JP4892631B2 - 歯間ブラシの製造方法及び歯間ブラシ - Google Patents

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Description

本発明は、ブラシ部に金属ワイヤーを使用しない歯間ブラシの製造方法及び歯間ブラシに関する。
本願は、2008年6月13日に、日本に出願された特願2008−155415号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
歯間ブラシは、主として歯ブラシでは清掃が困難な歯と歯の間の隙間(隣接歯間)を清掃するための補助清掃用具として使用されるものであり、一般に、捩り合わせた金属ワイヤーの間に刷毛を挟持してなるブラシ部をハンドル部の先端に固定したものからなる。このような歯間ブラシでは、ブラシ部を歯と歯の間の狭い隙間に挿入し前後に動かすことで、歯の隙間に堆積した歯垢などを刷毛で絡み取りつつ除去することが可能となっている。
ところで、ブラシ部に使用される金属ワイヤーは、使用中に曲げを繰り返すと疲労により折れ易くなったり、歯間挿入時に先端で歯茎を刺したりして痛みを感じることがある。
さらに、金属アレルギーがある人は使用に適さず、歯茎が傷んだ人はブラシ部が当たるだけで痛みを感じることもある。また、ブラシ部の金属ワイヤーはコストが高く、植毛工程も複雑であり、ブラシ部の基端部をハンドル部にインサート成形する場合、製造工程も多くなるため、生産コストが嵩むといった問題が発生してしまう。
このため、ブラシ部に金属ワイヤーを使用しない歯間ブラシが提案されている(例えば、特許文献1〜4を参照。)。また、市販されている歯間ブラシの中には、ハンドル部がポリプロピレン樹脂により形成されており、ハンドル部から延長された軸芯部分にエラストマー樹脂からなる疑似ブラシを被覆したものがある(例えば、小林製薬製、商品名「やわらか歯間ブラシ」を参照。)。
しかしながら、ブラシ部に金属ワイヤーを使用しない歯間ブラシの場合、ブラシ部の軸芯部分を細くすると、剛性が不足して疑似ブラシを被覆する際に射出成形時の圧力に耐えられずに軸芯部分が振れてしまい、不良品の発生率が高くなる。
特開2000−120号公報 特開平8−191845号公報 特開2000−166945号公報 特表2000−506514号公報
本発明は、上記従来の事情に鑑みて提案されたものであり、ブラシ部に金属ワイヤーを使用しない歯間ブラシであって、使用中に繰り返し曲げても折れ難く、歯間挿入時に痛みを感じ難く、なお且つ、生産性に優れた歯間ブラシの製造方法及び歯間ブラシを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る発明は、第1の樹脂からなるブラシ部の基端部が第2の樹脂からなるハンドル部に埋設された状態で、ブラシ部とハンドル部とが一体に成形されてなる歯間ブラシの製造方法であって、ブラシ部に対応した形状のキャビティを構成する第1の金型及び第2の金型を型締めし、第1の樹脂をキャビティ内に射出充填することにより、ブラシ部の一次成形体を成形する工程と、第1の金型に対して第2の金型を型開きし、ブラシ部の基端部を第2の金型から離型した後、ハンドル部に対応した形状のキャビティを構成する第3の金型を第1の金型に対して型締めし、第2の樹脂をキャビティ内に射出充填することにより、ブラシ部の基端部が埋設されたハンドル部の二次成形体を成形する工程と、ブラシ部とハンドル部とが一体に成形されてなる歯間ブラシの二色成形体を第1及び第3の金型から離型する工程とを含むことを特徴とする歯間ブラシの製造方法である。
また、本発明の請求項2に係る発明は、第1の樹脂が、熱可塑性エラストマーであり、第2の樹脂が、第1の樹脂に対して熱融着性を有する熱可塑性樹脂であることを特徴とする請求項1に記載の歯間ブラシの製造方法である。
