JP3701836B2 - 印刷装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷用紙への両面印刷や、片面多色印刷を行えるようにした印刷装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、印刷装置は、多孔構造とされたインク通過性の周壁を円筒状に配置して、自身の軸線回りに回転可能とされた版胴を有している。周壁の外周面には、製版した孔版原紙が巻装着版される。版胴の内部には、周壁の外周面にインクを通過させる如く供給するインク供給手段がある。版胴の外側には、周壁の外周面(着版された孔版原紙)に印刷用紙を押圧させるための押圧手段がある。そして、版胴の回転に同期して版胴とプレスロールの間に印刷用紙を供給して、版胴に着版された孔版原紙に対して印刷用紙を押し付けることにより、孔版原紙の穿孔部分をインクが通過して印刷用紙に転移し印刷が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の印刷装置では、製版した孔版原紙にかかる画像を連続的に印刷用紙に印刷しているため、印刷用紙への両面印刷を行う場合には、一旦必要枚数の印刷用紙の一方の面に印刷を行った後、新たな孔版原紙に製版を行い、先に印刷した印刷用紙の他方の面に印刷を行う。即ち、従来の印刷装置では、二度印刷を行わなければならず、二度手間の作業を要するという問題があった。
【0004】
上記両面印刷は、印刷用紙の各面にそれぞれ同一の画像を印刷する場合に適用されるが、例えば年賀状やダイレクトメール等のはがき印刷のように、一方の面は同一の画像で、他方の面は異なる宛名となるような印刷には適用することができず、宛名側の他方の面は手書きやパソコン等に接続されたプリンタによる印刷のように印刷装置とは独立した別の作業を行わざるをえないという問題があった。
【0005】
また、従来の印刷装置にて、印刷用紙への片面重ね(多色)印刷を行う場合においても、一旦必要枚数の印刷用紙の片面に印刷を行った後、新たな孔版原紙に製版を行い、先に印刷した印刷用紙の同片面に印刷を行う、即ち二度印刷を行わなければならず、二度手間の作業を要するという問題がある。
【0006】
そこで本発明は、上記課題を解消するために、両面印刷の何れかの面、あるいは片面重ね印刷の一部を、各印刷用紙毎に異なる印刷とし、印刷用紙一回の搬送で印刷を行うことができる印刷装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明による請求項1に記載の印刷装置は、積載された印刷用紙を自動給紙する給紙部と、該給紙部から給紙された前記印刷用紙の一方の面に印刷を行う印刷部と、印刷された前記印刷用紙を自動排紙して収容する排紙部とを有した印刷装置本体と、
前記印刷用紙の一方あるいは他方の面に異なる印刷を行う印刷ユニットと、
を備え、該印刷ユニットが前記給紙部側あるいは前記排紙部側に対して着脱可能に装着され、前記印刷ユニットにて印刷した前記印刷用紙に前記印刷部にて印刷を行い、あるいは、前記印刷部にて印刷した前記印刷用紙に前記印刷ユニットにて印刷を行う印刷装置であって、
前記印刷ユニットは、前記印刷用紙に印刷を行う印刷ヘッド部を、前記印刷用紙の一方あるいは他方の面に対して印刷を行う如く反転移動可能に配し、前記印刷用紙の各面に対して選択して印刷を行うことを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載の印刷装置は、請求項1に記載の印刷装置において、前記印刷装置本体の給紙部は、前記印刷用紙を積載する給紙台と、該給紙台に積載された前記印刷用紙を一枚ずつ自動給紙する給紙機構部と、給紙された前記印刷用紙を前記印刷部に搬送する給紙搬送部とを有し、
前記印刷ユニットは、前記印刷用紙を載置する給紙載置台と、該給紙載置台に載置された前記印刷用紙を一枚ずつ自動給紙する別の給紙機構部と、印刷された前記印刷用紙を搬送する搬送部とを有し、
前記給紙台に前記印刷ユニットを装着し、前記給紙載置台に載置された前記印刷用紙を前記別の給紙機構部にて前記印刷ヘッドに給紙して印刷を行い、印刷された前記印刷用紙を前記搬送部から前記給紙機構部に受け渡すことを特徴とする。
【0009】
請求項3に記載の印刷装置は、請求項1に記載の印刷装置において、前記印刷装置本体の給紙部は、前記印刷用紙を積載する給紙台と、該給紙台に積載された前記印刷用紙を一枚ずつ自動給紙する給紙機構部と、給紙された前記印刷用紙を前記印刷部に搬送する給紙搬送部とを有して、前記給紙台および前記給紙機構部が共に移動可能に構成され、
前記印刷ユニットは、印刷された前記印刷用紙を搬送する搬送部とを有し、
前記給紙搬送部と移動した前記給紙機構部との間に前記印刷ユニットを装着し、前記給紙機構部にて前記印刷ヘッド部に前記印刷用紙を給紙して印刷を行い、印刷された前記印刷用紙を前記搬送部から前記給紙搬送部に受け渡すことを特徴とする。
【0010】
