JP5690523B2 - 歯ブラシ - Google Patents

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本発明は、歯ブラシに関する。
口腔内清掃器具である歯ブラシにおいては、最も必要な機能である歯垢除去効果を高めるために、用毛を束ねた毛束の配列に工夫がなされてきた。基本的な歯ブラシにおける毛束の配列としては、均一な直径の毛束が碁盤目状又は千鳥状に植設されたものが知られている。
近年、衛生志向の高まりにより、歯ブラシには、より一層の歯垢除去効果の向上が求められており、このような要望に対し、異なる径の毛束を組み合わせた歯ブラシや、異なる毛丈の毛束を組み合わせた歯ブラシが提案されている。
例えば、特許文献1には、ヘッド部の前端寄りで植毛面の周縁に沿って略U字型に大口径毛束が配置された前端側植毛領域と、ヘッド部の後端寄りに小口径毛束が配された後端側植毛領域とを有し、前端側植毛領域の植毛密度を、後端側植毛領域の植毛密度よりも高くした歯ブラシが提案されている。この歯ブラシによれば、口腔内の各部、特に奥歯の咬合面において高い刷掃力が得られる。
また、特許文献2には、ヘッド部の長手方向に沿って中央に、内径が2.0〜2.8mmの植毛穴に刷毛が植設された中央毛束列と、該中央毛束列の両外側に、内径が1.2〜1.6mmの植毛穴に刷毛が植設された外側毛束列とを有し、中央毛束列の植毛穴の総面積と外側毛束列の植毛穴の総面積との比率が1:0.6〜1:2.8である歯ブラシが提案されている。この歯ブラシによれば、歯面、歯頸部、歯間部等の細部において、歯垢を効率よく刷掃できる。
特許文献3には、最外側列の外側タフトの束径よりも束径が細く、かつ該外側タフトの毛丈よりも毛丈の高い中央タフト及び中間タフトの列が外側タフトの内側に設けられており、中央タフトの毛丈が最も高く、外側の列のタフトに向かってタフトの毛丈が順次低くなっており、中央タフト、中間タフト、外側タフトは、この順で束径が順次拡大している歯ブラシが提案されている。この歯ブラシによれば、優れた清掃実感及び口腔内の隙間への挿入実感が得られる。
特許文献4には、植毛面を歯ブラシの軸方向と平行な3mm幅の中央帯状領域とこれの両側に一対の外側領域とに区画して、中央帯状領域の中央主ブリッスルの高さを外側領域の外側主ブリッスルの高さより高くし、かつ中央主ブリッスル全体の硬さを外側主ブリッスル全体の硬さより大きくした歯ブラシが提案されている。この歯ブラシによれば、効率よく歯間部を刷掃できる。
あるいは、用毛の毛先を先鋭化した、いわゆるテーパー毛を用いた歯ブラシが提案されている。
例えば、特許文献5には、テーパリングされた針状の毛を、他部位の針状の毛の高さより1mm〜10mm高くした突出部が形成された歯ブラシが提案されている。この歯ブラシによれば、必要に応じて針状の毛が歯の隙間部又は歯周ポケット等の歯の周辺の細密な部位に局所的、集中的に浸透し、食べ滓をやさしく除去することができる。
また、特許文献6〜7には、毛丈の異なる毛束が植設され、該毛束を構成するブリッスルの先端部がテーパー状とされた歯ブラシが提案されている。この歯ブラシによれば、優れた刷掃実感及び口腔内の隙間への挿入実感が得られる。
特開2007−229065号公報 特開2008−154808号公報 特許第3583346号公報 特許第4076403号公報 特開2002−85159号公報 特許第3585811号公報 特開2001−346632号公報
ところで、歯周病に罹患すると、刷掃時の痛みや出血等を回避するために、できるだけ歯茎に刺激を与えないような当たり心地の歯ブラシを好む傾向にある。歯茎に刺激を与えないようにするには、用毛径を細くした柔らかい用毛、いわゆる毛腰が低い用毛を用いたり、用毛の植毛密度を高くして、刷掃圧を分散するのが一般的である。
一方で、毛腰の低い用毛を用いると、歯垢の除去が不十分となりやすく、用毛の植毛密度を高くすると、歯牙と歯茎との隙間に毛先を入れるために必要な各毛束の動きを制限することとなる。このような歯ブラシは、歯周病対策の根本的な課題である「歯頸部の清掃性」を満足できるものではない。歯周病罹患者にとって、歯茎に負担をかけない安心感をもたらしながら、適切に歯頸部を清掃できる歯ブラシが求められている。