また、本発明の請求項3に係る発明は、ブラシ部の基端部に径が拡大された溶着補助部を設けて、キャビティ内に射出充填された第2の樹脂によって溶着補助部を溶融固着させながら、ブラシ部の基端部をハンドル部に埋設することを特徴とする請求項1又は2に記載の歯間ブラシの製造方法である。
また、本発明の請求項4に係る発明は、溶着補助部に拡開部を設けて、キャビティ内に射出充填された第2の樹脂によって拡開部を押し広げながら、ブラシ部の基端部をハンドル部に埋設することを特徴とする請求項3に記載の歯間ブラシの製造方法である。
また、本発明の請求項5に係る発明は、ブラシ部の基端部を第2の金型から無理抜きによって離型することを特徴とする請求項4に記載の歯間ブラシの製造方法である。
また、本発明の請求項6に係る発明は、第1の樹脂からなるブラシ部の基端部が第2の樹脂からなるハンドル部に埋設された状態で、ブラシ部とハンドル部とが一体に成形されてなる歯間ブラシであって、ブラシ部の基端部に、径が拡大された溶着補助部が設けられ、この溶着補助部が溶融固着された状態でハンドル部に埋設されていることを特徴とする歯間ブラシである。
また、本発明の請求項7に係る発明は、溶着補助部に、拡開部が設けられ、この拡開部が押し広げられた状態で、ブラシ部の基端部がハンドル部に埋設されていることを特徴とする請求項6に記載の歯間ブラシである。
以上のように、本発明によれば、ブラシ部に金属ワイヤーを使用しない歯間ブラシであっても、使用中に繰り返し曲げても折れ難く、歯間挿入時に痛みを感じ難くすることが可能であり、なお且つ、そのような歯間ブラシを歩留りよく安価に製造することが可能である。
図1Aは、本発明を適用した歯間ブラシの一例を示す側面図である。 図1Bは、本発明を適用した歯間ブラシの一例を示す、ブラシ部の各位置での断面図である。 図1Cは、本発明を適用した歯間ブラシの一例を示す、ブラシ部を基端部側から見た図である。 図2は、複数本がゲート部を介してランナー部に連結された歯間ブラシを示す平面図である。 図3Aは、本発明を適用した歯間ブラシの製造工程を示し、第1の金型及び第2の金型が型締めされた状態の透視側面図である。 図3Bは、本発明を適用した歯間ブラシの製造工程を示す、拡開部における断面図である。 図4は、本発明を適用した歯間ブラシの製造工程を示し、ブラシ部の一次成形体を成形した後、第1の金型に対して第2の金型が離型された状態を示す透視側面図である。 図5は、本発明を適用した歯間ブラシの製造工程を示し、第1の金型及び第2の金型が型締めされた状態の透視側面図である。 図6は、本発明を適用した歯間ブラシの製造工程を示し、ハンドル部の二次成形体を成形した状態を示す透視側面図である。 図7は、本発明を適用した歯間ブラシの他例を示す側面図である。 図8は、図7に示す歯間ブラシの製造工程を示し、ブラシ部の一次成形体を成形した後、第1の金型に対して第2の金型が離型された状態を示す透視側面図である。 図9Aは、ブラシ部における刷掃部の変形例を例示する断面図である。 図9Bは、ブラシ部における刷掃部の変形例を例示する断面図である。 図9Cは、ブラシ部における刷掃部の変形例を例示する断面図である。 図9Dは、ブラシ部における刷掃部の変形例を例示する断面図である。 図9Eは、ブラシ部における刷掃部の変形例を例示する断面図である。 図9Fは、ブラシ部における刷掃部の変形例を例示する断面図である。 図10Aは、実施例1の歯間ブラシを示す側面図である。 図10Bは、実施例1の歯間ブラシを示す、ブラシ部の各位置での断面図である。 図11Aは、実施例2の歯間ブラシを示す側面図である。 図11Bは、実施例2の歯間ブラシを示す、ブラシ部の各位置での断面図である。
以下、本発明を適用した歯間ブラシの製造方法及び歯間ブラシについて、図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下の説明で用いる図面は、特徴をわかりやすくするために、便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
