JP2002371735A - ステアリングロック装置 - Google Patents

ステアリングロック装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スタート位置からオン位置へのシリンダの自
動復帰を安定させる。 【解決手段】 本発明にかかるステアリングロック装置
10は、シリンダ16がオン位置からスタート位置に回
動された後にバネ24の付勢力によりステアリング用ロ
ック部材26,28を介してカム22を戻り回動させ、
シリンダ16をスタート位置からオン位置に自動復帰さ
せるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車両に
用いられるステアリングロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ステアリングロック装置における
シリンダ錠のシリンダは、キー操作によりオン位置から
スタート位置に回動させてエンジン始動操作をした後、
スタート位置からオン位置に自動復帰するようになって
いる。このようにシリンダを自動復帰させるリターン力
は、イグニッションスイッチ内部に設けられたリターン
スプリングによって与えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シリン
ダ錠は盗難防止性の観点から隙間をできるだけ形成しな
いようにするためにシリンダとシリンダアウタとの公差
を大きくすることができず、そのためにシリンダ錠から
遠い位置にあるイグニッションスイッチ内部のスプリン
グのリターン力ではシリンダを十分に戻り回動させるこ
とができず、自動復帰の途中でシリンダがシリンダーア
ウタに引っ掛かってしまう等の戻り不良が生じてしまっ
ていた。
【0004】この戻り不良を解消するため、シリンダー
アウタのシリンダ収容空間を僅かに楕円状に形状変更す
るなどの対応がなされているが十分とは言えず、強度お
よび盗難防止性の観点からも好ましいものではなかっ
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、前記課題を解決
すべく本発明のステアリングロック装置は、ステアリン
グロックボディに固定されたシリンダアウタに収容さ
れ、ロック位置、ACC位置、オン位置およびスタート
位置に回動可能なシリンダと、前記シリンダが前記ロッ
ク位置にあるときにステアリングシャフトをロックする
一方、前記シリンダが前記ACC位置、オン位置または
スタート位置にあるときに前記ステアリングシャフトを
アンロックするように移動可能なロック部材と、前記シ
リンダと一体的に回動し、前記ロック部材と係合するこ
とにより付勢部材の付勢力に抗して前記ロック部材をロ
ック位置からアンロック位置へ移動させるカムとを備
え、前記シリンダが前記オン位置から前記スタート位置
に回動された後に前記付勢部材の付勢力により前記ロッ
ク部材を介して前記カムを戻り回動させ、前記シリンダ
を前記スタート位置から前記オン位置に自動復帰させる
ようにしたものである。このステアリングロック装置で
は、前記カムを前記ロック部材よりシリンダ側に設ける
のが好ましい。
【0006】また、本発明の別のステアリングロック装
置では、ステアリングロックボディに固定されたシリン
ダアウタに収容され、ロック位置、ACC位置、オン位
置およびスタート位置に回動可能なシリンダと、前記シ
リンダが前記ロック位置にあるときにステアリングシャ
フトをロックするロック部材と、前記シリンダを少なく
とも前記ACC位置で押し込み可能にキー引き抜き方向
に付勢する付勢部材と、前記シリンダの前記ACC位置
から前記ロック位置への戻り回動を阻止するとともに前
記シリンダを前記ACC位置で押し込むことにより前記
戻り回動を可能とする安全装置とを備え、前記シリンダ
が前記オン位置から前記スタート位置に回動されたとき
に前記シリンダが前記付勢部材の回転方向の付勢力に抗
して回転した後、前記付勢部材の回転方向の付勢力によ
り前記シリンダを前記スタート位置から前記オン位置に
自動復帰させるようにしたものである。このステアリン
グロック装置では、前記付勢部材を前記ロック部材より
シリンダ側に設けることが好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1
