JP4903602B2 - 孔版印刷装置 - Google Patents
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Description
こうした製版装置においては、マスタの熱可塑性樹脂フィルムにサーマルヘッドの微小発熱体によって、画像情報に基づいて選択的に加熱による穿孔が行われて、多数の独立した孔が形成される。そして、マスタの穿孔された孔部を通過したインキが直接に印刷用紙表面に転移して印刷画像を形成する。
従来、孔版印刷装置において使用される用紙は表面の凹凸が大でインキ浸透性を有するものであることが必須条件とされてきた。それは紙への浸透による乾燥方式を採用しているためである。すなわち、紙の上に転移したインキは、紙の繊維間への浸透とインキ中の水相の蒸発によって擬似的な乾燥を作るようになっていて、自然乾燥はしない方式だからである。
それ故に紙の腰の強さと積極的な排紙剥離手段によって、印刷直後に印刷用紙を比較的容易に印刷ドラム外周面から剥離することができていた。更には1枚のマスタで5000枚程度の印刷を継続してもマスタ自体は若干の伸びはあっても、許されないレベルのシワや破れが発生することはなかった。
従来、この種の製版装置で使われてきたマスタを用いて、表面にコーティングが施されたいわゆるコート紙に孔版印刷装置によって印刷を行うことは、従来不可能と思われていたのでほとんど実施されていなかった。
この場合、オフセットフルカラー印刷に最適な用紙として軽量コート紙が採用されており、各販売店での追加印刷のために最適な印刷機は、安価で、手軽で、いつでも誰でも操作できるデジタル製版孔版印刷機であるが、残念なことにコート紙の場合ではインキが乾燥定着しないので実際には使えなかった。
紫外線硬化型インキを用いた孔版印刷装置に関しては、例えば特許文献1や特許文献2に記載のものが知られている。
また同様に、製版装置に装着されたマスタが紫外線硬化対応マスタか非紫外線硬化対応マスタかを検出して、適合しない場合には警告を報知する内容が記載されている。
特許文献4には、浸透乾燥型インキと紫外線硬化型インキを供給弁の切替で選択する構成が開示されており、コート紙に印刷する場合には紫外線硬化型インキを用いることが記載されている。
特許文献5や特許文献6には、インクジェット方式において、記録媒体の材質を検出してそれに応じて第1のインクを使うか第2のインクを使うかを判断することが開示されている。
特許文献8には、孔版印刷装置において、印刷用紙種類に応じて製版エネルギーを調整する内容が開示されている。
特許文献9には、孔版印刷装置において、印刷用紙種類に応じて印刷条件を自動的に選択する内容が開示されている。
特許文献10には、紙種判別結果でインクジェットの記録条件を選択して、合わない場合には警告する内容が開示されている。
特許文献11には、孔版印刷装置において、UVインキのドラムユニットか非UVインキのドラムユニットかでUVランプの点灯を制御することが開示されている。
特許文献12には、コート紙であるかどうかを光学的に検出して判別する内容が開示されている。
孔版印刷では、印刷ドラム外周に巻き付け装着されたマスタのフィルム面に多数の微細な穿孔が製版で設けられており、その穿孔を通過したインキを印圧部において印刷用紙を押圧することで用紙表面に転移させて印刷画像を形成する。
このときマスタのフィルム面と印刷用紙の表面は間にインキを介在させてぴったりと密着する。コート紙の場合には用紙表面の平滑性が従来の普通紙とは比較にならないほど高いので、その密着力は非常に大きなものとなってしまう。その後、印刷用紙は印刷ドラムから剥離されて排出されるが、このときにインキの粘着力でくっついているので、必要な剥離力は非常に大きな値になってしまう。