請求項4に記載の印刷装置は、請求項1に記載の印刷装置において、前記印刷装置本体の排紙部は、前記印刷部にて印刷された前記印刷用紙を搬送する排紙搬送部と、搬送された前記印刷用紙を収容する排紙台とを有し、
前記印刷ユニットは、前記印刷用紙を搬送する搬送部と、搬送された前記印刷用紙を収容する排紙載置台とを有し、
前記排紙台に前記印刷ユニットを装着し、前記排紙搬送部から搬送された前記印刷用紙に前記印刷ヘッド部にて印刷を行い、印刷された前記印刷用紙を前記搬送部から前記排紙載置台に収容することを特徴とする。
【0011】
請求項5に記載の印刷装置は、請求項1に記載の印刷装置において、前記印刷装置本体の排紙部は、前記印刷部にて印刷された前記印刷用紙を搬送する排紙搬送部と、搬送された前記印刷用紙を収容する排紙台とを有して、前記排紙台が移動可能に構成され、
前記印刷ユニットは、印刷された前記印刷用紙を搬送する搬送部とを有し、
前記排紙搬送部と移動した前記排紙台との間に前記印刷ユニットを装着し、前記排紙搬送部から搬送された前記印刷用紙に前記印刷ヘッド部にて印刷を行い、印刷された前記印刷用紙を前記搬送部から前記排紙台に収容することを特徴とする。
【0013】
請求項に記載の印刷装置は、請求項1〜請求項の何れかに記載の印刷装置において、前記印刷ユニットは、前記印刷用紙に印刷を行う印刷ヘッド部を、前記印刷用紙の片面あるいは両面に対して印刷を行う如く複数配し、前記印刷用紙の片面あるいは両面に対して重ね印刷を行うことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の印刷装置は、印刷装置本体に対し印刷ユニットを装着したものである。以下、本発明の印刷装置の第一実施の形態を図面を参照して具体的に説明する。
【0015】
最初に、印刷装置本体について説明する。
図1は印刷装置本体の一例を示す側面図である。
図1に示すように、印刷装置本体は、印刷部1と、製版部2と、給紙部3と、排紙部4、排版部5とを備えている。
【0016】
印刷部1は、主に版胴6と紙胴7を有している。
版胴6は、両端に円板形の二枚の側板8を配置し、これら各側板8を剛性のクランプベース板9にて連結している。また、各側板の周囲には、周壁10が配されている。
【0017】
周壁10は、ステンレスワイヤ等からなる可撓性線材を網状に織製したものである。従って、周壁10は可撓性を有しており、印刷インクが通過できる。また、周壁10は、側板8の外周面に巻き付けられ、巻き付けられた一端がクランプベース板9に固定され、他端がばねを介してクランクベース板9に連結されている。このように、周壁10は各側板8の外周面に沿って円筒状に配される。
【0018】
クランプベース板9には、クランプ機構をなすクランプ板11が回動可能に取り付けられている。クランプ板11は、孔版原紙Mの一端(先端)をクランプする。孔版原紙Mは、その先端をクランプ板11によりクランプベース板9に係止された後、周壁10の外周面に巻き付けられる。
【0019】
上記版胴6は、円筒状とされた自身の中心軸線の周りに回転可能に支持されている。この版胴6は、不図示の駆動機構にて、図1中時計廻り方向へ回転駆動される。
【0020】
版胴6内には、中押しローラ12が支持されている。中押しローラ12は、版胴6の軸線と平行に延在し、その外周面が周壁10の内周面に摺接して図1に示す周壁10を膨出変形させる膨出変形位置と、周壁10の膨出変形を解除する定常位置とに上下方向に移動を行う。
【0021】
また、版胴6内には、中押しローラ12の外周面に対して微小間隔をおいて平行に延在するドクタロッド13が支持されている。中押しローラ12とドクタロッド13の間には、不図示のインク供給部よりインクが供給され、楔形状のインク溜まり部14が形成される。そして、インク溜まり部14のインクは、中押しローラ12の図1にて時計廻り方向の回転により、ドクタロッド13との微小間隔を通過して計量されつつ周壁10の内周面に供給される。
【0022】
紙胴7は、金属等の非弾性材料で形成され、版胴6と同一外径に構成されている。この紙胴7は、周壁10に対して所定間隔をおいて版胴6と平行に設けられている。紙胴7は、版胴6と逆方向となる図1中反時計廻り方向に回転可能とされている。また、紙胴7は、自身の回転に際し、版胴6において孔版原紙Mをクランプするクランプ板11や、クランプベース板9等との干渉を回避するための凹み部15を有している。また、紙胴7には、印刷用紙Pを係脱可能にクランプ(支持)する用紙クランプ部16が設けられている。
【0023】
次に、製版部2は、連続シートからなる感熱性の孔版原紙Mを、ロール状にして貯容した原紙ロール部17と、横一列に配置された複数個の点状発熱体により構成されたサーマルヘッド18と、サーマルヘッド18に対向配置されたプラテンローラ19と、原紙送りローラ20と、原紙案内ローラ21と、原紙カッタ22とを有している。
【0024】
