JP2845266B2 - マイクロ波集積回路装置及びマイクロ波増幅回路素子 - Google Patents

マイクロ波集積回路装置及びマイクロ波増幅回路素子

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JP2845266B2 JP24345296A JP24345296A JP2845266B2 JP 2845266 B2 JP2845266 B2 JP 2845266B2 JP 24345296 A JP24345296 A JP 24345296A JP 24345296 A JP24345296 A JP 24345296A JP 2845266 B2 JP2845266 B2 JP 2845266B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、互いに縦続接続さ
れた多段のマイクロ波増幅回路素子を含む高出力増幅器
(high power amplifier)を備えたマイクロ波集積回路装
置に関する。本発明は、また、前記マイクロ波集積回路
装置に用いられる前記マイクロ波増幅回路素子に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、マイクロ波帯、ミリ波帯、準ミリ
波帯における移動体無線、衛星間通信等の開発が促進さ
れ、それに伴い高出力増幅器の開発が押し進められてい
る。これらのシステムに使用される高出力増幅器として
小型の高出力増幅器の開発が必須であり、上述の周波数
帯で使われるようなモノリシックマイクロ波IC(MM
IC)の開発も行われている。また、高出力増幅器にお
いて出力のハイパワー化も重要であり、現在主流の進行
波管増幅器(TWTA)の代替えとしての高出力増幅器
の固体化の検討も促進されている。
【0003】上述のような高周波帯で使用される高出力
増幅器の出力のハイパワー化は、マイクロ波用のFET
(電界効果トランジスタ)により構成されたマイクロ波
増幅回路素子を多段に縦続接続することにより行われ
る。特に、このような多段増幅器の出力パワーは、最終
段のマイクロ波増幅回路素子の横サイズ、特に、最終段
のマイクロ波増幅回路素子のFETのゲート(即ち、ゲ
ートフィンガー)の幅の総計に依存して増加する。例え
ば、最終段のマイクロ波増幅回路素子においては、ハイ
パワーの出力を得るために、多くのFETを横方向に結
合させる方法をとっている。
【0004】図4に上述のような多段増幅器を有する従
来のマイクロ波集積回路装置を示す。この従来のマイク
ロ波集積回路装置においては、最終段のマイクロ波増幅
回路素子5´に含まれるFETの数を増やすことでハイ
パワーの出力を得ている。図示の場合、最終段のマイク
ロ波増幅回路素子5´は、8個のFET51´〜58´
を有している。
【0005】装置入力信号INは、DCブロック用の入
力側キャパシタンス素子1に入力される。入力側キャパ
シタンス素子1は、装置入力信号INのDC成分をブロ
ックし、DCブロックされた信号を出力する。初段のマ
イクロ波増幅回路素子2は、DCブロックされた信号を
増幅し、増幅された信号を出力する。
【0006】この初段のマイクロ波増幅回路素子2は、
図5に示すように、ゲート電極、ドレイン電極、及びソ
ース電極を有する一つのFETを有する。ソース電極は
グランドに接続され、DCブロックされた信号はゲート
電極に入力され、増幅された信号はドレイン電極に送出
される。
【0007】図4において、増幅された信号は、段間キ
ャパシタンス素子3及び段間整合回路4を経て最終段の
マイクロ波増幅回路素子5´のFET51´〜58´の
ゲート電極に入力される。詳細には、増幅された信号
は、段間整合回路4によって第1及び第2の分配された
信号に分配される。第1の分配された信号は、最終段の
マイクロ波増幅回路素子5´のFET51´〜54´の
ゲート電極にFET入力信号として入力され、第2の分
配された信号は、最終段のマイクロ波増幅回路素子5´
のFET55´〜58´のゲート電極にFET入力信号
として入力される。
【0008】図6に図4のマイクロ波集積回路装置の最
終段のマイクロ波増幅回路素子5´のFET51´〜5
8´のゲートの構造を示す。図6に示すように、FET
51´〜58´の各々のゲートは、一つのゲート電極8
と8本のゲートフィンガー9とを含む。FET51´〜
58´のゲート電極8は一本のゲートバスライン10に
共通に接続されている。同様に、FET51´〜58´
のゲートフィンガー9もゲートバスライン10に共通に
接続されている。このように、FET51´〜58´の
ゲート電極8はゲートバスライン10を介して互に接続