加えて、上述した特許文献1〜7の歯ブラシは、歯垢の効率的な除去の観点からなされた発明であり、歯周病罹患者への配慮が不十分である。
そこで、本発明は、歯茎への優しい当たり心地と、歯頸部の高い清掃性とを両立できる歯ブラシを目的とする。
本発明者らは、鋭意検討した結果、植毛面の幅方向外側に位置する毛束が歯茎に接触しやすいため、かかる毛束による歯茎への圧力を緩和することで、歯茎への優しい当たり心地を実現できるとの知見を得た。加えて、植毛面の略中央に位置する毛束の毛束径と植毛密度を一定の範囲とすると共に、植毛面の幅方向外側に位置する毛束の毛束径を一定の範囲とすることで、歯茎への優しい当たり心地と、歯頸部の清掃性とを両立できることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明の歯ブラシは、先端にヘッド部が設けられたハンドル体を備え、前記ヘッド部の植毛面に形成された複数の植毛穴に用毛の毛束が植設された歯ブラシにおいて、前記植毛面には、前記ハンドル体の軸線方向に並設された複数の中央毛束からなり略中央に位置する中央毛束群と、前記ハンドル体の軸線に直交する方向で前記中央毛束群を挟んで植設された複数の外側毛束からなる外側毛束群とが備えられ、前記中央毛束の毛束径は、1.0〜1.6mmであり、前記外側毛束の毛束径は、1.8〜2.4mmであり、前記中央毛束群の最外周に位置する前記中央毛束が植設された前記植毛穴の外縁を結んだ環状線によって囲まれた領域を中央植毛領域とし、前記中央毛束の長さ方向に直交する前記中央毛束の断面積の総和が、前記中央植毛領域の面積に対して30〜45%であることを特徴とする。
前記中央毛束を構成する用毛は、その用毛径が、前記外側毛束を構成する用毛の用毛径以上であることが好ましく、前記中央毛束は、前記植毛面上の長さが、前記外側毛束の前記植毛面上の長さより長いことがより好ましく、前記中央毛束及び前記外側毛束の双方又はいずれか一方には、毛先に向かって漸次その径が小さくなる用毛が含まれることがさらに好ましい。
本発明の歯ブラシによれば、ヘッド部の植毛面には、ハンドル体の軸線方向に並設された複数の中央毛束からなり略中央に位置する中央毛束群と、前記ハンドル体の軸線に直交する方向で前記中央毛束群を挟んで植設された複数の外側毛束からなる外側毛束群とが備えられ、前記中央毛束の毛束径は、1.0〜1.6mmであり、前記外側毛束の毛束径は、1.8〜2.4mmであり、前記中央毛束群の最外周に位置する前記中央毛束が植設された前記植毛穴の外縁を結んだ環状線によって囲まれた領域を中央植毛領域とし、前記中央毛束の長さ方向に直交する前記中央毛束の断面積の総和が、前記中央植毛領域の面積に対して30〜45%とされているため、歯茎への優しい当たり心地と、歯頸部の高い清掃性とを両立できる。
本発明の歯ブラシによれば、前記中央毛束を構成する用毛は、その用毛径が、前記外側毛束を構成する用毛の用毛径以上とされているため、歯頸部の清掃性をさらに向上できる。
本発明の歯ブラシによれば、前記中央毛束は、前記植毛面上の長さが、前記外側毛束の前記植毛面上の長さより長いものとされているため、前記中央毛束の先端が歯周ポケットや歯間部に入りやすくなり、歯頸部の清掃性をさらに向上できる。
前記中央毛束及び前記外側毛束の双方又はいずれか一方には、毛先に向かって漸次その径が小さくなる用毛が含まれているため、前記中央毛束又は前記外側毛束を構成する用毛の先端が歯周ポケットや歯間部に入りやすくなり、歯頸部の清掃性をさらに向上できる。
(a)本発明の一実施形態を示す歯ブラシのヘッド部の平面図である。(b)本発明の一実施形態を示す歯ブラシのヘッド部の側面図である。 図1の歯ブラシに用いられる用毛の側面図である。 本発明の一実施形態を示す歯ブラシのヘッド部の平面図である。 比較例1に用いた歯ブラシのヘッド部の平面図である。 比較例2に用いた歯ブラシのヘッド部の平面図である。 比較例4〜5に用いた歯ブラシのヘッド部の平面図である。
本発明の歯ブラシについて、以下に図面を参照して説明する。図1(a)は、本発明の一実施形態にかかる歯ブラシ1のヘッド部を示す平面図であり、図1(b)は、本発明の一実施形態にかかる歯ブラシ1のヘッド部の側面図である。
