JP2003011479A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JP2003011479A
JP2003011479A JP2001200953A JP2001200953A JP2003011479A JP 2003011479 A JP2003011479 A JP 2003011479A JP 2001200953 A JP2001200953 A JP 2001200953A JP 2001200953 A JP2001200953 A JP 2001200953A JP 2003011479 A JP2003011479 A JP 2003011479A
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Japan
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paper
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ink
printed
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Application number
JP2001200953A
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English (en)
Inventor
Fumiko Koyama
文子 小山
Tomohiro Mizutani
友広 水谷
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Riso Kagaku Corp
Original Assignee
Riso Kagaku Corp
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Publication date
Application filed by Riso Kagaku Corp filed Critical Riso Kagaku Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷用紙を再利用する際の利便性を向上し
て、環境問題に対して積極的に取り組むことを支援する
印刷装置を提供すること。 【解決手段】 一方の面に印刷処理がなされた印刷用紙
の他方の面に対して印刷データを印刷し(ステップS
6)、さらに、印刷データが印刷された面を判別するた
めの判別用データを印刷用紙に印刷する(ステップS
7)。これにより、印刷用紙の裏面と表面とが同じイン
ク色であったような場合でも、判別用データを参照し
て、どちらの印刷面が新しく印刷されたもの(有効)で
あるかを簡単に判別することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば一方の面が
既に印刷に使用された印刷用紙の他方の面を印刷に使用
する印刷処理に適用して好適な印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】環境問題に対する世界的な意識の高まり
を受けて、リサイクルや省資源化の推進等、環境問題に
対して様々な取り組みがなされるようになってきた。例
えば、企業や学校等では、一方の面が既に印刷に使用さ
れた印刷用紙の他方の面を再度印刷に使用することによ
って、印刷用紙を再利用し、印刷用紙の使用量を減らす
取り組みがなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
にして印刷用紙を再利用する場合、従来の印刷装置は一
方の面の画像と同じインク色で他方の面に印刷を行って
しまうために、どちらの印刷面が新しい印刷面(有効)
であるのかを一見して区別することが難しく、印刷用紙
を再利用する上で、従来の印刷装置は非常に不便であ
る。
【0004】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、印刷用紙を再利用する際の利便性
を向上して、環境問題に対して積極的に取り組むことを
支援する印刷装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明においては、印刷
用紙を再利用するために、印刷用紙の印刷されていない
面に印刷する際に、新しい印刷面を判別するための判別
用データを印刷用紙上に印刷することを特徴とする。
【0006】より好ましくは、印刷データのインク色と
は異なるインク色で判別用データを印刷することを特徴
とする。
【0007】このような本発明に係る特徴によれば、印
刷用紙の裏面と表面と同じインク色であったような場合
でも、判別用データを参照して、どちらの印刷面が新し
いもの(有効)であるかを簡単に判別することができる
ので、印刷用紙を再利用する上での利便性が大幅に向上
する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。
【0009】[第1の実施形態]本発明の第1の実施形
態における印刷装置は、孔版印刷方式により印刷用紙P
の一方の面に印刷を行う印刷装置本体に対し、インクジ
ェット方式により印刷用紙Pの他方の面に印刷を行う印
