JP4892154B2 - 平形可撓性引張部材のための終端装置 - Google Patents

平形可撓性引張部材のための終端装置 Download PDF

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Description

【0001】
【技術分野】
本発明は、エレベータシステムに関し、特に、可撓性平形引張部材を終端するための様々な実施例に関する。
【0002】
【背景技術】
一般的な牽引式エレベータシステムは、かご、つりあいおもり、かごとつりあいおもりとを連結させている2本以上の引張部材(終端装置は、かごおよびつりあいおもりとの連結点において引張部材の各端部に用いられる)、引張部材を移動させる牽引滑車、および牽引滑車を回転させる機械室を備えている。第2のタイプの一般的なエレベータローピングシステムは、2:1ローピングシステムとして周知のものであり、このようなシステムにおいては、ロープが、つりあいおもりおよびかごではなく、終端部ヒッチにおいて終端されている。引張部材は、通常、鋼製ワイヤが重ねられるかもしくは撚られたものからなり、このような引張部材は、圧縮式終端装置および収容式終端装置(potted terminations)といった手段によって容易にかつ確実に終端させることが可能である。
【0003】
直径が大きい鋼製引張部材(一般的なエレベータ用鋼製引張部材)のための圧縮式終端装置は、極めて効果的でかつ信頼性が高い。このような終端装置によると、悪い結果を発生させることなく、適度に広範囲の圧力を加えることができる。加えられる圧力が、引張部材を拘束するための圧力しきい値を幾らか上回ると、このような終端が効果的に行われる。
【0004】
クランプ式終端装置および既存のくさび式終端装置は、可撓性平形引張部材のために利用されており、確実な終端を行うのに適している。しかし、これらの終端装置は、高価であるとともに、荷重が加えられた後での分解が困難である。クランプ型終端装置に要するコストは、必要な個々の構成要素の数およびこれらを取り付けるのに要する時間によって決まる。既存のくさび型終端装置は、クランプ型終端装置よりも製造コストが低く、かつ取り付けに要する時間が少ないが、それでも、この産業において望まれるよりも高コストである。例えば不注意でくさびが潤滑されてしまった場合に、くさびの摩擦係数が、引張部材の移動を防止するのに必要な値を下回らないようにするために、表面にテクスチャー構造を設ける必要があるためである。さらに、既存のくさび型終端装置は、平形引張部材とともに利用される場合に、荷重が加えられた後で保守整備のために分解することが困難になる傾向がある。従って、当該技術分野においては、コストの点で有利であり、組み立ておよび分解が容易でかつこれらに時間を要さない終端装置が必要とされている。
【0005】
【発明の開示】
従来技術の上述した欠点は、本発明の終端装置によって解消もしくは軽減される。本発明の終端装置は、単一くさび形装置であり、このような装置においては、くさび形部材が、一方の側ではソケットの荷重側により、他方の側では前記ソケットに取り付けられた2つのピンにより、正位置に維持されるようになっている。これらのピンのうちの一方は、固定されており、他方は取外し可能とされている。このような装置は、くさび形部材がソケット内に下方に押し込まれることによりソケットとくさび形部材との間に挿入されている引張部材に圧縮力を加える他の単一くさび形終端装置と同様に機能する。しかし、本発明の装置は、必要な材料および高さを減少させながら引張部材を確実に終端させ、所望の位置で平形ロープを把持し(把持機能が高い)、かつ装置の組立ておよび分解を容易とする点で、大きく異なる。上述したように、従来技術のくさび形装置は、組み立ては容易であるが、分解が困難である。本発明の装置に取外し可能なピンの構成が用いられていることによって、引張部材の被覆のクリープを懸念することなく、くさび形部材の取外しを容易とすることができる。取外し可能なピンが取り付けられた状態では、このピンによりくさび形部材が確実に支持され、このピンが取り外された状態では、ソケットからのくさび形部材の取り外しが容易となるように、このピンが配置される。
【0006】
本発明の他の実施例によると、引張部材への「把持」作用は、終端装置の非荷重側における突出部つまりバンプによって得られる。このような「バンプ」によって、引張部材が把持され、これによって、強い把持力が得られる。さらに、バンプの位置に起因して、終端装置の荷重側で生じる垂直荷重が再分散され、これによって、圧縮力が、引張力が小さい位置へとシフトされるようになっている。
【0007】
本発明の終端装置の他の実施例によると、引張部材を終端させるのに、レバーの概念が用いられる。このような実施例においては、くさび形部材といった付加的な部材が不要である。このようなレバーの実施例によると、引張部材を装置に挿入するだけで、引張部材に荷重が加えられる。荷重によって装置の一端が引き下げられると、装置の他端において圧縮力が引張部材に加わる。このような概念は、主に、低オーバーヘッドの用途に適用できるが、当然、いかなる用途にも適用できる。
【0008】
本発明のさらに他の実施例によると、回転型終端装置が開示されている。このような装置は、大きな摩擦表面領域を有し、これによって、引張部材における引張り応力が取り除かれる。さらに前記装置の、摩擦表面領域を有する構成要素は回転可能となっており、これによって、引張部材の切断端部が、装置の第2の構成要素に対して押し付けられることによりクランピング力つまり圧縮力が得られる。
【0009】
【発明を実施するための最良の形態】
図1Aを参照すると、本発明の引張部材終端装置の相対位置が示されている。明瞭に示すために、エレベータシステム12は、かご14、つりあいおもり16、牽引駆動装置18および機械室20を備えたものとして示されている。牽引駆動装置18は、かご14とつりあいおもり16とを連結している引張部材22を備えており、この引張部材22は、滑車24により駆動されるようになっている。代わりの実施例として、図1Bに、2:1ローピングシステムが示されている。このようなシステムの主な構成要素は、かご15およびつりあいおもり17であり、これらは、遊び車21および牽引滑車19を通る引張部材22により連結されている。このようなシステムは、通常、つり合ライン(compensation line)25およびつり合車(compensation sheave)23によって補償されるようになっている。このような構成の引張部材は、終端ヒッチ29に連結されている。引張部材22の両端部(すなわちかご側端部26およびつりあいおもり側端部28、2:1ローピングの実施例においては2つの終端ヒッチ29)を、終端させる必要がある。本発明は、可撓性平形引張部材のこれらの両方の端部に関する。本願で扱われるタイプの引張部材の例として、1998年2月26日に出願された「エレベータ用引張部材」という名称の米国特許出願09/031,108号、および1998年12月22日に出願された「エレベータ用引張部材」という名称の米国特許出願09/218990号に開示されたものが挙げられる。これらは、全体に亘ってこの点を開示している。図示されたエレベータシステムは、本発明の装置の位置を示すために、単に例として示されたものである。
【0010】
図2を参照すると、終端装置30の部分拡大斜視図が示されている。当業者であれば、本発明のソケット32の寸法を認識することができるだろう。ソケット32によって、好ましくは3つのピンおよびくさび形部材が支持され、これによって、引張部材が終端されている。この図の頂部において、ソケット32は、ピン35およびボルト37(図5)を支持するためのピンマウント34を備えており、このピンマウント34は、通常、終端ヒッチ29(図1B)もしくはかごおよびつりあいおもり(図1A)に取り付けられる。さらに、ソケット32は、固定ピン38(取り外し可能とすることもできる)を支持するための固定ピンマウント36と、取り外し可能なピン42を支持するための取り外し可能なピンマウント40と、を備えている。平形引張部材22とともにソケット32内に挿入されるくさび形部材44に対するピン42,38の位置によって、くさび形部材44がソケット32に押し付けられることにより引張部材22に加わる垂直圧力の分布が制御される。このことは、本発明には重要であり、この産業に利点をもたらす。終端された引張部材における全応力は、引張部材22に加わる荷重により生じる引張り応力と、くさび形部材もしくは他のクランピング装置により生じる垂直圧縮応力と、が結合したものであるためである。引張部材における引張り応力は、引張部材22が終端装置30に挿入される部分で最大となる。装置30の荷重側54における、くさび形部材44とソケット32との間の摩擦に起因して、引張部材22における引張り応力は、引張部材22が終端装置内に挿入されるに従って減少する。従って、吊り下げられているエレベータかごもしくはつりあいおもり(図示せず)により引張部材22に加わる荷重に起因して引張部材22に最初に存在していた引張り応力の大部分は、引張部材22がくさび形部材44の円形部分46に到達するまでに、摩擦により取り除かれる。垂直な圧縮応力を入口48から終端装置30へと分散させることによって、部材の全応力が減少し、これによって、再ローピング工程を行う頻度を低くすることができる。
【0011】
引張部材22における垂直な圧縮応力は、くさび形部材44の寸法および角度と位置決めピン38,42との組み合わせにより調整される。本発明の好適な配置は、引張り応力が大きい領域では圧縮応力が小さくなり、引張部材22における引張り応力が小さい領域に圧縮力がシフトされるようなものである。より具体的には、ソケット32の開口部においてくさび形部材44により引張部材22に加わる圧縮力が小さくなるように、ピン38を配置すべきである。くさび形部材44における高位置50においてくさび形部材44により引張部材22に加わる圧縮力がソケット32の入口48近傍よりも大きくなるように、ピン42が配置される。位置52の近傍においてくさび形部材44が図3における左側に僅かに移動し、これによって、入口48において、引張部材22への荷重(圧縮力)が軽減されてソケット32側に加わるように、ピン38が配置される。当業者であれば、ピンの位置およびくさび形部材44の角度が互いに協働して、圧縮力が分散されることは理解できるであろう。さらに、図3に示されているように、装置30の様々な構成要素への引張部材22の巻き付けパターンもまた、圧縮応力を領域50に付勢させる際の1つの要素となる。
