JP2001048940A - ブタジエン系重合体及びその製造方法 - Google Patents
ブタジエン系重合体及びその製造方法Info
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Abstract
新規なブタジエン系重合体及びそのようなブタジエン系
重合体の製造方法を提供する。 【解決手段】 1,3−ブタジエン単量体単位20〜1
00重量%及び1,3−ブタジエンと共重合可能なその
他の単量体単位80〜0重量%からなり、重量平均分子
量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)
が1.8〜5、ムーニー粘度(ML(1+4)100
℃)が30〜200であり、1,3−ブタジエン単量体
単位中の1,4−シス結合含量が98.9モル%以上で
あるブタジエン系重合体、及び、ランタン系列金属を含
有する新規の触媒を使用するブタジエン系重合体の製造
方法。
Description
系重合体及びその製造方法に関し、さらに詳しくは、高
い1,4−シス結合含量を有し、適度な分子量分布及び
好適なムーニー粘度を有するブタジエン系重合体及びそ
の新規な製造方法に関する。
するゴムとして、様々な分野で広く用いられている。例
えば、機械的強度に優れたブタジエン系重合体として、
コバルトやニッケルなどを触媒金属として使用して得ら
れる、1,4−シス結合含量が高いものが提案されてい
る(例えば、特開平6−228670号公報、特開昭5
7−15415号公報、特開昭59−164313号公
報など)。しかし、これらのブタジエン系重合体は、最
近の性能バランス向上要求に対して、低発熱性の点で不
十分な場合があった。
体として、ネオジムを触媒金属として使用して得られ
る、1,4−シス結合含量が高いものが提案されている
(例えば、Rubber & Plastics Ne
ws,September 23,1996など)。こ
こで得られるブタジエン系重合体は、従来のブタジエン
系重合体と比較して低発熱性に優れているが、分子量分
布(重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)と
の比(Mw/Mn)で表す。)が広く、機械的強度や耐
摩耗性の点で不十分な場合があった。
ブタジエン系重合体を得るため、ネオジムを触媒金属と
して用いて、分子量分布の狭いブタジエン系重合体を製
造する方法が検討されている。例えば、特開平8−73
515号公報には、1,4−シス結合含量が97.7モ
ル%、Mw/Mnが2.5、Mnが32万(標準ポリス
チレン換算)のポリブタジエンが開示されている。ま
た、特公平5−65525号公報には、1,4−シス結
合含量が99.0モル%、Mw/Mnが2.3、ムーニ
ー粘度(ML(1+4)100℃)が18であるポリブ
タジエンが開示されている。しかし、さらに高いムーニ
ー粘度のポリブタジエンを得ようとすると、1,4−シ
ス結合含量が低下する問題があった。
稿集(2H105、横浜(1999))には、サマリウ
ムを触媒金属として使用して得られる、1,4−シス結
合含量が98.8モル%、Mw/Mnが1.82、Mn
が40.1万(標準ポリスチレン換算)であるポリブタ
ジエンが開示されている。
く、分子量分布の狭いポリブタジエンが検討されている
が、最近の高度な性能バランス向上要求に対応する為
に、さらに1,4−シス結合含量が高く、かつ、適度な
分子量分布及び好適なムーニー粘度を有するブタジエン
系重合体が求められている。
的強度、低発熱性及び耐摩耗性に優れた新規なブタジエ
ン系重合体及びそのようなブタジエン系重合体の製造方
法を提供することにある。
的を達成するために鋭意研究を重ねた結果、ランタン系
列金属を触媒金属とした特定の重合触媒を用いることに
より、従来になく高い1,4−シス結合含量を有し、か
つ、適度な分子量分布及び好適なムーニー粘度を有する
ブタジエン系重合体を製造できることを見出し、その知
見に基づいて本発明を完成するに至った。
ジエン単量体単位20〜100重量%及び1,3−ブタ
ジエンと共重合可能なその他の単量体単位80〜0重量
%からなり、重量平均分子量(Mw)と数平均分子量
(Mn)の比(Mw/Mn)が1.8〜5、ムーニー粘
度(ML(1+4)100℃)が30〜200であり、
1,3−ブタジエン単量体単位中の1,4−シス結合含
量が98.9モル%以上であるブタジエン系重合体が提
供される。
化合物(A)、非配位性アニオンとカチオンとからなる
イオン性化合物(B)及び周期律表第I〜III族金属
を含有する有機金属化合物(C)からなる触媒の存在下
で、1,3−ブタジエン1〜100重量%及び1,3−
ブタジエンと共重合可能なその他の単量体99〜0重量
%からなる単量体を重合することを特徴とするブタジエ
ン系重合体の製造方法が提供される。
含有するランタン系列金属化合物(D)、ルイス酸
(E)及び周期律表第I〜III族金属を含有する有機
金属化合物(C)からなる触媒の存在下で、1,3−ブ
タジエン1〜100重量%及び1,3−ブタジエンと共
重合可能なその他の単量体99〜0重量%からなる単量
体を重合することを特徴とするブタジエン系重合体の製
造方法が提供される。
含有するランタン系列金属化合物(D)と有機アルミニ
ウムオキシ化合物(F)とからなる触媒の存在下で、
1,3−ブタジエン1〜100重量%及び1,3−ブタ
ジエンと共重合可能なその他の単量体99〜0重量%か
らなる単量体を重合することを特徴とするブタジエン系
重合体の製造方法が提供される。
量体単位20〜100重量%及び1,3−ブタジエンと
共重合可能なその他の単量体単位80〜0重量%からな
り、重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の
比(Mw/Mn)が1.8〜5、ムーニー粘度(ML
(1+4)100℃)が30〜200であり、1,3−
ブタジエン単量体単位中の1,4−シス結合含量が9
8.9モル%以上である。