されている。FET51´〜58´のゲートフィンガー
9もゲートバスライン10を介して互に接続されてい
る。
【0009】図4及び図6において、FET51´〜5
4´のゲート電極8に入力されたFET入力信号は、F
ET51´〜54´のゲートフィンガー9及びFET5
5´〜58´のゲートフィンガー9にゲートバスライン
10を介して入力される。同様に、FET55´〜58
´のゲート電極8に入力されたFET入力信号は、FE
T55´〜58´のゲートフィンガー9及びFET51
´〜54´のゲートフィンガー9にゲートバスライン1
0を介して入力される。
【0010】FET51´〜58´の各々は、入力され
たFET入力信号を増幅し、増幅された信号をFET出
力信号としてFET51´〜58´の各々のドレイン電
極に送出する。
【0011】合成回路91´は、FET51´〜54´
のFET出力信号を合成する。合成回路92´は、FE
T55´〜58´のFET出力信号を合成する。合成回
路91´及び92´の出力信号は、出力整合回路6及び
DCブロック用の出力側キャパシタンス素子7を経て装
置出力信号OUTとして出力される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
示すように、ハイパワーの出力を得るために、多くのF
ET51´〜58´を用いたマイクロ波増幅回路素子5
´では、マイクロ波増幅回路素子5´の横サイズの増大
が生じるという欠点がある。
【0013】また、多くのFET51´〜58´を有す
るマイクロ波増幅回路素子5´においては、素子入力信
号の入力点Aから最も近いFET52´及び53´と、
最も遠いFET58´との間でFET入力信号に位相差
が生じる。同様に、素子入力信号の入力点A´から最も
近いFET56´及び57´と、最も遠いFET51´
との間にもFET入力信号に位相差が生じる。特に、マ
イクロ波増幅回路素子5´の横サイズが、本マイクロ波
集積回路装置の使用周波数の1/4にまで近づくと、前
述の位相差が大きくなり、マイクロ波増幅回路素子5´
の出力パワーの低下が起こり、多段増幅器のハイパワー
化の障害となる。
【0014】それ故、本発明の課題は、ハイパワーの出
力を発生することができる小型のマイクロ波増幅回路素
子を備えたマイクロ波集積回路装置を提供することにあ
る。
【0015】本発明の別の課題は、ハイパワーの出力を
発生することができる小型のマイクロ波増幅回路素子を
提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の一つの態様によ
れば、互いに縦続接続されたn(nは2以上の整数)段
のマイクロ波増幅回路素子を含む高出力増幅器を備えた
マイクロ波集積回路装置において、前記n段のマイクロ
波増幅回路素子のうちの最終段のマイクロ波増幅回路素
子は、各々がFET入力信号を増幅し、増幅された信号
をFET出力信号として出力する複数のFET(電界効
果トランジスタ)を有し、前記複数のFETの各々は、
前記FET入力信号を供給されるゲート電極と、複数の
第1のゲートフィンガーと、複数の第2のゲートフィン
ガーと、前記FET出力信号が送出されるドレイン電極
とを有し、前記最終段のマイクロ波増幅回路素子は、互
いに平行でかつ互いに接続された第1及び第2のゲート
バスラインを更に有し、前記複数のFETの前記ゲート
電極が前記第1のゲートバスラインに共通に接続され、
前記複数のFETのすべての前記第1のゲートフィンガ
ーが前記第1のゲートバスラインに共通に接続され、前
記複数のFETのすべての前記第2のゲートフィンガー
が前記第2のゲートバスラインに共通に接続され、前記
複数のFETの各々の前記ドレイン電極には、前記複数
のFETの各々の前記第1及び前記第2のゲートフィン
ガーの幅の総計に依存して増加したハイパワーの前記F
ET出力信号が送出されることを特徴とするマイクロ波
集積回路装置が得られる。
【0017】本発明のもう一つの態様によれば、マイク
ロ波増幅回路素子を含む高出力増幅器を備えたマイクロ
波集積回路装置において、前記マイクロ波増幅回路素子
は、各々がFET入力信号を増幅し、増幅された信号を
FET出力信号として出力する複数のFET(電界効果
トランジスタ)を有し、前記複数のFETの各々は、前
記FET入力信号を供給されるゲート電極と、複数の第
1のゲートフィンガーと、複数の第2のゲートフィンガ
ーと、前記FET出力信号が送出されるドレイン電極と
を有し、前記マイクロ波増幅回路素子は、互いに平行で
かつ互いに接続された第1及び第2のゲートバスライン
を更に有し、前記複数のFETの前記ゲート電極が前記
第1のゲートバスラインに共通に接続され、前記複数の
FETのすべての前記第1のゲートフィンガーが前記第
