JP4867753B2 - アンテナ装置及びこれを用いた無線通信機器 - Google Patents

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Description

本発明は、アンテナ装置に関し、特に、表面実装型のアンテナ装置の導体パターン形状に関するものである。また、本発明は、このアンテナ装置を用いた無線通信機器に関するものである。
携帯電話等の小型無線通信機器には、小型のアンテナ装置が内蔵されている。この種のアンテナ装置は、誘電体からなる基体の上面及び側面に放射導体が形成されたものが一般的である(特許文献1参照)。また、より小型な基体を用いて所望のアンテナ長を得るため、基体の上面及び側面のみならず、基体の底面(つまり、プリント基板の表面)に形成された放射導体を用いてアンテナ長を得るように構成されたアンテナ装置も知られている(特許文献2参照)。
特許第3114582号公報 特許第3114605号公報
しかしながら、基体の上面及び側面やプリント基板の表面に放射導体を形成するのみではアンテナ長の確保に限界があり、必要とされるアンテナ長を維持したままアンテナの占有面積を小さくすることは困難であった。
本発明は、上記課題を解決するべくなされたものであり、より長いアンテナ長を得ることができ、或いは必要とされるアンテナ長を維持したまま基体の小型化及びアンテナ占有面積の縮小が可能なアンテナ装置を提供することを目的とする。
本発明の上記目的は、アンテナブロックと、表面にアンテナブロックの実装領域を有するプリント基板とを備え、アンテナブロックは、誘電体又は磁性体からなる基体と、基体の上面及び側面にかけて電気的に接続されるように形成された第1の放射導体とを備え、プリント基板の表面に設けられ、一端が第1の放射導体の一端に接続された第2の放射導体と、プリント基板の裏面に設けられ、一端が第1の放射導体の他端又は第2の放射導体の他端に接続された第3の放射導体とを備えることを特徴とするアンテナ装置によって達成される。
また、本発明の上記目的は、上記特徴を有するアンテナ装置とを備えることを特徴とする無線通信機器によっても達成される。
本発明によれば、プリント基板の表面のみならず裏面まで放射導体の形成領域として使用することから、より長いアンテナ長を確保することができ、これにより基体の小型化及びアンテナ占有面積の縮小が可能となり、ひいては無線通信機器の小型化を図ることができる。
本発明において、第2の放射導体は、アンテナブロックの実装領域内に設けられていることが好ましい。これによれば、第2の放射導体が誘電体又は磁性体からなる基体に接することから、基体による波長短縮効果を得ることができ、アンテナ特性の向上を図ることができる。
本発明において、アンテナブロックの実装領域の周囲の少なくとも一方向にはグランドパターンが存在しない第1の開放領域が設けられており、第2の放射導体は、第1の開放領域の開口縁端に沿って設けられていることが好ましい。これによれば、第2の放射導体がグランドパターンのエッジラインから十分に引き離され、グランドパターンからできるだけ逃げたレイアウトになっているので、良好なアンテナ特性を得ることができる。
本発明において、第3の放射導体は、プリント基板の裏面に設けられたクリアランス領域内に設けられており、クリアランス領域の周囲の少なくとも一方向にはグランドパターンが存在しない第2の開放領域が設けられており、第3の放射導体は、前記アンテナブロックの実装領域の投影領域内において前記第2の開放領域の開口縁端に沿って設けられていることが好ましい。これによれば、第2の放射導体と同様、第3の放射導体がグランドパターンのエッジラインから十分に引き離され、グランドパターンからできるだけ逃げたレイアウトになっているので、良好なアンテナ特性を得ることができる。
本発明において、第1の放射導体は、基体の上面に形成された上面導体部と、基体の第1の側面に形成された第1の側面導体部と、第1の側面と対向する第2の側面に形成された第2の側面導体部とを備え、第1の側面導体部の一端は、ギャップを介して上面導体部の一端に接続されており、第1の側面導体部の他端は、プリント基板上の給電ラインに接続されていることが好ましい。これによれば、ギャップ給電型のアンテナ装置を提供することができる。