【0012】
図3を参照すると、引張部材22が、入口48からソケット32に挿入され、摩擦力および圧縮力によりソケット32/くさび形部材44の荷重側54に固定されている。このような配置によって、エレベータかごの荷重により引張部材22に生じる引張り応力の大部分が、引張部材22から取り除かれる。好ましくは、引張部材22における引張り応力の約50%が、この部分で取り除かれる(摩擦係数を約0.25と仮定した場合)。引張部材22は、くさび形部材44の湾曲部分46に亘って延びる。湾曲部分46においては、より大きな摩擦力を加えることが可能であるが、圧縮力は加えることができない。この部分では、引張部材22における残りの引張り応力の約60%以上が取り除かれる。くさび形部材44から第2平坦面56へと挿入されると、引張り応力の残部が引張部材22から取り除かれる。さらに、図面からわかるように、平坦面56の領域で引張部材に加わる圧縮力およびピン42およびピン38による付加的な「把持(pinching)」力もまた存在する。このような把持力によっても、引張部材22が終端装置30内に固定される。把持プロファイルは、湾曲部分46より後に配置されるべきである。このような位置では、ロープにおける引張力が、摩擦および圧縮により低減されているためであり、このようにすることによって、局部的に大きな圧縮力が加えられる領域において破損の危険性を取り除くことが可能となる。引張部材22は、ピン38の周りに巻き付けられ、続いて、ピン42とくさび形部材44との間に通されることによって、終端される。引張部材22の1本分の幅がピン38とくさび形部材44との間に配置されるのに対して、引張部材22の2本分の厚さがピン42とくさび形部材44との間に配置される。このことは、領域50において、ピン42とくさび形部材44との間およびくさび形部材44とソケット32との間で引張部材22の圧縮力を増大させるのに効果を奏する。さらに、保全用クランプ(security clamp)(図示せず)を引張部材22の切断端部60に備えることも可能である。但し、これは不可欠なものではない。
【0013】
本発明のこのような構成の利点は、ピン42が確実に取り外し可能なことである。このことは、調整もしくは再ローピング工程の際の分解のために重要である。ピン42を取り除くことによって、単にくさび形部材44を僅かに上昇させるだけで、引張部材22の端部に加わる圧力を解放することができる。この後は、くさび形部材44を終端装置30から容易に取り外して、引張部材を解放することができる。装置を分解するのに要する労力および時間が著しく減少されるため、コストが抑えられ、このことは、当該技術分野に利点をもたらす。さらに、終端装置30は簡単な構成要素からなるため、終端装置30自体の製造には、多くのコストを要さない。
【0014】
本発明の第2実施例によると、ソケット70が、その荷重側74が終端ヒッチピンホール76に対して配置されるようにくさび形部材72を受容するものとして構成される。この実施例においては、、これによって、ピンホール76が引張部材22の荷重側の上方に中心付けられるようになっている。これによって、荷重(図示されないエレベータかご)が、ピンホール76の中心を介して終端ヒッチ(図示せず)から吊り下げられる。従って、このような装置によると、曲げに起因して引張部材22に付加的な応力が生じることがない。本発明の引張部材の把持力は、ソケット70の荷重側74における摩擦力および圧縮力により得られ、さらに、ソケット70の非荷重側80における把持機構78により付加的に得られる。
【0015】
ソケット70の荷重側74の摩擦係数を高くすることが好ましい。必要に応じてもしくは所望により、荷重側74の内側面のある距離に亘ってテクスチャー型構造を用いて摩擦係数を増大させることによって、ソケット70の材料自体の摩擦係数を増大させることができる。前記距離は、ある小さな領域からくさび形部材の長さに等しい領域までの範囲とすることができる。荷重側74は、上述した実施例において、あらゆる点で同様に機能する。
【0016】
