JP2022101971A - 作業機械 - Google Patents

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築 道井
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Abstract

【課題】アンテナ支持部材が安定して支持された状態でアンテナ支持部材をカウンタウエイトの上端部に取り付けることができる小型の作業機械を提供する。【解決手段】作業機械は、機械室の左右の側部の少なくとも一部と後部を覆うような形状を有するウエイト外側面21、ウエイト内側面23及びウエイト上面22を有するカウンタウエイト20と、アンテナ取付部45,55及び複数の脚部を有するアンテナ支持部材40,50と、を備える。カウンタウエイト20は、ウエイト外側面21の上端部においてウエイト外側面21からウエイト内側面23に向かって凹む凹部であるウエイト凹部31,32を有する。複数の脚部は、ウエイト凹部31,32に固定された第1固定部を有する第1脚部41,51と、ウエイト凹部31,32又はウエイト上面22に固定された第2固定部を有する第2脚部42と、を含む。【選択図】図3

Description

本開示は、後方小旋回型油圧ショベルなどの小型の作業機械に関する。
油圧ショベルなどの作業機械は、下部走行体などの下部体に旋回可能に支持された上部フレームと、上部フレームに設けられた機械室を上方から覆うボンネットと、上部フレームの後部に支持されたカウンタウエイトと、を備える。機械室には、例えばエンジンなどの種々の機器が配置される。作業機械には、例えばGNSS(Global Navigation Satellite System)などの衛星測位システム用のアンテナが設けられる場合がある。例えば特許文献1は、カウンタウエイトの上板に平面視で多角形状を有する基台プレートを固定し、当該基台プレート上に衛星アンテナを固定することが可能な作業機械のカウンタウエイトを開示している。
特開2009-127188号公報
しかし、作業機械がいわゆる後方小旋回型油圧ショベルなどの小型の作業機械である場合には、前記基台プレートのようなアンテナを支持する部材(アンテナ支持部材)を取り付けるためのスペースをカウンタウエイトの上面に確保することが難しい。具体的には以下の通りである。
小型の作業機械では、前記カウンタウエイトは、機械室の左右の側部及び後部を覆うような形状の外側面と、当該外側面に沿って延びる上面と、を有する。具体的には、カウンタウエイトは、カウンタウエイトの例えば後端が旋回時に通る円形の軌道である旋回軌道に沿うような平面視で円弧状の形状を有する外側面と、当該外側面に沿って延びる上面と、を有する。小型の作業機械において、前記ボンネットは、近年大型化する傾向にあるため、ボンネットの外縁の側部及び後部がカウンタウエイトの上面の上又は当該上面に近い位置で円弧状のカウンタウエイトに沿うように配置されている。従って、小型の作業機械では、特許文献1における前記基台プレートのようなアンテナ支持部材を取り付けるためのスペースをカウンタウエイトの上面に確保することは難しい。
また、カウンタウエイトの上面以外の部位であるボンネットの上面にアンテナ支持部材を取り付けることが考えられる。しかし、通常のボンネットは、機械室の上方を覆うことを目的とするものであるため、アンテナ支持部材を安定して支持することが可能な強度を有していない。従って、アンテナ支持部材をボンネットの上面に取り付ける場合には、ボンネットを補強する必要がある。しかし、通常、ボンネットと機械室に配置された種々の機器との間には余分なスペースがあまり存在しないので、ボンネットの下側を補強することは難しい。一方、ボンネットの上側を補強すると、ボンネットが大型化する。また、アンテナ支持部材がカウンタウエイトとボンネットとの間にまたがるようにカウンタウエイトとボンネットに取り付けられる場合には、カウンタウエイトとボンネットの寸法公差を考慮してアンテナ支持部材の寸法公差(取付公差)を大きく設定する必要がある。
本開示は、上記のような問題を踏まえてなされたものであり、アンテナ支持部材が安定して支持された状態でアンテナ支持部材をカウンタウエイトの上端部に取り付けることができる小型の作業機械を提供することを目的とする。
提供される作業機械は、下部体に旋回可能に支持された上部フレームと、前記上部フレーム上に設けられた機械室を上方から覆うボンネットと、前記上部フレームの後部に支持されたカウンタウエイトであって、前記機械室の左右の側部の少なくとも一部と後部を覆うような形状を有する外側面であるウエイト外側面、前記ウエイト外側面の反対側の面であって前記ウエイト外側面よりも前記機械室に近い内側面であるウエイト内側面、及び前記ウエイト外側面と前記ウエイト内側面との間において前記ウエイト外側面の上端部に沿って延びる上面であるウエイト上面を有するカウンタウエイトと、アンテナを取り付けることが可能なアンテナ取付部及び前記アンテナ取付部を支持する複数の脚部を有するアンテナ支持部材と、を備え、前記カウンタウエイトは、前記ウエイト外側面の前記上端部において前記ウエイト外側面から前記ウエイト内側面に向かって凹む凹部であるウエイト凹部を有し、前記複数の脚部は、前記ウエイト凹部に固定された第1固定部を有する第1脚部と、前記第1固定部に対して上方にずれた位置において前記ウエイト凹部又は前記ウエイト上面に固定された第2固定部を有する第2脚部と、を含む。
この作業機械では、カウンタウエイトの上端部に形成されたウエイト凹部、すなわち、ウエイト外側面の上端部においてウエイト外側面からウエイト内側面に向かって凹むウエイト凹部は、第1固定部の位置と第2固定部の位置を上下にずらした状態で第1固定部及び第2固定部をカウンタウエイトの上端部に固定するために、ウエイト上面よりも下方の部位に新たなスペースを形成する。互いに上下にずれた位置で第1固定部及び第2固定部がカウンタウエイトの上端部に固定されたアンテナ支持部材は、例えば第1固定部及び第2固定部がウエイト上面において横並びに固定されたアンテナ支持部材に比べて、カウンタウエイトに安定して支持される。しかも、第1固定部及び第2固定部のうちの少なくとも第1固定部はウエイト凹部に固定されるので、第1固定部を固定するためのスペースをウエイト上面に確保する必要がない。これにより、アンテナ支持部材をカウンタウエイトの上端部に取り付けるためにウエイト上面に確保すべきスペースを小さくすることができる。具体的には、アンテナ支持部材及びこれに取り付けられるアンテナの荷重は、第1脚部の第1固定部と第2脚部の第2固定部に分散される。従って、第2固定部がウエイト上面に固定される場合であっても、例えば単一の固定部のみを有するアンテナ支持部材に比べて、第2固定部のサイズは小さくてよく、この第2固定部を固定するためのウエイト上面におけるスペースも小さくてよい。以上のように、この作業機械では、ウエイト上面のスペースが限られているにもかかわらず、ウエイト凹部が新たに形成したスペースを利用することによって、アンテナ支持部材が安定して支持された状態でアンテナ支持部材をカウンタウエイトの上端部に取り付けることができる。