本発明において、第1の放射導体は、基体の上面に形成された上面導体部と、基体の第1の側面に形成された第1の側面導体部と、第1の側面と対向する第2の側面に形成された第2の側面導体部とを備え、第1の側面導体部の一端は、上面導体部の一端に直接接続されており、第1の側面導体部の他端は、プリント基板上の給電ラインに接続されており、第3の放射導体の他端は開放されていることが好ましい。これによれば、モノポールアンテナを提供することができる。
本発明において、第1の放射導体は、基体の上面に形成された上面導体部と、基体の第1の側面に形成された第1の側面導体部と、第1の側面と対向する第2の側面に形成された第2の側面導体部とを備え、第1の側面導体部の一端は、ギャップを介して上面導体部の一端に接続されており、第1の側面導体部の他端は、プリント基板上の給電ラインに接続されると共に、アンテナブロックの実装領域の周囲に設けられたグランドパターンに接続されていることが好ましい。これによれば、誘導結合型のアンテナ装置を提供することができるので、波長短縮効果をよりいっそう高めることができ、アンテナのさらなる小型化が可能となる。
このように、本発明によれば、より長いアンテナ長を得ることができ、或いは必要とされるアンテナ長を維持したまま基体の小型化及びアンテナの占有面積の縮小が可能なアンテナ装置を提供することを目的とする。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態によるアンテナ装置10の構成を示す略斜視図であり、本実施形態によるアンテナ装置10を用いた無線通信機器の一部を示している。また、図2は、アンテナブロック100の構成を示す略斜視図であり、図3はアンテナブロック100の展開図である。
図1乃至図3に示すように、アンテナ装置10は、アンテナブロック100と、アンテナブロック100の実装領域(アンテナ実装領域)を有するプリント基板200とで構成されている。
アンテナブロック100は、誘電体からなる基体110と、基体110の上面及び側面に設けられた第1の放射導体120とを備えている。
基体110は、A方向を長手方向とし、B方向を幅方向する直方体状を有しており、A方向及びB方向の両方と平行な上面111及び底面112と、A方向と直交し、B方向と平行な第1の側面113及び第2の側面114と、A方向と平行でありB方向と直交する第3の側面115及び第4の側面116とを有している。基体110の大きさは、目的とするアンテナ特性に応じて適宜設定すればよい。
基体110の材料としては、特に限定されるものではないが、Ba−Nd−Ti系材料(比誘電率80〜120)、Nd−Al−Ca−Ti系材料(比誘電率43〜46)、Li−Al−Sr−Ti(比誘電率38〜41)、Ba−Ti系材料(比誘電率34〜36)、Ba−Mg−W系材料(比誘電率20〜22)、Mg−Ca−Ti系材料(比誘電率19〜21)、サファイヤ(比誘電率9〜10)、アルミナセラミックス(比誘電率9〜10)、コージライトセラミックス(比誘電率4〜6)などを用いることができる。基体110は、型枠を用いてこれらの材料を焼成することによって作製される。
誘電体材料は、目的とする周波数に応じて適宜選択すればよい。比誘電率εが大きくなるほど大きな波長短縮効果が得られるので、放射導体の長さをより短くすることができるが、必ずしも比誘電率εが大きければよいという分けではなく、適切な値が存在する。したがって、例えば、目的とする周波数が2.33GHzである場合、比誘電率εが20〜25程度の材料を用いることが好ましい。これによれば、十分な利得を確保しつつ放射導体の小型化を図ることができる。比誘電率εが20〜25程度である材料としては、Mg−Ca−Ti系誘電体セラミックを好ましく挙げることができる。Mg−Ca−Ti系誘電体セラミックとしては、TiO、MgO、CaO、MnO、SiOを含有するMg−Ca−Ti系誘電体セラミックを用いることが特に好ましい。
基体110上の第1の放射導体120は、基体110の上面111に設けられた上面導体部121と、基体110の長手方向(A方向)と直交する一方の側面(第1の側面)113に設けられた第1の側面導体部122と、第1の側面113と対向する他方の側面(第2の側面)114の一部に設けられた第2の側面導体部123とで構成されている。これらの導体パターンは、電極用ペースト材をスクリーン印刷や転写などの方法によって塗布した後、所定の温度条件下で焼き付けを行うことによって形成することができる。電極用ペースト材としては、銀、銀−パラジウム、銀−白金、銅などを用いることができる。なお、本実施形態においては、基体110の底面112、第3の側面115、及び第4の側面116には導体パターンが形成されていないが、必要に応じて形成してもかまわない。
