JP2015174400A - 印刷装置及び印刷方法 - Google Patents

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JP2015174400A JP2014054034A JP2014054034A JP2015174400A JP 2015174400 A JP2015174400 A JP 2015174400A JP 2014054034 A JP2014054034 A JP 2014054034A JP 2014054034 A JP2014054034 A JP 2014054034A JP 2015174400 A JP2015174400 A JP 2015174400A
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康宣 木戸浦
Yasunobu Kidoura
康宣 木戸浦
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Abstract

【課題】倍速印刷モードを有する印刷装置において、印刷用紙に重送が発生したときに、ユーザーの所望する動作を選択できるようにすることで、装置の利便性を向上させるとともに、印刷用紙の無駄の低減を可能にする。
【解決手段】操作パネル上の表示装置93から、重送発生時の動作モードとして、即停止モード、印刷後停止モード、継続印刷モードを設定可能である。即停止モードとは、重送が検知された用紙に印刷することなく動作を停止するモードであり、1面目に対応する用紙の重送時にのみ選択可能である。印刷後停止モードとは、重送が検知された用紙に印刷した後に動作を停止するモードであり、継続印刷モードとは、重送が検知された後も印刷を継続するモードである。この2種類の動作モードは、1面目に対応する用紙及び2面目に対応する用紙の重送時に選択可能である。
【選択図】図8

Description

本発明は印刷装置及び印刷方法に関し、さらに詳しくは、2面の画像を並べて製版したマスタを印刷ドラムに巻き付け、印刷ドラムの1回転に対し2枚の印刷用紙を給紙することで、印刷ドラムの1回転当たり2枚の画像を印刷する機能を有する印刷装置及びその印刷方法に関する。
感熱デジタル式の孔版印刷装置が知られている。この印刷装置は、印刷ドラムとしての回転自在な版胴に、原稿の画像情報に基づいて製版されたマスタを巻き付け、版胴内部に設けられたインキ供給部材より版胴内部にインキを供給するとともに、プレスローラ等の押圧手段で印刷用紙を連続的に版胴に押圧して、版胴開孔部及びマスタ穿孔部よりインキを滲み出させて印刷を行うように構成されている。
版胴は、多孔性の支持円筒体に樹脂或いは金属網体のメッシュスクリーンを複数層巻き付けた構成を有する。マスタは、熱可塑性樹脂フィルムに多孔質支持体の和紙繊維や合成繊維、或いは和紙と合成繊維を混抄したものを貼り合わせたラミネート構造を有する。製版は、マスタのフィルム面をサーマルヘッドの発熱素子に接触させ、サーマルヘッドを主走査方向に作動させるとともに、プラテンローラ等の搬送部材でマスタを副走査方向に移動させながら行われる。
また、感熱デジタル式の孔版印刷装置には、マスタに2面の画像を並べて製版し、版胴の回転するタイミングに合わせて、版胴1回転に対し2枚の印刷用紙を給紙し、版胴1回転当たり2枚の印刷を行うことで、印刷速度を版胴1回転当たり1枚製版時の2倍とした「倍速印刷モード」を有する印刷装置がある(特許文献1)。
ここで、印刷用紙が版胴に対して1枚ずつ給紙されれば問題はないが、2枚重なって搬送される重送状態となった場合、正常に印刷された印刷用紙に白紙の印刷用紙が重なった状態で排紙されるため、その後の印刷済みの印刷用紙の処理に混乱を来たす。即ち、重送が多いときには、白紙が多く混在することになり、印刷用紙が無駄になるだけではなく、印刷済みの印刷用紙から白紙を抜き取らなければならず、その作業が煩わしい。
この問題に対処した印刷装置として、特許文献2に記載された孔版印刷装置がある。この孔版印刷装置では、重送が検知されたとき、印刷用紙の給紙が停止するように制御する。
しかしながら、特許文献2に記載された孔版印刷装置は、版胴1回転当たり1枚の印刷を行う「通常印刷モード」のみを有するものであり、「倍速印刷モード」を有するものではないため、「倍速印刷モード」における重送は考慮されていない。
即ち、特許文献1に記載された重送検知処理は、ドラム1回転に対し1度行えば良い構成の印刷装置に関するものであるため、重送検知後の停止処理には時間的余裕がある。即ち、重送が検知された印刷用紙が印刷ドラムに到達する前に給紙の停止が可能であるため、印刷用紙が無駄になることはない。
しかし、「倍速印刷モード」を有する印刷装置の場合、倍速印刷を行わない場合の生産性及び使用サプライ量低減のため、印刷ドラムの径を拡大することはできないので、1面目に対応する印刷用紙と2面目に対応する印刷用紙との間の距離は短くせざるを得ない。このため、2面目に対応する印刷用紙の給紙時に重送が検知された場合に、印刷用紙の給紙を停止するように制御した場合、1面目に対応する印刷用紙には正常に印刷できるにもかかわらず、印刷途中で印刷ドラムが停止することで使用できない印刷物となるため、正常に印刷可能な印刷用紙が無駄になってしまう。
また、倍速印刷時の重送検知時の動作が給紙の停止に限定されてしまい、ユーザーの所望する動作を選択できないという問題もある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、その目的は、2面の画像を並べて製版したマスタを印刷ドラムに巻き付け、前記印刷ドラムの1回転に対し2枚の印刷用紙を給紙することで、前記印刷ドラムの1回転当たり2枚の画像を印刷する機能を有する印刷装置において、印刷用紙の重送発生時の動作としてユーザーの所望する動作を選択できるようにすることで、装置の利便性を向上させるとともに、印刷用紙の無駄の低減を可能にすることである。
本発明に係る印刷装置は、2面の画像を並べて製版したマスタを印刷ドラムに巻き付け、前記印刷ドラムの1回転に対し2枚の印刷用紙を給紙することで、前記印刷ドラムの1回転当たり2枚の画像を印刷する機能を有する印刷装置であって、前記印刷用紙を給紙する給紙手段と、前記給紙手段により給紙されている印刷用紙の重送を検知する重送検知手段と、前記重送検知手段により重送が検知された印刷用紙が1面目に対応する印刷用紙か2面目に対応する印刷用紙かを判定する重送用紙判定手段と、前記重送検知手段により重送が検知されたときの前記印刷装置の動作モードを設定する重送時動作モード設定手段と、を有し、前記重送時動作モード設定手段は、2面目に対応する印刷用紙の重送が検知されたときの動作モードとして、1面目に対応する印刷用紙及び前記2面目に対応する印刷用紙の印刷が終了した後に動作が停止する動作モード、又は印刷を継続する動作モードの設定が可能な、印刷装置である。
