JP4850485B2 - 増幅回路 - Google Patents

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本発明は、主としてVHF帯、UHF帯、マイクロ波帯およびミリ波帯で用いられる増幅回路の構成に関する。
図9は、高出力増幅器に用いられている従来の増幅回路の等価回路図である(例えば、非特許文献1参照)。この増幅回路は、分配回路10、FETセル20、合成回路30、および安定化回路40で構成される。また、分配回路10は、入力端子11と分配端子12を有しており、合成回路30は、出力端子31を有している。さらに、安定化回路40は、抵抗41および容量42の並列回路で構成されている。
分配回路10は、入力端子11から入力された信号を小さな占有面積で複数のFETセル20に分配するため、テーパ状のレイアウトとなっている。また、合成回路30も、分配回路10と同様のテーパ状のレイアウトとなっている。
また、抵抗41および容量42の並列回路からなる安定化回路40は、複数のFETセル20に対して同一の構成および素子値で構成され、分配回路10の分配端子12とFETセル20との間に直列接続されている。
次に、従来の増幅回路の動作について説明する。今、入力端子11に信号が入力されると、入力された信号は、テーパ状の分配回路10により分配されて分配端子12に出力され、抵抗41と容量42とを有する安定化回路40を経由してFETセル20に入力される。複数のFETセル20により増幅された信号は、テーパ状の合成回路30により合成され、出力端子31に出力される。
抵抗41と容量42との並列回路は、安定化回路40として機能しており、抵抗41の素子値Rと容量42の素子値Cは、FETセル20を分配合成したFET全体で安定性が向上するように決定されている。なお、容量42の素子値Cは、主に安定性を向上したい低域の周波数により決定され、抵抗41の素子値Rは、主に低域における所望の安定係数の大きさにより決定される。そして、安定性を向上したい周波数で抵抗41による損失を増やし、利得を低下させることにより安定化を実現している。
なお、増幅回路の使用周波数においては、不要な利得の低下がないことが望ましいが、安定性を向上したい周波数と使用周波数との近接の程度によっては、使用周波数においても抵抗41の損失が増え、また、容量42の損失によって利得の低下が生じる。
また、分配回路10の分配端子12側端面と複数のFETセル20の端面とを揃えるため、容量42と抵抗41は、同一の構成および素子値となっている。
鄭 Compact Network for Eliminating Parametric Oscillations in High Power MMIC Amplifiers Teeter、 D.; Platzker、 A.; Bourque、 R.;Microwave Symposium Digest, 1999 IEEE MTT-S International Volume 3, 13-19 June 1999 Page(s):967 - 970 vol.3
しかしながら、従来技術には次のような課題がある。テーパ状の分配回路10では、分配回路10の複数の分配端子12のそれぞれの配置に対応して、外側に配置された分配端子12と内側に配置された分配端子12において、出力される信号の振幅と位相に偏差が生じ、各FETセル20が不均一動作して利得が低下することが知られている。
したがって、同一の素子値Rを有する抵抗41と同一の素子値Cを有する容量42で安定化を図っている従来の回路構成において、テーパ状の分配回路10の分配振幅偏差により利得が低下しているFETセル20では、安定化が効きすぎて、不要な利得の低下を生じさせていることになる。
本発明は上述のような課題を解決するためになされたもので、安定化を図りつつFETセルを均一動作させて利得を向上させることのできる増幅回路を得ることを目的とする。
本発明に係る増幅回路は、入力信号を複数の信号に分配して複数の分配端子に出力する分配回路と、分配回路により分配された信号のそれぞれを増幅する複数のFETセルと、複数のFETセルにより増幅されたそれぞれの信号を合成する合成回路と、分配回路の複数の分配端子と複数のFETセルとの間に接続され、容量およびインダクタの直列回路と、抵抗との並列回路を有する複数の安定化回路とを備えた増幅回路において、複数の安定化回路のそれぞれは、接続されるFETセルごとに異なる素子値から構成された並列回路を有し、複数の分配端子の配置に応じて分配回路から出力される信号に生じる振幅偏差および位相偏差を考慮して、複数の安定化回路内のそれぞれに含まれている容量の素子値を変えてそれぞれの安定化回路の通過損失を変えることで複数のFETセルに入力される信号の振幅の均一化を図るとともに、複数の安定化回路内のそれぞれに含まれている抵抗の素子値の選定により分配合成した増幅回路全体での安定係数を1以上とすることで増幅回路の安定化を図るものである。

本発明によれば、接続されるFETセルごとに異なる素子値から構成された並列回路を有する安定化回路を用いることにより、安定化を図りつつFETセルを均一動作させて利得を向上させることのできる増幅回路を得ることができる。
以下、本発明の増幅回路の好適な実施の形態につき図面を用いて説明する。
本発明の増幅回路は、接続されるFETセルごとに異なる素子値を有する複数の安定化回路を備えることにより、利得向上と安定化を実現するものである。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1における増幅回路の等価回路図である。この増幅回路は、分配回路10、FETセル20、合成回路30、および安定化回路40で構成される。また、分配回路10は、入力端子11と分配端子12を有しており、合成回路30は、出力端子31を有している。
さらに、安定化回路40は、容量42とインダクタ43の直列回路と、この直列回路と並列に接続された抵抗41との並列回路で構成されている。ここで、容量42は、どれも同一の素子値を有するものではなく、分配回路10の分配振幅偏差に応じて、その素子値C1〜CNが異なっている。
次に、動作原理について説明する。今、入力端子11に信号が入力されると、入力された信号は、分配回路10により分配されて分配端子12に出力され、それぞれの安定化回路40を経由してFETセル20に入力される。それぞれのFETセル20により増幅された信号は、合成回路30により合成され、出力端子31に出力される。
分配回路10では、分配回路10の複数の分配端子12のそれぞれの配置に対応して、外側に配置された分配端子12と内側に配置された分配端子12において、出力される信号の振幅と位相に偏差が生じる。そこで、本実施の形態1における安定化回路40は、それぞれの振幅偏差に応じて(すなわち、それぞれの分配端子12の配置に応じて)、容量42の素子値C1〜CNを変えて安定化回路の通過損失を変えることにより、各FETセル20に入力される信号の振幅を均一化している。また、安定性については、FETセル20を分配合成した増幅回路全体で安定係数が1以上となるように、抵抗41の素子値Rを決定することにより、安定化を実現している。
以上のように、実施の形態1によれば、それぞれの安定化回路内の容量の素子値を変えることにより、設計パラメータを増やすことができ、この設計パラメータの設定により、各FETセルに入力される信号の振幅の均一化を図ることができる。その結果、各FETセルが均一動作し、利得を向上させた増幅回路を得ることができる。また、安定化回路に含まれる抵抗の素子値の選定により、同時に、増幅回路の安定化を図ることもできる。
実施の形態2.
図2は、本発明の実施の形態2における増幅回路のレイアウトの例示図である。FETセル20以外の分配回路10、合成回路30、安定化回路40については、実際の構成に近いレイアウトを示している。安定化回路40の抵抗41と容量42は、それぞれ薄膜抵抗とMIMキャパシタで構成され、FETセル20自身を均一動作させるため、対称構造となるように抵抗41が2個と容量42が1個の並列回路として構成されている。
また、インダクタは、レイアウト上無視し、FETセル20端面を揃えるため、薄膜抵抗とMIMキャパシタのそれぞれの電極を含めて、同じ長さとなるように各素子の長さL、Lを決定している。なお、ここでは、3個のFETセルに安定化回路40を接続した例を示しているが、FETセル20の個数は、何個でもよいし、また、安定化回路40の抵抗と容量の個数も、それぞれ何個でもよい。
このような図2の構成において、容量の素子値は、MIMキャパシタの幅と長さで決定される。具体的には、容量の素子値を大きくする場合には、MIMキャパシタの幅を大きくし、容量の素子値を小さくする場合には、MIMキャパシタの幅を小さくすればよい。従って、MIMキャパシタの幅を可変とすることで、FETセル20のレイアウトを変えることなく、容易に容量の素子値を変えることができる。
以上のように、実施の形態2によれば、安定化回路の容量としてMIMキャパシタを用いており、MIMキャパシタの幅と長さを決定することにより、FETセルのレイアウトに影響を及ぼさずに、それぞれの安定化回路内の容量の素子値を容易に所望値に設定できる。その結果、各FETセルが均一動作し、利得を向上させた増幅回路を得ることができる。
実施の形態3.
図3は、本発明の実施の形態3において、各MIMキャパシタの幅をパラメータとしたときの増幅回路の利得(MAG)と安定係数(Kファクタ)の周波数特性を示した図である。また、図4は、本発明の実施の形態3において、MIMキャパシタの幅と増幅回路の利得との関係の計算例を示した図である。FETセル20は、ゲート幅75×4μmである。抵抗41の素子値は、33Ωとなるように薄膜抵抗の幅Wと長さLをそれぞれ30μm、20μmとしている。また、MIMキャパシタの長さLは、20μmである。
図3に示されるように、MIMキャパシタの幅WM1とWM3を等しくし、WM2をこれらと異なる値とすることにより、3個のMIMキャパシタの幅を全て同一にした場合、つまり、3個の容量の素子値を同一にした場合に比べ、所望の規格化周波数F0=1付近において、増幅回路のMAG(最大有能電力利得)が向上し、増幅回路全体での安定係数も低周波から高周波にかけて、1以上になっていることがわかる。
また、図4に示されるように、MIM2の幅WM2を54μmに固定し、MIM1とMIM3の幅を同一にして30μmから54μmまで変化させた場合、あるいは、MIM2の幅WM2を50μmに固定し、MIM1とMIM3の幅を同一にして30μmから50μmまで変化させた場合には、3個のMIMキャパシタMIM1〜MIM3の幅を同一にした場合と比較して、MAGが最適となるMIMの幅の組み合わせが種々あることがわかる。
すなわち、分配回路10の複数の分配端子12のそれぞれの配置に対応して、内側に配置された分配端子12に接続される容量に比べ、外側に配置された分配端子12に接続される容量ほど、その素子値を小さくすることにより、MAGが向上する。また、例えば、図4において、MAGで7dB以上を実現する場合には、WM1、WM2、WM3をすべて50μmにする組み合わせ以外に、WM1を30μm、WM2を50μm、WM3を30μmにする組み合わせなどもあり、設計の自由度を向上させることが可能となる。
以上のように、実施の形態3によれば、分配回路の複数の分配端子のそれぞれの配置に対応して、内側に配置された分配端子に接続される容量に比べ、外側に配置された分配端子に接続される容量ほど、その素子値を小さくするように、MIMキャパシタの幅を異なる値とすることにより、増幅回路のMAG(最大有能電力利得)を所望値以上とするためのそれぞれのMIMキャパシタの幅の組合せを増やすことができ、利得を向上させた増幅回路を得るための設計の自由度を増やすことが可能となる。
なお、図3において、F0が0.1以下では安定係数が1以下となっているが、従来の回路構成でも数MHzなどの低周波については、直列の安定化回路のみでは安定性を向上するのは困難であり、直列の容量や並列の安定化回路などを用いて安定化が図られる。
実施の形態4.
図5は、本発明の実施の形態4における増幅回路の等価回路図である。図5の増幅回路の等価回路は、実施の形態1における図1の増幅器の等価回路と比較すると、安定化回路40内の素子値が異なっている。具体的には、実施の形態1においては、接続されるFETセル20ごとに容量の素子値のみをC1〜CNと異なる値にしているのに対し、本実施の形態4においては、接続されるFETセル20ごとに抵抗の素子値のみをR1〜RNと異なる値にしている。
このように、抵抗の素子値を変えた安定化回路40を用いることにより、FETセル20ごとに安定係数の大きさを最適にすることができる。この結果、使用周波数における安定化回路40の不要な通過損失の増加を低減させることができ、各FETセル20に入力される信号の振幅は均一化され、FETセルが均一動作し、増幅回路の利得を向上させることができる。
以上のように、実施の形態4によれば、それぞれの安定化回路内の抵抗の素子値を変えることにより、設計パラメータを増やすことができ、この設計パラメータの設定により、FETセルごとに安定係数の大きさの最適化を図ることができる。その結果、各FETセルによる不要な通過損失の増加を低減でき、利得を向上させた増幅回路を得ることができる。
実施の形態5.
図6は、本発明の実施の形態5における増幅回路の等価回路図である。図6の増幅回路の等価回路は、実施の形態1における図1の増幅器の等価回路と比較すると、安定化回路40内の素子値が異なっている。具体的には、実施の形態1においては、接続されるFETセル20ごとに容量の素子値のみをC1〜CNと異なる値にしているのに対し、本実施の形態5においては、接続されるFETセル20ごとに、容量の素子値とともに、インダクタの素子値をL1〜LNと異なる値にしている。
このように、容量42およびインダクタ43の素子値を変えた安定化回路40を用いることにより、容量42とインダクタ43の直列共振の周波数を変えることができる。この結果、安定化回路40の通過損失を変えることができ、各FETセル20に入力される信号の振幅は均一化され、FETセルが均一動作し、増幅回路の利得を向上させることができる。さらに、容量の素子値のみを変える場合に比べ設計パラメータが増えるので、設計の自由度を向上させることも可能である。
以上のように、実施の形態5によれば、それぞれの安定化回路内の容量およびインダクタの素子値を変えることにより、容量の素子値のみを可変とする場合よりもさらに設計パラメータを増やすことができ、この設計パラメータの設定により、FETセルごとに直列共振の周波数の可変化を図ることができる。その結果、各FETセルの通過損失を変えることができ、利得を向上させた増幅回路を得ることができる。
実施の形態6.
図7および図8は、それぞれ、本発明の実施の形態6における安定化回路40のレイアウトの例示図である。図7および図8に示されるように、インダクタ43の素子値の変更は、MIMキャパシタからFETセル20までの間に伝送線路44を設け、その伝送線路44の幅と長さを変えることにより、容易に行うことができる。
伝送線路44の長さを変える場合には、図8に示すようにクランク状にレイアウトすることにより、FETセル20のレイアウトを変えることなく、容易にインダクタ43の素子値を変えることができる。
以上のように、実施の形態6によれば、伝送線路の幅と長さを変えることにより、FETセルのレイアウトに影響を及ぼさずに、それぞれの安定化回路内のインダクタの素子値を変えることができ、FETセルごとに直列共振の周波数の可変化を図ることができる。その結果、各FETセルの通過損失を変えることができ、利得を向上させた増幅回路を得ることができる。
本発明の実施の形態1における増幅回路の等価回路図である。 本発明の実施の形態2における増幅回路のレイアウトの例示図である。 本発明の実施の形態3において、各MIMキャパシタの幅をパラメータとしたときの増幅回路の利得(MAG)と安定係数(Kファクタ)の周波数特性を示した図である。 本発明の実施の形態3において、MIMキャパシタの幅と増幅回路の利得との関係の計算例を示した図である。 本発明の実施の形態4における増幅回路の等価回路図である。 本発明の実施の形態5における増幅回路の等価回路図である。 本発明の実施の形態6における安定化回路のレイアウトの例示図である。 本発明の実施の形態6における安定化回路のレイアウトの例示図である。 高出力増幅器に用いられている従来の増幅回路の等価回路図である。
符号の説明
10 分配回路、11 入力端子、12 分配端子、20 FETセル、30 合成回路、31 出力端子、40 安定化回路、41 抵抗、42 容量、43 インダクタ、44 伝送線路。

Claims (5)

  1. 入力信号を複数の信号に分配して複数の分配端子に出力する分配回路と、
    前記分配回路により分配された信号のそれぞれを増幅する複数のFETセルと、
    前記複数のFETセルにより増幅されたそれぞれの信号を合成する合成回路と、
    前記分配回路の前記複数の分配端子と前記複数のFETセルとの間に接続され、容量およびインダクタの直列回路と、抵抗との並列回路を有する複数の安定化回路と
    を備えた増幅回路において、
    前記複数の安定化回路のそれぞれは、接続されるFETセルごとに異なる素子値から構成された並列回路を有し、前記複数の分配端子の配置に応じて前記分配回路から出力される信号に生じる振幅偏差および位相偏差を考慮して、前記複数の安定化回路内のそれぞれに含まれている前記容量の素子値を変えてそれぞれの安定化回路の通過損失を変えることで前記複数のFETセルに入力される信号の振幅の均一化を図るとともに、前記複数の安定化回路内のそれぞれに含まれている前記抵抗の素子値の選定により分配合成した増幅回路全体での安定係数を1以上とすることで増幅回路の安定化を図る
    ことを特徴とする増幅回路。
  2. 請求項1に記載の増幅回路において、
    前記並列回路に含まれる前記抵抗は、薄膜抵抗で構成され、
    前記並列回路に含まれる前記容量は、MIMキャパシタで構成され、接続されるFETセルごとに前記MIMキャパシタの幅を変えることにより前記容量の素子値を変更する
    ことを特徴とする増幅回路。
  3. 請求項1または2に記載の増幅回路において、
    前記並列回路に含まれる前記容量は、前記分配回路の前記複数の分配端子のそれぞれの配置に対応して、外側に配置された分配端子に接続される容量の素子値が、内側に配置された分配端子に接続される容量の素子値よりも小さい素子値を有することを特徴とする増幅回路。
  4. 請求項1に記載の増幅回路において、
    前記複数の安定化回路のそれぞれは、前記並列回路に含まれる前記容量および前記インダクタが、接続されるFETセルごとに異なる素子値を有し、前記複数の安定化回路内のそれぞれに含まれている前記容量の素子値および前記インダクタの素子値を変えることで前記複数のFETセルに入力される信号の振幅の均一化を図る
    ことを特徴とする増幅回路。
  5. 請求項4に記載の増幅回路において、
    前記並列回路に含まれる前記抵抗は、薄膜抵抗で構成され、
    前記並列回路に含まれる前記容量は、MIMキャパシタで構成され、接続されるFETセルごとに前記MIMキャパシタの幅を変えることにより前記容量の素子値を変更し、
    前記並列回路に含まれる前記インダクタは、伝送線路で構成され、接続されるFETセルごとに前記伝送線路の線路幅と長さを変えることにより前記インダクタの素子値を変更する
    ことを特徴とする増幅回路。
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