ブタジエン単量体単位含量は20重量%以上、好ましく
は50重量%以上、より好ましくは90重量%以上であ
る。この含量が少なすぎると、1,3−ブタジエン単量
体単位中の1,4−シス結合含量が高くても、重合体全
体に対する1,4−シス結合含量が低下する為、本発明
の効果が発現しにくくなる。
の単量体としては、特に限定されないが、例えば、炭素
数5〜8を含有する共役ジエン単量体、芳香族ビニル単
量体、オレフィン単量体、非共役ジエン単量体、α,β
−エチレン性不飽和カルボン酸エステル単量体が挙げら
れる。中でも、炭素数5〜8からなる共役ジエン単量体
が好ましい。
としては、特に限定されないが、2−メチル−1,3−
ブタジエン、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン、
2−クロロ−1,3−ブタジエン、1,3−ペンタジエ
ン、1,3−ヘキサジエンなどが挙げられる。
れないが、スチレン、o−メチルスチレン、m−メチル
スチレン、p−メチルスチレン、2,4−ジメチルスチ
レン、o−エチルスチレン、m−エチルスチレン、p−
エチルスチレン、p−tert−ブチルスチレン、α−
メチルスチレン、α−メチル−p−メチルスチレン、o
−クロルスチレン、m−クロルスチレン、p−クロルス
チレン、p−ブロモスチレン、2−メチル−4,6−ジ
クロルスチレン、2,4−ジブロモスチレン、ビニルナ
フタレンなどが挙げられる。
ないが、炭素数2〜10を含有するモノオレフィン化合
物が挙げられる。これは環状構造を有していても良い。
具体例としては、エチレン、プロピレン、1−ブテン、
シクロペンテン、2−ノルボルネンなどが挙げられる。
10を含有する非共役のジオレフィン化合物が挙げられ
る。これは環状構造を有していても良い。具体例として
は、1,5−ヘキサジエン、1,6−ヘプタジエン、
1,7−オクタジエン、ジシクロペンタジエン、5−エ
チリデン−2−ノルボルネンなどが挙げられる。
テル単量体としては、特に限定されないが、α,β−エ
チレン性不飽和カルボン酸の炭素数1〜8を含有するア
ルキルエステルが挙げられる。具体例としては、メチル
アクリレート、メチルメタクリレート、エチルアクリレ
ート、エチルメタクリレート、ブチルアクリレートなど
が挙げられる。
好ましくは50重量%、より好ましくは10重量%であ
る。
3−ブタジエン単量体単位中の1,4−シス結合含量
は、98.9モル%以上、好ましくは99.0モル%以
上、より好ましくは99.1モル%以上である。ブタジ
エン系重合体における1,3−ブタジエン単量体単位中
の1,4−シス結合含量が過度に低いブタジエン系重合
体は、機械的強度が低い。
MR分析と13C−NMR分析を併用して行うことがで
き、その測定値の誤差は、通常、0.2モル%程度であ
る。
/Mnの下限は、1.8、好ましくは1.9、より好ま
しくは2であり、上限は5、好ましくは4、より好まし
くは3.5である。Mw/Mnの値が過度に小さいブタ
ジエン系重合体は、加工性が悪く、Mw/Mnの値が過
度に大きいブタジエン系重合体は機械的強度及び耐摩耗
性が低い。
度(ML(1+4)100℃)の下限は30、好ましく
は35、より好ましくは45であり、上限は200、好
ましくは180、より好ましくは160である。ブタジ
エン系重合体のムーニー粘度が過度に低い場合は、機械
的強度及び耐摩耗性が低下し、過度に高い場合はその重
合体の製造が困難になると共に加工性が低下する。
物(A)、非配位性アニオンとカチオンとからなるイオ
ン性化合物(B)及び周期律表第I〜III族金属を含
有する有機金属化合物(C)からなる触媒の存在下で、
1,3−ブタジエン1〜100重量%及び1,3−ブタ
ジエンと共重合可能なその他の単量体99〜0重量%か
らなる単量体を重合することにより製造することができ
る。(以下、ブタジエン系重合体の第1の製造方法とい
う。)
使用するランタン系列金属化合物(A)を構成するラン
タン系列金属は、ランタン、セリウム、プラセオジウ
ム、ネオジム、プロメチウム、サマリウム、ユウロピウ
ム、ガドリニウム、テルビウム、ジスプロシウム、ホル
ミニウム、エルビウム、ツリウム、イッテルビウム及び
ルテチウムから選ばれる。中でもランタン、セリウム、
プラセオジム、ネオジム、サマリウム及びガドリニウム
が好ましく、入手性や取り扱い性の点から、ネオジムが
より好ましい。
は3価のランタン系列金属の、塩、アルコキシド、フェ
ノキシド又は金属錯体である。ランタン系列金属の塩と
しては、特に限定されないが、例えば、ハロゲン化物、
カルボン酸塩及び有機リン酸塩が挙げられる。ランタン
系列金属のハロゲン化物としては、フッ素化物、塩素化
物、臭素化物、ヨウ素化物などが挙げられ、中でも、塩
素化物がより好ましい。
るカルボン酸類は、特に限定されないが、通常、炭素数
1〜12を含有するモノカルボン酸又は多価カルボン酸
である。これらは、ハロゲンなどの置換基を有していて
もよい。具体例としては、酢酸、オクタン酸、エチルヘ
キサン酸、ラウリン酸、バーサチック酸などの脂肪族モ
ノカルボン酸;フルオロ酢酸、ブロモ酢酸、クロロ酢
酸、ヨード酢酸、ジフルオロ酢酸、ジクロロ酢酸、トリ
フルオロ酢酸、トリクロロ酢酸などのハロゲン置換脂肪
族モノカルボン酸;フェニル酢酸、フルオロフェニル酢
酸、クロロフェニル酢酸、ジフルオロフェニル酢酸、ジ
クロロフェニル酢酸、トリフルオロフェニル酢酸、トリ
クロロフェニル酢酸などのアリール置換脂肪族モノカル
ボン酸;シクロペンタンカルボン酸などの脂環族モノカ
ルボン酸;マレイン酸などの脂肪族多価カルボン酸;安
息香酸、ナフテン酸などの芳香族モノカルボン酸;フル
オロ安息香酸、クロロ安息香酸、ジフルオロ安息香酸、
ジクロロ安息香酸、トリフルオロ安息香酸、トリクロロ
安息香酸などのハロゲン置換芳香族モノカルボン酸など
が挙げられる。
る有機リン酸類は、特に限定されないが、下記の一般式
(I)で表される。
素原子、水酸基、又は、炭素数1〜20を含有する、炭
化水素基、芳香族炭化水素基、アルコキシ基、フェノキ
