JP2000183664A - 高周波用電力増幅器 - Google Patents
高周波用電力増幅器Info
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- JP2000183664A JP2000183664A JP10361448A JP36144898A JP2000183664A JP 2000183664 A JP2000183664 A JP 2000183664A JP 10361448 A JP10361448 A JP 10361448A JP 36144898 A JP36144898 A JP 36144898A JP 2000183664 A JP2000183664 A JP 2000183664A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のデュアルバンド対応の高周波用電力増
幅器は前段増幅部を含む多段電力増幅部を周波数帯ごと
に２系統必要とし、回路規模が大きくなる。 【解決手段】 入力された第１または第２の周波数帯の
高周波信号を電力増幅する、両周波数帯を含む広帯域増
幅特性を有する広帯域前段増幅部１と、その出力を第１
の周波数帯の出力と第２の周波数帯の出力とに分配する
分配部２と、第１の周波数帯の出力を電力増幅する第１
の後段増幅部３と、第２の周波数帯の出力を電力増幅す
る第２の後段増幅部４と、第１の後段増幅部３の出力と
第２の後段増幅部４の出力とを結合する結合部５とを具
備する、デュアルバンド機能を有する高周波用電力増幅
器である。回路を構成する部品点数を少なくして回路規
模を小型化するとともに低コスト化を図ることができ
る。
幅器は前段増幅部を含む多段電力増幅部を周波数帯ごと
に２系統必要とし、回路規模が大きくなる。 【解決手段】 入力された第１または第２の周波数帯の
高周波信号を電力増幅する、両周波数帯を含む広帯域増
幅特性を有する広帯域前段増幅部１と、その出力を第１
の周波数帯の出力と第２の周波数帯の出力とに分配する
分配部２と、第１の周波数帯の出力を電力増幅する第１
の後段増幅部３と、第２の周波数帯の出力を電力増幅す
る第２の後段増幅部４と、第１の後段増幅部３の出力と
第２の後段増幅部４の出力とを結合する結合部５とを具
備する、デュアルバンド機能を有する高周波用電力増幅
器である。回路を構成する部品点数を少なくして回路規
模を小型化するとともに低コスト化を図ることができ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、周波数帯の異なる
第１および第２の周波数帯の高周波信号をそれぞれ所望
の電力に増幅するデュアルバンド機能を有する高周波用
電力増幅器に関するものである。
第１および第２の周波数帯の高周波信号をそれぞれ所望
の電力に増幅するデュアルバンド機能を有する高周波用
電力増幅器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】携帯電話や無線機器を始めとする移動体
通信機器等においてマイクロ波等の高周波信号を増幅す
るための高周波電力増幅器の回路構成は、高出力信号を
得るためにゲイン（利得）を大きくする等の点から、電
力増幅用の高周波トランジスタを例えば２段用いた多段
構成の高周波用多段電力増幅器が一般的となっている。
通信機器等においてマイクロ波等の高周波信号を増幅す
るための高周波電力増幅器の回路構成は、高出力信号を
得るためにゲイン（利得）を大きくする等の点から、電
力増幅用の高周波トランジスタを例えば２段用いた多段
構成の高周波用多段電力増幅器が一般的となっている。
【０００３】そのような高周波用多段電力増幅器には、
入出力回路および多段の高周波トランジスタ間の段間回
路として所望の特性が得られるような入力整合回路・出
力整合回路および段間整合回路が構成されるとともに、
高周波トランジスタの制御電極および出力電極のそれぞ
れに直流電圧を供給するためのバイアス回路が構成され
る。
入出力回路および多段の高周波トランジスタ間の段間回
路として所望の特性が得られるような入力整合回路・出
力整合回路および段間整合回路が構成されるとともに、