刷ユニットが取り付けられた構成となっており、制御部
の制御に従って両面印刷処理を実行する。
【0010】以下、図1〜図7を参照して、この第1の
実施形態における印刷装置の構成及び動作について詳し
く説明する。
【0011】〔印刷装置本体の構成〕印刷装置本体は、
図1に示すように、原稿読み取り部(図示せず)、印刷
部1、製版部2、給紙部3、排紙部4、及び排版部5を
備える。
【0012】原稿読み取り部は、例えば自動原稿送り読
み取り部と原稿載置読み取り部とを有する。自動原稿送
り読み取り部は、原稿を斜めに載置する原稿傾斜板、原
稿傾斜板に載置された原稿を搬送する一対の原稿搬送ロ
ール、及び搬送された原稿内容を電気信号に変換して読
み取るラインイメージセンサを有する。このラインイメ
ージセンサは原稿載置読み取り部のものと兼用されてい
る。
【0013】原稿載置読み取り部は、原稿を載置する水
平な原稿載置ガラス台、原稿載置ガラス台の上に開閉可
能な状態で設けられた圧板、原稿載置ガラス台の下方に
配置され、リードパルスモータの駆動力により移動する
ガイドベルト、及びガイドベルトの案内により原稿載置
ガラス台の下方を移動するラインイメージセンサを有す
る。そして、自動原稿送り読み取り部の原稿は、原稿搬
送ロールにより搬送される原稿をラインイメージセンサ
がガイドベルに案内されて移動し、印刷データを読み取
る。
【0014】印刷部1は版胴6と紙胴7を有する。版胴
6は、両端に円板形の2枚の側板8を配置し、これら各
側板8を剛性のクランプベース板9にて連結している。
また、各側板8の周囲には、周壁10が配置されてい
る。
【0015】周壁10は、ステンレスワイヤ等から成る
可撓性線材を網状に織製したものである。従って、周壁
10は、可撓性を有し、印刷インクが通過できる。ま
た、周壁10は、側板8の外周面に巻き付けられ、巻き
付けられた一端はクランプベース板9に固定され、ま
た、他端はばねを介してクランプベース板9に連結され
ている。このように、周壁10は各側板9の外周面に沿
って円筒状に配置されている。
【0016】クランプベース板9には、クランプ機構を
なすクランプ板11が回動可能な状態で取り付けられて
いる。クランプ板11は、孔版原紙Mの一端(先端)を
クランプする。孔版原紙Mは、その先端をクランプ板1
1によりクランプベース板9に係止された後、周壁10
の外周面に巻き付けられる。
【0017】版胴6は、円筒状とされた自身の中心軸線
の周りに回転可能な状態で支持されている。この版胴6
は、図示しない駆動機構にて、図1中の時計廻り方向に
回転駆動される。
【0018】版胴6内には、中押しローラ12が支持さ
れている。中押しローラ12は、版胴6の軸線と平行に
延在し、その外周面が周壁10の内周面に摺接して図1
に示す周壁10を膨出変形させる膨出変形位置と、周壁
10の膨出変形を解除する定常位置とに上下方向に移動
を行う。
【0019】また、版胴6内には、中押しローラ12の
外周面に対して微小間隔をおいて平行に延在するドクタ
ロッド13が支持されている。中押しローラ12とドク
タロッド13の間には、図示しないインク供給部からイ
ンクが供給され、楔形状のインク溜まり部14が形成さ
れる。そして、インク溜まり部14のインクは、中押し
ローラ12の図1にて時計廻り方向の回転により、ドク
タロッド13との微小間隔を通過して計量されつつ周壁
10の内周面に供給される。
【0020】紙胴7は、金属等の非弾性材料で形成さ
れ、版胴6と同一外径に構成されている。この紙胴7
は、周壁10に対して所定間隔をおいて版胴6と平行に
設けられている。紙胴7は、版胴6と逆方向となる図1
中反時計廻り方向に回転可能とされている。また、紙胴
7は、自身の回転に際し、版胴6において孔版原紙Mを
クランプするクランプ板11や、クランプベース板9等
との干渉を回避するための凹み部15を有している。ま
た、紙胴7には、印刷用紙Pを係脱可能な状態でクラン
プ(支持)する用紙クランプ部16が設けられている。
【0021】製版部2は、連続シートから成る感熱性の
孔版原紙Mを、ロール状にして貯容した原紙ロール部1
7、横一列に配置された複数個の点状発熱体により構成
されたサーマルヘッド18、サーマルヘッド18に対向
配置されたプラテンローラ19、原紙送りローラ20、
原紙案内ローラ21、及び原紙カッタ22を有する。
【0022】製版部2は、原紙ロール部17から引き出
された孔版原紙Mをプラテンローラ19の間に挟んで送
る。サーマルヘッド18には、図示しないイメージセン
サにて読み取った原稿の画像に係る画像情報が入力され
る。サーマルヘッド18は、この画像情報に応じて各点
状発熱体を各々個別に選択的に発熱作動し、孔版原紙M
にドットマトリクス状の感熱穿孔製版を行う。
【0023】原紙案内ローラ21は、その軸部に張力付
与機構をなすシリコンダンパー等が設けられ、サーマル
ヘッド18とプラテンローラ19の間で送られる孔版原
紙Mに適宜張力を付与する。原紙送りローラ20は、製
版された孔版原紙Mを版胴6側に送る。また、製版され
た孔版原紙Mは、原紙カッタ22で一版分に切断され
る。また、製版部2にて入力される画像情報には、製版
された孔版原紙Mで印刷される印刷面に係る印刷サイズ
データが含まれている。
【0024】給紙部3は、印刷用紙Pを積載する給紙台
24を有している。給紙台24にある印刷用紙Pは、給
