JP4924327B2 - アンテナ装置及びその特性調整方法 - Google Patents

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Description

本発明は、アンテナ装置に関し、特に、携帯電話等に内蔵され、ブルートゥースやGPS用のアンテナとして好ましく用いられる表面実装型アンテナの導体パターン構造に関するものである。また、本発明は、このようなアンテナ装置のインピーダンス又は共振周波数を調整する特性調整方法に関する。
携帯電話等の小型携帯端末に内蔵されるチップアンテナの共振周波数やインピーダンスは、実装基板の構造や、周囲に実装される各種電子部品、さらには筐体の影響を受けて変化する。そのため、この種のチップアンテナにおいては、各携帯電話の機種毎にインピーダンスや共振周波数を調整する必要がある。
例えば、特許文献1には、容量給電を行うタイプの表面実装型のアンテナにおいて、放射電極、もしくはグランド電極をトリミングすることによって共振周波数を調整する方法が提案されている。この方法によれば、共振周波数を容易に調整することができる。さらに、共振周波数の調整により各電極の形状が変化し、インピーダンスが不整合になったとしても、給電電極の一端に金属箔を貼付し、給電電極の長さを調整することでインピーダンス整合を取ることができる。
また、特許文献2には、誘電体からなる基体の長手方向と平行な側面にインピーダンス整合回路を設けることにより、電気的特性を調整する方法が開示されている。
特開平10−256825号公報 特開2003−46322号公報
しかしながら、特許文献1に記載の表面実装型のアンテナは、放射電極のインピーダンスが高い部分を利用するため、素子感度が非常に高く、アンテナを構成する誘電体ブロックに導体パターンを付与する際の僅かな印刷ずれや位置ずれ等に対しても、アンテナの周波数のみならず整合状態も敏感に反応してしまう。
つまり、特許文献1に記載の表面実装型アンテナにおいては、実際にトリミングを実施しようとしても、僅かな操作で最適値を通り過ぎてしまい、これをさらに修正するためには放射電極の短絡端に近いところの電極を細くして周波数を下げなければならず、非常に複雑な工程が必要であった。さらに、周波数の調整が完了したとしても、放射電極の特性インピーダンスが変化してしまうことから、再度、インピーダンスを調整しなければならないという問題がある。
また、特許文献2に記載の表面実装型アンテナでは、インピーダンス整合回路の形状によって特性が固定されてしまうので、インピーダンスの調整ができないという問題がある。
したがって、本発明の目的は、アンテナのインピーダンスや共振周波数の調整が容易なアンテナ装置を提供することである。
また、本発明の他の目的は、このようなアンテナ装置のインピーダンス又は共振周波数を調整する方法を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明のアンテナ装置は、略直方体状の誘電体又は磁性体からなる基体と、基体の上面に形成された上面導体部と、基体の底面の長手方向の一端に形成され、所定幅のスリットにより互いに分断された第1及び第2のパッド電極と、上面導体部の長手方向の一端と第1及び第2のパッド電極とを接続する側面導体部とを備え、第1のパッド電極は給電ラインに接続され、第2のパッド電極はグランドパターンに接続されていることを特徴とする。
本発明によれば、側面導体部が、給電ラインに接続される第1のパッド電極と、グランドパターンに接続される第2のパッド電極の両方と接していることから、側面導体部の形状によってアンテナ装置のインピーダンス及び共振周波数を容易に調整することが可能となる。
本発明において、側面導体部はスリットから連続的に形成された切り欠き部を有していることが好ましい。切り欠き部は、長方形その他の矩形型であってもよく、略十字型であってもよい。つまり、切り欠き部の先端部は、任意の方向に延設又は拡幅されていてもよい。
上述した切り欠き部は、上方に深くすると入力インピーダンスが高い方向に変化する。これは、切り欠きを深くすることにより、放射導体の給電点が第2のパッド電極から離れ、放射導体の開放端側に近づいてくるためである。この構成を採用することにより、従来は実現できなかったアンテナ実装後のインピーダンス整合やトリミングを容易に実施することができる。
本発明のアンテナ装置はまた、基体の底面の長手方向の他端に形成された第3のパッド電極と、基体の底面の長手方向の中央部に設けられた第4のパッド電極をさらに備え、第3のパッド電極はグランドパターンに接続され、第4のパッド電極は周波数調整用素子を介してグランドパターンに接続されていることが好ましい。これによれば、第3および第4のパッドによって基体の機械的な固定強度を確保することが可能となり、さらに第4のパッドと上面導体部との容量結合によって共振周波数を調整することが可能となる。
この場合、上面導体部の長手方向の他端が、所定幅のギャップを介して第3のパッド電極に接続されていることが好ましい。これによれば、当該ギャップにて生じる容量により、共振周波数を調整することが可能となる。
本発明の上記目的はまた、上記特徴を有するアンテナ装置の特性を調整する方法であって、切り欠き部を上方に切り欠いてアンテナのインピーダンスを高くする工程を含むことを特徴とするアンテナ装置の特性調整方法によっても達成される。これによれば、共振周波数に実質的な影響を与えることなく、インピーダンスを調整することが可能となる。
本発明の上記目的はまた、上記特徴を有するアンテナ装置の特性を調整する方法であって、切り欠き部を第2のパッド電極に近づく横方向に切り欠いて共振周波数を低くする工程を含むことを特徴とするアンテナ装置の特性調整方法によっても達成される。これによれば、インピーダンスに実質的な影響を与えることなく、共振周波数を調整することが可能となる。
本発明の上記目的はまた、上記特徴を有するアンテナ装置の特性を調整する方法であって、切り欠き部を第1のパッド電極に近づく横方向に切り欠いてアンテナのインピーダンスを高くする工程を含むことを特徴とするアンテナ装置の特性調整方法によっても達成される。これによれば、共振周波数に実質的な影響を与えることなく、インピーダンスを調整することが可能となる。
このように、本発明によれば、アンテナのインピーダンスや共振周波数の調整が容易なアンテナ装置を提供することができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るアンテナ装置の構成を示す略斜視図である。また、図2は、図1に示すアンテナブロックの展開図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係るアンテナ装置100は、アンテナブロック10と、このアンテナブロック10が実装された実装基板20とを備えている。
アンテナブロック10は、直方体状の誘電体からなる基体11と、基体11の上面11Aの略全面に形成された上面導体部12と、基体11の底面11Bに形成された第1乃至第4のパッド電極13〜16と、基体の11の長手方向と直交する第1の側面11Cに形成された(第1の)側面導体部17とを備えている。なお、第1の側面11Cと対向する第2の側面11D、基体11の長手方向と平行な第3及び第4の側面11E、11Fには導体パターンは形成されていない。
上面導体部12の長手方向の一端は側面導体部17を介して第1及び第2のパッド電極13、14に接続されている。また、上面導体部12の長手方向の他端は開放端をなしている。これにより、第1及び第2のパッド電極13、14、側面導体部17及び上面導体部12は、一本の連続する放射導体を構成している。このように、放射導体が基体11の複数の面にわたって形成されているので、基体11自体を小型化しても所望の電気長を確保することができる。
第1及び第2のパッド電極13、14は共に矩形状のパターンであり、基体11の底面11Bの長手方向の一端に形成されている。第1のパッド電極13と第2のパッド電極14は所定幅のスリット18aで分断されており、独立したパッド電極を構成している。
第3のパッド電極15は、基体の底面11Bの長手方向の他端に形成された矩形状のパターンである。第3のパッド電極15の面積は、スリット18aを含めた第1及び第2のパッド電極13、14全体の面積と等しく設定されていることが好ましい。これによれば、実装基板上のレイアウト設計を容易にすることができ、特性の安定化、信頼性の向上を図ることができる。
第4のパッド電極16は、基体11の底面11Bの長手方向の中央部に形成されており、第1及び第2のパッド電極13、14と第3のパッド電極15との間に設けられている。基体11の各面に形成されたこれらの導体パターンは、できるだけ対称性を有するように形成されていることが好ましい。これによれば、アンテナブロックの向きを水平反転させても実装基板の端部側から見たアンテナブロックの導体パターンの形状が同じになることから、実装する向きによってアンテナ特性が大きく変化することがなく、アンテナ設計を容易にすることができる。
図3は、実装基板20の構成を示す略平面図である。
図3及び図1に示すように、実装基板20は、グランドパターンが設けられていないグランドクリアランス領域21と、グランドクリアランス領域21の周囲に設けられたグランドパターン22と、グランドクリアランス領域21内に設けられた第1及び第2のランド23、24と、第1のランド23に接続された給電ライン26とを備えている。なお、図3において破線21aで示す領域は、アンテナブロック10の実装領域である。
グランドクリアランス領域21は実装基板20の端部に沿って設けられている。そのため、グランドクリアランス領域21の周囲3方向はグランドパターン22に囲まれているが、残りの一方向は基板の存在しない開放空間である。
グランドクリアランス領域21内の第1のランド23は、アンテナブロック10の第1のパッド電極13に対応しており、第2のランド24は第4のパッド電極16に対応している。したがって、実装基板20上にアンテナブロック10を実装したとき、第1のパッド電極13は第1のランド23、第4のパッド電極16は第2のランド24にそれぞれ半田接続される。また、アンテナブロック10の第2のパッド電極14と接する実装基板20上の位置にはグランドパターン22が形成されており、第3のパッド電極15と接する実装基板20上の位置にもグランドパターン22が形成されている。したがって、第2及び第3のパッド電極14、15はグランドパターン22に半田接続される。
給電ライン26は第1のランド23に接続されており、給電ライン26とグランドパターン22との間にはインピーダンス調整素子であるチップリアクタ31が実装されている。チップリアクタ31の実装位置は、グランドクリアランス領域21の外側であって、このグランドクリアランス領域21にできるだけ近い位置であることが好ましい。
第2のランド24とグランドパターン22との間には周波数調整素子であるチップインダクタ32が実装されている。チップリアクタ32は、第2のランド24のリード部分24aとグランドパターン22との間に直列に挿入されている。チップリアクタ32の実装位置は、グランドクリアランス領域21の内側であって、グランドパターン22にできるだけ近い位置であることが好ましい。
図2に示したように、基体11の第1の側面11Cに形成された導体パターンは切り欠き部18bを有している。この切り欠き部18bは基体11の底面11Bに形成されたスリット18aとつながっており、切り欠き部18bの長さが長いほどアンテナのインピーダンスを高くする方向に作用する。したがって、切り欠き部18bをゼロ又は適切な長さに設定することでインピーダンスを調整することができる。また、アンテナブロック10の設計段階で切り欠き部18を所定の長さに固定しても構わないが、アンテナブロック10を実装した後にインピーダンス整合が取れない場合には、実装後に切り欠き部18をトリミングすることでインピーダンスを調整することができる。
以上説明したように、本実施形態のアンテナ装置によれば、放射導体に接続された第1のパッド電極13と第2のパッド電極14がスリット18aで分断され、第1のパッド電極13は給電ライン26に直接接続され、第2のパッド電極14はグランドパターン22に直接接続され、さらにスリット18aから連続的に形成された側面導体部17の切り欠き部18bが形成されているので、アンテナのインピーダンス調整を容易に実現することができる。特に、放射導体の先端部分がギャップを介して他の電極と結合していないので、周波数応答が過敏すぎてオーバートリミングになることがなく、アンテナ特性の調整を容易に実現することができる。さらに、基体11の長手方向と平行な第3及び第4の側面11E、11Fに導体パターンを形成する必要がないので、歩留まりが低下する要素も少なく、製造工程も短くすることができ、比較的安価な直接給電型逆Fチップアンテナを提供することができる。
切り欠き部18bの形状は、必ずしも長方形又はこれに類する矩形型である必要はなく、目的とするインピーダンスや共振周波数に応じて適宜設定すればよい。切り欠き部18bの長さを長くすればインピーダンスを高くすることができるだけでなく、切り欠き部18bを横方向に延ばすことで共振周波数やインピーダンスを調整することができる。切り欠き部18bは、設計段階で最初から形成してもよく、その後のトリミングの結果として形成されてもよい。
図4は、切り欠き部18bの変形例を示す略斜視図である。
図4(a)に示すように、切り欠き部18bを上方(矢印a方向)に深く形成することにより、インピーダンスを高くすることができる。これは切り込みを深くすることにより放射導体の給電点が第2のパッド電極から離れ、開放端側に近づいてくるためである。その一方で、切り欠き部18bの深さは共振周波数にほとんど影響を与えない。このため、切り欠き部18bの深さを調整することにより、インピーダンスを独立して調整することが可能となる。
また、図4(b)に示すように、切り欠き部18bを第2のパッド電極14に近づく横方向(矢印b方向)に切り欠くことにより、共振周波数を低くすることができる。その一方で、矢印b方向への切り込みはインピーダンスにほとんど影響を与えない。このため、切り欠き部18bを矢印b方向に切り込むことにより、共振周波数を独立して調整することが可能となる。
また、図4(c)に示すように、切り欠き部18bを第1のパッド電極13に近づく横方向(矢印c方向)に切り欠くことにより、インピーダンスを高くすることができる。その一方で、矢印c方向への切り込みは共振周波数にほとんど影響を与えない。このため、切り欠き部18bを矢印c方向に切り込むことにより、インピーダンスを独立して調整することが可能となる。
さらに、図4(d)に示すように、これらの切り欠き方向を組み合わせることにより、切り欠き部の形状を十字型とすることもでき、このようにすることで全体として最適なインピーダンス及び共振周波数を実現することができる。
なお、切り欠き部の形状は図4(d)に示した十字型に限らず、半円型、長方形の先端部が丸く膨らんだ形状、或いは楓の葉を連想させるような形状であってもよい。つまり、切り欠き部の先端部が任意の方向に延設又は拡幅された形状であればよい。また、共振周波数を上げたい場合には放射電極の開放端、つまり基体11の上面導体部12の他方の端部をトリミングすればよい。この場合であっても、放射導体の先端部分はギャップを介して他の電極と結合していないので、周波数応答が過敏になりすぎてオーバートリミングになることはない。
図5は、本発明の第2の実施形態によるアンテナ装置の構成を示す略斜視図である。また、図6は、図5に示すアンテナブロックの展開図である。
図5及び図6に示すように、アンテナ装置200は、第1の側面11Cと対向する第2の側面11Dに形成された第2の側面導体部19を備えている。第2の側面導体部19の高さ方向の略中間位置には所定幅のギャップ19aが形成されており、上面導体部12はこのギャップを介して第3のパッド電極15(グランドパターン)に接続されている。その他の構成は第1の実施形態によるアンテナ装置100と同様であるため、同一の構成要素に同一の符号を付してその説明を省略する。このような構成であっても、本実施形態のアンテナ装置200は第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
しかも、本実施形態によれば、ギャップ19aにより生じる容量成分によって共振周波数がより低下することから、基体11を大型化することなく、より低い共振周波数を得ることが可能となる。
図7は、本発明の第3の実施形態によるアンテナ装置の構成を示す略斜視図である。
図7に示すように、このアンテナ装置300は、基体11の第1の側面11Cに形成された側面導体部17が、側面11Cの幅よりも狭いライン部分17Lを有する点に特徴を有している。その他の構成は第1の実施形態によるアンテナ装置100と同様であるため、同一の構成要素に同一の符号を付してその説明を省略する。本実施形態のライン部分は直線的であるが、ミアンダ状に形成されていてもよい。このような構成であっても、本実施形態のアンテナ装置300は第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
本実施形態においても共振周波数がより低下することから、基体11を大型化することなく、より低い共振周波数を得ることが可能となる。
本発明は、以上の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更を加えることが可能であり、それらも本発明の範囲に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態においては、アンテナ実装領域の周囲3方向がグランドパターンに囲まれている場合を例に挙げたが、周囲2方向が囲まれていてもよく、さらには一方向のみグランドパターンが存在していてもかまわない。
また、上記実施形態においては、直方体状の誘電体からなる基体11を用いているが、誘電体以外に誘電性を有する磁性体を用いてもよい。この場合、1/√(ε×μ)の波長短縮効果が得られるので、透磁率μの高い磁性体を用いることによって、大きな波長短縮効果が得られる。また、μ/εが電極のインピーダンスを決定するため、μの高い磁性体を用いることによってインピーダンスが高まる。これにより、高すぎるアンテナのQを低下させて、広帯域特性を得ることができる。また、直方体状の基体11は、実質的に直方体であればよく、例えば、直方体の角部にその向きを特定するためのテーパーが設けられていても構わない。
また、上記実施形態では、第4のパッド電極16及び第2のランド24が設けられているが、本発明においてこれらを設けることは必須でない。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るアンテナ装置の構成を示す略斜視図である。 図2は、図1に示すアンテナブロックの展開図である。 図3は、実装基板20の構成を示す略平面図である。 図4は、切り欠き部18bの変形例を示す略斜視図である。 図5は、本発明の第2の実施形態によるアンテナ装置の構成を示す略斜視図である。 図6は、図5に示すアンテナブロックの展開図である。 図7は、本発明の第3の実施形態によるアンテナ装置の構成を示す略斜視図である。
符号の説明
10 アンテナブロック
11 基体
11A 基体の上面
11B 基体の底面
11C 基体の第1の側面
11D 基体の第2の側面
11E 基体の第3の側面
11F 基体の第4の側面
12 上面導体部
13 第1のパッド電極
14 第2のパッド電極
15 第3のパッド電極
16 第4のパッド電極
17 (第1の)側面導体部
17L 側面導体部のライン部分
18a スリット
18b 切り欠き部
19 第2の側面導体部
19a ギャップ
20 実装基板
21 グランドクリアランス領域
22 グランドパターン
23 第1のランド
24 第2のランド
24a リード部分
26 給電ライン
31 チップリアクタ(インピーダンス調整素子)
32 チップリアクタ(周波数調整素子)
100 アンテナ装置
200 アンテナ装置
300 アンテナ装置

Claims (7)

  1. 略直方体状の誘電体又は磁性体からなる基体と、前記基体の上面に形成された上面導体部と、前記基体の底面の長手方向の一端に形成され、所定幅のスリットにより互いに分断された第1及び第2のパッド電極と、前記基体の底面の長手方向の他端に形成された第3のパッド電極と、前記基体の底面の長手方向の中央部に設けられた第4のパッド電極と、前記上面導体部の長手方向の一端と前記第1及び第2のパッド電極とを接続する側面導体部とを備え、
    前記第1のパッド電極は給電ラインに接続され、前記第2及び第3のパッド電極はグランドパターンに接続され、前記第4のパッド電極は周波数調整用素子を介して前記グランドパターンに接続されていることを特徴とするアンテナ装置。
  2. 前記上面導体部の長手方向の他端が、所定幅のギャップを介して前記第3のパッド電極に接続されていることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記側面導体部は、前記スリットから連続的に形成された切り欠き部を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載のアンテナ装置。
  4. 前記切り欠き部の先端部が任意の方向に延設又は拡幅されていることを特徴とする請求項3に記載のアンテナ装置。
  5. 請求項3又は4に記載のアンテナ装置の特性調整方法であって、
    前記切り欠き部を上方に切り欠いてアンテナのインピーダンスを高くする工程を含むことを特徴とするアンテナ装置の特性調整方法。
  6. 請求項3又は4に記載のアンテナ装置の特性調整方法であって、
    前記切り欠き部を前記第2のパッド電極に近づく横方向に切り欠いて共振周波数を低くする工程を含むことを特徴とするアンテナ装置の特性調整方法。
  7. 請求項3又は4に記載のアンテナ装置の特性調整方法であって、
    前記切り欠き部を前記第1のパッド電極に近づく横方向に切り欠いてアンテナのインピーダンスを高くする工程を含むことを特徴とするアンテナ装置の特性調整方法。
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