本発明によれば、2面の画像を並べて製版したマスタを印刷ドラムに巻き付け、前記印刷ドラムの1回転に対し2枚の印刷用紙を給紙することで、前記印刷ドラムの1回転当たり2枚の画像を印刷する機能を有する印刷装置において、印刷用紙の重送発生時の動作としてユーザーの所望する動作を選択することができるので、装置の利便性が向上するとともに、印刷用紙の無駄の低減が可能になる。
本発明の実施形態に係る印刷装置の概略正面図である。 本発明の実施形態に係る印刷装置における重送センサを示す図である。 本発明の実施形態に係る印刷装置における倍速印刷時の版胴上の印刷用紙の位置を示す図である。 本発明の実施形態に係る印刷装置の制御系の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る印刷装置の操作パネルを示す図である。 本発明の実施形態に係る印刷装置において、倍速印刷時に1面目に対応する印刷用紙に重送が発生したときの処理を示すフローチャートである。 印刷モード選択画面を示す図である。 重送が発生した時の処理を選択するための画面を示す図である。 重送が発生したこと及び復帰モードの選択を要求することを報知する画面を示す図である。 重送が発生したこと及び印刷再開する印刷面の選択を要求することを報知する画面を示す図である。 何枚目の印刷で重送が発生したかを報知する画面を示す図である。 本発明の実施形態に係る印刷装置において、倍速印刷時に2面目に対応する印刷用紙に重送が発生したときの処理を示すフローチャートである。 1面目の裏面の原稿と2面目の裏面の原稿とが異なる両面印刷を行っている際に重送が発生したときの処理について説明するための図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
〈印刷装置の概略正面図〉
図1は、本発明の実施形態に係る印刷装置の概略正面図である。この印刷装置は感熱デジタル式の孔版印刷装置(以下、孔版印刷装置)である。
孔版印刷装置1は、印刷部2、製版部3、給紙部4、排版部5、排紙部6、画像読取部7等を有している。
装置本体8のほぼ中央に配設された印刷部2は、印刷ドラムとしての版胴9、インキ供給手段10、押圧手段としてのプレスローラ11等を有している。また、この孔版印刷装置1は、版胴9の1回転に対し2枚の印刷用紙を給紙することで、版胴9の1回転当たり2枚の画像を印刷する機能を有する。
版胴9は、インキ供給パイプを兼ねた支軸12に回転自在に支持された一対のフランジ13(一方のみ図示)と、各フランジ13の外周面に巻装された多孔性支持板9aとから主に構成されており、図示しない版胴駆動手段によって図1において時計回り方向に回転駆動される。支軸12の表面にはインキ供給手段10にインキを供給するための複数の小さな孔が穿設されており、各フランジ13は図示しない軸受を介して支軸12に回転自在に支持されている。
ステンレスの薄板等で形成される多孔性支持板9aは、多数の開孔が穿設された開孔部と非開孔部とを有しており、開孔部の周方向長さはA3サイズの印刷用紙(以下、用紙)に対して印刷を行うことが可能な長さに形成されている。非開孔部には版胴9の一母線と平行な平面を有するステージ部14が配設されており、ステージ部14の上面には後述するマスタ27の先端を係止する開閉自在なクランパ15が配設されている。また、多孔性支持板9aの開孔部の外側には、ポリエステルあるいはステンレスの細線等からなる図示しないメッシュスクリーンが1〜3層程度巻装されている。
版胴9の内部であって支軸12の下方に位置する部位には、インキローラ16及びドクターローラ17等を有するインキ供給手段10が配設されている。インキローラ16は、各フランジ13間の支軸12上に固着された図示しない一対の側板間に回転自在に支持されており、図示しない駆動手段によって版胴9と同方向に回転駆動される。ドクターローラ17は、その周面をインキローラ16の周面に近接させて前記側板間に回転自在に配置されており、図示しない駆動手段によってインキローラ16とは逆方向に回転駆動される。インキローラ16とドクターローラ17との近接部において、支軸12より供給されたインキにより断面楔形状のインキ溜まり18が形成される。
また、版胴9には図示しないエンコーダが取り付けられており、版胴9の位置情報は後述する制御手段200に入力される。
版胴9の下方にはプレスローラ11が配設されている。版胴9の軸方向長さとほぼ同じ長さを有し、芯部11aの周囲にゴム等の弾性体を巻成してなるプレスローラ11は、芯部11aの一端を一対のプレスローラアーム19の一端間にそれぞれ回転自在に支持されている。
板状部材である一対のプレスローラアーム19は、装置本体8に回動自在に支持されたプレスローラ軸20にそれぞれの他端を固着されており、図示しないプレスローラ揺動手段によってそれぞれ一体的に揺動される。この揺動によりプレスローラ11は、その周面を版胴9の外周面から離間させる実線で示す離間位置と、その周面を所定の押圧力で版胴9の外周面に圧接させる破線で示す押圧位置とを選択的に占める。
なお図1ではプレスローラでの動作について説明しているが、プレスローラに代わり圧胴を採用しても同様の機能を得られる。印刷部2の右上方には製版部3が配設されている。
製版部3は、マスタ貯容部材21、プラテンローラ22、サーマルヘッド23、切断手段24、マスタ搬送ローラ対25,26等を有するユニットとして構成されており、本発明装置では、装置本体8に対して着脱可能に構成されている。
マスタ貯容部材21は、円板状を呈する一対のマスタロール保持部材21aと一対の支持部材21bとから構成されている。各マスタロール保持部材21aはその両側面にそれぞれ突起を有しており、一方の突起を熱可塑性樹脂フィルムと多孔性支持体とを貼り合わせたマスタ27をロール状に巻成してなるマスタロール28の芯部にそれぞれ嵌合される。これによりマスタロール28が各マスタロール保持部材21aによって着脱自在に支持される。
マスタロール28を支持した各マスタロール保持部材21aは、他方の突起を支持部材21bに形成された溝部にそれぞれ嵌合される。これによりマスタロール28が支持部材21bによって回転自在に支持される。
マスタ貯容部材21よりもマスタ搬送方向下流側には、プラテンローラ22及びサーマルヘッド23が配設されている。プラテンローラ22は製版部3の図示しない側板に回転自在に支持されており、製版部3に取り付けられたステッピングモータ29によって回転駆動される。