1のゲートバスラインに共通に接続され、前記複数のF
ETのすべての前記第2のゲートフィンガーが前記第2
のゲートバスラインに共通に接続され、前記複数のFE
Tの各々の前記ドレイン電極には、前記複数のFETの
各々の前記第1及び前記第2のゲートフィンガーの幅の
総計に依存して増加したハイパワーの前記FET出力信
号が送出されることを特徴とするマイクロ波集積回路装
置が得られる。
【0018】本発明の別の態様によれば、各々がFET
入力信号を増幅し、増幅された信号をFET出力信号と
して出力する複数のFET(電界効果トランジスタ)を
有するマイクロ波増幅回路素子において、前記複数のF
ETの各々は、前記FET入力信号を供給されるゲート
電極と、複数の第1のゲートフィンガーと、複数の第2
のゲートフィンガーと、前記FET出力信号が送出され
るドレイン電極とを有し、前記マイクロ波増幅回路素子
は、互いに平行でかつ互いに接続された第1及び第2の
ゲートバスラインを更に有し、前記複数のFETの前記
ゲート電極が前記第1のゲートバスラインに共通に接続
され、前記複数のFETのすべての前記第1のゲートフ
ィンガーが前記第1のゲートバスラインに共通に接続さ
れ、前記複数のFETのすべての前記第2のゲートフィ
ンガーが前記第2のゲートバスラインに共通に接続さ
れ、前記複数のFETの各々の前記ドレイン電極には、
前記複数のFETの各々の前記第1及び前記第2のゲー
トフィンガーの幅の総計に依存して増加したハイパワー
の前記FET出力信号が送出されることを特徴とするマ
イクロ波増幅回路素子が得られる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例について図面
を参照して説明する。
【0020】図1を参照すると、本発明の一実施例によ
るマイクロ波集積回路装置は、互いに縦続接続されたn
(nは2以上の整数)段のマイクロ波増幅回路素子を含
む高出力増幅器を備えている。図1に示されたマイクロ
波集積回路装置では、図4のマイクロ波集積回路装置の
場合と同様に、nは2に等しい。図1のマイクロ波集積
回路装置は、互いに縦続接続された初段のマイクロ波増
幅回路素子2及び最終段のマイクロ波増幅回路素子5を
含む高出力増幅器を備えている。図1のマイクロ波集積
回路装置は、以下の事を除けば、図4のマイクロ波集積
回路装置と同様である。
【0021】図1において、最終段のマイクロ波増幅回
路素子5は、各々がFET入力信号を増幅し、増幅され
た信号をFET出力信号として出力する4個のFET5
1〜54を有している。
【0022】図2に示すように、この最終段のマイクロ
波増幅回路素子5の4個のFET51〜54の各々は、
FET入力信号を供給されるゲート電極8と、グランド
に接続されるソース電極と、前記増幅された信号がFE
T出力信号として送出されるドレイン電極とを有する。
【0023】図3に図2の最終段のマイクロ波増幅回路
素子5のFET51〜54のゲートの構造を示す。
【0024】図2及び図3において、FET51〜54
の各々のゲートは、一つのゲート電極8と、8本の第1
のゲートフィンガー91と、8本の第2のゲートフィン
ガー92と、互いに平行でかつ互いに接続された第1及
び第2のゲートバスライン11及び12とを有する。第
1及び第2のゲートバスライン11及び12はFET5
1〜54の第1及び第2のゲートフィンガー91及び9
2の延在方向に直角に延在する。FET51〜54のゲ
ート電極8は第1のゲートバスライン11に共通に接続
されている。FET51〜54のすべての第1のゲート
フィンガー91は第1のゲートバスライン11に共通に
接続されている。FET51〜54のすべての第2のゲ
ートフィンガー12は第2のゲートバスライン12に共
通に接続されている。
【0025】FET51〜54の各々のドレイン電極に
は、FET51〜54の各々の第1及び第2のゲートフ
ィンガー11及び12の幅の総計に依存して増加したハ
イパワーのFET出力信号が送出される。
【0026】図1において、このマイクロ波集積回路装
置では、図4のマイクロ波集積回路装置の場合と同様
に、初段のマイクロ波増幅回路素子2の出力信号は、段
間整合回路4によって第1及び第2の分配された信号に
分配される。第1の分配された信号は、最終段のマイク
ロ波増幅回路素子5のFET51及び52のゲート電極
8(図2及び図3)にFET入力信号として入力され、
第2の分配された信号は、最終段のマイクロ波増幅回路
素子5のFET53及び54のゲート電極8にFET入
力信号として入力される。
【0027】図1及び図3において、FET51及び5
2のゲート電極8に入力されたFET入力信号は、FE
T51及び52の第1及び第2のゲートフィンガー91
及び92とFET53及び54の第1及び第2のゲート
フィンガー91及び92とに、第1及び第2のゲートバ
スライン11及び12を介して入力される。同様に、F
ET53及び54のゲート電極8に入力されたFET入
力信号は、FET53及び54の第1及び第2のゲート
フィンガー91及び92とFET51及び52の第1及
び第2のゲートフィンガー91及び92とに、第1及び
第2のゲートバスライン11及び12を介して入力され
る。
【0028】FET51〜54の各々は、入力されたF
ET入力信号を増幅し、増幅された信号をFET出力信
号としてFET51〜54の各々のドレイン電極に送出
する。
【0029】合成回路90は、FET51〜54のFE
T出力信号を合成する。合成回路90の出力信号は、出
力整合回路6及びDCブロック用の出力側キャパシタン
ス素子7を経て装置出力信号OUTとして出力される。
【0030】図1〜図3を参照して説明したように、本
マイクロ波集積回路装置の最終段のマイクロ波増幅回路
素子5は、互いに平行でかつ互いに接続された第1及び
第2のゲートバスライン11及び12をFET51〜5
4の第1及び第2のゲートフィンガー91及び92の延
在方向に直角に延在させ、第1及び第2のゲートバスラ
イン11及び12に第1及び第2のゲートフィンガーを
それぞれ接続したものである。この構造により、この最
終段のマイクロ波増幅回路素子5と同じゲートフィンガ
ー幅総計を有する図4の最終段のマイクロ波増幅回路素
子5´よりも、マイクロ波増幅回路素子5の横方向の広
がりを抑えることができる。
【0031】また、図1の最終段のマイクロ波増幅回路
素子5においては、素子入力信号の入力点A(又はA
´)から最も近いFET51及び52(又は53及び5
4)と、最も遠いFET54(又は51)との間でFE
T入力信号に位相差が生じるけれども、この位相差は、
この最終段のマイクロ波増幅回路素子5と同じゲートフ
ィンガー幅総計を有する図4の最終段のマイクロ波増幅
回路素子5´の場合よりも、小さくできる。これによ
り、マイクロ波増幅回路素子5の出力パワーの低下を著
しく低減することができ、多段増幅器のハイパワー化が
可能となる。
【0032】図1には、2段のマイクロ波増幅回路素子
を含む高出力増幅器について説明したが、一般にn段
(nは3以上の整数)のマイクロ波増幅回路素子を含む
高出力増幅器の最終段のマイクロ波増幅回路素子にも有
効である。また本発明は、同一基板上に構成されたモノ
リシック型の多段増幅器の構成において有効である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ハイパワーの出力を発生することができる小型のマイク
ロ波増幅回路素子を備えたマイクロ波集積回路装置を得
ることができる。
【0034】また、本発明によれば、ハイパワーの出力
を発生することができる小型のマイクロ波増幅回路素子
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるマイクロ波集積回路装
置の正面図である。
【図2】図1のマイクロ波集積回路装置の最終段のマイ
クロ波増幅回路素子の正面図である。
【図3】図2の最終段のマイクロ波増幅回路素子のFE
Tのゲートの構造を示す正面図である。
【図4】従来のマイクロ波集積回路装置の正面図であ
る。
【図5】図1及び図4のマイクロ波集積回路装置の各々
の初段のマイクロ波増幅回路素子の正面図である。
【図6】図4の最終段のマイクロ波増幅回路素子のFE
Tのゲートの構造を示す正面図である。
【符号の説明】
1 入力側キャパシタンス素子 2 初段のマイクロ波増幅回路素子 3 段間キャパシタンス素子 4 段間整合回路 5 最終段のマイクロ波増幅回路素子 5´ 最終段のマイクロ波増幅回路素子 6 出力整合回路 7 出力側キャパシタンス素子 8 ゲート電極 9 ゲートフィンガー 10 ゲートバスライン 11 第1のゲートバスライン 12 第2のゲートバスライン 51 FET 52 FET 53 FET 54 FET 90 合成回路 91 第1のゲートフィンガー 92 第2のゲートフィンガー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H03F 3/60 JICSTファイル(JOIS) 特許ファイル(PATOLIS)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに縦続接続されたn(nは2以上の
    整数)段のマイクロ波増幅回路素子を含む高出力増幅器
    を備えたマイクロ波集積回路装置において、前記n段の