ところが、印刷用紙がコート紙になればこの様子が大きく変化してしまう。すなわちコート紙では表面平滑性が非常に高いために、インキの粘着力でくっついているのを印刷ドラム外周のマスタフィルム面から剥離するために必要な剥離力は、異常に大きくなってしまうのである。その結果、用紙の方ではなくマスタのフィルムの方が耐えられなくなってしまい、ずれてシワになったり破れてしまったりすることが判った。
マスタのフィルムは、熱可塑性合成樹脂からなり、その厚さはサーマルヘッドで高速に穿孔製版ができるようにと非常に薄いものが使用されている。具体的には厚さ1.5〜3ミクロン程度のPETフィルムが使われている。この極薄フィルムに製版で多数の穿孔が形成されたベタ画像部は、極端に強度が低下してしまうので印刷直後剥離によって簡単に剥れたり、シワになったり破れたりしてしまう。
また、原紙とコート紙の密着力が大になることで排紙剥離が不確実になって排紙トラブルが発生することを防止できる。これはコート紙印刷専用の低凝集力インキを使用することで可能になり、誤って従来型孔版印刷インキをそのまま使ってトラブルを発生させてしまうことを防止できる。
また、コート紙印刷専用の低凝集力インキ用印刷ドラムユニットを使用することで、原紙とコート紙の密着力が大になることで排紙剥離が不確実になって排紙トラブルが発生することを防止することが可能になり、誤って従来型孔版印刷インキ用ドラムユニットをそのまま使ってトラブルを発生させてしまうことを防止できる。
まず、図1に基づいて本実施形態に係る孔版印刷装置の全体構成及び印刷動作の概要を説明する。孔版印刷装置は、印刷装置本体1と、該印刷装置本体1の排紙側側面に着脱自在に接続された紫外線照射装置2とから構成されている。
符号3は原稿画像を読み取るためのスキャナ部を示しており、その上面には開閉可能な圧板4を有し、更に複数枚の原稿を自動的に順次送るためのADF部5を有している。
符号6は製版・給版機能を有する製版装置を示しており、この中ではロール状に巻かれたマスタ7が、プラテンローラ8によって製版手段としてのサーマルヘッド9に押し付けられ、穿孔製版されながら搬送される。マスタ7は外部から交換供給できるようになっている。
製版済みのマスタ12は、円筒状の版胴37の外周面に設けられたマスタクランパ11にその先端部をクランプ係止されて版胴37の外周に巻き付けられ、所定長さでカッター13により切断される。符号14は使用済みマスタを版胴37の外周から剥離して搬送収納する排版装置を示している。排版装置14にはマスタを剥離して搬送するための排版ローラ15、16と、その版を押し込む圧縮板17と、排版を収納する排版収納箱18が設けられている。
ここでコート紙の給紙時に分離を確実にするために、給紙方向前側からさらには横側から用紙に空気を吐出して分離を補助するエアー噴出装置27が設けられている。
給紙台21、給紙コロ22、分離コロ23、分離パッド24、エアー噴出装置27等により給紙装置が構成されている。
符号29は版胴37から印刷用紙を剥離する剥離爪を示しており、符号30は版胴37で印刷された用紙を吸引搬送する排紙装置としての搬送ベルト装置を示している。
版胴37からインキ画像を転写されて画像形成された印刷用紙は、搬送ベルト装置30の用紙搬送方向下流側に接続された紫外線照射装置2に向けて搬送される。なお、版胴37内に供給される印刷インキは紫外線硬化型インキである。
紫外線照射ユニット31は、印刷物搬送ユニット32の上部に設けられており、高圧水銀ランプやメタルハライドランプのような紫外線ランプ33と、アルミ板等で形成される反射板34と、反射板34の外側に設けられたカバーケーシング35とを有している。
また、図示していないが、カバーケーシング35内の空気を吸引して、オゾンフィルターを通過させた上で印刷装置の外部に排出するための、エアー排出パイプや吸引ファン等も設けられている。定着された印刷物は排紙台36に排出積載されるようになっている。
