JP2009201002A - アンテナ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】基体の表面に形成される螺旋状の放射導体の印刷精度を高めると共に、基体の実効誘電率を低減する。
【解決手段】アンテナ装置10は、略直方体状の誘電体からなる基体11と、基体11の側面11C〜11Fを周回するように形成された螺旋状の放射導体12と、基体11の底面11Bに形成された給電電極14及びグランド電極15を備えている。基体11の各側面11C〜11Fにおいて、放射導体12が形成されるべき螺旋状の領域は相対的に突出しており、それ以外の領域には所定の深さの凹部が形成されている。基体11の側面がこのような凹凸形状を有することから、基体11の側面に形成された凸面13bに導体ペーストを印刷するだけで所定の位置に所定の形状の放射導体を形成することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、アンテナ装置に関し、特に表面実装型ヘリカルアンテナの構造に関するものである。
携帯電話等の小型携帯端末に内蔵される表面実装型アンテナの一つとしてヘリカルアンテナが知られている。
図7は、従来の表面実装型ヘリカルアンテナの構造の一例を示す略斜視図である。
図7に示すように、このヘリカルアンテナ100は、略直方体状の基体110を有し、基体の表面に螺旋状の放射導体140が形成された構造を有している。螺旋状の放射導体140は、基体110の上面、底面、及び基体の長手方向と平行な2つの側面を周回するように形成されており、一本の連続的な導体パターンを構成している。この場合、ヘリカルの中心軸は、基体の長手方向と直交する2つの側面を貫く方向(X軸方向)に設定されている(特許文献1参照)。
図8は、従来の表面実装型ヘリカルアンテナの構造の他の例を示す略斜視図である。
図8に示すように、このヘリカルアンテナ200は、略直方体の基体110を有し、基体110の表面に放射導体150,160が形成されているが、図7に示したヘリカルアンテナ構造と異なり、螺旋状の放射導体160は基体の4つの側面を周回するように形成されている。この場合、ヘリカルの中心軸は、基体110の上下面を貫く方向(Z軸方向)に設定されている(特許文献2参照)。
特開平10−41722号公報 特開2004−304783号公報
一般的に、アンテナ装置の放射導体は、銀等の導体ペーストを基体の平坦面にスクリーン印刷することにより形成されるが、スクリーン印刷の精度はそれほど高くないことから、放射導体の印刷位置がずれる場合がある。特に、スクリーン印刷は面ごとに行われるため、2つの側面が交差する基体の角部において導体部分の正確な位置合わせが非常に困難である。アンテナ装置の動作周波数は、放射導体の形状や位置の変化に対して非常に敏感であることから、放射導体の印刷位置がわずかにずれたとしてもアンテナの動作周波数が変化し、所望の放射特性を得ることができないという問題がある。
また、アンテナ装置に用いる基体としては、セラミックなどの高誘電体材料が好ましく用いられている。セラミックは、樹脂等の他の基体材料に比べて、加工性・耐久性に優れ、熱膨張等の形状変化も小さいという特性を有している。しかしながら、上述した従来のアンテナ装置は、基体として用いる誘電体の波長短縮効果により、所望の波長に対してアンテナ長が短くなり、その結果、アンテナの放射効率が低下してしまうという問題がある。
したがって、本発明の目的は、放射導体の精度を向上させることができ、かつ高い放射効率を得ることが可能なアンテナ装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明によるアンテナ装置は、略螺旋状に周回する凹凸パターンを有する基体と、凹凸パターンの凸面に形成された放射導体とを備えることを特徴とするものである。本発明によれば、放射導体の位置や形状を基体の形状で決めることができる。したがって、導体パターンをスクリーン印刷により形成する場合であっても、精度の高い放射導体パターンを形成することができる。
本発明において、放射導体は、基体の実装面と平行な第1の導体部分と、実装面と略直交する第2の導体部分を有することが好ましい。これによれば、凹凸を含めた基体の設計及び加工が容易であり、放射導体の形状及び位置精度を高めることができる。