その上面に多数の発熱素子を有するサーマルヘッド23は製版部3の図示しない側板に取り付けられており、図示しない付勢手段の付勢力によって、その上面を所定の圧接力でプラテンローラ22の周面に圧接されている。サーマルヘッド23は、マスタ27の熱可塑性樹脂フィルム面に接触しつつ多数の発熱素子を選択的に発熱させ、マスタ27に対して熱溶融穿孔製版を行う。
プラテンローラ22及びサーマルヘッド23よりもマスタ搬送方向下流側には、マスタ27を切断する切断手段24が配設されている。固定刃24a及び可動刃24b等を有する切断手段24は、製版部3に固定された固定刃24aに対して可動刃24bが回転移動することによりマスタ27を切断する周知の構成である。
切断手段24よりもマスタ搬送方向下流側には、マスタ搬送ローラ対25,26及びマスタガイド板30,31が配設されている。マスタ搬送ローラ対25,26は、図示しない駆動手段によって同期して回転駆動される駆動ローラ25a,26aと、図示しない付勢手段によって各駆動ローラ25a,26aに圧接された従動ローラ25b,26bとから構成されている。
各マスタ搬送ローラ対25,26間にはマスタガイド板30が、また、マスタ搬送ローラ対25,26よりもマスタ搬送方向下流側にはマスタガイド板31が配設されている。各マスタガイド板30,31は製版部3の図示しない側板に固着されており、各マスタ搬送ローラ対25,26によって搬送されるマスタ27をガイドし、マスタ27の先端を版胴9の外周面へと案内する。
製版部3の下方には給紙手段としての給紙部4が配設されている。給紙部4は、給紙トレイ32、給紙ローラ33、分離ローラ34、分離ころ35、レジストローラ対36等を有している。上面に多数の用紙Pを積載する給紙トレイ32は装置本体8に上下動自在に支持されており、図示しない昇降手段によって上下動される。
給紙トレイ32には、積載された用紙Pのサイズを検知する複数の用紙サイズ検知センサ37と、用紙Pをガイドする一対のサイドフェンス38とが設けられている。各センサ37はそれぞれ反射型センサからなり、サイドフェンス38は用紙幅方向にそれぞれ同期して移動自在な周知の構成である。
給紙トレイ32の上方には表面に高摩擦抵抗部材を有する給紙ローラ33が配設されており、その搬送方向下流側には同様に表面に高摩擦抵抗部材を有する分離ローラ34が配設されている。給紙ローラ33は給紙トレイ32上の用紙Pと所定の圧力で圧接し、給紙ローラ33及び分離ローラ34は、ギヤやベルト等の図示しない駆動力伝達手段を介して、共通のステッピングモータ39によって図の時計回り方向に、互いに同期して回転駆動される。分離ころ35は所定の圧接力で分離ローラ34に圧接配置されており、図の時計回り方向に間欠回転可能に構成されている。
分離ローラ34及び分離ころ35よりも用紙搬送方向下流側には、レジストローラ対36が配設されている。駆動ローラ36aと従動ローラ36bとからなるレジストローラ対36は、図示しない版胴駆動手段からの回転駆動力をギヤやカム等の図示しない駆動力伝達手段によって伝達されることにより駆動ローラ36aが版胴9と同期した所定のタイミングで回転し、この駆動ローラ36aに圧接された従動ローラ36bとによって用紙Pを印刷部2へ向けて給送する。
印刷部2の左上方には排版部5が配設されている。排版部5は、上排版部材40、下排版部材41、排版ボックス42、圧縮板43等を有している。
上排版部材40は、駆動ローラ44、従動ローラ45、無端ベルト46等を有し、図示しない駆動手段によって駆動ローラ44が図の時計回り方向に回転駆動されることによって無端ベルト46が図の矢印方向に移動する。下排版部材41も駆動ローラ47、従動ローラ48、無端ベルト49を有しており、駆動ローラ44を回転駆動する図示しない駆動手段の駆動力をギヤやベルト等の図示しない駆動力伝達手段によって伝達されることで、駆動ローラ47が図の時計回り方向に回転駆動されることにより無端ベルト49が図の矢印方向に移動する。また、下排版部材41は図示しない移動手段によって移動自在に構成されており、図に示す位置と駆動ローラ47の周面上に位置する無端ベルト49が版胴9の外周面に当接する位置とに選択的に移動する。
内部に使用済みマスタ50を収納する排版ボックス42は、本実施形態に係る印刷装置では装置本体8に対して着脱自在に構成されている。
上排版部材40と下排版部材41とによって排版ボックス42内に運ばれた使用済みマスタ50を圧縮する圧縮板43は、図示しない昇降手段によって図の実線位置と破線位置との間を上下動する。
排版部5の下方には排紙部6が配設されている。排紙部6は、剥離爪51、排紙搬送部材52、排紙トレイ53等を有している。版胴9の外周面上より印刷済みの用紙Pを剥離する剥離爪51は、支軸51aによって排紙部6の図示しない側板に揺動自在に支持されており、図示しない爪揺動手段によって、その先端が版胴9の外周面に近接する位置と、その先端が版胴9の回転によって移動するクランパ15等の障害物と干渉しない位置とに選択的に揺動される。
排紙搬送部材52は、駆動ローラ54、従動ローラ55、無端ベルト56、吸引ファン57等を有している。駆動ローラ54は図示しないユニット側板に回転自在に支持されており、図示しない回転駆動手段によって回転駆動される。従動ローラ55も同側板に回転自在に支持されており、駆動ローラ54及び従動ローラ55間には複数の開孔を有する複数の無端ベルト56が掛け渡されている。
駆動ローラ54、従動ローラ55及び無端ベルト56の下方には、筐体状を呈する図示しないユニット本体の底面に取り付けられた吸引ファン57が配設されている。排紙搬送部材52は、吸引ファン57の吸引力によって無端ベルト56上に用紙Pを吸引し、駆動ローラ54の回転によって用紙Pを図の矢印方向に搬送する。
排紙搬送部材52によって搬送される印刷済みの用紙Pをその上面に積載する排紙トレイ53は、用紙幅方向に移動自在な一対のサイドフェンス58と、用紙搬送方向に移動自在な一つのエンドフェンス59とを有している。
装置本体8の上部には画像読取部7が配設されている。画像読取部7は、原稿60を積載する原稿載置台61、原稿60を載置するコンタクトガラス62、原稿60を搬送する原稿搬送ローラ対63及び原稿搬送ローラ64、搬送される原稿60をガイドする原稿ガイド板65,66、原稿60をコンタクトガラス62に沿って搬送する複数の原稿搬送ベルト67、読み取られた原稿60を積載する原稿トレイ68、コンタクトガラス62を除く上記各部材を支持しコンタクトガラス62に対して接離自在に設けられた圧板69、原稿画像を走査して読み取るための反射ミラー70,71及び蛍光灯72を有する走査ユニット73、走査された画像を集束するレンズ74、集束された画像を処理するCCD等の画像センサ75等を有している。
原稿載置台61の下方には原稿載置台61上に残存している原稿60を検知する原稿検知センサ76が配置され、コンタクトガラス62の下方にはコンタクトガラス62上に載置あるいは搬送された原稿の有無及びサイズを検知する原稿サイズ検知センサ77が配置されている。また、原稿搬送ローラ対63はステッピングモータ78によって、走査ユニット73はステッピングモータ79によってそれぞれ駆動される。
