JP4872660B2 - ゴルフボール用ゴム組成物及びゴルフボール - Google Patents
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Description
(a)成分;分子中に少なくとも1個のエポキシ基及び/又はイソシアナート基を含有するアルコキシシラン化合物
(b)成分;下記一般式(1)〜(5)のいずれかで表されるハロゲン化有機金属化合物、ハロゲン化金属化合物、又は有機金属化合物
R1 nM’X4−n (1)
M’X4 (2)
M’X3 (3)
R1 nM’(R2−COOR3)4−n (4)
R1 nM’(R2−COR3)4−n (5)
(前記一般式(1)、(4)、及び(5)中、R1及びR2は、同一又は異なる、炭素数1〜20の炭化水素基であり、nは0〜3の整数である。前記一般式(4)及び(5)中、R3は、側鎖にカルボニル基又はエステル基を含んでいてもよい炭素数1〜20の炭化水素基である。前記一般式(1)〜(5)中、M’はスズ原子、ケイ素原子、ゲルマニウム原子、又はリン原子である。また、前記一般式(1)〜(3)中、Xはハロゲン原子である)
(c)成分;分子中に、Y=C=Z結合(但し、Yは炭素原子、酸素原子、窒素原子、又は硫黄原子であり、Zは酸素原子、窒素原子又は硫黄原子である)を含有するヘテロクムレン化合物
(d)成分;分子中に下記一般式(6)で表される結合を含有するヘテロ3員環化合物(ただし、前記(a)成分を除く)
(f)成分;下記一般式(7)〜(12)のいずれかで表されるカルボン酸、酸ハロゲン化物、エステル化合物、炭酸エステル化合物、又は酸無水物
R4(COOH)m (7)
R5(COX)m (8)
R6COO−R7 (9)
R8−OCOO−R9 (10)
R10(COOCO−R11)m (11)
R13 lM”(OCOR14)4−l (13)
R15 lM”(OCO−R16−COOR17)4−l (14)
(h)成分;周期律表の原子番号57〜71にあたる希土類元素含有化合物、又はこれらの化合物とルイス塩基との反応物
(i)成分;アルモキサン及び/又はAlR20R21R22(但し、R20及びR21は、同一又は異なる、炭素数1〜10の炭化水素基又は水素原子であり、R22は炭素数1〜10の炭化水素基であり、R22は、R20又はR21と同一であっても異なっていてもよい)で表される有機アルミニウム化合物
(j)成分;その分子構造中に少なくとも一つのヨウ素原子を含有するヨウ素含有化合物
本発明のゴルフボール用ゴム組成物の一実施形態は、1,2−ビニル結合含量が0.5%未満、シス1,4−結合含量が98.5%以上、及びゲルパーミエーションクロマトグラフィーで測定した重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比(Mw/Mn)が3.5以下である共役ジエン系重合体を30〜100質量%含むゴム成分と、無機充填剤と、を含有し、ゴム成分100質量部に対して、無機充填剤を5〜80質量部含有するものである。以下、その詳細について説明する。
本実施形態のゴルフボール用ゴム組成物に含有されるゴム成分には、共役ジエン系重合体が所定の割合で含まれる。この共役ジエン系重合体は、1,2−ビニル結合含量が0.5%未満、シス1,4−結合含量が98.5%以上、及びゲルパーミエーションクロマトグラフィーで測定した重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比(Mw/Mn)が3.5以下のものであれば特に制限はない。共役ジエン系重合体の具体例としては、1,3−ブタジエン、イソプレン、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン、1,3−ペンタジエン、1,3−ヘキサジエン、及びミルセンからなる群より選択される少なくとも一種のモノマーに由来する構成単位を含むものを挙げることができる。なかでも、1,3−ブタジエン、イソプレン、及び2,3−ジメチル−1,3−ブタジエンからなる群より選択される少なくとも一種のモノマーに由来する構成単位を含むものを好適に用いることができる。