高周波トランジスタの制御電極および出力電極のそれぞ
れに直流電圧を供給するためのバイアス回路が構成され
る。
【０００４】一方、異なる２つの周波数帯の高周波信号
を使用するデュアルバンド対応の携帯電話等のシステム
では、周波数帯によって最適な整合条件が異なるため、
通常は前述の高周波用多段電力増幅器を２つの周波数帯
毎に２系統用意する必要がある。図２にそのようなデュ
アルバンド対応の携帯電話等に使用される従来の高周波
用多段増幅器の代表的な回路構成の例を示す。
を使用するデュアルバンド対応の携帯電話等のシステム
では、周波数帯によって最適な整合条件が異なるため、
通常は前述の高周波用多段電力増幅器を２つの周波数帯
毎に２系統用意する必要がある。図２にそのようなデュ
アルバンド対応の携帯電話等に使用される従来の高周波
用多段増幅器の代表的な回路構成の例を示す。
【０００５】図２において、11は入力された２つの異な
る周波数帯の高周波信号を第１の周波帯、例えば900 Ｍ
Ｈｚ帯の高周波信号と、第２の周波数帯、例えば1900Ｍ
Ｈｚ帯の高周波信号とに分配する分配部である。12およ
び14は、それぞれ分配された高周波信号を周波数帯に応
じて増幅し、後段の増幅部にその出力信号を送る第１の
周波数帯に対応した第１の前段増幅部および第２の周波
数帯に対応した第２の前段増幅部であり、通常はＡ級増
幅動作させている。13および15は、それぞれ前段増幅部
12・14で増幅された高周波信号をさらに所望の出力電力
まで増幅するための第１の周波数帯に対応した第１の後
段増幅部および第２の周波数帯に対応した第２の後段増
幅部であり、それぞれの周波数帯で最適な出力電気特性
が得られるような整合条件で構成されている。16は２つ
の後段増幅部13・15より出力された各高周波信号を一つ
の出力端子にまとめるための結合部である。
る周波数帯の高周波信号を第１の周波帯、例えば900 Ｍ
Ｈｚ帯の高周波信号と、第２の周波数帯、例えば1900Ｍ
Ｈｚ帯の高周波信号とに分配する分配部である。12およ
び14は、それぞれ分配された高周波信号を周波数帯に応
じて増幅し、後段の増幅部にその出力信号を送る第１の
周波数帯に対応した第１の前段増幅部および第２の周波
数帯に対応した第２の前段増幅部であり、通常はＡ級増
幅動作させている。13および15は、それぞれ前段増幅部
12・14で増幅された高周波信号をさらに所望の出力電力
まで増幅するための第１の周波数帯に対応した第１の後
段増幅部および第２の周波数帯に対応した第２の後段増
幅部であり、それぞれの周波数帯で最適な出力電気特性
が得られるような整合条件で構成されている。16は２つ
の後段増幅部13・15より出力された各高周波信号を一つ
の出力端子にまとめるための結合部である。
【０００６】なお、このようなデュアルバンド対応の高
周波用電力増幅器では、通常は第１の前段増幅部12およ
び第１の後段増幅部13と、第２の前段増幅部14および第
２の後段増幅部15とは、それぞれ選択している周波数帯
によって動作を制御しており、これら２系統が同時に動
作していることはない。
周波用電力増幅器では、通常は第１の前段増幅部12およ
び第１の後段増幅部13と、第２の前段増幅部14および第
２の後段増幅部15とは、それぞれ選択している周波数帯
によって動作を制御しており、これら２系統が同時に動
作していることはない。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の高周波用電力増幅器においては、２つの異な
る周波数帯に対応して増幅回路を２系統用意する必要が
あるため、増幅器を構成する部品も多くなり、増幅器の
回路規模も大きくなってしまうという問題点があった。
そのため、携帯電話等に使用するための小型化の要求に
対して対応が困難であるという問題点があった。
うな従来の高周波用電力増幅器においては、２つの異な
る周波数帯に対応して増幅回路を２系統用意する必要が
あるため、増幅器を構成する部品も多くなり、増幅器の
回路規模も大きくなってしまうという問題点があった。
そのため、携帯電話等に使用するための小型化の要求に
対して対応が困難であるという問題点があった。
【０００８】本発明は上記従来技術における問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的は、回路を構成する