実施形態であるステアリングロック装置10の全体構成
を示す。なお、図1(図3も同様)においては、向かっ
て右側を「前」、向かって左側を「後ろ」という。
【0008】ステアリングロック装置10は、例えば亜
鉛やアルミニウムなどの金属材料により一体形成された
ステアリングロックボディ12を備えている。ステアリ
ングロックボディ12の前端部には、略円筒状のシリン
ダアウタ14が固定的に収容されている。シリンダアウ
タ14内には、円柱状のシリンダ16が回動可能に収容
されている。
【0009】シリンダ16内には、複数(本実施形態で
は8枚)の板状タンブラ18が整列した状態で配置され
ている。これらタンブラ18は、通常は図示しないバネ
による付勢力により端部がシリンダ16の外周面から突
出した状態にあり、このときには前記端部がシリンダア
ウタ14内面に形成されたロック溝(図示せず)に係合
し、これによりシリンダアウタ14内でのシリンダ16
の回動が阻止される。一方、シリンダ16の前端面のキ
ー穴(図示せず)から正規キーを挿入したときには、各
タンブラ18が前記バネの付勢力に抗してシリンダ16
の内部に移動して、その端部がシリンダ16の外周面か
ら引っ込んで前記ロック溝との係合が解除され、これに
よりシリンダ16はシリンダアウタ14内での回動を許
容される。この状態で、シリンダ16は、ロック位置、
ACC位置、オン位置およびスタート位置に回動できる
ようになっている。
【0010】シリンダ18の後端部には、シリンダ18
と一体的に回動するカムシャフト20が連結されてい
る。カムシャフト20には、カム22が一体形成されて
いる。このカム22は、図2に示すように、略三角状に
突出した突出部22aと、長く伸びて先端が丸くなった
伸長部22bとを有している。なお、従来のカムは略扇
状であって前記伸長部22bを有していない(図5のカ
ム22a参照)。
【0011】カム22の下方には、バネ24により付勢
されたスライダ26が上下方向にスライド移動可能に配
置されている。スライダ26の上縁部には傾斜面26a
が形成されている。また、スライダ26には、カム22
より後方に配置されたロックシャフト28が一体に連結
され、スライダ26と共に移動可能になっている。この
ように、前記カム22はロックシャフト28よりシリン
ダ16側に設けられている。
【0012】前記シリンダ16がロック位置にあると
き、ロックシャフト28の先端が図1に示すように突出
してステアリングシャフト(図示せず)の凹部に係合
し、これによりステアリングシャフトがロックされた状
態にある。一方、シリンダ16がロック位置以外のAC
C位置、オン位置またはスタート位置に回動されたとき
は、カム22によりロックシャフト28がスライダ26
と共に押し下げられ、これによりロックシャフト28の
先端のステアリングシャフト凹部への係合が解除され、
ステアリングシャフトがアンロック状態になる。このよ
うにスライダ26およびロックシャフト28は一体に移
動して、ステアリングシャフトをロックまたはアンロッ
クするロック部材を構成する。
【0013】カムシャフト20の後端部は、イグニッシ
ョンスイッチ30に連結されている。これにより、シリ
ンダ16をオン位置からスタート位置へ回動させると、
イグニッションスイッチ30が作動してエンジンが始動
するようになっている。
【0014】次に、以上の構成からなるステアリングロ
ック装置10の動作について説明する。ユーザが正規キ
ーを挿入してシリンダ16をロック位置からACC位置
に回動させると、図2(a),(b)に示すように、カ
ムシャフト20と共にカム22が回動し、カム22の突
出部22aがバネ24の付勢力に抗してスライダ26を
押し下げる。これにより、ステアリングシャフトをロッ
クするロック位置にあったロックシャフト28がスライ
ダ26と一緒にスライド移動してアンロック位置とな
り、その結果、ロックシャフト28の先端がステアリン
グシャフトの凹部から外れてステアリングシャフトのロ
ック(すなわちステアリングロック)が解除される。
【0015】そして、シリンダ16をACC位置からオ
ン位置に、そしてさらにスタート位置に回動させると、
イグニッションスイッチ30が作動してエンジンが始動
する。このとき、スライダ22は、図2(c),(d)