製版部2は、原紙ロール部17から引き出された孔版原紙Mを、プラテンローラ19の回転にてサーマルヘッド18とプラテンローラ19の間に挟んで送る。サーマルヘッド18には、不図示のイメージセンサにて読み取った原稿の画像にかかる画像情報が入力される。サーマルヘッド18は、この画像情報に応じて各点状発熱体を各々個別に選択的に発熱作動し、孔版原紙Mにドットマトリクス状の感熱穿孔製版を行う。原稿案内ローラ21は、その軸部に張力付与機構をなすシリコンダンパー等が設けられ、サーマルヘッド18とプラテンローラ19の間で送られる孔版原紙Mに適宜張力を付与する。原紙送りローラ20は、製版された孔版原紙Mを版胴6側に送る。また、製版された孔版原紙Mは、原紙カッタ22で一版分に切断される。また、製版部2にて入力される画像情報には、製版された孔版原紙Mで印刷される印面にかかる印面サイズデータが含まれている。
【0025】
次に、給紙部3は、印刷用紙Pを積載する給紙台24を有している。給紙台24にある印刷用紙Pは、給紙ローラ25および紙捌きローラ26によって一枚ずつ取り出される。取り出された印刷用紙Pは、上下の用紙ガイド部材27を介して、タイミングローラ対28のニップ部まで搬送される。タイミングローラ対28は、印刷用紙Pを所定タイミングをもって紙胴7の用紙クランプ部16による用紙喰え込み位置へ送り込む。なお、印刷用紙Pを一枚ずつ取り出すための給紙ローラ25および紙捌きローラ26等は給紙機構部をなし、そこから印刷用紙Pを搬送するための用紙ガイド部材27およびタイミングローラ対28は給紙搬送部をなす。
【0026】
次に、排紙部4は、紙胴7と共働したピンチローラ作用によって印刷済の印刷用紙Pを排紙搬送する排紙ピンチローラ30を有している。また、排紙部4は、印刷用紙Pを、紙胴7の回転に際して紙胴7より引き離す用紙分離爪31を有している。用紙分離爪31にて紙胴7より引き離された印刷用紙Pは、排紙ピンチローラ対32によって印刷飛翔台33へ送り出される。さらに、印刷用紙Pは、印刷飛翔台33の傾斜33aによって排紙台34に飛ばされて積層収容される。なお、排紙ピンチローラ対32および印刷飛翔台33は排紙搬送部をなす。
【0027】
上記排紙ピンチローラ30と排紙ピンチローラ対32は、印刷用紙Pの両側の余白部(非印刷マージン部)にのみ摺接するように配置され、これらに印刷用紙Pに転写したインクが写らない。また、上記各ローラ30,32は、印刷用紙Pの幅方向寸法の如何にかかわらず印刷用紙Pの両側余白部にのみ摺接するように、給紙台24にセットされた印刷用紙Pのサイズに応じて位置を自動調整される。
【0028】
次に、排版部5は、版胴6の外周面に巻装された使用済みの孔版原紙Mを、版胴6から引き剥がす排版分離爪36を有している。孔版原紙Mを版胴6から引き剥がす際には、版胴6のクランプ板11による孔版原紙Mのクランプを解除し、版胴6の回転とともに開放された孔版原紙Mの端部を、排版分離爪36で引っかけるようにする。排版分離爪36に引っかかる孔版原紙Mは、版胴6のさらなる回転によって版胴6の外周面から引き剥がされる。さらに、排版分離爪36によって引き剥がされた孔版原紙Mは、排版ローラ対37によって搬送され、排版ボックス38内に収容される。
【0029】
上述した印刷装置本体では、一連の印刷動作が行われる。即ち、製版部2にて製版された一版分の孔版原紙Mを、版胴6側に搬送する。そして、搬送された孔版原紙Mの先端をクランプ板11にてクランプするとともに、版胴6の回転によって周壁10の外周面に巻き付け着版する。次に、給紙台24にある印刷用紙Pを一枚取り出し、タイミングローラ対28のニップ部まで搬送する。次に、タイミングローラ対28が、印刷用紙Pを所定タイミングで紙胴7の用紙クランプ部16による用紙喰え込み位置へ送り込む。次に、版胴6と紙胴7を同期回転させ、版胴6に巻かれた孔版原紙Mと、紙胴7にクランプされた印刷用紙Pを圧接させる。これにより、孔版原紙Mの穿孔部を通過したインクが印刷用紙Pの表面(一方の面)に転写されて印刷が行われる。次に、紙胴7の回転にて、用紙クランプ部16が印刷用紙Pのクランプを解放し、この印刷用紙Pを用紙分離爪31にて紙胴7より引き離し、印刷飛翔台33を介して排紙台34に排紙する。そして、使用済みとなった孔版原紙Mは、上述の如く排版部5にて排版する。
【0030】
続いて、印刷ユニットについて説明する。
図2は印刷ユニットの一例を示す側面図である。
図2に示すように、印刷ユニットは、印刷ヘッド部41と、給紙部42と、排紙部43とを備えている。
【0031】
印刷ヘッド部41は、熱転写リボン45と、サーマルヘッド46と、搬送ローラ47とを有している。
【0032】
熱転写リボン45は、フィルムの表面にカーボン層が形成されてなる。この熱転写リボン45は、一対のロール部48a,48bに巻かれる。通常、熱転写リボン45は、一方(図2中右側)のロール部48aに全て巻かれており、そこから引き出された先端が、他方(図2中左側)のロール部48bに固定されている。なお、少なくとも他方のロール部48bは、不図示の回転駆動機構により図2中反時計廻り方向に回転駆動される。これにより、一方のロール部48aに巻かれた熱転写リボン45が他方のロール部48bに移行して巻かれる。
【0033】