本発明の一実施形態として図1A〜図1Cに示す歯間ブラシ1は、第1の樹脂からなるブラシ部2と、第2の樹脂からなるハンドル部3とを備え、ブラシ部2の基端部2aがハンドル部3に埋設された状態で、これらブラシ部2とハンドル部3とが一体に成形されてなるものである。
具体的に、ブラシ部2に用いられる第1の樹脂については、例えば、オレフィン系エラストマー(TPO)、塩化ビニル系エラストマー(TPVC)、スチレン系エラストマー(SBC)、ウレタン系エラストマー(TPU)、ポリエステル系エラストマー(TPEE)、ポリアミド系エラストマー(TPAE)などの熱可塑性エラストマー樹脂を挙げることができる。また、単色成形の場合は、シリコン樹脂を用いてもよい。また、第1の樹脂は、使用中にブラシ部2を繰り返し曲げても折れ難く、歯間挿入時に痛みを感じ難くするため、硬度15〜75度(JIS−A)程度のものを用いることが好ましい。
ブラシ部2は、歯間に挿入するのに充分な長さで形成された軸芯部2bと、この軸芯部2bの周囲に設けられた刷掃部2cとが第1の樹脂により一体に成形されたものであり、ハンドル部3の先端部に軸線を一致させて取り付けられている。
軸芯部2bは、先端に向かって尖形となる形状を有し、且つ、その可撓性により繰り返し折り曲げ可能となっている。刷掃部2cは、例えば図1A,図1Bに示すように、軸芯部2bの周囲から四方に延びる十字状の突起2dを有し、この十字状の突起2dが軸芯部2bの長さ方向に複数並んで設けられた構造を有している。また、これら十字状の突起2dは、各位置での突起2dの長さが軸芯部2bの先端側から基端側に向うに従って漸次長くなるように形成されると共に、軸芯部2bと平行な方向から見て各突起2dの位置が重ならないように軸周りに位相を順にずらして配置されている。さらに、各突起2dは、その先端に向かって軸芯部2bの軸線方向から見て尖形且つ軸線方向と直交する方向から見て扁平となる形状を有している。
なお、刷掃部2cにおいて、突起2dの配置と数等については任意に変更することが可能であるが、軸芯部2bの周囲から四方(突起間角度=90゜)に延びる十字状の突起2dの他にも、軸芯部2bの周囲から三方(突起間角度=120゜)に延びる突起2dとすることが後述する第1の金型11から離型する上で好ましい。
また、軸芯部2bの長さは、5〜15mm程度であり、軸芯部2bの太さは、先端部側で0.1〜1.0mm程度、基端部側で1.0〜6.0mm程度の範囲である。突起2dの長さは、0.5〜1.5mm程度であり、突起2dの基部側の厚みが0.2〜1.0mm程度、先端側の厚みが0.1〜0.5mm程度とすることが好ましい。
ブラシ部2の基端部2aには、溶着補助部4が軸芯部2bと一体に設けられている。この溶着補助部4は、軸芯部2bの最太部よりも径が拡大された部分であり、また、この溶着補助部4には、例えば図1Cに示すような拡開部5が設けられている。
拡開部5は、軸芯部2bと平行な方向(矢印D方向)から見て正方形状を為す溶着補助部4の中央部に円筒状の第1のスリット5aと、この第1のスリット5aから四方に延びて溶着補助部4の側面中央に至る十字状の第2のスリット5bとを形成することによって、溶着補助部4の中央部に円柱状を為す中央片5cと、この中央片5cの周囲に溶着補助部4を4分割した四方片5dとを有して構成されている。
そして、ブラシ部2の基端部2aは、この拡開部5を構成する中央片5cに対して四方片5dが押し広げられた状態で、ハンドル部3に埋設されている。また、溶着補助部4は、溶融固着された状態でハンドル部3に埋設されている。
ハンドル部3は、使用者が把持するのに適した長さで長尺状に形成されている。また、ハンドル部3は、その形状について特に限定されるものではないものの、上記繰り返し折り曲げ可能なブラシ部2を支持するのに充分な剛性を有することが好ましい。また、ハンドル部の表面には、グリップ性を良くするために凹凸などを設けてもよい。
