JP2015036042A - 歯ブラシ - Google Patents
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Abstract
Description
歯間、歯頸部等の形状が複雑な部分に付着した歯垢を効率良く除去するためには、歯ブラシの毛先を歯牙表面にフィットさせることが重要である。また、歯周ポケットの歯垢を効率良く除去するには、歯周ポケットの中に毛先を安定して進入させることが重要である。
ヘッド部の植毛面に植設された毛束の形状が平面視で略瓢箪形になっている歯ブラシ(特許文献1)。
しかし、該歯ブラシは、歯頸部や歯周ポケットの歯垢を除去することは困難である。
ヘッド部の植毛面に、平面視で幅方向の外側に向かって膨らむ略C型形状に毛束が配列されて毛束群が形成されている歯ブラシ(特許文献2)。
しかし、該歯ブラシでは、歯間や歯周ポケットに安定して毛先を進入させることが困難であるため、歯間や歯周ポケットの歯垢を除去することは困難である。
また、本明細書では、歯ブラシのヘッド部における先端から後端に向かう方向を長さ方向、該長さ方向に垂直な方向を幅方向とする。
以下、本発明の第一の実施形態の歯ブラシについて、図1及び図2に基づいて説明する。
本実施形態の歯ブラシ1は、長尺状のハンドル部10と、ハンドル部10の先端に設けられたヘッド部12とからなるハンドル体14を備えている。また、歯ブラシ1は、ヘッド部12の植毛面12aに、第1の毛束群16、第2の毛束群18及び第3の毛束群20を備えている。
ハンドル体14は、ハンドル部10とヘッド部12とが一体成形されたものである。
ハンドル体14のハンドル部10とヘッド部12の形状及び大きさは特に限定されず、歯ブラシにおいて採用される通常の形状及び大きさを適宜採用できる。
このような高硬度樹脂としては、例えば、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリシクロへキシレンジメチレンテレフタレート(PCT)、ポリアセタール(POM)、ポリスチレン(PS)、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂(ABS)、セルロースプロピオネート(CP)、ポリアリレート、ポリカーボネート、アクリロニトリル・スチレン共重合樹脂(AS)等が挙げられる。これらの樹脂は1種を単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
第1の毛束群16は、主に歯面に接し、歯面に付着した歯垢を除去する役割を果たす。
第1の毛束群16は、ヘッド部12の植毛面12aの中央領域に、複数の第1の毛束16aがヘッド部12の長さ方向に並ぶように植設されることで形成されている。
この例の第1の毛束群16は、3束の第1の毛束16aからなり、それらの第1の毛束16aが長さ方向に直線的に並ぶように配列されることで形成されている。
第1の毛束16aを形成する用毛としては、特に限定されず、例えば、毛先に向かって漸次縮径して先端が先鋭化された用毛(テーパー毛)、毛先に向かって漸次縮径し、テーパー毛よりも先端径が太い用毛(セミテーパー毛)、毛先の丸め部を除いて外径がほぼ同一である用毛(ストレート毛)が挙げられる。セミテーパー毛は、例えば、テーパー毛の先端を部分的に削り取ることや、化学処理時の処理条件(時間)を調整することで得られる。
第1の毛束16aは、テーパー毛のみで形成されていてもよく、セミテーパー毛のみで形成されていてもよく、ストレート毛のみで形成されていてもよく、テーパー毛、セミテーパー毛、ストレート毛のうち2種以上を組み合わせて形成されていてもよい。第1の毛束16aは、歯面に付着している歯垢の除去効果が高くなる点から、ストレート毛又はセミテーパー毛で形成されていることが好ましい。
第1の毛束16aを形成する用毛の数は、第1の毛束16aの直径を所望の値とするように適宜設定すればよい。
第1の毛束16aを形成する用毛の数は、第1の毛束16aの直径を所望の値とするように適宜設定すればよい。