シ基もしくはアルキルフェノキシ基を表わす。これら
は、ハロゲンなどの置換基を有していてもよい。また、
R1及びR2は、それぞれ同一の基であっても異なる基
であってもよい。)
例としては、リン酸ジブチル、リン酸ジヘキシル、リン
酸ジオクチル、リン酸ビス(2−エチルヘキシル)、リ
ン酸ビス(1−メチルヘプチル)、リン酸ジオレイル、
リン酸ブチル(2−エチルヘキシル)、リン酸(1−メ
チルヘプチル)(2−エチルヘキシル)、リン酸ビス
(フルオロヘキシル)、リン酸ビス(クロロヘキシル)
などのリン酸ジアルキルエステル;リン酸ジフェニル、
リン酸ビス(p−ノニルフェニル)、リン酸ビス(フル
オロフェニル)、リン酸ビス(クロロフェニル)などの
リン酸ジアリールエステル; 2−エチルヘキシルホス
ホン酸モノ−2−エチルヘキシル、2−エチルヘキシル
ホスホン酸モノブチルなどのモノアルキルホスホン酸モ
ノアルキルエステル; 2−エチルヘキシルホスホン酸
モノ−p−ノニルフェニルなどのモノアルキルホスホン
酸モノアリールエステル;ホスホン酸モノ−2−エチル
ヘキシル、ホスホン酸モノ−1−メチルヘプチルなどの
ホスホン酸モノアルキルエステル; ホスホン酸モノ−
p−ノニルフェニルなどのホスホン酸モノアリールエス
テル; ジブチルホスフィン酸、ビス(2−エチルヘキ
シル)ホスフィン酸、ビス(1−メチルヘプチル)ホス
フィン酸、ジオレイルホスフィン酸、(2−エチルヘキ
シル)(1−メチルヘプチル)ホスフィン酸、ビス(フ
ルオロヘキシル)ホスフィン酸、ビス(クロロヘキシ
ル)ホスフィン酸、ビス(ヨードヘキシル)ホスフィン
酸などのジアルキルホスフィン酸; ジフェニルホスフ
ィン酸、ビス(p−ノニルフェニル)ホスフィン酸、ビ
ス(フルオロフェニル)ホスフィン酸、ビス(クロロフ
ェニル)ホスフィン酸などのジアリールホスフィン酸;
2−エチルヘキシルホスフィン酸、オレイルホスフィン
酸などのモノアルキルホスフィン酸;フェニルホスフィ
ン酸などのモノアリールホスフィン酸;などが挙げられ
る。
限定されないが、例えば、炭素数1〜10のアルコール
類のアルコキシドである。これらは、ハロゲンなどの置
換基を有していてもよい。アルコキシドを形成するアル
コール類の具体例としては、メタノール、エタノール、
i−プロパノール、t−ブタノール、t−アミルアル
コール、 2−ブテニルアルコール、3−ヘキセニルア
ルコールなどの脂肪族アルコール;フルオロエタノー
ル、ブロモエタノール、クロロエタノール、ヨードエタ
ノール、フルオロプロパノール、クロロプロパノール、
フルオロブタノール、クロロブタノールなどのハロゲン
置換脂肪族アルコール;シクロヘキシルアルコールなど
の脂環族アルコール;ベンジルアルコールなどのアリー
ル置換脂肪族アルコール;フルオロベンジルアルコー
ル、クロロベンジルアルコール、ジフルオロフェニルベ
ンジルアルコール、ジクロロベンジルアルコール、トリ
フルオロベンジルアルコール、トリクロロベンジルアル
コールなどのハロゲン化アリール置換脂肪族アルコー
ル;などが挙げられる。
限定されないが、例えば、炭素数6〜20を含有する、
モノフェノール類又は多価フェノール類のフェノキシド
である。これらは、ハロゲンなどの置換基を有していて
もよい。モノフェノール類の具体例としては、フェノー
ル;フルオロフェノール、ブロモフェノール、クロロフ
ェノール、ヨードフェノール、ジフルオロフェノール、
ジクロロフェノール、トリフルオロフェノール、トリブ
ロモフェノール、トリクロロフェノールなどのハロゲン
置換フェノール; 2,6−t−ブチルフェノール、
2,6−t−ブチル−4−メチルフェノールなどのアル
キル置換フェノール; などが挙げられる。多価フェノ
ール類の具体例としては、カテコールなどが挙げられ
る。
合物としては、特に限定されないが、例えば、炭素数5
〜12を含有するβ−ジケトン類が挙げられる。これら
は、ハロゲンなどの置換基を有していてもよい。有機錯
体を形成するβ−ジケトン類の具体例としては、アセチ
ルアセトン、ベンゾイルアセトン、エチルアセチルアセ
トン、フルオロアセチルアセトン、クロロアセチルアセ
トン、ヘキサフルオロアセチルアセトン、ヘキサブロモ
アセチルアセトン、ヘキサクロロアセチルアセトン、フ
ルオロベンゾイルアセトン、ブロモベンゾイルアセト
ン、クロロベンゾイルアセトン、ペンタフルオロベンゾ
イルアセトン、ペンタクロロベンゾイルアセトン、フル
オロエチルアセチルアセトン、ブロモエチルアセチルア
セトン、クロロエチルアセチルアセトンなどが挙げられ
る。
上記の中でも、カルボン酸塩と有機リン酸塩が好まし
く、カルボン酸塩がより好ましい。また、ランタン系列
金属化合物(A)はハロゲン置換基を有するものが好ま
しく、塩素の置換基を有するものがより好ましい。
使用するイオン性化合物(B)は、非配位性アニオンと
カチオンとからなる。
ないが、例えば、有機ホウ素化合物アニオンが挙げられ
る。有機ホウ素化合物アニオンとしては、テトラ(フェ
ニル)ボレート、テトラ(フルオロフェニル)ボレー
ト、テトラキス(ジフルオロフェニル)ボレート、テト
ラキス(トリフルオロフェニル)ボレート、テトラキス
(テトラフルオロフェニル)ボレート、テトラキス(ペ
ンタフルオロフェニル)ボレート、テトラキス(テトラ
フルオロメチルフェニル)ボレート、テトラ(トリイ
ル)ボレート、テトラ(キシリル)ボレート、(トリフ
ェニルペンタフルオロフェニル)ボレート、[トリス
(ペンタフルオロフェニル)フェニル]ボレートなどが
挙げられる。
例えば、カルボニウムカチオン、オキソニウムカチオ
ン、アンモニウムカチオン、ホスホニウムカチオン、フ
ェロセニウムカチオンが挙げられる。カルボニウムカチ
オンとしては、トリフェニルカルボニウムカチオン、ト
リ(メチルフェニル)カルボニウムカチオン、トリ(ジ
メチルフェニル)カルボニウムカチオンなどが挙げられ
る。オキソニウムカチオンとしては、メチルオキソニウ
ムカチオン、ジメチルオキソニウムカチオン、トリメチ
ルオキソニウムカチオンなどが挙げられる。アンモニウ
