JP4411625B2 - 歯間清掃具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、歯間の歯垢を除去するための歯間清掃具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、歯間の歯垢を除去するための用具として、特許文献1に記載のような歯間ブラシがあった。この従来の歯間ブラシは、不使用時においてブラシ部を保護するため、キャップを取り付けられるようにしたり、また、紛失を防止するため、ネジ込み式や差し込み式として歯ブラシに着脱できるようにしたりしている。
【0003】
しかし、このような従来の歯間ブラシは、キャップや歯ブラシとの着脱操作が面倒で、取り扱いやすいものとはいえなかった。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−28029号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、この発明は、歯間ブラシのブラシ部が保護されるとともに、より取り扱いが容易な歯間清掃具を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、この発明は次のような技術的手段を講じている。
【0007】
この発明の歯間清掃具は、歯間ブラシ1と、歯間ブラシ1を収納する収納体2からなり、歯間ブラシ1を前後にスライドさせることにより、歯間ブラシ1の前端側に設けたブラシ部3を、収納体2の前端側の開口部4から出し入れ自在とし、歯間ブラシ1は、前端側にブラシ部3を設けたワイヤ8と、ワイヤ8の後端側を保持するブラシ保持体9からなり、歯間ブラシ1に設けた操作部5を、収納体2の周壁6に設けたスリット7から露出させ、操作部5を前後に移動させることにより、歯間ブラシ1を前後にスライドさせられるようにしており、操作部5は、立設部12と厚みを厚くしたその根元部分12aを有し、スリット7内に立設部12の根元部分12aが位置するようになっており、スリット7の狭幅部18,19を設けた箇所においては、ブラシ保持体9が変形して上下方向につぶれた状態になることにより、狭幅部18,19の両側の周壁6の内面に操作部5の立設部12の根元部分12aが接し、ブラシ保持体9が収納体2の周壁6を内側から圧迫するようにその内面に接するようにしている。
【0008】
さらに、この発明の歯間清掃具は、立設部12がスリット7の前端に達すると、スリット7の前端と前端側の狭幅部18との間に立設部12が嵌るようにしたものとすることができる。
【0009】
歯間ブラシ1は、前端側にブラシ部3を設けたワイヤ8と、ワイヤ8の後端側を保持するブラシ保持体9からなり、ワイヤ8の後端部がブラシ保持体9の前端部14に被覆されたものとし、この被覆された部分を曲げることによりブラシ部3に適宜の角度を付けられるとともに、その状態が保持されるようにしたものとすることができる。
【0010】
収納体2は、歯ブラシの柄部22に形成されたものとすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
【0012】
この発明の歯間清掃具は、歯間ブラシ1と、歯間ブラシ1を収納する収納体2からなり、歯間ブラシ1を前後にスライドさせることにより、歯間ブラシ1の前端側に設けたブラシ部3を、収納体2の前端側の開口部4から出し入れ自在としたものである。
【0013】
図1は、この発明の第1の実施形態の歯間清掃具で、歯間ブラシ1を収納体2から取り出した状態の斜視図、図2は、歯間ブラシ1のブラシ部3付近の縦断面図、図3は、歯間ブラシ1の収納体2内での収納状態を横断面で示す説明図、図4は、歯間ブラシ1のブラシ部3を収納体2内に収めた状態の斜視図、図5は、同状態の縦断面図、図6は、歯間ブラシ1のブラシ部3を収納体2外に露出させた状態の斜視図、図7は、同状態の縦断面図、図8は、さらにブラシ部3に角度をつけた場合の縦断面図である。
【0014】
なお、この明細書では、この歯間清掃具において、歯間ブラシ1のブラシ部3が出入りする側を前端側、その反対側を後端側とする。
【0015】
この歯間清掃具は、歯間ブラシ1に設けた操作部5を、収納体2の周壁6に設けたスリット7から露出させ、操作部5を前後に移動させることにより、歯間ブラシ1を前後にスライドさせられるようにしている。