紙ローラ25及び紙捌きローラ26によって一枚ずつ取
り出される。取り出された印刷用紙Pは、上下の用紙ガ
イド部材27を介して、タイミングローラ対28のニッ
プ部まで搬送される。タイミングローラ対29は、印刷
用紙Pを所定のタイミングをもって紙胴7の用紙クラン
プ部16による用紙喰え込み位置へ送り込む。
【0025】尚、印刷用紙Pを一枚ずつ取り出すための
給紙ローラ25及び紙捌きローラ26等は給紙機構部を
なし、そこから印刷用紙Pを搬送するための用紙ガイド
部材27及びタイミングローラ対28は給紙搬送部をな
す。
【0026】排紙部4は、紙胴7と共働したピンチロー
ラ作用によって印刷済の印刷用紙Pを排紙搬送する排紙
ピンチローラ30を有している。また、排紙部4は、印
刷用紙Pを、紙胴7の回転に際して紙胴7より引き離す
用紙分離爪31を有している。用紙分離爪31にて紙胴
7より引き離された印刷用紙Pは、排紙ピンチローラ対
32によって印刷飛翔台33へ送り出される。さらに、
印刷用紙Pは、印刷飛翔台33の傾斜33aによって排
紙台34に飛ばされて積層収容される。尚、排紙ピンチ
ローラ対32及び印刷飛翔台33は排紙搬送部をなす。
【0027】排紙ピンチローラ30と排紙ピンチローラ
対32は、印刷用紙Pの両端の予約部(非印刷マージン
部)にのみ摺接するように配置され、これらに印刷用紙
Pに転写したインクが写らない。また、上記各ローラ3
0,32は、印刷用紙Pの軸方向寸法の如何に係わらず
印刷用紙Pの両端余白部にのみ摺接するように、給紙台
24にセットされた印刷用紙Pのサイズに応じて位置が
自動調整される。
【0028】排版部5は、版胴6の外周面に巻装された
使用済みの孔版原紙Mを、版胴6から引き剥がす排版分
離爪36を有している。孔版原紙Mを版胴6から引き剥
がす際には、版胴6のクランプ板11による孔版原紙M
のクランプを解除し、版胴6の回転と共に開放された孔
版原紙Mの端部を、排版分離爪36で引っかけるように
する。排版分離爪36に引っかかる孔版原紙Mは、版胴
6のさらなる回転によって版胴6の外周面から引き剥が
される。さらに、排版分離爪36によって引き剥がされ
た孔版原紙Mは、排版ローラ対37によって搬送され、
排版ボックス38内に収容される。
【0029】上記印刷装置本体では、一連の孔版印刷動
作が行われる。すなわち、製版部2にて製版された一版
分の孔版原紙Mを、版胴6側に搬送する。そして、搬送
された孔版原紙Mの先端をクランプ板11にてクランプ
すると共に、版胴6の回転によって周壁10の外周面に
巻き付け着版する。次に、給紙台24にある印刷用紙P
を一枚ずつ取り出し、タイミングローラ対28のニップ
部まで搬送する。次に、タイミングローラ対28が、印
刷用紙Pを所定のタイミングで紙胴7の用紙クランプ部
16による用紙喰え込み位置へ送り込む。次に、版胴6
と紙胴7を同期回転させ、版胴6に巻かれた孔版原紙M
と、紙胴7にクランプされた印刷用紙Pを圧接させる。
これにより、孔版原紙Mの穿孔部を通過したインクが印
刷用紙Pの表面に転写されて印刷が行われる。次に、紙
胴7の回転にて、用紙クランプ部16が印刷用紙Pのク
ランプを解放し、この印刷用紙Pを用紙分離爪31にて
紙胴7より引き離し、印刷飛翔台33を介して排紙台3
4に排紙する。そして、使用済みとなった孔版原紙M
は、上述の如く排版部5にて排版される。
【0030】〔印刷ユニットの構成〕印刷ユニットは、
図2に示すように、印刷ヘッド部41、給紙部42、及
び排紙部43を備える。
【0031】印刷ヘッド部41は、インクジェット部6
5、送りローラ66、インクジェット部65と送りロー
ラ66とを駆動する駆動部67を備える。印刷ヘッド部
41は、インクジェット方式により印刷用紙Pに文字や
画像を印刷する。
【0032】給紙部42は、印刷用紙Pを積載する給紙
載置台51を有する。給紙載置台51にある印刷用紙P
は給紙ローラ52及び紙捌きローラ53によって一枚ず
つ取り出される。取り出され印刷用紙Pは、ガイド板5
4を介して、送りローラ55にて搬送される。送りロー
ラ55は、印刷用紙Pを搬送ローラ47と熱転写リボン
45の間に送る。尚、印刷用紙Pを一枚ずつ取り出すた
めの給紙ローラ52及び紙捌きローラ53等は別の給紙
機構部をなす。
【0033】排紙部43は、印刷ヘッド部41にて印刷
された印刷用紙Pを搬送排紙する搬送部をなす。印刷さ
れた印刷用紙Pは、ガイド板57を介して、送りローラ
58にて搬送される。さらに、送りローラ58にて搬送
された印刷用紙Pは、排紙ローラ59にて印刷ユニット
から排出する。
【0034】尚、上記印刷ユニットは、図3に示すよう
に、印刷ヘッド部41が上下反転するように構成するこ
とが可能となっている。印刷ユニットを上下反転するこ
とにより、図2では印刷装置本体の印刷面と反対の面に
印刷が行われ、図3では印刷装置本体の印刷面と同じ面
に印刷が行われる。
【0035】上記構成の印刷ユニットは、印刷装置本体
の排紙部4に対して取り付けられる。具体的には、図4
に示すように、印刷装置本体の排紙台34上に印刷ユニ
ットを載置する。この場合、印刷ユニットのガイド板5
4は印刷装置本体の排紙部4の印刷飛翔台33に隣接す
る。そして、印刷ヘッド部41が印刷飛翔台33に搬送
された印刷用紙Pの裏面(=印刷装置本体の印刷面と反
対の面)に対して印刷を行い、印刷処理がなされた印刷