このようなハンドル部3に用いられる第2の樹脂については、第1の樹脂に対して熱融着性を有する熱可塑性樹脂が好ましく、例えば、ポリスチレン樹脂(PS)、ポリプロピレン樹脂(PP)、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂(ABS)、セルロースプロピオネート樹脂(CP)、ポリアリレート樹脂、飽和ポリエステル樹脂(PCTA、PCTG)、ポリカーボネート樹脂(PC)、アクリロニトリルスチレン樹脂(AS)、ポリアセタール樹脂(POM)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリウレタン、生分解性樹脂などを挙げることができ、また、これらの中から単独で又は2種以上を混合して使用することもできる。また、第2の樹脂は、硬度30〜95度(JIS−A)程度のもの(硬質樹脂)を用いることが好ましい。また、ハンドル部3は、滑り止め効果と握り易さ(フィット感)を得るため、上記熱可塑性エラストマー樹脂を使用することもできるが、硬度が30度未満になると、剛性が不足して操作性が悪くなる。
以上のような歯間ブラシ1は、例えば図2に示すように、複数本が平行に並べられた状態で、各ハンドル部3の基端部側から延びるゲート部6がランナー部7に連結された構造を有している。これにより、歯間ブラシ1は、この中から1本ずつゲート部6で切り離して使用することが可能となっている。
次に、上記歯間ブラシ1の製造工程について説明する。
なお、上記歯間ブラシ1は、複数本がゲート部6を介してランナー部7に連結された構造を有して一括して製造されるものであるが、以下の説明では、これら複数本の歯間ブラシ1のうち、1本の歯間ブラシ1のみに着目して説明するものとする。
上記歯間ブラシ1を製造するに際しては、先ず、図3に示すように、カセット金型を交換して使用する射出成形機を用いて、上記第1の樹脂からなるブラシ部2の一次成形体を成形する。
具体的には、上記ブラシ部2に対応した形状のキャビティS1を構成する第1の金型11及び第2の金型12からなるカセット金型を用意する。このカセット金型は、前後2分割式であり、このうち、第1の金型11は、上記ブラシ部2の先端部側を成形するキャビティを構成し、第2の金型12は、上記ブラシ部2の基端部2a側を成形するキャビティを構成している。また、第2の金型12には、成形されるブラシ部の基端部に拡開部5を形成するため、上記第1及び第2のスリット5a,5bに対応した形状の仕切り壁12a,12bが設けられている。なお、第1の金型11は、上記ブラシ部2の先端部側を離型する際に上下2分割式としてもよい。
射出成形機は、図示を省略するものの、モールドベースに固定支持された固定部と、モールドベースに設けられた複数のタイロッドに移動自在に支持された可動部とを備え、これら固定部と可動部とが互いに対向配置されて、油圧機構により固定部に対して可動部が接離可能となっている。また、射出成形機には、加熱溶融(可塑化)された樹脂材料をキャビティ内に高圧で射出充填させる射出機構が設けられている。なお、射出機構は、ホットランナー方式とコールドランナー方式の何れであってもよい。但し、ホットランナー方式の場合は、1本毎に歯間ブラシ1を製造する場合に用いられる。
そして、カセット金型を固定部の可動部と対向する側の位置決め部にセットした後、油圧機構により可動部を固定部に対して接近動作させることにより、固定部と可動部との間で第1の金型11及び第2の金型12が型締めされると共に、第1の金型11と第2の金型12の間で上記ブラシ部2に対応した形状のキャビティS1が構成される。そして、このキャビティS1内に第2の金型12側から、射出機構により加熱溶融された第1の樹脂を高圧で射出充填した後、キャビティS1内に充填された第1の樹脂を冷却固化する。これにより、上記ブラシ部2の一次成形体が成形される。なお、第1の樹脂の成形温度は、170〜260℃、好ましくは180〜220℃程度である。また、金型の冷却温度は、10〜40℃、好ましくは20〜25℃程度である。