版胴37の内部にはインキ容器保持部としてのインキ容器受け台38が設けられ、これがインキ容器39を保持して図の矢印方向にスライド可能になっており、インキ容器39を外部から着脱交換可能にしている。
インキ容器受け台38が正規の装着位置になった時に、インキ容器39の種類を検出(識別)するためのインキ容器種類検出手段40が印刷ドラムユニット10側に設けられている。インキ容器39自体もコート紙印刷インキを収容するものは突起Aを有し、非コート紙印刷インキを収容するものは突起Bを有する。
インキ容器種類検出手段40は突起がAであるかBであるかを検出できるようになっている。インキ容器種類検出手段40は、インキ種類検出手段でもある。
ドラムフレーム41が正規の装着位置になった時に、印刷ドラムユニット10の種類を識別するためのドラムユニット種類検出手段43が印刷装置本体側に設けられている。
印刷ドラムユニット10はコート紙印刷用ドラムユニットの場合は突起Cを有し、非コート紙印刷用ドラムユニットの場合は突起Dを有する。ドラムユニット種類検出手段43は突起がCであるかDであるかを検出できるようになっている。
マスタロール7は、円筒状の紙芯45の外周に長尺のマスタがロール状に巻き付けられた形態となっているが、その紙芯45の一端側には突起を有する識別部材46が装着されている。識別部材46の突起の長さ寸法Lは、コート紙印刷用マスタの場合には長く設定され、非コート紙印刷用マスタの場合には短く設定されている。
マスタロール7の紙芯45を回転可能に左右から保持するマスタロール保持部材47aと47bが製版装置本体側に設けられ、マスタロール保持部材47a側には識別部材46の突起の長さを検出するための原紙種類検出手段48が設けられている。原紙種類検出手段48によって、装着されたマスタロール7がコート紙印刷用マスタロールであるか、それとも非コート紙印刷用マスタロールであるかを検出・識別できるようになっている。
液晶表示部56はタッチキーを構成しており、表示に応じてその部分を押すことで入力指示できるようになっている。標準操作時の表示において、図に示すように最初に用紙種類を指示するようになっている。したがって、液晶表示部56は、給紙装置にセットされた印刷用紙がコート紙であるか非コート紙であるかの区別を入力する紙種入力手段である。
本実施形態に係る孔版印刷装置は紫外線硬化型インキを用いて紫外線で画像を定着させることができるので、印刷用紙としては従来の「非コート紙」のみならず「コート紙」を使用することができる。
孔版印刷装置の制御装置57(図5)は、装着されているマスタロールの種類を原紙種類検出手段48からの検出情報に基づいて判断し、それが「コート紙印刷用」であるか「非コート紙印刷用」であるかを、液晶表示部56に表示する。これによりマスタの種類をオペレータが確認できるようになっている。
同様に装着されているインキ容器39の種類をインキ容器種類検出手段40からの検出情報に基づいて判断し、それが「コート紙印刷用」であるか「非コート紙印刷用」であるかも液晶表示部56に表示する。
また、装着されているドラムユニットの種類をドラムユニット種類検出手段43からの検出情報に基づいて判断し、それが「コート紙印刷用」であるか「非コート紙印刷用」であるかも液晶表示部56に表示できるようになっている。
同様に用紙種類として「非コート紙」が入力指示された場合に、マスタロールの種類、インキ容器の種類、ドラムユニットの種類のうち、一つでもコート紙用が装着されていることが検出された場合には、制御装置は、液晶表示部56に、例えば「ドラムユニットの種類を確認してください」のように警告を表示して、製版スタートキー53又はプリントスタートキー54を無効にするように制御する。
なお、基本的にはマスタロールの種類が用紙種類と一致しない場合には製版スタートキー53を無効にし、インキ容器39の種類及びドラムユニットの種類のいずれか又は両方の種類が用紙種類と一致しない場合にはプリントスタートキー54を無効にするようになっている。
サーマルヘッドドライブ装置59はサーマルヘッド9を選択的に駆動発熱させて、マスタの樹脂フィルムを画像情報に基づいて熱穿孔する。同時に制御装置57は、マスタを搬送駆動するプラテンローラ8を駆動するパルスモータ60の駆動を制御して、搬送方向の穿孔速度を制御する。
コート紙への印刷の場合、サーマルヘッド9ヘの電圧印加時間は非コート紙の場合よりも大(例えば1.2〜1.5倍)になるように設定されている。こうすることで、コート紙印刷においてより高い製版エネルギーで穿孔径を大にした製版で、非コート紙のようなインキの浸透拡散が期待できなくても、高濃度の画像を得ることができるようになる。
製版エネルギーの可変調整は実際には、サーマルヘッド9ヘの出力パルス幅を可変することによって行われる。サーマルヘッド9ヘの出力パルス幅を大にすることは電圧印加時間を大にすることになり、発熱体の温度低下にも時間がかかることになるので、マスタの送り速度を幾分遅くさせることが必要になる。コート紙への印刷時には確実な画像形成のために製版所要時間が若干大になる。
従来の技術から、孔版印刷装置においてはある範囲では、印圧を大にするほど印刷用紙へのインキ転移量が大になることが分かっている。
フィルム62aには多数の穿孔部62cが設けられてここを通過したインキが、印刷用紙20Aの表面に転移してインキ付着部64を形成する。ここで印刷用紙20Aは普通紙なので、付着したインキは急速に紙の内部に浸透するとともに表面を横に拡散する。普通紙の表面は繊維が直接出ていて、大きな凹凸を有している。
版胴37が矢印方向に回転して印刷用紙20Aは印刷直後で図のように剥離されるが、このとき普通紙の場合比較的インキの粘りも小さく、比較的小さな力で容易に剥離できることになる。
ここでコート紙20Bは表面に非常に平滑なコート層20Baを有するので、付着したインキは紙の内部に浸透することもほとんどなく、表面を横に拡散することもない。
そして間に強い粘性を有するインキを介在させた状態で、マスタのフィルム62a表面とコート紙20Bの表面が互いに平滑な状態なのでぴったりと密着状態になってしまう。
こうなるとフィルム62aは伸ばされてしまい、たるんできてシワになってしまう。又はこうした印刷直後の剥離時フィルム62aの伸びが継続すると、やがてフィルム62aは耐え切れずに破れてしまうことも確認された。
この原因はコート紙20Bの表面平滑性にあるが、インキ自体の粘性にもマスタのフィルム強度不足にも原因がある。
そしてコート紙印刷に適した専用のマスタは、フィルム強度が大で支持体との接着力も大であることが必要であることを明確にした。具体的にはフィルムの材質グレードを変更するとともにその厚さを大にする必要がある。
また、接着剤を変更し接着剤の塗布量も大にする必要がある。但しこの場合、サーマルヘッド9による穿孔製版性は低下してしまうので、供給エネルギーを大にしたり製版時搬送速度を小にしたりすることも必要になる。
また、コート紙印刷に適した専用の印刷インキは、その粘着力が小でタック値が小であることが必要であることを明確にした。具体的にはインキの粘度を低下させたり、高粘性成分の材質を変更したりする必要がある。
また、印刷時の印圧力も大にすれば良くないことが分かったので、コート紙上に付着しやすいが高印圧を必要としないようなインキにすることが重要であることが分かった。これらを分かり易く示したのが前記の表1である。
(a)は正方形のベタ画像印刷時、その一部にマスタフィルムシワによって白抜けが発生した場合の印刷画像状態を示している。(b)は同様に正方形のベタ画像印刷時、その一部でマスタフィルム破れが発生してしまった場合の印刷画像状態を示している。
実験により確認された、コート紙と非コート紙におけるインキの粘性とマスタの強度との関係を表2に示す。
