JP6576882B2 - 歯間ブラシ及び歯間ブラシセット - Google Patents
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Description
このロック部は、その奥部に設けられた、前記ロックピンが嵌入される嵌入部と、この嵌入部の入口に設けられた狭窄部と、この狭窄部と前記ガイドスリットとの間に設けられた導入部とを備え、前記狭窄部は前記嵌入部の始端と前記導入部の終端との間において対峙する上側凸部と下側凸部とから構成され、これら上側凸部と下側凸部との間隔は、該両凸部間を通過する前記ロックピンによって該両凸部がそれぞれ弾性変形し、前記ロックピンが漸く通過し得る程度に前記ロックピンの直径よりも小さく設定されている。
上記の歯間ブラシは、前記狭窄部の前記上側凸部と前記下側凸部とが非対称とされ、前記導入部の縁部からの隆起度合いが前記上側凸部で小さく前記下側凸部で大きくされていてもよい。
また、上記の歯間ブラシは、前記導入部が、前記ガイドスリットから前記嵌入部に向かって僅かに下る螺旋状に形成されていてもよい。
また、上記の歯間ブラシは、前記連結軸が、先細りとなる円柱状に形成される一方、前記連結孔が、前記連結軸と合致する形状に形成され、これら連結軸と連結孔とが印籠決まりとなるように構成されていてもよい。
また、ロック部の上側凸部と下側凸部との間隔と、ロックピンの直径との関係が、上記したように設定されていることにより、ロックピンがロック部と係合される際にクリック感が得られ、係合後はロックピンがロック部からより外れにくくなる。
また、狭窄部の上側凸部と下側凸部とが非対称とされ、導入部の縁部からの隆起度合いが上側凸部で小さく下側凸部で大きくされている場合、上側凸部ではこの部分の樹脂の耐久性が高いものとなり、ロックピンと繰り返し圧接しても短期間では劣化しない。一方、下側凸部ではこの部分の肉つきが上側凸部よりも少なくなるため弾性が得られ、ロックピンの通過時における操作感(クリック感)が良好なものとなる。さらに、このような上側凸部と下側凸部とから狭窄部が構成されたことにより、ロックピンから受ける力によって生じる樹脂の変形による応力が分散されることとなり、狭窄部の耐久性が高いものとなる。
また、導入部が、ガイドスリットから嵌入部に向かって僅かに下る螺旋状に形成されている場合、狭窄部の上側凸部が上記したような形状とされていることと相俟って、ブラシヘッドを装着する際、ブラシヘッドに与える回転力が極端に変動しない。換言すれば、ブラシヘッドを回動させる際に急に重くなって操作感が悪くならい。また同時に、回転力の急変に起因するロック部の樹脂の劣化が生じない。
さらに連結軸が、先細りとなる円柱状に形成される一方、連結孔が、連結軸と合致する形状に形成され、これら連結軸と連結孔とが印籠決まりとなるように構成されている場合、ブラシヘッドをハンドルの先端部に着脱する際のがたつきが略なくなるため、着脱時の操作感に高級感を与えることができるとともに、ロック部からロックピンが解放されたときにブラシヘッドがハンドルの先端部から不測に抜け落ちてしまうようなことも防止することができる。
ブラシヘッド20は、図2に示すように、ヘッド本体21と、このヘッド本体21から側方に向かって突設されたブラシ部22と、ヘッド本体21の底面21aから突設された連結軸23と、この連結軸23から側方に向かって突設されたロックピン24とを備えたものである。
ハンドル10は、図1,4及び5に示すように、その先端部に、ブラシヘッド20の連結軸23が嵌脱自在に且つその軸心周りに回動自在に嵌入される連結孔11と、この連結孔11に沿って設けられ、ブラシヘッド20の取替時にブラシヘッド20のロックピン24をハンドル10の軸方向に沿ってガイドするガイドスリット12と、このガイドスリット12とハンドル10の周方向に沿う方向に連続して設けられ、ロックピン24と係脱自在に係合するロック部13と、を備えたものである。
次に、以上のようになる歯間ブラシ1における、ハンドル10へのブラシヘッド20の装着手順について、図3を参照して説明する。
次に、歯間ブラシセットについて説明する。歯間ブラシセットは、上記したハンドル10と、図5に示すように、複数個の上記したブラシヘッド20が一つのランナー31に接続されたリフィル30とを備え、リフィル30のランナー31から切り取られたブラシヘッド20が、ハンドル10の先端に取替可能に装着されるものである。
10 ハンドル
11 連結孔
12 ガイドスリット
13 ロック部
13a 嵌入部
13b 狭窄部
13b1 上側凸部
13b2 下側凸部
13c 導入部
14 屈曲位置
15 リブ
16 先端面
20 ブラシヘッド
21 ヘッド本体
21a 底面
22 ブラシ部
22a ブラシ基部
22b 突起
23 連結軸
24 ロックピン
25 ゲート痕
30 リフィル
31 ランナー
32 ゲート
40 キャップ
X 軸心
Claims (9)
- ハンドルとブラシヘッドとを備え、前記ハンドルの先端に前記ブラシヘッドが取替可能に装着された歯間ブラシであって、