なお、本開示に係る作業機械は、アンテナ支持部材における複数の脚部のうち、第1脚部及び第2脚部以外の他の脚部の固定部を補助的にボンネットに固定することを排除していない。すなわち、この作業機械では、上述したように互いに上下にずれた位置で第1固定部及び第2固定部がカウンタウエイトの上端部に固定されてアンテナ支持部材が安定して支持されるので、仮に前記他の脚部の固定部をボンネットに固定する場合であっても、このボンネットに対する固定は補助的な役割を果たすものでよく、従って、ボンネットの補強は必ずしも必要ではない。
前記作業機械において、前記ウエイト凹部は、前記ウエイト外側面から前記ウエイト内側面に向かって広がる底面である凹部底面と、前記凹部底面から前記ウエイト上面まで上方に起立する側面である凹部側面と、を有し、前記第1固定部は、前記凹部底面に固定され、前記第2固定部は、前記凹部側面に固定されていることが好ましい。この構成では、ウエイト凹部は、カウンタウエイトの上端部において、第1固定部及び第2固定部をそれぞれ固定することが可能な2つの面を新たに形成し、これらの2つの面のうち、凹部底面に第1固定部が固定され、凹部側面に第2固定部が固定される。従って、この構成では、第1固定部及び第2固定部を固定するためのスペースをカウンタウエイトのウエイト上面に確保する必要がなくなる。また、凹部側面は、凹部底面からウエイト上面まで上方に起立する側面であるため、凹部底面と凹部側面は、必然的に、上下方向とカウンタウエイトの厚み方向に互いにずれた位置に設けられる。従って、凹部底面に固定される第1固定部と凹部側面に固定される第2固定部は、上下方向に互いにずれた位置に配置されるだけでなく、前記厚み方向にも互いにずれた位置に配置される。具体的には、第2固定部は、第1固定部よりも上方で、かつ、第1固定部よりも前記厚み方向の内側(第1固定部よりもウエイト内側面に近い位置)において凹部側面に固定される。これにより、アンテナ支持部材は、カウンタウエイトの上端部においてより安定した状態で取り付けられる。
前記作業機械において、前記複数の脚部は、前記凹部底面と前記凹部側面の境界部の延びる方向に前記第1固定部に対して間隔をおいて前記凹部底面に固定された第3固定部を有する第3脚部をさらに含むことが好ましい。この構成では、第1固定部と第3固定部が前記境界部の延びる方向に互いに間隔をおいて配置されて凹部底面にそれぞれ固定されているので、アンテナ支持部材は、カウンタウエイトの上端部においてさらに安定した状態で取り付けられる。
前記作業機械において、前記ウエイト上面は、前記ボンネットの外縁の少なくとも一部が載置された部分であるボンネット載置部を有し、前記第1脚部は、前記アンテナ取付部に接続される上端部である第1上端部をさらに有し、前記第1脚部は、前記第1固定部が前記ボンネットの前記外縁よりも前記カウンタウエイトの厚み方向の外側に位置し、前記第1上端部の少なくとも一部が前記ボンネットの前記外縁よりも前記厚み方向の内側に位置するように前記ボンネットとの接触を回避しながら前記第1固定部から前記第1上端部まで延びていることが好ましい。この構成では、上面のボンネット載置部にボンネットの外縁が載置されている場合、すなわち、ボンネットの外縁がカウンタウエイトのウエイト凹部に近い位置に配置されている場合であっても、第1脚部の第1上端部の少なくとも一部をボンネットの外縁よりも前記厚み方向の内側に位置させることができる。このことは、第1脚部を含む複数の脚部に支持されるアンテナ取付部及びこれに取り付けられるアンテナを、前記厚み方向のより内側に配置することを可能にする。これにより、旋回時にアンテナが周囲の物と干渉することをより効果的に抑制することができる。
前記作業機械において、前記ウエイト凹部は、前記ウエイト外側面から前記ウエイト内側面に向かって広がる底面である凹部底面と、前記凹部底面から前記ウエイト上面まで上方に起立する側面である凹部側面と、を有し、前記第1固定部は、前記凹部底面及び前記凹部側面の少なくとも一方に固定され、前記第2固定部は、前記ウエイト上面に固定されていてもよい。この構成では、ウエイト凹部は、カウンタウエイトの上端部において、第1固定部を固定することが可能な2つの面、すなわち、凹部底面と凹部側面を新たに形成し、第1脚部の第1固定部が凹部底面及び凹部側面の少なくとも一方に固定される。このことは、第1固定部を固定することが可能な面の選択肢を増やすことを可能にする。これにより、作業機械の機種ごとに異なるカウンタウエイトの形状及びボンネットの形状に応じて、第1固定部をより適切な面に固定することができる。また、ウエイト凹部とウエイト上面は、上下方向とカウンタウエイトの厚み方向に互いにずれた位置にあるので、ウエイト凹部に固定される第1固定部とウエイト上面に固定される第2固定部は、上下方向に互いにずれた位置に配置されるだけでなく、前記厚み方向にも互いにずれた位置に配置される。具体的には、第2固定部は、第1固定部よりも上方で、かつ、第1固定部よりも前記厚み方向の内側(第1固定部よりもウエイト内側面に近い位置)においてウエイト上面に固定される。これにより、アンテナ支持部材は、カウンタウエイトの上端部においてより安定した状態で取り付けられる。
前記作業機械において、前記複数の脚部は、前記ウエイト上面の延びる方向に前記第2固定部に対して間隔をおいて前記ウエイト上面に固定された第3固定部を有する第3脚部をさらに含むことが好ましい。この構成では、第2固定部と第3固定部が前記ウエイト上面の延びる方向に互いに間隔をおいて配置されてカウンタウエイトのウエイト上面にそれぞれ固定されているので、アンテナ支持部材は、カウンタウエイトの上端部においてさらに安定して支持される。
前記作業機械において、前記第2固定部、前記第1固定部及び前記第3固定部は、これらの固定部を前記カウンタウエイトの厚み方向に見たときに、前記ウエイト上面の延びる方向に沿ってこの順に並ぶとともに、前記ウエイト上面の延びる方向に互いに間隔をおいて配置されていることが好ましい。この構成では、ウエイト上面の延びる方向に互いに間隔をおいて第2固定部、第1固定部及び第3固定部が配置されるので、アンテナ支持部材は、カウンタウエイトの上端部においてさらに安定して支持される。
前記作業機械において、前記第1脚部及び前記第2脚部は、前記ウエイト外側面における最大の旋回半径を有する部分が旋回時に通る円形の軌道である旋回軌道よりも径方向の内側に位置していることが好ましく、この場合には、旋回時に第1脚部及び第2脚部が周囲の物と干渉することを効果的に抑制することができる。前記作業機械における前記ウエイト凹部は、ウエイト外側面の上端部においてウエイト外側面からウエイト内側面に向かって凹むように形成されたものであるので、前記旋回軌道よりも径方向の内側に位置している。このような位置にあるウエイト凹部は、ウエイト上面のスペースが限られているにもかかわらず、第1固定部の位置と第2固定部の位置を上下にずらしながら、第1脚部及び第2脚部を前記旋回軌道よりも径方向の内側に配置することを可能にする。
本開示によれば、アンテナ支持部材が安定して支持された状態でアンテナ支持部材をカウンタウエイトの上端部に取り付けることができる小型の作業機械が提供される。
実施形態に係る作業機械を示す側面図である。 前記作業機械を示す平面図である。 前記作業機械のカウンタウエイト、2つのアンテナ支持部材及びこれらに支持されるアンテナを示す斜視図である。 前記作業機械のカウンタウエイト、2つのアンテナ支持部材及びこれらに支持されるアンテナを示す斜視図である。 前記作業機械のカウンタウエイトの右側部分及び右側のアンテナ支持部材を拡大した斜視図である。 前記作業機械のカウンタウエイトの右側部分を拡大した斜視図である。 前記作業機械のカウンタウエイトの右側部分を拡大した斜視図である。 前記作業機械のカウンタウエイトの左側部分及び左側のアンテナ支持部材を拡大した斜視図である。 前記作業機械のカウンタウエイトの左側部分を拡大した斜視図である。 前記作業機械のカウンタウエイトの左側部分を拡大した斜視図である。 右側のアンテナ支持部材を、水平な一方向から見たときの図である。 右側のアンテナ支持部材を、前記一方向に直交する水平な方向から見たときの図である。 右側のアンテナ支持部材の平面図である。 左側のアンテナ支持部材を、水平な一方向から見たときの図である。 左側のアンテナ支持部材を、前記一方向に直交する水平な方向から見たときの図である。 左側のアンテナ支持部材の平面図である。 図2のXVII-XVII線における断面図である。
以下、図面を参照して、本開示の実施形態について説明する。
図1は、実施形態に係る油圧ショベル100を示す側面図であり、図2は、その平面図である。図1及び図2に示す本実施形態に係る油圧ショベル100は、後方小旋回型油圧ショベルである。後方小旋回型油圧ショベルは、小型の作業機械の一例である。
油圧ショベル100は、下部走行体101と、この下部走行体101に旋回可能に支持された上部旋回体102と、この上部旋回体102に起伏可能に支持された起伏部材104と、を備える。図2では、起伏部材104の図示が省略されている。下部走行体101は、下部体の一例である。
図面に示される「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」の方向は、油圧ショベル100の上部旋回体102の向きを基準とするものである。これらの方向は、実施形態に係る油圧ショベル100を説明するために便宜上示すものであり、油圧ショベル100の移動方向や使用態様などを限定するものではない。
下部走行体101は、左右一対のクローラ式走行装置と、一対のクローラ式走行装置を連結するとともに上部旋回体102を支持する図略の下部フレームと、を備える。
上部旋回体102は、縦軸A1の回りに旋回可能となるように下部走行体101の前記下部フレームに支持された上部フレーム10と、上部フレーム10の前部に支持されたキャブ105と、上部フレーム10上に設けられた機械室90を上方から覆うボンネット60と、上部フレーム10の後部に支持されたカウンタウエイト20と、左右一対のアンテナ支持部材40,50(アンテナ取付ブラケット)と、を備える。機械室90には、図略のエンジンなどの種々の機器が配置されている。
起伏部材104は、ブーム106と、アーム107と、バケット108と、ブームシリンダ109と、アームシリンダ110と、バケットシリンダ111と、を含む。ブーム106の基端部は、上部フレーム10の前部に設けられた起伏部材取付部102A(図2参照)に回動可能に取り付けられている。アーム107の基端部は、ブーム106の先端部に回動可能に取り付けられている。バケット108は、アーム107の先端部に回動可能に取り付けられている。ブームシリンダ109は、上部フレーム10に対してブーム106を上下に起伏動作させるように作動する。アームシリンダ110は、ブーム106に対してアーム107を回動させるように作動する。バケットシリンダ111は、アーム107に対してバケット108を回動させるように作動する。
図3及び図4のそれぞれは、カウンタウエイト20、2つのアンテナ支持部材40,50及びこれらにそれぞれ支持されるアンテナ120,120を示す斜視図である。図3は、カウンタウエイト20を右斜め後から見た図であり、図4は、カウンタウエイト20を左斜め後から見た図である。本実施形態では、アンテナ120,120のそれぞれは、GNSSなどの衛星測位システム用のアンテナである。
図1~図4に示すように、カウンタウエイト20は、機械室90の左側部、右側部及び後部を覆うような形状を有する外側面であるウエイト外側面21と、ウエイト外側面21の反対側の面であってウエイト外側面21よりも機械室90に近い内側面であるウエイト内側面23と、ウエイト外側面21とウエイト内側面23との間においてウエイト外側面21の上端部に沿って延びる上面であるウエイト上面22と、を有する。図2に示す平面視において、カウンタウエイト20の後部は、円弧状の形状を有する。平面視において、カウンタウエイト20の右側部の少なくとも一部は、前後に直線状に延びる部分を有していてもよく、カウンタウエイト20の左側部の少なくとも一部は、前後に直線状に延びる部分を有していてもよい。機械室90の左側部、右側部及び後部は、図3及び図4に示す円弧状の形状を有するカウンタウエイト20に囲まれる。
カウンタウエイト20は、左右一対のウエイト凹部31,32を有する。右側のウエイト凹部31は、カウンタウエイト20の右側部分の上端部、具体的には、カウンタウエイト20における後端部よりも右側でかつ前側の部分の上端部に形成されている。左側のウエイト凹部32は、カウンタウエイト20の左側部分の上端部、具体的には、カウンタウエイト20における後端部よりも左側でかつ前側の部分の上端部に形成されている。
図5は、カウンタウエイト20の前記右側部分及び右側のアンテナ支持部材40を拡大した斜視図である。図6及び図7のそれぞれは、カウンタウエイト20の前記右側部分を拡大した斜視図である。図8は、カウンタウエイト20の前記左側部分及び左側のアンテナ支持部材50を拡大した斜視図である。図9及び図10のそれぞれは、カウンタウエイト20の前記左側部分を拡大した斜視図である。
図6に示すように、右側のウエイト凹部31は、前記右側部分におけるウエイト外側面21の上端部においてウエイト外側面21からウエイト内側面23に向かって凹むような形状を有する。言い換えると、右側のウエイト凹部31は、カウンタウエイト20のうちウエイト外側面21の上縁21Eの一部を含む部分においてウエイト外側面21からウエイト内側面23に向かって凹むような形状を有する。上縁21Eは、ウエイト外側面21とウエイト上面22との境界部である。
右側のウエイト凹部31は、前記右側部分においてウエイト外側面21からウエイト内側面23に向かって広がる底面である凹部底面311と、前記右側部分において凹部底面311からウエイト上面22まで上方に起立する側面である凹部側面312と、凹部後面313と、を有する。ウエイト凹部31の上部は上方に開口している。凹部側面312は、ウエイト上面22に連続する面である。
凹部底面311は、上方に向く面であり、凹部側面312は、ウエイト内側面23とは反対の外側を向く面である。言い換えると、凹部側面312は、カウンタウエイト20の厚み方向D3(図2参照)の外側に向く面である。前記厚み方向D3は、図2に示す平面視において、右側のウエイト凹部31が形成された部分におけるカウンタウエイト20の厚み方向である。凹部側面312は、凹部底面311の内縁(すなわち、凹部底面311における厚み方向D3の内側の縁)から上方に起立する側面である。凹部底面311は、水平面であってもよく、水平面に対して傾斜した面であってもよい。凹部側面312は、鉛直面であってもよく、鉛直面に対して傾斜した面であってもよい。
凹部後面313は、凹部底面311の後縁(すなわち、凹部底面311における後側の縁)からウエイト上面22まで起立する面である。凹部後面313は、凹部底面311と凹部側面312の両方に接続された面である。凹部後面313は、前方、右斜め前又は左斜め前に向く面である。
右側のアンテナ支持部材40がカウンタウエイト20の前記右側部分の上端部に取り付けられない場合には、図7に示すように、右側のウエイト凹部31をカバーすることが可能なカバー部材131がカウンタウエイト20の前記右側部分の上端部に取り付けられる。
図9に示すように、左側のウエイト凹部32は、前記左側部分におけるウエイト外側面21の上端部においてウエイト外側面21からウエイト内側面23に向かって凹むような形状を有する。言い換えると、左側のウエイト凹部32は、カウンタウエイト20のうちウエイト外側面21の上縁21Eの一部を含む部分においてウエイト外側面21からウエイト内側面23に向かって凹むような形状を有する。
左側のウエイト凹部32は、前記左側部分においてウエイト外側面21からウエイト内側面23に向かって広がる底面である凹部底面321と、前記左側部分において凹部底面321からウエイト上面22まで上方に起立する側面である凹部側面322と、凹部後面323と、凹部前面324と、を有する。ウエイト凹部32の上部は上方に開口している。凹部側面322は、ウエイト上面22に連続する面である。凹部底面321と凹部側面322は、これらの境界部BPを介して連続している。
凹部底面321は、上方に向く面であり、凹部側面322は、ウエイト内側面23とは反対の外側を向く面である。言い換えると、凹部側面322は、カウンタウエイト20の厚み方向D4(図2参照)の外側に向く面である。前記厚み方向D4は、図2に示す平面視において、左側のウエイト凹部32が形成された部分におけるカウンタウエイト20の厚み方向である。凹部側面322は、凹部底面321の内縁(すなわち、凹部底面321における厚み方向D4の内側の縁)から上方に起立する側面である。凹部底面321は、水平面であってもよく、水平面に対して傾斜した面であってもよい。凹部側面322は、鉛直面であってもよく、鉛直面に対して傾斜した面であってもよい。
凹部後面323は、凹部底面321の後縁(すなわち、凹部底面321における後側の縁)からウエイト上面22まで起立する面である。凹部後面323は、凹部底面321と凹部側面322の両方に接続された面である。凹部後面323は、前方、左斜め前又は右斜め前に向く面である。凹部前面324は、凹部底面321の前縁(すなわち、凹部底面321における前側の縁)からウエイト上面22まで起立する面である。凹部前面324は、凹部底面321と凹部側面322の両方に接続された面である。凹部前面324は、後方、左斜め後又は右斜め後に向く面である。
左側のアンテナ支持部材50がカウンタウエイト20の前記左側部分の上端部に取り付けられない場合には、図10に示すように、左側のウエイト凹部32をカバーすることが可能なカバー部材132がカウンタウエイト20の前記左側部分の上端部に取り付けられる。
図11は、右側のアンテナ支持部材40を、水平な一方向から見たときの図であり、図12は、右側のアンテナ支持部材40を、前記一方向に直交する水平な方向から見たときの図であり、図13は、右側のアンテナ支持部材40の平面図である。図14は、左側のアンテナ支持部材50を、水平な一方向から見たときの図であり、図15は、左側のアンテナ支持部材50を、前記一方向に直交する水平な方向から見たときの図であり、図16は、左側のアンテナ支持部材50の平面図である。
左右一対のアンテナ支持部材40,50のうち、右側のアンテナ支持部材40は、カウンタウエイト20の前記右側部分の上端部に取り付けられ、左側のアンテナ支持部材50は、カウンタウエイト20の前記左側部分の上端部に取り付けられている。
図5、図11~図13に示すように、右側のアンテナ支持部材40は、アンテナ120を取り付けることが可能なアンテナ取付部45と、アンテナ取付部45を支持する複数の脚部を有する。右側のアンテナ支持部材40の前記複数の脚部は、第1脚部41と、第2脚部42と、第3脚部43と、を含む。第1脚部41は、その下端部を構成する第1固定部41Aと、上端部41B(第1上端部41B)と、を有する。第2脚部42は、その下端部を構成する第2固定部42Aと、上端部42B(第2上端部42B)と、を有する。第3脚部43は、その下端部を構成する第3固定部43Aと、上端部43B(第3上端部43B)と、を有する。
図8、図14~図16に示すように、左側のアンテナ支持部材50は、アンテナ120を取り付けることが可能なアンテナ取付部55と、アンテナ取付部55を支持する複数の脚部を有する。左側のアンテナ支持部材50の前記複数の脚部は、第1脚部51と、第2脚部52と、第3脚部53と、を含む。第1脚部51は、その下端部を構成する第1固定部51Aと、上端部51B(第1上端部51B)と、を有する。第2脚部52は、その下端部を構成する第2固定部52Aと、上端部52B(第2上端部52B)と、を有する。第3脚部53は、その下端部を構成する第3固定部53Aと、上端部53B(第3上端部53B)と、を有する。
アンテナ取付部45,55のそれぞれは、上下方向に延びる柱形状を有する支柱(アンテナ支柱)により構成されている。アンテナ取付部45の上端部46及びアンテナ取付部55の上端部56のそれぞれは、アンテナ120に設けられた図略の係合部に係合することが可能な形状を有する。
アンテナ取付部45の下端部には、当該下端部が配置される台座44が固定されている。この台座44には、第1脚部41の上端部41B、第2脚部42の上端部42B及び第3脚部43の上端部43Bが接続されている。同様に、アンテナ取付部55の下端部には、当該下端部が配置される台座54が固定されている。この台座54には、第1脚部51の上端部51B、第2脚部52の上端部52B及び第3脚部53の上端部53Bが接続されている。台座44,54のそれぞれは、第1脚部、第2脚部及び第3脚部の少なくとも一つと一体的に成形された部材であってもよく、第1脚部、第2脚部及び第3脚部とは別に成形された後に、これらの脚部に接合された部材であってもよい。
第1脚部41の上端部41Bは、台座44の一端部に接続されている。第1脚部41は、上端部41Bから第1固定部41Aまで下方に延びている。第3脚部43の上端部43Bは、アンテナ取付部45の下端部を基準として台座44の前記一端部とは反対側に位置する台座44の他端部に接続されている。第3脚部43は、上端部43Bから第3固定部43Aまで下方に延びている。第2脚部42の上端部42Bは、台座44の前記一端部と前記他端部との間の中間部に接続されている。第2脚部42は、上端部42Bから第2固定部42Aまで下方に延びている。
第2脚部52の上端部52Bは、台座54の一端部に接続されている。第2脚部52は、上端部52Bから第2固定部52Aまで下方に延びている。第3脚部53の上端部53Bは、アンテナ取付部55の下端部を基準として台座54の前記一端部とは反対側に位置する台座54の他端部に接続されている。第3脚部53は、上端部53Bから第3固定部53Aまで下方に延びている。第1脚部51の上端部51Bは、台座54の前記一端部と前記他端部との間の中間部に接続されている。第1脚部51は、上端部51Bから第1固定部51Aまで下方に延びている。
図5に示すように、右側のアンテナ支持部材40において、第1脚部41の第1固定部41Aは、右側のウエイト凹部31の凹部底面311に固定され、第2脚部42の第2固定部42Aは、ウエイト凹部31の凹部側面312に固定され、第3脚部43の第3固定部43Aは、ウエイト凹部31の凹部底面311に固定されている。これにより、右側のアンテナ支持部材40は、カウンタウエイト20の前記右側部分の上端部に取り付けられている。第3固定部43Aは、凹部底面311と凹部側面312の境界部BP(図5及び図6参照)の延びる方向に第1固定部41Aに対して間隔をおいて凹部底面311に固定されている。境界部BPは、凹部底面311と凹部側面312が互いに接続される部分である。
図5、図11~図13に示すように、第1固定部41Aは、第1脚部41のうち、ウエイト凹部31の凹部底面311に接する下面を有する部分である。第1固定部41Aは、第1固定部41Aを、その厚み方向(凹部底面311に直交する方向)に貫通する少なくとも一つのボルト挿通孔41A1を有する。図6に示すように、凹部底面311には、ボルト挿通孔41A1に対応する位置にボルトが螺合されるネジ穴41A2が形成されている。
第2固定部42Aは、第2脚部42のうち、ウエイト凹部31の凹部側面312に接する側面を有する部分である。第2固定部42Aは、第2固定部42Aを、その厚み方向(凹部側面312に直交する方向)に貫通する少なくとも一つのボルト挿通孔42A1を有する。図6に示すように、凹部側面312には、ボルト挿通孔42A1に対応する位置にボルトが螺合されるネジ穴42A2が形成されている。
第3固定部43Aは、第3脚部43のうち、ウエイト凹部31の凹部底面311に接する下面を有する部分である。第3固定部43Aは、第3固定部43Aを、その厚み方向(凹部底面311に直交する方向)に貫通する少なくとも一つのボルト挿通孔43A1を有する。図6に示すように、凹部底面311には、ボルト挿通孔43A1に対応する位置にボルトが螺合されるネジ穴43A2が形成されている。
図5に示すように、第1固定部41Aのボルト挿通孔41A1、第2固定部42Aのボルト挿通孔42A1、及び第3固定部43Aのボルト挿通孔43A1に挿通されたボルトがネジ穴41A2,42A2,43A2にそれぞれ螺合されることにより、右側のアンテナ支持部材40がカウンタウエイト20の前記右側部分の上端部に取り付けられる。第1固定部41A及び第3固定部43Aを凹部底面311に固定するためのボルトは、その軸部が図5に示すように凹部底面311に直交する方向に向くようにネジ穴に螺合される。第2固定部42Aを凹部側面312に固定するためのボルトは、その軸部が図5に示すように凹部側面312に直交する方向に向くように前記ネジ穴に螺合される。
図2に示すように、第1脚部41、第2脚部42及び第3脚部43を含む右側のアンテナ支持部材40は、ウエイト外側面21における最大の旋回半径を有する部分が旋回時に通る円形の軌道である旋回軌道STよりも径方向の内側に位置している。右側のアンテナ支持部材40に支持されたアンテナ120は、前記旋回軌道STよりも径方向の内側に位置している。ウエイト外側面21における最大の旋回半径を有する部分は、カウンタウエイト20の形状に応じて決まるものであり、例えばウエイト外側面21の後端(カウンタウエイト20の後端)であってもよい。
