JP4048260B2 - 旋回作業車 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、座席の前部にブーム、アーム、バケット等の掘削装置を配置し、且つクローラ式走行装置の幅内に旋回フレームを配置して、クローラ式走行装置の通過可能な路地で側溝堀りを可能とした小型の掘削作業車の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、旋回作業車においてはクローラ式走行装置の幅内で旋回を可能とするために、上部に載置される旋回台の形状を平面略円形状としていた。これにより、旋回作業中に誤って旋回台が周囲の障害物に接触することを防止でき、旋回台の円形形状をクローラ式走行装置の幅内とすることで、小旋回を可能とし、作業性の優れた構成としていた。また、キャビンのドアを2つ折れの開閉扉で構成していた為、キャビン形状が曲面となるので、この理由によっても旋回台の側方形状を曲面としていた。また、旋回台外周の側部カバーはその下部がターニングフレーム上に溶接して一体的に立ち上げた構成としていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来技術においては、旋回台の側方形状が曲面で構成されているため、旋回台の周囲を覆うカバー形状も曲面となり、絞り(または曲げ)加工が必要であり、コスト面で問題があった。また、旋回台の側方にエンジン冷却風の取入孔を穿設する必要があるが、側部カバーの形状が曲面となっているため、パンチ穴加工を利用することができず、レーザ穴加工を行っていたため、コスト高となっていた。
【0004】
また、旋回台外周の側部カバーはターニングフレーム上に溶接して立設していたので、燃料タンクや作動油タンク等のタンクを取り付ける場合、上方から降ろして取り付けることになり、組立性が悪く、メンテナンスもやり難かった。そして、側部カバー上端とタンク上側面の間の間隔を一定とすることも難しい。つまり、側部カバーとターニングフレームの連結部は溶接ひずみが生じるので、側部カバーとタンクの間隔が一定とならず、外観上の見栄えが悪く、その隙間調整も難しかったのである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
以上が本発明の解決する課題であり、次に課題を解決するための手段を説明する。
【0006】
ターニングフレーム(11)の外周に側部カバー(21L・21R)、前部カバー(22L・22R)及びカウンタウェイト(30)を装着する構成の旋回台において、該前部カバー(22L・22R)に照明用ライトの取付孔(23)を設け、前記ターニングフレーム(11)の外周に固設する側部カバー(21L・21R)を分割構成し、タンク(37)の側面の一部を前記側部カバー(21R)で覆う構成において、該側部カバー(21R)を、タンク(37)と、ターニングフレーム(11)に対して着脱可能に構成し、前記側部カバー(21R)の上部側面には、前記タンク(37)との間の取付用孔(21d・21d)を開口し、該側部カバー(21R)の底部には、前記ターニングフレーム(11)との間の取付用孔(21e・21e)を開口し、該側部カバー(21R)の外側から固定ボルト(67)を、前記取付用孔(21d・21d)に挿入して、該タンク(37)の外面と螺装固定し、前記側部カバー(21R)の下面から固定ボルト(68・68)を、前記取付用孔(21e・21e)に挿入して、該ターニングフレーム(11)の下面に設けたボルト孔に螺装固定したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を添付の図面を用いて説明する。
【0008】
図1は本発明に係る旋回作業車の全体側面図、図2は旋回台の平面図、図3は旋回台の左側面図、図4(a)は左側の側部カバーの平面図、図4(b)は同じく側面図である。
【0010】
図4(c)は図4(a)のA−A矢視断面図、図5(a)は右側の側部カバーの平面図、図5(b)は同じく側面図、図5(c)は図5(a)のB−B矢視断面図である。
【0011】
図6(a)は左側の前部カバー平面図、図6(b)は同じく正面図、図6(c)は図6(a)のC−C矢視断面図、図7(a)は右側の前部カバーの平面図である。
【0012】
図7(b)は図7(a)のD−D矢視断面図、図7(c)は図7(a)のE−E矢視断面図である。
【0013】