上面導体部121は基体110の上面111の全面に形成されており、第2の側面導体部123は、第1の側面113の全面に形成されている。これにより、上面導体部121及び第2の側面導体部123は、連続する一本の帯状パターンを構成している。
第1の側面導体部122は、上面導体部121の一端と第1のランドパターン213とを接続する帯状の導体パターンである。第1の側面導体部122の長さは基体110の高さよりも短く、これにより所定幅のギャップ124が形成されている。第1の側面導体部122の幅は、基体110の幅よりも狭く、1/2以下に設定されていることが好ましい。このように、第1の側面導体部122はギャップ124による容量結合を介して上面導体部121に接続されており、連続する一本の導体パターンを構成している。そのため、第1の側面導体部122もアンテナ特性に寄与し、放射導体の一部として機能する。
図4は、アンテナブロック100が実装されるプリント基板200の表面のパターンレイアウトの一例を示す略平面図である。
図1及び図4に示すように、プリント基板200の表面には、基板の外周付近に設けられた絶縁領域であるクリアランス領域210と、クリアランス領域210内に設けられたアンテナ実装領域211と、クリアランス領域210の外側に設けられたグランドパターン220と、アンテナ実装領域211の長手方向の両側にそれぞれ設けられた第1及び第2のランドパターン213、214と、一端が第2のランドパターン214に接続された第2の放射導体215と、第1のランドパターン213に接続された給電ライン216とを備えている。また、プリント基板200の表面には、無線通信機器を構成する各種回路部品が実装されている。
本実施形態において、クリアランス領域210の周囲三方向はグランドパターン220に囲まれている。つまり、アンテナ実装領域211は、その長手方向と直交するグランドパターンの第1及び第2のエッジライン220a、220bと、当該長手方向と平行なグランドパターンの第3のエッジライン220cに囲まれている。残りの一方向はプリント基板200の端部であり、グランドパターンが存在しない領域(開放領域250)である。
第1のランドパターン213は、アンテナブロック100の第1の側面導体部122の下方に位置する導体パターンであり、アンテナ実装領域211に収まった部分と、アンテナ実装領域211よりも外側に露出した部分を有している。この露出部分は、アンテナブロック100の第1の側面導体部122との半田付けに用いられる。また、アンテナ実装領域211に収まった部分は、給電ライン216との接続に寄与する部分である。また、第2のランドパターン214は、アンテナブロック100の第2の側面導体部123の下方に位置する導体パターンであり、アンテナ実装領域211内に収まった部分と、アンテナ実装領域211よりも外側に露出した部分を有している。この露出部分は、アンテナブロック100の第2の側面導体部123との半田付けに用いられる。
第2の放射導体215は、アンテナ実装領域211内においてその長手方向に延びる帯状の導体パターンであって、その一端は第2のランドパターン214に接続されている。第2の放射導体215の長さは、基体110の長さと略等しく設定されている。また、その幅は、基体110の幅よりも狭く、1/2以下に設定されていることが好ましい。第2の放射導体215の他端にはプリント基板200を貫通するスルーホール導体217が接続されている。第2の放射導体215はアンテナ実装領域211内に設けられており、基体110と接しているため、基体による波長短縮効果を得ることができる。また、第2の放射導体215は、開放領域250の開口縁端に沿って設けられていることから、グランドパターン220の第3のエッジライン220cから十分に引き離されたレイアウトとなっている。
図5は、アンテナブロック100が実装されるプリント基板200の裏面のパターンレイアウトの一例を示す略平面図であって、特に、表面側から透過的に見た状態を示すものである。