ムカチオンとしては、トリメチルアンモニウムカチオ
ン、トリエチルアンモニウムカチオン、トリプロピルア
ンモニウムカチオン、トリブチルアンモニウムカチオン
などのトリアルキルアンモニウムカチオン; ジイソプ
ロピルアンモニウムカチオンやジシクロヘキシルアンモ
ニウムカチオンなどジアルキルアンモニウムカチオン;
N,N−ジエチルアニリニウムカチオンやN,N−ジ
メチル−2,4,6−トリメチルアニリニウムカチオン
などのN,N−ジアルキルアニリニウムカチオン;など
が挙げられる。ホスホニウムカチオンとしては、トリフ
ェニルホスホニウムカチオン、トリ(メチルフェニル)
ホスホニウムカチオン、トリ(ジメチルフェニル)ホス
ホニウムカチオンなどが挙げられる。フェロセニウムカ
チオンとしては、1,1’−ジメチルフェロセニウムカ
チオンなどが挙げられる。
アニオン及びカチオンの中から、それぞれ任意に選択し
て組み合わせたイオン性化合物である。中でも好ましい
イオン性化合物(B)の具体例としては、トリ(メチル
フェニル)カルボニウムテトラ(ペンタフルオロフェニ
ル)ボレート、トリフェニルカルボニウムテトラ(ペン
タフルオロフェニル)ボレート、N,N−ジメチルアニ
リニウムテトラ(ペンタフルオロフェニル)ボレート、
1,1’−ジメチルフェロセニウムテトラ(ペンタフル
オロフェニル)ボレートが挙げられる。
使用する周期律表第I〜III族金属を含有する有機金
属化合物(C)は、周期律表第I〜III族金属に、少
なくともひとつの炭素数1〜8を含有する炭化水素基が
結合した化合物である。具体的な化合物としては、特に
限定されないが、例えば、有機リチウム化合物、有機マ
グネシウム化合物、有機アルミニウム化合物、有機アル
ミニウム水素化物、有機マグネシウムハロゲン化物、有
機アルミニウムハロゲン化物などが挙げられる。
ウム、ブチルリチウム、フェニルリチウムなどが挙げら
れる。有機マグネシウム化合物としては、ジブチルマグ
ネシウムなどが挙げられる。有機アルミニウム化合物と
しては、トリメチルアルミニウム、トリエチルアルミニ
ウム、トリイソプロピルアルミニウム、トリイソブチル
アルミニウムなどが挙げられる。有機アルミニウム水素
化物としては、ジエチルアルミニウムハイドライド、エ
チルアルミニウムセスキハイドライドなどが挙げられ
る。有機マグネシウムハロゲン化物としては、エチルマ
グネシウムクロライド、ブチルマグネシウムクロライド
などが挙げられる。有機アルミニウムハロゲン化物とし
ては、ジメチルアルミニウムクロライド、ジエチルアル
ミニウムクロライド、メチルアルミニウムセスキクロラ
イド、エチルアルミニウムセスキクロライド、メチルア
ルミニウムジクロライド、エチルアルミニウムジクロラ
イドなどが挙げられる。
媒の組成比(モル比で示す。)は、(B)/(A)の下
限が0.01、好ましくは0.1であり、上限が10
0、好ましくは10である。また、(C)/(A)の下
限は0.1、好ましくは1.0であり、上限は10,0
00、好ましくは1,000である。(B)/(A)が
小さすぎても大きすぎても重合活性が低下する。(C)
/(A)が過度に小さい場合は重合活性が低下し、過度
に大きい場合は多量の触媒が重合体中に残留しやすくな
る。
方法における(A)の使用量(単量体1モルに対する
(A)のモル量で示す。)の下限は0.001ミリモ
ル、好ましくは0.01ミリモルであり、上限は100
ミリモル、好ましくは10ミリモルである。(A)の使
用量が過度に少ない場合は、重合活性が低下し、過度に
多い場合は、ムーニー粘度が低下する。
ロゲン原子を含有するランタン系列金属化合物(D)、
ルイス酸(E)及び周期律表第I〜III族金属を含有
する有機金属化合物(C)からなる触媒の存在下で、
1,3−ブタジエン1〜100重量%及び1,3−ブタ
ジエンと共重合可能なその他の単量体99〜0重量%か
らなる単量体を重合することによって得ることができ
る。(以下、ブタジエン系重合体の第2の製造方法とい
う。)
化合物(D) 本発明のブタジエン系重合体の第2の製造方法において
使用するハロゲン原子を含有するランタン系列金属化合
物(D)を構成するランタン系列金属は、ランタン系列
金属化合物(A)で用いられるものと同様である。ハロ
ゲン原子としては、フッ素、塩素、臭素などが挙げら
れ、中でも塩素が好ましい。ハロゲン原子を含有するラ
ンタン系列金属化合物(D)は、2価もしくは3価のラ
ンタン系列金属の、ハロゲン化物、ハロゲン置換有機
塩、ハロゲン置換アルコシキド、ハロゲン置換フェノキ
シド及びハロゲン置換有機錯体である。
は、フッ素化物、塩素化物、臭素化物及びヨウ素化物が
挙げられ、中でも、フッ素化物及び塩素化物が好まし
く、塩素化物がより好ましい。
しては、ハロゲン置換カルボン酸塩及びハロゲン置換有
機リン酸塩が挙げられる。
酸塩を形成するハロゲン置換カルボン酸類としては、特
に限定されないが、例えば、炭素数1〜12の、ハロゲ
ン置換脂肪族カルボン酸又はハロゲン置換芳香族カルボ
ン酸が挙げられる。具体例としては、フルオロ酢酸、ブ
ロモ酢酸、クロロ酢酸、ヨード酢酸、ジフルオロ酢酸、
ジクロロ酢酸、トリフルオロ酢酸、トリクロロ酢酸、フ
ルオロプロピオン酸、クロロプロピオン酸、フルオロ酪
酸、クロロ酪酸などのハロゲン置換脂肪族カルボン酸;
フルオロ安息香酸、ブロモ安息香酸、クロロ安息香酸、
ジフルオロ安息香酸、ジクロロ安息香酸、トリフルオロ
安息香酸、トリブロモ安息香酸、トリクロロ安息香酸な
どのハロゲン置換芳香族カルボン酸;フルオロフェニル
酢酸、ブロモフェニル酢酸、クロロフェニル酢酸、ヨー
ドフェニル酢酸、ジフルオロフェニル酢酸、ジクロロフ
ェニル酢酸、トリフルオロフェニル酢酸、トリクロロフ
ェニル酢酸などのハロゲン化アリール置換脂肪族カルボ
ン酸;などが挙げられる。
酸塩を形成するハロゲン置換有機リン酸類は、特に限定
されないが、下記の一般式(II)で表される。
つは、炭素数1〜20を含有する、ハロゲン置換炭化水
素基、ハロゲン置換芳香族炭化水素基、ハロゲン置換ア