【0016】
図1、図2に示したように、歯間ブラシ1は、前端側にブラシ部3を設けたワイヤ8と、ワイヤ8の後端側を保持するブラシ保持体9からなり、ワイヤ8は、適宜曲げられるようにしている。なお、図示したものは、ブラシ保持体9を透明ないし半透明のものとしており、ワイヤ8の後端側が透けて見えるようにしているが、この構成には限定されない。
【0017】
ブラシ部3は、多数のブラシ毛10を複数本のワイヤ8の前端側で挟持して捻ることにより、ブラシ毛10が螺旋状になった捻りブラシとして構成されている。ワイヤ8は金属製、ブラシ部3のブラシ毛10は、天然毛や、抗菌剤、清涼剤、トルマリン等の放射性鉱物などを練り込んだ合成繊維とすることができる。なお、ブラシ部3は、捻りブラシに限られず、静電気植毛によりブラシ毛を植毛したもの、合成樹脂で一体成形したもの、長尺方向に多数のブラシ毛を植毛したもの等とすることができる。
【0018】
ブラシ保持体9は、可撓性を有する合成樹脂で形成されており、断面略円形で、前端側が先端に向かって細くなり、その後方の部分は略円柱状で、前後方向(長手方向)に対して垂直に貫通する横穴11が形成されている。
【0019】
ブラシ保持体9の後端寄りの位置には、ブラシ保持体9の前後方向に対して垂直方向で、図3中上方に突出する操作部5がブラシ保持体9と一体に形成されている。操作部5は、スリット7の幅より厚み(図3中の左右方向の肉厚)の薄い立設部12と、スリット7の幅より大きい幅を有する略長円形のボタン状の頂部13からなる。立設部12は、その根元部分12aの厚みが厚くなっている(図3参照)。
【0020】
ワイヤ8の後端側の部分は、ブラシ保持体9の細くした前端部14に被覆されているため、強い曲げの力を加えても折れにくい。また、ワイヤ8は、清掃作業を行いやすいように、前歯、奥歯等、掃除する歯の部位に応じて、ブラシ部3を設けた部分、及び前記前端部14に被覆された部分を含めて、適宜の度合いに曲げて角度を付け、そしてその状態を保つことができるようになっている。
【0021】
この実施形態では、歯間ブラシ1は、ブラシ部3の長さが10mm程度、ブラシ保持体9は、全長が33mm程度で、中央部分の径が4mm程度、前端部14の先端部分の径が1.6mm程度、立設部12(根元部分12aを除く)の厚みが0.9mm程度、その根元部分12aの厚みが1.4mm程度としている。
【0022】
収納体2は、前端側と後端側に開口部4,15を有する収納穴16を設けた筒状のもので、前端部17の径が細くなった形状としている。収納体2の周壁6は、その断面形状が8角形で、収納穴16は断面が円形となるようにしている。収納体2は、合成樹脂製あるいは金属製とすることができる。
【0023】
収納体2の収納穴16は、その前端側の開口部4が歯間ブラシ1のブラシ部3とブラシ保持体9の前端部14を出し入れできる程度の径を有しており、前端部17を除く部分が、歯間ブラシ1のブラシ保持体9が前後に移動可能な径を有するものとしている。
【0024】
この実施形態では、収納体2は全長が50mm程度、前端部17を除く部分の収納穴16の径が4.2mm程度、前端部の開口部4の収納穴16の径が1.7mm程度としている。
【0025】
スリット7は、前後方向(収納体2の長手方向)に沿って、収納体2の周壁6の上端において、中央部の少し前端よりの位置から後端側の開口部15に達するまで形成されている。スリット7は、幅1.5mm程度で、前端側と後端側に、それぞれ幅1mm程度の狭幅部18,19を有している。スリット7の幅は、操作部5の立設部12の根元部分12aの幅よりやや大きく、狭幅部18,19の幅は、前記根元部分12aの厚みよりやや小さくしている。
【0026】
前端側の狭幅部18は、スリット7の前端より少し後方に設けられており、後端側の狭幅部19は、スリット7の後端を含む部分に設けられている。
【0027】
なお、歯間ブラシ1のブラシ保持体9は、自然な状態ではその上下方向の径と、操作部5の立設部12の根元部分12aの高さを合わせた長さが、収納穴16の上下方向の径の長さを越えるようにしており、歯間ブラシ1を収納体2内に収納したとき、スリット7内に立設部12の根元部分12aが位置し、その上方に立設部12(根元部分12aを除く)及び頂部13が露出するようになっている(図3(a)参照)。
【0028】
