JPH08119009A - 車両用ロック装置 - Google Patents

車両用ロック装置

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JPH08119009A
JPH08119009A JP25862094A JP25862094A JPH08119009A JP H08119009 A JPH08119009 A JP H08119009A JP 25862094 A JP25862094 A JP 25862094A JP 25862094 A JP25862094 A JP 25862094A JP H08119009 A JPH08119009 A JP H08119009A
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JP
Japan
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latch plate
striker
lock
plate
base plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP25862094A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Yokoi
一浩 横井
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Jtekt Column Systems Corp
Original Assignee
Fuji Kiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一つのラッチプレートのみでストライカーの
ロック及びロック解除ができるようにして小型化及びコ
スト低下をもたらす車両用ロック装置を提供する。 【構成】 車体に突設したストライカー25を嵌合する
係合部26とその近傍にロックアーム27を設けたラッ
チプレート22をベースプレート20に長孔24を介し
て回動可能に軸23にて軸支し、ラッチプレート22と
ベースプレート20との間に弾機28を介装し、ロック
時に前記ロックアーム22が嵌入する一対のリブ突起2
9,30をベースプレート20に突設するとともに、ラ
ッチプレート22にロックを解除するためのレバー33
を軸着して構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自動車の後部座席装置
におけるシートバックを車体のストライカーにラッチで
係着させるための車両用ロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の後部座席装置におけるシートバ
ックは、車体に固定されたストライカーにラッチ係合す
るロック装置にて脱着可能に固定する。
【0003】従来のロック装置は、図6〜8に示したよ
うに、ベースプレート1にラッチプレート2を軸3で回
動可能に軸支するとともに、このラッチプレート2に接
離可能にロックプレート4を軸5にて回動可能に軸支
し、ラッチプレート2を回動付勢するスプリング6をラ
ッチプレート2とロックプレート4との間に弾装し、か
つ、ロックプレート4にレバー7を回転可能に軸着して
なる。
【0004】ラッチプレート2にはストライカー8を咬
持する係合部2bが形成され、また、ロックプレート4
にはラッチプレート2のロックアーム2aと接離するロ
ックアーム4aが形成されている。また、ロックプレー
ト4にはベースプレート1の内側壁に当接するストッパ
ー部4bが形成されている。そして軸5にはバネ9が装
着され、バネ9の一端部はベースプレート1に係止し、
他端部はストライカー8に圧接してそれを押し出す方向
へ付勢している。そしてベースプレート1には、ロック
アーム2aが当接して回動停止するストッパー10が突
設されている。
【0005】そこで、ベースプレート1にストライカー
8が嵌合する湾入部11を形成し、ベースプレート1を
ストライカー8に押し付けると、湾入部11の入口側に
回転しているラッチプレート2の係合部2bがストライ
カー8を係合して軸3を中心に時計方向へ回動するとと
もに、ストライカー8はバネ9に当接してダンパーの作
用をし、ラッチプレート2のロックアーム2aはロック
プレート4のロックアーム4aに当接して回転止めがな
され、ストライカー8を咬持した状態でロックされる。
【0006】そして、このロック状態を解除するには、
レバー7を矢示方向へ引くことにより、ロックプレート
4が軸5を中心に反時計方向へ回動し、ロックアーム4
aがロックアーム2aから外れるとともに、スプリング
6を介してラッチプレート2が軸3を中心に反時計方向
へ回動する。したがって、ラッチプレート2の係合部2
b内のストライカー8はバネ9の付勢力にて湾入部11
から外へ押し出されて脱離する。ラッチプレート2はそ
のストッパー部2cが湾入部11の入口に当接して回動
が停止する。
【0007】したがって、ストライカー8に係合して一