図8はフロアフレームを示す旋回台平面図、図9は同じく左側面図、図10はタンクのカバーと側部カバーを組み付けた右側面図である。
【0014】
図11はタンクにタンクカバーを取り付けた正面図、図12はタンクカバーに側部カバーを取り付けた正面断面図である。
【0015】
まず、本発明に係る旋回作業車の全体構成について説明する。図1および図10において、旋回作業車は、クローラ式走行装置1の上部中央に旋回台軸受7を配置し、該旋回台軸受7により旋回台8を左右旋回可能に軸受支持している。また、該クローラ式走行装置1の前後一端部(図1に示す構成例においては前部側)において、排土板10を上下回動自在に配設している。
【0016】
旋回台8の上方には図示せぬエンジン、燃料タンク等を被覆するボンネット9とキャビン34が配設され、該ボンネット9とキャビン34の上方にはキャノピ35が設けられている。旋回台8の前端部に上下回動自在に取り付けられたブームブラケットには、ブーム6の下端部が上下回動自在に枢支されている。該ブーム6は第一ブーム61、第二ブーム62、第三ブーム63より構成されており、上下方向回動自在に枢支された第一ブーム61の先端部において、第二ブーム62が左右方向回動自在に枢支され、さらに第二ブーム62の先端部において、第三ブーム63が左右方向ローリング自在に枢支されている。そして第三ブーム63の先端部はアーム5を枢支し、該アーム5の先端部は作業用アタッチメントであるバケット4を枢支している。これらのブーム6、アーム5、及び、バケット4等により作業機2が構成されている。そして、第二ブーム62はブームシリンダ26により左右回動され、アーム5はアームシリンダ25により上下回動され、バケット4はバケットシリンダ24により上下回動される。
【0017】
旋回台8の上部には、作動油タンクや燃料タンクが載置されており、ボンネット9により被覆している。該ボンネット9は平面視略半月状に構成されて旋回台8の後部上に配置され、中央付近にはキャビン34とキャノピ35が取り付けられており、キャビン34には作業機2の操作と、クローラ式走行装置1の操作を行う操作レバー等を配置している。
【0018】
次に、本発明に係る旋回台8のフレーム構造について説明する。旋回台8は前述の如く、クローラ式走行装置1の上部に位置し、エンジン、燃料タンク等を内装するとともに、ボンネット9で覆われて、その上部にキャビン34、キャノピ35等を載置している。図3は、本発明に係る旋回台8の平面図であり、旋回台8はターニングフレーム11及び、該ターニングフレーム11の周囲に配設されるカバー20、カウンタウェイト30等より構成される。
【0019】
カバー20は、側部カバー21R・21L及び前部カバー22R・22Lの4分割に構成され、カウンタウェイト30は側部ウェイト31R・31L及び後部ウェイト32の3分割に構成されている。そして、該側部カバー21R・21L、前部カバー22R・22L、側部ウェイト31R・31L及び後部ウェイト32が、前記ターニングウェイト11の外周部に立設されて旋回台8の下部側壁を構成している。
【0020】
左側の側部カバー21Lは図4(a)及び(b)に示すように、さらに直線部21aと面取部21bの2分割構成とされており、右側の側部カバー21Rは図5(a)及び(b)に示すように直線部のみで構成されている。側部カバー21L・21Rは図4(c)及び図5(c)に示すように、共に断面略J字状に形成されており、その上部が旋回台8の内方側に折れて屈曲部21uを形成している。
【0021】
このように本発明においては、ターニングフレーム11(旋回台8)は平面視において、その左右側部が前後方向の直線で構成されているため、側部カバー21L・21Rの前部又は一部を直線形状で構成することが可能となり、加工が容易で製造コストの低減が図れる。また、図3及び図4で示すように、左側の側部カバー21Lの直線部21aには、複数のエンジン冷却風取入孔21c・21c・・・が穿設されている。そして、従来のように側部カバーが曲面のみで構成されていた場合には、取入孔をレーザ加工で穿設するしかなく、コスト高となっていたが、本構成例においては直線部21aに取入孔21c・21c・・・を穿設すればよいので、パンチ穴加工を施すことが可能でありコスト低減が実現しているのである。
【0022】