ただし、スリット7の狭幅部18,19を設けた箇所においては、ブラシ保持体9の横穴11を設けた部分が変形して上下方向につぶれた状態になることにより、狭幅部18,19の両側の周壁6の内面に操作部5の立設部12の根元部分12aが接した状態となるようにしている(図3(b)参照)。
【0029】
この状態において、操作部5は、強めの力を加えて前方又は後方に押すことにより、狭幅部18,19を通過させることができる。また、各狭幅部18,19は、歯間ブラシ1の前方への移動がスムーズに行えるように、その後端部が後方に向かって広がった形状になっている(図1参照)。
【0030】
図4、図5に示したように、この収納体2に歯間ブラシ1を収納するには、収納体2の後端側の開口部15からブラシ部3を収納穴16に入れ、さらに前方に向かって押し込む。
【0031】
また、この収納体2から歯間ブラシ1を取り外すには、操作部5の頂部13を指で後方に押し、操作部5を後方へ移動させ、さらに前記頂部13やブラシ保持体9の後端部を、指を使って引っ張り出すとよい。
【0032】
歯間ブラシ1で歯間の清掃を行う場合は、使用者の指を操作部5の頂部13に添えて、操作部5を、その立設部12がスリット7の前端に達するまで、前方に向かって移動させることにより、歯間ブラシ1を前方にスライドさせ、ブラシ部3が収納体2の前端側の開口部4から突出した状態にする。立設部12がスリット7の前端に達すると、スリット7の前端と前端側の狭幅部18との間に立設部12が嵌り、使用者にカチッとした感触を与えるようになっている。そして、収納体2を使用者の指で支持して、ブラシ部3で歯間の清掃を行う。
【0033】
歯間ブラシ1は、スリット7の前端と前端側の狭幅部18との間に立設部12が嵌ったときに、ブラシ部3が最大に露出し、そのブラシ保持体9の前端部14も露出した状態となる(図6、図7参照)。
【0034】
歯間ブラシ1は、操作部5がスリット7の狭幅部18,19に位置する場合においては、収納体2内において、横穴11を設けた部分が上下方向につぶれた状態から、元の自然な状態での大きさに復帰しようとして、収納体2の周壁6を内側から圧迫するようにその内面に接するため、操作部5を押さなければ、容易にスライドしないようになっており、勝手にブラシ部3が引っ込んだり、出てきたりするのが防止される。
【0035】
さらに、スリット7の前端と前端側の狭幅部18との間に立設部12が嵌った状態においては、前端側の狭幅部18の前端における周壁6の突出部分20に立設部12の根元部分12aの後端が当たることにより、歯間ブラシ1が勝手に後方に移動することが防止される。
【0036】
歯間ブラシ1を使用しないときは、使用者の指を操作部5の頂部13に添えて、操作部5を、その立設部12がスリット7の後端側の狭幅部19の前端付近に達するまで、後方に向かって移動させることにより、歯間ブラシ1を後方にスライドさせ、ブラシ部3が収納体2内に収納された状態にする。
【0037】
歯間ブラシ1は、操作部5がスリット7の後端側の狭幅部19の前端に達したときに、前記狭幅部19の前端における周壁6の突出部分21に操作部5の立設部12の根元部分12aが当たって、収納体2の後端側の開口部15から抜けることが防止されるようになっており、このときには、ブラシ部3が完全に収納体2内に収納された状態となるようにしている(図4、図5参照)。
【0038】
この歯間清掃具は、歯間ブラシ1を、使用時、不使用時にかかわらず、常に収納体2に収納した状態とすることができるので、普段は収納体2への着脱の必要がなく、また、操作部5を移動させるだけで、ブラシ部3を出し入れでき、便利である。
【0039】
歯間ブラシ1のブラシ部3は、ブラシ保持体9の前端部14に被覆されたワイヤ8の後端部を曲げて適宜の角度を付けた場合(図8参照)、ブラシ部3を収納体2内に収納すると、収納体2内に収まるように曲げ具合が小さくなるものの、前記前端部14は一度曲げるとその状態を保とうとするようになっており、ブラシ部3は、再び収納体2外へ出ると元の角度の付いた状態に復元する。
【0040】
つまり、前記前端部14がブラシ部3に付けられた角度を記憶するようになっており、次回、歯間ブラシ1を使用するときも、ブラシ部3を前回と同じ曲げ具合で使用することができる。なお、ブラシ部3の曲げ具合は何度も設定し直すことができる。
【0041】