次に、図4に示すように、所定の冷却時間を経過した後、油圧機構により可動部を固定部に対して離間動作させた後、第1の金型11に対して第2の金型12を型開きする。
このとき、成形された一次成形体のうち、上記ブラシ部2の基端部2aに対応する部分には、上述した軸芯部2bの最太部よりも径が拡大された溶着補助部4が設けられているが、この溶着補助部4の拡開部5が閉縮方向に弾性変形することにより、この部分を第2の金型12から無理抜きによって離型させることができる。これにより、第2の金型12を上下分割式とするといった必要がなく、金型の構造を簡略化することによって、初期投資の抑制及び生産スピードの向上を図ることができる。
次に、図5、図6に示すように、上記第2の樹脂からなるハンドル部3の二次成形体を成形する。具体的には、上記ハンドル部3に対応した形状のキャビティS2を構成する上下分割式の第3の金型13を用意する。そして、この第3の金型13を第2の金型12と交換し、第1の金型11と突き合わせて、キャビティS2内に上記一次成形体の基端部側を配置したカセット金型とする。
そして、このカセット金型を固定部の可動部と対向する側の位置決め部にセットした後、油圧機構により可動部を固定部に対して接近動作させることにより、固定部と可動部との間で第1の金型11及び第3の金型13が型締めされると共に、第1の金型11と第3の金型13の間で上記ハンドル部3に対応した形状のキャビティS2が構成される。そして、このキャビティS2内に射出機構により加熱溶融された第2の樹脂を高圧で射出充填した後、キャビティS2内に充填された第2の樹脂を冷却固化する。これにより、上記ブラシ部2の基端部2aが埋設されたハンドル部3の二次成形体が成形される。なお、第2の樹脂の成形温度は、170〜260℃、好ましくは180〜220℃程度である。また、金型の冷却温度は、10〜40℃、好ましくは20〜25℃程度である。
ここで、キャビティS2内に配置された上記ブラシ部2の基端部2aは、このキャビティS2内に射出充填される第2の樹脂によって上記拡開部5の四方片5dが押し広げられた状態でハンドル部3に埋設される。また、溶着補助部4は、加熱溶融された第2の樹脂により溶融固着された状態でハンドル部3に埋設される。
この場合、加熱溶融された第2の樹脂が拡開部5のスリット5a,5bの間に回り込みながら、上記ブラシ部2の基端部2aを上記ハンドル部3に物理的に固定すると共に、上記ブラシ部2の基端部2aを溶着により上記ハンドル部3に熱的に固定するため、上記ブラシ部2の基端部2aと上記ハンドル部3とを強固に連結することができる。
次に、図7に示すように、所定の冷却時間を経過した後、油圧機構により可動部を固定部に対して離間動作させた後、ブラシ部2とハンドル部3とが一体に成形されてなる歯間ブラシ1の二色成形体を第1の金型11及び第3の金型13から離型する。
以上の工程を経ることによって、第1の樹脂からなるブラシ部2の基端部2aが第2の樹脂からなるハンドル部3に埋設された状態で、ブラシ部2とハンドル部3とが一体に成形されてなる歯間ブラシ1を得ることができる。なお、複数本がゲート部6を介してランナー部7に連結された歯間ブラシ1の成形品は、外観検査後、包装して仕上げられる。
以上のように、本発明を適用した歯間ブラシ1の製造方法では、ブラシ部2に対応した形状のキャビティS1を構成する第1の金型11及び第2の金型12を型締めし、第1の樹脂をキャビティS1内に射出充填することにより、ブラシ部2の一次成形体を成形する。更に、第1の金型11に対して第2の金型12を型開きし、ブラシ部2の基端部2aを第2の金型12から離型する。その後、ハンドル部3に対応した形状のキャビティS2を構成する第3の金型13を第1の金型11に対して型締めし、第2の樹脂をキャビティS2内に射出充填することにより、ブラシ部2の基端部2aが埋設されたハンドル部3の二次成形体を成形する。
