JP6970491B2 - 歯ブラシ - Google Patents
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Description
また、本発明の一態様における歯ブラシは、前記副操作部は、長手方向において、前記中間部と前記副操作部との間の位置から膨らんで最大径となる位置までの距離より、前記最大径となる位置から収束する前記末端までの距離の方が短い構成としてもよい。
以下、本発明の一実施形態の歯ブラシについて説明する。
なお、以下の各図面においては、各構成要素を見やすくするため、構成要素によって寸法の縮尺を異ならせて示すことがある。
主操作部21は、使用者が指を当ててグリップする部分であり、把持性を高める観点から、ハンドル部10において最も太さを有していることが好ましい。主操作部21は、植毛面14aから見て長手方向に交差する幅方向両側に曲面部10a,10aを有し、表裏に互いに対向する平面部10b,10bを有している。これらのうち、一方の平面部10bは植毛面14a側、他方の平面部10bは背面に形成されている。主操作部21の横断面形状(歯ブラシ100の長手方向に交差する方向の断面形状)は、上述した一対の平面部10bによってハンドル部10の表裏が直線とされている。一方、ハンドル部10の幅方向両側は外側へ湾曲する曲線とされている。
ハンドル部10の最大幅寸法を有する主操作部21に平面部を形成することで、歯ブラシ100が転がるのを防止できる。
ヘッド幅に比べてネック部分をより細くすることで、口腔内の隅々にヘッド部14が届きやすくなるとともに、余計なブラッシング圧を逃がして歯や歯茎が傷つくのを防ぐことができる。
本実施形態のハンドル体16を構成する基体30には、主操作部21を構成する領域に、外面から凹むようにして形成された凹部32が周方向に存在している。凹部32は、中間部22を構成する領域の背面側に延出しており、中間部22の形状に合わせて先端側が漸次細くなっている。中間部22の表面側には表示部33を構成する複数の文字孔34が形成されており、これら複数の文字孔34を含む大きさで形成された貫通孔35を介して背面側の凹部32と連通している。
硬質樹脂としては、例えば、ポリシクロへキシレンジメチレンテレフタレート(PCT)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリスチレン(PS)、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂(ABS)、ポリカーボネート(PC)、アクリロニトリル・スチレン共重合樹脂(AS)、ポリアリレート、ポリプロピレン(PP)、ポリアセタール(POM)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)等が挙げられる。これら硬質樹脂は、1種単独で用いられてもよいし、2種以上が組み合わされて用いられてもよい。
なお、軟質樹脂には、必要に応じて、接着変性剤や可塑剤等が含まれてもよい。
植毛面14aから毛束18の先端までの長さ(毛丈)は、毛束18に求められる毛腰等を勘案して決定され、例えば、6mm〜13mmが好ましい。
植毛面14aにおける毛束18の太さ(毛束径)は、毛束18に求められる毛腰等を勘案して決定され、例えば、1mm〜2mmが好ましい。毛束18が多角柱状である場合、毛束径は、毛束18の横断面の外接円の直径である。
また、用毛としては、芯部と該芯部の外側に設けられた少なくとも1層以上の鞘部とを有する多重芯構造を有するポリエステル製用毛が挙げられる。
図4は、本発明の一実施形態に係る歯ブラシ100の基体30の平面図である。図5は、本発明の一実施形態に係る歯ブラシ100の基体30の側面図である。図6は、本発明の一実施形態に係る歯ブラシ100の基体30の背面図である。
本例の製造方法は、一次金型に基体30を構成する樹脂を射出して、基体30を得る一次成形工程と、二次金型に基体30を配置し、その状態で被覆部31を構成する樹脂を二次金型内に射出する二次成形工程と、ヘッド部14の植毛面14aに毛束18を植設する植設工程と、を有する。
二次成形工程では、二次金型内に基体30を配置し、次いで、被覆部31を構成する樹脂を二次金型内に射出して被覆部31を形成し、ハンドル体16を得る。