図1に示すように、歯ブラシ1は、ハンドル体2を備えるものであり、ハンドル体2は、長尺状の把持部(不図示)と、該把持部の先端に設けられたヘッド部4とで概略構成されるものである。図1(a)中、符号Oは、ハンドル体2の軸線、即ち、ハンドル体2の長さ方向で、かつハンドル体2の中心を通る線である。
ヘッド部4は、軸線O方向を長手とする平面視略矩形状とされ、任意の面が、毛束を植毛する植毛面5とされたものである。植毛面5には、軸線O上及び軸線Oに沿って、有底円筒状の23個の中央植毛穴10が千鳥状に形成され、この複数の中央植毛穴10に、複数の中央用毛13を略円柱状に束ねた中央毛束12が植設されて中央毛束群14が構成されている。
また、植毛面5には、その幅方向、即ち軸線Oに直交する方向で中央植毛穴10を挟み、軸線Oに沿って有底円筒状の12個の外側植毛穴20が形成され、この外側植毛穴20に複数の外側用毛23を略円柱状に束ねた外側毛束22が植設されている。そして、本実施形態においては、ヘッド部4の側縁6に沿って設けられた各々6個の外側毛束22により、中央毛束群14を挟んでなる一対の外側毛束群24が構成されている。
中央毛束12の植毛面5上の長さである毛丈t1は、外側毛束22の植毛面5上の長さである毛丈t2よりも長いものとされている。
植毛面5には、中央毛束12及び外側毛束22(以下、総じて本毛束ということがある)が設けられた領域を示す全植毛領域21が形成されている。全植毛領域21は、中央植毛穴10及び外側植毛穴20(以下、総じて本植毛穴ということがある)の全体の最外周に位置する本植毛穴の外縁を結ぶ環状線で囲われた領域である。なお、この環状線は、隣接する本植毛穴同士の共通接線を構成する。
また、植毛面5には、中央毛束群14が設けられた領域を示す中央植毛領域11が形成されており、中央植毛領域11は、中央毛束群14の最外周に位置する中央毛束12が植設された中央植毛穴10の外縁を結ぶ環状線で囲われた領域である。なお、この環状線は、隣接する中央植毛穴10同士の共通接線を構成する。
ハンドル体2の材質は、歯ブラシ1に求める剛性や機械特性等を勘案して決定でき、例えば、曲げ弾性率(JIS K7203)が500〜3000MPaの範囲にある高硬度樹脂を用いることによって、歯ブラシ1に必要とされる機械特性が得られる。このような高硬度樹脂としては、例えば、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリシクロへキシレンジメチレンテレフタレート(PCT)、ポリスチレン(PS)、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)、セルロースプロピオネート(CP)、ポリアリレート、ポリカーボネート、アクリロニトリルスチレン(AS)等が挙げられ、これらを1種又は複数種用いることができる。
ヘッド部4の大きさは、口腔内での操作性等を勘案して決定でき、例えば、幅Wが10〜15mmとされ、厚さTが4〜8mmとされる。
中央植毛穴10の直径R1は、中央毛束12の直径、即ち、中央毛束12の長さ方向に直交する断面の直径に応じて決定でき、例えば、1.0〜1.6mmとされる。
また、外側植毛穴20の直径R2は、外側毛束22の直径に応じて決定でき、例えば、1.8〜2.4mmとされる。
中央毛束12の毛丈t1は、中央用毛13の材質、太さ等を勘案して決定でき、例えば、6〜15mmとされる。
中央毛束12の毛束径r1、即ち、中央毛束12の長さ方向に直交する断面の直径は、1.0〜1.6mmであり、1.2〜1.4mmが好ましい。中央毛束12の毛束径r1が1.0mm未満であると、中央毛束12としての毛腰が低くなりすぎて、歯頸部の清掃性が低くなり、1.6mm超であると、中央毛束12の先端部が歯周ポケットや歯間部等の微細部分へ侵入しにくくなって清掃性が低下する。
中央毛束12の毛束径r1は、植毛面5との境界部における直径であり、中央植毛穴10の直径R1と略同等である。略同等とは、±5%内の差異をいう。
なお、中央毛束群14において、全ての中央毛束12の毛束径は、同一であってもよいし、互いに異なっていてもよい。