本発明において、基体は略直方体状であり、放射導体は、基体の長手方向と直交する第1及び第2の側面及び基体の長手方向と平行な第3及び第4の側面を周回するように形成されていることが好ましい。これによれば、プリント基板と対向する基体の底面全体を実装面として使用できるだけでなく、十分なグランド面を確保することができる。
本発明において、凹部は、基体の底面から所定の高さ以上の領域において形成されていることが好ましい。これによれば、基体の底面全体を実装面として使用することができ、プリント基板との接触面を最大限に確保して実装の安定性を図ることができる。
このように、本発明のアンテナ装置によれば、放射導体の精度を高めることができ、且つ高い放射効率を得ることができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態によるアンテナ装置の構造を示す略斜視図である。また、図2は、図1に示すアンテナ装置の展開図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態によるアンテナ装置10は、略直方体状の誘電体からなる基体11と、基体11の各面に形成された導体パターンを備えている。導体パターンは、基体11の4つの側面11C〜11Fを周回するように形成された螺旋状の放射導体12と、基体11の底面11Bに形成された給電電極14及びグランド電極15からなる。なお、基体11の上面11Aには導体パターンは形成されていない。
基体11の大きさは、目的とするアンテナ特性に応じて適宜設定すればよい。特に限定されるものではないが、本実施形態においては10×2×4.5(mm)とすることができる。
基体11の材料としては、特に限定されるものではないが、Ba−Nd−Ti系材料(比誘電率80〜120)、Nd−Al−Ca−Ti系材料(比誘電率43〜46)、Li−Al−Sr−Ti(比誘電率38〜41)、Ba−Ti系材料(比誘電率34〜36)、Ba−Mg−W系材料(比誘電率20〜22)、Mg−Ca−Ti系材料(比誘電率19〜21)、サファイヤ(比誘電率9〜10)、アルミナセラミックス(比誘電率9〜10)、コージライトセラミックス(比誘電率4〜6)などを用いることができる。基体11は、金型を用いてこれらの材料を焼成することによって作製される。
誘電体材料は、目的とする周波数に応じて適宜選択すればよい。比誘電率εが大きくなるほど大きな波長短縮効果が得られ、放射導体の長さはより短くなるため、必ずしも比誘電率εが大きければよいというわけではなく、適切な値が存在する。例えば、目的とする周波数が2.40GHzである場合、比誘電率εが5〜30程度の材料を用いることが好ましい。これによれば、十分な利得を確保しつつ放射導体の小型化を図ることができる。比誘電率εが5〜30程度である材料としては、Mg−Ca−Ti系誘電体セラミックを好ましく挙げることができる。Mg−Ca−Ti系誘電体セラミックとしては、TiO、MgO、CaO、MnO、SiOを含有するMg−Ca−Ti系誘電体セラミックを用いることが特に好ましい。
放射導体12は、基体11の側面11C〜11Fを周回するように形成された螺旋状の導体パターンである。基体11の各側面に形成された帯状の導体パターンの端部同士が基体11の角部において連結されることにより、連続する一本の導体パターンを構成している。
詳細には、基体11の長手方向と直交する第1の側面11Cに形成された帯状の導体パターン12a,12eと、第1の側面11Cと対向する第2の側面11Dに形成された帯状の導体パターン12c,12gと、基体11の長手方向と平行な第3の側面11E形成された帯状の導体パターン12b,12fと、第4の側面11Fに形成された帯状の導体パターン12d,12hを備えており、これらの導体パターン12a〜12hの端部同士が順に接続されることにより、螺旋構造の放射導体12が形成される。特に限定されるものではないが、帯状の導体パターンの幅は0.4mm程度であることが好ましい。
このように、放射導体12が基体11の複数の面にわたって形成されているので、基体11自体を小型化しても所望の電気長を確保することができる。また、放射導体12の螺旋軸はZ軸方向であり、導体パターン12a〜12hは、基体11の側面11C〜11Fに形成されている。つまり、図7に示した従来のアンテナ100と異なり、基体11の底面11Bには放射導体12が形成されていないので、底面11B全体を実装面として使用できるだけでなく、十分なグランド面を確保することができる。
給電電極14は、基体11の底面11Bの長手方向の一端に形成された矩形状の導体パターンである。また、グランド電極15は、基体11の底面11Bの長手方向の中央部から他端までの範囲に形成された矩形状の導体パターンである。よって、グランド電極15の面積は給電電極14よりも広い。