次に、得られたハンドル体16の植毛面14aに毛束18を植設することで、歯ブラシ100が得られる。毛束18を植設する方法としては、例えば、毛束18を二つ折りにしその間に挟み込まれた平線を植毛穴に打ち込むことによって毛束18を植設する平線式植毛、毛束18の下端をヘッド部14となる溶融樹脂中へ圧入して固定する熱融着法、毛束の下端を加熱して溶融塊を形成した後に金型中に溶融樹脂を注入してヘッド部14を成形するインモールド法等が挙げられる。
本実施形態の歯ブラシ100は、図7に示すように、使用者がペングリップで握りヘッド部14を細かく操作するのに好適な、仕上げ磨きに特化した構造となっている。
例えば、大人が入用意の口腔内に仕上げ磨きをする際には、ハンドル部10の主操作部21に親指、人差し指、中指等を当てて、ペングリップ式でハンドル部10を把持する。
使用者が歯ブラシ100のハンドル部10を把持すると、副操作部23が親指と人差し指の間の窪みに引っかかるようになっているため固定しやすく、副操作部23を支点として安定してブラッシングを行いやすい。また、主操作部21には、いずれか一方の平面部10bに人差し指または親指を当てることで、より安定感してブラッシングを行うことができる。また、ハンドル部10には被覆部31が設けられているため、ブラッシング時に手指が滑りにくく、疲れにくい。軟質樹脂からなる被覆部31は弾性を有しているため、使用者は適度なグリップ感を得やすい。
Claims (11)
- 一方向に長さを有するハンドル部と、該ハンドル部に延設されたネック部と、該ネック部の先端に設けられたヘッド部とを備え、該ヘッド部の植毛面に複数の毛束が植設された歯ブラシにおいて、
前記ハンドル部は、前記ヘッド部側から順に並ぶ、主操作部、中間部及び副操作部を有し、
前記主操作部と前記中間部は、前記主操作部の最大幅の位置から前記中間部の前記副操作部側の端部に向かって断面積が漸次小さくなり、
前記副操作部は、前記歯ブラシの前記ヘッド部とは反対側の端部に位置し、前記中間部と前記副操作部との間の位置から、急激に膨らんだ後に、すぐに収束する形状であり、前記副操作部の外形状は略球形状であり、
長手方向に交差する前記中間部の断面積は、前記副操作部の最大の断面積よりも常に小さく、
前記中間部から前記主操作部に向かって、前記副操作部の最大の断面積よりも大きくなる位置を前記主操作部と前記中間部の境界とすると、
前記副操作部の長手方向の長さは、前記主操作部及び前記中間部よりも短い距離であり、かつ前記中間部の長手方向の長さは、前記主操作部よりも長い距離である、歯ブラシ。 - 前記中間部及び前記副操作部の断面形状は略円形状である、請求項1に記載の歯ブラシ。
- 前記主操作部には、弾性を有した被覆部が設けられている、請求項1から2のいずれか一項に記載の歯ブラシ。
- 前記ハンドル部、前記ネック部及びヘッド部は硬質合成樹脂からなり、前記被覆部は軟質合成樹脂からなる、請求項3に記載の歯ブラシ。
- 前記ハンドル部には文字、記号、図柄のうち少なくとも1つを模った孔が形成されている、請求項1から4のいずれか一項に記載の歯ブラシ。
- 前記孔には軟質合成樹脂が充填されている、請求項5に記載の歯ブラシ。
- 前記ヘッド部の厚みは、他の部位の厚みよりも薄い形状とされている、請求項1から6のいずれか一項に記載の歯ブラシ。
- 前記ヘッド部の前記植毛面に対して前記ハンドル部及び前記ネック部の延在方向が平行している、請求項1から7のいずれか一項に記載の歯ブラシ。
- 前記副操作部は、長手方向において、
前記中間部と前記副操作部との間の位置から膨らんで最大径となる位置までの距離より、前記最大径となる位置から収束する前記末端までの距離の方が短い、請求項1から8のいずれか一項に記載の歯ブラシ。 - 前記副操作部の最大の断面積よりも大きくなる位置である前記主操作部と前記中間部の境界は、
前記主操作部から前記中間部側へ長手方向に向かうに従って、前記植毛面側における幅方向両側の直線または曲線の曲がり方向が変化する位置を有する、請求項1から9のいずれか一項に記載の歯ブラシ。 - 前記主操作部は、前記植毛面側における幅方向両側に曲面部を有し、
前記曲面部は幅方向両側へ湾曲する曲線である、請求項1から10のいずれか一項に記載の歯ブラシ。
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