サーマルヘッド46は、各ロール部48a,48bの間にある熱転写リボン45に接触するように設けられている。このサーマルヘッド46には、不図示の画像情報出力手段(例えば、パソコン等)からの画像情報が入力される。サーマルヘッド46は、この画像情報に応じて各点状発熱体を各々個別に選択的に発熱作動し、熱転写リボン45のカーボン層を印刷用紙Pに転写させる。なお、画像情報は、各印刷用紙Pに対して異なる画像情報が入力され、各印刷用紙Pに対して異なる画像の印刷が可能である。
【0034】
搬送ローラ47は、サーマルヘッド46との間で熱転写リボン45をニップする。この搬送ローラ47は、不図示の回転駆動機構により図2中時計廻り方向に回転駆動される。なお、他方のロール部48bを回転駆動する上記回転駆動機構と、搬送ローラ47を回転駆動する回転駆動機構は、併用されて他方のロール部48bと搬送ローラ47の駆動が連動している。
【0035】
そして、搬送ローラ47は、自身と熱転写リボン45の間に送られた印刷用紙Pを図2中左側に搬送する。上記サーマルヘッド46による印刷用紙Pへのカーボン層の転写は、この印刷用紙Pの搬送時に行われる。また、搬送ローラ47による印刷用紙Pの搬送およびカーボン層の転写とともに、熱転写リボン45の他方のロール部48bへの移行も行われる。
【0036】
次に、給紙部42は、印刷用紙Pを積載する給紙載置台51を有している。給紙載置台51にある印刷用紙Pは、給紙ローラ52および紙捌きローラ53によって一枚ずつ取り出される。取り出された印刷用紙Pは、ガイド板54を介して、送りローラ55にて搬送される。送りローラ55は、印刷用紙Pを前記搬送ローラ47と熱転写リボン45の間に送る。なお、印刷用紙Pを一枚ずつ取り出すための給紙ローラ52および紙捌きローラ53等は別の給紙機構部をなす。
【0037】
次に、排紙部43は、印刷ヘッド部41にて印刷された印刷用紙Pを搬送排紙する搬送部をなす。印刷された印刷用紙Pは、ガイド板57を介して、送りローラ58にて搬送される。さらに、送りローラ58にて搬送された印刷用紙Pは、排紙ローラ59にて印刷ユニットから排出される。
【0038】
ところで、上記印刷ユニットは、印刷ヘッド部41が上下反転するように構成されている。具体的には、図3に示すように、印刷用紙Pが搬送される部分であり、サーマルヘッド46と搬送ローラ47による熱転写リボン45のニップ部分を中心として、上下反転する。この際、搬送ローラ47は、図3中反時計廻り方向に回転駆動され、他方のロール部48bは、図3中時計廻り方向に回転駆動される。即ち、印刷ヘッド部41を反転することにより、図2では印刷用紙Pの裏面(他方の面)に印刷が行われ、図3では印刷用紙Pの表面(一方の面)に印刷が行われる。
【0039】
このように構成された印刷ユニットは、印刷装置本体に取り付けられる。第一実施の形態では、印刷ユニットが印刷装置本体の給紙部3に対して取り付けられる。
【0040】
具体的には、図4に示すように、印刷装置本体の給紙部3の給紙台24上に印刷用紙Pがない状態とし、そこに印刷ユニットを載置する。この場合、給紙台24に載置された印刷ユニットは、排紙ローラ59が、印刷装置本体の給紙部3の給紙ローラ25に接触する。また、図4で示す印刷ユニットは、印刷ヘッド部41が図2に示す位置とされ、給紙載置台51に載置された印刷用紙Pの裏面(他方の面)側に印刷を行う。なお、載置した印刷ユニットは、印刷装置本体側に対し、ネジやキャッチクリップ等の固定手段、あるいは印刷ユニット側と印刷装置本体側で互いに係合する係合手段等にて固定すればよい。
【0041】
このように、印刷装置本体に印刷ユニットが取り付けられた印刷装置は、印刷ユニットの給紙載置台51に載置された印刷用紙Pが、給紙部42にて印刷ヘッド部41に搬送されて、その裏面(他方の面)に印刷が行われ、排紙部43にて排紙される。続いて、排紙部43の排紙ローラ59と、印刷装置本体の給紙部3の給紙ローラ25とにより、印刷ユニットにて印刷された印刷用紙Pが、印刷装置本体側に給紙される。そして、印刷装置本体では、印刷用紙Pの表側(一方の面)に印刷が行われ、排紙台34に排紙される。
【0042】
また、印刷ユニットを使用しない場合には、印刷装置本体から印刷ユニットを取り外し、印刷装置本体の給紙台24に印刷用紙Pを載置して印刷を行えばよい。
【0043】
したがって、上述した第一実施の形態での印刷装置は、印刷用紙Pの表面(一方の面)に印刷を行う印刷装置本体に対し、印刷用紙Pの裏面(他方の面)あるいは表面(一方の面)に印刷を行う印刷ユニットを取り付けた。これにより、印刷用紙Pへの両面印刷あるいは片面重ね印刷を印刷用紙P一回の搬送にて手間なく行うことが可能となる。
【0044】
具体的には、例えば年賀状やダイレクトメール等のはがき印刷のように、印刷用紙Pの表面(一方の面)は同一の画像で、裏面(他方の面)は異なる宛名となるような印刷に適用することが可能となる。その他、印刷ユニットの印刷ヘッド部41の反転により、印刷用紙Pの表面(一方の面)に異なる文字と同一の画像を共に印刷することも可能である。
【0045】
また、印刷ユニットは、印刷装置本体に対して取り外しが可能であるため、印刷装置本体側だけでの印刷あるいは、印刷ユニットだけでの印刷を行うことが可能である。