この場合、ブラシ部2に金属ワイヤーを使用する場合に比べて、ブラシ部2の基端部2aを高い寸法精度で位置決めすることなく、キャビティS2内に容易に配置することができる。そして、キャビティS2内に配置されたブラシ部2の基端部2aは、このキャビティS2内に射出充填される第2の樹脂によって拡開部5の四方片5dが押し広げられた状態でハンドル部3に埋設される。また、溶着補助部4は、加熱溶融された第2の樹脂により溶融固着された状態でハンドル部3に埋設される。これにより、ハンドル部3に金属ワイヤーを固定する場合よりも、ブラシ部2の基端部2aをハンドル部3に強固に固定することができる。
また、本発明によれば、ブラシ部2を第1の樹脂により一色成形することから、ブラシ部2の成形が容易であり、ブラシ2の成形不良も低く抑えることができる。また、金型を交換するだけで様々な品種の歯間ブラシに対応できるため、品種の切替が容易であり、金型の設計及び作製が容易であり、なお且つ、金型の製造コストも安価である。
以上のように、本発明によれば、このようなブラシ部2に金属ワイヤーを使用しない歯間ブラシ1であっても、使用中にブラシ部2を繰り返し曲げても折れ難く、ブラシ部2の歯間挿入時に痛みを感じ難くすることが可能であり、なお且つ、そのような歯間ブラシ1を歩留りよく安価に製造することが可能である。
なお、本発明は、上記実施形態のものに必ずしも限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。なお、以下の説明では、上記歯間ブラシ1と同等の部位については、説明を省略すると共に、図面において同じ符号を付すものとする。
例えば、上記溶着補助部4は、上記拡開部5が設けられたものに必ずしも限定されるものではなく、例えば図7に示すような溶着補助部21が設けられた構成としてもよい。具体的に、この溶着補助部21は、軸芯部2bの最太部よりも径が拡大された略球状を為すと共に、その周囲に複数の溝部21aが設けられた構成となっている。
このような溶着補助部4が設けられたブラシ部2の基端部2aは、例えば図8に示すような上下分割式の第2の金型12c,12dを用いて、第1の樹脂により一次成形することができる。
そして、この場合も、溶着補助部21が加熱溶融された第2の樹脂により溶融固着された状態でハンドル部3に埋設されるため、ブラシ部2の基端部2aをハンドル部3に強固に固定することが可能である。
また、上記ブラシ部2の刷掃部2cは、上記十字状の突起2dの形状に必ずしも限定されるものではなく、例えば図9A〜図9Fに示すような様々な形状のものとすることができ、これらを組み合わせたものであってもよい。
また、本発明は、ブラシ部2をハンドル部3の先端に軸線方向に一致させて取り付けたI字型の歯間ブラシに限らず、ブラシ部2をハンドル部3の先端に軸線方向に対し所定の角度で取り付けたL字型の歯間ブラシにも適用可能である。
以下、実施例により本発明の効果をより明らかなものとする。なお、本発明は、以下の実施例に限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲で適宜変更して実施することができる。
本実施例では、上記本発明の製造方法を用いて、実施例1の歯間ブラシと、実施例2の歯間ブラシとを実際に作製した。
(実施例1)