第2の毛束群18は、ヘッド部12の植毛面12aにおいて、第1の毛束群16の周りを囲うように複数の第2の毛束18aが植設されることで形成されている。また、第2の毛束群18は、第1の毛束群16の幅方向の両側の部分で窄まった形状となっている。
第2の毛束群18は、中央部分から先端部分に向かうにしたがって幅が大きくなっている。同様に、第2の毛束群18は、中央部分から後端部分に向かうにしたがって幅が大きくなっている。
また、第1の毛束群16の先端側と後端側に配置されている第2の毛束18aの毛先は、第1の毛束群16を歯面に接触させた際に歯間に入り込みやすいため、歯間の歯垢をより効率良く除去することが可能となる。
また、第1の毛束群16を挟むように、ヘッド部12の先端13側と後端側のそれぞれにおいて、5本の第2の毛束18aが植毛面12aの中央方向を開放した円弧状で、第1の毛束群16を囲うように配列されている。
第2の毛束群18は、それぞれの第2の毛束18aが植毛面12aの中心点に対して点対称に配置されていることが好ましい。
なお、前記距離Lは、第2の毛束群18の先端側で幅が最大となる位置における幅方向の外側の第2の毛束18aと、後端側で幅が最大となる位置における幅方向の外側の第2の毛束18aの中心軸同士の長さ方向の距離とする。
第2の毛束18aの合計数は、15〜30束が好ましい。
第1の毛束群16の幅方向のそれぞれの側に配置される第2の毛束18aの数は、片側あたり4〜10束が好ましい。
第1の毛束群16の先端側と後端側のそれぞれの側に配置される第2の毛束18aの数は、片側あたり2〜10束が好ましい。
第2の毛束18aを形成する用毛としては、特に限定されず、例えば、第1の毛束16aで挙げたものが挙げられる。
第2の毛束18aは、テーパー毛のみで形成されていてもよく、セミテーパー毛のみで形成されていてもよく、ストレート毛のみで形成されていてもよく、テーパー毛とセミテーパー毛、ストレート毛のうち2種以上を組み合わせて形成されていてもよい。第1の毛束群16の幅方向の両側に配置される第2の毛束18aは、毛先が歯周ポケットに入りやすく、歯周ポケットの歯垢の除去効果が高くなる点から、テーパー毛で形成されていることが好ましい。
第2の毛束18aを形成する用毛の数は、第2の毛束18aの直径を所望の値とするように適宜設定すればよい。
第3の毛束群20は、ヘッド部12の植毛面12aにおいて、第2の毛束群18を挟んで、ヘッド部12の先端13側と後端側とに一対に設けられている。一対の第3の毛束群20は、互いに離間している。植毛面12aにおける第2の毛束群18よりも先端側に位置する第3の毛束群20の幅は、第2の毛束群18における先端側の最大幅よりも短くなっている。同様に、植毛面12aにおける第2の毛束群18よりも後端側に位置する第3の毛束群20の幅は、第2の毛束群18における後端側の最大幅よりも短くなっている。
第3の毛束20aの数は、片側あたり3〜10束が好ましい。
第3の毛束20aを形成する用毛としては、特に限定されず、例えば、第1の毛束16aで挙げたものが挙げられる。
第3の毛束20aは、テーパー毛のみで形成されていてもよく、ストレート毛のみで形成されていてもよく、セミテーパー毛のみで形成されていてもよく、テーパー毛、セミテーパー毛、ストレート毛のうち2種以上を組み合わせて形成されていてもよい。第3の毛束20aは、毛先が歯間に入りやすく、歯間の歯垢の除去効果が高くなる点から、テーパー毛で形成されていることが好ましい。
第3の毛束20aを形成する用毛の太さ(最大径)の好ましい範囲は、第2の毛束18aを形成する用毛の好ましい太さの好ましい範囲と同様である。
第3の毛束20aでは、使用感や、刷掃感、清掃効果、耐久性等考慮して、太さの異なる複数本の用毛を任意に組み合わせて用いてもよい。
第3の毛束20aを形成する用毛の数は、第3の毛束20aの直径を所望の値とするように適宜設定すればよい。