放射導体12の一方の端部12jは、第1の側面11Cと底面11Bとが直交する角部において給電電極14に接続されており、放射導体12の他方の端部12kは、第3の側面11Eにおいて開放端を構成している。ここで、放射導体12の一方の端部12jの幅は、第3の側面11Eの幅と等しく設定されている。このように、放射導体12の端部12jの幅を広げることで、放射導体12と給電電極14との接続を確実にすることができる。
放射導体12を構成する導体パターン12b〜12hのうち、導体パターン12b,12c,12e〜12hは、基体11の実装面に対して平行に形成されている。また、導体パターン12dは、基体11の実装面と直交する部分を有している。したがって、螺旋軸(Z軸)方向への変位に寄与する部分は第4の側面11Fに形成された導体パターン12dである。
本実施形態において、基体11の側面11C〜11Fは凹凸形状を有している。基体11の各側面11C〜11Fにおいて、放射導体12が形成された領域以外の領域には所定の深さの凹部13aが形成されており、放射導体12の形成領域は相対的に突出している。このように、基体11の側面が単なる平面ではなく凹凸形状を有することから、基体11の凸面に導体ペーストをスクリーン印刷するだけで螺旋状の導体パターンを形成することができる。特に、2つの側面が交差する角部において印刷ずれ等に起因する帯状の導体パターンの端部が段違いになって不連続になるおそれがない。スクリーン印刷では、凸面の幅に対してスクリーンマスクを広めに取るようにする。このように、印刷ずれを見越した広めのマージンを確保することで、凸面全体に確実に印刷することができる。基体11の凹凸形状は金型を用いて成型されるが、金型による加工精度はスクリーン印刷よりも十分に高い。したがって、導体パターンの印刷精度によらず、螺旋状の放射導体12を確実に形成することができる。
凹部13aは、基体11の底面11Bから所定の高さ以上の領域に形成されている。つまり、凹部13aの形成によって基体の底面11Bの面積が減ることがないように配慮されている。したがって、基体11の底面11Bとプリント基板との接触面を最大限に確保することができ、実装の安定性を図ることができる。
図3は、アンテナ装置10が実装された状態を示す略斜視図である。また、図4は、アンテナ装置10が実装されるプリント基板のパターンレイアウトを詳細に示す略平面図であって、(a)はプリント基板の上面のレイアウト、(b)は底面のレイアウトをそれぞれ示している。
図3及び図4(a)に示すように、プリント基板20の上面20Aには、グランドパターンが設けられていないグランドクリアランス領域21Aと、グランドクリアランス領域21Aの周囲に設けられたグランドパターン22Aと、グランドクリアランス領域21A内に設けられた第1及び第2のランドパターン24,25と、第1のランドパターン24に接続された給電ライン26とを備えている。なお、破線21aで示す領域はアンテナ装置10の実装領域(アンテナ実装領域)である。また、図示しないが、プリント基板20の適所には、無線通信機器を構成するための様々な電子部品が実装されている。
一方、図4(b)に示すように、プリント基板20の底面20Bには、プリント基板20の上面20Aと同様、グランドパターンが設けられていないグランドクリアランス領域21Bと、グランドクリアランス領域21Bの周囲に設けられたグランドパターン22Bが設けられている。ただし、底面側のグランドクリアランス領域21Bは、上面側のグランドクリアランス領域21Aよりも少し広く設定されている。そして、グランドクリアランス領域21A,21Bに挟まれたプリント基板20の内層にはグランドパターンやその他の導体パターンは存在していない。つまり、本実施形態のプリント基板20はオフグランドタイプである。
グランドクリアランス領域21A,21Bはプリント基板20の端部20xに接して設けられている。そのため、グランドクリアランス領域21A,21Bの周囲3方向はグランドパターン22A,22Bに囲まれているが、残りの一方向は基板の存在しない開放空間である。
グランドクリアランス領域21A内の第1のランドパターン24は、アンテナ装置10の給電電極14に対応しており、第2のランドパターン25はグランド電極15に対応している。したがって、プリント基板20上にアンテナ装置10を実装したとき、給電電極14は第1のランドパターン24、グランド電極15は第2のランドパターン25にそれぞれ半田接続される。