また、左側の前部カバー22Lは図6(a)及び(b)に示すように、さらに直線部22aと面取部22bの2分割に構成されており、図6(c)に示すように、それぞれ断面略J字状に形成されて、その上端部が旋回台8の内方側に折れて屈曲部22uを形成している。また、右側の前部カバー22Rは、図7(a)に示すように左右端が機体後方側に屈曲して面取部22c・22dを形成しており、その断面は図7(b)(c)に示すように、共に略J字状の断面上部に屈曲部22uを有しているが、機体外方側(前部カバー22Rの面取部22d側であり、図のD−D矢視断面)の屈曲部22uは旋回台8の内方側に長く延設している。
【0023】
そして、前記側部カバー21Lの面取部21b及び、前記前部カバー22Rの面取部22dは、旋回台8の回動中心点に対して略円孤を描くように形成されている。つまりターニングフレーム11の前部左右端が旋回半径に沿った面取り形状に構成され、その形状に合わせるように側部カバー21L及び前部カバー22Rが形成されているので、旋回台8の回動運転時に障害とはならず、狭い路地、作業場での旋回性を良いものとしている。
【0024】
また、図2に示すように、旋回台8の前方側には、旋回台8上の第一ブーム61取付基部側に窪んだ凹部11aが形成されており、この凹部11aの形状に合わせて、前記前部カバー22Lの面取部22b及び前部カバー22Rの面取部22cを形成している。なお、ターニングフレーム11を左右対称に構成することも可能であり、この場合回動中心の前方に凹部11aが位置する。この凹部11aの形状は、右側の面取部22c部分によりキャビン運転席から右下斜め方向の視界性を確保して、ブームを地面よりも下方へ回動させたときの作業性を向上させると共に、左右の面取部22b・22c部分により、バケット4で土をすくい取ってブームをスィング運動させたときに落ちる土の堆積を防止し、土逃しの役割をするのである。
【0025】
そして、該面取部22b・22cの面取形状を、前記側部カバー21Lの面取部21b(若しくは前部カバー22Rの面取部22d)と同形状としている。つまり、凹部11aの左右側面形状をターニングフレーム11の前部左右端形状と同形としているのである。言い換えれば、面取部21b・22b・22c・22dの前後方向に対する傾斜角θを一致させているのである。これにより、面取部の部材を共通化して同一部材とすることが可能であり、カバーの絞り金型を共通化して利用することが可能で、生産コストの低減が図れるのである。また、側部カバー21L及び前部カバー22Lは、複数の部材からなる分割構成としており、その直線形状部(21a若しくは22a)と面取形状部(21b若しくは22b)とを分割構成としているので、直線形状部と面取形状部の組合せを変えることで、旋回台8の大きさや形状に合わせて柔軟な構成をとることを可能としているのである。また、分割された各部材を個別に取り外し可能としているので、メンテナンス性にも優れているのである。
【0026】
また、図6(b)に示すように、前部カバー22Lの直線部22aの前面側には、照明用ライトの取付孔23が穿設されている。これにより、照明用ライトの形状、仕様が変更となった場合には、該前部カバー22Lの取付孔23の構成を修正すればよく、照明用ライトの仕様変更に対して旋回台8側への影響を小さくして柔軟な対応を可能としているのである。
【0027】
また、前述したように、旋回台8の後部側には3分割されたカウンタウェイト31L・31R・32が、旋回台8の旋回半径に沿うようにして装着されている。このようにカウンタウェイト30を分割構成とすることで、重量調整等の仕様変更に対応し易く、また、側部カバー21L・21Rをボルト等で固定することにより、着脱可能に構成しているので、メンテナンス性にも優れた構成としているのである。
【0028】
また、図2、図8及び図9に示すように、旋回台8には前記側部カバー21L及び前部カバー22Lの屈曲部22uと略同じ高さで、やや内側にフロアフレーム40が配設されている。 (図8には側部カバー21L及び前部カバー22Lは図示していない。)フロアフレーム40は、平面視略L字状の部材で、前記ターニングフレーム11に対して略平行に配置されており、該ターニングフレーム11上に立設された複数の支柱41・41・・・上に載置固定されている。そして、該フロアフレーム40、支柱41・41・・・及びターニングフレーム11を溶接一体化して剛性を強化している。
【0029】