本実施形態のゴルフボール用ゴム組成物に含有されるゴム成分に含まれる共役ジエン系重合体として、変性共役ジエン系重合体を用いることが、貯蔵安定性の観点から好ましい。この変性共役ジエン系重合体は、活性末端を有する未変性共役ジエン系重合体を、前記(a)〜(g)成分からなる群より選択される少なくとも一種の化合物(変性剤)を用いて変性することにより得られるものである。
(a)成分は、その分子構造中に、エポキシ基及び/又はイソシアナート基を少なくとも一つ含有するアルコキシシラン化合物である。(a)成分のうち、エポキシ基を少なくとも一つ含有するアルコキシシラン化合物の具体例としては、3−グリシジルオキシプロピルトリメトキシシラン、3−グリシジルオキシプロピルトリエトキシシラン、3−グリシジルオキシプロピルトリフェノキシシラン、(3−グリシジルオキシプロピル)メチルジメトキシシラン、(3−グリシジルオキシプロピル)メチルジエトキシシラン、(3−グリシジルオキシプロピル)メチルジフェノキシシラン、(3−グリシジルオキシプロピル)メチルジメトキシシランの縮合物、(3−グリシジルオキシプロピル)メチルジエトキシシランの縮合物、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、3−グリシジルオキシプロピルトリメトキシシランの縮合物、3−グリシジルオキシプロピルトリエトキシシランの縮合物等を挙げることができる。
(b)成分は、前記一般式(1)〜(5)のいずれかで表されるハロゲン化有機金属化合物、ハロゲン化金属化合物、又は有機金属化合物である。なお、前記一般式(1)で表される化合物は、ハロゲン化有機金属化合物であり、前記一般式(2)及び(3)で表される化合物は、ハロゲン化金属化合物であり、前記一般式(4)及び(5)で表される化合物は、有機金属化合物である。
(c)成分は、その分子構造中に、Y=C=Z結合(但し、Yは炭素原子、酸素原子、窒素原子、又は硫黄原子であり、Zは酸素原子、窒素原子又は硫黄原子である)を含有するヘテロクムレン化合物である。
(d)成分は、その分子構造中に、前記一般式(6)で表される結合を含有するヘテロ3員環化合物(但し、前記(a)成分を除く)である。(d)成分の具体例としては、ヘテロ3員環化合物を挙げることができる。
(e)成分は、ハロゲン化イソシアノ化合物である。ハロゲン化イソシアノ化合物とは、N=C−Xで表される構造を有する化合物(但し、Xはハロゲン原子である)をいう。このようなハロゲン化イソシアノ化合物としては、例えば、2−アミノ−6−クロロピリジン、2,5−ジブロモピリジン、4−クロロ−2−フェニルキナゾリン、2,4,5−トリブロモイミダゾール、3,6−ジクロロ−4−メチルピリダジン、3,4,5−トリクロロピリダジン、4−アミノ−6−クロロ−2−メルカプトピリミジン、2−アミノ−4−クロロ−6−メチルピリミジン、2−アミノ−4,6−ジクロロピリミジン、6−クロロ−2,4−ジメトキシピリミジン、2−クロロピリミジン、2,4−ジクロロ−6−メチルピリミジン、4,6−ジクロロ−2−(メチルチオ)ピリミジン、2,4,5,6−テトラクロロピリミジン、2,4,6−トリクロロピリミジン、2−アミノ−6−クロロピラジン、2,6−ジクロロピラジン、2,4−ビス(メチルチオ)−6−クロロ−1,3,5−トリアジン、2,4,6−トリクロロ−1,3,5−トリアジン、2−ブロモ−5−ニトロチアゾール、2−クロロベンゾチアゾール、2−クロロベンゾオキサゾール等を挙げることができる。
(f)成分は、前記一般式(7)〜(12)のいずれかで表されるカルボン酸、酸ハロゲン化物、エステル化合物、炭酸エステル化合物、又は酸無水物である。なお、前記一般式(7)で表される化合物はカルボン酸であり、前記一般式(8)で表される化合物は酸ハロゲン化物であり、前記一般式(9)で表される化合物はエステル化合物であり、前記一般式(10)で表される化合物は炭酸エステル化合物であり、前記一般式(11)及び(12)で表される化合物は酸無水物である。