実施例1では、上記本発明の製造方法を用いて、図10A,図10Bに示す歯間ブラシを作製した。具体的に、この歯間ブラシは、上記十字状の突起2dの形状がその先端に向かって円錐形となる突起である以外は、上記図1A〜図1Cに示す歯間ブラシ1と同様の形状を有している。なお、この歯間ブラシは、10本がゲート部を介してランナー部に連結された成形品であり、歯間ブラシの全長が70mm、ブラシ部の長さが12mm、ハンドル部の長さが58mm、ハンドル部の直径が7mmである。また、軸芯部の太さが先端部側で0.2mm、基端部側で4.0mm、突起の長さが0.5〜1.5mm、突起の厚みが基部側で0.2mm〜1.0mm、先端側で0.1〜0.5mmである。
そして、この歯間ブラシを製造する際は、先ず、10本取りの前後2分割式の第1及び第2の金型を用意し、ホットランナー式の射出成形機を用いて、第1及び第2の金型を型締めした後、この第1及び第2の金型により構成されるキャビティ内に第2の金型側から、第1の樹脂として硬度20(JIS−A)のスチレン系エラストマーを220℃で加熱溶融させて射出充填した。次に、5秒冷却(金型温度24℃)した後、第1の金型に対して第2の金型を型開きし、成形されたブラシ部の基端部を第2の金型から無理抜きによって離型した。なお、ブラシ部の基端部に形成される拡開部のスリットの幅は0.2mm、深さは3mmである。次に、ハンドル部に対応した形状のキャビティを構成する上下分割式の第3の金型を用意し、この第3の金型のキャビティ内にブラシ部の基端部を配置した状態で第1及び第3の金型を型締めした後、キャビティ内に第3の金型側のサイドゲート(幅×厚み=1.0mm×0.5mm)から、第2の樹脂としてポリスチレン樹脂を220℃で加熱溶融させて射出充填した。そして、20秒冷却(金型温度25℃)した後、ブラシ部の基端部がハンドル部に埋設されてなる歯間ブラシの二色成形体を第1及び第3の金型から離型した。これにより、10本がゲート部を介してランナー部に連結された歯間ブラシの成形品を得た。
(実施例2)
実施例2では、上記本発明の製造方法を用いて、図11A,図11Bに示す歯間ブラシを作製した。具体的に、この歯間ブラシは、上記突起2dの形状が軸芯部2bの軸線方向から見て円形となる突起である以外は、上記図7に示す歯間ブラシと同様の形状を有している。なお、この歯間ブラシは、10本がゲート部を介してランナー部に連結された成形品であり、歯間ブラシの全長が70mm、ブラシ部の長さが12mm、ハンドル部の長さが58mm、ハンドル部の直径が7mmである。また、軸芯部の太さが先端部側で0.2mm、基端部側で5.0mm、突起の長さが0.5〜1.5mm、突起の厚みが基部側で0.2mm〜1.0mm、先端側で0.1〜0.5mmである。
そして、この歯間ブラシを製造する際は、先ず、10本取りの前後2分割式の第1及び第2の金型を用意し、コールドランナー式の射出成形機を用いて、第1及び第2の金型を型締めした後、この第1及び第2の金型により構成されるキャビティ内に第2の金型側から、第1の樹脂として硬度40(JIS−A)のオレフィン系エラストマーを210℃で加熱溶融させて射出充填した。次に、5秒冷却(金型温度24℃)した後、第1の金型に対して第2の金型を上下2分割で型開きし、成形されたブラシ部の基端部を第2の金型から離型した。なお、ブラシ部の基端部に形成される球状の溶着補助部には、幅0.5mm、深さ1mmの2本の溝部を形成した。次に、ハンドル部に対応した形状のキャビティを構成する上下分割式の第3の金型を用意し、この第3の金型のキャビティ内にブラシ部の基端部を配置した状態で第1及び第3の金型を型締めした後、キャビティ内に第3の金型側のサイドゲート(径1.0mm)から、第2の樹脂としてポリプロピレン樹脂を200℃で加熱溶融させて射出充填した。そして、20秒冷却(金型温度25℃)した後、ブラシ部の基端部がハンドル部に埋設されてなる歯間ブラシの二色成形体を第1及び第3の金型から離型した。これにより、10本がゲート部を介してランナー部に連結された歯間ブラシの成形品を得た。