また、従来の、ブラシ部にキャップを取り付けるようにした歯間ブラシは、ブラシ部の曲げ具合が保持されるようにするためには、キャップの形状をブラシ部の曲げ具合にあわせて曲がった形状にするとか、使用者がキャップの取り付け作業を慎重に行うなどの配慮をする必要があるが、この歯間清掃具は、ブラシ部3の収納体2への出し入れを繰り返しても、ブラシ部3が収納体2外へ出るとその曲げ具合が毎回復元するため、そのような配慮をする必要は特になく、取扱いが極めて容易である。
【0042】
なお、ブラシ部3を異なる形状とした別の歯間ブラシ1を、適宜収納体2に入れ替えて使用することもできる。
【0043】
また、歯間ブラシ1は、不使用時において、ブラシ部3のみならず全体を露出しないように収納体2内に収納しておけるので、ブラシ部3が保護されるだけでなく、見た目もすっきりとし、見栄えのよいものとすることができる。
【0044】
図9は、この発明の歯間清掃具の第2の実施形態の歯間清掃具で、歯間ブラシを収納体2に挿入した状態(a)、及び収納体2から取り出した状態(b)を示す説明図である。
【0045】
この歯間清掃具は、収納体2が歯ブラシの柄部22に一体に形成されたものとしている。なお、この第2の実施形態においては、柄部22の下端側を収納体2の前端側とする。
【0046】
歯間ブラシ1は、第1の実施形態のものと同様とすることができる。収納体2は、歯ブラシの柄部22の一部であり、この柄部22は、前端側に開口部4及び背面側にスリット7を有している点を除き、外観上は一般的な歯ブラシの柄部と同様である。
【0047】
収納体2は、第1の実施形態と同様に、歯間ブラシ1を収納するための、前後方向に長尺な収納穴16を有しているが、前端側にのみ開口部4を有しており、後端側は開口していない。
【0048】
スリット7は、柄部22の周壁6の前端側の開口部4に達するまで形成されており、自然の状態では操作部5の立設部12の根元部分12aの厚みより小さい幅の狭幅部18,19を、柄部22の下端部付近と、スリット7の長手方向の中央より少し前方よりに設けている。
【0049】
この収納体2に歯間ブラシ1を収納するには、収納体2の開口部4からブラシ保持体9の後端部を収納穴16に入れ、さらに後方(歯磨き用ブラシ23のある側)に向かって押し込み、そして使用者の指を操作部5の頂部13に添えて後方に押し、スリット7に沿って操作部5を後方へ移動させる。
【0050】
また、この収納体2から歯間ブラシ1を取り外すには、前述の収納する場合とは逆方向に、すなわち操作部5を前方(開口部4のある側)へ移動させるとよい。
【0051】
後端側の狭幅部19は、前端側の狭幅部18の少し後方に設けられており、両狭幅部18,19の間に操作部5の立設部12が嵌り、使用者にカチッとした感触を与えるようになっている。
【0052】
歯間ブラシ1のブラシ部3の出し入れや、使用方法は、第1の実施形態のものと同様である。なお、歯間ブラシ1は、スリット7の前端側の狭幅部18と後端側の狭幅部19との間に立設部12が嵌ったときに、ブラシ部3が最大に露出し、そのブラシ保持体9の前端部14も露出した状態となる(図9(a))。また、操作部5がスリット7の後端に達して止まったときには、ブラシ部3が完全に収納体2内に収納された状態となるようにしている。
【0053】
この第2の実施形態の歯間清掃具は、歯間ブラシ1を、歯ブラシの柄部22に収納しておくことができるため、場所をとらず、紛失しにくく、しかも、歯ブラシとしての機能も兼ね備えており、歯ブラシで歯を磨くことと、歯間ブラシ1で歯間を清掃することの、両方に使用することができるため、便利に使用することができる。
【0054】
なお、この発明の歯間清掃具は、前述の実施形態の構成に限定されず、様々な形状、大きさとして実施することができ、材質も特に限定されない。
【0055】
【発明の効果】
この発明の歯間清掃具は、上述のような構成を有しており、歯間ブラシ1が収納体2に収納されるようになっており、歯間ブラシ1のブラシ部3が保護されるとともに、歯間ブラシ1のスライド操作によりブラシ部3を収納体2から出し入れすることができるので、取り扱いが極めて容易である。
【0056】
さらに、この発明の歯間清掃具は、歯間ブラシ1に設けた操作部5を、収納体2の周壁6に設けたスリット7から露出させ、操作部5を前後に移動させることにより、歯間ブラシ1を前後にスライドさせられるようにしたものとすることにより、取扱いがより容易になる。