(g)成分は、前記一般式(13)〜(15)のいずれかで表されるカルボン酸金属塩である。前記一般式(13)で表される化合物としては、例えば以下に示す化合物等を挙げることができる。
変性共役ジエン系重合体を製造するに際して用いられる未変性共役ジエン系重合体は、既に述べた共役ジエン系重合体を製造する方法に準じて製造することができる。但し、未変性共役ジエン系重合体は、1,3−ブタジエンを、前記(h)〜(j)成分を主成分とする触媒を用いて重合して得られたものであることが好ましい。(h)〜(j)成分を主成分とする触媒を用いて重合してすることにより、より分子量分布が狭く、シス1,4−結合含量のより高い未変性共役ジエン系重合体を得ることができる。
(h)成分は、周期律表の原子番号57〜71にあたる希土類元素含有化合物、又はこれらの化合物とルイス塩基との反応物である。希土類元素含有化合物に含有される希土類元素の具体例としては、ネオジム、プラセオジウム、セリウム、ランタン、ガドリニウム、サマリウム等を挙げることができる。これらのうち、ネオジムが好ましい。なお、これらの希土類元素は、一種単独で又は二種以上を組み合わせて用いることができる。希土類元素含有化合物の具体例としては、希土類元素のカルボン酸塩、アルコキサイド、β−ジケトン錯体、リン酸塩、亜リン酸塩等を挙げることができる。このうち、カルボン酸塩、又はリン酸塩が好ましく、カルボン酸塩が更に好ましい。
(i)成分は、アルモキサン(「アルミノオキサン」ともいう)及び/又はAlR20R21R22(但し、R20及びR21は、同一又は異なる、炭素数1〜10の炭化水素基又は水素原子であり、R22は炭素数1〜10の炭化水素基であり、R22は、R20又はR21と同一であっても異なっていてもよい)で表される有機アルミニウム化合物である。
(j)成分は、その分子構造中に少なくとも一個のヨウ素原子を含有するヨウ素含有化合物である。ヨウ素含有化合物を用いることにより、シス−1,4−結合含量が98.5%以上である共役ジエン系重合体を容易に得ることができるという利点がある。ヨウ素含有化合物は、その分子構造中に少なくとも一個のヨウ素原子を含有すれば特に制限はないが、例えば、トリメチルシリルアイオダイド、ジエチルアルミニウムアイオダイド、メチルアイオダイド、ブチルアイオダイド、ヘキシルアイオダイド、オクチルアイオダイド、ヨードホルム、ジヨードメタン、ヨウ素、ベンジリデンアイオダイド、ヨウ化ベリリウム、ヨウ化マグネシウム、ヨウ化カルシウム、ヨウ化バリウム、ヨウ化亜鉛、ヨウ化カドミウム、ヨウ化水銀、ヨウ化マンガン、ヨウ化レニウム、ヨウ化銅、ヨウ化銀、ヨウ化金等を挙げることができる。
本実施形態のゴルフボール用ゴム組成物に含有されるゴム成分には、ゴム成分の全体を100質量%とした場合に、前述の共役ジエン系重合体が30〜100質量%、好ましくは40〜100質量%、更に好ましくは50〜100質量%含まれる。ゴム成分中の共役ジエン系重合体の割合が30質量%未満であると、所望の物性を有するゴム組成物を得難くなり、本発明の目的が達せられない場合がある。なお、ゴム成分に含まれる共役ジエン系重合体は、一種のみであってもよく、二種以上の組合せであってもよい。
本実施形態のゴルフボール用ゴム組成物には、無機充填剤が含有される。この無機充填剤が含有されることにより、ゴルフボール用ゴム組成物を架橋した架橋ゴムの強度が向上する。また、無機充填剤の含有割合を調整することにより、ソリッドゴルフボールの重さを調整することができる。
本実施形態のゴルフボール用ゴム組成物には、前述のゴム成分、及び無機充填剤以外の成分として、架橋剤や有機過酸化物を含有させることが好ましい。