用紙Pは排紙載置台61に排紙される。
【0036】尚、印刷ユニットは、印刷装置本体側に対
し、ネジやキャッチクリップ等の固定手段、或いは、印
刷ユニット側と印刷装置本体側で互いに係合する係合手
段等により固定すると良い。
【0037】〔制御部の構成〕制御部70は、図5に示
すように、判別データ記憶部71、インク色記憶部72
a,72b、操作信号入力部73、及びCPU74(CP
U : Central Processing Unit、中央演算装置)を有す
る。
【0038】判別データ記憶部71は、印刷用紙の表面
と裏面の判別用データを記憶する。具体的には、例えば
「この面は無効です」等の文字データや画像データ等が
判別データ記憶部71内に記憶される。
【0039】インク色記憶部72a,72bはそれぞ
れ、印刷装置本体、印刷ユニットにセットされているイ
ンク色データを記憶する。
【0040】尚、この実施の形態においては、印刷装置
本体にセットされているインク色とは版胴6のインク色
を示す。版胴6のインク色は、例えば版胴側に設けられ
たインク色記憶メモリ内のデータを参照したり、オペレ
ータが操作パネルを介して指定したりすることにより、
インク色記憶部72a内に記憶される。ここで、版胴が
インク色記憶メモリを有する場合、このインク色記憶メ
モリをインク色記憶部72aとして利用するようにして
も良い。
【0041】操作信号入力部73は、タッチパネル方式
の操作パネル(図示せず)からの操作信号が入力され
る。操作信号入力部73は、入力された操作信号をCP
U74に対して出力する。
【0042】CPU74は、判別データ記憶部71内及
びインク色記憶部72a,72b内に記憶されたインク
色データ、及び操作信号入力部73から出力される操作
信号に基づいて、上記印刷装置本体及び印刷ユニットに
よる印刷動作を制御する。
【0043】〔印刷装置の動作〕上記印刷装置は、表面
に既に画像が印刷された印刷用紙Pの裏面に印刷処理を
行った後に、表面の画像と裏面の画像とを区別すること
ができるように後述する印刷動作を実行する。以下、図
6に示すフローチャートを参照して、この印刷装置の動
作について詳しく説明する。
【0044】図6に示すフローチャートは、オペレータ
が、既に画像が印刷された表面を下側にして(=表面を
裏面として)印刷用紙Pを給紙台24に積載し、画像読
み取り部により印刷データを読み取り、操作パネルを介
してこれから実行する印刷処理が表面に既に画像が印刷
された印刷用紙Pの裏面に対して行うモード(以下、
「裏面無効モード」と表記する)であることを装置に対
して指示することで開始となり、ステップS1の処理に
移行する。
【0045】ステップS1の処理では、オペレータが操
作パネルを介して「裏面無効モード」を指定すると、C
PU74は、オペレータが印刷用紙Pの表面上に印刷す
る文字や画像を選択することができるように、判別デー
タ記憶部71内に記憶されている判別用データを読み出
し、操作パネルの液晶画面上に出力する。これにより、
ステップS1の処理は完了し、この印刷動作はステップ
S1の処理からステップS2の処理へ移行する。
【0046】ここで、上記ステップS1の処理において
操作パネルの液晶画面上に出力される判別用データは、
例えば図7(a)〜図7(c)に示すような形態となっ
ている。すなわち、図7(a)は表面の上下端に印刷さ
れる「この面は無効です」といった文字データであり、
図7(b)は表面の中央部に大きく×マークを付与した
画像データである。また、図7(c)は表面を裏面のイ
ンク色とは異なる適当な色に印刷する画像データであ
る。
【0047】ステップS2の処理では、オペレータが、
操作パネルの液晶画面上に出力された判別用データを参
照して、表面に印刷する文字若しくは画像を選択する。
これにより、ステップS2の処理は完了し、この印刷動
作はステップS2の処理からステップS3の処理へ移行
する。
【0048】ステップS3の処理では、CPU74が、
オペレータが選択した文字若しくは画像に対応する判別
用データを印刷ユニットに転送する。これにより、ステ
ップS3の処理は完了し、この印刷動作はステップS3
の処理からステップS4の処理へ移行する。
【0049】ステップS4の処理では、CPU74が、
印刷装置本体及び印刷ユニットにセットされたインク色
をそれぞれインク色記憶部72a,72bから読み出
し、印刷装置本体にセットされたインク色と印刷ユニッ
トにセットされたインク色とが同じであるか否かを判別
する。
【0050】そして、印刷装置本体と印刷ユニットのイ
ンク色が同じである場合には、この印刷動作はステップ
S4の処理からステップS5の処理へ移行する。一方、
印刷装置本体と印刷ユニットのインク色が異なる場合に
は、この印刷動作はステップS5の処理を経ることな
く、直ちにステップS6の処理へと移行する。
【0051】ステップS5の処理では、CPU74が、
ステップS3の処理において印刷ユニットに転送した判
別用データを、例えば印刷装置本体にセットされたイン
ク色が黒である場合には赤色のインクように、印刷装置
本体とは異なるインク色で印刷処理を実行することを指
示する命令信号を印刷ユニットに出力する。これによ
り、ステップS5の処理は完了し、この印刷動作はステ
ップS5の処理からステップS6の処理へ移行する。