図8に示すように、左側のアンテナ支持部材50において、第1脚部51の第1固定部51Aは、左側のウエイト凹部32の凹部側面322に固定され、第2脚部52の第2固定部52Aは、ウエイト上面22に固定され、第3脚部53の第3固定部53Aは、ウエイト上面22に固定されている。これにより、左側のアンテナ支持部材50は、カウンタウエイト20の前記左側部分の上端部に取り付けられている。第3固定部53Aは、ウエイト上面22の延びる方向D2に第2固定部52Aに対して間隔をおいてウエイト上面22に固定されている。ウエイト上面22の延びる方向D2は、図3及び図8に示すように、左側のウエイト凹部32が形成された部分におけるウエイト上面22の長手方向である。図4に示すウエイト上面22の延びる方向D1は、右側のウエイト凹部31が形成された部分におけるウエイト上面22の長手方向である。本実施形態では、図8に示すように、ウエイト上面22は、第3固定部53Aが固定される部分に対して隣り合うような位置にボンネット載置部221を有する。すなわち、ウエイト上面22における第3固定部53Aが固定される部分とこれに隣合うボンネット載置部221は、ともにウエイト上面22の一部である。このボンネット載置部221は、ボンネット60の外縁60Eの一部が載置された部分である。ウエイト凹部32の凹部側面322は、ウエイト上面22のボンネット載置部221に連続する面である。
第2固定部52A、第1固定部51A及び第3固定部53Aは、これらの固定部51A,52A,53Aをカウンタウエイト20の前記厚み方向D4に見たときに、ウエイト上面22の延びる方向D2に沿ってこの順に並ぶとともに、ウエイト上面22の延びる方向D2に互いに間隔をおいて配置されている。
図8、図14~図16に示すように、第1固定部51Aは、第1脚部41のうち、ウエイト凹部32の凹部側面322に接する側面を有する部分である。第1固定部51Aは、第1固定部51Aを、その厚み方向(凹部側面322に直交する方向)に貫通する少なくとも一つのボルト挿通孔51A1を有する。図9に示すように、凹部側面322には、ボルト挿通孔51A1に対応する位置にボルトが螺合されるネジ穴51A2が形成されている。
第2固定部52Aは、第2脚部52のうち、ウエイト上面22に接する下面を有する部分である。第2固定部52Aは、第2固定部52Aを、その厚み方向(ウエイト上面22に直交する方向)に貫通する少なくとも一つのボルト挿通孔52A1を有する。図9に示すように、ウエイト上面22には、ボルト挿通孔52A1に対応する位置にボルトが螺合されるネジ穴52A2が形成されている。
第3固定部53Aは、第3脚部53のうち、ウエイト上面22に接する下面を有する部分である。第3固定部53Aは、第3固定部53Aを、その厚み方向(ウエイト上面22に直交する方向)に貫通する少なくとも一つのボルト挿通孔53A1を有する。図9に示すように、ウエイト上面22には、ボルト挿通孔53A1に対応する位置にボルトが螺合されるネジ穴53A2が形成されている。
図8に示すように、第1固定部51Aのボルト挿通孔51A1、第2固定部52Aのボルト挿通孔52A1、及び第3固定部53Aのボルト挿通孔53A1に挿通されたボルトがネジ穴51A2,52A2,53A2にそれぞれ螺合されることにより、左側のアンテナ支持部材50がカウンタウエイト20の前記左側部分の上端部に取り付けられる。第1固定部51Aを凹部側面322に固定するためのボルトは、その軸部が図8に示すように凹部側面322に直交する方向に向くように前記ネジ穴に螺合される。第2固定部52A及び第3固定部53Aをウエイト上面22に固定するためのボルトは、その軸部が図8に示すようにウエイト上面22に直交する方向に向くように前記ネジ穴に螺合される。
第1脚部51、第2脚部52及び第3脚部53を含む左側のアンテナ支持部材50は、前記旋回軌道STよりも径方向の内側に位置している。左側のアンテナ支持部材50に支持されたアンテナ120は、前記旋回軌道STよりも径方向の内側に位置している。
この油圧ショベル100では、カウンタウエイト20の前記右側部分の上端部に形成された右側のウエイト凹部31は、第1固定部41A及び第3固定部43Aの位置と第2固定部42Aの位置を上下にずらした状態で第1固定部41A、第2固定部42A及び第3固定部43Aをカウンタウエイト20の上端部に固定するために、ウエイト上面22よりも下方の部位に新たなスペースを形成する。第1固定部41A及び第3固定部43Aと第2固定部42Aとが互いに上下にずれた位置でカウンタウエイト20の上端部に固定されたアンテナ支持部材40は、例えば第1固定部、第2固定部及び第3固定部がウエイト上面22において横並びに固定されたアンテナ支持部材に比べて、カウンタウエイト20に安定して支持される。しかも、第1固定部41A、第2固定部42A及び第3固定部43Aはウエイト凹部31に固定されるので、これらの固定部41A,42A,43Aを固定するためのスペースをウエイト上面22に確保する必要がない。従って、ウエイト上面22のスペースが限られているにもかかわらず、ウエイト凹部31が新たに形成したスペースを利用することによって、アンテナ支持部材40が安定して支持された状態でアンテナ支持部材40をカウンタウエイト20の右側部分の上端部に取り付けることができる。
また、カウンタウエイト20の前記左側部分の上端部に形成された左側のウエイト凹部32は、第1固定部51Aの位置と第2固定部52A及び第3固定部53Aの位置を上下にずらした状態で第1固定部51A、第2固定部52A及び第3固定部53Aをカウンタウエイト20の上端部に固定するために、ウエイト上面22よりも下方の部位に新たなスペースを形成する。第1固定部51Aと第2固定部52A及び第3固定部53Aとが互いに上下にずれた位置でカウンタウエイト20の上端部に固定されたアンテナ支持部材50は、例えば第1固定部、第2固定部及び第3固定部がウエイト上面22において横並びに固定されたアンテナ支持部材に比べて、カウンタウエイト20に安定して支持される。しかも、第1固定部51Aはウエイト凹部32に固定されるので、第1固定部51Aを固定するためのスペースをウエイト上面22に確保する必要がない。これにより、アンテナ支持部材50をカウンタウエイト20の上端部に取り付けるためにウエイト上面22に確保すべきスペースを小さくすることができる。具体的には、アンテナ支持部材50及びこれに取り付けられるアンテナ120の荷重は、第1脚部51の第1固定部51Aと第2脚部52の第2固定部52Aと第3脚部53の第3固定部53Aに分散される。従って、第2固定部52Aと第3固定部53Aのサイズの合計は、例えば単一の固定部のみを有するアンテナ支持部材における固定部のサイズに比べて、小さくてよい。同様に、これらの第2固定部52Aを固定するためのウエイト上面22におけるスペースと第3固定部53Aを固定するためのウエイト上面22におけるスペースとの合計は、上記の単一の固定部を固定するためのウエイト上面22におけるスペースに比べて、小さくてよい。従って、ウエイト上面22のスペースが限られているにもかかわらず、ウエイト凹部32が新たに形成したスペースを利用することによって、アンテナ支持部材50が安定して支持された状態でアンテナ支持部材50をカウンタウエイト20の上端部に取り付けることができる。
