JP3182169U

JP3182169U - 軟質指歯ブラシ

Info

Publication number: JP3182169U
Application number: JP2012007187U
Authority: JP
Inventors: 省三原田
Original assignee: 中国ビー・エフ株式会社
Priority date: 2012-11-07
Filing date: 2012-11-07
Publication date: 2013-03-14
Anticipated expiration: 2022-11-07

Abstract

【課題】携帯が容易で、簡単に指の先端に挿入して外出時等の食後、間食後に歯磨きを可能にする指歯ブラシを提供する。
【解決手段】軟質の合成樹脂材料で、ブラシ部分２、ブラシベース３を指に装着する指管４を一体成形し、軟質材の特徴を生かし、ブラシ部も軟質な故、歯面、歯茎を磨き過ぎても損傷することなく、指の最先端が露出しているので、口の中の指歯ブラシ１の挿入状況が指感触で得られ、指歯ブラシ１を指に装着する指管４も２分割しているので、指歯ブラシ１を指先の背側に挿入して、指先が曲げ易く、指を曲げることによって、ブラシベースが前後に伸ばされ、突起２に応力がかかる。
【選択図】図１

Description

通常の歯ブラシは、手で持つように長い柄がありその先端にブラシが設けられているが、外出時、食後や間食後に歯を磨くとき、長い柄の付いた歯ブラシを携帯するには不都合なことが多いので、ブラシ部分のみをポケットやセカンドバック等に忍ばせて、何時でも、容易に歯磨きを可能にした歯ブラシである。

軟質の合成樹脂材でブラシ部分とベース部分、指管が一体成形されているので、指に挿入しても指の曲げ伸ばしが容易で、歯面や歯茎に密着し、ブラシも柔軟で歯茎を損傷することがなく、指を曲げるとブラシが押し上げられ突起で歯間を掃除し易くなる。

しかしながら、従来からの指歯ブラシは、ブラシは硬質の合成樹脂毛でブラシ台も、硬質の合成樹脂で口内の湾曲した歯並びや柔らかい歯茎には、沿い難く柔軟に対応しがたく、力加減によって歯茎や歯間を損傷する欠点があった。

本考案は、軟質材の合成樹脂管の長さ約３０〜４０ミリメートルを指先部に挿入し、管の片半分に長さ約３〜１０ミリメートルの突起をランダムに数十本を管材料と同質で一体成形により設けてブラシ部分とし、前記軟質の合成樹脂管の前述ブラシ部分以外の片半分は指先部に挿入した時に、指の太さが変化しても密着するように指管部に切り欠きを設け、該指管部は前部分と後ろ部分との２部分に分け、ブラシ部分を指先の背側に持ってきたとき、指先が曲がり易く、該指先を曲げたとき、ブラシ部分の数十本の突起風合い密度が大きくなり、ブラシベースが引張り応力によって前後に引き伸ばされ、該突起はブラシベースに垂直に応力を増し、該突起は歯間に食い込みやすくなり、歯間磨き効果が得られる軟質指歯ブラシである。

本考案に係る軟質指歯ブラシ１は、軟質材であるため、歯を磨くとき、多少指に力が加わっても、湾曲した歯並びや歯茎にも密着しやすく歯茎も損傷することはなく、そのまま舌面に当て舌面の掃除も可能である。また、指の背側に軟質指歯ブラシ１を挿入し、指先を内側に曲げるとブラシベース３が前後に応力Ａ，Ｂが得られ、ブラシ１としている突起２が上方向Ｃに押し上げられ、歯間に該突起２が入り易くなり掃除が容易になる。

本考案に係る軟質指歯ブラシ１は、指先に挿入して使用するものであるから、非常にコンパクトで携帯に適合し、外出先の食事後や間食後にも容易に歯磨きが可能であり実用性に優れている。

本考案の全体の斜図である。本考案品を使用状態で指先に挿入した斜図である。本考案品を指先の背側に挿入した斜図である。本考案品を装着し指先を曲げたときの突起の応力拡大図参考図である。

本考案を図に基づいて説明していくと、図１に示すように、軟質の合成樹脂で一体成形された軟質指歯ブラシ１の全体の斜図で、指先が挿入可能な長さ３０〜４０ミリメートルの管で形成されブラシベース３とし、該軟質指歯ブラシ１の、上面半分は高さ３〜１０ミリメートルの突起２がランダムに数十本設けられ歯ブラシのブラシ部分を形成している。

上記のブラシベース３の下半分は、指先が挿入可能なように指管４に２分割にし、指管４の下部に挿入した大小の太さに密着しやすく切り欠き４ａを設けて、特に指先の背側の図３状態に挿入したときに、一体の指管４では曲がり難いので、中間部を空白にして指管４を２分割することによって指先の屈伸を容易にしている。

図２は、通常の使用状態である本考案品１を指先の腹側に挿入した斜図で、該軟質指歯ブラシ１を指先に挿入したとき、指先の最先端５までブラシ部分を設けず指先の最先端５が覗くようにカットして、指の最先端５で奥歯の位置感覚を認知しながら、頬の内壁へ最先端の指先５の腹側を沿わせながらの感触によってブラシ部分が奥歯の奥側面まで磨けていることを感知することが可能になる。

一方、子供の歯を磨いてやる場合に、指先の最先端５が口内の挿入状況の感触が得られるので、軟質指歯ブラシを挿入し過ぎて子供に嫌悪感を持たせ歯磨きを拒否させない手段も含有している。

通常の使用状態で軟質指歯ブラシ１を舌面に当て、該舌面を磨く場合、ブラシ部分の突起２が軟質であるため舌面を損傷することなく指先の最先端５が露出しているため、舌面の奥への挿入加減が指先５感触で感じることが可能である。

図３は、軟質指歯ブラシ１を指先の背側にブラシ部分を装着して口の中にブラシ部分を歯面に当て指先を曲げると、ブラシベース３が応力ＡとＢに伸び突起２の風合い間隔が広がり突起２自体が図４で現すように応力Ｃが強くなり、突起２の細くなっている先が歯間に食い込んでも応力Ｃによって座屈し難く歯間のプラークが除去されやすくなる特徴がある。

１軟質指ブラシ
２突起（ブラシの毛に当る）
３ブラシベース
４指管
４ａ指管の切り欠き
５指先の最先端

Claims

軟質材の合成樹脂管の長さ約３０〜４０ミリメートルを指先部に挿入し、管の片半分に長さ約３〜１０ミリメートルの突起をランダムに数十本を管材料と同質で一体成形により設けてブラシ部分とし、前記軟質の合成樹脂管の前述ブラシ部分以外の片半分は指先部に挿入した時に、指の太さが変化しても密着するように指管部に切り欠きを設け、該指管部は前部分と後ろ部分との２部分に分け、ブラシ部分を指先の背側に持ってきたとき、指先が曲がり易くする目的であり、該指先を曲げたとき、ブラシ部分の数十本の突起風合い密度が大きくなり、ブラシベースが引張り応力によって前後に引き伸ばされ、該突起はブラシベースに垂直に応力を増し、該突起は歯間に食い込みやすくなり、歯間磨き効果が得られる軟質指歯ブラシ。