【0052】尚、印刷ユニットが使用するインク色はオ
ペレータ側で選択できるようにしても良いが、例えば印
刷装置本体のインク色が黒の場合は赤色、赤色の場合は
黒色といったように、印刷データと判別用データの区別
をつけやすいインク色のペアを予め設定し、この設定に
基づいてCPU74が自動的に決定するようにすること
が望ましい。このように装置側でインク色を決定するよ
うにすれば、オペレータの作業が複雑になることなく、
より簡単に印刷動作を行うことが可能となる。
【0053】ステップS6の処理では、印刷装置本体
が、既に述べた孔版印刷動作により、印刷用紙Pの裏面
に対して印刷データを印刷し、裏面に印刷データが印刷
された印刷用紙Pを印刷ユニットに搬送する。これによ
り、ステップS6の処理は完了し、この印刷動作はステ
ップS6の処理からステップS7の処理へと移行する。
【0054】ステップS7の処理では、印刷ユニット
が、ステップS3の処理で転送された判別用データを印
刷装置本体とは異なるインク色で印刷用紙Pの表面に印
刷し、印刷が完了すると、印刷用紙Pを排紙部から排紙
する。具体的には、版胴6のインク色が黒であり、ステ
ップS3の処理において図7(a)に示す画像データが
選択された場合には、印刷ユニットは、印刷用紙Pの表
面の上下端に赤色のインクで「この面は無効です」とい
う文字を印刷する。これにより、ステップS7の処理は
完了し、一連の印刷動作が終了する。
【0055】[第2の実施形態]本発明の第2の実施形
態となる印刷装置は、孔版印刷方式により印刷を行う印
刷部のペアを有し、この印刷部を利用して両面印刷を行
う構成となっている。以下、図8,図9を参照して、こ
の第2の実施形態となる印刷装置の構成及び動作につい
て詳しく説明する。
【0056】〔印刷装置の構成〕この印刷装置は、図8
に示すように、原稿読み取り部(図示せず)、各孔版原
紙101にそれぞれの画像データに基づいて各サーマル
ヘッド102,103で加熱穿孔する上流側及び下流側
製版部104,105、上流側製版部104で製版され
た孔版原紙101を上流側の版胴106に巻き付け装着
し、給紙された印刷用紙107を版胴106と押圧ロー
ル108との間で押圧搬送し、この押圧版胴過程で印刷
用紙107の裏面にインク転写を行う上流側印刷部10
9、上流側印刷部109に印刷用紙107を給紙する給
紙部110、上流側印刷部109の印刷用紙107を下
流に搬送する上流側ベルト搬送機構111、下流側製版
部105で製版された孔版原紙101を下流側の版胴1
12に巻き付け装着し、上流側ベルト搬送機構111に
より給紙された印刷用紙107を版胴112と押圧ロー
ル114との間で押圧搬送し、この押圧搬送過程で印刷
用紙107の表面にインク転写を行う下流側印刷部11
5、下流側印刷部115の印刷用紙107の排出側に配
置され、ベルト122の移動で印刷用紙107を下流の
排紙台116に搬送する下流側ベルト搬送機構117を
備える。
【0057】また、上流側及び下流側印刷部109,1
15は、各版胴106,112の内部に配置され、各版
胴106,112の外周壁106a,112aの内面に
接触するスキージロール123、スキージロール123
に所定のギャップを介して配置されたドクターロール1
24、双方のロール123,124間にインクを供給す
るインク供給部125を有し、各版胴106,112の
回転に連動してスキージロール123が外周壁106
a,112aの内周面を回転駆動するように構成されて
いる。そして、版胴106,112の回転と共にスキー
ジロール123が回転すると、スキージロール123の
外周面にはドクターロール124とのギャップを通過し
て一定膜厚のインクが付着し、この付着インクが外周壁
106a,112aに転写されることによって常時イン
クが孔版原紙101の内周面に供給されるものである。
【0058】上記のようにして構成された印刷装置を利
用して両面印刷を行う際は、各版胴106,112を回
転し、この回転に同期して給紙部110より印刷用紙1
07が上流側の版胴106に給紙される。給紙された印
刷用紙107は、押圧ロール108で版胴106の孔版
原紙101に押圧されることによって印刷用紙107の
裏面にインク画像が転写され、上面印刷された印刷用紙
107は版胴106の外周面より剥離されて上流側ベル
ト搬送機構111に導かれる。上流側ベルト搬送機構1
11は、印刷用紙107の裏面を接触面として印刷用紙
107をベルト121の移動で搬送し、ベルト121の
最下流より下流側の版胴112に給紙される。この給紙
された印刷用紙107は押圧ロール114で版胴112
の孔版原紙101に押圧されることによって印刷用紙1
07の表面にインク画像が転写され、表面印刷された印
刷用紙107は版胴112の外周面より剥離されて下流
側ベルト搬送機構117に導かれる。下流側ベルト搬送
機構117は、印刷用紙107をベルト122の移動で
搬送し、ベルト122の最下流より排紙台116に排出
される。排紙台116に排紙された印刷用紙197はこ
こで積層状態で載置される。
【0059】〔制御部の構成〕第2の実施形態となる印
刷装置における制御部の構成は、基本的には図5に示す
第1の実施形態となるそれと同一であり、判別データ記
憶部71、インク色記憶部72a,72b、操作信号入
力部73、及びCPU74を有する。但し、第2の実施