また、右側のウエイト凹部31は、カウンタウエイト20の上端部において、第1固定部41A、第2固定部42A及び第3固定部43Aを固定することが可能な2つの面311,312を新たに形成する。凹部側面312は、凹部底面311からウエイト上面22まで上方に起立する側面であるため、凹部底面311と凹部側面312は、必然的に、上下方向とカウンタウエイト20の厚み方向D3に互いにずれた位置に設けられる。従って、凹部底面311に固定される第1固定部41A及び第3固定部43Aと凹部側面312に固定される第2固定部42Aは、上下方向に互いにずれた位置に配置されるだけでなく、厚み方向D3に互いにも互いにずれた位置に配置される。具体的には、第2固定部42Aは、第1固定部41A及び第3固定部43Aよりも上方で、かつ、第1固定部41A及び第3固定部43Aよりも前記厚み方向D3の内側(第1固定部41A及び第3固定部43Aよりもウエイト内側面23に近い位置)において凹部側面312に固定される。これにより、右側のアンテナ支持部材40は、カウンタウエイト20の上端部においてより安定した状態で取り付けられる。
また、第1固定部41Aと第3固定部43Aが前記境界部BPの延びる方向に互いに間隔をおいて配置されて凹部底面311にそれぞれ固定されているので、右側のアンテナ支持部材40は、カウンタウエイト20の上端部においてさらに安定した状態で取り付けられる。
図17に示すように、ウエイト上面22は、ボンネット60の外縁60Eの一部が載置された部分であるボンネット載置部221を有する。図17に示すように、第1脚部41は、第1固定部41Aがボンネット60の外縁60Eよりもカウンタウエイト20の厚み方向D3の外側に位置し、第1脚部41の上端部41Bの少なくとも一部がボンネット60の外縁60Eよりも厚み方向D3の内側に位置するように、ボンネット60との接触を回避しながら第1固定部41Aから上端部41Bまで延びている。本実施形態に係る後方小旋回油圧ショベルでは、ウエイト上面22のボンネット載置部221にボンネット60の外縁60Eが載置されている場合、すなわち、ボンネット60の外縁60Eがカウンタウエイト20のウエイト凹部31に近い位置に配置されている場合であっても、第1脚部41の上端部41Bの少なくとも一部をボンネット60の外縁60Eよりも前記厚み方向D3の内側に位置させることができる。第3脚部43は、第1脚部41と同様の構成を有する。従って、第1脚部41及び第3脚部43を含む複数の脚部に支持されるアンテナ取付部45及びこれに取り付けられるアンテナ120を、前記厚み方向D3のより内側に配置することができる。これにより、旋回時にアンテナ120が周囲の物と干渉することをより効果的に抑制することができる。
また、左側のウエイト凹部32は、カウンタウエイト20の上端部において、左側のアンテナ支持部材50における第1脚部51の第1固定部51Aを固定することが可能な2つの面、すなわち、凹部底面321と凹部側面322を新たに形成する。このことは、第1固定部51Aを固定することが可能な面の選択肢を増やすことを可能にする。これにより、作業機械の機種ごとに異なるカウンタウエイト20の形状及びボンネット60の形状に応じて、第1固定部51Aをより適切な面に固定することができる。また、ウエイト凹部32とウエイト上面22は、上下方向とカウンタウエイト20の厚み方向D4に互いにずれた位置にあるので、ウエイト凹部32に固定される第1固定部51Aとウエイト上面22に固定される第2固定部52A及び第3固定部53Aは、上下方向に互いにずれた位置に配置されるだけでなく、前記厚み方向D4にも互いにずれた位置に配置される。具体的には、第2固定部52A及び第3固定部53Aは、第1固定部51Aよりも上方で、かつ、第1固定部51Aよりも前記厚み方向D4の内側(第1固定部51Aよりもウエイト内側面23に近い位置)においてウエイト上面22に固定される。これにより、左側のアンテナ支持部材50は、カウンタウエイト20の上端部においてより安定した状態で取り付けられる。
第2固定部52A、第1固定部51A及び第3固定部53Aは、ウエイト上面22の延びる方向D2に沿ってこの順に並ぶとともに、ウエイト上面22の延びる方向D2に互いに間隔をおいて配置されているので、左側のアンテナ支持部材50は、カウンタウエイト20の上端部においてさらに安定して支持される。
アンテナ支持部材40,50及びこれらに支持されるアンテナ120,120は、前記旋回軌道よりも径方向の内側に位置している。従って、旋回時にアンテナ支持部材40,50及びアンテナ120,120が周囲の物と干渉することを効果的に抑制することができる。
右側のアンテナ支持部材40の第1固定部41A及び第3固定部43Aを凹部底面311に固定するためのボルト(下ボルト)は、その軸部が凹部底面311に直交する方向に向くようにネジ穴に螺合され、第2固定部42Aを凹部側面312に固定するためのボルト(上ボルト)は、その軸部が凹部側面312に直交する方向に向くように前記ネジ穴に螺合される。左側のアンテナ支持部材50の第1固定部51Aを凹部側面322に固定するためのボルト(下ボルト)は、その軸部が凹部側面322に直交する方向に向くように前記ネジ穴に螺合される。第2固定部52A及び第3固定部53Aをウエイト上面22に固定するためのボルト(上ボルト)は、その軸部がウエイト上面22に直交する方向に向くように前記ネジ穴に螺合される。右側及び左側の何れにおいても、上ボルトは下ボルトに対して上方にずれた位置に配置され、かつ、上ボルトの軸部の向きは下ボルトの軸部の向きとは異なる。このことは、右側のアンテナ支持部材40がカウンタウエイト20の上端部においてさらに安定した状態で取り付けられることを可能にする。
また、本実施形態では、ウエイト凹部31,32及びアンテナ支持部材40,50の固定部がカウンタウエイト20の上端部に設けられているので、固定部の少なくとも一部が例えばボンネットに設けられている場合に比べて、アンテナ支持部材40,50にアンテナ120,120を取り付ける作業、及びアンテナ支持部材40,50からアンテナ120,120を取り外す作業を作業者が効率よく行うことができる。
[変形例]
以上、本開示の実施形態に係る作業機械について説明したが、本開示は、これらの形態に限定されるものではなく、例えば以下のような変形例を含む。