体に回動するラッチプレート2に、ロックプレート4を
レバー7の操作で係脱させることにより、ストライカー
8のロック及びロック解除を行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ロック装置によれば、ラッチプレート2とロックプレー
ト4の二つのプレートを回動自在に軸支する構成であっ
て、しかも、二つのプレート2,4が互いに回動するた
めのスペースを必要として小型化に制約が伴うととも
に、部品点数が多くてコスト高となる。
【0009】そこで、この発明は、一つのラッチプレー
トのみでストライカーのロック及びロック解除ができる
ようにして小型化及びコスト低下をもたらす車両用ロッ
ク装置を提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる車両用
ロック装置は、車体に突設したストライカーを嵌合する
係合部とその近傍にロックアームを設けたラッチプレー
トをベースプレートに長孔を介して回動可能に軸支し、
該ラッチプレートとベースプレートとの間に弾機を介装
し、ロック時に前記ロックアームが嵌入する一対のリブ
突起をベースプレートに突設するとともに、ラッチプレ
ートにロックを解除するためのレバーを軸着してなるこ
とを特徴とする。
【0011】
【作用】ラッチプレートは、ストライカーを係合部に嵌
合するロック動作時において、初めに弾機の力に抗して
回動し、ついで、長孔が弾機の引力方向と平行になると
ロックアームがリブ突起間に嵌入するように直線移動す
る。
【0012】そして、ロック解除時において、レバーを
引くことにより長孔を介しラッチプレートが直線移動し
てロックアームがリブ突起間から抜け、ついで長孔を介
し弾機の力によりラッチプレートが逆方向へ回動してス
トライカーは係合部から外れる。
【0013】
【実施例】以下この発明を図示の実施例に基づき説明す
る。図1〜3に示したように、ベースプレート20及び
カバープレート21を所定の間隔で離間して結合する段
付きピンからなる軸23にラッチプレート22を長孔2
4を介して回動可能に軸支し、ラッチプレート22には
ストライカー25を係合する係合部26及びロックアー
ム27が一体に形成されている。長孔24はロックアー
ム27と略平行の配置関係にある。
【0014】ラッチプレート22とベースプレート20
の間にはスプリング28等の弾機が介装されており、ラ
ッチプレート22は軸23を中心として反時計方向へ回
動付勢されている。そして、ベースプレート20にはカ
バープレート21側へ突出する一対のリブ突起29,3
0が形成されている。リブ突起30は湾入部31に略平
行で、リブ突起29は湾入部31に略直交する配置であ
る。このリブ突起29,30間は、ロックアーム27が
進入できる間隔W(図4(A)参照)を有する。
【0015】なお、ロックアーム27は、図5に示すよ
うに、リブ突起29,30間に嵌入するための角度θの
テーパー部27aが形成されて先細になっており、ロッ
クアーム27がリブ突起29,30間にスムーズに嵌入
するとともに、ロックアーム27とリブ突起29,30
間のガタ付きを無くすように形成されている。また、リ
ブ突起30近傍の湾入部31の最奥部にはゴム等からな
るダンパー32がカバープレート21に装着固定されて
おり、ラッチプレート22の係合部に係合したストライ
カー25のガタ付きを無くしている。
【0016】ラッチプレート22にはレバー33が回転
可能に軸着され、このレバー33を引いてラッチプレー
ト22をスプリング28の力に抗して反時計方向へ回動
させることにより係合部26に係合しているストライカ
ー25のロックを解除する。また、ラッチプレート22
には、このラッチプレート22がロック位置にあると
き、ストライカー25の嵌入方向に対して傾斜し、湾入
部31とともにストライカー25を誘い込むための傾斜
部22aが形成される。
【0017】なお、34はラッチプレート22の回転止
め、35はシートバック等への取付部、36は取付用ボ
ルト孔、37はボルト、38は軸23と対向してカバー
プレート21をベースプレート20に結合する段付きピ
ンである。
【0018】次に上記実施例の作用を説明すると、スト
ライカー25をロックするときは、図1に示すように、
湾入部31にストライカー25を嵌合させ、ストライカ
ー25がラッチプレート22のロックアーム27に当接
してなおストライカー25を押すことにより、図4
(A)中実線図示から仮想線図示のように、ラッチプレ
ート22は軸23を中心として矢示ハの時計方向へ回動
する。
【0019】ここで、ラッチプレート22は、スプリン
グ28の力により矢示ニ方向に移動しようとするが、ロ
ックアーム27の先端がリブ突起30に当接するため、
ラッチプレート22は矢示ニ方向に移動することはな
い。そして、ロックアーム27の先端がリブ突起30か
ら外れると、スプリング28の力によりロックアーム2
7が矢示ニ方向へ移動してリブ突起29,30間に誘い
込まれる。ロックアーム27がリブ突起29,30間に
誘い込まれることにより、ラッチプレート22は回動で
きなくなり、ストライカー25は係合部26に嵌合しダ
ンパー32に当接してロックされる。
【0020】そして、ストライカー25をロック解除す
るときは、図2に示すように、レバー33を引いてラッ
チプレート22を軸23を中心に反時計方向へ回動する
力を与えると、図4(A)中仮想線図示から実線図示の
ように、ラッチプレート22は軸23が嵌合する長孔2
4を介してロックアーム27がリブ突起29,30の間
から矢示イ方向へ抜ける動作をした後、矢示ロの反時計
方向へ回動して係合部26からストライカー25が外れ
る。
【0021】かくして、一枚のラッチプレート22にて
ストライカー25をロックするとともに、レバー33を
操作してラッチプレート22を回動操作することにより
ロック解除することができ、構造簡単にしてコスト低減
かつ小型化できる。
【0022】なお、ストライカー25が係合部26に係
合していないのに、ラッチプレート22がロック位置に
移動してしまった状態(空ロック状態)に万一陥ったと
しても、図4(B)に実線で示すように、ストライカー
25を傾斜部22aに押し付けると、仮想線図示のよう
に、ストライカー25がラッチプレート22をスプリン
グ28の力に抗して図4中矢示イ方向に移動させて係合
部26に係合し、かつ、ラッチプレート22がスプリン
グ28に引かれ、矢示ニ方向に移動してリブ突起29,
30間に進入することによりストライカー25はロック
される。したがって、空ロック状態を防止するフェール
セイフ手段が講じられている。
【0023】
【発明の効果】以上説明したこの発明のロック装置は、
一枚のラッチプレートにてストライカーをロックすると
ともに、レバーを操作してラッチプレートを回動操作す
ることによりロック解除することができるから、構成部
品点数を少なくできてコスト低減を図ることができ、ま
た、回動する部品が少なくなるのでスペースを小さくで
きて小型化を図ることができる。
【0024】また、ストライカーが係合部に係合してい
ないのに、ラッチプレートがロック位置に移動してしま
った状態(空ロック状態)に万一陥ったとしても、ラッ
チプレートをストライカーに押し付けると傾斜部を介し
ラッチプレートが移動してストライカーを係合し、か
つ、ロックできるから、空ロックが防止され、安全性が
高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すロック動作時の正面図
【図2】この発明の実施例を示すロック解除時の正面図
【図3】この発明の実施例の側面図
【図4】(A),(B)は作用説明図
【図5】ロック時におけるラッチプレートの一部とリブ
突起との関係を示す部分拡大図
【図6】従来例の断面正面図
【図7】従来例の断面平面図
【図8】従来例の側面図
【符号の説明】
20…ベースプレート 21…カバープレート 22…ラッチプレート 22a…傾斜部 23…軸 24…長孔 25…ストライカー 26…係合部 27…案内部 27a…テーパー部 28…スプリング 29,30…リブ突起 31…湾入部 32…ダンパー 33…レバー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に突設したストライカーを嵌合する
    係合部とその近傍にロックアームを設けたラッチプレー
    トをベースプレートに長孔を介して回動可能に軸支し、
    該ラッチプレートとベースプレートとの間に弾機を介装
    し、ロック時に前記ロックアームが嵌入する一対のリブ
    突起をベースプレートに突設するとともに、ラッチプレ
    ートにロックを解除するためのレバーを軸着してなるこ
    とを特徴とする車両用ロック装置。
  2. 【請求項2】 ラッチプレートにストライカーの嵌入方
    向に傾斜した傾斜部をベースプレートの湾入部に対面可
    能に形成したことを特徴とする請求項1記載の車両用ロ
    ック装置。
JP25862094A 1994-10-25 1994-10-25 車両用ロック装置 Pending JPH08119009A (ja)

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JP25862094A JPH08119009A (ja) 1994-10-25 1994-10-25 車両用ロック装置

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030092160A (ko) * 2002-05-27 2003-12-06 티에스 테크 주식회사 관성잠금장치 및 동 장치를 구비하는 절첩가능한 시트
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JP2023068157A (ja) * 2019-05-28 2023-05-16 株式会社アイホー 食品調温システム

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