【0057】
そして、歯間ブラシ1が、前端側にブラシ部3を設けたワイヤ8と、ワイヤ8の後端側を保持するブラシ保持体9からなり、ワイヤ8の後端部がブラシ保持体9の前端部14に被覆されたものとし、この被覆された部分を曲げることによりブラシ部3に適宜の角度を付けられるとともに、その状態が保持されるようにしたものとすることにより、清掃を行う歯の部位に応じて、ブラシ部3に適宜の角度を付け、より効果的に清掃作業を行うことができ、しかも、ブラシ部3を収納体2内に収納後、再び収納体2外に出して使用するときに、ブラシ部3が前回使用したときと同じ状態に復元するようにすることができる。
【0058】
また、収納体2が、歯ブラシの柄部22に形成されたものとすることにより、歯間ブラシ1の紛失が防止されるとともに、歯ブラシで歯を磨くことと、歯間ブラシ1で歯間を清掃することの、両方に使用することができるため、より便利に使用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態の歯間清掃具で、歯間ブラシを収納体から取り出した状態の斜視図である。
【図2】この発明の実施形態の歯間清掃具の、歯間ブラシのブラシ部付近の縦断面図である。
【図3】この発明の実施形態の歯間清掃具の、歯間ブラシの収納体内での収納状態を横断面で示す説明図である。
【図4】この発明の実施形態の歯間清掃具の、歯間ブラシのブラシ部を収納体内に収めた状態の斜視図である。
【図5】この発明の実施形態の歯間清掃具の、歯間ブラシのブラシ部を収納体内に収めた状態の縦断面図である。
【図6】この発明の実施形態の歯間清掃具の、歯間ブラシのブラシ部を収納体外に露出させた状態の斜視図である。
【図7】この発明の実施形態の歯間清掃具の、歯間ブラシのブラシ部を収納体外に露出させた状態の縦断面図である。
【図8】この発明の実施形態の歯間清掃具の、歯間ブラシのブラシ部を収納体外に露出させた状態で、さらにブラシ部に角度をつけた場合の縦断面図である。
【図9】この発明の他の実施形態の歯間清掃具の、歯間ブラシを収納体に挿入した状態、及び収納体から取り出した状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 歯間ブラシ
2 収納体
3 ブラシ部
4 開口部
5 操作部
6 周壁
7 スリット
8 ワイヤ
9 ブラシ保持体
14 ブラシ保持体の前端部
22 歯ブラシの柄部
Claims (4)
- 歯間ブラシ(1)と、歯間ブラシ(1)を収納する収納体(2)からなり、歯間ブラシ(1)を前後にスライドさせることにより、歯間ブラシ(1)の前端側に設けたブラシ部(3)を、収納体(2)の前端側の開口部(4)から出し入れ自在とし、歯間ブラシ(1)は、前端側にブラシ部(3)を設けたワイヤ(8)と、ワイヤ(8)の後端側を保持するブラシ保持体(9)からなり、歯間ブラシ(1)に設けた操作部(5)を、収納体(2)の周壁(6)に設けたスリット(7)から露出させ、操作部(5)を前後に移動させることにより、歯間ブラシ(1)を前後にスライドさせられるようにしており、操作部(5)は、立設部(12)と厚みを厚くしたその根元部分(12a)を有し、スリット(7)内に立設部(12)の根元部分(12a)が位置するようになっており、スリット(7)の狭幅部(18,19)を設けた箇所においては、ブラシ保持体(9)が変形して上下方向につぶれた状態になることにより、狭幅部(18,19)の両側の周壁(6)の内面に操作部(5)の立設部(12)の根元部分(12a)が接し、ブラシ保持体(9)が収納体(2)の周壁(6)を内側から圧迫するようにその内面に接するようにしていることを特徴とする歯間清掃具。
- 立設部(12)がスリット(7)の前端に達すると、スリット(7)の前端と前端側の狭幅部(18)との間に立設部(12)が嵌るようにした請求項1記載の歯間清掃具。
- 歯間ブラシ(1)のワイヤ(8)の後端部がブラシ保持体(9)の前端部(14)に被覆されたものとし、この被覆された部分を曲げることによりブラシ部(3)に適宜の角度を付けられるとともに、その状態が保持されるようにしている請求項1又は2記載の歯間清掃具。
- 収納体(2)が、歯ブラシの柄部(22)に形成されたものである請求項1、2又は3記載の歯間清掃具。
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