第1の毛束16aの毛丈d1(図2)は、適宜設定でき、7〜11mmが好ましく、8〜10mmがより好ましい。 第1の毛束16aの毛丈d1が下限値未満になると、毛が撓まなさ過ぎる為、歯肉に当たった時に痛みを感じることがある。また、磨き心地が悪くなることがある。第1の毛束群16の毛丈d1が上限値を超えると、口腔内操作性が悪くなることがある。
この例では、第1の毛束16aの毛丈d1は揃えられているが、第1の毛束16aの毛丈d1は、本発明の効果を損なわない範囲であれば、揃えられていなくてもよい。
第1の毛束16aの毛丈d1に対する第2の毛束18aの毛丈d2の差(d2−d1)は、0.5〜3.0mmが好ましく、0.5〜2.0mmがより好ましい。前記差(d2−d1)下限値未満になると、第2の毛束が歯間や歯頸部に進入しにくくなるおそれがある。前記差(d2−d1)が上限値を超えると、第1の毛束が歯面に当たらなかったり、第2の毛束が歯肉に当たって痛みを感じることがある。
また、この例では、第2の毛束18aの毛丈d2は揃えられているが、第2の毛束18aの毛丈d2は、本発明の効果を損なわない範囲であれば、揃えられていなくてもよい。
なお、この例では、第3の毛束20aの毛丈は揃えられているが、第3の毛束20aの毛丈は、本発明の効果を損なわない範囲であれば、揃えられていなくてもよい。
なお、毛束の太さとは、植毛面上での太さであり、毛束の断面形状が円形の場合はその直径を意味し、毛束の断面形状が矩形、三角形等の円形以外の形状の場合は、その外接円の直径を意味する。
歯ブラシ1の製造方法は、それぞれ所定の寸法の第1の毛束16a、第2の毛束18a及び第3の毛束20aを、所定の位置に植設して第1の毛束群16、第2の毛束群18及び第3の毛束群20を形成する以外は、公知の方法を採用できる。
例えば、毛束の植設方法としては、平線を打ち込む方法、熱溶着する方法等公知の方法を採用できる。
毛束を植設する際の穴の直径は、植設する毛束の直径に応じて適宜設定すればよい。
このように、歯ブラシ1は、歯面の歯垢に加えて、歯頸部、歯周ポケット等の歯垢も満遍なく除去でき、1本で歯の隅々まで効率良く清掃できる。
なお、本発明の歯ブラシは、前記した歯ブラシ1には限定されない。
例えば、第1の毛束群を形成する複数の第1の毛束は、幅方向に相互にずれていてもよい。
また、第2の毛束群18は、第1の毛束群16の周りを囲み、かつ第1の毛束群16の幅方向の両側で窄んだ形状となっていれば、前記した形状には限定されない。
例えば、第1の毛束群16の幅方向の両側において、第2の毛束が直線状に配列されていてもよい。また、第1の毛束群16の先端側と後端側において、第2の毛束18aが幅方向に直線状に配列されていてもよい。
例えば、第3の毛束群20は、複数の第3の毛束20aが幅方向に直線状に配列されていてもよい。第2の毛束群18の先端側と後端側において、長さ方向において第3の毛束20aが一重に配列されていてもよく、三重以上に配列されていてもよい。
また、第3の毛束群を有さない歯ブラシであってもよい。歯間の歯垢除去効果が高くなる点では、第3の毛束群が形成されていることが好ましい。
歯ブラシ2は、第2の毛束群18の先端部分と後端部分のそれぞれにおいて、第2の毛束18aが幅方向に波状に配列され、第3の毛束20aが植毛面12aの中央側から順に4本、3本、2本の順で幅方向に配列されている以外は、歯ブラシ1と同じである。
歯ブラシ3は、第1の毛束群16の幅方向の両側のそれぞれにおいて、4本の第2の毛束18aが直線状に配列され、また第1の毛束群16の先端側と後端側のそれぞれにおいて、第2の毛束18aが幅方向に直線状に配列され、さらに4本の第3の毛束20aが幅方向に直線状に配列されて第3の毛束群20が形成されている以外は、歯ブラシ1と同じである。
歯ブラシ4は、第1の毛束群16の先端側と後端側のそれぞれにおいて、植毛面12aの中央側から4本、6本の二重に第2の毛束18aが幅方向に直線状に配列され、さらに5本の第3の毛束20aが幅方向に直線状に配列されて第3の毛束群20が形成されている以外は、歯ブラシ1と同じである。
[清掃実感の評価]
10人のモニターが各例の歯ブラシで口腔内を清掃し、その際の歯頸部、歯周ポケット及び歯面の清掃実感を下記の評価基準で評価した。