形態の場合、インク色記憶部72a,72bはそれぞ
れ、版胴106及び版胴112にセットされているイン
ク色を記憶する。
【0060】〔印刷装置の動作〕上記印刷装置は、上記
第1の実施形態となる印刷装置と同様、表面に既に画像
が印刷された印刷用紙Pの裏面に印刷処理を行う際に、
表面の画像と裏面の画像とを区別することができるよう
に、印刷用紙の表面に判別用の文字や画像を印刷する。
ところが、第2の実施形態となる印刷装置においては、
判別用データを印刷する印刷部が孔版印刷方式であるた
めに、第1の実施形態となる印刷装置のようにインク色
を自動的に変更することができない。そこで、この第2
の実施形態となる印刷装置においては、図9に示すフロ
ーチャートに従って印刷動作を実行する。以下、図9を
参照して、第2の実施形態となる印刷装置の動作につい
て詳しく説明する。
【0061】図9に示すフローチャートは、オペレータ
が、既に画像が印刷された表面を下側にして(=表面を
裏面として)印刷用紙Pを給紙台24に積載し、画像読
み取り部により印刷データを読み取り、タッチパネル方
式の操作パネルを介してこれから実行する印刷動作が
「裏面無効モード」であることを装置に対して指示する
ことで開始となり、ステップS11の処理に移行する。
【0062】ステップS11の処理では、オペレータが
操作パネルを介して「裏面無効モード」を指定すると、
CPU74は、上流側版胴106及び下流側版胴112
のインク色をインク色記憶部72a,72bから読み出
し、上流側版胴106及び下流側版胴112のインク色
が同じであるか否かを判別する。
【0063】そして、上流側版胴106及び下流側版胴
112のインク色が同じである場合には、この印刷動作
はステップS11の処理からステップS12の処理へ移
行する。一方、上流側版胴106及び下流側版胴112
のインク色が異なる場合には、この印刷動作はステップ
S12の処理を経ることなく、直ちにステップS13の
処理へと移行する。
【0064】ステップS12の処理では、CPU74
が、操作パネルの液晶画面上に、例えば「下流側版胴の
インク色を上流側版胴と違うインク色にセットして下さ
い」等のメッセージ文を出力して、下流側版胴112の
インク色を交換することをオペレータに指示する。
【0065】そして、下流側版胴112のインク色が上
流側版胴106のインク色とは異なる色にセットされる
と、このステップS12の処理は完了し、この印刷動作
はステップS12の処理からステップS13の処理へ移
行する。
【0066】ステップS13の処理では、CPU74
が、オペレータが表面と裏面の区別のために印刷用紙P
の表面上に印刷する文字や画像を選択することができる
ように、判別データ記憶部71内に記憶されている判別
用データを読み出し、操作パネルの液晶画面上に出力す
る。これにより、ステップS13の処理は完了し、この
印刷動作はステップS13の処理からステップS14の
処理へ移行する。
【0067】ステップS14の処理では、オペレータ
が、操作パネルの液晶画面上に出力された判別用データ
を参照して、表面に印刷する文字若しくは画像を選択す
る。これにより、ステップS14の処理は完了し、この
印刷動作はステップS14の処理からステップS15の
処理へ移行する。
【0068】ステップS15の処理では、CPU74
が、オペレータが選択した文字若しくは画像に対応する
判別用データを下流側製版部105に転送する。これに
より、ステップS15の処理は完了し、この印刷動作は
ステップS15の処理からステップS16の処理へ移行
する。
【0069】ステップS16の処理では、上流側製版部
104及び上流側印刷部109が、画像読み取り部から
の印刷データに基づいて、印刷用紙Pの裏面に対して孔
版印刷処理を実行し、裏面に印刷データが印刷された印
刷用紙Pを下流側印刷部115に搬送する。これによ
り、ステップS16の処理は完了し、この印刷動作はス
テップS16の処理からステップS17の処理へと移行
する。
【0070】ステップS17の処理では、下流側製版部
105がステップS13の処理で転送された判別用デー
タを孔版原紙に加熱穿孔し、下流側印刷部115が、加
熱穿孔された孔版原紙を利用して、上流側印刷部109
とは異なるインク色で印刷用紙Pの表面に判別用データ
を印刷する。そして、印刷が完了すると、下流側印刷部
115は印刷用紙Pを排紙部から排紙する。これによ
り、ステップS17の処理は完了し、一連の印刷動作が
終了する。
【0071】以上、第1〜第2の実施形態について説明
したように、上記実施形態における印刷装置において
は、印刷用紙Pを再利用する場合、既に印刷に使用され
ている印刷用紙の面に印刷データのインク色とは異なる
インク色で文字や画像等の判別用データを印刷するの
で、オペレータは判別用データを参照して古い印刷デー
タと新しい印刷データとを簡単に判別することができ、
印刷用紙を再利用する際の利便性を大幅に向上させるこ
とが可能となる。
【0072】また、本発明の第1の実施形態となる印刷
装置においては、印刷データを印刷する印刷装置本体と
判別用データを印刷する印刷ユニットのインク色が同じ
である場合、印刷ユニットのインク色を印刷装置本体の
インク色と異なるインク色に自動的に変更するので、印
刷データと判別用データとは常に異なるインク色で印刷
