Kraftfahrzeuge
JPH04134773U (ja) * 1991-06-10 1992-12-15 株式会社東海理化電機製作所 ステアリングロツク装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH078114U (ja) 1995-02-03
EP0636523A1 (en) 1995-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3095328B2 (ja) ステアリングロック装置
US4487042A (en) Steering lock assembly
JP3527394B2 (ja) ステアリングロック装置
JPH0575003U (ja) 安全機能付き自動車用収納装置
JP2603016Y2 (ja) ステアリングロック装置
JPH06158924A (ja) ステアリングロック装置
JP2922828B2 (ja) イグニッションスイッチ
JPH0635556U (ja) ステアリングロック装置
JP3183588B2 (ja) ステアリングロック装置
JPH04134773U (ja) ステアリングロツク装置
JP3739246B2 (ja) ステアリングロック装置
JPH0826703B2 (ja) ステアリングロック装置
EP0727553A1 (en) Locking device
JP2571576Y2 (ja) ステアリングロック装置
JPH0765419B2 (ja) ステアリングロック装置
JP2543845Y2 (ja) イグニッションキー装置
JPH0338040Y2 (ja)
JP2688808B2 (ja) 馬蹄錠
JP2588497Y2 (ja) ステアリングロック装置
JP2521942Y2 (ja) 車両のステアリングロック機構を備えたキースイッチ
JPH0712194Y2 (ja) 車両用ステアリングロック装置
JP2536787B2 (ja) ステアリングロック制御装置
JP2533683Y2 (ja) 車両用ステアリングロック装置
JPH0826702B2 (ja) ステアリングロック装置
JP2573885Y2 (ja) ステアリングロック装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees