JP4853181B2 - 高屈折率ハードコート層 - Google Patents
高屈折率ハードコート層 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4853181B2 JP4853181B2 JP2006229305A JP2006229305A JP4853181B2 JP 4853181 B2 JP4853181 B2 JP 4853181B2 JP 2006229305 A JP2006229305 A JP 2006229305A JP 2006229305 A JP2006229305 A JP 2006229305A JP 4853181 B2 JP4853181 B2 JP 4853181B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hard coat
- coat layer
- weight
- meth
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Surface Treatment Of Optical Elements (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Polarising Elements (AREA)
Description
従って、本発明による光学積層体に用いられるハードコート層は、
少なくとも1以上の官能基を有する9,9−ビスフェノキシフルオレン骨格を有するモノマーと、
3官能以上のウレタン(メタ)アクリレート樹脂および/または3官能以上の(メタ)アクリレート樹脂と、
浸透性溶剤とを含んでなるものである。
本発明において、以下の用語を定義する。
「樹脂」とは、モノマー、オリゴマー、プレポリマーを包含する意である。
「(メタ)アクリレート」は、メタクリレート及びアクリレートを意味する。
本発明において、「ハードコート層」とは、JIS5600−5−4(1999)で規定される鉛筆硬度試験で「H」以上の硬度を示すものをいう。また、本発明にあって、「ハードコート層」はハードコートフィルム、ハードコート板、ハードコート膜等のいずれの形態をも包含するものである。ハードコート層の層厚(硬化時)は0.1〜100μm、好ましくは0.8〜20μmの範囲にあることが好ましい。
本発明にあっては、少なくとも1以上の官能基を有する9,9−ビスフェノキシフルオレン骨格を有するモノマーを用いる。このモノマーは、下記一般式(I)において基本骨格として表される9,9−ビスフェノキシフルオレン骨格を有するものである。少なくとも1以上の官能基を有する9,9−ビスフェノキシフルオレン骨格を有するモノマーの具体例としては、下記化学式(I):
3官能以上のウレタン(メタ)アクリレート樹脂は、いずれのものを使用することができるが、具体的には、ポリオール化合物とポリイソシアネート化合物とからなるものであってよい。ポリオール化合物の具体例としては、エチレングリコール、プロピレングリコール、ネオペンチルグリコール、トリシクロデカンジメチロール、シクロヘキサンジメチロール、トリメチロールプロパン、グリセリン、1、 3-プロパンジオール、1、 4-ブタンジオール、1、 3-ブタンジオール、2、 3-ブタンジオール、1、 5-ペンタンジオール、2、 4-ペンタンジオール、1、 2-ヘキサンジオール、1、 6-ヘキサンジオール、ジエチレングリコール、トリプロピレングリコール、1、 9-ノナンジオール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレングリコール、ビスフェノールAポリエトキシグリコール、ポリカーボネートポリオール、ペンタエリスルトール、ソルビトール、スクロース、クオドロールなポリブタジエンポリオール、水添ポリブタジエンポリオール、水添ダイマージオールペンタエリトリトール等;トリメチロールプロパン、グリセリン、ペンタエリスルトール、ソルビトール、スクロース、クオドロール等の3価以上の水酸基を含有する化合物を、エチレンオキシド(EO)、プロピレンオキシド(PO)、ブチレンオキシド、テトラヒドロフランなどの環状エーテル化合物で変性することにより得られるポリエーテルポリオール;カプロラクトンで変性することにより得られるポリカプロラクトンポリオール;2塩基酸とジオールからなるポリエステルで変性することにより得られるポリエステルポリオール;及びこれらの二種以上の混合物を挙げることができる。
3官能以上の(メタ)アクリレート樹脂の具体例としては、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、イソシアヌル酸変性トリ(メタ)アクリレート等が挙げられる。また、これら(メタ)アクリレートは、分子骨格の一部を変性しているものでもよく、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、カプロラクトン、イソシアヌル酸、アルキル、環状アルキル、芳香族、ビスフェノール等による変性がなされたものも使用することができる。
浸透性溶剤は、光透過性基材に対して浸透性のある溶剤を利用する。本発明にあっては、浸透性溶剤の「浸透性」とは、光透過性基材に対して浸透性、膨潤性、湿潤性等のすべての概念を包含する意である。浸透性溶剤の具体例としては、イソプロピルアルコール、メタノール、エタノール等のアルコール類;メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類;クロロホルム、塩化メチレン、テトラクロルエタン等のハロゲン化炭化水素;またはこれらの混合物が挙げられ、好ましくは、エステル類、ケトン類が挙げられる。
本発明によるハードコート層は上記した成分によって形成されてなるが、ハードコート層の光学特性機能を高めるために、任意成分を添加してもよい。
開始剤
本発明にあっては、ハードコート層を形成する際、開始剤を用いてよい。開始剤は、任意のものを使用できるが、好ましくは、365nm以上の長波長での吸光係数100(ml/gcm)以下の重合開始剤と、365nm以上の長波長での吸光係数100(ml/g cm)より大きいの重合開始剤との両方からなるものを使用するのが好ましい。365nm以上の長波長での吸光係数100(ml/g・cm)以下の重合開始剤の具体例としては、市販品として、Irgacure184、Irgacure250、Irgacure651、IRGACURE754、Irgacure907、Irgacure2959、Darocure1173、DarocureEDB、DarocureEHA(チバケミカル社製)等が挙げられる。365nm以上の長波長での吸光係数100(ml/g cm)より大きい重合開始剤の具体例としては、市販品として、IrgacureOXE01、IRGACURE369、Irgacure784、Irgacure819、Irgacure907、Irgacure1300、IRGACURE1800、Darocure1173、DarocureTPO、Darocure4265、CGI242(チバケミカル社製)等が挙げられる。
本発明の好ましい態様によれば、ハードコート用組成物に安定剤を添加することが好ましい。安定剤は、ハードコート層を構成する成分が、天候又は経時変化により生じる変性を抑制することが可能となる。特に、安定剤を添加することにより、ハードコート層が、光又は熱による変色、特に、黄色化を抑制することができるものと思われる。安定剤が主として変色防止に用いられる場合には、安定剤は変色防止剤とされてよい。
ハードコート層は、所望の光学特性を発揮させる目的で、その他の剤、例えば、帯電防止剤、防汚染剤または防眩剤を添加してもよい。この場合、ハードコート層用組成物に、その他の剤を添加してハードコート層を形成することができる。
導電剤(帯電防止剤)の添加により、光学積層体の表面における塵埃付着を有効に防止することができる。導電剤(帯電防止剤)の具体例としては、第4級アンモニウム塩、ピリジニウム塩、第1〜第3アミノ基等のカチオン性基を有する各種のカチオン性化合物、スルホン酸塩基、硫酸エステル塩基、リン酸エステル塩基、ホスホン酸塩基等のアニオン性基を有するアニオン性化合物、アミノ酸系、アミノ硫酸エステル系等の両性化合物、アミノアルコール系、グリセリン系、ポリエチレングリコール系等のノニオン性化合物、スズおよびチタンのアルコキシドのような有機金属化合物およびそれらのアセチルアセトナート塩のような金属キレート化合物等が挙げられ、さらに上記に列記した化合物を高分子量化した化合物が挙げられる。また、第3級アミノ基、第4級アンモニウム基、または金属キレート部を有し、かつ、電離放射線により重合可能なモノマーまたはオリゴマー、或いは官能基を有するカップリング剤のような有機金属化合物等の重合性化合物もまた帯電防止剤として使用できる。
防眩剤としては微粒子が挙げられ、その形状は、真球状、楕円状などのものであってよく、好ましくは真球状のものが挙げられる。また、微粒子は無機系、有機系のものが挙げられる。微粒子は、防眩性を発揮するものであり、好ましくは透明性のものがよい。微粒子の具体例としては、無機系であればシリカビーズ、有機系であればプラスチックビーズが挙げられ、より好ましくは、透明性を有するものが挙げられる。プラスチックビーズの具体例としては、スチレンビーズ(屈折率1.59)、メラミンビーズ(屈折率1.57)、アクリルビーズ(屈折率1.49)、アクリル−スチレンビーズ(屈折率1.54)、ポリカーボネートビーズ、ポリエチレンビーズ等が挙げられる。
防汚染剤は、光学積層体の最表面の汚れ防止を主目的とし、さらに光学積層体の耐擦傷性を付与することが可能となる。防汚染剤の具体例としては、フッ素系化合物、ケイ素系化合物、またはこれらの混合化合物が挙げられる。また、防汚剤はそれ自体が反応基を有するか否かは問わない。
(A)w−(B)x−(C)y−CF3
(上記式中、
Aは、CF2、CFCF2、C(CF2)2からなる群から選択される一種または二種以上の基を表し、
Bは、OCF2CF2、OCF2CF(CF2)、OCF2C(CF2)2、
OCF(CF2)CF(CF2)、OCF(CF2)C(CF2)2、
OC(CF2)2CF(CF2)、OC(CF2)2C(CF2)2からなる群から選択される一種または二種以上の基を表し、
Cは、OCH2CH2、 OCH2CH2CH2、OC(O)(CH2)zからなる群から選択される一種または二種以上の基を表し、
w、x、y、zは0超過50以下の数を表す。)
で表されるものが挙げられる。
本発明によるハードコート層は光学積層体(光学機能性フィルム)に使用されるものであり、具体的には、光の反射を抑制する目的で使用され物品に用いられる。より具体的には、光学レンズ(フィルム)、光学機器の画像表示部、乗り物のフロントガラス、または特殊建築用資材等において使用される。好ましくは、光学機器の画像表示部に使用され、例えば、画像表示装置〔液晶ディスプレイ(LCD)又は陰極管表示装置(CRT)等〕における画像表示面に使用することができる。
本発明の別の態様によれば、光透過性基材の上に、本発明によるハードコート層を形成させた光学積層体が提案される。
ハードコート層
ハードコート層については先に説明したのと同様であってよい。
ハードコート層の形成
ハードコート層は、ハードコート層用組成物を光透過性基材に塗布することにより形成されてよい。本発明の好ましい態様によれば、上記のハードコート層用組成物に、フッ素系またはシリコーン系などのレベリング剤を添加することが好ましい。レベリング剤を添加したハードコート層用組成物は、塗布または乾燥時に塗膜表面に対して酸素による硬化阻害を有効に防止し、かつ、耐擦傷性の効果を付与することを可能とする。
光透過性基材は、透明性、平滑性、耐熱性を備え、機械的強度とに優れたものが好ましい。光透過性基材を形成する材料の具体例としては、ポリエステル、セルローストリアセテート、セルロースジアセテート、セルロースアセテートブチレート、ポリエステル、ポリアミド、ポリイミド、ポリエーテルスルフォン、ポリスルフォン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン、ポリ塩化ビニル、ポリビニルアセタール、ポリエーテルケトン、ポリメタクリル酸メチル、ポリカーボネート、またはポリウレタン等の熱可塑性樹脂が挙げられ、好ましくはポリエステル、セルローストリアセテートが挙げられ、より好ましくはセルローストリアセテートが挙げられる。その他のものとして、脂環構造を有した非晶質オレフィンポリマー(Cyclo-Olefin-Polymer:COP)フィルムも使用することができる。これは、ノルボルネン系重合体、単環の環状オレフィン系重合体、環状共役ジエン系重合体、ビニル脂環式炭化水素系重合体樹脂等が用いられる基材で、例えば、日本ゼオン(株)製のゼオネックスやゼオノア(ノルボルネン系樹脂)、住友ベークライト(株)製 スミライトFS-1700、JSR(株)製 アートン(変性ノルボルネン系樹脂)、三井化学(株)製 アペル(環状オレフィン共重合体)、Ticona社製の Topas(環状オレフィン共重合体)、日立化成(株)製 オプトレッツOZ-1000シリーズ(脂環式アクリル樹脂)等が挙げられる。また、トリアセチルセルロースの代替基材として旭化成ケミカルズ(株)製のFVシリーズ(低複屈折率、低光弾性率フィルム)も好ましくは使用される。
本発明による光学積層体は、所望の光学特性を発揮させる目的で、その他の層を形成してもよい。本発明の好ましい態様によれば、ハードコート層の上に低屈折率層をさらに備えてなるものが好ましい。また、別の好ましい態様によれば、光学積層体を構成する層の間または光学積層体の最表面に、帯電防止層、防眩層、または防汚染層をさらに備えてなるものが好ましい。ハードコート層の下に帯電防止層をさらに備えてなるものが好ましい。
低屈折率層は低屈折率剤と樹脂とにより形成されてよい。
低屈折率剤
低屈折率剤は、その屈折率が防眩層より低いものであればいずれのものを使用することができる。本発明の好ましい態様によれば、防眩層の屈折率が1.5以上であり、低屈折率剤の屈折率が1.5未満であり、好ましくは1.45以下で構成されてなるものが好ましい。低屈折率剤は、1)シリカ又はフッ化マグネシウムを含有する樹脂、2)低屈折率樹脂であるフッ素樹脂、3)シリカ又はフッ化マグネシウムを含有するフッ素系樹脂、4)シリカ又はフッ化マグネシウムの薄膜等のいずれかで構成されているものが好ましくは使用される。「フッ素系樹脂」とは、少なくとも分子中にフッ素原子を含む重合性化合物又はその重合体である。重合性化合物は、特に限定されないが、例えば、電離放射線で硬化する官能基(電離放射線硬化性基)又は熱で硬化する極性基(熱硬化極性基)等の硬化反応性の基を有するものが好ましい。また、これらの反応性の基を同時に併せ持つ化合物でもよい。
樹脂としては、透明性のものが好ましく、その具体例としては、紫外線または電子線により硬化する樹脂である電離放射線硬化型樹脂、電離放射線硬化型樹脂と溶剤乾燥型樹脂(熱可塑性樹脂など、塗工時に固形分を調整するための溶剤を乾燥させるだけで、被膜となるような樹脂)との混合物、または熱硬化型樹脂の三種類が挙げられ、好ましくは電離放射線硬化型樹脂が挙げられる。
また、電離放射線硬化型樹脂を紫外線硬化型樹脂として使用する場合には、光重合開始剤または光重合促進剤を添加することができる。光重合開始剤としては、ラジカル重合性不飽和基を有する樹脂系の場合は、アセトフェノン類、ベンゾフェノン類、チオキサントン類、プロピオフェノン類、ベンジル類、アシルホスフィンオキシド類、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル等を単独又は混合して用いる。また、カチオン重合性官能基を有する樹脂系の場合は、光重合開始剤として、芳香族ジアゾニウム塩、芳香族スルホニウム塩、芳香族ヨードニウム塩、メタセロン化合物、ベンゾインスルホン酸エステル等を単独又は混合物として用いる。光重合開始剤の添加量は、電離放射線硬化性組成物100重量部に対し、0.1〜10重量部である。
低屈折率層を形成する際に、光重合開始剤を用いることができ、その具体例としては、1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニル−ケトンが挙げられる。この化合物は市場入手可能であり、例えば商品名イルガキュア184、イルガキュア907、イルガキュア369、イルガキュア819、DAROCUR TPO(チバスペシャリティーケミカルズ社製)が挙げられる。
低屈折率層を形成するには、上記成分に溶剤を混合した組成物を利用することができる。溶剤の具体例としては、イソプロピルアルコール、メタノール、エタノール等のアルコール類;メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類;酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類;ハロゲン化炭化水素;トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素;またはこれらの混合物が挙げられ、好ましくは、ケトン類、エステル類が挙げられる。
帯電防止層は、帯電防止剤と樹脂とにより形成されてよい。帯電防止剤は、先のハードコート層で説明したのと同様であってよく、樹脂は、先の低屈折率層で説明したのと同様であってよい。帯電防止層は、帯電防止剤と樹脂と溶剤とを含んでなるものである。帯電防止層の厚さは、30nm〜1μm程度であることが好ましい。帯電防止層の形成にあっては、帯電防止層の表面抵抗値が、5×107Ω/□以下となるよう行うことが好ましい。
防眩層は、防眩剤と樹脂とにより形成されてよい。防眩剤は、先のハードコート層で説明したのと同様であってよく、樹脂及び溶剤も先の低屈折率層で説明したのと同様であってよい。
光学積層体の製造方法
各層用組成物の調整
ハードコート層は先に説明したのと同様であってよい。他の任意の層の組成物は、一般的な調製法に従って、先に説明した成分を混合し分散処理することにより調整されてよい。混合分散には、ペイントシェーカー又はビーズミル等で適切に分散処理することが可能となる。分散処理した各層用組成物はその後、濾過してもよい。
各層を形成する方法の具体例としては、スピンコート法、ディップ法、スプレー法、スライドコート法、バーコート法、ロールコーター法、メニスカスコーター法、フレキソ印刷法、スクリーン印刷法、ピードコーター法等の各種方法を用いることができる。硬化型樹脂組成物の硬化方法としては、電子線または紫外線の照射によって硬化する。電子線硬化の場合には、100KeV〜300KeVのエネルギーを有する電子線等を使用する。
紫外線硬化の場合には、超高圧水銀灯、高圧水銀灯、低圧水銀灯、カーボンアーク、キセノンアーク、メタルハライドランプ等の光線から発する紫外線等を使用する。
本発明による光学積層体は下記の用途を有する。
偏光板
本発明の別の態様によれば、偏光素子と、本発明による光学積層体とを備えてなる偏光板を提供することができる。具体的には、偏光素子の表面に、本発明による光学積層体を該光学積層体におけるハードコート層等の光学機能層が存在する面と反対の面に備えてなる、偏光板を提供することができる。
本発明のさらに別の態様によれば、画像表示装置を提供することができ、この画像表示装置は、透過性表示体と、前記透過性表示体を背面から照射する光源装置とを備えてなり、この透過性表示体の表面に、本発明による光学積層体または本発明による偏光板が形成されてなるものである。本発明による画像表示装置は、基本的には光源装置(バックライト)と表示素子と本発明による光学積層体とにより構成されてよい。画像表示装置は、透過型表示装置に利用され、特に、テレビジョン、コンピュータ、ワードプロセッサ等のディスプレイ表示に使用される。とりわけ、CRT、液晶パネル等の高精細画像用ディスプレイの表面に用いられる。
本発明の内容を下記の実施例により詳細に説明するが、本発明の内容は実施例の内容に限定して解釈されるものではない。
下記組成表(組成1〜組成13)の成分を混合機において十分混合した後、孔径30μmのポリプロピレン製フィルターでろ過してハードコート層用組成物を調製した。
組成1
9、 9―ビス[4−(2アクリロイルオキシエトキシ)フェニル]フルオレン 5重量部
(新中村化学社製;NKエステルA−BPEF)
ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(DPHA、6官能) 3重量部
ペンタエリスリトールトリアクリレート(PETA、3官能) 2重量部
重合開始剤(IRGACURE184) 0.3重量部
重合開始剤(DAROCUR TPO) 0.3重量部
メチルエチルケトン(以下、「MEK」という) 10重量部
9、 9―ビス[4−(2アクリロイルオキシエトキシ)フェニル]フルオレン 5重量部
(新中村化学社製;NKエステルA−BPEF)
ウレタンアクリレート樹脂(日本合成社製、UV1700B、10官能) 5重量部
重合開始剤(IRGACURE184) 0.3重量部
重合開始剤(DAROCUR TPO) 0.3重量部
MEK 10重量部
9、 9―ビス[4−(2アクリロイルオキシエトキシ)フェニル]フルオレン 5重量部
(新中村化学社製;NKエステルA−BPEF)
ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(DPHA、6官能) 3重量部
ウレタンアクリレート樹脂(日本合成社製、UV1700B、10官能) 2重量部
重合開始剤(IRGACURE184) 0.3重量部
重合開始剤(DAROCUR TPO) 0.3重量部
MEK 10重量部
9、 9―ビス[4−(2アクリロイルオキシエトキシ)フェニル]フルオレン 5重量部
(新中村化学社製;NKエステルA−BPEF)
ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(DPHA、6官能) 3重量部
ペンタエリスリトールトリアクリレート(PETA、3官能) 2重量部
重合開始剤(IRGACURE184) 0.3重量部
重合開始剤(DAROCUR TPO) 0.3重量部
酢酸メチル 10重量部
9、 9―ビス[4−(2アクリロイルオキシエトキシ)フェニル]フルオレン 9重量部
(新中村化学社製;NKエステルA−BPEF)
ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(DPHA、6官能) 1重量部
重合開始剤(IRGACURE184) 0.3重量部
重合開始剤(DAROCUR TPO) 0.3重量部
MEK 10重量部
9、 9―ビス[4−(2アクリロイルオキシエトキシ)フェニル]フルオレン 1重量部
(新中村化学社製;NKエステルA−BPEF)
ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(DPHA、6官能) 9重量部
重合開始剤(IRGACURE184) 0.3重量部
重合開始剤(DAROCUR TPO) 0.3重量部
MEK 10重量部
9、 9―ビス[4−(2アクリロイルオキシエトキシ)フェニル]フルオレン 5重量部
(新中村化学社製;NKエステルA−BPEF)
ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(DPHA、6官能) 3重量部
ウレタンアクリレート樹脂(根上工業社製、HDP、10官能) 2重量部
重合開始剤(IRGACURE184) 0.3重量部
重合開始剤(DAROCUR TPO) 0.3重量部
MEK 10重量部
9、 9―ビス[4−(2アクリロイルオキシエトキシ)フェニル]フルオレン 5重量部
(新中村化学社製;NKエステルA−BPEF)
ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(DPHA、6官能) 3重量部
ポリエチレングリコールジアクリレート 1重量部
(M240、2官能、東亞合成社製)
重合開始剤(IRGACURE184) 0.3重量部
重合開始剤(DAROCUR TPO) 0.3重量部
MEK 10重量部
9、 9―ビス[4−(2アクリロイルオキシエトキシ)フェニル]フルオレン 5重量部
(新中村化学社製;NKエステルA−BPEF)
ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(DPHA、6官能) 3重量部
ペンタエリスリトールトリアクリレート(PETA、3官能) 2重量部
安定剤 (RUVA93;大塚化学社製) 0.15重量部
重合開始剤(IRGACURE184) 0.3重量部
重合開始剤(DAROCUR TPO) 0.3重量部
MEK 10重量部
9、 9―ビス[4−(2アクリロイルオキシエトキシ)フェニル]フルオレン 5重量部
(新中村化学社製;NKエステルA−BPEF)
ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(DPHA、6官能) 3重量部
ペンタエリスリトールトリアクリレート(PETA、3官能) 2重量部
安定剤 (RUVA93;大塚化学社製) 0.15重量部
重合開始剤(IRGACURE184) 0.3重量部
重合開始剤(DAROCUR TPO) 0.3重量部
トルエン 10重量部
9、 9―ビス[4−(2アクリロイルオキシエトキシ)フェニル]フルオレン 5重量部
(新中村化学社製;NKエステルA−BPEF)
ポリエチレングリコールジアクリレート 5重量部
(M240、2官能、東亞合成社製)
重合開始剤(IRGACURE184) 0.3重量部
重合開始剤(DAROCUR TPO) 0.3重量部
MEK 10重量部
ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(DPHA、6官能) 10重量部
重合開始剤(IRGACURE184) 0.3重量部
重合開始剤(DAROCUR TPO) 0.3重量部
MEK 10重量部
9、 9―ビス[4−(2アクリロイルオキシエトキシ)フェニル]フルオレン 5重量部
(新中村化学社製;NKエステルA−BPEF)
重合開始剤(IRGACURE184) 0.3重量部
重合開始剤(DAROCUR TPO) 0.3重量部
MEK 10重量部
下記組成表の成分を混合機において十分混合した後、孔径30μmのポリプロピレン製フィルターでろ過してハードコート層用組成物を調製した。
組成
処理した空隙シリカゾル微粒子*) 14.3重量部
ペンタエリスリトールトリアクリレート(PETA) 1.95重量部
イルガキュア369(チバスペシャリティケミカルズ社製) 0.1重量部
変性シリコーンオイル X22−176F 0.15重量部
(信越化学工業社製)
メチルイソブチルケトン 83.5重量部
*)空隙シリカゾルを20%メチルイソブチルケトン溶液使用して処理した。
実施例1
ハードコート層の形成
セルローストリアセテートフィルム(厚み80μm)の片面に、組成1のハードコート層用組成物を湿潤重量20g/m2(乾燥重量10g/m2)で塗布した。50℃にて30秒乾燥し、紫外線100mJ/cm2を照射して(高屈折率)ハードコート層を形成した。
低屈折率層の形成
前記ハードコート層の表面に、低屈折層用組成物を紫外線照射装置(フュージョンUVシステムジャパン(株)、光源Hバルブ)を用いて、照射線量192mJ/m2で紫外線照射を行って硬化させて、乾燥後(40℃×1分)の膜厚が0.1μとなり、膜厚はが反射率の極小値が波長550nm付近になるように形成し、低屈折率層を形成し、光学積層体を得た。
ハードコート層の形成において、ハードコート層用組成物を組成2〜9に変えた以外は、実施例1と全く同様な方法にて、実施例2〜9の光学積層体を得た。
ハードコート層の形成において、ハードコート層用組成物を組成10〜13に変えた以外は、実施例1と全く同様な方法にて、比較例1〜4の光学積層体を得た。
実施例及び比較例の光学積層体について、下記評価基準に基づいて評価し、その結果を下記表1に記載した。
光学積層体のハードコート層と逆の面に、裏面反射を防止するための黒色テープを貼り、ハードコート層の面から光学積層体を目視しで観察し、下記評価基準にて評価した。
評価基準
評価◎:干渉縞の発生はなかった。
評価×:干渉縞の発生があった。
光学積層体のハードコート層の表面を、#0000番のスチールウールを用いて、所定の摩擦荷重300g/cm2で10往復摩擦し、その後の塗膜の剥がれの有無を目視し下記の基準にて評価した。
評価基準
評価◎:塗膜の剥がれが全くなかった。
評価×:塗膜の剥がれがあった。
裏面反射を防止するための黒色テープを貼り、ハードコート層の面から、島津製作所製分光反射率測定機PC-3100を用い、 波長域380〜780nmでの最低反射率を測定した。
評価基準
評価◎:所望の低反射光学フィルムとなった
評価×:所望の低反射光学フィルムとはならなかった。
例/評価 評価1 評価2 評価3
実施例1 ◎ ◎ ◎
実施例2 ◎ ◎ ◎
実施例3 ◎ ◎ ◎
実施例4 ◎ ◎ ◎
実施例5 ◎ ◎ ◎
実施例6 ◎ ◎ ◎
実施例7 ◎ ◎ ◎
実施例8 ◎ ◎ ◎
実施例9 ◎ ◎ ◎
比較例1 × ◎ ◎
比較例2 ◎ × ◎
比較例3 ◎ ◎ ×
比較例4 ◎ × ◎
Claims (7)
- 光学積層体に用いられるハードコート層であって、
少なくとも1以上の官能基を有する9,9−ビスフェノキシフルオレン骨格を有するモノマーと、
3官能以上のウレタン(メタ)アクリレート樹脂および/または3官能以上の(メタ)アクリレート樹脂と、
浸透性溶剤と、
重合開始剤とを含む組成物を用いて形成され、
前記少なくとも1以上の官能基を有する9,9−ビスフェノキシフルオレン骨格を有するモノマーが、9,9−ビス[4−(2−アクリロイルオキシエトキシ)フェニル]フルオレンを含み、
前記3官能以上のウレタン(メタ)アクリレート樹脂が10官能のウレタンアクリレート樹脂を含み、前記3官能以上の(メタ)アクリレート樹脂がジペンタエリスリトールヘキサアクリレートおよびペンタエリスリトールトリアクリレートの少なくともいずれかを含み、かつ
前記重合開始剤が、365nm以上の長波長での吸光係数100(ml/g・cm)以下の重合開始剤と、365nm以上の長波長での吸光係数100(ml/g・cm)より大きい重合開始剤とを含む、ハードコート層。 - 前記少なくとも1以上の官能基を有する9,9−ビスフェノキシフルオレン骨格を有するモノマーと、前記3官能以上のウレタン(メタ)アクリレート樹脂および/または3官能以上の(メタ)アクリレート樹脂との混合比が5:95以上95:5以下である、請求項1に記載のハードコート層。
- 帯電防止剤、防汚染剤または防眩剤をさらに含んでなる、請求項1または2に記載のハードコート層。
- 光透過性基材の上に、ハードコート層を備えてなる光学積層体であって、
前記ハードコート層が請求項1〜3のいずれか一項に記載されたものであり、かつ前記ハードコート層の上に、低屈折率層をさらに備えてなる、光学積層体。 - 反射防止積層体として利用される、請求項4に記載の光学積層体。
- 偏光素子を備えてなる偏光板であって、
前記偏光素子の表面に、請求項4または5に記載の光学積層体を前記ハードコート層が存在する面と反対の面に備えてなる、偏光板。 - 透過性表示体と、前記透過性表示体を背面から照射する光源装置とを備えてなる画像表示装置であって、
前記透過性表示体の表面に、請求項4または5に記載の光学積層体、または請求項6に記載の偏光板を備えてなる、画像表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006229305A JP4853181B2 (ja) | 2005-08-26 | 2006-08-25 | 高屈折率ハードコート層 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005246508 | 2005-08-26 | ||
JP2005246508 | 2005-08-26 | ||
JP2006229305A JP4853181B2 (ja) | 2005-08-26 | 2006-08-25 | 高屈折率ハードコート層 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007084815A JP2007084815A (ja) | 2007-04-05 |
JP4853181B2 true JP4853181B2 (ja) | 2012-01-11 |
Family
ID=37972119
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006229305A Active JP4853181B2 (ja) | 2005-08-26 | 2006-08-25 | 高屈折率ハードコート層 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4853181B2 (ja) |
Families Citing this family (27)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5359137B2 (ja) * | 2007-09-12 | 2013-12-04 | 大日本印刷株式会社 | 光学積層体、その製造方法、偏光板及び画像表示装置 |
JP5076763B2 (ja) * | 2007-09-12 | 2012-11-21 | 大日本印刷株式会社 | 光学積層体の製造方法、光学積層体、偏光板及び画像表示装置 |
JP5198120B2 (ja) * | 2008-03-31 | 2013-05-15 | 株式会社きもと | ハードコートフィルム及び樹脂成型品 |
JP4661906B2 (ja) * | 2008-05-30 | 2011-03-30 | オムロン株式会社 | 光学部品の製造方法 |
JP5304111B2 (ja) * | 2008-09-01 | 2013-10-02 | 大日本印刷株式会社 | 光学積層体、その製造方法、偏光板及び画像表示装置 |
JP5359652B2 (ja) * | 2009-07-29 | 2013-12-04 | 大日本印刷株式会社 | 光学積層体、偏光板及び画像表示装置 |
JP5503935B2 (ja) | 2009-09-30 | 2014-05-28 | 富士フイルム株式会社 | ハードコートフィルム、反射防止フィルム、偏光板及び画像表示装置 |
JP5701529B2 (ja) * | 2010-07-22 | 2015-04-15 | 旭化成ケミカルズ株式会社 | 金属顔料組成物 |
JP2012053178A (ja) * | 2010-08-31 | 2012-03-15 | Lintec Corp | 防眩性帯電防止ハードコートフィルム及び偏光板 |
US8697246B2 (en) * | 2010-09-28 | 2014-04-15 | Fujifilm Corporation | Antistatic hardcoat layer-forming composition, optical film, production method of optical film, polarizing plate and image display device |
JP5779039B2 (ja) * | 2010-11-01 | 2015-09-16 | 大阪ガスケミカル株式会社 | ハードコート性樹脂組成物及びその硬化物 |
JP6041510B2 (ja) * | 2011-04-08 | 2016-12-07 | 大阪ガスケミカル株式会社 | 硬化性組成物およびその硬化物 |
JP5861366B2 (ja) * | 2011-10-07 | 2016-02-16 | 住友ベークライト株式会社 | 樹脂積層体および紫外線硬化性樹脂組成物 |
KR101749504B1 (ko) | 2012-03-12 | 2017-06-21 | 디아이씨 가부시끼가이샤 | 라디칼 중합성 조성물, 그 경화물 및 플라스틱 렌즈 |
JP5981750B2 (ja) * | 2012-03-29 | 2016-08-31 | 大阪ガスケミカル株式会社 | ハードコート性樹脂組成物及びその硬化物並びに硬化物の製造方法 |
JP6413212B2 (ja) * | 2013-08-28 | 2018-10-31 | 凸版印刷株式会社 | ハードコートフィルム、偏光板及び透過型液晶ディスプレイ |
KR20160143702A (ko) | 2014-04-30 | 2016-12-14 | 디아이씨 가부시끼가이샤 | 비카르바졸 화합물, 광 경화성 조성물, 그의 경화물, 플라스틱 렌즈용 경화성 조성물 및 플라스틱 렌즈 |
JP2016045219A (ja) * | 2014-08-19 | 2016-04-04 | 旭硝子株式会社 | 赤外遮蔽フィルタ |
CN107615224A (zh) | 2015-06-09 | 2018-01-19 | 旭化成株式会社 | 触摸面板用水性树脂组合物、转印薄膜和固化膜层叠体以及树脂图案的制造方法和触摸面板显示装置 |
KR102588912B1 (ko) | 2015-10-21 | 2023-10-16 | 디아이씨 가부시끼가이샤 | 활성 에너지선 경화형 조성물 및 플라스틱 렌즈 |
WO2017068988A1 (ja) | 2015-10-21 | 2017-04-27 | Dic株式会社 | 活性エネルギー線硬化型組成物及びプラスチックレンズ |
JP2018039988A (ja) * | 2016-08-23 | 2018-03-15 | 三洋化成工業株式会社 | 光硬化性組成物 |
JP6290359B2 (ja) * | 2016-11-04 | 2018-03-07 | リンテック株式会社 | コーティング組成物およびコーティングフィルム |
JP7199185B2 (ja) * | 2018-09-12 | 2023-01-05 | アイカ工業株式会社 | 成形用反射防止ハードコートフィルム |
US11718580B2 (en) * | 2019-05-08 | 2023-08-08 | Meta Platforms Technologies, Llc | Fluorene derivatized monomers and polymers for volume Bragg gratings |
US11780819B2 (en) | 2019-11-27 | 2023-10-10 | Meta Platforms Technologies, Llc | Aromatic substituted alkane-core monomers and polymers thereof for volume Bragg gratings |
US11879024B1 (en) | 2020-07-14 | 2024-01-23 | Meta Platforms Technologies, Llc | Soft mold formulations for surface relief grating fabrication with imprinting lithography |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3515447B2 (ja) * | 1998-10-14 | 2004-04-05 | 株式会社巴川製紙所 | 反射防止材料及びそれを用いた偏光フィルム |
JP2004212791A (ja) * | 2003-01-07 | 2004-07-29 | Dainippon Printing Co Ltd | 光学部材およびその製造方法 |
JP4313137B2 (ja) * | 2003-09-26 | 2009-08-12 | 三井化学株式会社 | ハードコート剤 |
CN100564349C (zh) * | 2003-10-01 | 2009-12-02 | 大阪瓦斯株式会社 | 多官能(甲基)丙烯酸酯及其制备方法 |
JP4410540B2 (ja) * | 2003-11-28 | 2010-02-03 | 大阪瓦斯株式会社 | フルオレン骨格含有樹脂組成物およびその成形体 |
JP4369741B2 (ja) * | 2003-12-25 | 2009-11-25 | 大阪瓦斯株式会社 | フルオレン系樹脂組成物およびその成形体 |
TWI396698B (zh) * | 2004-10-07 | 2013-05-21 | A resin composition for an optical material, a resin film for an optical material, and an optical waveguide using the same | |
JP4831464B2 (ja) * | 2005-08-26 | 2011-12-07 | 大日本印刷株式会社 | 高屈折率ハードコート層 |
JP2007264272A (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-11 | Dainippon Printing Co Ltd | 高屈折率ハードコート層 |
-
2006
- 2006-08-25 JP JP2006229305A patent/JP4853181B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007084815A (ja) | 2007-04-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4853181B2 (ja) | 高屈折率ハードコート層 | |
JP4831464B2 (ja) | 高屈折率ハードコート層 | |
TWI390240B (zh) | An optical laminate having a low refractive index | |
TWI418463B (zh) | An optical laminate, a polarizing plate, and an image display device | |
US7390099B2 (en) | Hard-coated antiglare film and method of manufacturing the same | |
JP5531509B2 (ja) | 光学積層体、偏光板及び画像表示装置 | |
US7569269B2 (en) | Hard coat film, antireflection hard coat film, optical element and image display | |
TWI488747B (zh) | Optical laminates and optical laminates | |
JP4271839B2 (ja) | 反射防止膜、偏光板、及びそれを用いた画像表示装置 | |
JP2020060760A (ja) | 偏光板用保護フィルム及びそれを用いた偏光板 | |
US20060134400A1 (en) | Hard-coated film and method of manufacturing the same | |
JP5529320B2 (ja) | ハードコート層形成用組成物、ハードコートフィルム、光学素子および画像表示装置 | |
JP2007264281A (ja) | 防汚染性を付与したハードコート層 | |
US8715784B2 (en) | Method of producing optical layered body, optical layered body, polarizer and image display device | |
JP2011031527A (ja) | ハードコートフィルム | |
JP2009086660A (ja) | 光学積層体、その製造方法、偏光板及び画像表示装置 | |
JP2008151998A (ja) | ハードコートフィルムの製造方法、ハードコートフィルム、偏光板および画像表示装置 | |
JP5076763B2 (ja) | 光学積層体の製造方法、光学積層体、偏光板及び画像表示装置 | |
JP2005309392A (ja) | 反射防止フィルムの製造方法、反射防止フィルム、偏光板、および画像表示装置 | |
JP5340591B2 (ja) | 光学積層体 | |
JP2007058101A (ja) | 高屈折率ハードコート層 | |
JP2009069429A (ja) | 光学積層体、光学積層体の製造方法、偏光板及び画像表示装置 | |
JP5051088B2 (ja) | 光学積層体、偏光板及び画像表示装置 | |
JP2010117554A (ja) | 光学積層体の製造方法、光学積層体、偏光板及び画像表示装置 | |
JP2007264272A (ja) | 高屈折率ハードコート層 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090604 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110705 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110905 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110927 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111010 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141104 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4853181 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |