JP6374822B2 - 作業機 - Google Patents

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本発明は、バックホー等の作業機に関するものである。
従来、作業機として、超小旋回型バックホーと称される作業機が特許文献1に記載されている。このバックホーは、機体と、作業装置とを有する。作業装置は、機体の前部に設けられており、オフセットブームと、アームと、バケットとを有する。このオフセットブームは、第1ブームと、第2ブームと、第3ブームとを有している。
第1ブームの基部は、機体に設けられた第1ブーム支軸に上下揺動可能に枢支されている。第2ブームの基部は、第1ブームの先端部に設けられた第2枢支軸に機体幅方向に揺動可能に枢支されている。第3ブームの基部は、第2ブームの先端部に設けられた第3枢支軸に機体幅方向に揺動可能に枢支されている。第1ブームは、油圧シリンダからなるブームシリンダによって駆動される。ブームシリンダの一端側は、機体に枢支されている。ブームシリンダの他端側は、第1ブームに枢支されている。
第2ブームは、油圧シリンダからなるオフセットシリンダによって駆動される。オフセットシリンダの一端側は、第1ブームの先端側に設けられた連結軸によって枢支されている。オフセットシリンダの他端側は、第2ブームの中途部に設けられたシリンダ支軸によって枢支されている。
オフセットシリンダは第2ブームの一側方に配置されている。このオフセットシリンダの下方にオフセットリンクが配置されている。このオフセットリンクの一端側は前記連結軸よって第1ブームに枢支されている。オフセットリンクの他端側はリンク支軸によって第3ブームに枢支されている。
アームの基部は、第3ブームの先端側に揺動可能に枢支されている。バケットは、アームの先端側に揺動可能に枢支されている。アームは、油圧シリンダからなるアームシリンダによって駆動され、バケットは、油圧シリンダからなるバケットシリンダによって駆動される。
このような作業装置にあっては、第1ブームの先端側、第2ブーム、第3ブームの基部及びオフセットリンクは、第2枢支軸、第3枢支軸、連結軸及びリンク支軸を支点とする4節リンクを構成している。したがって、オフセットシリンダを伸長又は収縮させることにより、第2ブームとオフセットリンクとが機体幅方向に揺動して、第3ブーム、アーム及びバケット等が、第1ブームに対して機体幅方向一方又は他方にオフセットする。
作業装置には、さらに、ロック部材と、保持軸とが設けられている。ロック部材は、第2ブームの揺動を規制する部材であり、第2ブームの側方であって、オフセットシリンダ及びオフセットリンクと同じ側に設けられている。また、ロック部材は、オフセットリンクの上方側に配置されている。
保持軸は、ロック部材を保持する部材であり、オフセットリンクの長さ方向の中途部に設けられている。
ロック部材の一端側は、リンク支軸に回転可能に支持されている。ロック部材の他端側は、シリンダ支軸と、保持軸とに付け替え可能とされている。また、ロック部材は、規制状態と、非規制状態とに変更可能とされている。
規制状態は、第2ブームの揺動を規制する状態であって、ロック部材の他端側をシリンダ支軸に連結して該ロック部材をシリンダ支軸とリンク支軸とにわたって掛け渡した状態である。したがって、従来のロック部材はシリンダ支軸とリンク支軸とにわたって掛け渡すことができる長さに形成されている。
非規制状態は、第2ブームの揺動を許容する状態であって、ロック部材の一端側をリンク支軸に支持したまま、該ロック部材の他端側をシリンダ支軸から離脱した状態である。この非規制状態では、ロック部材の他端側は保持軸に取り付けられる。したがって、従来のロック部材は、不使用時には、オフセットリンクに取り付けられる。
特開2003−90059号公報
ロック部材が重いと取り扱い等に影響を及ぼすので、ロック部材はできるだけ軽量である方が好ましい。また、ロック部材は、不使用時には、第2ブームから側方に離れたオフセットリンクに取り付けられるので、運転者の視界性に与える影響が大きい。
そこで、本発明は、第2ブームの揺動を規制するロック部材の重量低減、視界性の向上を図った作業機を提供することを課題とする。
前記技術的課題を解決するために本発明が講じた技術的手段は、以下に示す点を特徴とする。
本発明の一態様に係る作業機は、機体と、前記機体に上下揺動可能に枢支された第1ブームと、前記第1ブームに機体幅方向に揺動可能に枢支された第2ブームと、前記第2ブームに機体幅方向に揺動可能に枢支された第3ブームと、一端側が前記第1ブームに枢支され、他端側が前記第2ブームに枢支されたオフセットシリンダと、前記オフセットシリンダの他端側を枢支するシリンダ支軸と、一端側が前記第1ブームに枢支され、他端側が前記第3ブームに枢支されたオフセットリンクと、前記オフセットリンクの他端側を枢支するリンク支軸と、前記第2ブームの揺動を規制する状態である規制状態と前記第2ブームの揺動を許容する状態である非規制状態とに変更可能なロック部材と、を備え、前記第2ブームは、前記シリンダ支軸と前記リンク支軸との間に配置され且つ前記ロック部材の一端側を枢支する回転支軸と、非規制状態の前記ロック部材を保持する保持部とを有し、前記リンク支軸は、規制状態で前記ロック部材の他端側が連結される連結部を有し、前記ロック部材は、一端側に前記回転支軸が挿通する軸穴を有すると共に他端側に前記連結部が挿通可能な連結穴を有し、前記軸穴と前記連結穴との中心間距離は、前記シリンダ支軸と前記リンク支軸との軸心間距離よりも短く、且つ、非規制状態でロック部材の他端側を前記回転支軸と前記シリンダ支軸との間に配置できるように前記回転支軸と前記シリンダ支軸との軸心間距離よりも短い。
また、前記ロック部材の他端側を前記連結部に連結した状態で、前記回転支軸の軸心は、前記シリンダ支軸と前記リンク支軸との軸心を通る線と第2ブームとの間に位置している。
また、前記第2ブームの一側面から側方に突出する取付プレートを備え、前記第2ブームは、天板と、前記天板から前記取付プレートの突出方向と同じ方向に一体的に延びる支持プレートとを有し、前記回転支軸は取付プレートと支持プレートとにわたって設けられ、前記ロック部材の一端側は、前記取付プレートと前記支持プレートとの間で前記回転支軸によって枢支されている。
また、前記シリンダ支軸は、前記取付プレートと前記支持プレートとにわたって設けられ、前記非規制状態であるロック部材は、前記取付プレートと前記支持プレートとの間に収納可能とされ、前記ロック部材が前記取付プレートと前記支持プレートとの間に収納された収納状態で、前記ロック部材の他端側は前記回転支軸と前記シリンダ支軸との間に位置する。
また、前記保持部は、前記回転支軸と前記シリンダ支軸との間であって、前記取付プレートに設けられている。
また、作業機は、機体と、前記機体に上下揺動可能に枢支された第1ブームと、前記第1ブームに機体幅方向に揺動可能に枢支された第2ブームと、前記第2ブームに機体幅方向に揺動可能に枢支された第3ブームと、一端側が前記第1ブームに枢支され、他端側が前記第2ブームに枢支されたオフセットシリンダと、前記オフセットシリンダの他端側を枢支するシリンダ支軸と、一端側が前記第1ブームに枢支され、他端側が前記第3ブームに枢支されたオフセットリンクと、前記オフセットリンクの他端側を枢支するリンク支軸と、前記第2ブームの揺動を規制する状態である規制状態と前記第2ブームの揺動を許容する状態である非規制状態とに変更可能なロック部材と、を備え、前記第2ブームは、前記シリンダ支軸と前記リンク支軸との間に配置され且つ前記ロック部材の一端側を枢支する回転支軸と、非規制状態の前記ロック部材を保持する保持部とを有し、前記リンク支軸は、規制状態で前記ロック部材の他端側が連結される連結部を有し、前記ロック部材は、保持穴を有し、前記保持部は、前記取付プレートに固定され且つ収納状態である前記ロック部材の前記保持穴に下方から挿入可能な取付部材と、前記取付部材に上方から螺合されて前記ロック部材が前記取付部材から離脱するのを阻止する取付ボルトとを有し、前記支持プレートは、前記取付ボルトの上方に対応する部分に、前記第2ブームの前記一側面に向けて凹設された凹設部を有する。
また、前記回転支軸は、前記取付プレートに設けられた第1軸支部と前記支持プレートに設けられた第2軸支部とにわたって挿通され、前記ロック部材の一端側は、前記第1軸支部と前記第2軸支部との間で前記回転支軸に枢支され且つ前記ロック部材は、前記取付プレートと前記支持プレートとの間で前記回転支軸の軸芯に沿って上下に移動可能とされ、前記ロック部材を前記回転支軸の軸芯に沿って上下に移動させることで、前記保持穴に対して前記取付部材が挿入及び離脱可能とされている。
本発明によれば、以下の効果を奏する。
ック部材は、シリンダ支軸とリンク支軸との間に位置する回転支軸と、リンク支軸に設けた連結部とにわたって掛け渡すことができる長さに形成されればよいので、ロック部材の長さを短くでき、ロック部材の重量の低減を図ることができる。また、ロック部材は、非規制状態では、第2ブームに保持される。これによって、不使用時等にロック部材を第2ブームに沿って保持することができ、ロック部材の不使用時における視界性の向上を図ることができる。
また、第2ブームの天板から側方に一体的に延びる支持プレートを、ロック部材を枢支する回転支軸の支持部材としている。すなわち、第2ブームの天板にブラケット機能を持たせているので、構造の簡素化、軽量化及びコストダウンを図ることができる。
また、ロック部材は、非規制状態のときに、取付プレートと支持プレートとの間に収納され、収納状態で、ロック部材の他端側は回転支軸とシリンダ支軸との間に位置するので、ロック部材の形状の簡素化を図ることができる。
また、保持部を回転支軸とシリンダ支軸との間であって、取付プレートに設けることにより、保持部の取付スペースを確保することができる。
また、非規制状態のロック部材が取付部材から離脱するのを阻止する取付ボルトを、支持プレートに設けた凹設部を介して上方から操作できる。これによって、ロック部材の取り付け、取り外しの容易化が図られている。
また、ロック部材を回転支軸の軸芯に沿って上下に移動させる際に、該ロック部材の移動が第1軸支部と第2軸支部とで規制される。したがって、ロック部材を回転支軸の軸芯に沿って上下に移動させて、保持穴に対して取付部材を挿入又は離脱させる際に、ロック部材が回転支軸から抜けることがなく、保持穴に対する取付部材の挿入及び離脱作業を容易に行える。
オフセットブームの前部の側面一部断面図である。 オフセットブームの平面一部断面図である。 オフセットブームの斜視図である。 第2ブームの前部の背面断面図である。 一部を省略したオフセットブームの側面図である。 一部を省略したオフセットブームの平面図である。 バックホーの側面図である。 バックホーの正面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図7及び図8は本発明に係る作業機の一例としてのバックホー1を示している。図7はバックホー1の側面図である。図8はバックホー1の正面図である。本実施形態のバックホー1は、超小旋回型と称されるバックホー1である。
図7及び図8に示すように、バックホー1は、上部旋回体2と、下部走行体3とを有する。上部旋回体2は、機体4と、キャビン5と、作業装置6とを有する。機体4は、下部
走行体3に縦軸回りに旋回可能に搭載されている。キャビン5は、機体4に搭載されている。このキャビン5内には、運転席7が設けられている。下部走行体3は、走行フレーム8と、クローラ式の走行装置9と、ドーザ装置10とを有する。
本実施形態において、運転席7に着座した運転者の前側(図7の左側)を前方、運転者の後側(図7の右側)を後方、運転者の右側(図8の左側)を右方、運転者の左側(図8の右側)を左方として説明する。また、前後に直交する水平方向を機体幅方向(図8に矢印Xで示す)として説明する。
キャビン5は、機体4の幅方向中央より一側部(左側部)寄りに配置されている。作業装置6は、キャビン5の右方(側方)に配置されて、機体4に取り付けられている。
この作業装置6は、オフセットブーム11と、ブームシリンダ12と、オフセットシリンダ13と、オフセットリンク14と、アーム15と、アームシリンダ16と、バケット(作業具)17と、バケットシリンダ(作業具シリンダ)18とを有する。ブームシリンダ12、アームシリンダ16及びバケットシリンダ18は油圧シリンダによって構成されている。
オフセットブーム11は、第1ブーム19と、第2ブーム20と、第3ブーム21とを有する。第1ブーム19の基部(下端側)は、機体4に設けられた第1ブーム支軸22に横軸回りに回転自在に枢支されている。したがって、第1ブーム19は、第1ブーム支軸22回りに上下に揺動可能である。
ブームシリンダ12は、第1ブーム19の前方に配置されている。ブームシリンダ12の一端側(下端側)は、機体2に設けられたシリンダ支軸(第1シリンダ支軸)23に横軸回りに回転自在に枢支されている。ブームシリンダ12の他端側(上端側)は、第1ブーム19に設けられたシリンダ支軸(第2シリンダ支軸)24に横軸回りに回転自在に枢支されている。ブームシリンダ12を伸長させることにより第1ブーム19が上方に揺動する。ブームシリンダ12を収縮させることにより第1ブーム19が下方に揺動する。
図5、図6に示すように、第1ブーム19は、先端側(上端側)にトップ部25を有する。このトップ部25は、本体部26と、上枢支部27と、下枢支部28と、第1ブラケット29と、第2ブラケット30と、第3ブラケット31と、第2ブーム支軸32と、連結軸33とを有する。
上枢支部27は、本体部26の上部から前方側に突出している。下枢支部28は、上枢支部27の下方に位置し、本体部26の下部から前方側に突出している。
第1ブラケット29、第2ブラケット30及び第3ブラケット31は、本体部26の一側面(左側面)に設けられている。第1ブラケット29の下方に第2ブラケット30が位置する。また、第2ブラケット30の下方に第3ブラケット31が位置する。第1ブラケット29は第1軸受部34を有する。第2ブラケット30は第2軸受部35を有する。第3ブラケット31は第3軸受部36を有する。
第2ブーム支軸32は、上枢支部27及び下枢支部28を貫通する縦軸によって構成されている。連結軸33は、第1軸受部34、第2軸受部35及び第3軸受部36を貫通する縦軸によって構成されている。
第2ブーム20は、前部37と、後部38と、中間部39とを有する。この第2ブーム20の前部37と後部38とは中間部39で連結されている。第2ブーム20の後部38は上枢支部27と下枢支部28との間に配置されて第2ブーム支軸32によって縦軸回りに回転可能に枢支されている。したがって、第2ブーム20は、第2ブーム支軸32を中心として機体幅方向Xに揺動可能である。
図3、図4に示すように、第2ブーム20の中間部39は、第1側板(左側板)41と、第2側板(右側板)42と、天板43と、底板44と、取付プレート45と、支持プレート(支持壁)46とを有する。
第1側板41と第2側板42とは、機体幅方向Xで対向している。天板43は、第1側板41の上端と第2側板42の上端とにわたって配置され、第1側板41と第2側板42の上端同士を連結している。底板44は、第1側板41の下端と第2側板42の下端とにわたって配置され、第1側板41と第2側板42の下端同士を連結している。
取付プレート45は、第1側板41の側面であって、第2側板42とは反対側の面(外側面)42aに設けられている。即ち、取付プレート45は、第2ブーム20の一側面に設けられている。この取付プレート45は、第1側板41の上下中途部に横向き配置され、上面及び下面を有する。換言すると、取付プレート45は、第1側板41(第2ブーム20の一側面)から側方(左方)に突出状とされている。取付プレート45は第1側板41に溶接等によって固定されている。
図1、図2に示すように、取付プレート45の前部には、第1ボス47(第1軸支部)が設けられている。取付プレート45の後部には、第2ボス48が設けられている。第1ボス47及び第2ボス48は、円筒部材によって構成され、取付プレート45を貫通して該取付プレート45に溶接等によって固定されている。
取付プレート45の中途部(第1ボス47と第2ボス48との間)には、板厚方向で貫通する挿入穴49が形成されている。
図3、図4に示すように、支持プレート46は、天板43を形成する板材によって形成され、天板43から取付プレート45の突出方向と同じ方向に一体的に延びる。この支持プレート46は、取付プレート45の上方に位置する。また、支持プレート46は、前部の第1支持部50と、後部の第2支持部51とを有する。第1支持部50は、第1ボス47の上方に位置する。第2支持部51は、第2ボス48の上方に位置する。第1支持部50と第2支持部51との間は、第1側板41に向けて(第2ブーム20の一側面に向けて)湾曲状に凹設された凹設部52とされている。
図1、図3に示すように、第1支持部50には、第3ボス53(第2軸支部)が設けられている。第2支持部51には、第4ボス54が設けられている。第3ボス53及び第4ボス54は、円筒部材によって構成されている。第3ボス53は、第1支持部50を貫通して該第1支持部50に溶接等によって固定されている。第4ボス54は、第2支持部51を貫通して該第2支持部51に溶接等によって固定されている。
第1ボス47と第3ボス53とは同心状とされている。第2ブーム20は回転支軸55を有し、この回転支軸55は第1ボス47と第3ボス53とにわたって挿通されている。言い換えれば、回転支軸55は、取付プレート45と支持プレート46とにわたって設けられている。
この回転支軸55の上端側には、固定プレート56が固定されている。この固定プレート56は、支持プレート46の上面に固定された固定部57にボルト58によって固定されている。
第2ボス48と第4ボス54とは同心状とされている。これら第2ボス48と第4ボス54とにわたってシリンダ支軸(第3シリンダ支軸)59が挿通されている。言い換えれば、第3シリンダ支軸59は、取付プレート45と支持プレート46とにわたって設けられている。
この第3シリンダ支軸59の上端側には、固定プレート60が固定されている。この固定プレート60は、支持プレート46の上面に固定された固定部61にボルト62によって固定されている。この第3シリンダ支軸59の前方に回転支軸55が位置している。
図5、図6に示すように、第3ブーム21の後部は、第2ブーム20の前部に設けられた第3ブーム支軸63に縦軸回りに回転自在に枢支されている。したがって、第3ブーム21は、第3ブーム支軸63を中心として機体幅方向Xに揺動可能である。
図1、図3に示すように、第3ブーム21の側面21aであって、取付プレート45及び支持プレート46の配置側の側面(左側面)21aには、リンクブラケット64が設けられている。このリンクブラケット64は、第3ブーム21の左側面21aから左方(外方)に突出している。リンクブラケット64には、上軸受部65と、下軸受部66とが設けられている。これら上軸受部65と下軸受部66とにわたってリンク支軸67が挿通されている。このリンク支軸67の上端側には、固定プレート68が固定されている。この固定プレート68は、上軸受部65の上面側にボルト69で固定されている。
図1〜図3に示すように、リンク支軸67の後方には、回転支軸55が位置している。また、回転支軸55は、第3シリンダ支軸59とリンク支軸67との間に位置している。
リンク支軸67であって、当該リンク支軸67の上部には、連結部70が設けられている。この連結部70は、リンク支軸67の軸である軸本体67aを構成する部材によって、該軸本体67aに一体形成されている。また、連結部70は、軸本体67aと同心状で且つ軸本体67aより若干径小の円柱状に形成されている。また、連結部70は、上軸受部65よりも上方に位置している。また、連結部70の上面には、円板状の抜止め板71が設けられている。この抜止め板71は、該抜止め板71を上方から貫通して連結部70にねじ込まれた取付ボルト(第1取付ボルト)72によって該連結部70に着脱可能に固定されている。
図3に示すように、第3ブーム21の後上部、即ち、第3ブーム21の側面の上部には、シリンダ取付部73が設けられている。このシリンダ取付部73は、右側の取付部(第1取付部)74と、左側の取付部(第2取付部)75とを有する。これら第1取付部74と第2取付部75とは機体幅方向Xで対向している。また、第1取付部74及び第2取付部75には、それぞれシリンダ支軸(第4シリンダ支軸)76が挿通されて取り付けられている。各第4シリンダ支軸76は、第1取付部74及び第2取付部75の対向側とは反対側から挿通される。
第3ブーム21の前端部(先端部)には、アーム取付部77が設けられている。このアーム取付部77は、右側の取付部(第3取付部)78と、左側の取付部(第4取付部)79とを有する。これら第3取付部78と第4取付部79とは機体幅方向Xで対向している。また、第3取付部78及び第4取付部79にわたってアーム支軸80が挿通されている。
図7に示すように、アーム15は、アーム本体部81と、取付ブラケット82とを有する。アーム本体部81は、基部(上部)がアーム支軸80によって横軸回りに回転可能に枢支されている。したがって、アーム15はアーム支軸80を中心として前後に揺動可能である。取付ブラケット82は、アーム本体部81の基部に固定されている。
アームシリンダ16は、トラニオン型油圧シリンダであって、シリンダチューブ83と、ロッド84とを有する。
シリンダチューブ83の前部は第1取付部74と第2取付部75との間に配置され、第4シリンダ支軸76によって横軸回りに回転可能に枢支されている。ロッド84はシリンダチューブ83から前方に突出しており、ロッドヘッドがシリンダ支軸(第5シリンダ支軸)85によって取付ブラケット82に横軸回りに回転可能に枢支されている。
バケット17は、アーム本体部81の先端部(下端部)にバケット支軸によって横軸回りに回転可能に枢支されている。バケット17は、バケット支軸回りに回転することにより掬い動作又はダンプ動作可能とされている。また、バケット17は、油圧シリンダによって構成されたバケットシリンダ18によって駆動される。また、バケット17には、フック88が設けられ、クレーン作業が可能とされている。
図5、図6に示すように、オフセットシリンダ13は、第2ブーム20の側方であって、取付プレート45及び支持プレート46の配置側と同じ側に配置されている。オフセットシリンダ13は一端側(後端側)に、第1シリンダボス89を有する。この第1シリンダボス89は、第1軸受部34と第2軸受部35との間に配置されて連結軸33によって縦軸回りに回転自在に枢支されている。したがって、オフセットシリンダの一端側13は、第1ブーム19に枢支されている。
図1に示すように、オフセットシリンダ13は他端側(前端側)に、第2シリンダボス90を有する。この第2シリンダボス90は、第2ボス48と第4ボス54との間に配置されて第3シリンダ支軸59によって縦軸回りに回転自在に枢支されている。したがって、オフセットシリンダ13の他端側は、第2ブーム20に枢支されている。
オフセットシリンダ13を伸長させることにより、第2ブーム20が第2ブーム支軸32を中心として右方に揺動する。また、オフセットシリンダ13を収縮させることにより、第2ブーム20が第2ブーム支軸32を中心として左方に揺動する。
オフセットリンク14は、第2ブーム20の側方であって、オフセットシリンダ13の配置側と同じ側に配置されている。また、オフセットリンク14は、オフセットシリンダ
13の下方に位置する。オフセットリンク14は一端側(後端側)及び他端側(前端側)に、それぞれリンクボス91,92を有する。以降、一端側のリンクボスを第1リンクボス91といい、他端側のリンクボスを第2リンクボス92という。
第1リンクボス91は、第2軸受部35と第3軸受部36との間に配置されて連結軸33によって縦軸回りに回転自在に枢支されている。したがって、オフセットリンク14の一端側は、第1ブーム19に枢支されている。
第2リンクボス92は、リンクブラケット64の上軸受部65と下軸受部66との間に配置されてリンク支軸67によって縦軸回りに回転可能に枢支されている。したがって、オフセットリンク14の他端側は、第3ブーム21に枢支されている。
