JP4891731B2 - 作業機械のアンテナ脱着装置 - Google Patents
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Description
また、該機体の側面に、該機体の該内部にアクセス可能に開閉するサイドドアを備え、該第二ブラケットは、該サイドドアを開放した正面に配置されていることが好ましい。
つまり、まず、第二ブラケットにバーを係止するピンを外し、バーを上方に持ち上げる。第二ブラケットは機体内部に配置され、地上からアクセス可能な高さ位置にあるので、地上からピンを外すことができる。バーが上方に移動すると、バーにリンク部材で連結されたシャフトが、バーの上方移動に連動して、自転(自身の軸周りに回動)する。シャフトが自転すると、シャフトの自転方向に応じて、シャフトに固定されたポールが機体外側に倒れ、また、ポールの先端に取り付けられたGPSアンテナの高さ位置がシャフトの自転角度に応じた位置まで下がる。したがって、バーの操作によりリンク部材を介してポールを機体外側に倒し、地上からGPSアンテナにアクセスし、GPSアンテナを容易に脱着することができる。
[一実施形態]
図1及び図2は本発明の一実施形態に係る作業機械のアンテナ脱着装置を示すもので、図1はその模式的な側面図、図2は上方から見たその模式図である。
ここでは、作業機械の代表的な例である油圧ショベルについて説明する。
上部旋回体1には、油圧ショベルの位置を計測するために、図1及び図2に示すように、カウンタウエイト2上方に配置される一対のGPSアンテナ10と、一対のGPSアンテナ10を脱着するためのアンテナ脱着装置20が設けられている。
一対の第一ブラケット21は、中央部に軸孔21aが形成された、例えばプレート状の部材であって、機体幅方向に離隔してカウンタウエイト2上に立設されるようになっている。そして、第一ブラケット21がそれぞれ、互いの軸孔21aの中心線を共有するように、平行に対向して配置され、軸孔21aの中心線が、機体幅方向に水平になるようになっている。
一対のポール23は、所定の長さ(約50cm〜1m)を有する棒状の部材であって、その下端部がシャフト22上の機体幅方向に離隔した位置(少なくとも1.5m以上、望ましくは2m以上離隔した位置)にそれぞれ固定されるようになっている。ポール23はそれぞれ、互いに平行に配設されている。そして、その先端(上端)が、GPSアンテナ10を取付手段により取り付け可能に形成されている。取付手段は、特に図示しないが、ポール23に対しGPSアンテナ10を螺合する構造、または嵌合してピン止めする構造等で構成されている。
本発明の一実施形態にかかる作業機械のアンテナ脱着装置は上述のように構成されているので、以下のような作用・効果がある。
まず、作業者が、地上に立ってサイドドア3を開放し、その正面に位置する第二ブラケット24に挿通されたピン31を外してバー25を自由にし、図1に二点鎖線で示すように、バー25を上方に傾けながら持ち上げる。すると、バー25にリンク部材26で連結されたシャフト22が、バー25の上方移動に連動して自転する。つまり、バー25が上方に移動すると、バー25に回動可能に連結されたリンク部材26が、バー25とリンク部材26とがなす角度を変えながら、シャフト22の中心軸を中心に機体後方に回動する。そして、シャフト22が、リンク部材26に固定されているので、リンク部材26の回動と同時に、機体右側から見て反時計周りに自転する。
したがって、地上からのバー25の操作によりリンク部材26を介してポール23を機体外側に倒すという簡素且つ安価な構成のアンテナ脱着装置20によって、地上からGPSアンテナ10にアクセスし、GPSアンテナ10を容易に脱着することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
例えば、上記実施形態において、第二ブラケット24とバー25とリンク部材26とをシャフト22の右端部側に位置するように配置したが、第二ブラケット24とバー25とリンク部材26とは、作業者がアクセスしやすい位置に適宜配置されていれば良く、例えば、シャフト22の左端部側に位置するように配置し、機体左側面に形成されたサイドドアを開放して第二ブラケット24とバー25とリンク部材26とにアクセスすることができるようにしても良い。
1a アウタパネル
2 カウンタウエイト
3 サイドドア
4 アウタパネルの開口
10 GPSアンテナ
20 アンテナ脱着装置
21 第一ブラケット
21a 軸孔
22 シャフト
23 ポール
24 第二ブラケット
24a ピン孔
25 バー
26 リンク部材
31,32 ピン
33 ボルト
Claims (2)
- 機体の上に設けられた第一ブラケットと、
該第一ブラケットにより回動可能に支持され、水平方向に延びるシャフトと、
該シャフトの一端部に近接し、該シャフトの延在方向に直交する水平方向において該シャフトよりも該機体の内側且つ該シャフトよりも下方の位置の該機体の内部に設けられた第二ブラケットと、
その下端部が該第二ブラケットにピンにより係止され、上方に延びるバーと、
その一端部が該バーの上端部に回動可能に軸支されるとともにその他端部が該シャフトの一端部に固定され、該バーの上端部と該シャフトの一端部とを連結するリンク部材と、
その基端部が該シャフトに固定され、その先端がGPSアンテナを取り付け可能に形成されて、該バーが該ピンで係止されている時には上方に延びるポールとを備え、
該ピンは、該第二ブラケットに対して外すことができるように挿通されている
ことを特徴とする、作業機械のアンテナの脱着装置。 - 該第一ブラケットは、カウンタウェイト上に設けられ、
該機体の側面に、該機体の該内部にアクセス可能に開閉するサイドドアを備え、該第二ブラケットは、該サイドドアを開放した正面に配置される
ことを特徴とする、請求項1記載の作業機械のアンテナの脱着装置。
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