図1及び図5に示すように、プリント基板200の裏面には、表面側のクリアランス領域210とほぼ同じ範囲をカバーするクリアランス領域230と、クリアランス領域230の外側に設けられたグランドパターン240と、一端がスルーホール導体217に接続された第3の放射導体218とを備えている。
クリアランス領域230の周囲三方向はグランドパターン240に囲まれている。つまり、アンテナ実装領域211の投影領域212は、その長手方向と直交するグランドパターンの第1及び第2のエッジライン240a、240bと、当該長手方向と平行なグランドパターン240の第3のエッジライン240cに囲まれている。残りの一方向はプリント基板200の端部であり、グランドパターンが存在しない領域(開放領域260)である。
第3の放射導体218は、第2の放射導体215と同様、アンテナ実装領域211の長手方向に延びる帯状の導体パターンであって、その一端はスルーホール導体217を介して第2の放射導体215の他端に接続されている。また、第3の放射導体218の他端218aは周囲のグランドパターン240に接続されている。第3の放射導体218の長さは、周囲のグランドパターン240に接続可能な長さであればよい。また、その幅は、アンテナ設計を容易にするため、第2の放射導体215と等幅であることが好ましい。第3の放射導体218は、開放領域260の開口縁端に沿って設けられていることから、グランドパターン240の第3のエッジライン240cから十分に引き離されたレイアウトとなっている。
プリント基板200上のアンテナ実装領域211にアンテナ装置10を実装すると、アンテナ装置10の第1の側面導体部122がプリント基板200上の第1のランドパターン213に接続され、第2の側面導体部123がプリント基板200上の第2のランドパターン214に接続される。つまり、第1の放射導体120の一端が第2の放射導体215の一端に接続され、第2の放射導体215の他端に第3の放射導体218の一端がスルーホール導体217を介して接続された構成となっている。
給電ライン216から供給される信号電流は、プリント基板200上の第1のランドパターン213、アンテナブロック100の第1の側面導体部122、上面導体部121、第2の側面導体部123、第2のランドパターン214、プリント基板200上の第2の放射導体215、スルーホール導体217、及び第3の放射導体218を通って裏面側のグランドパターン240に流れるが、その一部は電波として放射される。このとき、第2及び第3の放射導体215、218も電波の放射に寄与し、第1の放射導体120と共に電波を発生させる。また、第1及び第2のランドパターン213、214やスルーホール導体217もアンテナ特性に寄与し、放射導体の一部として機能する。つまり、これらの導体パターンは、電気的に連続する一本の放射導体として機能する。したがって、第1の放射導体120のみからなる場合や、第1の放射導体120とプリント基板200の表面の第2の放射導体との組み合わせによる場合に比べて、アンテナ専有面積を広げることなくアンテナ長を長くすることができ、アンテナ装置全体の小型化を図ることができる。なお、本実施形態のアンテナ装置10は、いわゆるギャップ給電型の逆Fアンテナである。
以上説明したように、本実施形態によれば、プリント基板の表面のみならず裏面にも放射導体を形成するので、アンテナ装置によるプリント基板上の占有面積を増やすことなく、十分なアンテナ長を得ることができ、アンテナの小型化を図ることができる。
また、本発明によれば、第2の放射導体215が第1の開放領域250と対向するアンテナ実装領域211の一辺に沿って設けられ、アンテナ実装領域211内において、第2の放射導体215と平行なグランドパターン220のエッジライン220cから最も離れた位置に設けられているので、グランドパターンがアンテナ特性に与える影響を最小限におさえることができ、アンテナ特性の向上を図ることができる。同様に、第3の放射導体218が第2の開放領域260と対向するアンテナ実装領域の投影領域212の一辺に沿って設けられていることから、グランドパターンがアンテナ特性に与える影響を最小限におさえることができ、アンテナ特性の向上を図ることができる。
図6は、本発明の第2の実施形態によるアンテナ装置20の構成を示す略斜視図である。また、図7は、アンテナ装置20におけるプリント基板200の表面のパターンレイアウトの一例を示す略平面図であり、図8は、表側から見たプリント基板200の裏面のパターンレイアウトを透過的に示す略平面図である。