(ii):前記(i)(不飽和酸)のZn、Mg、Ca、Ba、及びNaの各塩(アクリル酸Zn、ジアクリル酸Zn、メタクリル酸Zn、ジメタクリル酸Zn、イタコン酸Zn、アクリル酸Mg、ジアクリル酸Mg、メタクリル酸Mg、ジメタクリル酸Mg、イタコン酸Mg等)
本実施形態のゴルフボール用ゴム組成物には、前述のゴム成分、無機充填剤、架橋剤、有機過酸化物以外の成分として、所望により、酸化亜鉛等の架橋助剤;ステアリン酸等の滑剤;酸化防止剤等を配合してもよい。
次に、本発明のゴルフボールの一実施形態について説明する。本実施形態のゴルフボールは、前述のゴルフボール用ゴム組成物を架橋及び成形することにより得られるものである。従って、本実施形態のゴルフボールは、反撥弾性が良好であるといった効果を奏するものであるとともに、良好な作業性で製造可能なものである。以下、本発明のゴルフボール(ソリッドゴルフボール)の代表例につき、図面を参照しつつ説明する。
カラム:東ソー社製カラム「GMHHXL」(2本)
カラム温度:40℃
移動相:テトラヒドロフラン
流速:1.0ml/min
サンプル濃度:10mg/20ml
「5」:ロールにきれいに巻き付き、表面も滑らかである。
「4」:ロールに巻き付き、表面にざらつきがない。
「3」:ロールに巻き付くが、表面にざらつきがある。
「2」:ロールに巻き付くが、表面に穴が空き汚い。
「1」:ロールに巻き付かない。
荷重:50kg
ノズル:2×2m/m
余熱:180sec、60℃
窒素置換された5Lオートクレーブに、シクロヘキサン2.4kg、1,3−ブタジエン300gを仕込んだ。バーサチック酸ネオジム(以下、「Nd(ver)3」ともいう)(0.18mmol)のシクロヘキサン溶液、メチルアルモキサン(以下、「MAO」ともいう)(1.8mmol)のトルエン溶液、水素化ジイソブチルアルミニウム(以下、「AliBu2H」ともいう)(4.4mmol)のトルエン溶液、及びトリメチルシリルアイオダイド(以下、「Me3SiI」ともいう)(0.36mmol)のトルエン溶液を、ネオジムの5倍モル量の1,3−ブタジエンと30℃で60分間反応熟成させて得られた触媒組成物(ヨウ素原子/希土類元素含有化合物(モル比)=2.0)を更に仕込み、30℃で2時間重合反応を行った。1,3−ブタジエンの反応転化率は、ほぼ100%であった。次いで、2,4−ジ−t−ブチル−p−クレゾール1.5gを含むメタノール溶液を添加し、重合停止後、スチームストリッピングにより脱溶媒し、110℃のロールで乾燥して重合体Aを得た。重合条件を表1に示す。また、得られた重合体Aのムーニー粘度(ML1+4(100℃))は59、分子量分布(Mw/Mn)は1.8、シス1,4−結合含量は99.6%、及び1,2−ビニル結合含量は0.16%であった。
窒素置換された5Lオートクレーブに、シクロヘキサン2.4kg、1,3−ブタジエン300gを仕込んだ。Nd(ver)3(0.18mmol)のシクロヘキサン溶液、MAO(1.8mmol)のトルエン溶液、AliBu2H(6.0mmol)のトルエン溶液、及びMe3SiI(0.36mmol)のトルエン溶液を、ネオジムの5倍モル量の1,3−ブタジエンと30℃で60分間反応熟成させて得られた触媒組成物(ヨウ素原子/希土類元素含有化合物(モル比)=2.0)を更に仕込み、30℃で2時間重合反応を行った。1,3−ブタジエンの反応転化率は、ほぼ100%であった。次いで、重合溶液の温度を30℃に保ち、3−グリシジルオキシプロピルトリメトキシシラン(以下、「GPMOS」ともいう)(0.37mmol)を添加し、15分間反応させた後、ジオクチルスズビスオクチルマレート(以下、「DOTBOM」ともいう)(0.18mmol)を添加し、更に15分間反応させた。その後、2,4−ジ−t−ブチル−p−クレゾール1.5gを含むメタノール溶液を添加し、重合停止後、スチームストリッピングにより脱溶媒し、110℃のロールで乾燥して変性重合体Bを得た。重合及び変性条件を表1に示す。また、得られた変性重合体Bの分析結果(重合反応の結果)を表1に示す。