中央毛束群14の植毛密度、即ち、中央毛束12の長さ方向に直交する断面積の総和(中央毛束面積)を中央植毛領域11の面積で除して百分率で表した値は、30〜45%であり、好ましくは、35〜40%である。中央毛束群14の植毛密度が30%未満であると、刷掃時において中央毛束14同士が相互に支えられず、低い毛腰となって歯頸部の清掃性が低下する。中央毛束群14の植毛密度が45%超であると、刷掃時に、隣接する中央毛束14同士の干渉が大きくなり、中央毛束14の撓み等の動きが過度に抑制され、歯頸部への中央用毛13の浸入が阻害される。加えて、中央毛束群14の植毛密度を45%超とすると、隣接する中央植毛穴10同士の距離が短くなり、ヘッド部4の機械強度が低下するおそれがある。
なお、中央毛束12の断面積は、中央毛束12と植毛面5との境界部分の断面積であり、中央植毛穴10の開口面積と略同等である。
中央植毛領域11の全植毛領域21に占める割合は、30〜60%が好ましく、40〜50%がより好ましい。30%未満であると、歯頸部清掃時に中央毛束12が支えきれず、清掃性が低下するおそれがある。60%超であると、歯頸部清掃時に中央毛束群14が突っ張る状態となり、外側毛束22と歯頸との接触性が低下し、優しい当たり心地実感が低下するおそれがある。
図2に示すように、中央用毛13は、略円柱状で、その先端部が、基部13bから先端13aに向かい漸次径が小さくなる、いわゆるテーパー毛である。
中央用毛13の材質は、特に限定されず、例えば、6−12ナイロン、6−10ナイロン等のポリアミド、PET、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリトリメチレンテレフタレート(PTT)等のポリエステル、PP等のポリオレフィン、オレフィン系エラストマー、スチレン系エラストマー等のエラストマー等の合成樹脂材料を用いることができる。また、これらの樹脂材料を複数組み合わせて用いてもよく、例えば芯鞘構造等のように、芯部と鞘部で異なる樹脂材料を用いることもできる。
中央用毛13の用毛径は、中央用毛13の材質等を勘案して決定でき、例えば、6〜9mil(1mil=1/1000inch=0.025mm)とされる。6mil以上であれば、歯頸部を良好に清掃できる毛腰が確保され、9mil以下であれば、歯茎等への刺激を緩和できる柔軟性が確保される。なお、テーパー毛における用毛径は、先端13aに向かって漸次径が小さくなる直前、即ち、先端部の基部13bにおける直径である。
外側毛束22の植毛面5上の長さ、即ち毛丈t2は、外側用毛23の材質、太さ等を勘案して決定でき、例えば、6〜13mmとされる。
下記(1)式で表される中央毛束12の毛丈t1と外側毛束22の毛丈t2との毛丈差t3は、2.0mm以下が好ましく、0.5〜1.5mmがより好ましい。t1>t2であれば、歯頸部の清掃性、歯茎への当たり心地のさらなる向上が図れる。
毛丈差t3(mm)=毛丈t1(mm)−毛丈t2(mm) ・・・(1)
外側毛束22の毛束径r2、即ち、外側毛束22の長さ方向に直交する断面の直径は、1.8〜2.4mmであり、2.1〜2.3mmが好ましい。外側毛束22の毛束径r2が2.0mm未満であると、刷掃時において、外側毛束22の先端から歯茎にかかる圧力を分散できず、歯茎への刺激が強くなり、歯茎への当たり心地が低下する。外側毛束22の毛束径r2が2.4mm超であると、外側用毛23は、同じ外側毛束22を構成する他の外側用毛23との干渉が大きくなりすぎ、動きの自由度が損なわれて、優しい当たり心地を低下させる。
外側毛束22の毛束径r2は、植毛面5との境界部における直径であり、外側植毛穴20の直径R2と略同等である。
なお、外側毛束群24において、全ての外側毛束14の毛束径は、同一であってもよいし、互いに異なっていてもよい。
外側毛束群24の植毛密度、即ち、外側毛束22の長さ方向に直交する断面積の総和(外側毛束面積)を全植毛領域21の面積で除した値は、45〜70%が好ましく、55〜60%がより好ましい。外側毛束群24の植毛密度が45%未満であると、刷掃時において外側毛束22の先端から歯茎にかかる圧力を分散しにくくなる。外側毛束群24の植毛密度が70%超であると、同じ外側毛束22を構成する外側用毛23同士の干渉が大きくなりすぎ、外側用毛23の動きの自由度が損なわれて、優しい当たり心地が低下する傾向となる。
なお、外側毛束22の断面積は、外側毛束22と植毛面との境界部分の断面積であり、外側植毛穴20の開口面積と略同等である。