に示すように、カム22の伸長部22bにより、既にあ
るアンロック位置からバネ24の付勢力に抗してさらに
押し下げられ、前記スタート位置ではカム22の伸長部
22bとスライダ26の傾斜部26aとが当接した状態
になっている。その後、ユーザが正規キーから手を離す
と、バネ24の付勢力によりスライダ24が押し上げら
れ、これによりスライダ26の傾斜部26aに当接する
カム22が戻り回動して図2(c)に示す状態に戻り、
その結果、シリンダ16がスタート位置からオン位置へ
自動復帰する。なお、前記スタート位置でカム22の伸
長部22bが当接するスライダ26の上部を傾斜部26
aとしてあるのは、カム22を戻り回動させるためにバ
ネ24の付勢力をスライダ26からカム22に効率良く
作用させるためである。
【0016】このように、本実施形態のステアリングロ
ック装置10では、ロック部材を構成するスライダ26
を付勢するバネ24の付勢力をシリンダ16の戻り回動
用のリターン力として利用することにより、スタート位
置からオン位置へのシリンダ16の自動復帰を確実に行
うことができる。
【0017】また、シリンダ16を自動復帰させる前記
バネ24は、特別に設けられたものではなく、ステアリ
ングシャフトをロックするロック部材を付勢するために
従来より用いられていたものであるから、部品点数は変
わらずコスト増を招くことはない。
【0018】さらに、前記ステアリングロック装置10
では、カム22がロック部材を構成するロックシャフト
28よりシリンダ16側に設けてあることにより、シリ
ンダ16に十分なリターン力を与えることができるの
で、スタート位置からオン位置へのシリンダ16の自動
復帰を安定させることができる。
【0019】次に、図3ないし6を参照して本発明の第
2実施形態であるステアリングロック装置40について
説明する。図3に示すように、ステアリングロック装置
40は、2(ツー)モーション安全装置42を備えてい
る。2モーション安全装置42は、シリンダアウタ14
内のシリンダ16収容部に隣接する内部空間にそれぞれ
収容された2モーションプレート44および前記2モー
ションプレート44をキー挿入方向(後方)に付勢する
2モーションバネ46と、シリンダ16の後端側に設け
られた一方向係止部48と、シリンダ16の後方であっ
てカムシャフト55の周囲に配置されたバネ50とから
なる。
【0020】前記一方向係止部48は、一方の端面が傾
斜面として形成されており、シリンダ16をロック位置
からACC位置に回動させるときに前記一方向係止部の
傾斜面が前記2モーションプレートに係合するようにな
っている。
【0021】また、ステアリングロック装置40では、
カムシャフト20は、シリンダ16と一体的に回動可能
であるとともに、カムシャフト20に対してシリンダ1
6をキー挿入方向(後方)に押し込み可能に連結されて
いる。具体的には、図4に示すように、シリンダ16の
後端部に略小判状断面を有する連結部16aが突設され
ており、これに対してカムシャフト20の前端部には略
小判状断面を有する連結孔20aが形成されており、前
記シリンダ16の連結部16aが前記カムシャフト20
の連結孔20aに遊嵌されている。このような連結構造
により、シリンダ16を回動させるとカムシャフト20
も一体的に回動するとともに、組み付けた状態で前記連
結部16aの先端と前記連結孔20aの底部との間のに
まだ余裕があるため、少なくともACC位置においてシ
リンダ16をカムシャフト20に対して押し込むことが
できる。
【0022】前記2モーション安全装置42のバネ50
は、その一端50aがカムシャフト20内に挿入され、
他端50bはステアリングロックボディ12内の凹部1
2aに位置している。この凹部12aの一方の側壁部1
2bが前記他端50bの止め部を構成する。また、前記
バネ50は、シリンダ16をキー引き抜き方向(前方)
に常時付勢している。
【0023】ステアリングロック装置40のカム22a
は、前記第1実施形態のステアリングロック装置10の
ように、ロック部材26,28を付勢するバネ24の付
勢力をシリンダ16のリターン力として利用しない場合
には、ロック部材26,28をロック位置またはアンロ
ック位置にするためだけの形状でよいから、図5に示す
ように略扇状に形成されている。ただし、第2実施形態