GPMOSを添加せず、DOTBOM(0.55mmol)を添加したこと以外は、前述の合成例1と同様の方法で変性重合体Cを得た。重合及び変性条件を表1に示す。また、得られた変性重合体Cの分析結果(重合反応の結果)を表1に示す。
DOTBOMを添加せず、GPMOS(0.55mmol)を添加したこと以外は、前述の合成例3と同様の方法で変性重合体Dを得た。重合及び変性条件を表1に示す。また、得られた変性重合体Dの分析結果(重合反応の結果)を表1に示す。
GPMOSとDOTBOMを予め混合した溶液を使用したこと以外は、前述の合成例2と同様の方法で変性重合体Eを得た。重合及び変性条件を表1に示す。また、得られた変性重合体Eの分析結果(重合反応の結果)を表1に示す。
GPMOSに代えて、3−イソシアナートプロピルトリエトキシシラン(以下、「IPEOS」ともいう)を添加したこと以外は、前述の合成例1と同様の方法で変性重合体Fを得た。重合及び変性条件を表1に示す。また、得られた変性重合体Fの分析結果(重合反応の結果)を表1に示す。
DOTBOMに代えて、ジオクチルスズジクロリド(以下、「DOTDC」ともいう)を添加したこと以外は、前述の合成例1と同様の方法で変性重合体Gを得た。重合及び変性条件を表1に示す。また、得られた変性重合体Gの分析結果(重合反応の結果)を表1に示す。
DOTBOMに代えて、ポリメチレンポリフェニルポリイソシアネート(商品名「PAPI*135」(ダウ・ケミカル日本社製)、NCO換算で0.72mmol)(以下、「CMDI」ともいう)を添加したこと以外は、前述の合成例1と同様の方法で変性重合体Hを得た。重合及び変性条件を表1に示す。また、得られた変性重合体Hの分析結果(重合反応の結果)を表1に示す。
DOTBOMに代えて、トリメチロールプロパンポリグリシジルエーテル(以下、「TMPPGE」ともいう)を添加したこと以外は、前述の合成例1と同様の方法で変性重合体Iを得た。重合及び変性条件を表1に示す。また、得られた変性重合体Iの分析結果(重合反応の結果)を表1に示す。
DOTBOMに代えて、アジピン酸ジエチル(以下、「AADE」ともいう)を添加したこと以外は、前述の合成例1と同様の方法で変性重合体Jを得た。重合及び変性条件を表1に示す。また、得られた変性重合体Jの分析結果(重合反応の結果)を表1に示す。
窒素置換された5Lオートクレーブに、シクロヘキサン2.4kg、1,3−ブタジエン300gを仕込んだ。Nd(ver)3(0.18mmol)のシクロヘキサン溶液、MAO(9.0mmol)のトルエン溶液、AliBu2H(3.0mmol)のトルエン溶液、及びトリメチルシリルクロライド(以下、「Me3SiCl」ともいう)(0.36mmol)のトルエン溶液を、ネオジムの5倍モル量の1,3−ブタジエンと30℃で60分間反応熟成させて得られた触媒組成物(塩素原子/希土類元素含有化合物(モル比)=2.0)を更に仕込み、30℃で2時間重合反応を行った。1,3−ブタジエンの反応転化率は、ほぼ100%であった。次いで、2,4−ジ−t−ブチル−p−クレゾール1.5gを含むメタノール溶液を添加し、重合停止後、スチームストリッピングにより脱溶媒し、110℃のロールで乾燥して重合体Kを得た。重合条件を表1に示す。また、得られた重合体Kの分析結果(重合反応の結果)を表1に示す。
窒素置換された5Lオートクレーブに、シクロヘキサン2.4kg、1,3−ブタジエン300gを仕込んだ。Nd(ver)3(0.18mmol)のシクロヘキサン溶液、MAO(9.0mmol)のトルエン溶液、AliBu2H(4.2mmol)のトルエン溶液、及びMe3SiCl(0.36mmol)のトルエン溶液を、ネオジムの5倍モル量の1,3−ブタジエンと30℃で60分間反応熟成させて得られた触媒組成物(塩素原子/希土類元素含有化合物(モル比)=2.0)を更に仕込み、30℃で2時間重合反応を行った。1,3−ブタジエンの反応転化率は、ほぼ100%であった。次いで、重合溶液の温度を30℃に保ち、GPMOS(0.37mmol)を添加し、15分間反応させた後、DOTBOM(0.18mmol)を添加し、更に15分間反応させた。その後、2,4−ジ−t−ブチル−p−クレゾール1.5gを含むメタノール溶液を添加し、重合停止後、スチームストリッピングにより脱溶媒し、110℃のロールで乾燥して変性重合体Lを得た。重合及び変性条件を表1に示す。また、得られた重合体Kの分析結果(重合反応の結果)を表1に示す。なお、表1中の注釈(*1〜4)の内容を以下に示す。