外側用毛23は、中央用毛13と同様に、その先端部が、先端に向かい漸次径が小さくなるテーパー毛である。
外側用毛23の材質は、中央用毛13の材質と同じである。
なお、中央用毛13の材質と外側用毛23の材質とは、同じであってもよいし、異なっていてもよい。
外側用毛23の用毛径は、外側用毛23の材質等を勘案して決定でき、例えば、4〜7milとされる。4mil以上であれば、十分な自立性が得られ、7mil以下であれば、歯茎への刺激を十分に緩和できる。
加えて、中央用毛13の用毛径は、外側用毛23の用毛径以上であることが好ましく、外側用毛23の用毛径より大きいことがより好ましい。かかる構成とすることで、刷掃中において歯茎に接触しやすい外側用毛23により、歯茎への刺激を緩和しつつ、中央用毛13により歯頸部の清掃性を向上できる。
外側毛束22の長さ方向に直交する断面積(外側毛束断面積)と、中央毛束12の長さ方向に直交する断面積(中央毛束断面積)との比率であり、[外側毛束断面積]/[中央毛束断面積]で表される毛束断面積比は、1.8以上が好ましく、1.8〜5.0がより好ましく、2.5〜4.0がさらに好ましい。1.8未満であると、外側毛束22の毛束径が小さくなりすぎ、外側毛束22の先端から歯頸にかかる圧力を十分に分散できず、当たり心地が低下する傾向にある。あるいは、中央毛束12の毛束径が大きくなりすぎ、中央毛束12の先端部が歯周ポケットや歯間部に入りにくくなり、歯頸部の清掃性が低下するおそれがある。5.0超であると、中央毛束12の毛束径が外側毛束22の毛束径に比べて小さくなりすぎ、中央毛束12の毛腰が弱くなって、歯頸部の清掃性が低下するおそれがある。あるいは、外側毛束22の毛束径が大きすぎるため、外側毛束22を構成する外側用毛23同士の干渉が大きくなりすぎ、外側用毛23の動きの自由度が損なわれて、優しい当たり心地が低下する傾向にある。また、ヘッド部の増幅による操作性、ヘッド部の強度が低下する傾向にある。
なお、中央毛束断面積は、中央毛束12と植毛面5との境界部分の断面積であり、中央植毛穴10の開口面積と略同等である。外側毛束断面積は、外側毛束断面積は、外側毛束22との境界部分の断面積であり、外側植毛穴20の開口面積と略同等である。
本発明の歯ブラシ1の製造方法は、従来公知の方法を用いることができ、例えば、用毛を二つ折りにし、その間に挟み込まれた平線を植毛穴に打ち込むことにより毛束を植設する平線式植毛や、毛束の下端を植毛部となる溶融樹脂中へ圧入して固定する熱融着法、毛束の下端を加熱して溶融塊を形成した後に、金型中に溶融樹脂を注入して植毛部を成形するインモールド法等が挙げられる。
本実施形態によれば、植毛面の略中央に中央毛束群が設けられ、かつ中央毛束群の両側に一対の外側毛束群が設けられているため、刷掃時には毛束径の大きい外側毛束が歯茎に接触して柔らかな当たり心地を与えると共に、毛束径の小さい中央毛束が歯周ポケットや歯間部に入り込み、良好に歯頸部を清掃できる。これは、刷掃時に歯茎に接触しやすい外側毛束の毛束径が1.8〜2.4mmとされていることで、外側毛束の先端から歯茎にかかる圧力が分散され、歯茎への刺激が緩和されるためである。加えて、中央毛束は、外側毛束よりも小さい毛束径とされ、かつ中央毛束群の植毛密度が30〜45%とされているため、撓み等の動きが過度に抑制されず、歯周ポケットや歯間部に入りやすい。さらに、中央毛束は、外側毛束群により挟まれているため、その動きが外側毛束群により適度に制御されると共に、外側毛束群の干渉により適度な毛腰となり、歯頸部を良好に清掃できる。
本実施形態によれば、中央毛束は、外側毛束よりも長い毛丈とされているため、歯周ポケットや歯間部に入りやすくなり、歯頸部の清掃性をさらに向上できる。
本実施形態によれば、中央用毛及び外側用毛がテーパー毛とされているため、中央用毛又は外側用毛が歯周ポケットや歯間部に入り込みやすく、歯頸部の清掃性をさらに向上できる。
本発明は、上述の実施形態に限定されない。上述の実施形態では、中央毛束が略円柱状とされているが、例えば、平面視楕円形の楕円柱状でもよいし、平面視三角形、四角形、五角形等の多角柱状でもよい。なお、中央毛束の形状を略円柱状以外とした場合、その毛束径は平面視の形状に外接する真円の直径とされる。
また、外側毛束は、中央毛束と同様に、平面視楕円形の楕円柱状でもよいし、平面視三角形、四角形、五角形等の多角柱状でもよい。