ルコキシ基、ハロゲン置換フェノキシ基又はハロゲン置
換アルキルフェノキシ基を表わす。 R3又はR4が上
記の基でない場合は、水素原子又は水酸基を表わす。ま
た、R3及びR4は、それぞれ、同一の基であっても異
なる基であってもよい。)
体例としては、リン酸ビス(フルオロヘキシル)、リン
酸ビス(ブロモヘキシル)、リン酸ビス(クロロヘキシ
ル)、リン酸ビス(ヨードヘキシル)などのリン酸ジ
(ハロゲン置換アルキル)エステル; リン酸ビス(フ
ルオロフェニル)、リン酸ビス(ブロモフェニル)、リ
ン酸ビス(クロロフェニル)、リン酸ビス(ヨードフェ
ニル)などのリン酸ビス(ハロゲン置換アリール)エス
テル; ビス(フルオロヘキシル)ホスフィン酸、ビス
(ブロモヘキシル)ホスフィン酸、ビス(クロロヘキシ
ル)ホスフィン酸などのビス(ハロゲン置換アルキル)
ホスフィン酸;ビス(フルオロフェニル)ホスフィン
酸、ビス(ブロモフェニル)ホスフィン酸、ビス(クロ
ロフェニル)ホスフィン酸などのビス(ハロゲン置換ア
リール)ホスフィン酸;などが挙げられる。
シドは、特に限定されないが、例えば、炭素数1〜10
を含有するハロゲン置換アルコール類のアルコキシドで
ある。アルコキシドを形成するハロゲン置換アルコール
類の具体例としては、フルオロエタノール、ブロモエタ
ノール、クロロエタノール、ヨードエタノール、フルオ
ロプロパノール、クロロプロパノール、フルオロブタノ
ール、クロロブタノールなどのハロゲン置換脂肪族アル
コール;フルオロベンジルアルコール、クロロベンジル
アルコール、ジクロロベンジルアルコール、トリフルオ
ロベンジルアルコール、トリクロロベンジルアルコール
などのハロゲン化アリール置換脂肪族アルコール;など
が挙げられる。
シドは、特に限定されないが、例えば、炭素数6〜20
を含有するハロゲン置換フェノール類のフェノキシドで
ある。フェノキシドを形成するハロゲン置換フェノール
類の具体例としては、フルオロフェノール、ブロモフェ
ノール、クロロフェノール、ヨードフェノール、ジフル
オロフェノール、ジクロロフェノール、トリフルオロフ
ェノール、トリブロモフェノール、トリクロロフェノー
ルなどが挙げられる。
を形成する化合物としては、特に限定されないが、例え
ば、ハロゲン置換された炭素数5〜12を含有するβ−
ジケトン類が挙げられる。ハロゲン置換された炭素数5
〜12を含有するβ−ジケトン類の具体例としては、フ
ルオロアセチルアセトン、ブロモアセチルアセトン、ク
ロロアセチルアセトン、ヨードアセチルアセトン、ヘキ
サフルオロアセチルアセトン、ヘキサブロモアセチルア
セトン、ヘキサクロロアセチルアセトン、フルオロベン
ゾイルアセトン、クロロベンゾイルアセトン、ペンタフ
ルオロベンゾイルアセトン、ペンタクロロベンゾイルア
セトン、フルオロエチルアセチルアセトン、クロロエチ
ルアセチルアセトンなどが挙げられる。
化合物(D)としては、上記の中でも、ハロゲン置換カ
ルボン酸塩とハロゲン置換有機リン酸塩が好ましく、ハ
ロゲン置換カルボン酸塩がより好ましい。
使用するルイス酸(E)としては、特に限定されない
が、例えば、炭素数1〜10の炭化水素基が結合した有
機ホウ素化合物が挙げられる。これらは、ハロゲン原子
などの置換基を有していても良い。有機ホウ素化合物の
具体例としては、トリメチルボロン、トリフェニルボロ
ン、トリス(ペンタフルオロフェニル)ボロン、トリス
(モノフルオロフェニル)ボロン、トリス(ジフルオロ
フェニル)ボロンなどが挙げられる。
方法において使用する周期律表第I〜III族金属を含
有する有機金属化合物(C)は、第1の製造方法におい
て使用する有機金属化合物(C)と同様である。
媒の組成比(モル比で示す。)は、(E)/(D)の下
限が0.01、好ましくは0.1であり、上限が10
0、好ましくは10である。また、(C)/(D)の下
限は1.0、好ましくは10であり、上限は10,00
0、好ましくは1,000である。(E)/(D)が小
さすぎても大きすぎても重合活性が低下する。(C)/
(D)が過度に小さい場合は重合活性が低下し、過度に
大きい場合は多量の触媒が重合体中に残留しやすくな
る。
方法における(D)の使用量(単量体1モルに対する
(D)のモル量で示す。)の下限は0.001ミリモ
ル、好ましくは0.01ミリモルであり、上限が100
ミリモル、好ましくは10ミリモルである。(D)の使
用量が過度に少ない場合は重合活性が低下し、過度に多
い場合はムーニー粘度が低下する。
原子を含有するランタン系列金属化合物(D)と有機ア
ルミニウムオキシ化合物(F)とからなる触媒の存在下
で、1,3−ブタジエン1〜100重量%及び1,3−
ブタジエンと共重合可能なその他の単量体99〜0重量
%からなる単量体を重合することによって得ることがで
きる。(以下、ブタジエン系重合体の第3の製造方法と
いう。)
方法で使用するハロゲン原子を含有するランタン系列金
属化合物(D)は、ブタジエン系重合体の第2の製造方
法で使用するハロゲン原子を含有するランタン系列金属
化合物(D)と同様である。
使用する有機アルミニウムオキシ化合物(F)は、アル
ミノキサンとも言われ、下記一般式(III)または一
般式(IV)で示される構造を有する化合物である。
素原子、ハロゲン原子又は炭素数1〜10を含有する炭
化水素基である。nは0以上の整数であって、好ましく
は5以上、上限は好ましくは100、より好ましくは5
0である。また、 R5〜R1 0は、それぞれ、同一で
あっても異なっていてもよい。)
化水素基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、
ブチル基、オクチル基、フェニル基などが挙げられる。
中でも、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基が
好ましい。一般式(III)及び(IV)におけるハロ
ゲン原子としては、フッ素原子、臭素原子、塩素原子又
はヨウ素原子が挙げられる。中でも、塩素原子が好まし
い。