第1のランドパターン24から延びるグランド接続部分24aは、周囲のグランドパターン22Aに接続されている。これにより、本実施形態のアンテナ装置10は逆F給電構造を有している。
給電ライン26は第1のランドパターン24に接続されており、給電ライン26とグランドパターン22Aとの間にはインピーダンス調整手段であるチップリアクタ28が実装されている。チップリアクタ28の実装位置は、グランドクリアランス領域21Aの外側であって、このグランドクリアランス領域21Aにできるだけ近い位置であることが好ましい。
第2のランドパターン25とグランドパターン22Aとの間には周波数調整手段であるチップリアクタ29が実装されている。チップリアクタ29は、第2のランドパターン25のリード部分25aとグランドパターン22Aとの間に直列に挿入されている。チップリアクタ29の実装位置は、グランドクリアランス領域21Aの外側であって、このグランドクリアランス領域21Aにできるだけ近い位置であることが好ましい。
以上説明したように、本実施形態のアンテナ装置10は、略直方体状の誘電体からなる基体11を備え、基体11の側面には略螺旋状に周回する凹凸パターンが形成されており、放射導体12は凹凸パターンの凸面13bに形成されているので、導体パターンの印刷精度が高くない場合であっても、位置精度の高い放射導体パターンを形成することができる。また、本実施形態によれば、凹部13aを形成することによって基体11の一部が除去されていることから、基体11の実効誘電率を下げることができ、アンテナの放射効率を向上させることができる。
図5は、本発明の第2の実施形態によるアンテナ装置の構造を示す略斜視図である。
図5に示すように、このアンテナ装置30の特徴は、放射導体12を構成する帯状の導体パターン12a〜12hのうち、導体パターン12b,12d,12fが、基体の実装面と直交する部分を有している点にある。すなわち、第1の実施形態に比べて、螺旋軸方向への変位を徐々に行うようにしたものである。その他の構成については第1の実施形態と同様であることから、同一の構成要素に同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
以上説明したように、本実施形態のアンテナ装置30によれば、第1の実施形態と同様の作用効果を奏することができる。つまり、アンテナ装置30は、基体11の各側面11C〜11Fのうち放射導体12の形成領域を除いた領域に凹部13aを備え、当該凹部13aは、放射導体12の形成領域を相対的に突出させるように形成されていることから、導体パターンの印刷精度が高くない場合であっても、放射導体の加工精度を向上させることができる。
図6は、本発明の第3の実施形態によるアンテナ装置の構造を示す略斜視図である。
図6に示すように、このアンテナ装置40の特徴は、放射導体12を構成する導体パターン12aから12hのうち、放射導体12b,12d,12fが、基体の実装面に対して平行ではなく、所定の角度をもって緩やかに傾斜している点にある。すなわち、第1及び第2の実施形態に比べて、螺旋軸方向への変位をさらに徐々に行うようにしたものである。その他の構成については第1の実施形態と同様であることから、同一の構成要素に同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
以上説明したように、本実施形態のアンテナ装置40によれば、第1の実施形態と同様の作用効果を奏することができる。つまり、アンテナ装置40は、基体11の各側面11C〜11Fのうち放射導体12の形成領域を除いた領域に凹部13aを備え、当該凹部13aは、放射導体12の形成領域を相対的に突出させるように形成されていることから、導体パターンの印刷精度が高くない場合であっても、放射導体の加工精度を向上させることができる。
本発明は、以上の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更を加えることが可能であり、それらも本発明の範囲に包含されるものであることは言うまでもない。
例えば、上記各実施形態においては、螺旋状の放射導体は、基体の側面11C〜11Fを周回するように形成されているが、放射導体12の形成面は基体の側面11C〜11Fに限定されるものではなく、例えば図7に示したヘリカルアンテナのように、基体の上面11A、底面11B、及び2つの側面11C,11Dを周回するように形成されていても良い。