〈重送センサ〉
図2は、孔版印刷装置1における重送センサを示す図である。ここで、図2Aは用紙Pがない状態、図2Bは用紙Pが1枚給紙されている状態、図2Cは用紙Pが重送されている状態を示している。
この重送センサは、用紙Pの搬送路を挟むように配置された送信側センサ101と、受信側センサ102とからなる。配置位置は、分離ローラ34及び分離ころ35とレジストローラ対36の間である。
図2Aに示すように、送信側センサ101と、受信側センサ102との間を用紙Pが搬送されていない状態では、送信側センサ101から放射された超音波が空気中を通ることで直接受信側センサ102に到達する。
図2Bに示すように、送信側センサ101と、受信側センサ102との間を用紙Pが1枚搬送されている状態では、送信側センサ101から放射された超音波は、空気→用紙P→空気を通して受信側センサ102に到達する。超音波は、用紙Pを透過(二次輻射)するときに強度が減衰する。
図2Cに示すように、送信側センサ101と、受信側センサ102との間を用紙Pが重送されている状態では、送信側センサ101から放射された超音波は、空気→用紙P→空気→用紙P→空気を通して受信側センサ102に到達する。図2Bと比べると、用紙Pを2回透過(二次輻射)することで、2倍以上の減衰となる。
従って、受信側センサ102の出力から、超音波の減衰量の差異を検出することで、用紙Pが1枚給紙されている正常給紙であるか、重送されているかを識別することができる。
〈倍速印刷時の版胴上の用紙の位置〉
図3は、孔版印刷装置1における倍速印刷時の版胴上の用紙の位置を示す図である。
図3の点線で囲まれたエリアが各々の面に対応する用紙Pを版胴9へ設置する範囲となる。また、Qiは1面目の製版エリア、Qiiは2面目の製版エリアである。図示のように、1面目に対応する用紙と2面目に対応する用紙との間隔は、2面目に対応する用紙と版胴9の次の回転時の1面目に対応する用紙との間隔に対し狭くなっている。これはマスタ27をクランパ15に挟む必要があること、またプレスローラを版胴9へ設置するために製版を行っていないエリア(上図では1面目に対応する用紙の左側)が必要となるためである。
〈印刷装置の制御系の概略構成〉
図4は、孔版印刷装置1の制御系の構成を示すブロック図である。
図示のように、孔版印刷装置1は、制御部200と、それぞれが制御部200に接続された操作パネル80、印刷部(ドラムエンコーダ)2、製版部(ステッピングモータ)3、給紙部(ステッピングモータ)4、排版部5、排紙部6、画像読取部(ステッピングモータ)7、及び画像メモリ204を備えている。
操作パネル80は、孔版印刷装置1に対して、印刷モード設定、読取条件設定、製版条件設定、重送時の動作モード設定(選択)などのための各種指示を入力するための入力手段と、孔版印刷装置1の動作状態などを表示する表示手段を備えている。また、本発明に係る報知手段として機能する。
制御部200は、CPU201、ROM202、及びRAM203を備えており、この孔版印刷装置1の全体を制御する。また、CPU201、ROM202、及びRAM203が協働することで、センサ・温度・サプライなどの各種検出手段、印刷モード設定手段、読取条件設定手段、製版条件設定手段、画像データ記憶手段、重送検知手段、重送位置記憶手段、重送時動作モード選択手段、重送用紙判定手段等として機能する機能ブロック205を有する。重送時動作モード設定手段、重送が発生した地点の印刷位置(置数)を記憶する重送位置記憶手段、重送が発生した用紙が1面に対応するのか2面に対応するのかを判定する重送用紙判定手段を有すること等、主に倍速印刷時の重送処理に対応していることが従来の孔版印刷装置と異なる点である。
〈操作パネル〉
図5は、孔版印刷装置1における操作パネルを示す図である。
操作パネル80は装置本体8の上部前面に設けられており、その上面には製版スタートキー81、印刷スタートキー82、試し刷りキー83、連続キー84、クリア/ストップキー85、テンキー86、エンターキー87、プログラムキー88、モードクリアキー89、印刷速度設定キー90、4方向キー91、7セグメントLEDからなる表示装置92、LCDからなる表示装置93等が配置されている。
製版スタートキー81は孔版印刷装置1に製版動作を行わせる際に押下され、各種製版条件が設定された後に製版スタートキー81が押下されると排版動作及び画像読取動作が行われた後に製版動作が行われ、その後、版付け動作が行われて孔版印刷装置1は印刷待機状態となる。
印刷スタートキー82は孔版印刷装置1に印刷動作を行わせる際に押下され、孔版印刷装置1が印刷待機状態となり各種印刷条件が設定された後に印刷スタートキー82が押下されることにより印刷動作が行われる。
試し刷りキー83は孔版印刷装置1に試し刷りを行わせる際に押下され、各種条件が設定された後に試し刷りキー83が押下されることにより1枚だけ印刷が行われる。
連続キー84は製版動作と印刷動作とを連続して行う際に製版スタートキー81の押下前に押下され、連続キー84の押下後、製版条件及び印刷条件が入力された後に製版スタートキー81が押下されると、排版動作、画像読取動作、製版動作、版付け動作に引き続いて印刷動作が行われる。
クリア/ストップキー85は孔版印刷装置1の動作を停止させる際や置数のクリア時に押下され、テンキー86は数値入力に用いられる。
エンターキー87は各種設定時に数値等を決定する際に、プログラムキー88はよく行う操作を登録したり、それを呼び出したりする際にそれぞれ押下され、モードクリアキー89は各種のモードをクリアして初期状態に戻す際に押下される。
印刷速度設定キー90は印刷動作に先立って印刷速度を設定する際に押下される。濃いめの画像を得たい場合や雰囲気温度が低い場合等には印刷速度を遅く、薄めの画像を得たい場合や雰囲気温度が高い場合等には印刷速度を速く設定する。
4方向キー91は、上キー91a、下キー91b、左キー91c、右キー91dを有しており、画像編集時等において画像位置を調整する場合や各種設定時に数値や項目等を選択する場合等に押下される。
7セグメントLEDからなる表示装置92は、主に印刷枚数等の数字を表示する。LCDからなる表示装置93は、初期状態時において図示のように原稿種類設定表示93a、変倍設定表示93b、用紙種類設定表示93c、位置調整設定表示93dを表示しており、各表示の下方には各表示に対応する選択設定キー94,95,96,97がそれぞれ配設されている。