体例としては、メチルアルミノキサン、エチルアルミノ
キサン、プロピルアルミノキサン、ブチルアルミノキサ
ン、クロロアルミノキサンなどを挙げることができる。
有機アルミニウム金属化合物と水とを反応させて合成す
ることができる。有機アルミニウム金属化合物として
は、例えば、トリメチルアルミニウム、トリエチルアル
ミニウム、トリイソプロピルアルミニウム、トリイソブ
チルアルミニウム、ジエチルアルミニウムハイドライ
ド、ジメチルアルミニウムクロライド、ジエチルアルミ
ニウムクロライド、メチルアルミニウムセスキクロライ
ド、エチルアルミニウムセスキクロライド、メチルアル
ミニウムジクロライド、エチルアルミニウムジクロライ
ドなどが挙げられる。これらの混合物を使用することも
できる。
比((F)はアルミニウム原子換算で計算し、モル比で
示す。)は、(F)/(D)の下限が10、好ましくは
50であり、上限が10,000、好ましくは5,00
0である。(F)/(D)が過度に小さい場合は重合活
性が低下し、過度に大きい場合は多量の触媒が残留しや
すくなる。
方法における(D)の使用量(単量体1モルに対する
(D)のモル量で示す。)の下限は0.001ミリモ
ル、好ましくは0.01ミリモルであり、上限は100
ミリモル、好ましくは10ミリモルである。(D)の使
用量が過度に少ない場合は重合活性が低下し、過度に多
い場合はムーニー粘度が低下する。
の製造方法においては、それぞれの触媒の存在下で1,
3−ブタジエン1〜100重量%及び1,3−ブタジエ
ンと共重合可能なその他の単量体99〜0重量%からな
る単量体を重合する。単量体の組成は、目的とするブタ
ジエン系重合体中の各単量体単位含量が得られるよう、
共重合反応性比及び重合停止条件などを考慮して決定す
ればよい。
の製造方法において、触媒の調製方法は、特に限定され
ず、使用する触媒構成成分が常温において固体状である
場合には、触媒を調製する為に溶媒を使用してもよい。
ここで使用する溶媒としては、特に限定されないが、炭
素数1〜10の飽和炭化水素及び炭素数6〜12の芳香
族炭化水素が挙げられ、これらはハロゲン原子で置換さ
れていてもよい。飽和炭化水素としては、ブタン、ペン
タン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、シクロヘキサン
などが挙げられる。ハロゲン原子で置換された飽和炭化
水素としては、クロロホルム、メチレンクロライド、ジ
クロロエタンなどが挙げられる。芳香族炭化水素として
は、ベンゼン、トルエン、キシレンなどが挙げられる。
ハロゲン原子で置換された芳香族炭化水素としては、ク
ロロベンゼンなどが挙げられる。中でも、ペンタン、ヘ
キサン、ヘプタン、オクタン、シクロヘキサンが好まし
い。
の製造方法において使用する触媒は、触媒の重合反応器
への付着による汚染を防止する為に、触媒の構成成分を
担体に担持して使用してもよい。
合物、有機高分子化合物などが挙げられる。無機化合物
としては、無機酸化物、無機塩化物、無機水酸化物など
が挙げられ、少量の炭酸塩、硫酸塩を含有していてもよ
い。具体例としては、シリカ、アルミナ、マグネシア、
チタニア、ジルコニア、カルシアなどの無機酸化物及び
塩化マグネシウムなどの無機塩化物が好ましく挙げられ
る。これらの無機化合物は、平均粒子径が5〜150μ
m、比表面積が2〜800m2/gの多孔性粒子である
ことが好ましく、通常、100〜800℃で熱処理して
水分を除去して担体として使用する。
環、置換芳香族環、またはヒドロキシ基、カルボキシル
基、エステル基、ハロゲン原子などの官能基を有するも
のが好ましい。有機高分子化合物としては、エチレン、
プロピレン、ブテンなどのα−オレフィン単量体単位を
有する重合体を化学変性することによって得られる官能
基を有する変性α−オレフイン単独重合体及び変性α−
オレフイン共重合体並びにアクリル酸、メタクリル酸、
塩化ビニル、ビニルアルコール、スチレン、ジビニルベ
ンゼンなどの単量体単位を有する重合体及びそれらの化
学変性物が挙げられる。具体例としては、スチレン−メ
タクリル酸−ジビニルベンゼンからなるカルボキシ変性
架橋スチレン共重合体などが挙げられる。これらの有機
高分子化合物は、平均粒子径が5〜250μmの球状粒
子の状態で担体として使用することが好ましい。
の製造方法において採用できる重合方法としては、特に
限定されないが、塊状重合法、不活性溶媒中での溶液重
合法及びスラリー重合法並びに気相攪拌槽及び気相流動
床を使用した気相重合法などが挙げられる。これらの方
法の中では、分子量分布を狭くできる点で、溶液重合法
が好ましい。また、回分式重合法、連続式重合法ともに
採用できる。
特に限定されないが、炭素数1〜10の飽和炭化水素及
び炭素数6〜12の芳香族炭化水素が挙げられ、これら
はハロゲン原子で置換されていてもよい。飽和炭化水素
としては、ブタン、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オ
クタン、シクロヘキサンなどが挙げられる。ハロゲン原
子で置換された飽和炭化水素としては、クロロホルム、
メチレンクロライド、ジクロロエタンなどが挙げられ
る。芳香族炭化水素としては、ベンゼン、トルエン、キ
シレンなどが挙げられる。ハロゲン原子で置換された芳
香族炭化水素としては、クロロベンゼンなどが挙げられ
る。中でも、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタ
ン、シクロヘキサンが好ましい。
ましくは0〜150℃、さらに好ましくは30〜100
℃である。重合時間は1秒〜20時間程度、重合圧力は
1〜30kg/cm2程度である。
の製造方法において、重合体の分子量を調節するため
に、連鎖移動剤を添加することができる。連鎖移動剤と
しては、1,4−シスポリブタジエンゴムの製造におい
て従来から使用されるものが同様に使用でき、その具体
例として、1,2−ブタジエンなどのアレン類、シクロ
オクタジエンなどの環状ジエン類及び水素などが挙げら