図6乃至図8に示すように、このアンテナ装置20は、アンテナブロック100の上面111及び底面112に垂直な直線を回転軸としてアンテナブロック100を水平反転していることと、これに対応してプリント基板200の表面及び裏面の放射導体パターン及びスルーホール導体の位置が異なっている点にある。つまり、第1の放射導体120の一端が第2の放射導体215の一端に接続され、第1の放射導体120の他端に第3の放射導体218の一端がスルーホール導体217を介して接続された構成となっている。
給電ライン216から供給される信号電流は、プリント基板200上の第2の放射導体215、第2のランドパターン214、アンテナブロック100の第2の側面導体部123、上面導体部121、第1の側面導体部122、プリント基板200上の第1のランドパターン213、スルーホール導体217、及び第3の放射導体218を通って裏面側のグランドパターン240に流れるが、その一部は電波として放射される。このとき、第2及び第3の放射導体215、218も電波の放射に寄与し、第1の放射導体120と共に電波を発生させる。つまり、これらの導体パターンは、電気的に連続する一本の放射導体として機能する。したがって、第1の放射導体120のみからなる場合や、第1の放射導体120とプリント基板200の表面の第2の放射導体との組み合わせによる場合に比べて、アンテナ専有面積を広げることなくアンテナ長を長くすることができ、アンテナ装置の小型化を図ることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、プリント基板の表面のみならず裏面にも放射導体を形成するので、アンテナ装置によるプリント基板上の占有面積を増やすことなく、十分なアンテナ長を得ることができ、アンテナの小型化を図ることができる。
また、本実施形態によれば、第3の放射導体218が、アンテナ実装領域211の投影面212内において、これと平行なグランドパターンのエッジラインから最も離れた位置に設けられているので、グランドパターンがアンテナ特性に与える影響を最小限におさえることができ、アンテナ特性の向上を図ることができる。
図9は、本発明の第3の実施形態によるアンテナ装置30の構成を示す略斜視図である。
図9に示すように、このアンテナ装置30は、第1の側面導体部122の一端が上面導体部の一端に直接接続しており、ギャップが設けられていない点に特徴を有している。また、第3の放射導体218の他端218aが周囲のグランドパターン240に接続されておらず、開放されている点にも特徴を有している。その他の構成については第1の実施形態によるアンテナ装置10と同様であることから、同一の構成要素に同一符号を付して、詳細な説明は省略する。
このように、本実施形態によれば、第1の実施形態によるアンテナ装置10と同様の作用効果を得ることができ、特に、アンテナ装置30をモノポールアンテナとして機能させることができる。
図10は、本発明の第4の実施形態によるアンテナ装置40の構成を示す略斜視図である。
図10に示すように、このアンテナ装置40は、第1の側面導体部122の他端が、プリント基板200上の第1のランドパターン213を介して給電ライン216に接続されると共に、第3のランドパターン260を介してグランドパターン220に接続されている点に特徴を有している。そのため、第1の側面導体部122が基体110の幅方向全体にわたって幅広に形成されており、第1の側面導体部122とグランドパターン220とを接続する第3のランドパターン260は、第1のランドパターン213とは反対側の位置に設けられている。その他の構成については第1の実施形態によるアンテナ装置10と同様であることから、同一の構成要素に同一符号を付して、詳細な説明は省略する。
このように、本実施形態によれば、第1のランドパターン213と第3のランドパターン260との間が誘導結合となるため、第1の実施形態によるアンテナ装置10と同様の作用効果に加えて、波長短縮効果をよりいっそう高めることができ、アンテナのさらなる小型化が可能となる。
以上、本発明をその好ましい実施形態に基づき説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更を加えることが可能であり、それらも本発明の範囲に包含されるものであることは言うまでもない。