そして、これら実施例1,2の歯間ブラシと、比較例1のワイヤー歯間ブラシ(軸芯:金属ワイヤー、用毛:ナイロン610)と、比較例2の静電植毛歯間ブラシ(軸芯:ナイロン、用毛:ナイロン610)と、比較例3のTPE被覆歯間ブラシ(軸芯:ポリプロピレン樹脂、刷掃部:オレフィン系エラストマー(硬度60)とについて、「歯肉へのやさしさ」、「歯間挿入性」、「歯垢除去実感」、「耐折強度」、「金属アレルギー」及びこれらの「総合評価」を行った。その評価結果を表1に示す。
なお、「歯肉へのやさしさ」、「歯間挿入性」及び「歯垢除去実感」については、10人の専門パネラーに1週間使用してもらい、その官能評価(絶対評価)を7段階で行った。「耐折強度」については、10人の専門パネラーに15回(3回×5日)使用してもらい、その平均耐久回数を調べた。
表1に示すように、実施例1,2の歯間ブラシでは、比較例1〜3の歯間ブラシと比較して、何れの評価も良い結果が得られたため、「総合評価」についても非常に良い結果が得られた。
本発明によれば、ブラシ部に金属ワイヤーを使用しない歯間ブラシであっても、使用中に繰り返し曲げても折れ難く、歯間挿入時に痛みを感じ難くすることが可能であり、なお且つ、そのような歯間ブラシを歩留りよく安価に製造することが可能であるため、口腔内疾患の効果的な予防に有用である。
1 歯間ブラシ
2 ブラシ部
2a 基端部
3 ハンドル部
4 溶着補助部
5 拡開部

Claims (7)

  1. 第1の樹脂からなるブラシ部の基端部が第2の樹脂からなるハンドル部に埋設された状態で、前記ブラシ部と前記ハンドル部とが一体に成形されてなる歯間ブラシの製造方法であって、
    前記ブラシ部に対応した形状のキャビティを構成する第1の金型及び第2の金型を型締めし、前記第1の樹脂をキャビティ内に射出充填することにより、前記ブラシ部の一次成形体を成形する工程と、
    前記第1の金型に対して前記第2の金型を型開きし、前記ブラシ部の基端部を前記第2の金型から離型した後、前記ハンドル部に対応した形状のキャビティを構成する第3の金型を前記第1の金型に対して型締めし、前記第2の樹脂をキャビティ内に射出充填することにより、前記ブラシ部の基端部が埋設された前記ハンドル部の二次成形体を成形する工程と、
    前記ブラシ部と前記ハンドル部とが一体に成形されてなる歯間ブラシの二色成形体を前記第1及び第3の金型から離型する工程とを含むことを特徴とする歯間ブラシの製造方法。
  2. 前記第1の樹脂が、熱可塑性エラストマーであり、前記第2の樹脂が、前記第1の樹脂に対して熱融着性を有する熱可塑性樹脂であることを特徴とする請求項1に記載の歯間ブラシの製造方法。
  3. 前記ブラシ部の基端部に径が拡大された溶着補助部を設けて、前記キャビティ内に射出充填された第2の樹脂によって前記溶着補助部を溶融固着させながら、前記ブラシ部の基端部を前記ハンドル部に埋設することを特徴とする請求項1又は2に記載の歯間ブラシの製造方法。
  4. 前記溶着補助部に拡開部を設けて、前記キャビティ内に射出充填された第2の樹脂によって前記拡開部を押し広げながら、前記ブラシ部の基端部を前記ハンドル部に埋設することを特徴とする請求項3に記載の歯間ブラシの製造方法。
  5. 前記ブラシ部の基端部を前記第2の金型から無理抜きによって離型することを特徴とする請求項4に記載の歯間ブラシの製造方法。
  6. 第1の樹脂からなるブラシ部の基端部が第2の樹脂からなるハンドル部に埋設された状態で、前記ブラシ部と前記ハンドル部とが一体に成形されてなる歯間ブラシであって、
    前記ブラシ部の基端部には、径が拡大された溶着補助部が設けられ、この溶着補助部が溶融固着された状態で前記ハンドル部に埋設されていることを特徴とする歯間ブラシ。
  7. 前記溶着補助部には、拡開部が設けられ、この拡開部が押し広げられた状態で、前記ブラシ部の基端部が前記ハンドル部に埋設されていることを特徴とする請求項6に記載の歯間ブラシ。
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