ソケット70の非荷重側80においては、くさび形部材72は、「バンプ」78かもしくは引張部材22をくさび形部材72に押し付けるよう作用する別の隆起状表面形状に押し付けられる。好ましくは、バンプ自体は横方向に延びており、これによって、バンプの頂部が引張部材22の横方向に亘るようになっている。好ましくは、バンプは半球状(rounded)とされており、これによって、引張部材22に大きな把持力が加わるようになっている。バンプ78の位置もまた、ソケット70の荷重側74に加わる圧縮力に影響するため、本発明において重要である。バンプ78を慎重に配置することによって、荷重側74においてエレベータかご(図示せず)の荷重による引張り応力が小さいある位置へと圧縮力をシフトさせることができる。応力の分散については、既に上述しており、この実施例にも同様に当てはまる。
【0017】
図7を参照すると、本発明の他の実施例の終端装置が示されている。この実施例は、てこ機構によって、圧縮力を引張部材22に加えるものである。てこの作用は、支点を介して下部レバー140から上部レバー144へと加わる。「下方」端部および「上部」という用語は、相対的なものであるため、逆にしても、この装置の摩擦力は変化しない。
【0018】
好ましくは、下方レバー140は、円弧状の(radiused)荷重端部148を備えた頂部摩擦面146を有する。荷重端部148の半径(radius)は、好ましくは、平形引張部材に要求される最小曲げ半径を満たすように選択されている。支点142を構成するために、ピン150が設けられている。好ましくは、レバー144から延びた一対のアーム152の間には、十分なスペースが設けられており、これによって、レバー140および引張部材22が受容されるようになっている。さらに、好ましくは、アーム152は、レバー140の面146とレバー144の下方面との間に引張部材22を配置するのに十分なスペースが少なくとも設けられるほど長いものとされている。さらに、ピンホール156を引張部材22の荷重の方向の上方に中心付けられるように開けるための材料を得るために、レバー144をレバー140よりも長くすることが好ましい。
【0019】
本発明の他の実施例においては、図8に示されるように、基本的な概念は同じであるが、装置により発生する圧縮力が、この圧縮力の発生する位置に起因して、増大されている。このような実施例は、摩擦面164を有する下方レバー162を備えている。下方レバー162は、その一端が円弧状部分(radius)166とされており、その他端に傾斜面168を有する。下方レバー162の長さに対する所定の位置に、ピボットピン170が配置されている。ピン170の適切な位置は、計算により求められ、これについては以下で述べる。好ましくは、上方レバー172は、その一端において下方レバー162よりも長くされており、これによって、ピンホール174を設けるための材料が設けられている。レバー172の、ピンホール174とは反対側の端部には、傾斜部分176が設けられており、この傾斜部分176は、傾斜接触面178を備えている。好ましくは、上部レバー162と下部レバー172とが互いに平行な位置関係にある状態で、接触面178が傾斜面168に対してほぼ平行となる。好ましくは、アーム180(一方のみ図示)は、水平面の間ではなく面168,178間でロープが圧縮されるようにするのに十分なスペースがレバー172,162間に設けられるほど長くされている。
【0020】
この実施例において、引張部材22は、図における右方から左方へと挿入される。引張部材22に加えられる荷重(図示されていないエレベータかご)により、レバー162の右側が引き下げられることによって、レバー162の左側がレバー172の面に接触し、これによって、終端装置が作用する。面168,178間において引張部材に加わるこのようなクランプ力つまり圧縮力は、式FN=F・R/(S・sinα)により示される。この式において、Fは引張部材22に加わる荷重である。
【0021】
Rは、荷重Fの中心と旋回点170との間の距離である。
【0022】
Sは、図8に示されているように、旋回点170とクランプ力FNの所望の位置との間の距離である。
【0023】
このような実施例によると、例により示すことが可能なように、機械的拡大率が増大されている。後者の実施例において機械的拡大率が3である場合、この実施例において角度α=20度である場合には、傾斜面により得られる機械的拡大率は8.8になる。従って、このような実施例によれば、この装置を著しく複雑にすることなく、著しく改善することができる。
【0024】
本発明の他の類似した実施例によると、図9に示されているように、湾曲した接触面により摩擦力をさらに得ることによって、終端装置190が、上述した2つの類似した終端装置よりも短く構成されている。この装置においては、図7および図8の実施例よりも、旋回機構に加わる荷重が小さくなる。このような実施例において、上部レバー192の下方面に波形接触面194が設けられており、この接触面194が、下部レバー198の波形接触面196と隣接するようになっている。これらの波形接触面によって摩擦特性が改善され、これによって、引張部材22から引張り応力が取り除かれる。このように、下部レバー198のピボットピン200に加わるてこの作用を軽減させることによって、装置190の全長を小さくすることができるため、コストが低くなる。上部レバー192には、ピンホール202が設けられており、これによって、装置190が終端ヒッチ(図示せず)に固定されるようになっている。
【0025】
図10〜12を参照すると、本発明の他の実施例の終端装置が示されている。この装置210は、カム214における実質的な摩擦面212と、カム214とソケット218との間の引張部材22の切断端部216へのクランピング作用と、に加えて、回転を用いたものである。
【0026】
カム214は、複雑な雲形定規型構成を有し、ソケット218のボス224を受容するための孔222を備えている。設けられた孔は、好ましくは、カム214の中心からずれている。孔222の位置は、r1とr2との比率を明確にすることによって、示される。カム214は、ボス224を中心に回転可能となっており、これによって、カム拡張部226がソケット218のノブ228(接触領域)と圧縮接触するようになっている。引張部材22の切断端部216は、カム拡張部226とノブ228との間を通るため、引張部材22に加わっている荷重によりカム214が回転させられると、圧縮力を受ける。
【0027】
引張部材22を拘束する力は、F2として規定される。F2=Kfric×Fnormであり、ここで、Fnorm=F1×(R1/R2)/Tan aである。
【0028】
R1およびR2は、図10に示されるような距離であり、角度aは、カムがボス224を中心に回転している状態での、接触点における、ノブ面とカム拡張部226の移動の軌道との間の角度である。
【0029】
好適な実施例について図示および記載が行われたが、本発明の主旨および範囲から逸脱することなく、様々な変更や置き換えを行うことも可能である。従って、本発明は、単に例示的に記載されたにすぎず、これらの例に制限されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1A】 1:1エレベータシステムの斜視図。
【図1B】 2:1エレベータシステムの斜視図
【図2】 本発明の第1実施例の部分拡大斜視図。
【図3】 本発明の第1実施例の部分拡大斜視図
【図4】 同発明の上面図。
【図5】 本発明の第1実施例の部分前面図。
【図6】 本発明の第2実施例の概略的断面図。
【図7】 引張部材に圧縮力を加えるためにてこの作用を用いた、本発明の第3実施例の概略的側面図。
【図8】 圧縮領域が増大および改善されていること以外は図7の実施例と同様な第4実施例の概略的側面図。
【図9】 てこ点の前における摩擦力が増大された、本発明の第5実施例の概略的側面図。
【図10】 本発明の第6実施例の概略的側面図。
【図11】 図10の実施例の範囲線11−11内における一部を示す拡大図。
【図12】 図10の線12−12に沿って図10の発明を示す断面図。

Claims (6)

  1. エレベータかごの引張部材の終端装置であって、
    引張部材を挿入することが可能な入口、および摩擦面を有する荷重側を備えたソケットを備えており、前記摩擦面は、前記ソケットの入口から離れた領域を備えており、さらに、前記終端装置は、前記ソケットと係合可能なくさび形部材を備えており、前記引張部材のある長さの部分が、前記くさび形部材と前記ソケットの前記荷重側との間に配置されるようになっているものにおいて、
    前記くさび形部材が前記ソケットと係合しかつ前記引張部材に引張力が加わった状態で、くさび位置制御装置によって、前記くさび形部材が付勢されるようになっており、これによって、前記引張部材がある荷重分布で前記くさび形部材と前記ソケットの前記荷重側との間で圧縮され、この圧縮力は、前記ソケットの前記入口の領域よりも、前記摩擦面の前記の入口から離れた領域において大きくなるように、前記ソケットの摩擦面にわたって不均一に分散され、
    前記くさび位置制御装置は、前記ソケットに取り付けられた取り外し可能なピンであることを特徴とする終端装置。
  2. 前記摩擦面が前記ソケットの前記荷重側におけるある距離に亘って延びており、前記距離が、圧縮力を発生させる前記くさび形部材のある距離に等しいことを特徴とする請求項1記載の終端装置。
  3. 前記摩擦面の摩擦係数が1.0であることを特徴とする請求項記載の終端装置。
  4. 張部材が前記終端装置に挿入された状態で、前記ピンによって、前記引張部材の一部が把持されるようになっていることを特徴とする請求項記載の終端装置。
  5. 前記くさび形部材が、工業規格に準じたくさび形部材であることを特徴とする請求項1記載の終端装置。
  6. 前記くさび形部材および前記ソケットが協働して、前記終端装置に挿入された前記引張部材に摩擦力および圧縮力を加えることを特徴とする請求項1記載の終端装置。
JP2001553201A 2000-01-19 2000-12-13 平形可撓性引張部材のための終端装置 Expired - Fee Related JP4892154B2 (ja)

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