例えば、上記各実施形態におけるアンテナ装置は、基体110が直方体形状を有しているが、厳密な直方体であることは必須でなく、例えば、直方体の角部にその向きを特定するためのテーパーが設けられていても構わない。
また、上記実施形態においては、アンテナ実装領域211の周囲三方向がグランドパターン220に囲まれている場合について説明したが、本発明はこのような場合に限定されるものではなく、例えばアンテナ実装領域211がプリント基板200の角部に設けられることにより、アンテナ実装領域211の二方向がグランドパターン220に囲まれていてもよい。この場合、他の二方向はプリント基板200の端部であり、グランドパターンが存在しない領域となる。グランドパターンがこのような形状であったとしても、第2及び第3の放射導体215、218が開放領域側に設けられていれば、グランドパターンのエッジラインから最も離れた位置に形成することができ、アンテナ特性を良好にすることができる。
また、上記実施形態においては、基体110の材料として誘電体を用いているが、誘電体以外に誘電性を有する磁性体を用いてもよい。この場合、1/{(ε×μ)1/2}の波長短縮効果が得られるので、透磁率μの高い磁性体を用いることによって、大きな波長短縮効果を得ることができる。また、μ/εが電極のインピーダンスを決定するため、μの高い磁性体を用いることによってインピーダンスを高めることができる。これにより、高すぎるアンテナのQを低下させて、広帯域特性を得ることができる。
また、上記実施形態においては、基体110の第1の側面114にギャップ124が形成されているが、基体110の上面111にギャップ124を形成してもよい。この場合、第1の側面導体部122の長さは基体110の高さと同一に設定され、上面導体部121は基体110の上面全体ではなく、基体110の長さよりも短く形成する。これにより、基体110の上面にギャップ125を形成することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態によるアンテナ装置10の構成を示す略斜視図である。 図2は、アンテナブロック100の構成を示す略斜視図であり、 図3は、アンテナブロック100の展開図である。 図4は、アンテナブロック100が実装されるプリント基板200の表面のパターンレイアウトの一例を示す略平面図である。 図5は、アンテナブロック100が実装されるプリント基板200の裏面のパターンレイアウトの一例を示す略平面図であって、特に、表面側から透過的に見た状態を示すものである。 図6は、本発明の第2の実施形態によるアンテナ装置20の構成を示す略斜視図である。 図7は、アンテナ装置20におけるプリント基板200の表面のパターンレイアウトの一例を示す略平面図であり、 図8は、表側から見たプリント基板200の裏面のパターンレイアウトを透過的に示す略平面図である。 図9は、本発明の第3の実施形態によるアンテナ装置30の構成を示す略斜視図である。 図10は、本発明の第4の実施形態によるアンテナ装置40の構成を示す略斜視図である。
符号の説明
10 アンテナ装置
20 アンテナ装置
100 アンテナブロック
110 基体
111 基体の上面
112 基体の底面
113 基体の第1の側面
114 基体の第2の側面
115 基体の第3の側面
116 基体の第4の側面
120 第1の放射導体
121 上面導体部
122 第1の側面導体部
123 第2の側面導体部
124 ギャップ
200 プリント基板
210 クリアランス領域(表面側)
211 アンテナ実装領域(表面側)
212 アンテナ実装領域の投影領域
213 第1のランドパターン
214 第2のランドパターン
215 第2の放射導体
216 給電ライン
217 スルーホール導体
218 第3の放射導体
218a 第3の放射導体の他端
220 グランドパターン
230 裏面側のクリアランス領域(裏面側)
240 裏面側のグランドパターン(裏面側)
250 (第1の)開放領域
260 (第2の)開放領域
270 第3のランドパターン

Claims (9)

  1. アンテナブロックと、表面に前記アンテナブロックの実装領域を有するプリント基板とを備え、
    前記アンテナブロックは、