【0046】
以下、本発明の印刷装置の第二実施の形態を図面を参照して具体的に説明する。なお、以下に説明する第二実施の形態において、上述した第一実施の形態と同一箇所には同一符号を付して説明を省略する。
【0047】
最初に、印刷装置本体について説明する。
第二実施の形態での印刷装置本体は、第一実施の形態にて図1で示した給紙部3の構造が異なる。具体的には、給紙部3の各構成については同様であるが、給紙台24および給紙機構部(給紙ローラ25,紙捌きローラ26等)が共に移動し、給紙搬送部(用紙ガイド部27,タイミングローラ対28)から離れる構造とされている。この移動は、給紙台24および給紙機構部を支持するガイドレール60(図6参照)等によって行われる。
【0048】
続いて、印刷ユニットについて説明する。
図5は印刷ユニットの他の例を示す側面図である。
図5に示すように、第二実施の形態での印刷ユニットは、第一実施の形態における給紙部42の給紙載置台51、別の給紙機構部(給紙ローラ52,紙捌きローラ53等)の構成がない。その他の構成は第一実施の形態と同様である。
【0049】
このように構成された印刷ユニットは、印刷装置本体に取り付けられる。第二実施の形態では、印刷ユニットが印刷装置本体の給紙部3に対して取り付けられる。
【0050】
具体的には、図6に示すように、印刷装置本体の給紙部3にて、給紙台24および給紙機構部を移動し、給紙機構部と給紙搬送部の間に印刷ユニットを載置する。この場合、印刷ユニットは、ガイド板54が、印刷装置本体の給紙部3の紙捌きローラ26に隣接する。また、印刷ユニットは、排紙ローラ59が、印刷装置本体の用紙ガイド部27に隣接する。また、図4で示す印刷ユニットは、印刷ヘッド部41が図5に示す位置とされ、給紙載置台51に載置された印刷用紙Pの裏面(他方の面)側に印刷を行う。なお、載置した印刷ユニットは、印刷装置本体側に対し、ネジやキャッチクリップ等の固定手段、あるいは印刷ユニット側と印刷装置本体側で互いに係合する係合手段等にて固定することが好ましい。
【0051】
このように、印刷装置本体に印刷ユニットが取り付けられた印刷装置は、印刷装置本体の給紙台24に載置された印刷用紙Pが、給紙部3の紙捌きローラ26にて給紙台24から一枚ずつ取り出され、印刷ユニット側のガイド板54に導かれて送りローラ55にて印刷ヘッド部41に搬送される。印刷用紙Pは、印刷ヘッド部41にてその裏面(他方の面)に印刷が行われ、排紙部43にて排紙される。続いて、印刷用紙Pは、印刷ユニットの排紙ローラ59にて、印刷装置本体側の用紙ガイド部27に送られ、その表側(一方の面)に印刷が行われて排紙台34に排紙される。
【0052】
また、印刷ユニットを使用しない場合には、印刷装置本体から印刷ユニットを取り外し、給紙台24および給紙機構部(給紙ローラ25,紙捌きローラ26等)を用紙ガイド部27側に移動させて印刷を行えばよい。
【0053】
したがって、上述した第二実施の形態での印刷装置は、印刷用紙Pの表面(一方の面)に印刷を行う印刷装置本体に対し、印刷用紙Pの裏面(他方の面)あるいは表面(一方の面)に印刷を行う印刷ユニットを取り付けた。これにより、印刷用紙Pへの両面印刷あるいは片面重ね印刷を印刷用紙P一回の搬送にて手間なく行うことが可能となる。
【0054】
具体的には、例えば年賀状やダイレクトメール等のはがき印刷のように、印刷用紙Pの表面(一方の面)は同一の画像で、裏面(他方の面)は異なる宛名となるような印刷に適用することが可能となる。その他、印刷ユニットの印刷ヘッド部41の反転により、印刷用紙Pの表面(一方の面)に異なる文字と同一の画像を共に印刷することも可能である。
【0055】
また、印刷ユニットは、印刷装置本体に対して取り外しが可能であるため、印刷装置本体側だけでの印刷あるいは、印刷ユニットだけでの印刷を行うことが可能である。
【0056】
また、印刷ユニットは、第一実施の形態と比較して、給紙載置台51、別の給紙機構部(給紙ローラ52,紙捌きローラ53等)の構成がなく、構成が簡素化される。印刷装置本体に関しては、給紙機構部(給紙ローラ25,紙捌きローラ26等)が移動するように構成されているが、ガイドレール60を介した移動は、格別困難な構成でない。
【0057】
以下、本発明の印刷装置の第三実施の形態を図面を参照して具体的に説明する。なお、以下に説明する第三実施の形態において、上述した第一実施の形態と同一箇所には同一符号を付して説明を省略する。
【0058】
最初に、印刷装置本体は、第一実施の形態と同様に構成されている(図1参照)。
【0059】
続いて、印刷ユニットについて説明する。
図7は印刷ユニットの他の例を示す側面図である。
図7に示すように、第三実施の形態での印刷ユニットは、第一実施の形態における給紙部42の給紙載置台51、別の給紙機構部(給紙ローラ52,紙捌きローラ53等)の構成がない。また、印刷ユニットの排紙部43には、排紙ローラ59にて排紙された印刷用紙Pを積層収容する排紙載置台61が設けられている。その他の構成は第一実施の形態と同様である。