5点:汚れが落ちた感触を非常に感じる。
4点:汚れが落ちた感触を強く感じる。
3点:汚れが落ちた感触を感じる。
2点:汚れが落ちた感触をあまり感じない。
1点:汚れが落ちた感触を感じない。
モニター10人の平均点が4.0以上を◎、平均点3.0以上4.0未満を○、平均点2.0以上3.0未満を△、平均点2.0未満を×とした。
◎:全て○以上で、かつ◎が2つ以上。
○:○が一番低い評価で、かつ◎が1つ以下。
△:△が一番低い評価。
×:×が一つでもある。
本実施例に用いた用毛は以下のとおりである。
テーパー毛:PBT製。
セミテーパー毛:PBT製。
ストレート毛(毛先に丸め部):ポリアミド製。
表1に示す仕様に従い、PP製のハンドル体に毛束を植設して、図1及び図2の歯ブラシ1を得た。
表1に示す仕様に従い、PP製のハンドル体に毛束を植設して、図3の歯ブラシ2を得た。
表1に示す仕様に従い、PP製のハンドル体に毛束を植設して、図4の歯ブラシ3を得た。
表1に示す仕様に従い、PP製のハンドル体に毛束を植設して、図5の歯ブラシ4を得た。
表2に示す仕様に従い、PP製のハンドル体に毛束を植設して、図6の配列パターンの歯ブラシ101を得た。
歯ブラシ101では、毛束118aが幅方向に5束、長さ方向に7束の5列×7行に植設され、さらにその先端側と後端側に4束の毛束118aが幅方向に直線状に配列されている。
表2に示す仕様に従い、PP製のハンドル体に毛束を植設して、図7の配列パターンの歯ブラシ102を得た。
歯ブラシ102では、40束の毛束118aが略瓢箪型に配列されている。
表2に示す仕様に従い、PP製のハンドル体に毛束を植設して、図8の配列パターンの歯ブラシ103を得た。
歯ブラシ103の配列パターンは、第1の毛束群16の幅方向の両側において、5束の第2の毛束18aが波状に配列されている以外は、実施例3の歯ブラシ2と同様である。
表2に示す仕様に従い、PP製のハンドル体に毛束を植設して、図9の配列パターンの歯ブラシ104を得た。
歯ブラシ104の配列パターンは、第1の毛束群16の幅方向の両側の第2の毛束18aの幅が広く、略矩形状の第2の毛束群118が形成されている以外は、実施例4の歯ブラシ3と同様である。
表2に示す仕様に従い、PP製のハンドル体に毛束を植設して、図1の歯ブラシ1と同様の配列パターンの歯ブラシを得た。
比較例6では、第2の毛束群18において、先端部分と後端部分(最大幅の部分)の第2の毛束18aの毛丈を9.0mmとし、第1の毛束群16の幅方向の両側の第2の毛束18aの毛丈を11.0mmとした。
各例の評価結果を表1及び表2に示す。
第1の毛束の毛丈が第2の毛束の毛丈よりも高い比較例4では、歯頸部や歯周ポケットの歯垢除去が不充分となった。
第2の毛束群が第1の毛束群の幅方向の両側で窄んだ形状となっていない比較例5では、歯頸部や歯周ポケットの歯垢除去が不充分となった。
第3の毛束群および第2の毛束群の先端部分と後端部分の毛丈が第1の毛束の毛丈よりも低い比較例6では、歯面の歯垢除去が不充分となった。
10 ハンドル部
12 ヘッド部
13 先端
14 ハンドル体
16 第1の毛束群
16a 第1の毛束
18 第2の毛束群
18a 第2の毛束
20 第3の毛束群
20a 第3の毛束
Claims (2)
- ヘッド部の植毛面に、複数の用毛を束ねた毛束が複数植設された歯ブラシにおいて、
前記植毛面の中央領域に、前記ヘッド部の長さ方向に並んだ複数の第1の毛束からなる第1の毛束群と、
前記第1の毛束群の周りを囲うように、かつ前記第1の毛束群の幅方向の両側の部分で窄まった形状となるように複数の第2の毛束が配列された第2の毛束群と、を有し、
前記第1の毛束は、前記第2の毛束よりも太く、
前記第2の毛束の毛丈は前記第1の毛束の毛丈と同等以上である、歯ブラシ。 - 前記第2の毛束群における先端側で幅が最大となる位置と、後端側で幅が最大となる位置の距離が5〜15mmである、請求項1に記載の歯ブラシ。
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