部品点数を少なくして回路規模を小型化するとともに低
コスト化を図ることができるデュアルバンド機能を有す
る高周波用電力増幅器を提供することにある。
みてなされたものであり、その目的は、回路を構成する
部品点数を少なくして回路規模を小型化するとともに低
コスト化を図ることができるデュアルバンド機能を有す
る高周波用電力増幅器を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明の高周波用電力増
幅器は、第１または第２の周波数帯の高周波信号が入力
される、前記第１および第２の周波数帯を含む広帯域増
幅特性を有する広帯域前段増幅部と、該広帯域前段増幅
部の出力を前記第１の周波数帯の出力と前記第２の周波
数帯の出力とに分配する分配部と、前記第１の周波数帯
の出力を電力増幅する第１の後段増幅部と、前記第２の
周波数帯の出力を電力増幅する第２の後段増幅部と、前
記第１の後段増幅部の出力と前記第２の後段増幅部の出
力とを結合する結合部とを具備し、前記第１および第２
の周波数帯に対応した電力増幅を行なうデュアルバンド
機能を有することを特徴とするものである。
幅器は、第１または第２の周波数帯の高周波信号が入力
される、前記第１および第２の周波数帯を含む広帯域増
幅特性を有する広帯域前段増幅部と、該広帯域前段増幅
部の出力を前記第１の周波数帯の出力と前記第２の周波
数帯の出力とに分配する分配部と、前記第１の周波数帯
の出力を電力増幅する第１の後段増幅部と、前記第２の
周波数帯の出力を電力増幅する第２の後段増幅部と、前
記第１の後段増幅部の出力と前記第２の後段増幅部の出
力とを結合する結合部とを具備し、前記第１および第２
の周波数帯に対応した電力増幅を行なうデュアルバンド
機能を有することを特徴とするものである。
【００１０】本発明の高周波用電力増幅器によれば、前
段増幅部を第１および第２の異なる２つの周波数帯にお
いて増幅可能な特性である広帯域増幅可能な整合条件を
有する広帯域前段増幅部とし、入力される第１または第
２の周波数帯の高周波信号をいずれもこの広帯域前段増
幅部で増幅した後、分配部により第１および第２の周波
数帯に分配してそれぞれの周波数帯に最適条件で対応さ
せた第１および第２の後段増幅部で所望の電力増幅を行
なう構成としたことから、前段増幅部を従来のように２
つ用意することなく１つの増幅部で構成することができ
る。これにより、デュアルバンド機能を有する高周波用
電力増幅器として、回路を構成する部品点数を少なくし
て回路規模を小型化するとともに、低コスト化を図るこ
とができる。
段増幅部を第１および第２の異なる２つの周波数帯にお
いて増幅可能な特性である広帯域増幅可能な整合条件を
有する広帯域前段増幅部とし、入力される第１または第
２の周波数帯の高周波信号をいずれもこの広帯域前段増
幅部で増幅した後、分配部により第１および第２の周波
数帯に分配してそれぞれの周波数帯に最適条件で対応さ
せた第１および第２の後段増幅部で所望の電力増幅を行
なう構成としたことから、前段増幅部を従来のように２
つ用意することなく１つの増幅部で構成することができ
る。これにより、デュアルバンド機能を有する高周波用
電力増幅器として、回路を構成する部品点数を少なくし
て回路規模を小型化するとともに、低コスト化を図るこ
とができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】次に、本発明を添付した図に基づ
き説明する。
き説明する。
【００１２】図１は本発明の高周波用電力増幅器の実施
の形態の一例の回路構成を示す回路図であり、図２と同
様に高周波用２段電力増幅器を例にとって示している。
の形態の一例の回路構成を示す回路図であり、図２と同
様に高周波用２段電力増幅器を例にとって示している。
【００１３】図２において、１は入力された第１および
第２の周波数帯の高周波信号を後段の増幅部への入力と
して十分な電力に増幅して出力する、それら２つの異な
る周波数帯のどちらでも増幅可能な特性、たとえば広帯
域増幅が可能な整合条件で構成されている広帯域前段増
幅部である。このような広帯域前段増幅部１は、基本的
にはＡ級増幅動作でよく、広帯域増幅でも十分特性を満
足できるもので容易に回路を構成することができる。
第２の周波数帯の高周波信号を後段の増幅部への入力と
して十分な電力に増幅して出力する、それら２つの異な
る周波数帯のどちらでも増幅可能な特性、たとえば広帯
域増幅が可能な整合条件で構成されている広帯域前段増
幅部である。このような広帯域前段増幅部１は、基本的
にはＡ級増幅動作でよく、広帯域増幅でも十分特性を満
足できるもので容易に回路を構成することができる。
【００１４】２は広帯域前段増幅部１で増幅された高周
波信号の出力を第１の周波数帯の出力と第２の周波数帯
の出力とに分配する分配部である。この分配部２は広帯
域前段増幅部１の出力をその周波数帯に応じて第１の周
波数帯の出力は第１の周波数帯に対応した後段増幅部
に、第２の周波数帯の出力は第２の周波数帯に対応した
後段増幅部にそれぞれ分配するものである。
波信号の出力を第１の周波数帯の出力と第２の周波数帯
の出力とに分配する分配部である。この分配部２は広帯
域前段増幅部１の出力をその周波数帯に応じて第１の周
波数帯の出力は第１の周波数帯に対応した後段増幅部
に、第２の周波数帯の出力は第２の周波数帯に対応した
後段増幅部にそれぞれ分配するものである。
【００１５】３および４は、それぞれ第１の周波数帯と
第２の周波数帯とに分配された高周波信号の出力をさら
に所望の電力の高周波信号まで増幅する第１の後段増幅
部および第２の後段増幅部であり、それぞれデュアルバ
ンドの異なった周波数帯である第１の周波数帯および第
２の周波数帯に対応して、それぞれの周波数帯で最適な
出力電気特性が得られるような整合条件で構成されてい
る。
第２の周波数帯とに分配された高周波信号の出力をさら
に所望の電力の高周波信号まで増幅する第１の後段増幅
部および第２の後段増幅部であり、それぞれデュアルバ
ンドの異なった周波数帯である第１の周波数帯および第
２の周波数帯に対応して、それぞれの周波数帯で最適な
出力電気特性が得られるような整合条件で構成されてい
る。
【００１６】なお、このような各後段増幅部３・４はそ
れぞれの周波数帯における出力電気特性を決める重要な
部分であり、１つの後段増幅部ではデュアルバンドのう
ち１つの周波数帯での最適な整合条件を満たすことしか
できないため、前段増幅部と同様に広帯域増幅が可能な
ものとしてデュアルバンドの２つの周波数帯の電力増幅
を１つの増幅部で行なうようにまとめることは実用的で
ない。
れぞれの周波数帯における出力電気特性を決める重要な
部分であり、１つの後段増幅部ではデュアルバンドのう
ち１つの周波数帯での最適な整合条件を満たすことしか
できないため、前段増幅部と同様に広帯域増幅が可能な
ものとしてデュアルバンドの２つの周波数帯の電力増幅
を１つの増幅部で行なうようにまとめることは実用的で
ない。
【００１７】また、デュアルバンド対応の移動体通信機
器の場合には第１および第２の周波数帯の高周波信号を
同時に処理することは原則として行なわれないため、２
系統の後段増幅部を同時に動作させる必要もない。
器の場合には第１および第２の周波数帯の高周波信号を
同時に処理することは原則として行なわれないため、２
系統の後段増幅部を同時に動作させる必要もない。
【００１８】そして、５は２つの後段増幅部３および４
より出力されたそれぞれの周波数帯の高周波信号の出力
を結合して一つの出力端子にまとめるための結合部であ
る。
より出力されたそれぞれの周波数帯の高周波信号の出力
を結合して一つの出力端子にまとめるための結合部であ
る。
【００１９】以上のような回路構成により、第１の周波
数帯の高周波信号が入力されたときには広帯域前段増幅
部１・分配部２・第１の後段増幅部３・結合部５により
高周波電力の増幅が行なわれて第１の周波数帯の高周波
出力信号を得ることができ、第２の周波数帯の高周波信
号が入力されたときには広帯域前段増幅部１・分配部２
・第２の後段増幅部４・結合部５により高周波電力の増
幅が行なわれて第２の周波数帯の高周波出力信号を得る
ことができる。
数帯の高周波信号が入力されたときには広帯域前段増幅
部１・分配部２・第１の後段増幅部３・結合部５により
高周波電力の増幅が行なわれて第１の周波数帯の高周波