【0060】
このように構成された印刷ユニットは、印刷装置本体に取り付けられる。第三実施の形態では、印刷ユニットが印刷装置本体の排紙部4に対して取り付けられる。
【0061】
具体的には、図8に示すように、印刷装置本体の排紙部4の排紙台34上に印刷ユニットを載置する。この場合、排紙台34に載置された印刷ユニットは、ガイド板54が、印刷装置本体の排紙部4の排紙飛翔台33に隣接する。また、図8で示す印刷ユニットは、印刷ヘッド部41が図7に示す位置とされ、給紙載置台51に載置された印刷用紙Pの裏面(他方の面)側に印刷を行う。なお、載置した印刷ユニットは、印刷装置本体側に対し、ネジやキャッチクリップ等の固定手段、あるいは印刷ユニット側と印刷装置本体側で互いに係合する係合手段等にて固定すればよい。
【0062】
このように、印刷装置本体に印刷ユニットが取り付けられた印刷装置は、印刷装置本体にて、給紙台24に載置された印刷用紙Pの表面(一方の面)に印刷が行われ、排紙部4に搬送される。続いて、印刷装置本体側の排紙ピンチローラ対32によって排紙飛翔台33に搬送された印刷用紙Pは、印刷ユニット側の給紙部43に給紙されて、印刷ヘッド部41にてその裏面(他方の面)に印刷が行われ、排紙載置台61に排紙される。
【0063】
また、印刷ユニットを使用しない場合には、印刷装置本体から印刷ユニットを取り外して印刷を行えばよい。
【0064】
したがって、上述した第三実施の形態での印刷装置は、印刷用紙Pの表面(一方の面)に印刷を行う印刷装置本体に対し、印刷用紙Pの裏面(他方の面)あるいは表面(一方の面)に印刷を行う印刷ユニットを取り付けた。これにより、印刷用紙Pへの両面印刷あるいは片面重ね印刷を印刷用紙P一回の搬送にて手間なく行うことが可能となる。
【0065】
具体的には、例えば年賀状やダイレクトメール等のはがき印刷のように、印刷用紙Pの表面(一方の面)は同一の画像で、裏面(他方の面)は異なる宛名となるような印刷に適用することが可能となる。その他、印刷ユニットの印刷ヘッド部41の反転により、印刷用紙Pの表面(一方の面)に異なる文字と同一の画像を共に印刷することも可能である。
【0066】
また、印刷ユニットは、印刷装置本体に対して取り外しが可能であるため、印刷装置本体側だけでの印刷あるいは、印刷ユニットだけでの印刷を行うことが可能である。
【0067】
以下、本発明の印刷装置の第四実施の形態を図面を参照して具体的に説明する。なお、以下に説明する第四実施の形態において、上述した第一実施の形態あるいは第二実施の形態と同一箇所には同一符号を付して説明を省略する。
【0068】
最初に、印刷装置本体について説明する。
第四実施の形態での印刷装置本体は、第一実施の形態にて図1で示した排紙部4の構造が異なる。具体的には、排紙部4の各構成については同様であるが、排紙台34が移動し、排紙搬送部(排紙ピンチローラ対32,印刷飛翔台33等)から離れる構造とされている。この移動は、排紙台34を支持するガイドレール62(図9参照)等によって行われる。
【0069】
続いて、印刷ユニットは、第二実施の形態と同様に構成されている(図5参照)。
【0070】
このように構成された印刷ユニットは、印刷装置本体に取り付けられる。第四実施の形態では、印刷ユニットが印刷装置本体の排紙部4に対して取り付けられる。
【0071】
具体的には、図9に示すように、印刷装置本体の排紙部4にて、排紙台34を移動し、この排紙台34と排紙搬送部の間に印刷ユニットを載置する。この場合、印刷ユニットは、ガイド板54が、印刷装置本体の排紙部4の排紙飛翔台33に隣接する。また、印刷ユニットは、排紙ローラ59の排紙側にて、移動した排紙台34に隣接する。また、図9で示す印刷ユニットは、印刷ヘッド部41が図2に示す位置とされ、給紙載置台51に載置された印刷用紙Pの裏面(他方の面)側に印刷を行う。なお、載置した印刷ユニットは、印刷装置本体側に対し、ネジやキャッチクリップ等の固定手段、あるいは印刷ユニット側と印刷装置本体側で互いに係合する係合手段等にて固定すればよい。
【0072】
このように、印刷装置本体に印刷ユニットが取り付けられた印刷装置は、印刷装置本体にて、給紙台24に載置された印刷用紙Pの表面(一方の面)に印刷が行われ、排紙部4に搬送される。続いて、印刷装置本体側の排紙ピンチローラ対32によって排紙飛翔台33に搬送された印刷用紙Pは、印刷ユニット側の給紙部43に給紙されて、印刷ヘッド部41にてその裏面(他方の面)に印刷が行われ、印刷装置本体側の排紙台34に排紙される。
【0073】
また、印刷ユニットを使用しない場合には、印刷装置本体から印刷ユニットを取り外し、排紙台34を排紙搬送部側に移動させて印刷を行えばよい。
【0074】
したがって、上述した第四実施の形態での印刷装置は、印刷用紙Pの表面(一方の面)に印刷を行う印刷装置本体に対し、印刷用紙Pの裏面(他方の面)あるいは表面(一方の面)に印刷を行う印刷ユニットを取り付けた。これにより、印刷用紙Pへの両面印刷あるいは片面重ね印刷を印刷用紙P一回の搬送にて手間なく行うことが可能となる。
【0075】
具体的には、例えば年賀状やダイレクトメール等のはがき印刷のように、印刷用紙Pの表面(一方の面)は同一の画像で、裏面(他方の面)は異なる宛名となるような印刷に適用することが可能となる。その他、印刷ユニットの印刷ヘッド部41の反転により、印刷用紙Pの表面(一方の面)に異なる文字と同一の画像を共に印刷することも可能である。
【0076】
また、印刷ユニットは、印刷装置本体に対して取り外しが可能であるため、印刷装置本体側だけでの印刷あるいは、印刷ユニットだけでの印刷を行うことが可能である。
【0077】
また、印刷ユニットは、第一実施の形態と比較して、給紙載置台51、別の給紙機構部(給紙ローラ52,紙捌きローラ53等)の構成がなく、且つ、第三実施の形態と比較して排紙載置台61の構成がなく。構成が簡素化される。印刷装置本体に関しては、排紙台34が移動するように構成されているが、ガイドレール62を介した移動は、格別困難な構成でない。
【0078】
なお、上述した全ての実施の形態では、印刷ユニットの印刷ヘッド部41が単一として図示しているがこの限りではない。例えば、図10に示すように、印刷ヘッド部41を印刷用紙Pの搬送方向(図10中矢印で示す)に複数併設してもよい。また、各印刷ヘッド部41の間には、搬送ローラ63を配し、印刷用紙Pの搬送を良好にするとよい。また、図10で示す印刷ヘッド部41は、印刷用紙Pの両面に印刷を行うように、それぞれの面に対応して複数設けられている。
【0079】
このように、印刷ユニットに複数の印刷ヘッド部41を備えることにより、印刷ユニット側にて、重ね印刷、両面印刷、および両面重ね印刷を行うことが可能となる。また、それぞれの印刷ヘッド部41の熱転写リボン45に異なる色を採用することで、多色重ね印刷、多色両面印刷、および多色両面重ね印刷を行うことが可能となる。さらに、それぞれの印刷ヘッド部41の熱転写リボン45を、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの色を採用することで、フルカラー重ね印刷、フルカラー両面印刷、およびフルカラー両面重ね印刷を行うことが可能となる。
【0080】
また、印刷ヘッド部41は、図10で示すように、印刷用紙Pの両面を印刷する意外に、印刷用紙Pの表面(一方の面)あるいは裏面(他方の面)の何れか印刷するように配されていてもよい。さらに、この印刷ヘッド部41を反転させるように構成してもよい。上述した全ての実施の形態では、印刷装置本体にて、表面(一方の面)に印刷が行われるので、この構成であっても、多色(フルカラー)重ね印刷、多色(フルカラー)両面印刷、および多色(フルカラー)両面重ね印刷を行うことが可能である。
【0081】
また、上述した全ての実施の形態では、印刷ユニットの印刷ヘッド部41に関し、熱転写リボン45とサーマルヘッド46による熱転写印刷を行うように構成しているがこの限りではない。例えば、図11に示すように、印刷ヘッド部41’として、インクジェット部65と、送りローラ66と、該インクジェット部65および送りローラ66の駆動部67とで構成してもよい。特に、この印刷ヘッド部41’によれば、インクジェット部65にてインク色を複数(例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック等)採用すれば、フルカラーを含めた多色印刷が、省スペースにて行える。また、印刷ヘッド部41’は、図12に示すように、上述した実施の形態の如く上下反転可能に構成することが可能である。なお、図11、図12で示す印刷ユニットは、上述した第一実施の形態に対応した構成であるが、第二乃至第四実施の形態に対応した構成でもよい。
【0082】
【発明の効果】
以上説明したように本発明による印刷装置は、印刷用紙の一方の面に印刷を行う印刷装置本体に対し、印刷用紙の一方あるいは他方の面に印刷を行う印刷ユニットを装着した。これにより、印刷用紙への両面印刷あるいは片面重ね印刷を印刷用紙一回の搬送にて手間なく行うことができる。
【0083】
特に、はがき印刷のように、印刷用紙の一方の面は同一の画像で、他方の面は異なる場合に適用することができる。また、印刷ユニットの印刷ヘッド部の反転により、印刷用紙の一方の面に異なる文字と同一の画像を共に印刷することもできる。
【0084】
また、印刷ユニットは、印刷装置本体に対して着脱可能に装着されるので、印刷装置本体側だけでの印刷あるいは、印刷ユニットだけでの印刷を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】印刷装置本体の一例(第一実施の形態)を示す側面図。
【図2】印刷ユニットの一例(第一実施の形態)を示す側面図。
【図3】図2の印刷ユニットの印刷ヘッド部の反転動作を示す側面図。
【図4】第一実施の形態での印刷装置本体に印刷ユニットを取り付けた側面図。
【図5】印刷ユニットの他の一例(第二実施の形態)を示す側面図。
【図6】第二実施の形態での印刷装置本体に印刷ユニットを取り付けた側面図。
【図7】印刷ユニットの他の一例(第三実施の形態)を示す側面図。
【図8】第三実施の形態での印刷装置本体に印刷ユニットを取り付けた側面図。
【図9】第四実施の形態での印刷装置本体に印刷ユニットを取り付けた側面図。
【図10】印刷ユニットにかかる別の構成を示す側面図。
【図11】印刷ヘッド部にかかる別の構成を示す側面図。
【図12】図11の印刷ユニットの印刷ヘッド部の反転動作を示す側面図。
【符号の説明】
1…印刷部、3…給紙部、4…排紙部、24…給紙台、25…給紙ローラ(給紙機構部)、26…紙捌きローラ(給紙機構部)、27…用紙ガイド部(給紙搬送部)、28…タイミングローラ対(給紙搬送部)、32…排紙ピンチローラ対(排紙搬送部)、33…印刷飛翔台(排紙搬送部)、34…排紙台、41,41’…印刷ヘッド部、43…排紙部(搬送部)、51…給紙載置台、52…給紙ローラ(別の給紙機構部)、53…紙捌きローラ(別の給紙機構部)、61…排紙載置台、P…印刷用紙。

Claims (6)

  1. 積載された印刷用紙を自動給紙する給紙部と、該給紙部から給紙された前記印刷用紙の一方の面に印刷を行う印刷部と、印刷された前記印刷用紙を自動排紙して収容する排紙部とを有した印刷装置本体と、
    前記印刷用紙の一方あるいは他方の面に異なる印刷を行う印刷ユニットと、
    を備え、該印刷ユニットが前記給紙部側あるいは前記排紙部側に対して着脱可能に装着され、前記印刷ユニットにて印刷した前記印刷用紙に前記印刷部にて印刷を行い、あるいは、前記印刷部にて印刷した前記印刷用紙に前記印刷ユニットにて印刷を行う印刷装置であって、
    前記印刷ユニットは、前記印刷用紙に印刷を行う印刷ヘッド部を、前記印刷用紙の一方あるいは他方の面に対して印刷を行う如く反転移動可能に配し、前記印刷用紙の各面に対して選択して印刷を行うようにしたことを特徴とする印刷装置。
  2. 前記印刷装置本体の給紙部は、前記印刷用紙を積載する給紙台と、該給紙台に積載された前記印刷用紙を一枚ずつ自動給紙する給紙機構部と、給紙された前記印刷用紙を前記印刷部に搬送する給紙搬送部とを有し、
    前記印刷ユニットは、前記印刷用紙を載置する給紙載置台と、該給紙載置台に載置された前記印刷用紙を一枚ずつ自動給紙する別の給紙機構部と、印刷された前記印刷用紙を搬送する搬送部とを有し、
    前記給紙台に前記印刷ユニットを装着し、前記給紙載置台に載置された前記印刷用紙を前記別の給紙機構部にて前記印刷ヘッドに給紙して印刷を行い、印刷された前記印刷用紙を前記搬送部から前記給紙機構部に受け渡すことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記印刷装置本体の給紙部は、前記印刷用紙を積載する給紙台と、該給紙台に積載された前記印刷用紙を一枚ずつ自動給紙する給紙機構部と、給紙された前記印刷用紙を前記印刷部に搬送する給紙搬送部とを有して、前記給紙台および前記給紙機構部が共に移動可能に構成され、
    前記印刷ユニットは、印刷された前記印刷用紙を搬送する搬送部とを有し、
    前記給紙搬送部と移動した前記給紙機構部との間に前記印刷ユニットを装着し、前記給紙機構部にて前記印刷ヘッド部に前記印刷用紙を給紙して印刷を行い、印刷された前記印刷用紙を前記搬送部から前記給紙搬送部に受け渡すことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  4. 前記印刷装置本体の排紙部は、前記印刷部にて印刷された前記印刷用紙を搬送する排紙搬送部と、搬送された前記印刷用紙を収容する排紙台とを有し、
    前記印刷ユニットは、前記印刷用紙を搬送する搬送部と、搬送された前記印刷用紙を収容する排紙載置台とを有し、
    前記排紙台に前記印刷ユニットを装着し、前記排紙搬送部から搬送された前記印刷用紙に前記印刷ヘッド部にて印刷を行い、印刷された前記印刷用紙を前記搬送部から前記排紙載置台に収容することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  5. 前記印刷装置本体の排紙部は、前記印刷部にて印刷された前記印刷用紙を搬送する排紙搬送部と、搬送された前記印刷用紙を収容する排紙台とを有して、前記排紙台が移動可能に構成され、
    前記印刷ユニットは、印刷された前記印刷用紙を搬送する搬送部とを有し、
    前記排紙搬送部と移動した前記排紙台との間に前記印刷ユニットを装着し、前記排紙搬送部から搬送された前記印刷用紙に前記印刷ヘッド部にて印刷を行い、印刷された前記印刷用紙を前記搬送部から前記排紙台に収容することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  6. 前記印刷ユニットは、前記印刷用紙に印刷を行う印刷ヘッド部を、前記印刷用紙の片面あるいは両面に対して印刷を行う如く複数配し、前記印刷用紙の片面あるいは両面に対して重ね印刷を行うことを特徴とする請求項1〜請求項の何れかに記載の印刷装置。
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