のステアリングロック装置40においても前記バネ24
の付勢力をシリンダのリターン力に利用する場合には、
カム22aの形状を第1実施形態のステアリングロック
装置10のカム22と同様の形状にすればよい。
【0024】ステアリングロック装置40における他の
構成は、前記第1実施形態のステアリングロック装置1
0と同様であるため、同一部材に同じ符号を付して説明
を省略する。
【0025】次に、ステアリングロック装置40の動作
について説明する。ユーザが正規キーをシリンダ16に
挿入して、シリンダ16をロック位置からACC位置へ
回動させるとき、シリンダ16の一方向係止部48が2
モーションプレート44の端部に係合するが、2モーシ
ョンプレート44が一方向係止部48の傾斜面に沿って
押し込まれて前方に移動することにより、一方向係止部
48が2モーションプレート44を越えることができ、
これによりシリンダ16をACC位置に回動させること
ができる。
【0026】また、シリンダ16がロック位置からAC
C位置に回動することにより、図5に示すように、カム
22がスライダ26を押し下げる。これにより、ロック
シャフト28およびスライダ26からなるロック部材が
ロック位置からアンロック位置に移動し、ステアリング
シャフトのロックが解除される。
【0027】シリンダ16は引き続きACC位置からオ
ン位置に回動される。このオン位置に回動したとき、図
4に示すように、シリンダ16およびカムシャフト20
とともに回動してきたバネ50の他端50bがシリンダ
アウタ12の止め部12bに当接し、これによりバネ5
0はそれ以上の回動が阻止される。そして、シリンダ1
6がバネ50のねじり方向の復元力(回転方向の付勢
力)に抗してオン位置からスタート位置へ回動される
と、イグニッションスイッチ30が作動してエンジンが
始動する。
【0028】このようにしてエンジンを始動させた後に
ユーザが正規キーから手を離すと、シリンダ16はバネ
50のねじり復元力によりスタート位置からオン位置へ
自動復帰することになる。
【0029】一方、ユーザがエンジンを停止して正規キ
ーをシリンダ16から抜こうとするとき、オン位置にあ
るシリンダ16をACC位置に戻り回動させる。このA
CC位置に回動したとき、シリンダ16の一方向係止部
48の側面が2モーションプレート44に当接する。し
かし、前記一方向係止部48の側面は傾斜面になってい
ないため2モーションプレート44を押しのけることが
できず、一方向係止部478が2モーションプレート4
4に係止してシリンダ16はそれ以上の戻り回動が阻止
される。
【0030】そこで、図6に示すように、ユーザはAC
C位置で正規キー2を矢印B方向に押し込む。これによ
り、シリンダ16が後方に移動し、2モーションプレー
ト44に対する一方向係止部48の係止が解除されるた
め、シリンダ16をACC位置からロック位置へ戻り回
動させることができる。
【0031】このように、第2実施形態のステアリング
ロック装置40では、2モーション安全装置42のバネ
50のねじり復元力をシリンダ16の戻り回動用のリタ
ーン力として利用することにより、スタート位置からオ
ン位置へのシリンダ16の自動復帰を確実に行うことが
できる。
【0032】また、シリンダ16を自動復帰させる前記
バネ50は、特別に設けられたものではなく、2モーシ
ョン安全装置42におけるシリンダ16の付勢部材とし
て従来より用いられていたものであるから、部品点数は
変わらずコスト増を招くことはない。
【0033】さらに、前記ステアリングロック装置40
では、バネ50がロック部材を構成するロックシャフト
28よりシリンダ16側に設けてあることにより、シリ
ンダ16に十分なリターン力を与えることができるの
で、スタート位置からオン位置へのシリンダ16の自動
復帰を安定させることができる。
【0034】なお、前記各実施形態では、従来よりイグ
ニッションスイッチ30内に設けられるシリンダ自動復
帰用リターンスプリングを廃止することもできるが、前
記リターンスプリングを併用することでシリンダ16の
より十分なリターン力を得ることができる。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のステアリングロック装置のよれば、ロック部材用の付