    マイクロ波増幅回路素子のうちの最終段のマイクロ波増
    幅回路素子は、各々がFET入力信号を増幅し、増幅さ
    れた信号をFET出力信号として出力する複数のFET
    (電界効果トランジスタ)を有し、前記複数のFETの
    各々は、前記FET入力信号を供給されるゲート電極
    と、複数の第1のゲートフィンガーと、複数の第2のゲ
    ートフィンガーと、前記FET出力信号が送出されるド
    レイン電極とを有し、前記最終段のマイクロ波増幅回路
    素子は、互いに平行でかつ互いに接続された第1及び第
    2のゲートバスラインを更に有し、前記複数のFETの
    前記ゲート電極が前記第1のゲートバスラインに共通に
    接続され、前記複数のFETのすべての前記第1のゲー
    トフィンガーが前記第1のゲートバスラインに共通に接
    続され、前記複数のFETのすべての前記第2のゲート
    フィンガーが前記第2のゲートバスラインに共通に接続
    され、前記複数のFETの各々の前記ドレイン電極に
    は、前記複数のFETの各々の前記第1及び前記第2の
    ゲートフィンガーの幅の総計に依存して増加したハイパ
    ワーの前記FET出力信号が送出されることを特徴とす
    るマイクロ波集積回路装置。
  2. 【請求項2】 前記複数のFETの各々は、グランドに
    接続されるソース電極を更に有することを特徴とする請
    求項1に記載のマイクロ波集積回路装置。
  3. 【請求項3】 マイクロ波増幅回路素子を含む高出力増
    幅器を備えたマイクロ波集積回路装置において、前記マ
    イクロ波増幅回路素子は、各々がFET入力信号を増幅
    し、増幅された信号をFET出力信号として出力する複
    数のFET(電界効果トランジスタ)を有し、前記複数
    のFETの各々は、前記FET入力信号を供給されるゲ
    ート電極と、複数の第1のゲートフィンガーと、複数の
    第2のゲートフィンガーと、前記FET出力信号が送出
    されるドレイン電極とを有し、前記マイクロ波増幅回路
    素子は、互いに平行でかつ互いに接続された第1及び第
    2のゲートバスラインを更に有し、前記複数のFETの
    前記ゲート電極が前記第1のゲートバスラインに共通に
    接続され、前記複数のFETのすべての前記第1のゲー
    トフィンガーが前記第1のゲートバスラインに共通に接
    続され、前記複数のFETのすべての前記第2のゲート
    フィンガーが前記第2のゲートバスラインに共通に接続
    され、前記複数のFETの各々の前記ドレイン電極に
    は、前記複数のFETの各々の前記第1及び前記第2の
    ゲートフィンガーの幅の総計に依存して増加したハイパ
    ワーの前記FET出力信号が送出されることを特徴とす
    るマイクロ波集積回路装置。
  4. 【請求項4】 前記複数のFETの各々は、グランドに
    接続されるソース電極を更に有することを特徴とする請
    求項3に記載のマイクロ波集積回路装置。
  5. 【請求項5】 各々がFET入力信号を増幅し、増幅さ
    れた信号をFET出力信号として出力する複数のFET
    (電界効果トランジスタ)を有するマイクロ波増幅回路
    素子において、前記複数のFETの各々は、前記FET
    入力信号を供給されるゲート電極と、複数の第1のゲー
    トフィンガーと、複数の第2のゲートフィンガーと、前
    記FET出力信号が送出されるドレイン電極とを有し、
    前記マイクロ波増幅回路素子は、互いに平行でかつ互い
    に接続された第1及び第2のゲートバスラインを更に有
    し、前記複数のFETの前記ゲート電極が前記第1のゲ
    ートバスラインに共通に接続され、前記複数のFETの
    すべての前記第1のゲートフィンガーが前記第1のゲー
    トバスラインに共通に接続され、前記複数のFETのす
    べての前記第2のゲートフィンガーが前記第2のゲート
    バスラインに共通に接続され、前記複数のFETの各々
    の前記ドレイン電極には、前記複数のFETの各々の前
    記第1及び前記第2のゲートフィンガーの幅の総計に依
    存して増加したハイパワーの前記FET出力信号が送出
    されることを特徴とするマイクロ波増幅回路素子。
  6. 【請求項6】 前記複数のFETの各々は、グランドに
    接続されるソース電極を更に有することを特徴とする請
    求項5に記載のマイクロ波増幅回路素子。
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