されるようになり、オペレータは印刷用紙の表面、裏面
の区別を容易に行うことができるようになる。
【0073】さらに、本発明の第2の実施形態となる印
刷装置においては、印刷データを印刷する上流側印刷部
と判別用データを印刷する下流側印刷部のインク色が同
じである場合、下流側印刷部のインク色を上流側印刷部
のインク色と異なるインク色に変更するように指示する
ので、印刷データと判別用データは異なるインク色で印
刷されるようになり、オペレータは印刷用紙の表面、裏
面の区別を容易に行うことができるようになる。
【0074】また、本発明の実施形態においては、判別
用データは印刷データが印刷される面とは異なる面に印
刷されるので、判別用データの有無によって印刷データ
の有効、無効を容易に判別することができる。
【0075】さらに、本発明の実施形態においては、判
別用データが予め装置内に記憶されているので、オペレ
ータが判別用データを読み取る等の作業を行う必要はな
く、判別用データを利用していつでも速やかに印刷用紙
を再利用することができる。
【0076】また、本発明の実施形態においては、タッ
チパネル方式の操作パネルを介して判別用データを選択
することができるので、印刷装置を再利用する際、オペ
レータは好みの判別用データを印刷装置に印刷させるこ
とができる。
【0077】[その他の実施形態]最後に、以上、本発
明者らによってなされた発明を適用した実施形態につい
て説明したが、この実施形態による論述及び図面により
本発明は限定されることはない。すなわち、この実施形
態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態、実
施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれること
は勿論であることを付け加えておく。
【0078】例えば、上記実施形態においては、既に画
像が印刷された印刷用紙の面(上記実施の形態において
は印刷用紙の表面)に対して判別用データを印刷するよ
うにしたが、印刷データを印刷した面(上記実施の形態
においては印刷用紙の裏面)に判別用データを印刷する
ようにしても良い。
【0079】この場合、判別データ記憶部71内には例
えば「有効面」や「新しい印刷面」等の文字データを記
憶し、印刷ユニット若しくは下流側版胴は、この文字デ
ータを印刷データとは異なるインク色で印刷データを印
刷した面に印刷する。尚、この際、文字データが印刷デ
ータの邪魔にならないように、例えば文字データを印刷
データの印刷領域外に印刷するようにしたり、文字デー
タの印刷濃度をオペレータが判別できる程度まで薄くし
たりする等の処置を施すことが望ましい。
【0080】このような構成によれば、オペレータは、
文字データの有無に従って、新たに印刷した印刷データ
を判別することが可能となり、印刷用紙を再利用する際
の利便性がより向上する。
【0081】また、上記実施形態の印刷装置の動作は、
プログラム化しても良い。そして、上記印刷動作を実行
する際は、適当な記録媒体や伝送媒体を介してこのプロ
グラムを印刷装置に読み込ませ、印刷装置のメモリにプ
ログラムを格納し、プログラムをCPUで実行すること
により、上記実施形態の印刷動作を実現することができ
る。
【0082】また、上記実施形態においては、孔版式あ
るいはインクジェット式の印刷装置を例に説明したが、
それぞれの印刷装置の構成は上記実施形態以外にも様々
想定することができるし、また、孔版式あるいはインク
ジェット式以外の印刷装置についても、本発明に係る技
術的思想を適用することができることは言うまでもな
い。
【0083】
【発明の効果】本発明によれば、オペレータは、判別用
データを参照して、どちらの印刷面が新しく印刷された
もの(有効)であるかを簡単に判別することができるの
で、印刷用紙を再利用する上での利便性が大幅に向上す
る。
【0084】従って、印刷用紙を再利用する際の利便性
を向上して、環境問題に対して積極的に取り組むことを
支援する印刷装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態となる印刷装置の本体
部分の構成を示す概略断面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態となる印刷装置の印刷
ユニット部分の構成を示す概略断面図である。
【図3】図2に示す印刷ユニット部分の他の構成例を示
す概略断面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態となる印刷装置の全体
構成を示す概略断面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態となる印刷装置の制御
部の構成を示すブロック図である。
【図6】図5に示す印刷装置の動作を示すフローチャー
ト図である。
【図7】本発明の実施形態となる画像記憶部内に記憶さ
れた画像データを示す模式図である。
【図8】本発明の第2の実施形態となる印刷装置の全体
構成を示す概略断面図である。
【図9】図8に示す印刷装置の動作を示すフローチャー
ト図である。
【符号の説明】