上述の実施形態では、中央植毛穴が有底円筒状とされているが、中央植毛穴の形状は、中央毛束の形状に応じて決定でき、例えば、中央植毛穴を平面視楕円形の有底筒状でもよいし、平面視三角形、四角形、五角形等の有底多角筒状等でもよい。
また、外側植毛穴は、中央植毛穴と同様に、平面視楕円形の有底筒状でもよいし、平面視三角形、四角形、五角形等の有底多角筒状等でもよい。
上述の実施形態では、中央用毛がテーパー毛とされているが、本発明はこれに限られず、例えば、中央用毛は、その長さ方向にわたって均一な直径のものであってもよいし、先端が半球面又は植毛面に平行な面とされていてもよい。ただし、歯周ポケット又は歯間部へ入りやすくさせる観点から、中央毛束の一部の中央用毛がテーパー毛であることが好ましく、中央毛束の全ての中央用毛がテーパー毛であることがより好ましい。
また、外側用毛は、中央用毛と同様に、その長さ方向にわたって均一な直径のものであってもよいし、先端が半球面又は植毛面に平行な面とされていてもよい。ただし、歯茎への当たり心地を優しいものとする観点から、外側毛束の一部の外側用毛がテーパー毛であることが好ましく、外側毛束の全ての外側用毛がテーパー毛であることがより好ましい。
加えて、中央用毛又は外側用毛のいずれか一方をテーパー毛で構成してもよい。
上述の実施形態では、中央用毛及び外側用毛が、略円柱状のテーパー毛とされているが、中央用毛及び外側用毛は、平面視楕円形の楕円柱状、平面視三角形、四角形、五角形等の多角柱状等であってもよい。なお、中央用毛又は外側用毛が略円柱状以外の形状である場合、その用毛径は、その平面視の形状に外接する真円の直径とされる。
上述の実施形態では、中央毛束の毛丈が外側毛束の毛丈より長いものとされているが、例えば、中央毛束の毛丈と外側毛束の毛丈とが同じ、即ち毛丈差が0mmであってもよいし、中央毛束の毛丈が外側毛束の毛丈より短くてもよい。また、本毛束の先端を連ねた形状がハンドル体の軸線方向に山部と谷部とを繰り返す凹凸面となるように、中央毛束及び外側毛束の毛丈を設定してもよい。
ただし、歯頸部の清掃を良好に行う観点から、中央毛束の毛丈が外側毛束の毛丈より長いことが好ましい。
上述の実施形態では、中央毛束群は、中央毛束が千鳥状に植設されたものであるが、例えば、中央毛束が碁盤目状に植設されたものであってもよい。また、中央毛束群は23個の中央毛束から構成されるが、中央毛束群を構成する中央毛束の数は22個以下であってもよいし、24個以上であってもよい。
上述の実施形態では、一方の外側毛束群は、6個の外側毛束により構成されているが、例えば、一方の外側毛束群を構成する外側毛束は5個以下であってもよいし、7個以上であってもよい。
また、一方の外側毛束群を構成する外側毛束の数と、他方の外側毛束群を構成する外側毛束の数とは、同じであってもよいし、異なってもよい。
上述の実施形態では、中央植毛領域の外側に外側毛束が植設されているが、外側毛束は、中央毛束を挟んで植設されていればよく、例えば、その一部が中央植毛領域内に位置していてもよい。
上述の実施形態では、中央毛束群の両側に一対の外側毛束群が設けられているが、例えば、外側毛束群が中央毛束群を囲むように設けられていてもよい。
このような歯ブラシについて、図3を参照して説明する。なお、図1の歯ブラシ1と同じ構成には同じ符号を付してその説明を省略し、歯ブラシ1と異なる点について主に説明する。
図3に示すように、歯ブラシ100は、植毛面5に中央毛束群14が設けられると共に、中央毛束群14を囲うように外側毛束群124が設けられたものである。外側毛束群124は、外側毛束22と、軸線O上に位置し、中央毛束群14より先端7寄りの外側植毛穴120aに植設された外側毛束122aと、軸線O上に位置し、中央毛束群14より把持部(図示せず)寄りの外側植毛穴120bに植設された外側毛束122bとで構成されている。即ち、図1の歯ブラシ1における一対の外側毛束群24に加え、外側毛束122a及び122bが設けられることで、中央毛束群14を囲う外側毛束群124が設けられたものである。
歯ブラシ100の植毛面5には、外側毛束群124の外周輪郭を示す全植毛領域121が形成されており、全植毛領域121は、外側植毛穴20、122a、122bの外縁を結ぶ環状線で囲われたものである。