Nd(ver)3;バーサチック酸ネオジム
MAO;メチルアルモキサン
AliBu2H;水素化ジイソブチルアルミニウム
Me3SiI;トリメチルシリルアイオダイド
Me3SiCl;トリメチルシリルクロライド
GPMOS;3−グリシジルオキシプロピルトリメトキシシラン
DOTBOM;ジオクチルスズビスオクチルマレート
IPEOS;3−イソシアナートプロピルトリエトキシシラン
DOTDC;ジオクチルスズジクロリド
CMDI;ポリメチレンポリフェニルポリイソシアネート(商品名「PAPI*135」(ダウ・ケミカル日本社製))
TMPPGE;トリメチロールプロパンポリグリシジルエーテル
AADE;アジピン酸ジエチル
*2:重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比
*3:GPMOSとDOTBOMを混合後に使用した
*4:NCO換算のモル数である
重合体A100部、ジアクリル酸亜鉛25部、酸化亜鉛22部、ジクミルパーオキサイド1.8部、及び酸化防止剤(商品名「ヨシノックス425」(吉富製薬社製))0.5部を、50℃のニーダーを使用して、50rpm、15分間混練することにより、ゴム組成物(実施例1)を得た。得られたゴム組成物のロール加工性は「3」、押出加工性は「102」、反撥弾性は「117」であった。
表2に示す配合処方としたこと以外は、前述の実施例1と同様にしてゴム組成物(実施例2〜10、比較例1、2)を得た。得られたゴム組成物の各種評価結果を表2に示す。なお、表2中の注釈(*1、2)の内容を以下に示す。
*2:「比較例2」を100とする指数表記である
表3に示す配合処方としたこと以外は、前述の実施例1と同様にしてゴム組成物(実施例11〜14、比較例3〜8)を得た。得られたゴム組成物の各種評価結果を表3に示す。なお、表3中の注釈(*1〜3)の内容を以下に示す。
*2:商品名「ヨシノックス425」(吉富製薬社製)
*3:「比較例5」を100とする指数表記である
表4に示す配合処方としたこと以外は、前述の実施例1と同様にしてゴム組成物(実施例15〜18、比較例9〜14)を得た。得られたゴム組成物の各種評価結果を表4に示す。なお、表4中の注釈(*1〜3)の内容を以下に示す。
*2:商品名「ヨシノックス425」(吉富製薬社製)
*3:「比較例11」を100とする指数表記である
1a,2a,3a ディンプル
11 コア
21 内層コア
22 外層コア
12,23 カバー
Claims (8)
- 1,2−ビニル結合含量が0.5%未満、シス1,4−結合含量が98.5%以上、及びゲルパーミエーションクロマトグラフィーで測定した重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比(Mw/Mn)が3.5以下である共役ジエン系重合体を30〜100質量%含むゴム成分と、
無機充填剤と、を含有し、
前記ゴム成分100質量部に対して、前記無機充填剤を5〜80質量部含有するゴルフボール用ゴム組成物。 - 前記共役ジエン系重合体が、活性末端を有する未変性共役ジエン系重合体を、下記(a)〜(g)成分からなる群より選択される少なくとも一種の化合物を用いて変性した変性共役ジエン系重合体である請求項1に記載のゴルフボール用ゴム組成物。
(a)成分;分子中に少なくとも1個のエポキシ基及び/又はイソシアナート基を含有するアルコキシシラン化合物