れる。
達した時点で、重合系に重合停止剤を添加することによ
って行われる。重合停止剤としては、例えば、水;メタ
ノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、イソ
ブタノールなどのアルコール類;塩酸などの無機酸;ク
エン酸、バーサチック酸などの有機酸などが挙げられ
る。また、これらの重合停止剤は2種類以上の混合物と
して使用してもよい。
は、常法に従えばよく、スチームストリッピング法、貧
溶媒中で重合体を析出する方法などを用いることができ
る。
じてプロセス油で油展したり、カーボンブラック、シリ
カなどの充填剤;加硫剤、加硫促進剤、老化防止剤など
を配合して加硫し、機械的強度、耐摩耗性及び低発熱性
などの特性が要求される、タイヤ、ホース、ベルト、そ
の他の各種工業用品などのゴム製品に使用される。ま
た、必要に応じて、他の合成ゴム及び天然ゴムとブレン
ドして使用することもできる。
明する。
1,3−ブタジエン重合体では、1H−NMR分析
(1,4−結合:5.30−5.50ppmと1,2−
結合:4.94−5.03ppmのシグナル強度比)か
ら重合体中の1,4−結合と1,2−結合の比を求め、
13C−PST−NMR分析(シス結合:25.5pp
mとトランス結合:32.8ppmのシグナル強度比)
からシス結合とトランス結合の比を求め、1,4−シス
結合含有量、1,4−トランス結合含有量及びビニル結
合含有量を決定した。1,3−ブタジエン−イソプレン
(ランダム)共重合体では、1H−NMR分析(イソプ
レン単位のメチルプロトン:1.65〜1.72ppm
とイソプレン単位のメチレンプロトンおよびブタジエン
単位のメチレンプロトン:1.95〜2.25ppmの
シグナル強度比)から重合体中の1,3−ブタジエン単
量体単位含量を決定した。分子量分布(Mw/Mn)は
ゲル浸透クロマト法(GPC分析法)によって決定し
た。具体的には、カラムとして東ソー社製GMHを2本
連結したものを用い、テトラヒドロフランを溶離液とし
て、標準ポリブタジエン試料(ポリマーラボラトリーズ
社製)を用いて作成した校正曲線に基づいて、重合体の
Mw/Mnを決定した。重合体のムーニー粘度(ML
(1+4)100℃)は、JIS K6300に準じて
測定した。
タジエン重合体の製造 Nd2O3(純度99.5%)を当量のトリクロロ酢酸
を含有する30%水溶液中に加え、一晩反応させたの
ち、反応混合物をろ過し、ろ液を減圧下で溶媒留去し
た。その後、得られた固体をエーテルで洗浄し、160
℃で減圧下3時間乾燥することにより Nd(OCOC
Cl3)3をほぼ定量的に得た(純度97.9%;アル
セゾナIII法)。
レーブに、Nd(OCOCCl3) 32.0×10−4
モルとトリフェニルカルボニウムテトラ(ペンタフルオ
ロフェニル)ボレート[ (C6H5)3C][B(C6
F5)4]2.0×10−4モルを仕込み、窒素雰囲気
下で、n−ヘキサン200mlおよびトリイソブチルア
ルミニウム6.0×10−3molを添加し、攪拌し
た。次いで、1,3−ブタジエン54.1gとn−ヘキ
サン200mlからなる溶液を添加して、50℃で2時
間重合を行った。5mlの酸性イソプロパノール(イソ
プロパノール1000mlに対して濃塩酸50mlを混
合した溶液)で重合反応を停止し、次いで重合溶液を酸
性イソプロパノール1500mlに注ぎ込み、析出した
重合体を濾取、乾燥した。さらに、重合体をトルエン4
00mlに溶解し、これを酸性イソプロパノール150
0mlに注ぎ込み、析出した重合体を濾取し、乾燥し
た。重合体収率は83%であった。得られた重合体にお
ける各結合単位含量、Mw/Mn及びムーニー粘度を表
1に示す。
タジエン重合体の製造 トリフェニルカルボニウムテトラ(ペンタフルオロフェ
ニル)ボレート([(C6H5)3C][B(C
6F5)4])2.0×10−4モルをトリ(ペンタフ
ルオロフェニル)ボラン(B(C6F5)3)4.0×
10−4モルに変更した以外は、実施例1と同様に重合
と重合体の取り出しを行った。重合体収率は55%であ
った。得られた重合体における各結合単位含量、Mw/
Mn及びムーニー粘度を表1に示す。
タジエン系重合体の製造 内容積1000mlの攪拌機付きオートクレーブに、N
d(OCOCCl3) 32.0×10-4モルを仕込み、
窒素雰囲気下で、トリメチルアルミニウムとトリブチル
アルミニウムの混合物から調製されたアルミノキサン
(MMAO)のアルミニウム原子換算濃度5.7重量%
のn−ヘキサン溶液をアルミニウム原子換算で0.20
mol量添加した。さらに、n−ヘキサン100mlを
添加し、十分に攪拌した。次いで、1,3−ブタジエン
54.1gとn−ヘキサン200mlからなる溶液を添
加して、50℃で2時間重合を行った。重合体の取り出
しは実施例1と同様に行った。重合体収率はほぼ100
%であった。得られた重合体における各結合単位含量、
Mw/Mn及びムーニー粘度を表1に示す。
タジエン−イソプレン(ランダム)共重合体の製造 1,3−ブタジエン54.1gを1,3−ブタジエン2
7gとイソプレン34gとの混合物に変更した以外は、
実施例3と同様に行った。重合体収率は67%であっ
た。得られた共重合体の1,3−ブタジエン単量体単位
含量は54.4重量%であった。この共重合体における
1,3−ブタジエン単量体単位中の各結合単位含量、M
w/Mn及びムーニー粘度を表1に示す。
タジエン重合体の製造 内容積2000mlの攪拌機付きオートクレーブに、N
d(OCOCCl3) 36.0×10−4モルを仕込
み、 1,3−ブタジエン162.3gとn−ヘキサン
900mlと1,2−ブタジエン4.8gとを添加し、
次いで、トリメチルアルミニウムとトリブチルアルミニ
ウムの混合物から調製されたアルミノキサン(MMA
O)のアルミニウム原子換算濃度5.7重量%のn−ヘ
キサン溶液をアルミニウム原子換算で0.60mol量
添加し、50℃で2時間重合を行った。酸性イソプロパ
ノール20mlを添加して重合反応を停止し、得られた
重合体溶液を酸性イソプロパノール5000mlに注ぎ
込み、析出した重合体を濾取、乾燥した。さらに、得ら
れた重合体をトルエン1500mlに溶解し、重合体溶
液を酸性イソプロパノール5000mlに注ぎ込み、析
出した重合体を濾取、乾燥して1,3−ブタジエン重合
体を得た。重合体収率は97%であった。得られた重合
体における各結合単位含量、Mw/Mn及びムーニー粘
度を表2に示す。
カーボン50重量部、アロマオイル5重量部、ステアリ
ン酸2重量部、酸化亜鉛3重量部及びフェノール系老化
防止剤1重量部をバンバリーミキサーを使用して混練し
た。得られた混練物に、オープンロールを使用して、硫
黄1.5重量部及びスルフェンアミド系加硫促進剤1重
量部を混合して未加硫ゴム組成物を得た。得られた未加
硫ゴム組成物を160℃で12分間加硫させて加硫ゴム
物性評価用試験片を作成した。加硫ゴムの引張試験をJ
IS K6301に従って行い、引張強さと破断伸びの
積(抗張積)を、比較例1の値を100とする指数で表
2に示す。指数が大きい程、機械的強度に優れている。
加硫ゴムの発熱温度をASTM D623に従い、グッ
ドリッチフレクソメーターを使用して、歪み0.175
インチ、荷重25ポンド、試験温度100℃及び試験時
間25分の条件で測定した。測定した値をもとに比較例
1の値を100とする指数で表3に示す。数値が大きい
程、低発熱性に優れている。加硫ゴムのピコ摩耗試験を
JIS K6264に従い、行った。結果を、比較例1
を100とする指数で表2に示す。数値が大きい程、耐
摩耗性に優れている。
製造と加硫ゴムの物性評価 内容積2000mlの攪拌機付きオートクレーブに、オ
クテン酸コバルト2.0×10−5モルを仕込み、
1,3−ブタジエン162.3gとベンゼン900ml
と1,5−シクロオクタジエン0.18gとを添加し、
次いで、水8.0×10−4モルを添加した。さらに、
攪拌しながら、ジエチルアルミニウムクロライド2.7
×10−3モルを含有するベンゼン溶液10mlを添加
し、50℃で2時間重合を行った。メタノール20ml
を添加して重合反応を停止し、得られた重合体溶液をメ
タノール5000mlに注ぎ込み、析出した重合体を濾
取、乾燥した。さらに、得られた重合体をトルエン15
00mlに溶解し、重合体溶液をメタノール5000m
lに注ぎ込み、析出した重合体を濾取、乾燥して重合体
を得た。重合体収率は85%であった。得られた重合体
における各結合単位含量、Mw/Mn及びムーニー粘度
を表2に示す。得られた1,3−ブタジエン重合体につ
いて実施例5と同様に加硫ゴムの物性評価を行った。結
果を表2に示す。
製造と加硫ゴムの物性評価 内容積2000mlの攪拌機付きオートクレーブに、
1,3−ブタジエン162.3gとn−ヘキサン900
mlを仕込み、 ネオジムのリン酸ビス(2−エチルヘ
キシル)塩3.3×10−4モルとトリイソブチルアル
ミニウム9.9×10−3モルを添加し、50℃で15
分間予備反応を行った。次いで、エチルアルミニウムセ
スキクロリド4.62×10−4モルを添加し、65℃
で1時間重合を行った。メタノール20mlを添加して
重合反応を停止し、得られた重合体溶液をメタノール5
000mlに注ぎ込み、析出した重合体を濾取、乾燥し
た。さらに、得られた重合体をトルエン1500mlに
溶解し、重合体溶液をメタノール5000mlに注ぎ込
み、析出した重合体を濾取、乾燥して重合体を得た。重
合体収率は92%であった。得られた重合体における各
結合単位含量、Mw/Mn及びムーニー粘度を表2に示
す。得られた1,3−ブタジエン重合体について実施例
5と同様に加硫ゴムの物性評価を行った。結果を表2に
示す。
量体単位中の1,4−シス結合含量が高く、適度な分子
量分布(Mw/Mn)を有する好適なムーニー粘度領域
のブタジエン系重合体が得られている。
エン重合体は、比較例1のコバルト触媒によって製造し
た1,3−ブタジエン重合体及び比較例2の従来のネオ
ジム触媒によって製造した1,3−ブタジエン重合体に
比較して、機械的強度、低発熱性及び耐摩耗性に優れて
いることがわかる。
度、低発熱性及び耐摩耗性に優れている。
Claims (4)
- 【請求項1】 1,3−ブタジエン単量体単位20〜1
00重量%及び1,3−ブタジエンと共重合可能なその
他の単量体単位80〜0重量%からなり、重量平均分子
量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)
が1.8〜5、ムーニー粘度(ML(1+4)100
℃)が30〜200であり、1,3−ブタジエン単量体
単位中の1,4−シス結合含量が98.9モル%以上で
あるブタジエン系重合体。 - 【請求項2】 ランタン系列金属化合物(A)、非配位
性アニオンとカチオンとからなるイオン性化合物(B)
及び周期律表第I〜III族金属を含有する有機金属化
合物(C)からなる触媒の存在下で、1,3−ブタジエ
ン1〜100重量%及び1,3−ブタジエンと共重合可
能なその他の単量体99〜0重量%からなる単量体を重
合することを特徴とする請求項1記載のブタジエン系重
合体の製造方法。 - 【請求項3】 ハロゲン原子を含有するランタン系列金
属化合物(D)、ルイス酸(E)及び周期律表第I〜I
II族金属を含有する有機金属化合物(C)からなる触
媒の存在下で、1,3−ブタジエン1〜100重量%及
び1,3−ブタジエンと共重合可能なその他の単量体9
9〜0重量%からなる単量体を重合することを特徴とす
る請求項1記載のブタジエン系重合体の製造方法。 - 【請求項4】 ハロゲン原子を含有するランタン系列金
属化合物(D)と有機アルミニウムオキシ化合物(F)
とからなる触媒の存在下で、1,3−ブタジエン1〜1
00重量%及び1,3−ブタジエンと共重合可能なその
他の単量体99〜0重量%からなる単量体を重合するこ
とを特徴とする請求項1記載のブタジエン系重合体の製
造方法。
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