1....印刷部 2....製版部 3....給紙部 4....排紙部 5....排版部 6....版胴 7....紙胴 8....側板 9....クランプベース板 10....周壁 11....クランプ板 12....ローラ 13....ドクタロッド 16....用紙クランプ部 17....原紙ロール部 18....サーマルヘッド 19....プラテンローラ 20....ローラ 21....原紙案内ローラ 22....原紙カッタ 24....給紙台 25....給紙ローラ 26....ローラ 27....用紙ガイド部材 28....タイミングローラ対 29....タイミングローラ対 30....排紙ピンチローラ 31....用紙分離爪 32....排紙ピンチローラ対 33a....傾斜 33....印刷飛翔台 34....排紙台 36....排版分離爪 37....排版ローラ対 38....排版ボックス 41....印刷部 42....給紙部 43....排紙部 45....熱転写リボン 47....搬送ローラ 51....給紙載置台 52....給紙ローラ 53....ローラ 54....ガイド板 55....ローラ 57....ガイド板 58....ローラ 59....排紙ローラ 61....排紙載置台 65....インクジェット部 66....ローラ 67....駆動部 70....制御部 71....判別データ記憶部 72a,72b....インク色記憶部 73....操作信号入力部 74....CPU 101....孔版原紙 102....サーマルヘッド 104....上流側製版部 105....下流側製版部 106....上流側版胴 106a....外周壁 106....版胴 107....印刷用紙 108....押圧ロール 109....上流側印刷部 110....給紙部 111....上流側ベルト搬送機構 112....下流側版胴 114....押圧ロール 115....下流側印刷部 116....排紙台 117....下流側ベルト搬送機構 121....ベルト 122....ベルト 123....スキージロール 123....ロール 124....ドクターロール 125....インク供給部 M....孔版原紙 P....印刷用紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B41L 13/18 G06F 3/12 P G06F 3/12 B41F 33/14 Z Fターム(参考) 2C061 AQ05 AR01 AS02 JJ02 JJ08 JJ12 2C250 EA02 EA12 EA18 EA23 EB16 EC01 5B021 AA01 FF03 LG07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の面に印刷処理がなされている印刷
    用紙の他方の面に対して印刷データを印刷する第1の印
    刷手段と、 前記印刷用紙の面を判別するための判別用データを前記
    印刷用紙に印刷する第2の印刷手段とを備える印刷装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第1の印刷手段と前記第2の印刷手
    段のインク色を比較し、第1の印刷手段と第2の印刷手
    段のインク色が同じである場合、第2の印刷手段のイン
    ク色を第1の印刷手段のインク色とは異なるインク色に
    変更する制御手段を備えることを特徴とする請求項1に
    記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の印刷手段と前記第2の印刷手
    段のインク色を比較し、第1の印刷手段と第2の印刷手
    段のインク色が同じである場合、第2の印刷手段のイン
    ク色を第1の印刷手段のインク色とは異なるインク色に
    変更することを指示する警告情報を出力する制御手段を
    備えることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の印刷手段は、前記一方の面に
    前記判別用データを印刷することを特徴とする請求項1
    ないし請求項3のいずれかに記載の印刷装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の印刷手段は、前記他方の面に
    おける前記印刷データの印刷領域外に前記判別用データ
    を印刷することを特徴とする請求項1ないし請求項3の
    いずれかに記載の印刷装置。
  6. 【請求項6】 前記判別用データを記憶する記憶手段を
    備え、 前記第2の印刷手段は前記記憶手段内に記憶された判別
    用データを印刷することを特徴とする請求項1ないし請
    求項5のいずれかに記載の印刷装置。
  7. 【請求項7】 前記記憶手段内に記憶された判別用デー
    タを選択させる選択手段を有し、 前記第2の印刷手段は前記選択手段により選択された判
    別用データを印刷することを特徴とする請求項6に記載
    の印刷装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013001063A (ja) * 2011-06-21 2013-01-07 Toshiba Tec Corp プリンタおよびプリンタの使用方法

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