(b)成分;下記一般式(1)〜(5)のいずれかで表されるハロゲン化有機金属化合物、ハロゲン化金属化合物、又は有機金属化合物
R1 nM’X4−n (1)
M’X4 (2)
M’X3 (3)
R1 nM’(R2−COOR3)4−n (4)
R1 nM’(R2−COR3)4−n (5)
(前記一般式(1)、(4)、及び(5)中、R1及びR2は、同一又は異なる、炭素数1〜20の炭化水素基であり、nは0〜3の整数である。前記一般式(4)及び(5)中、R3は、側鎖にカルボニル基又はエステル基を含んでいてもよい炭素数1〜20の炭化水素基である。前記一般式(1)〜(5)中、M’はスズ原子、ケイ素原子、ゲルマニウム原子、又はリン原子である。また、前記一般式(1)〜(3)中、Xはハロゲン原子である)
(c)成分;分子中に、Y=C=Z結合(但し、Yは炭素原子、酸素原子、窒素原子、又は硫黄原子であり、Zは酸素原子、窒素原子又は硫黄原子である)を含有するヘテロクムレン化合物
(d)成分;分子中に下記一般式(6)で表される結合を含有するヘテロ3員環化合物(ただし、前記(a)成分を除く)
(e)成分;ハロゲン化イソシアノ化合物
(f)成分;下記一般式(7)〜(12)のいずれかで表されるカルボン酸、酸ハロゲン化物、エステル化合物、炭酸エステル化合物、又は酸無水物
R4(COOH)m (7)
R5(COX)m (8)
R6COO−R7 (9)
R8−OCOO−R9 (10)
R10(COOCO−R11)m (11)
(g)成分;下記一般式(13)〜(15)のいずれかで表されるカルボン酸金属塩
R13 lM”(OCOR14)4−l (13)
R15 lM”(OCO−R16−COOR17)4−l (14)
- 前記未変性共役ジエン系重合体が、1,3−ブタジエンを、下記(h)〜(j)成分を主成分とする触媒を用いて重合して得られたものである請求項2に記載のゴルフボール用ゴム組成物。
(h)成分;周期律表の原子番号57〜71にあたる希土類元素含有化合物、又はこれらの化合物とルイス塩基との反応物
(i)成分;アルモキサン及び/又はAlR20R21R22(但し、R20及びR21は、同一又は異なる、炭素数1〜10の炭化水素基又は水素原子であり、R22は炭素数1〜10の炭化水素基であり、R22は、R20又はR21と同一であっても異なっていてもよい)で表される有機アルミニウム化合物
(j)成分;その分子構造中に少なくとも一つのヨウ素原子を含有するヨウ素含有化合物 - 前記共役ジエン系重合体が、1,3−ブタジエン、イソプレン、及び2,3−ジメチル−1,3−ブタジエンからなる群より選択される少なくとも一種の共役ジエン化合物に由来する構成単位を含むものである請求項1〜3のいずれか一項に記載のゴルフボール用ゴム組成物。
- 前記無機充填剤が、酸化亜鉛、硫酸バリウム、及びシリカからなる群より選択される少なくとも一種である請求項1〜4のいずれか一項に記載のゴルフボール用ゴム組成物。
- 天然ゴム、合成イソプレンゴム、ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、エチレン−α−オレフィン共重合ゴム、エチレン−α−オレフィン−ジエン共重合ゴム、アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム、クロロプレンゴム、及びハロゲン化ブチルゴムからなる群より選択される少なくとも一種が前記ゴム成分に更に含まれる請求項1〜5のいずれか一項に記載のゴルフボール用ゴム組成物。
- 前記ゴム成分100質量部に対して、架橋剤10〜50質量部、無機充填剤5〜80質量部、及び有機過酸化物0.1〜10質量部を含有する請求項1〜6のいずれか一項に記載のゴルフボール用ゴム組成物。
- 請求項1〜7のいずれか一項に記載のゴルフボール用ゴム組成物を架橋及び成形することにより得られるゴルフボール。
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