また、上記各実施形態においては、基体11の基本形状が直方体状であるが、厳密な直方体であることは必須でなく、例えば、直方体の角部にその向きを特定するためのテーパーが設けられていても構わない。さらに、基体11の基本形状は直方体状に限定されるものではなく、例えば、円筒状であってもよい。この場合、螺旋状の放射導体は円筒状の基体の側面を周回するように形成され、放射導体の形成領域を除いた所定の領域に凹部が形成されることになる。
また、上記実施形態においては、インピーダンス調整手段や周波数調整手段としてチップリアクタ28,29を用いているが、本発明はこのような構成に限定されるものではなく、導体パターンを用いてもよい。
また、上記各実施形態においては、基体11の材料として誘電体を用いているが、誘電体以外に誘電性を有する磁性体を用いてもよい。この場合、1/{(ε×μ)1/2}の波長短縮効果が得られるので、透磁率μの高い磁性体を用いることによって、大きな波長短縮効果を得ることができる。また、μ/εが電極のインピーダンスを決定するため、μの高い磁性体を用いることによってインピーダンスを高めることができる。これにより、高すぎるアンテナのQを低下させて、広帯域特性を得ることができる。
図1は、本発明の第1の実施形態によるアンテナ装置の構造を示す略斜視図である。 図2は、図1に示すアンテナ装置10の展開図である。 図3は、アンテナ装置10が実装された状態を示す略斜視図である。 図4は、アンテナ装置10が実装されるプリント基板のパターンレイアウトを示す略平面図である。 図5は、本発明の第2の実施形態によるアンテナ装置の構造を示す略斜視図である。 図6は、本発明の第3の実施形態によるアンテナ装置の構造を示す略斜視図である。 図7は、従来の表面実装型ヘリカルアンテナの構造の一例を示す略斜視図である。 図8は、従来の表面実装型ヘリカルアンテナの構造の他の例を示す略斜視図である。
符号の説明
10 アンテナ装置
11 基体
11A 基体の上面
11B 基体の底面
11C 基体の第1の側面
11D 基体の第2の側面
11E 基体の第3の側面
11F 基体の第4の側面
12,12a-12h 導体パターン
12j 放射導体の一方の端部
12k 放射導体の他方の端部
13a 基体の凹部
13b 基体の凸面
14 給電電極
15 グランド電極
20 プリント基板
20A プリント基板の上面
20B プリント基板の底面
20x プリント基板の端部
21A グランドクリアランス領域(上面側)
21B グランドクリアランス領域(底面側)
21a アンテナ実装領域
22A グランドパターン(上面側)
22B グランドパターン(底面側)
24 第1のランドパターン
24a 第1のランドパターンのグランド接続部分
25 第2のランドパターン
25a 第2のランドパターンのリード部分
26 給電ライン
28 チップリアクタ
29 チップリアクタ
30 アンテナ装置
40 アンテナ装置

Claims (4)

  1. 略螺旋状に周回する凹凸パターンを有する基体と、前記凹凸パターンの凸面に形成された放射導体とを備えることを特徴とするアンテナ装置。
  2. 前記放射導体は、前記基体の実装面と平行な第1の導体部分と、前記実装面と略直交する第2の導体部分を有することを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記基体は、略直方体状であり、前記放射導体は、前記基体の長手方向と直交する第1及び第2の側面及び前記基体の長手方向と平行な第3及び第4の側面を周回するように形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のアンテナ装置。
  4. 前記凹部は、前記基体の底面から所定の高さ以上の領域において形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011045957A1 (ja) * 2009-10-14 2011-04-21 株式会社村田製作所 チップヘリカルアンテナ
JP2019506038A (ja) * 2015-12-29 2019-02-28 ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド アンテナモジュール、mimoアンテナ、および端末

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