紙種検出手段80は、発光素子81と受光素子82を一体に備えた検知部83と、該検知部83と印刷用紙20の上面との距離を、給紙可能な状態において略一定に保持する保持体84とを有している。
保持体84は、検知部83を内包するように保持する断面コ字状又は筒状のホルダ85と、ホルダ85の上面に固定され上下方向に延びるスライド軸86と、スライド軸86をガイドする位置固定されたスライドガイド87とを有している。
スライド軸86はスライドガイド87によって上下方向に自由度をもって案内され、自重で落下するようになっている。
給紙台21上に用紙20がセットされて製版スタートキー53が押されると、給紙台21は上昇して図示しない上限位置検知センサで検知された所定位置で停止する。その位置で紙種検出手段80は最上の用紙表面の光反射率を検出することで、その用紙がコート紙であるか非コート紙であるかを識別する。
図10(a)に示すように、コート紙の表面は非常に平滑で且つ紙繊維を白色系の材料でコートされているため反射率が大である。一方、図10(b)に示すように、非コート紙(普通紙)は、その表面が繊維で構成されて凹凸が激しいために、光の乱反射が起こって光反射率が低下する。
用紙がコート紙であるか非コート紙であるかを識別する方法はこれ以外の公知の方法、例えば表面粗さを検出する方法でもよい。
コート紙か非コート紙かの識別は、上記紙種入カ手段56と紙種検出手段80のいずれか一方を備えていれば可能であり、あるいは双方を備えた構成においていずれかの情報を優先するようにしてもよい。例えば、紙種入カ手段56と紙種検出手段80の両方を備える場合において、制御装置57は、紙種入カ手段の代わりに紙種検出手段80からの検出情報に基づいてコート紙かどうかを判断するようにする。
上述した本発明の特徴部分を除く印刷動作の他の部分は従来と同様であるので説明は省略する。
7 孔版原紙としてのマスタ
9 製版手段としてのサーマルヘッド
10 印刷ドラムユニット
30 排紙装置
37 版胴
40 インキ種類検出手段
43 ドラム種類検出手段
48原紙種類検出手段
56 紙種入力手段としての液晶表示部
57 制御装置
80 紙種検出手段
Claims (4)
- 孔版原紙に製版手段によって穿孔製版を行う製版装置と、製版された孔版原紙を外周面に装着され回転駆動される円筒状の版胴と、印刷用紙を分離しながら送り出す給紙装置と、給紙された印刷用紙を前記版胴の外周面に押圧する印圧装置と、印刷済みの印刷用紙を搬送排出する排紙装置とを有する孔版印刷装置において、
前記給紙装置にセットされた印刷用紙がコート紙であるか非コート紙であるかの区別を入力する紙種入力手段と、前記給紙装置にセットされた印刷用紙がコート紙であるか非コート紙であるかを自動的に検出する紙種検出手段のうちの少なくとも一方と、
前記製版装置にセットされた前記孔版原紙の種類を検出する原紙種類検出手段と、
前記紙種入力手段によって入力指示された紙種又は前記紙種検出手段によって検出された紙種がコート紙の場合、前記製版装置にセットされた孔版原紙の種類がコート紙印刷用であるかどうかを前記原紙種類検出手段からの検出信号に基づいて判断し、コート紙印刷用であれば製版スタートを許容し、非コート紙印刷用であれば製版スタートを許容せずに警告をするように制御する制御装置と、
を有することを特徴とする孔版印刷装置。 - 製版された孔版原紙を外周面に装着され回転駆動される円筒状の版胴と、該版胴に印刷インキを供給するインキ供給装置と、印刷用紙を分離しながら送り出す給紙装置と、給紙された印刷用紙を前記版胴の外周面に押圧する印圧装置と、印刷済みの印刷用紙を搬送排出する排紙装置とを有する孔版印刷装置において、
前記給紙装置にセットされた印刷用紙がコート紙であるか非コート紙であるかの区別を入力する紙種入力手段と、前記給紙装置にセットされた印刷用紙がコート紙であるか非コート紙であるかを自動的に検出する紙種検出手段のうちの少なくとも一方と、
前記インキ供給装置にセットされた印刷インキの種類を検出するインキ種類検出手段と、
前記紙種入力手段によって入力指示された紙種又は前記紙種検出手段によって検出された紙種がコート紙の場合、前記インキ供給装置にセットされた印刷インキの種類がコート紙印刷用であるかどうかを前記インキ種類検出手段からの検出信号に基づいて判断し、コート紙印刷用であれば製版スタート又はプリントスタートを許容し、非コート紙印刷用であれば製版スタート又はプリントスタートを許容せずに警告をするように制御する制御装置と、
を有することを特徴とする孔版印刷装置。 - 印刷用紙を分離しながら送り出す給紙装置と、製版された孔版原紙を外周面に装着され回転駆動される円筒状の版胴と、該版胴に印刷インキを供給するインキ供給装置と、印刷インキを収容するインキ容器を着脱可能に保持するインキ容器保持部を有し且つ前記版胴と前記インキ供給装置を一体に備えた印刷ドラムユニットとを有し、前記印刷ドラムが印刷装置本体に対して着脱可能に保持されている孔版印刷装置において、
印刷装置本体に装着された前記印刷ドラムユニットがコート紙印刷用ドラムユニットであるか非コート紙印刷用ドラムユニットであるかを検出するドラム種類検出手段と、
前記給紙装置にセットされた印刷用紙がコート紙であるか非コート紙であるかの区別を入力する紙種入力手段と、前記給紙装置にセットされた印刷用紙がコート紙であるか非コート紙であるかを自動的に検出する紙種検出手段のうちの少なくとも一方と、
前記紙種入力手段によって入力指示された紙種又は前記紙種検出手段によって検出された紙種がコート紙の場合、印刷装置本体に装着された印刷ドラムユニットがコート紙印刷用ドラムユニットであるかどうかを前記ドラム種類検出手段からの検出信号に基づいて判断し、コート紙印刷用ドラムユニットであれば製版スタート又はプリントスタートを許容し、非コート紙印刷用ドラムユニットであれば製版スタート又はプリントスタートを許容せずに警告をするように制御する制御装置と、
を有することを特徴とする孔版印刷装置。 - 印刷用紙を分離しながら送り出す給紙装置と、製版された孔版原紙を外周面に装着され回転駆動される円筒状の版胴と、該版胴に印刷インキを供給するインキ供給装置と、印刷インキを収容するインキ容器を着脱可能に保持するインキ容器保持部を有し且つ前記版胴と前記インキ供給装置を一体に備えた印刷ドラムユニットとを有し、前記印刷ドラムが印刷装置本体に対して着脱可能に保持されている孔版印刷装置において、
印刷装置本体に装着された印刷ドラムユニットがコート紙印刷用ドラムユニットであるか非コート紙印刷用ドラムユニットであるかを検出するドラム種類検出手段と、
前記インキ容器保持部に装着された前記インキ容器がコート紙印刷インキ容器であるか非コート紙印刷インキ容器であるかを検出するインキ容器種類検出手段と、
前記給紙装置にセットされた印刷用紙がコート紙であるか非コート紙であるかの区別を入力する紙種入力手段と、前記給紙装置にセットされた印刷用紙がコート紙であるか非コート紙であるかを自動的に検出する紙種検出手段のうちの少なくとも一方と、
前記紙種入力手段によって入力指示された紙種又は前記紙種検出手段によって検出された紙種がコート紙の場合、印刷装置本体に装着された印刷ドラムユニットがコート紙印刷用ドラムユニットであるかどうか及び前記インキ容器保持部に装着されたインキ容器がコート紙印刷インキ容器であるかどうかを、前記ドラム種類検出手段と前記インキ容器種類検出手段からの検出信号に基づいて判断し、両方がコート紙印刷用である場合には製版スタート又はプリントスタートを許容し、いずれかが又は両方が非コート紙印刷用である場合には製版スタート又はプリントスタートを許容せずに警告をするように制御する制御装置と、
を有することを特徴とする孔版印刷装置。
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