外側植毛穴120aは、外側植毛穴20と同様であり、外側植毛穴120bは、外側植毛穴20と同様である。
外側毛束122aは、外側毛束22と同様であり、外側毛束122bは、外側毛束22と同様である。
歯ブラシ100によれば、外側毛束群124が中央毛束群14を囲むように設けられているため、中央毛束12は、軸線O方向の動きが外側毛束群124により干渉され、毛腰がさらに高いものとなる。
なお、外側毛束群の形態は、中央毛束に求める毛腰を勘案して決定できる。
(評価方法)
各例の歯ブラシについて、下記の方法で当たり心地と歯頸部の清掃性を評価した。なお、歯頸部の清掃性は、「歯頸部挿入実感」「歯頸部清掃実感」により評価した。
<当たり心地の評価>
当たり心地は、モニター10人が各例の歯ブラシを使用し、歯茎への当たり心地を下記の評価基準にて評価した。モニター10人の平均点が2.5点以上を「◎」、平均点2.0点以上2.5点未満を「○」、平均点1.5点以上2.0点未満を「△」、平均点1.5点未満を「×」とした。
≪評価基準≫
3点:歯茎の痛みがなく、当たり心地が非常によい。
2点:歯茎の痛みがなく、当たり心地がよい。
1点:歯茎に、弱い痛みを感じる。
0点:歯茎に強い痛みを感じる。
<歯頸部挿入実感の評価>
歯頸部挿入実感は、モニター10人が各例の歯ブラシを使用し、歯頸部への挿入実感を下記評価基準にて評価した。モニター10人の平均点が2.5点以上を「◎」、平均点2.0点以上2.5点未満を「○」、平均点1.5点以上2.0点未満を「△」、平均点1.5点未満を「×」とした。
≪評価基準≫
3点:歯と歯茎との隙間に毛先が届く感触を非常に感じる。
2点:歯と歯茎との隙間に毛先が届く感触を感じる。
1点:歯と歯茎との隙間に毛先が届く感触をあまり感じない。
0点:歯と歯茎との隙間に毛先が届く感触を感じない。
<歯頸部清掃実感の評価>
歯頸部清掃実感は、モニター10人が各例の歯ブラシを使用し、歯頸部清掃実感を下記評価基準にて評価した。モニター10人の平均点が2.5点以上を「◎」、平均点2.0点以上2.5点未満を「○」、平均点1.5点以上2.0点未満を「△」、平均点1.5点未満を「×」とした。
≪評価基準≫
3点:歯と歯茎との隙間の汚れが落ちた感触を非常に感じる。
2点:歯と歯茎との隙間の汚れが落ちた感触を感じる。
1点:歯と歯茎との隙間の汚れが落ちた感触をあまり感じない。
0点:歯と歯茎との隙間の汚れが落ちた感触を感じない。
(実施例1〜2、4〜10、比較例3、6〜8)
表1〜2に示す仕様に従い、図1の歯ブラシ1と同様に、テーパー毛を植設した歯ブラシを作製した。この歯ブラシは、千鳥状に植設された中央毛束からなる中央毛束群と、中央毛束群を挟んで各6個の外側毛束で構成された一対の外側毛束群とを備えるものである。中央毛束の数は、表中に示す数とした。得られた歯ブラシについて、当たり心地、歯頸部挿入実感、歯頸部清掃実感を評価し、その結果を表1〜2に示す。
(実施例3)
表1に示す仕様に従い、図3の歯ブラシ100と同様に、テーパー毛を植設した歯ブラシを作製した。この歯ブラシは、千鳥状に植設された中央毛束からなる中央毛束群と、中央毛束群を囲む14個の外側毛束で構成された外側毛束群とを備えるものである。中央毛束の数は、表中に示す数とした。得られた歯ブラシについて、当たり心地、歯頸部挿入実感、歯頸部清掃実感を評価し、その結果を表1に示す。
(比較例1)
図4に示す歯ブラシ200を表2の仕様に従い作製した。この歯ブラシ200は、植毛面5に、14個の略円柱状の中央毛束212が植設された中央毛束群214と、中央毛束群214を挟んで各々6個の略円柱状の外側毛束222が植設された一対の外側毛束群224とを備えるものである。中央毛束群214は、ブラシ体2の軸線Oを挟んで各7個の中央毛束212が2列に並設されたものであり、植毛面5には、中央毛束群214に位置する中央植毛穴の外縁を結ぶ環状線で囲われた中央植毛領域211が形成されている。得られた歯ブラシ200について、当たり心地、歯頸部挿入実感、歯頸部清掃実感を評価し、その結果を表2に示す。
(比較例2)