表示装置93は階層表示構造となっており、図示された状態から選択設定キー94が押下されると原稿画像モードとして文字モードや写真モード等を設定する原稿種類設定モードに設定され、選択設定キー95が押下されると自動変倍や独立変倍等を選択設定する変倍設定モードに設定される。また、選択設定キー96が押下されると使用される用紙として標準紙や厚紙等を設定する用紙種類設定モードに設定され、選択設定キー97が押下されると印刷位置を調整する位置調整設定モードに設定される。そして、表示装置93の表示が各モードに対応して変化する。
上記構成に基づき、以下に倍速印刷時における孔版印刷装置1の動作概要を説明する。
コンタクトガラス62上に原稿60がセットされ、操作パネル80上の倍速印刷ボタン98によって倍速印刷モードが設定されると、原稿枚数が1枚であるのか複数枚であるのか表示装置93に表示されるとともに選択設定キー94,95の押下により倍速印刷条件が設定される。
その後、各選択設定キー94,95,96,97によって各種製版条件が設定された後に操作パネル80上の製版スタートキー81が押下されると、走査ユニット73が図1において右方に移動して原稿60の画像が読み取られる。読み取られた画像はレンズ74によって集束された後に画像センサ75へと送られ、画像データ信号に変換される。変換された画像データ信号は制御部200を経由して図示しないサーマルヘッドドライバに送られる。
なお、原稿載置台61上に原稿60が載置され、原稿検知センサ76が原稿60を検知している場合には、原稿搬送ローラ対63及び原稿搬送ベルト67が作動して原稿60がコンタクトガラス62上へと送られ、画像を読み取られた原稿60は、原稿搬送ベルト87及び原稿搬送ローラ64の作動によってコンタクトガラス62上より搬送され、原稿トレイ68上に排出される。
そして、原稿サイズ検知センサ77が原稿60を検知すると走査ユニット73が上述と同様に移動し、原稿60の画像が読み取られ、画像メモリ204に蓄積される。
画像が読み取られた後、倍速印刷時における画像回転の必要性について操作パネル80上に表示し、画像回転有無について設定する。倍速モードに関わる全ての設定が完了すると製版動作へ移行する。
孔版印刷装置1が給版待機状態となると製版動作が行われる。
図示しない版胴駆動手段が作動して版胴9が図1において時計回り方向への回転を開始する。そして、版胴9上に巻装されている使用済みマスタ50の先端が駆動ローラ47と対応する位置に到達すると、図示しない移動手段が作動して下排版部材41が移動し、駆動ローラ47の外周面上に位置する無端ベルト49が版胴9上の使用済みマスタ50に接触する。
使用済みマスタ50は下排版部材41によってすくい上げられ、版胴9の回転に伴って各排版部材40,41によって挟持搬送される。搬送された使用済みマスタ50は排版ボックス42内に収納された後、圧縮板43によって圧縮される。
版胴9はクランパ15がほぼ右真横に位置する給版待機位置まで回転して停止し、その後、図示しない開閉装置によりクランパ15が開放されて孔版印刷装置1は給版待機状態となる。
排版動作が完了すると、クランパ15が開放された後にステッピングモータ29が作動してプラテンローラ22が回転駆動され、マスタロール28よりマスタ27が引き出される。
引き出されたマスタ27は、サーマルヘッド23を通過する際にサーマルヘッドドライバからの動作信号に基づいて選択的に加熱する発熱素子により、その熱可塑性樹脂フィルム面を穿孔製版される。
製版されたマスタ27は、プラテンローラ22の周速度よりも若干早い周速度で回転駆動しているマスタ搬送ローラ対25により、プラテンローラ22との間で所定の張力を付与されつつ搬送される。
各マスタガイド板30,31に案内され、プラテンローラ22及び各マスタ搬送ローラ対25,26によって搬送されたマスタ27の先端がステージ部14とクランパ15との間の所定位置まで達したことをステッピングモータ29のステップ数より制御部200が確認すると、図示しない開閉装置が作動してクランパ15が閉じられると共に、版胴駆動手段が作動して版胴9がマスタ27の搬送速度とほぼ同じ周速度で再度回転を開始し、製版されたマスタ27の版胴9への巻装動作が行われる。
そして、ステッピングモータ29のステップ数より、1版分のマスタ27が製版搬送されたと制御手段200が判断すると、切断手段24が作動してマスタ27が切断されると共にプラテンローラ22及び各マスタ搬送ローラ対25,26の作動が停止される。切断されたマスタ27は版胴9の回転によって製版部3より引き出され、巻装動作が完了する。
なお、上記孔版印刷装置1の説明では記載していないが、クランパ15でマスタ27を挟持後、図示しないマスタ貯留手段により1版分ストックし、製版および切断手段24でのマスタ27の切断後、版胴9へ巻装動作を行う構成もある。
版胴9へのマスタ巻装動作完了後、給紙ローラ33及び分離ローラ34が回転して給紙部4より1枚の用紙Pが順次給送されると共に、版胴9が低速で図1において時計回り方向に回転駆動される。給送された用紙Pはレジストローラ対36にその先端部を当接させて一時停止された後、所定のタイミングでレジストローラ対36が回転することにより版胴9とプレスローラ11との間に向けて給送される。
用紙Pが所定位置に達すると図示しないプレスローラ揺動手段が作動し、プレスローラ11が所定の圧接力で版胴9の外周面に対して圧接される。この圧接により、インキ供給手段10によって版胴9の内面に供給されたインキが版胴開孔部、マスタ27の穿孔部を介して用紙Pに転移されると共にマスタ27の多孔性支持体に充填され、マスタ27と版胴9の外周面とが密着する、いわゆる版付けが行われる。
インキを転移された用紙Pは、剥離爪51によって版胴9の外周面上より剥離された後、排紙搬送部材52上に落下する。排紙搬送部材52に送られた印刷済みの用紙Pは、吸引ファン57の吸引力によって無端ベルト56上に吸着されつつ駆動ローラ54の回転によって図の左方へと搬送され、排紙トレイ53上に排出される。
この一連の動作により孔版印刷装置1は版付け動作を完了し、印刷待機状態となる。孔版印刷装置1が印刷待機状態となった後、印刷速度設定キー90等によって印刷条件が設定された後に操作パネル80上の試し刷りキー83が押下されると、試し刷り動作が行われる。
試し刷りキー83が押下されると、版胴9が設定された印刷速度に対応した周速度で図1において時計回り方向に回転駆動されると共に、給紙ローラ33及び分離ローラ34が回転して給紙部4より用紙Pが順次給送される。
「通常印刷モード」の場合には最大A3サイズの画像印刷が可能であり、その場合標準印刷速度は例えば120枚/分(円筒状版胴の回転速度が120rpm)であった場合、操作部によって「倍速印刷モード」が選択された場合には、1枚の孔版原紙に最大A4サイズの画像が2面並べて製版されるので、最大A4サイズの画像印刷が可能になる。この場合の標準印刷速度は例えば240枚/分(円筒状版胴の回転速度が120rpm)になる。
「倍速印刷モード」時の製版動作では、1枚のA4画像をメモリから取り出して2面並べて製版する場合が標準であるが、1ページ目と2ページ目の2枚のA4画像を並べて製版することも可能である。その場合には2ページものであればページ順に丁合いされた形態で印刷物が排紙台に積載されることになる。
給送された用紙Pはレジストローラ対36でタイミングを取られた後に印刷部2へと送られ、版付け時と同様にプレスローラ11によって版胴9の外周面に押圧されてその一面に画像を転写される。画像を転写された用紙Pは剥離爪51によって版胴9の外周面より剥離され、排紙搬送部材52によって搬送されて排紙トレイ53上に排出される。
試し刷りによって画像位置や濃度等を確認した後、テンキー86及び印刷速度設定キー90等によって印刷条件が設定された後に操作パネル80上の印刷スタートキー82が押下されると、印刷動作が行われる。
印刷スタートキー82が押下されると、版胴9が設定された印刷速度に対応した周速度で図1において時計回り方向に回転駆動されると共に、給紙ローラ33及び分離ローラ34が回転して給紙部4より用紙Pが連続的に給送される。
給送された用紙Pは試し刷りと同様に所定のタイミングで次々と印刷部2へと送られ、プレスローラ11によって版胴9に押圧されることによりその一面にそれぞれ画像を転写された後、排紙トレイ53上に順次排出積載される。そして、設定された枚数の印刷が終了すると、各部の作動が停止されて孔版印刷装置1は再び印刷待機状態となる。
〈倍速印刷時に1面目に対応する用紙に重送が発生したときの処理〉
図6は、孔版印刷装置1において、倍速印刷時に1面目に対応する用紙に重送が発生したときの処理を示すフローチャートである。また、図7〜図11は、図6に示す処理が実行される過程で操作パネル80に表示される画面を示す図である。なお、以下の説明は孔版印刷装置1を直接操作する場合の動作における処理に関するものである(PC:パーソナルコンピュータからの画像入力の場合には、各モード選択及び表示がPC上で行われる点が異なる)。また、以下の説明は孔版印刷装置1の基本的な動作に関するものである。
まず、操作パネル80上に配置された倍速印刷ボタン98(図5)や、印刷モード選択ボタン95(図7)の押下により印刷モード設定手段にて倍速印刷モードが選択される(ステップS101)。
次に、読取条件設定手段にて各々の製版面に対応する読取条件を設定するとともに、製版条件設定手段にて各々の製版面に対応した製版条件を設定する。また、印刷条件設定手段にて各々の製版面に対応する印刷条件を設定する(ステップS102)。
次いで、重送時動作モード選択手段にて重送発生時の動作モードを設定する(ステップS103)。この動作モードには、「即停止モード」、「印刷後停止モード(一時停止モード)」、「継続印刷モード」からなる3種類の動作モードがある。
「即停止モード」とは、重送が検知された用紙に印刷することなく動作を停止するモードである。後述するように、「即停止モード」は、重送が検知された用紙が1面目に対応する用紙である場合に対してのみ設定(選択)可能である。
「印刷後停止モード」とは、重送が検知された用紙に印刷した後に動作を停止するモードであり、「継続印刷モード」とは、重送が検知された後も印刷を継続するモードである。この2種類の動作モードは、重送が検知された用紙が1面目、2面目のどちらに対応するものでも設定可能である。
なお、この図に示す処理では一連の動作の中で設定を行っているが、孔版印刷装置1本体での初期設定にて設定しておくこともできる。操作パネル80上での設定は図8に示すボタン94〜96の押下により行われる。
次に、ステップS102で設定された条件に基づいて製版工程(ステップS104)、印刷工程(ステップS105)を行う。
次いで、給紙1枚毎に重送が発生していないか否かを重送検知手段にて監視する(ステップS106)。重送発生がなく(ステップS106:No)、図示しない各種エラーの発生がなく、停止要求がない限り設定枚数まで印刷を行う(ステップS128)。
重送発生ありと判断された場合には(ステップS106:Yes)、ステップS107へ移行して重送対応原稿判定を行う。ステップS107では、重送が発生した用紙が1面目に対応する用紙であるのか、2面目に対応する用紙であるのかの判定を行い、2面目に対応する用紙であった場合には(ステップS107:2面目)、図12に示すステップS208へ移行する。ステップS208以降については後述する。
重送が発生した用紙が1面目に対応する用紙であった場合は(ステップS107:1面目)、ステップS103にて設定された重送発生時の動作モードを判定する(ステップS108)。
「即停止モード」であった場合(ステップS108:即停止)、図9に示す画面を操作パネル80に表示して、重送があったこと及び復帰モードの選択を要求することをユーザーに報知し(ステップS109)、給紙及び印刷を停止させる処理を行う(ステップS110)。
図3を用いて説明したように、倍速モード時は、1面目に対応する用紙の後端と2面目に対応する用紙の前端との間隔よりも、2面目に対応する用紙の後端と1面目に対応する用紙の前端との間隔の方が広くなっている。そのため、1面目に対応する用紙の重送が検知された際、2面目に対応する用紙の印刷エリアへの印圧は解除されているので、即停止することが可能となる。
重送による機械停止後、ユーザーは設置された用紙、及び機械の状態、設置環境等を確認した後、図9に示す画面から印刷を継続するか印刷を停止させるかを指示する。ユーザーが「継続」を選択した場合は(ステップS111:Yes)、給紙台(給紙トレイ32)の重送された用紙を除去した後、1面目より印刷を再開する(ステップS112→S113)。
ユーザーが「印刷停止」を選択した場合は(ステップS111:No)、孔版印刷装置1は全ての動作を停止させて待機状態へ移行する(ステップS114:作業停止)。これにより、重送が環境湿度、使用印刷用紙等の影響であった場合、重送しづらい状態にセッティングした後に作業を再開できる。
次に、ステップS108で、「印刷後停止モード」であると判定された場合の動作について説明する。
図10に示す画面を操作パネル80に表示して重送があったこと及び印刷再開する印刷面の選択を要求することをユーザーに報知し(ステップS115)、1面目の印刷のみ行い、2面目の印刷は行わないで停止する(ステップS116)。
その後、ユーザーは排紙台(排紙トレイ53)上の印刷物を確認し(ステップS117)、重送した用紙を排紙台から除去する(ステップS118)。そして、印刷した1面目の用紙が利用できるか否か判断し、その結果に応じて、図10に示す画面から「1面目」又は「2面目」を選択する。
1面目の印刷物が利用できる場合(ステップS119:Yes)、操作パネル80上の置数はそのままにして2面目の印刷動作へ移行する(ステップS120)。確認の結果、1面目の印刷用紙が利用できず、再度1面目から再開する場合には(ステップS119:No)、置数をデクリメントし、1面目の印刷より再開する(ステップS126)。
「印刷後停止モード」の基本動作は「即停止モード」と同じであるが、印刷速度および使用する用紙の強度によっては即停止することで用紙へ傷をつける可能性があるので、重送発生時においても印刷だけは一旦行わせることが良い場合に好適である。
次に、ステップS108で、「印刷継続モード」であると判定された場合の動作について説明する。
このモードで重送が発生した場合には、図11に示す画面を操作パネル80に表示して、何枚目の用紙で重送が発生したかをユーザーに報知し(ステップS121)ステップS106で重送発生箇所(重送と判定された際の置数)を重送位置記憶手段へ記憶する(ステップS122)。
孔版印刷装置1が重送印刷物の識別手段を備えている場合には、その識別手段を稼動させ、重送の地点を以下の手段で識別させる(ステップS123)。例えば、孔版印刷装置1がテープ及び付箋等での印刷物識別手段を有する場合には、排紙トレイ53上で重送があった地点にマーキングすればよい。また、孔版印刷装置1が複数の排紙経路を備えている場合には、重送があった印刷物を通常の排紙先と異ならせることで識別してもよい。
孔版印刷装置1がこのような識別手段を備えていない場合には、前述したように操作パネル80上へ重送があった置数を表示させ(PCからの出力であった場合には出力先のPCへ情報を送信させても良い)、印刷終了後にユーザーに重送があった地点を識別させる方策をとる。この場合は、重送の原因を特定もしくは回避することはできないが、孔版印刷装置1の生産性を向上させることができる。また、遠隔地からの操作による場合にはリアルタイムに対応できないことが多く、生産性を考慮すると停止させるより都合が良い。
「印刷継続モード」で重送が発生した場合には、孔版印刷装置1は動作を停止させずに印刷を継続させる(ステップS124)。
ステップS113又はS120又はS124又はS126を実行した後、設定枚数の印刷(ステップS127)を終了したら、印刷処理を終了する。
〈倍速印刷時に2面目に対応する用紙に重送が発生したときの処理〉
図12は、倍速印刷時に2面目に対応する用紙に重送が発生したときの処理を示すフローチャートであり、図13は、図12に示す処理において、1面目の裏面の原稿と2面目の裏面の原稿とが異なる両面印刷を行っている場合に重送が発生したときの処理について説明するための図である。
まずステップS103にて設定された重送発生時の動作モードを判定する(ステップS208)。1面目に対応する用紙の重送時と大きく異なるのは、ステップS103にて設定可能な動作モードは「印刷後停止モード」と「印刷継続モード」であり、「即停止モード」を設定できないことである。
判定の結果、「印刷後停止モード」が設定されている場合、2面目の印刷を行い、停止する(ステップS209→S210)。次に、1面目に対応する用紙の重送時と同様に、図10に示す画面を操作パネル80に表示して重送があったことをユーザーに報知し、排紙台上の印刷物の確認を要求する(ステップS211)。
ユーザーは重送した用紙を排紙台から取り除き(ステップS212)、印刷した1面目の用紙が利用できるか否か確認する(ステップS213)。そして、その結果に応じて、図10に示す画面から「1面目」又は「2面目」を選択する。
即ち、排紙済みの1面目の用紙が利用できる場合(ステップS214:2面目)、操作パネル80上の印刷部数の置数はそのままにして2面目の用紙より印刷を再開する(ステップS215)。
一方、排紙済みの1面目の用紙が利用できない場合(ステップS214:1面目)、ステップS102での印刷設定が片面印刷か両面設定かを判定する(ステップS216)。そして、片面印刷であれば(ステップS216:片面印刷)、ステップS217へ進み、再開処理確認を行う。このステップS217の内容については後述する。
また、両面印刷であれば(ステップS216:両面印刷)、給紙台に載置されている片面印刷済みの用紙の原稿が1面目と2面目で同じなのか異なるのかを判定する(ステップS218)。そして、同じであるときは(ステップS218:同じ)、ステップS217へ進み、再開処理確認を行う。また、異なるときは(ステップS218:異なる)、ステップS219へ進んで、継続印刷時の用紙調整を行った後、ステップS217へ進み、再開処理確認を行う。ステップS219の詳細については図13を用いて後述する。
ステップS217(再開処理確認)では、置数調整が必要か否かを判定する。そして、必要であれば(ステップS217:Yes)、置数調整を行った後に指示印刷面より印刷を再開する(ステップS220→S221)。また、置数調整が不要であれば(ステップS217:No)、置数調整をせずにそのまま指示印刷面より印刷を再開する(ステップS221)。ここでの指示印刷面は、ステップS219(継続印刷時の用紙調整)を行った合はステップS219での指示印刷面、ステップS219を行わなかった場合はステップS214で選択された「1面目」である。
ステップS215又はS221を実行し、設定枚数の印刷を終了したら(ステップS222)、印刷処理を終了する。
また、ステップS208での判定の結果、「印刷継続モード」が設定されている場合、1面目の用紙に重送が発生した際と同様の処理(ステップS223)を行う。即ち、ステップS121〜S124を経て所定枚数印刷(ステップS127)の後に終了する。
〈継続印刷時の用紙調整処理(ステップS219)〉
図13は、図12におけるステップS219の詳細、即ち、1面目の裏面の原稿と2面目の裏面の原稿とが異なる両面印刷を行っている際に重送が発生したときの処理について説明するための図である。なお、この両面印刷は片面印刷済みの用紙を排紙トレイ53から取り出し、表裏を反転して給紙トレイ32に載置して行うものである。
1面目の裏面と2面目の裏面の原稿が異なる両面印刷において重送が発生した際、1面目の裏面に対応する用紙が重送により使用できない場合、もしくは2面目に対応する用紙の表面に分離ころ35による擦れ汚れや重送解消時の作業による用紙の破損が発生した場合には、再度給紙トレイ32上の用紙を調整した上で印刷を再開する必要がある。
この場合の対応としては、2面目に対応する用紙が使用できるか否か、次の印刷の1面目に対応する用紙が使用できるか否かで動作が異なる。
図13に示す各用紙Pに付した「1-i」、「2-ii」等のナンバリングにおいて、算用数字(アラビア数字)は印刷回数(版胴9の1回転毎にカウントアップ)であり、ローマ数字は倍速印刷時の各面(iは1面目、iiは2面目)を表す。また、「裏面A」、「裏面B」の表記は用紙の裏面に既にA原稿とB原稿が印刷されていることを表す。
以下、1-iiの用紙と2-iiの用紙で重送が発生し、継続印刷する際の再開処理について説明する。ここでの再開処理とは、給紙トレイ32上の用紙を確認して、使用できない用紙があるか否か確認し、再開動作を決定することである。
再開動作としては以下のa〜cの3動作を想定している。
a:2-iの用紙が使用できない場合
1-iiの用紙、2-iの用紙を取り除き再開。この再開動作では、1-i(A原稿)、2-ii(B原稿)、3-i(A原稿)の順に印刷する。
もしくは2-iiの用紙、2-iの用紙を取り除き再開。この再開動作では、1-i(A原稿)、1-ii(B原稿)、3-i(A原稿)の順に印刷する。
b:1-iiの用紙が使用できない場合
1-iiの用紙、2-iの用紙を取り除き再開。この再開動作では、1-i(A原稿)、2-ii(B原稿)、3-i(A原稿)の順に印刷する。
もしくは1-iiの用紙、1-iの用紙を取り除き再開(この場合には置数調整が必要)。この再開動作では、2-i(A原稿)、2-ii(B原稿)、3-i(A原稿)の順に印刷される。
c:1-iiの用紙、2-iの用紙が使用できない場合
1-iiの用紙、2-iの用紙を取り除き再開。この再開動作では、1-i(A原稿)、2-ii(B原稿)、3-i(A原稿)の順に印刷する。
以上詳細に説明したように、本発明の実施形態に係る孔版印刷装置1は下記(1)〜(3)の特徴を有する。
(1)例えばA3サイズの用紙に対応した版胴で、A4サイズの画像を2面並べて倍速印刷する場合に、重送発生時、どちらの画像面に対応した用紙が重送したかによって印刷装置の動作を選択できる構成を取っているため、様々なユーザーの使用用途に合わせた処理動作を提供することができる。
(2)印刷済みの用紙の使用可否判定を行える構成なので、用紙が無駄に破棄されることを抑制でき、また印刷物として利用できない場合には取り除くことが可能であるので、最終的に品質が安定した印刷物を提供することができる。
(3)重送停止後の処理状況に応じ、自動的に置数が調整されるため、印刷途中に停止させたい場合や印刷中に任意で仕分け用紙を差し入れたりする場合の混乱を防止でき、ユーザーの利便性を向上させることができる。
1…孔版印刷装置、4…給紙部、9…版胴、27…マスタ、205…重送検知手段、重送位置記憶手段、重送時動作モード選択手段、重送用紙判定手段等として機能する機能ブロック。
特開平7−137413号公報 特許第3291065号公報(段落0018)

Claims (8)

  1. 2面の画像を並べて製版したマスタを印刷ドラムに巻き付け、前記印刷ドラムの1回転に対し2枚の印刷用紙を給紙することで、前記印刷ドラムの1回転当たり2枚の画像を印刷する機能を有する印刷装置であって、
    前記印刷用紙を給紙する給紙手段と、
    前記給紙手段により給紙されている印刷用紙の重送を検知する重送検知手段と、
    前記重送検知手段により重送が検知された印刷用紙が1面目に対応する印刷用紙か2面目に対応する印刷用紙かを判定する重送用紙判定手段と、
    前記重送検知手段により重送が検知されたときの前記印刷装置の動作モードを設定する重送時動作モード設定手段と、
    を有し、
    前記重送時動作モード設定手段は、2面目に対応する印刷用紙の重送が検知されたときの動作モードとして、1面目に対応する印刷用紙及び前記2面目に対応する印刷用紙の印刷が終了した後に動作が停止する動作モード、又は印刷を継続する動作モードの設定が可能な、印刷装置。
  2. 請求項1に記載された印刷装置において、
    前記重送時動作モード設定手段は、1面目に対応する印刷用紙の重送が検知されたときの動作モードとして、前記1面目に対応する印刷用紙の給紙が停止する動作モード、又は1面目の印刷用紙の印刷が終了した後に前記2面目の印刷用紙の給紙が停止する動作モード、又は印刷を継続する動作モードの設定が可能である、印刷装置。
  3. 請求項1又は2に記載された印刷装置において、
    前記重送検知手段により重送が検知されたとき、重送が発生したことを報知する報知手段を有する印刷装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載された印刷装置において、
    2面目に対応する印刷用紙の重送が検知され、1面目に対応する印刷用紙及び前記2面目に対応する印刷用紙の印刷が終了した後に動作が停止する動作モードを実行したとき、印刷済みの2面目に対応する印刷用紙の状態を確認することの要求、及びその確認の結果を基に印刷を再開する面を選択することの要求を報知する報知手段を有する印刷装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載された印刷装置において、
    1面目に対応する印刷用紙の重送が検知され、前記1面目の印刷用紙の印刷が終了した後に前記2面目の印刷用紙の給紙が停止する動作モードを実行したとき、印刷済みの2面目に対応する印刷用紙の状態を確認することの要求、及びその確認の結果を基に印刷を再開する面を選択することの要求を報知する報知手段を有する印刷装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載された印刷装置において、
    1面目に対応する印刷用紙又は2面目に対応する印刷用紙の重送が検知され、印刷を継続する動作モードを実行したとき、重送が検知された箇所を記憶する重送位置記憶手段を有する印刷装置。
  7. 請求項4に記載された印刷装置において、
    印刷を再開する面の選択の結果に応じて、置数を調整する手段を有する印刷装置。
  8. 2面の画像を並べて製版したマスタを印刷ドラムに巻き付け、前記印刷ドラムの1回転に対し2枚の印刷用紙を給紙することで、前記印刷ドラムの1回転当たり2枚の画像を印刷する機能を有する印刷装置により実行される印刷方法であって、
    前記印刷用紙を給紙する給紙ステップと、
    前記給紙ステップで給紙されている印刷用紙の重送を検知する重送検知ステップと、
    前記重送検知ステップで重送が検知された印刷用紙が1面目に対応する印刷用紙か2面目に対応する印刷用紙かを判定する重送用紙判定ステップと、
    前記重送検知ステップで重送が検知されたときの前記印刷装置の動作モードを設定する重送時動作モード設定ステップと、
    を有し、
    前記重送時動作モード設定ステップは、2面目に対応する印刷用紙の重送が検知されたときの動作モードとして、1面目に対応する印刷用紙及び前記2面目に対応する印刷用紙の印刷が終了した後に動作が停止する動作モード、又は印刷を継続する動作モードの設定が可能な、印刷方法。
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