(A)作業機械について
前記実施形態では、作業機械は、後方小旋回型油圧ショベルであるが、油圧ショベル以外の他の小型の作業機械であってもよい。
(B)ウエイト凹部について
前記実施形態では、ウエイト凹部は、凹部底面と、凹部側面と、を有するが、ウエイト凹部は、凹部側面を有する一方で凹部底面を有していないような形状であってもよい。この場合、ウエイト凹部の凹部側面は、当該凹部側面の下端(下縁)がウエイト外側面21に接続され、凹部側面の上端(上縁)がウエイト上面22に接続される。
(C)固定部について
前記実施形態では、左側のアンテナ支持部材50における第1固定部51Aは、左側のウエイト凹部32の凹部側面322に固定されているが、凹部底面321及び凹部側面322の両方に固定されていてもよく、凹部底面321に固定されていてもよい。
また、前記実施形態では、第1固定部、第2固定部及び第3固定部は、ボルトによって固定されているが、これらを固定する固定手段は、ボルトに限られない。例えば、アンテナ支持部材をカウンタウエイトの上端部から取り外す必要がない場合には、各固定部は、例えば溶接などの固定手段によってカウンタウエイトの上端部に固定されていてもよい。
(D)ボンネットについて
前記実施形態では、第1固定部、第2固定部及び第3固定部がカウンタウエイト20の上端部に固定されてアンテナ支持部材が安定して支持される。従って、アンテナ支持部材が他の脚部をさらに備える場合には、当該他の脚部の固定部がボンネット60に補助的に固定されていてもよい。このボンネット60に対する固定は補助的な役割を果たすものでよいので、ボンネット60の補強は必ずしも必要ではない。
(E)脚部について
前記実施形態では、アンテナ支持部材は、第1脚部、第2脚部及び第3脚部を有するが、第3脚部は省略可能である。
10 上部フレーム
20 カウンタウエイト
21 ウエイト外側面
22 ウエイト上面
221 ボンネット載置部
23 ウエイト内側面
31,32 ウエイト凹部
311,321 凹部底面
312,322 凹部側面
40,50 アンテナ支持部材
41,51 第1脚部
41A,51B 第1固定部
42,52 第2脚部
42A,52A 第2固定部
43,53 第3脚部
43A,53A 第3固定部
45,55 アンテナ取付部
60 ボンネット
60E ボンネットの外縁
90 機械室
100 油圧ショベル(作業機械の一例)
101 下部走行体(下部体の一例)
102 上部旋回体
120 アンテナ
BP 凹部底面と凹部側面の境界部
D1,D2 ウエイト上面の延びる方向
D3,D4 カウンタウエイトの厚み方向
ST 旋回軌道

Claims (8)

  1. 作業機械であって、
    下部体に旋回可能に支持された上部フレームと、
    前記上部フレーム上に設けられた機械室を上方から覆うボンネットと、
    前記上部フレームの後部に支持されたカウンタウエイトであって、前記機械室の左右の側部の少なくとも一部と後部を覆うような形状を有する外側面であるウエイト外側面、前記ウエイト外側面の反対側の面であって前記ウエイト外側面よりも前記機械室に近い内側面であるウエイト内側面、及び前記ウエイト外側面と前記ウエイト内側面との間において前記ウエイト外側面の上端部に沿って延びる上面であるウエイト上面を有するカウンタウエイトと、
    アンテナを取り付けることが可能なアンテナ取付部及び前記アンテナ取付部を支持する複数の脚部を有するアンテナ支持部材と、を備え、
    前記カウンタウエイトは、前記ウエイト外側面の前記上端部において前記ウエイト外側面から前記ウエイト内側面に向かって凹む凹部であるウエイト凹部を有し、
    前記複数の脚部は、前記ウエイト凹部に固定された第1固定部を有する第1脚部と、前記第1固定部に対して上方にずれた位置において前記ウエイト凹部又は前記ウエイト上面に固定された第2固定部を有する第2脚部と、を含む、作業機械。
  2. 請求項1に記載の作業機械であって、
    前記ウエイト凹部は、前記ウエイト外側面から前記ウエイト内側面に向かって広がる底面である凹部底面と、前記凹部底面から前記ウエイト上面まで上方に起立する側面である凹部側面と、を有し、
    前記第1固定部は、前記凹部底面に固定され、前記第2固定部は、前記凹部側面に固定されている、作業機械。
  3. 請求項2に記載の作業機械であって、
    前記複数の脚部は、前記凹部底面と前記凹部側面の境界部の延びる方向に前記第1固定部に対して間隔をおいて前記凹部底面に固定された第3固定部を有する第3脚部をさらに含む、作業機械。
  4. 請求項2又は3に記載の作業機械であって、
    前記ウエイト上面は、前記ボンネットの外縁の少なくとも一部が載置された部分であるボンネット載置部を有し、
    前記第1脚部は、前記アンテナ取付部に接続される上端部である第1上端部をさらに有し、前記第1脚部は、前記第1固定部が前記ボンネットの前記外縁よりも前記カウンタウエイトの厚み方向の外側に位置し、前記第1上端部の少なくとも一部が前記ボンネットの前記外縁よりも前記厚み方向の内側に位置するように前記ボンネットとの接触を回避しながら前記第1固定部から前記第1上端部まで延びている、作業機械。
  5. 請求項1に記載の作業機械であって、
    前記ウエイト凹部は、前記ウエイト外側面から前記ウエイト内側面に向かって広がる底面である凹部底面と、前記凹部底面から前記ウエイト上面まで上方に起立する側面である凹部側面と、を有し、
    前記第1固定部は、前記凹部底面及び前記凹部側面の少なくとも一方に固定され、前記第2固定部は、前記ウエイト上面に固定されている、作業機械。
  6. 請求項5に記載の作業機械であって、
    前記複数の脚部は、前記ウエイト上面の延びる方向に前記第2固定部に対して間隔をおいて前記ウエイト上面に固定された第3固定部を有する第3脚部をさらに含む、作業機械。
  7. 請求項6に記載の作業機械であって、
    前記第2固定部、前記第1固定部及び前記第3固定部は、これらの固定部を前記カウンタウエイトの厚み方向に見たときに、前記ウエイト上面の延びる方向に沿ってこの順に並ぶとともに、前記ウエイト上面の延びる方向に互いに間隔をおいて配置されている、作業機械。
  8. 請求項1~7の何れか1項に記載の作業機械であって、
    前記第1脚部及び前記第2脚部は、前記ウエイト外側面における最大の旋回半径を有する部分が旋回時に通る円形の軌道である旋回軌道よりも径方向の内側に位置している、作業機械。
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