図5に示す歯ブラシ300を表2の仕様に従い作製した。この歯ブラシ300は、植毛面5に、12個の略円柱状の中央毛束212が植設された中央毛束群314と、中央毛束群314を挟んで各々6個の略円柱状の外側毛束222が植設された一対の外側毛束群224とを備えるものである。中央毛束群314は、ブラシ体2の軸線Oを挟んで各6個の中央毛束212が2列に設けられ、植毛面5の幅方向で隣接する中央毛束212同士が相互に軸線O方向にずれて配置されたものである。植毛面5には、中央毛束群314に位置する中央植毛穴の外縁を結ぶ環状線で囲われた中央植毛領域311が形成されている。
得られた歯ブラシ300について、当たり心地、歯頸部挿入実感、歯頸部清掃実感を評価し、その結果を表2に示す。
(比較例4〜5)
図6に示す歯ブラシ500を表2の仕様に従い作製した。この歯ブラシ500は、植毛面5に、略円柱状の中央毛束512が植設された中央毛束群514と、中央毛束群514を挟んで各々7個の略円柱状の外側毛束522が植設された一対の外側毛束群524とを備えるものである。中央毛束群414は、ブラシ体2の軸線O上及び軸線Oに沿って、23個の中央毛束512が千鳥状に設けられたものであり、植毛面5には、中央毛束群514に位置する中央植毛穴の外縁を結ぶ環状線で囲われた中央植毛領域511が形成されている。得られた歯ブラシ500について、当たり心地、歯頸部挿入実感、歯頸部清掃実感を評価し、その結果を表2に示す。
Figure 0005690523
Figure 0005690523
表1〜2に示すように、本発明を適用した実施例1〜10は、当たり心地、歯間挿入性及び歯頸部清掃実感のいずれもが、「○」〜「◎」であった。中でも、中央毛束の用毛径を外側毛束の用毛径より大きくした実施例1は、中央毛束の用毛径と外側毛束の用毛径とを同じとした実施例3よりも歯頸部清掃実感の結果に優れるものであった。また、中央毛束群の植毛密度を35〜40%とした実施例3〜4は、実施例2及び5に比べて当たり心地に優れるものであった。
一方、表2に示すように、本発明を適用していない比較例1〜8は、当たり心地、歯頸部挿入実感及び歯頸部清掃実感のいずれかが、「△」〜「×」であった。
この結果から、本発明を適用することで、歯茎への優しい当たり心地と、歯頸部の清掃性との両立が図れることが判った。
1、100 歯ブラシ
2 ハンドル体
4 ヘッド部
5 植毛面
10 中央植毛穴
11 中央植毛領域
12 中央毛束
13 中央用毛
14 中央毛束群
20、120a、120b 外側植毛穴
22、122a、122b 外側毛束
23 外側用毛
24、124 外側毛束群
O 軸線

Claims (4)

  1. 先端にヘッド部が設けられたハンドル体を備え、前記ヘッド部の植毛面に形成された複数の植毛穴に用毛の毛束が植設された歯ブラシにおいて、
    前記植毛面には、前記ハンドル体の軸線方向に並設された複数の中央毛束からなり略中央に位置する中央毛束群と、前記ハンドル体の軸線に直交する方向で前記中央毛束群を挟んで植設された複数の外側毛束からなる外側毛束群とが備えられ、
    前記中央毛束の毛束径は、1.0〜1.6mmであり、
    前記外側毛束の毛束径は、1.8〜2.4mmであり、
    前記中央毛束群の最外周に位置する前記中央毛束が植設された前記植毛穴の外縁を結んだ環状線によって囲まれた領域を中央植毛領域とし、前記中央毛束の長さ方向に直交する前記中央毛束の断面積の総和が、前記中央植毛領域の面積に対して30〜45%であり、
    全ての前記植毛穴の内、最外周に位置する植毛穴の外縁を結んだ環状線によって囲まれた領域を全植毛領域とし、前記全植毛領域における前記中央植毛領域の占める割合が30〜60%であることを特徴とする歯ブラシ。
  2. 前記中央毛束を構成する用毛は、その用毛径が、前記外側毛束を構成する用毛の用毛径以上であることを特徴とする、請求項1に記載の歯ブラシ。
  3. 前記中央毛束は、前記植毛面上の長さが、前記外側毛束の前記植毛面上の長さより長いことを特徴とする、請求項1又は2に記載の歯ブラシ。
  4. 前記中央毛束及び前記外側毛束の双方又はいずれか一方には、毛先に向かって漸次その径が小さくなる用毛が含まれることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の歯ブラシ。
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