出力信号を得ることができ、第２の周波数帯の高周波信
号が入力されたときには広帯域前段増幅部１・分配部２
・第２の後段増幅部４・結合部５により高周波電力の増
幅が行なわれて第２の周波数帯の高周波出力信号を得る
ことができる。
【００２０】これにより、本発明の高周波用電力増幅器
においては、前段増幅部を第１および第２の２つの異な
る周波数帯で増幅可能な特性、例えば広帯域増幅可能な
整合条件を持たせた広帯域増幅部としたことで、従来は
２系統備えていた前段増幅部を１つの増幅部で構成する
ことができる。その結果、デュアルバンド対応の高周波
用電力増幅器でありながら回路を構成する部品点数を少
なくして回路規模を小型化するとともに低コスト化を図
ることができる。
においては、前段増幅部を第１および第２の２つの異な
る周波数帯で増幅可能な特性、例えば広帯域増幅可能な
整合条件を持たせた広帯域増幅部としたことで、従来は
２系統備えていた前段増幅部を１つの増幅部で構成する
ことができる。その結果、デュアルバンド対応の高周波
用電力増幅器でありながら回路を構成する部品点数を少
なくして回路規模を小型化するとともに低コスト化を図
ることができる。
【００２１】なお、本発明は以上の実施の形態の例に限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々の変更・改良を施すことは何ら差し支えない。
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々の変更・改良を施すことは何ら差し支えない。
【００２２】例えば、広帯域前段増幅部として、第１お
よび第２の周波数帯の両方を包含する１つの増幅帯域を
有する増幅部を用いるほかに、第１および第２の周波数
帯のそれぞれに対応した２つの増幅帯域を有する増幅部
を用いてもよい。
よび第２の周波数帯の両方を包含する１つの増幅帯域を
有する増幅部を用いるほかに、第１および第２の周波数
帯のそれぞれに対応した２つの増幅帯域を有する増幅部
を用いてもよい。
【００２３】
【発明の効果】本発明の高周波用電力増幅器によれば、
前段増幅部を広帯域前段増幅部として第１および第２の
周波数帯の両方の周波数帯で増幅可能な特性、例えば広
帯域増幅可能な整合条件を持たせることで、従来は２系
統とされていた前段増幅部を１つにまとめることができ
たため、回路を構成する部品点数を削減でき、小型化を
図ることができる高周波用電力増幅器を提供することが
できた。
前段増幅部を広帯域前段増幅部として第１および第２の
周波数帯の両方の周波数帯で増幅可能な特性、例えば広
帯域増幅可能な整合条件を持たせることで、従来は２系
統とされていた前段増幅部を１つにまとめることができ
たため、回路を構成する部品点数を削減でき、小型化を
図ることができる高周波用電力増幅器を提供することが
できた。
【００２４】以上のように、本発明によれば、回路を構
成する部品点数を少なくして回路規模を小型化するとと
もに低コスト化を図ることができるデュアルバンド機能
を有する高周波用電力増幅器を提供することができた。
成する部品点数を少なくして回路規模を小型化するとと
もに低コスト化を図ることができるデュアルバンド機能
を有する高周波用電力増幅器を提供することができた。
【図１】本発明の高周波用電力増幅器の実施の形態の一
例の回路構成を示す回路図である。
例の回路構成を示す回路図である。
【図２】従来の高周波用電力増幅器の回路構成の例を示
す回路図である。
す回路図である。
１・・・・・広帯域前段増幅部 ２・・・・・分配部 ３・・・・・第１の後段増幅部 ４・・・・・第２の後段増幅部 ５・・・・・結合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 5J067 AA04 AA41 CA62 CA87 CA92 FA14 FA15 KA68 KS01 MA08 SA14 TA01 5J069 AA04 AA21 AA41 CA62 CA87 CA92 FA14 FA15 KA68 KC06 KC07 MA08 SA14 TA01 5J091 AA04 AA21 AA41 CA62 CA87 CA92 FA14 FA15 KA68 MA08 SA14 TA01 5K060 CC04 DD04 EE05 HH05 HH06 HH35 KK03 KK04
Claims (1)
- 【請求項１】 第１または第２の周波数帯の高周波信号
が入力される、前記第１および第２の周波数帯を含む広
帯域増幅特性を有する広帯域前段増幅部と、該広帯域前
段増幅部の出力を前記第１の周波数帯の出力と前記第２
の周波数帯の出力とに分配する分配部と、前記第１の周
波数帯の出力を電力増幅する第１の後段増幅部と、前記
第２の周波数帯の出力を電力増幅する第２の後段増幅部
と、前記第１の後段増幅部の出力と前記第２の後段増幅
部の出力とを結合する結合部とを具備し、前記第１およ
び第２の周波数帯に対応した電力増幅を行なうデュアル
バンド機能を有することを特徴とする高周波用電力増幅
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10361448A JP2000183664A (ja) | 1998-12-18 | 1998-12-18 | 高周波用電力増幅器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10361448A JP2000183664A (ja) | 1998-12-18 | 1998-12-18 | 高周波用電力増幅器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000183664A true JP2000183664A (ja) | 2000-06-30 |
Family
ID=18473630
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10361448A Pending JP2000183664A (ja) | 1998-12-18 | 1998-12-18 | 高周波用電力増幅器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000183664A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6853243B2 (en) | 2001-09-11 | 2005-02-08 | Renesas Technology Corporation | Wireless communication frequency signal amplification apparatus and transmitting and receiving apparatus |
| JP2009063364A (ja) * | 2007-09-05 | 2009-03-26 | Anritsu Corp | ガス検知装置 |
| WO2009046228A1 (en) * | 2007-10-02 | 2009-04-09 | Intelligent Wireless Products, Inc. | Multiplexed multi-band signal amplification |
| JP2013512634A (ja) * | 2009-12-03 | 2013-04-11 | エプコス アクチエンゲゼルシャフト | 電力増幅回路及びフロントエンド回路 |
| WO2017057568A1 (ja) * | 2015-10-02 | 2017-04-06 | 株式会社村田製作所 | 電力増幅モジュール、フロントエンド回路および通信装置 |
| WO2017057567A1 (ja) * | 2015-10-02 | 2017-04-06 | 株式会社村田製作所 | 電力増幅モジュール、フロントエンド回路および通信装置 |
| JP2017513319A (ja) * | 2014-03-14 | 2017-05-25 | クゥアルコム・インコーポレイテッドＱｕａｌｃｏｍｍ Ｉｎｃｏｒｐｏｒａｔｅｄ | 単入力多出力電力増幅器 |
-
1998
- 1998-12-18 JP JP10361448A patent/JP2000183664A/ja active Pending
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