勢部材または安全装置用の付勢部材の力をシリンダの戻
り回動用のリターン力として利用することにより、スタ
ート位置からオン位置へのシリンダの自動復帰を確実に
行うことができる。
【0036】また、シリンダを自動復帰させる付勢部材
は、特別に設けられたものではなく、従来より用いられ
ていたものであるから、部品点数は変わらずコスト増を
招くことはない。
【0037】さらに、シリンダの自動復帰に利用するカ
ムまたは付勢部材がロック部材よりシリンダ側に設けて
あることにより、シリンダに十分なリターン力を与える
ことができるので、スタート位置からオン位置へのシリ
ンダの自動復帰を安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態のステアリングロック装置の全
体構成図。
【図2】 図1のA−A断面図。
【図3】 第2実施形態のステアリングロック装置の全
体構成図。
【図4】 図3のC−C断面図。
【図5】 シリンダの回動により略扇状のカムがスライ
ダをロック位置からアンロック位置へ移動させる状態を
示す図。
【図6】 正規キーを押し込んで安全装置による係止を
解除するときの状態を示す図。
【符号の説明】
10,40…ステアリングロック装置、12…ステアリ
ングロックボディ、14…シリンダアウタ、16…シリ
ンダ、18…タンブラ、20…カムシャフト、22,2
2a…カム、24…バネ(付勢部材)、26…スライダ
(ロック部材)、28…ロックシャフト(ロック部
材)、30…イグニッションスイッチ、42…2モーシ
ョン安全装置、44…2モーションプレート、46…2
モーションバネ、48…一方向係止部、50…バネ(付
勢部材)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングロックボディに固定された
    シリンダアウタに収容され、ロック位置、ACC位置、
    オン位置およびスタート位置に回動可能なシリンダと、 前記シリンダが前記ロック位置にあるときにステアリン
    グシャフトをロックする一方、前記シリンダが前記AC
    C位置、オン位置またはスタート位置にあるときに前記
    ステアリングシャフトをアンロックするように移動可能
    なロック部材と、 前記シリンダと一体的に回動し、前記ロック部材と係合
    することにより付勢部材の付勢力に抗して前記ロック部
    材をロック位置からアンロック位置へ移動させるカムと
    を備え、 前記シリンダが前記オン位置から前記スタート位置に回
    動された後に前記付勢部材の付勢力により前記ロック部
    材を介して前記カムを戻り回動させ、前記シリンダを前
    記スタート位置から前記オン位置に自動復帰させるよう
    にしたことを特徴とするステアリングロック装置。
  2. 【請求項2】 前記カムを前記ロック部材よりシリンダ
    側に設けたことを特徴とする請求項1に記載のステアリ
    ングロック装置。
  3. 【請求項3】 ステアリングロックボディに固定された
    シリンダアウタに収容され、ロック位置、ACC位置、
    オン位置およびスタート位置に回動可能なシリンダと、 前記シリンダが前記ロック位置にあるときにステアリン
    グシャフトをロックするロック部材と、 前記シリンダを少なくとも前記ACC位置で押し込み可
    能にキー引き抜き方向に付勢する付勢部材と、 前記シリンダの前記ACC位置から前記ロック位置への
    戻り回動を阻止するとともに前記シリンダを前記ACC
    位置で押し込むことにより前記戻り回動を可能とする安
    全装置とを備え、 前記シリンダが前記オン位置から前記スタート位置に回
    動されたときに前記シリンダが前記付勢部材の回転方向
    の付勢力に抗して回転した後、前記付勢部材の回転方向
    の付勢力により前記シリンダを前記スタート位置から前
    記オン位置に自動復帰させるようにしたことを特徴とす
    るステアリングロック装置。
  4. 【請求項4】 前記付勢部材を前記ロック部材よりシリ
    ンダ側に設けたことを特徴とする請求項3に記載のステ
    アリングロック装置。
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