そして、該フロアフレーム40上に前記キャビン34及びキャノピ35等を取付けるよう構成しているのである。このように、フロアフレーム40をターニングフレーム11と溶接一体化とすることで、キャビン34、キャノピ35等の取付位置のずれがなくなり取付精度が向上するのである。また、フロアフレーム40の剛性が強化されているため、トプス・ロプス対応のキャブが取付け可能となるのである。
【0030】
次に、タンクとその側部を覆う前記側部カバー21Rの隙間調整構造について、図10、図11、図12より説明する。前記ターニングフレーム11の右側上にタンク37が載置固定され、該タンク37の側部はタンクカバー39によって覆われている。該タンク37は燃料や作動油等を収納するための容器であり、本実施例では燃料タンクとしている。該タンクカバー39の下側部は側部カバー21Rによって覆われ、タンク37の上部はボンネット9によって覆われている。なお、前記タンクカバー39はボンネット9の一部を構成するデザインとなるように構成している。該タンク37は、図11に示すように、右側面がタンクカバー39が溶接または接着等によって固定されて一体的に構成され、該タンクカバー39の下側面に側部カバー21Rを取り付けるための座66・66が設けられている。該座66は本実施例ではボスで構成しているが、タンクカバーの一部を厚肉としてボルト孔を海溝してもよく、また、タンクに直接座を設けることも可能である。37aは燃料注入口である。
【0031】
一方、前記側部カバー21Rの上部側面には、図5及び図12に示すように、取付用孔21d・21dが開口され、底部にも取付用孔21e・21eが開口されている。そして、前記取付用孔21d・21dの内側面(裏面)に凹状の台座71・71を固設し、該台座71・71には固定ボルト67のネジ部の直径より若干大きい挿入孔71a・71aを開口し、固定ボルト67・67を外側から取付用孔21d・21dに挿入して台座71・71内に収納して締付固定できるようにしている。そして、取付用孔21d・21dはグロメット69によって蓋して、外観上の見栄えが良いようにしている。
【0032】
このような構成において、側部カバー21Rを取り付ける場合、まず、側部カバー21Rの下部の取付用孔21e・21eに固定ボルト68・68を挿入してターニングフレーム11の下面に設けたボルト孔に下方より螺装して固定する。そして、側部カバー21Rの取付用孔21d・21dから台座71・71の挿入孔71a・71aを貫通させて座66・66に螺装固定するのである。このとき、側部カバー21Rの上部端面とタンクカバー39の表面との間には隙間Wが生じるが、この隙間Wは製造誤差によりバラツキがあり、従来のように側部カバーをターニングフレームに溶接して立設した構成であると、隙間調整は殆どできなかったが、本発明では、前記台座71と座66の間にシムまたは座金等より構成される隙間調整部材65を介装して、この隙間調整部材65の厚さを変更したり、枚数を変更して隙間Wを所定の長さに調整するのである。
【0033】
こうすることによって、製造誤差や組立誤差によって生じるバラツキのある隙間Wを均一にすることが可能となり、見栄えがよくなり、その調整も容易にできるのである。なお、側部カバー21Rの上下方向及び前後方向の誤差は前記挿入孔71aによって吸収することができる。また、側部カバー21Rは固定ボルト67・68の着脱で容易に着脱できるので、タンク37の分解・組立も容易にでき、メンテナンスも容易にできるのである。
【0034】
前記ターニングフレーム(11)の後部に装着されるカウンタウェイト(30)を、左右の側部カウンタウェイト(31L・31R)及び後部ウェイト(32)に3分割構成とし、該左右側部カウンタウェイト(31L・31R)を脱着可能に構成したので、メンテナンス性に優れた構成となった。
【0035】
前記ターニングフレーム(11)の上にフロアフレーム(40)を溶接一体化して敷設し、該フロアフレーム(40)は平面視略L字状の部材で、前記ターニングフレーム(11)に対して略平行に配置し、該ターニングフレーム(11)上に立設された複数の支柱(41)上に載置固定し、該フロアフレーム(40)上にキャビン(34)、キャノピ(35)を取付けたので、キャノピ、キャビン等の取付位置の精度が向上し、品質が向上した。
【0036】
【発明の効果】
本発明の旋回作業車は以上の如く構成したので以下のような効果を奏するものである。
【0037】
ターニングフレーム(11)の外周に側部カバー(21L・21R)、前部カバー(22L・22R)及びカウンタウェイト(30)を装着する構成の旋回台において、該前部カバー(22L・22R)に照明用ライトの取付孔(23)を設けたので、旋回作業車の照明用ライトの仕様変更に柔軟に対応可能となった。
【0038】
また、前記ターニングフレーム(11)の外周に固設する側部カバー(21L・21R)を分割構成し、タンク(37)の側面の一部を前記側部カバー(21R)で覆う構成において、該側部カバー(21R)を、タンク(37)と、ターニングフレーム(11)に対して着脱可能に構成し、前記側部カバー(21R)の上部側面には、前記タンク(37)との間の取付用孔(21d・21d)を開口し、側部カバー(21R)の底部には、前記ターニングフレーム(11)との間の取付用孔(21e・21e)を開口し、該側部カバー(21R)の外側から固定ボルト(67)を、前記取付用孔(21d・21d)に挿入して、該タンク(37)の外面と螺装固定し、前記側部カバー(21R)の下部から固定ボルト(68・68)を、前記取付用孔(21e・21e)に挿入して、該ターニングフレーム(11)の下面に設けたボルト孔に螺装固定したので、側部カバーを外すことによって、容易にタンクを着脱することが可能となり、メンテナンスも容易にできる。
また、側部カバー内面の座とタンクの外面の座の間にシムや座金等を介装することによって、側部カバーの端面とタンクの表面との間の隙間を調整することが可能となり、製造誤差や組立誤差により生じる隙間のバラツキを、この座の部分で調整することができ、その調整も容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る旋回作業車の全体側面図である。
【図2】 旋回台の平面図である。
【図3】 旋回台の左側面図である。
【図4】 (a)は左側の側部カバーの平面図、(b)は同じく側面図、(c)は(a)のA−A矢視断面図である。
【図5】 (a)は右側の側部カバーの平面図、(b)は同じく側面図、(c)は(a)のB−B矢視断面図である。
【図6】 (a)は左側の前部カバー平面図、(b)は同じく正面図、(c)は(a)のC−C矢視断面図である。
【図7】 (a)は右側の前部カバーの平面図、(b)は(a)のD−D矢視断面図、(c)は(a)のE−E矢視断面図である。
【図8】 フロアフレームを示す旋回台平面図である。
【図9】 同じく左側面図である。
【図10】 タンクのカバーと側部カバーを組み付けた右側面図である。
【図11】 タンクにタンクカバーを取り付けた正面図である。
【図12】 タンクカバーに側部カバーを取り付けた正面断面図である。
【符号の説明】
8 旋回台
9 ボンネット
11 ターニングフレーム
20 カバー
21L (左側)側部カバー
21R (右側)側部カバー
22L (左側)前部カバー
22R (右側)前部カバー
30 カウンタウェイト
31L (左側)側部カウンタウェイト
31R (右側)側部カウンタウェイト
32 後部カウンタウェイト
37 タンク
39 タンクカバー
66 座
67 固定ボルト
71 台座

Claims (1)

  1. ターニングフレーム(11)の外周に側部カバー(21L・21R)、前部カバー(22L・22R)及びカウンタウェイト(30)を装着する構成の旋回台において、該前部カバー(22L・22R)に照明用ライトの取付孔(23)を設け、
    前記ターニングフレーム(11)の外周に固設する側部カバー(21L・21R)を分割構成し、タンク(37)の側面の一部を前記側部カバー(21R)で覆う構成において、該側部カバー(21R)を、タンク(37)と、ターニングフレーム(11)に対して着脱可能に構成し、前記側部カバー(21R)の上部側面には、前記タンク(37)との間の取付用孔(21d・21d)を開口し、該側部カバー(21R)の底部には、前記ターニングフレーム(11)との間の取付用孔(21e・21e)を開口し、該側部カバー(21R)の外側から固定ボルト(67)を、前記取付用孔(21d・21d)に挿入して、該タンク(37)の外面と螺装固定し、前記側部カバー(21R)の下面から固定ボルト(68・68)を、前記取付用孔(21e・21e)に挿入して、該ターニングフレーム(11)の下面に設けたボルト孔に螺装固定したことを特徴とする旋回作業車。
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