    誘電体又は磁性体からなる基体と、
    前記基体の上面及び側面にかけて電気的に接続されるように形成された第1の放射導体とを備え、
    前記プリント基板は、
    当該プリント基板の表面に設けられ、一端が前記第1の放射導体の一端に接続された第2の放射導体と、
    前記プリント基板の裏面に設けられ、一端が前記第1の放射導体の他端又は前記第2の放射導体の他端に接続された第3の放射導体とを備え、
    前記第1の放射導体は、前記基体の上面に形成された上面導体部と、
    前記基体の第1の側面に形成された第1の側面導体部と、
    前記第1の側面と対向する第2の側面に形成された第2の側面導体部とを備え、
    前記第1の側面導体部の一端は、前記上面導体部の一端に直接接続されており、
    前記第1の側面導体部の他端は、前記プリント基板上の給電ラインに接続されており、
    前記第3の放射導体の他端は開放されていることを特徴とするアンテナ装置。
  2. 前記第2の放射導体は、前記アンテナブロックの実装領域内に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記アンテナブロックの実装領域の周囲の少なくとも一方向にはグランドパターンが存在しない第1の開放領域が設けられており、
    前記第2の放射導体は、前記第1の開放領域の開口縁端に沿って設けられていることを特徴とする請求項2に記載のアンテナ装置。
  4. 前記第3の放射導体は、前記プリント基板の裏面に設けられたクリアランス領域内に設けられており、
    前記クリアランス領域の周囲の少なくとも一方向にはグランドパターンが存在しない第2の開放領域が設けられており、
    前記第3の放射導体は、前記アンテナブロックの実装領域の投影領域内において前記第2の開放領域の開口縁端に沿って設けられていることを特徴とする請求項3に記載のアンテナ装置。
  5. アンテナブロックと、表面に前記アンテナブロックの実装領域を有するプリント基板とを備え、
    前記アンテナブロックは、
    誘電体又は磁性体からなる基体と、
    前記基体の上面及び側面にかけて電気的に接続されるように形成された第1の放射導体とを備え、
    前記プリント基板は、当該プリント基板の表面に設けられ、一端が前記第1の放射導体の一端に接続された第2の放射導体と、
    前記プリント基板の裏面に設けられ、一端が前記第1の放射導体の他端又は前記第2の放射導体の他端に接続された第3の放射導体とを備え、
    前記第1の放射導体は、前記基体の上面に形成された上面導体部と、
    前記基体の第1の側面に形成された第1の側面導体部と、
    前記第1の側面と対向する第2の側面に形成された第2の側面導体部とを備え、
    前記第1の側面導体部の一端は、ギャップを介して前記上面導体部の一端に接続されており、
    前記第1の側面導体部の他端は、前記プリント基板上の給電ラインに接続されると共に、前記アンテナブロックの実装領域の周囲に設けられたグランドパターンに接続されていることを特徴とするアンテナ装置。
  6. 前記第2の放射導体は、前記アンテナブロックの実装領域内に設けられていることを特徴とする請求項5に記載のアンテナ装置。
  7. 前記アンテナブロックの実装領域の周囲の少なくとも一方向にはグランドパターンが存在しない第1の開放領域が設けられており、
    前記第2の放射導体は、前記第1の開放領域の開口縁端に沿って設けられていることを特徴とする請求項6に記載のアンテナ装置。
  8. 前記第3の放射導体は、前記プリント基板の裏面に設けられたクリアランス領域内に設けられており、
    前記クリアランス領域の周囲の少なくとも一方向にはグランドパターンが存在しない第2の開放領域が設けられており、
    前記第3の放射導体は、前記アンテナブロックの実装領域の投影領域内において前記第2の開放領域の開口縁端に沿って設けられていることを特徴とする請求項7に記載のアンテナ装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一項に記載のアンテナ装置を備えることを特徴とする無線通信機器。
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