前記ブラシヘッドは、
ヘッド本体と、
このヘッド本体から側方に向かって突設されたブラシ部と、
前記ヘッド本体の底面から突設された連結軸と、
この連結軸から側方に向かって突設されたロックピンと
を備え、
前記ハンドルは、その先端部に、
前記ブラシヘッドの連結軸が嵌脱自在に且つその軸心周りに回動自在に嵌入される連結孔と、
この連結孔に沿って設けられ、前記ブラシヘッドの取替時に前記ブラシヘッドのロックピンをハンドルの軸方向に沿ってガイドするガイドスリットと、
このガイドスリットと該ハンドルの周方向に沿う方向に連続して設けられ、前記ロックピンと係脱自在に係合するロック部と、を備え、
このロック部は、その奥部に設けられた、前記ロックピンが嵌入される嵌入部と、この嵌入部の入口に設けられた狭窄部と、この狭窄部と前記ガイドスリットとの間に設けられた導入部とを備え、前記狭窄部は前記嵌入部の始端と前記導入部の終端との間において対峙する上側凸部と下側凸部とから構成され、これら上側凸部と下側凸部との間隔は、該両凸部間を通過する前記ロックピンによって該両凸部がそれぞれ弾性変形し、前記ロックピンが漸く通過し得る程度に前記ロックピンの直径よりも小さく設定されている、
ことを特徴とする歯間ブラシ。 - 請求項1に記載の歯間ブラシであって、
前記狭窄部の前記上側凸部と前記下側凸部とは非対称とされ、前記導入部の縁部からの隆起度合いが前記上側凸部で小さく前記下側凸部で大きくされたことを特徴とする歯間ブラシ。 - 請求項1又は2に記載の歯間ブラシであって、
前記導入部は、前記ガイドスリットから前記嵌入部に向かって僅かに下る螺旋状に形成されていることを特徴とする歯間ブラシ。 - 請求項1から3までのいずれか一に記載の歯間ブラシであって、
前記連結軸は、先細りとなる円柱状に形成される一方、前記連結孔は、前記連結軸と合致する形状に形成され、これら連結軸と連結孔とが印籠決まりとなるように構成されたことを特徴とする歯間ブラシ。 - 請求項1から4までのいずれか一に記載の歯間ブラシであって、
前記ブラシヘッドは、前記ヘッド本体、前記連結軸及び前記ロックピンが射出成形により成形された合成樹脂製であり、射出成形時のゲートが前記連結軸又は前記ロックピンのいずれかに配されたことを特徴とする歯間ブラシ。 - 請求項1から5までのいずれか一に記載の歯間ブラシであって、
前記ハンドルのガイドスリットが、該ハンドルに前記ブラシヘッドが装着された状態において、前記ブラシヘッドのブラシ部の突設側とは反対側に配されたことを特徴とする歯間ブラシ。 - ハンドルと、複数個のブラシヘッドが一つのランナーに接続されたリフィルとを備え、該リフィルのランナーから切り取られたブラシヘッドが、前記ハンドルの先端に取替可能に装着される歯間ブラシセットであって、
前記リフィルのブラシヘッドは、それぞれ、
ヘッド本体と、
このヘッド本体から側方に向かって突設されたブラシ部と、
前記ヘッド本体の底面から突設された連結軸と、
この連結軸から側方に向かって突設されたロックピンと
を備え、
前記ハンドルは、その先端部に、
前記ブラシヘッドの連結軸が嵌脱自在に且つその軸心周りに回動自在に嵌入される連結孔と、
この連結孔に沿って設けられ、前記ブラシヘッドの取替時に前記ブラシヘッドのロックピンをハンドルの軸方向に沿ってガイドするガイドスリットと、
このガイドスリットと該ハンドルの周方向に沿う方向に連続して設けられ、前記ロックピンと係脱自在に係合するロック部と、を備え、
このロック部は、その奥部に設けられた、前記ロックピンが嵌入される嵌入部と、この嵌入部の入口に設けられた狭窄部と、この狭窄部と前記ガイドスリットとの間に設けられた導入部とを備え、前記狭窄部は前記嵌入部の始端と前記導入部の終端との間において対峙する上側凸部と下側凸部とから構成され、これら上側凸部と下側凸部との間隔は、該両凸部間を通過する前記ロックピンによって該両凸部がそれぞれ弾性変形し、前記ロックピンが漸く通過し得る程度に前記ロックピンの直径よりも小さく設定されている、
ことを特徴とする歯間ブラシセット。 - 請求項7に記載の歯間ブラシセットであって、
前記リフィルは、前記ランナー、前記ヘッド本体、前記連結軸及び前記ロックピンが射出成形により成形された合成樹脂製であり、前記ランナーと各前記ブラシヘッドとの間に介在するゲートが、それぞれのブラシヘッドにおける前記連結軸又は前記ロックピンのいずれかに配されたことを特徴とする歯間ブラシセット。 - 請求項7又は8に記載の歯間ブラシセットであって、
前記ハンドルのガイドスリットが、該ハンドルに前記ブラシヘッドが装着された状態において、前記ブラシヘッドのブラシ部の突設側とは反対側に配されたことを特徴とする歯間ブラシセット。
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JP2016107739A JP6576882B2 (ja) | 2016-05-30 | 2016-05-30 | 歯間ブラシ及び歯間ブラシセット |
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