以上の構成によれば、第1ブーム19のトップ部25、第2ブーム20、第3ブーム21の後部及びオフセットリンク14は、第2ブーム支軸32、第3ブーム支軸63、連結軸33及びリンク支軸67を支点とする4節リンクを構成している。したがって、オフセットシリンダ13を伸長又は収縮させることにより、第2ブーム20とオフセットリンク14とが機体幅方向Xに揺動して、第3ブーム21、アーム15及びバケット17等が、第1ブーム19に対して機体幅方向X一方又は他方にオフセットする。
図1〜図3に示すように、第2ブーム20は、ロック部材93と、保持部94とを有している。
ロック部材93は、第2ブーム20の揺動を規制する部材である。保持部94は、ロック部材93を保持する部材である。
これらロック部材93及び保持部94は、第2ブーム20の側方であって、オフセットシリンダ13及びオフセットリンク14の配置側と同じ側に設けられている。
ロック部材93は、平板状の板材によって形成されている。ロック部材93の長さは、回転支軸55と連結部70(リンク支軸67)とを連結可能な長さ、即ち、回転支軸55と連結部70とにわたって掛け渡しができる長さに設定されている。
このロック部材93の一端側には、軸穴97が形成されている。即ち、ロック部材93は、当該ロック部材93の一端側(一端部位96)に、軸穴97を有する。この軸穴97は、ロック部材93を貫通する円形穴に形成されている。このロック部材93の一端部位96は、第1ボス47と第3ボス53との間に配置されている。軸穴97には、回転支軸55が挿通されている。したがって、回転支軸55はロック部材93の一端部位96を枢支し、ロック部材93は、回転支軸55を中心として回転可能とされている。
また、ロック部材93の一端部位96は、第1ボス47と第3ボス53との間で回転支軸55の軸芯に沿って上下に移動可能とされている。したがって、ロック部材93は、取付プレート45(第1ボス47)と支持プレート46(第3ボス53)との間で回転支軸の軸芯に沿って上下に移動可能とされている。
本実施形態では、ロック部材93の板厚は、第1ボス47と第3ボス53との間の間隔の半分以下の厚さとされている。
また、ロック部材93の他端側には、連結穴99が形成されている。即ち、ロック部材93は、当該ロック部材93の他端側(他端部位)98に、連結穴99を有する。この連結穴99は、ロック部材93を板厚方向で貫通する円形穴に形成されている。この連結穴99には、連結部70が挿通可能とされている。
また、ロック部材93は、一端部位96と他端部位98とを連結する連結部位100を有している。連結部位100には、保持穴101が形成されている。即ち、連結部位100は、当該連結部位100の中途部に保持穴101を有する。この保持穴101は、ロック部材93を貫通する円形穴で構成されている。
ロック部材93は、規制状態と、非規制状態とに変更可能とされている。
図1、図2に二点鎖線で示すように、規制状態は、第2ブーム20の揺動を規制する状態であって、ロック部材93の他端部位98を連結部70に連結することにより、該ロック部材93を回転支軸55と連結部70とにわたって掛け渡した状態である。
図1〜図3に実線で示すように、非規制状態は、第2ブーム20の揺動を許容する状態であって、ロック部材93の他端部位98を連結部70から離脱した状態である。この非
規制状態では、ロック部材93は、取付プレート45と支持プレート46との間に収納可能である。また、非規制状態では、ロック部材93は、取付プレート45と支持プレート46との間で、保持部94によって保持される。図1及び図2に実線で示すように、このロック部材93が取付プレート45と支持プレート46との間に収納されて保持部94によって保持された状態である収納状態では、ロック部材93の他端部位98は、回転支軸55と第3シリンダ支軸59との間、即ち、第3シリンダ支軸59の前方側で且つ近傍に位置する。
ロック部材93で第2ブーム20の揺動を規制するには、以下のようにして行う。
先ず、連結部70から第1取付ボルト72を外して抜止め板71を外しておく。また、図1に二点鎖線Aで示すように、ロック部材93を上方に持ち上げた状態でロック部材93を回転支軸55回りに回転させる。このロック部材93の他端部位98を連結部70の上方に位置させる。その後、ロック部材93を下降させて、連結穴99に連結部70を挿通させる。その後、第1取付ボルト72によって抜止め板71を連結部70に取り付ける。これによって、ロック部材93の他端部位98が連結部70に連結されて、第2ブーム20の揺動を規制することができる。
保持部94は、回転支軸55と第3シリンダ支軸59との間に位置し、取付プレート45に設けられている。また、保持部94は、支持プレート46の凹設部52に対応する位置に設けられている。
図1に示すように、この保持部94は、取付部材102と、押え板103と、取付ボルト(第2取付ボルト)104とを有する。
取付部材102は、第1部位105と、第2部位106と、第3部位107とを有し、取付プレート45に固定されている。第1部位105の下方に第2部位106が位置し、第2部位106の下方に第3部位107が位置する。これら第1部位105、第2部位106及び第3部位107は円柱状に形成され、第1部位105及び第3部位107は同径で、第2部位106は、第1部位105及び第3部位107よりも径大である。
第3部位107は、取付プレート45の挿入穴49に挿入されている。
第2部位106は、取付プレート45と収納状態のロック部材93と間に介在し、ロック部材93を支持する。
第1部位105は、収納状態のロック部材93の保持穴101を挿通している。即ち、第1部位105は、収納状態のロック部材93を下方から貫通している。
押え板103は、第1部位105の上面に接当(載置)されている。第2取付ボルト104は、上方から押え板103を貫通し、取付部材102を構成する第1部位105に螺合される。即ち、第2取付ボルト104によって、ロック部材93が取付部材102から離脱するのを防止することができる。この第2取付ボルト104の着脱操作は、当該第2取付ボルト104の上方に対応する部分に設けられた凹設部52を介して上側から行う。
収納状態のロック部材93を、保持部94から取り外すには、取付部材102から第2取付ボルト104を外して押え板103を外す。この状態でロック部材93を回転支軸55の軸芯に沿って持ち上げて、図1の二点鎖線Aで示す状態にする。ことにより、ロック部材93を取付部材102から外す(取付部材102を保持穴101から離脱させる)ことができる。言い換えれば、図1の二点鎖線Aに示すロック部材93を回転支軸55の軸芯に沿って下方に移動させることで、ロック部材93の保持穴101に取付部材102、即ち、第1部位105を挿入可能である。
以上、本発明の作業機(バックホー1)にあっては、以下の効果を奏する。
従来のロック部材は、リンク支軸67と第3シリンダ支軸59とを連結することにより第2ブーム20の揺動を規制している。これに対し、本実施形態のロック部材93は、第3シリンダ支軸59とリンク支軸67との間に位置する回転支軸55と、リンク支軸67に設けた連結部70とを連結することにより第2ブーム20の揺動を規制している。これによって、ロック部材93の長さを短くでき、ロック部材93の重量の低減を図ることができる。
また、従来のロック部材は、不使用時には、オフセットリンク14の上端側に保持され
、ロック部材が視界性に影響を与える。これに対し、本実施形態のロック部材93は、非規制状態では、第2ブーム20に保持される。これによって、不使用時に、ロック部材93を第2ブーム20に沿って保持することができ、ロック部材93の不使用時における視界性の向上を図ることができる。
また、本実施形態では、第2ブーム20の天板43から側方に一体的に延びる支持プレート46を、ロック部材93を枢支する回転支軸55の支持部材としている。すなわち、第2ブーム20の天板43にブラケット機能を持たせているので、構造の簡素化、軽量化及びコストダウンを図ることができる。
また、ロック部材93は、非規制状態のときに、取付プレート45と支持プレート46との間に収納され、この収納状態で、ロック部材93の他端側は回転支軸55とシリンダ支軸との間に位置する。これによって、ロック部材93の形状の簡素化を図ることができる。
また、保持部94を、回転支軸55と第3シリンダ支軸59との間であって、取付プレート45に設けることにより、保持部94の取付スペースを確保することができる。
また、非規制状態のロック部材93が取付部材102から離脱するのを阻止する取付ボルトを、支持プレート46に設けた凹設部52を介して上方から操作できる。これによって、ロック部材93の取り付け、取り外しの容易化が図られている。
また、ロック部材93を回転支軸の軸芯に沿って上下に移動させる際に、該ロック部材の移動が第1軸支部と第2軸支部とで規制される。したがって、ロック部材を回転支軸の軸芯に沿って上下に移動させて、保持穴に対して取付部材を挿入及び離脱させる際に、ロック部材が回転支軸から抜けることがなく、保持穴に対する取付部材の挿入及び離脱作業を容易に行える。
4 機体
13 オフセットシリンダ
14 オフセットリンク
19 第1ブーム
20 第2ブーム
21 第3ブーム
43 天板
45 取付プレート
46 支持プレート
52 凹設部
55 回転支軸
59 シリンダ支軸(第3シリンダ支軸)
67 リンク支軸
70 連結部
93 ロック部材
94 保持部
96 一端側(一端部位)
102 取付部材
104 取付ボルト

Claims (7)

  1. 機体と、
    前記機体に上下揺動可能に枢支された第1ブームと、
    前記第1ブームに機体幅方向に揺動可能に枢支された第2ブームと、
    前記第2ブームに機体幅方向に揺動可能に枢支された第3ブームと、
    一端側が前記第1ブームに枢支され、他端側が前記第2ブームに枢支されたオフセットシリンダと、
    前記オフセットシリンダの他端側を枢支するシリンダ支軸と、
    一端側が前記第1ブームに枢支され、他端側が前記第3ブームに枢支されたオフセットリンクと、
    前記オフセットリンクの他端側を枢支するリンク支軸と、
    前記第2ブームの揺動を規制する状態である規制状態と前記第2ブームの揺動を許容する状態である非規制状態とに変更可能なロック部材と、
    を備え、
    前記第2ブームは、前記シリンダ支軸と前記リンク支軸との間に配置され且つ前記ロック部材の一端側を枢支する回転支軸と、非規制状態の前記ロック部材を保持する保持部とを有し、
    前記リンク支軸は、規制状態で前記ロック部材の他端側が連結される連結部を有し、
    前記ロック部材は、一端側に前記回転支軸が挿通する軸穴を有すると共に他端側に前記連結部が挿通可能な連結穴を有し、
    前記軸穴と前記連結穴との中心間距離は、前記シリンダ支軸と前記リンク支軸との軸心間距離よりも短く、且つ、非規制状態でロック部材の他端側を前記回転支軸と前記シリンダ支軸との間に配置できるように前記回転支軸と前記シリンダ支軸との軸心間距離よりも短い作業機。
  2. 前記ロック部材の他端側を前記連結部に連結した状態で、前記回転支軸の軸心は、前記シリンダ支軸と前記リンク支軸との軸心を通る線と第2ブームとの間に位置している請求項1に記載の作業機。
  3. 前記第2ブームの一側面から側方に突出する取付プレートを備え、
    前記第2ブームは、天板と、前記天板から前記取付プレートの突出方向と同じ方向に一体的に延びる支持プレートとを有し、
    前記回転支軸は取付プレートと支持プレートとにわたって設けられ、
    前記ロック部材の一端側は、前記取付プレートと前記支持プレートとの間で前記回転支軸によって枢支されている請求項1又は2に記載の作業機。
  4. 前記シリンダ支軸は、前記取付プレートと前記支持プレートとにわたって設けられ、
    前記非規制状態であるロック部材は、前記取付プレートと前記支持プレートとの間に収納可能とされ、
    前記ロック部材が前記取付プレートと前記支持プレートとの間に収納された収納状態で、前記ロック部材の他端側は前記回転支軸と前記シリンダ支軸との間に位置する請求項に記載の作業機。
  5. 前記保持部は、前記回転支軸と前記シリンダ支軸との間であって、前記取付プレートに設けられている請求項に記載の作業機。
  6. 機体と、
    前記機体に上下揺動可能に枢支された第1ブームと、
    前記第1ブームに機体幅方向に揺動可能に枢支された第2ブームと、
    前記第2ブームに機体幅方向に揺動可能に枢支された第3ブームと、
    一端側が前記第1ブームに枢支され、他端側が前記第2ブームに枢支されたオフセットシリンダと、
    前記オフセットシリンダの他端側を枢支するシリンダ支軸と、
    一端側が前記第1ブームに枢支され、他端側が前記第3ブームに枢支されたオフセットリンクと、
    前記オフセットリンクの他端側を枢支するリンク支軸と、
    前記第2ブームの揺動を規制する状態である規制状態と前記第2ブームの揺動を許容する状態である非規制状態とに変更可能なロック部材と、
    を備え、
    前記第2ブームは、前記シリンダ支軸と前記リンク支軸との間に配置され且つ前記ロック部材の一端側を枢支する回転支軸と、非規制状態の前記ロック部材を保持する保持部とを有し、
    前記リンク支軸は、規制状態で前記ロック部材の他端側が連結される連結部を有し、
    前記ロック部材は、保持穴を有し、
    前記保持部は、前記取付プレートに固定され且つ収納状態である前記ロック部材の前記保持穴に下方から挿入可能な取付部材と、前記取付部材に上方から螺合されて前記ロック部材が前記取付部材から離脱するのを阻止する取付ボルトとを有し、
    前記支持プレートは、前記取付ボルトの上方に対応する部分に、前記第2ブームの前記一側面に向けて凹設された凹設部を有する作業機。
  7. 前記回転支軸は、前記取付プレートに設けられた第1軸支部と前記支持プレートに設けられた第2軸支部とにわたって挿通され、
    前記ロック部材の一端側は、前記第1軸支部と前記第2軸支部との間で前記回転支軸に枢支され且つ前記ロック部材は、前記取付プレートと前記支持プレートとの間で前記回転支軸の軸芯に沿って上下に移動可能とされ、
    前記ロック部材を前記回転支軸の軸芯に沿って上下に移動させることで、前記保持穴に対して前記取付部材が挿入及び離脱可能とされている請求項に記載の作業機。
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